2025-07-04 14:15

#55 最終回 おばあちゃんに偏見を蹴っ飛ばされた-アンコンシャスバイヤス

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55回 だれせめ相談室 最終回です
前半はテーマで少しお話をして
後半に最終回のご挨拶。

あるギタリストさんのスレッドのエピソードをご紹介して、ここから「アンコンシャス・バイヤス」(無意識の偏見)についてお話しています。

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【ご挨拶】2024 2 から続けてきた、だれせめ相談室

リスナーの皆さま、コメント、ご相談よせてくださった皆様に感謝です 
過去 55エピソードはすべてお聴きいただけます。 視聴のリンクは「だれせめ相談室」のサイトから ⁠https://dareseme.soulfulpartners.com


「だれせめマインド」は持っていると良い事が訪れる 心のお守りとして是非もっていてください

また お会いしましょう 
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企画: ソウルフルパートナーズ

Music: CREEVO開発チーム ⁠https://creevo-music.com⁠ , vocal「Sinsy」

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⁠⁠⁠#だれせめ #だれせめ相談室  #アンコンシャス・バイヤス #無意識の偏見

サマリー

今回は ギタリストのペイジさんが勤務している高齢者施設でのコンサートのエピソードから、【アンコンシャス・バイアス 無意識の偏見】について話をしています。 そして当番組 だれせめ相談室から最終回のお知らせをしています。

