今日の相談はこちらになります。清掃大工業の会社を経営しています。
もともとは家族経営でしたが、私の代になってから法人化し、少しずつではありますが社員も増やしてきました。
業務委託の社員もいますが、若手社員は正社員として雇っています。
男性だけでなく、昨年の新卒で女性を雇いました。
環境が厳しい現場でもありますが、念を挙げることなく体力面でのハンデを克服する仕事をしてくれていました。
将来的には幹部候補にしたいと思っていました。
先日、突然彼女から妊娠したという報告を受けました。
できることならば、そのまま働き続けてもらいたいですが、現場以外で実施する業務はありません。
でも、現場の業務に引き続き従事してもらうのは、さすがに無理だと思います。
彼女自身は大丈夫と言っても、国書の中で冷房が効いていない場所での業務もありますし、深夜の業務もありますので、
大臣を保護するためにも業務につかせるわけにはいかないと思います。どうしたら良いですかと。
これはなかなか難しい相談ですね。
はい、ご相談ありがとうございます。
ありがとうございます。そうなんですよ。難しい。確かに。難しいご相談なんですね。
業務がないってなっちゃうとね。どうしたらいいのって話ですよね。
そうなんです。本当に。
ほー。
ちょっとねー。本当にそうなんですよ。
なるほど。
明確な回答が出せません、すいませんという話になってしまうんですけど、やっぱり。
採用の時点でそういうところまで想定する必要もあるってことですね。
そうですね。でもね、確かにね、それはありますね。おっしゃる通りですね。
現実すぐの対応ということじゃなくて、今後だったりとか、今後そういうことを考え、少しは視野に入れてくださいねというのはありますね。
やっぱり、なんていうんですかね、この会社さんは清掃代行とかですけどね、いろんないわゆる現場での、現場でのというかもっと分かりやすい話をすると、
割と外で業務をなさったりとか、あるいは職人さんとかね、大工さんだったりとか、いろいろとそういうことに従事する方。
女性の活躍の範囲って増えていらっしゃると思うんですよね。
だからそれは非常にいいことではありますけれども、
でも確かに、じゃあそういう方がね、まさに妊娠したという場合にどうするんですかっていうのは、そうなんですよ。
ちょっと考えておかないといけないし、会社としては長期的に言うと、そういう女性とかを雇われたとするならば、
ご妊娠なさって子供さん生まれるまでのとか産休に入るまでの、どう業務をしてもらうのかっていうのは、
それなりの業務を用意しとくっていうのはおかしな言い方になりますけれども、それでもやっていただけるような業務ができたらベストですよね、そういう意味で。
それができれば一番いいですし、今後採用していこうとか、採用を引き続いていこうという会社さんはそこまで考えていただいて、
いろんなことを考えていかれるということが大事になるんじゃないかなと思いますよね。
そうなんですよ。すぐの解決にはならない。ご案内のとおり、この佐藤さんもおっしゃってるように、
労働基準法でももちろん妊娠を理由として社員さんに不利益な取り扱いをするってことは法律違反になりますので。
だから、妊娠しました、やめさせましたっていうことは基本的には認められないだろうなという話になります。
あとは、妊娠してる女性で母体を保護するために様々な制限は法律で決まっていて、
その社員さんが請求した場合ですけどね、その場合にはまさにご相談のテーマである、
他の経緯な業務に転換させないといけませんよというような条文もありますし、
あとは残業関係に関しては透かしちゃいけませんよというふうには規定があります。
普通の残業もそうです。深夜業務を透かしちゃいけませんよということもあるし、
休日労働もさせちゃいけませんと。それは社員さんが要望したらですけどね。
要望したらなんだ。
はい、要望したらです。
要望されなかったら、やらなくても。
やらなくてもいいというか、働かせてもいいですよという話ですよね。
もちろん健康に配慮しないといけませんけど。
でもこの会社さんは別ですけどね、あまり母体に負荷がかからない。
どこまでが負荷っていう。でもね、いわゆる室内で事務的な業務だったりとか、