とある高齢者施設に勤務しているペイジさんのエピソード
みなさんこんにちは。だれせめ相談室のお時間です。 だれせめ相談室室長で臨床心理師のゆーこさんです。
こんにちは。アシスタントで、キャリアコンサルタントのぼーちゃんです。 この番組は、ゆーこさんとぼーちゃん2人が、誰も責めないコミュニケーション
だれせめを使って、お悩み・お困りごとの解決のヒントや、元気になるメッセージをお届けしていきます。
みなさんこんにちは。 今日は、私ぼーちゃんが一人だれせめでお送りします。
そして前回お知らせしたように、だれせめ相談室、本日最終回です。 前半にいつものようにテーマで少しお話をしてから、後半にご挨拶をさせていただきます。
そして今日のテーマは、 おばあちゃんに偏見を蹴っ飛ばされた
アンコンシュアスバイアスです。 何のこっちゃですよね。まずエピソードをご紹介します。
こちらスレッドでご自身の体験をお話ししていた方がいらっしゃって、その方のエピソードをご紹介します。
こちらご本人の名前。 ペイジさんとさせてください。
ペイジさん、ある高齢者施設で働いていらっしゃいます。 またミュージシャンでもあって、
ギタリストさんでもいらっしゃいます。 ある日この施設のミニコンサートを開催したそうです。
メンバーはギタリストのペイジさんとキーボーディスト、 それから管楽器の方の3人編成でした。
演目は昭和歌謡や唱歌という鉄板なプログラムですよね。 このペイジさんとお二人、一生懸命演奏しても利用者の反応が
なかったそうです。 安心としていたんですよね。
このペイジさん、当日はエレキギターだったそうなんですが、 あまりの薄すぎな反応に絶望して演奏の合間に
持ち歌を 演奏したそうです。
それがレッドゼッペリンのコミュニケーションブレイクダウン だったそうです。
コミュニケーションブレイクダウンって結構渋いんですけども、 本当はここでこの曲を流したいところなんですが、著作権の関係で音楽を
よく鳴らすことができないんですよね。 ですので私がちょっと歌います。一節だけ。
コミュニケーションブレイクダウン It's always the same
Having a nervous breakdown I drum in the same
っていうノリノリなナンバーなんですけれども、 赤ベラで歌うのはちょっとダサいですけどね。
そうしましたらなんと 101歳のおばあちゃんが
わーって拳を 振り上げたそうです。
このページさんびっくりして、 あれ?
おばあちゃんがロックしてると思ったそうです。 次にじゃあということで、今度はT-LEXの20センチュリーボーイを書き鳴らしたそうですね。
今度はこれも流したいところなんですけれども、よくコマーシャルとかでね 聞いたことある曲じゃないかなと思うんですけど、これを書き鳴らしたところ
なんと97歳のおばあちゃんが わーって立ち上がったそうです。
このページさん、ロックンロールは 100歳近辺のおじいちゃんおばあちゃんの心に刺さるわけで、
もう昭和歌謡ではない、これからはロックだって思ったそうです。 これね、思わず笑ってしまうようなエピソードなんですけども
まさかの反応にギタリストのページさんも、そして他のメンバーもきっと驚いたんじゃないかなと思います。 私もお年寄りは昭和歌謡が好きだろう
ロックなんて聞かないだろうと思ってました。 多くの高齢者の方が昭和歌謡を楽しまれているのは事実ですけどね
ページさんもそう思って演奏されていたわけです。 でも全ての方々がそうとは限らない。
考えてみれば、ミック・ジャガーもジミー・ペイジももう80歳。 80歳の方が青春青年期を過ごしたのがロックの流行った70年代だとすると、リアルタイムにレッドツェッペリンをおばあちゃんたちは若い頃に聴いていたのかもしれませんね。
このエピソード、私たちがいかに無意識のうちに相手を肩にはめてみてしまっているかを教えてくれます。
まさに今日のテーマ、アンコンシャスバイアスの一つの例とも言えるでしょう。 それでは改めてこのアンコンシャスバイアスについて調べてみました。
アンコンシャス・バイアス 無意識の偏見 とは
いろいろな定義書かれているんですけど、こちら国用の働き方用語辞典から引用してみました。
アンコンシャスバイアスとは、過去の経験や見聞きしたことが元となり、無意識のうちにあらゆるものを自分なりに思い込んだり、決めつけたり、歪んで解釈することです。
無意識の思い込み、無意識の偏見とも表現されます。 と書かれています。
私たちが自分でも気づかないうちに持っているものの見方や判断における偏りや思い込みのことですよね。
差別しようという意図がなくても、過去の経験や文化、教育、メディアなどから無意識のうちに形成された固定観念やステレオタイプに基づいて、人や物事を判断してしまう癖を指します。
よくあることとか気にすることないと、割と見過ごされがちですけれども、場合によっては無意識に相手や自分を傷つけてしまったり、対人関係の問題となってしまうこともあるんじゃないかなと思います。
ここ最近では多くの企業で対策に向けた取り組みが進められています。
このアンコンシャスバイアス、無意識の偏見ですが、でもかといってこれは決して悪いことでもないんですよね。
もともと人類が生存するために太古の昔から身につけてきた脳の機能の一つ、脳はものすごい情報を瞬時に処理をしなくてはいけないですよね、朝起きてから夜寝るまで、ということはなるべく情報処理を省エネしたいわけです。
そうじゃないと疲れちゃいますからね。膨大な情報に対応するために、過去の経験則や情報を使って判断をこだしているわけです。
これがアンコンシャスバイアス、無意識の偏見として現れるんですよね。
このバイアスと言われる偏見の種類は本当にたくさんあります。
なんか200以上あるそうなんですね。
具体例としてわかりやすいものとしては、男性は理論的な考えが得意とか、女性は家事に向いているといった性別に関するバイアス、この大学出身の人は優秀だろうといった学歴に関するバイアスなんか、日常的にあるわけです。
このようにアンコンシャスバイアス、無意識の偏見は、私たちが日々の生活を円滑に送る上で脳が自動的に行っている情報処理の一つです。
でもこの無意識の偏見が、意図せず差別や不公平な判断につながってしまうことがあります。
ご紹介したエピソードでは、私たちは無意識のうちに、高齢者が好きなのは昭和歌謡だろう、高齢者はロックを聴かないだろうというバイアスをかけてしまっていたわけです。
ではこのアンコンシャスバイアス、無意識の偏見と、私たちはどう向き合っていけばよいでしょうか。
誰もが持っている無意識の偏見、アンコンシャスバイアス、これは脳の機能の大切な一部ですから、もちろんゼロにすることはできませんし、逆にゼロにしたらまずいですよね。脳が疲れ切っちゃいます。
ただそれに気がつくことはできるんじゃないでしょうか。
例えば自分の持っている無意識の偏見、アンコンシャスバイアスを疑ってみるというのはどうでしょう。
例えば新しい人と出会った時、この人はきっとこういうタイプだろうと過去の経験から自動的にカテゴライズしてしまうことってあるんじゃないかと思うんですよね。
そんな時一旦立ち止まって、本当にそうかな、この人の個性ってどこにあるんだろうと意識して探してみるとか。
また職場でこれは若い人の方が向いてるんじゃないこのプロジェクトとかね、いやベテランの経験が必要だとか、年齢で役割決めてしまいそうなことを、
でも待ってみて、それぞれの強みを生かせるようなもっと多様な視点から考えてみようという考えを入れてみるということはどうでしょうか。
これ誰攻めでお話ししている誰攻めマインドにも通じるんですけれども、
例えば45回でご紹介した、楽しみややりがいを見つけることができますか、もう年だから遅いですかとご相談者さんが、もう年だからというある意味無意識の偏見でアンコンシャスバイアスで自身で可能性を狭めてしまっていました。
私たちの回答は、ゆるいとご自身の周りを見回して楽しんでいる同年代もしくは先輩の方を見つけてくださいとアドバイスさせていただきました。
だれせめでも同じように日々の小さな瞬間に自分のそうであらねばならないという考えに気がつく、そこに意識を向けてそのねばならないを疑ってみるということの大切さをお伝えしてきました。
自分の無意識の偏見、アンコンシャスバイアスに気がつき、それを疑ってみる、それがいろいろな考え方や価値観があることに気がつくきっかけになります。
そうなれば無意識に相手や自分を責めたりすることは少なくなると思うのです。
ご自身の周りの方とのコミュニケーションももっと豊かになっていくんじゃないでしょうかね。
先ほどのペイジさんの施設では、もしかしたらこれから演奏する曲がレッドチェッペリンやディープパプルになっていくと、まあそれもまた面白いですよね。
だれせめ相談室から最終回のご挨拶
はいここからはだれせめ相談室最終回のご挨拶です。
先日50回の時にこれからライブで相談をやりたいとかグッズ販売やりたいなんて話をしていたばかりだったんですが、突然の最終回となってしまいました。
実は一緒にお送りしていたゆう子さんが次のステージに進みたいということで新たな旅に出ていきました。
坊ちゃん私一人ですと今までの誰攻めにはならないなということでここで一旦終了することになりました。
またスタイルを変えてパート2としてお送りできればいいなと考えております。
こちらの更新はもうないのですが、過去55回分のエピソードはアーカイブですべてお聞きいただけます。
誰攻めをテーマにアニメからキャリコン試験までいろんなジャンルを扱っていきました。
お好きなところをお聞きいただければ幸いです。
最後にこれまで聞いていただいたリスナーの皆様、チャンネル登録フォローしていただいた皆様本当にありがとうございます。
そしてコメントやご相談を寄せていただいた皆様本当に感謝です。
2024年2月から続けてきただれせめ相談室、誰も責めないコミュニケーション。
聞いたら少し気持ちが楽になった。 だれせめマインドで大丈夫自分と思えたなどと感じてもらえると嬉しいな。
そんな思いを込めて制作配信してまいりました。 だれせめマインドは持っていると良いことが訪れる。
心のお守りとしてぜひ持っててくださいね。 またどこかでお会いしましょう。お元気で。
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