何かあった時は少しお休みもしながらでも働けるような環境下でのお仕事っていうのもあったりするじゃないですか。
いわゆる室内である事務的な業務だったりとか、お客様対応だったりとかっていうのがあると思うので、
そういうところに関してはやっぱり別にご本人が嫌ですと言わない限りは、
禁止ではないですけどね。
もちろんそれは会社さんの配慮で、そういう業務を見透かせないというのは全然OKなことなので、とは思いますけどね。
やっぱりこの会社さんのようにお仕事自体がまさに過酷な環境下で、
働かないといけない業務もある場合にはどうしたらいいのというのもありますしね。
お掃除ですからね。
もちろんなかなかないんでしょうけどね。
冷房が効いてる中でお掃除をしていただくという現場はあるのかもしれない。
でもそれでもやっぱり心配は心配ですよね。
ある程度力仕事になっちゃうでしょうしね。
その辺のところはありますので。
現実的に言うと非常にすみません。
機嫌の悪い回答になってしまっておりますけれども。
やめさせることはもちろんできないし、不利益の扱いも。
そういう法律の話じゃなくて、実際にこの方とかね、
無事に出産を終えてもらうためにどうしたらいいのという話になってくるわけなので、
本当にそこはしっかりとご本人とお話し合ってもらうということが必要なんじゃないかなと思います。
もちろんやられるってことは思いますけどね。
どうしていかれるのかなっていうことを考えてやられるっていうことじゃないかなと思います。
ご相談部によると、妊娠してらっしゃる方は自身は働けますと言ってるような感じですもんね。
そうでしょうね。いろんなご理由もあったと思いますけど。
どの程度可能なのかみたいなことをしっかり話し合いながら見定めていくということですかね。
本当にどういう業務なのかということにもよりますからね。
それに関してはというのはあると思いますので。
そこがちょっと見えないし、見えたとして、社長さん自身は見えてると思うので、
もう少し負担の多い業務だけじゃないとは思いますので、
あまり負担がかからない業務の方に集中をしてやってもらうというのがどこまであるのか、
みたいなことはあると思いますしね。
あとは、そうなってしまった場合に、多少時間的にフル働けなくなりますよみたいなことはあり得るかもしれないので、
それはご本人とご相談をしていただいて、その分ね、今まで8時間フルで働いていたんだけれども、
この期間少し。ご本人の了解のもとですけどね、もちろん。
それを一方的にやるのはダメですけど、こういう事情があるんだったら、
少し短い時間でも短時間で働いていいよみたいなところで変えていくというのはありかなとは思います。
あとは本当にプラスアルファの今までやってない業務とかを少し実施をするみたいなことができればいいんですけどね。
なかなかそれはありますよね。
いいタイミングなので、新しい業務、何か開発していくのは。
そうですね。それができれば一番いいと思いますしね。
何かしらでもあるでしょうからね。
本当に作業をしていただくということだけで考えてしまうと、なかなかね。
作業をするということで、その代価として報酬を得る。
その企業の価値として作業をするということの代価として報酬を得てるというとこだけで、
その作業ということだけに着目してしまうと、なかなか難しくなると思うんですけど。
でも例えば、そのやり方をもっと合理化するようなことを考えていただいたりとか。
そういう、実際に自分が作業に入るということではなくて、
そのやり方をより改善していくことを考えていただいたりとか。
それを実際にいろんな形で手を打ってみたりとか。
やられてると思いますけど、こういう機会を使ったらどうでしょうかとか。
現場で働いていらっしゃった方だからこそわかる、いろんな視点があると思うので。
そういう意見をいただいて、それはやったほうがいいのはわかってるけど、
それをやるにもやっぱり時間がかかるので、なかなか具体的な改善のアクションが起こせないみたいな。
お話での一方で聞くこともあるので。
そうしたらそういう業務改善とか、新しいやり方。
というわけで、今週も最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
概要欄に岡本先生のLINE公式アカウントのリンクがありますので、
今日ご相談いただいた方、実際こんなふうに対応してみましたよという報告も嬉しいですし、
リスナーの皆さまからの相談や質問やご意見など何でもいいですので、
メッセージを送っていただけると非常に励みになります。
ぜひともよろしくお願いいたします。
では番組の最後にロームの豆知識のコーナーです。
今日は何をお伝えいただけますでしょうか。
最近豆知識というか、皆さんに知っていただきたいニュースとかの発信になってしまっているんですけれども、
実はこの前もそういう情報を見ていたら、
遺族年金というのが今あるんですけどね、
年金の話をしていくと時間が経ってしまうので、
地球の要件っていうのが、やっぱり男性と女性で少し差があったりとかっていうのがあったりとかして、
差があるというのは、一つ問題として取り上げられていたのは、
やっぱり今の年金制度というのが組み立てられたのが、
昭和30年代とかぐらいの家族のイメージだったので、
逆に言うと遺族先輩の世界だと、
語弊がある言い方かもしれない。
わかりやすく言うと、奥様が亡くなられてしまったときの男性が受ける年金っていうのは、
ちょっと差があったりとかして、
今言っちゃってるんですよ、そういう意味だと。
男性が働く主体であって、その男性が亡くなってしまったときに、
女性である配偶者の方が困らないように年金を請求しましょうという前提で組み立てられていたものですので、
そういう形態じゃない家族とか男女の姿っていうのがある中での対応ができなくなっていた分があるので、
それが少し改善していきましょうという提言がなされてということがありましたので、
年金の分野でもそこはうまくより改善が進んでいくんじゃないかなということで、
世の中は動いてるんだなという。
動いてますね。
こういう分野ってなかなか進まないイメージがありますけど、
ちょっとずつ動いているということで。
ちょっとずつ動いていっているということみたいでございますので。
過ごしやすい社会になるといいですね、もっとね。
本当ですね。
ありがとうございます。
というわけで、今日も最後までお聞きいただきましたけれども、
岡本先生が開催している人手不足を考える会というイベントがございます。
こちらオンラインで開催されていて、2ヶ月に一度開催しているんですが、
今月はまだ間に合う方もいるかな。
9月19日20時からオンライン。
明日ですね。
明日です。
人手不足を考える会開催しておりますので、もし来られる方いらっしゃいましたらですね、
フルってご参加いただきたいなと思っておりますので、
岡本先生のLINEの方に登録いただいて参加したいですとお申し出いただけましたら、
参加用のリンクを送るさせていただきますので、
本当に人手不足をみんなで考えようみたいな会になってますので、
気楽にご参加いただいて大丈夫です。
緊張せずに。
気楽に、さっきも申しましたように、
やはり人手不足って対応を考えていらっしゃらない方はいないと思うんですけど、
自分で考えているだけだとどうしても行き詰まってしまうという部分があると思うので、
それを全然違う視点を持った方と合流をすることで、
何かきっかけをつかんでもらいたいなという趣旨でやっている会でございますので。
ぜひつかんでください。ご参加いただいてお待ちしております。
9月の会に間に合わない方は、次の開催が11月になりますので、
2ヶ月後に開催してますので、ぜひご参加いただきたいなと思ってます。
岡本先生のLINEの方からご案内が飛んでおりますので、
ぜひご登録をお願いいたします。
というわけで、社会保険労務省下本正之の
もうダメだと思う前に聞いてほしい
人にダメの社長のダメのポッドキャスト略してダメっぽ
この辺で締めさせていただきます。
岡本先生ありがとうございました。また来週。
ありがとうございました。
今週も最後までお聞きいただきありがとうございました。
番組概要欄にある三茶社会保険労務士事務所のLINE公式アカウントから、
番組への相談や感想、扱ってほしいテーマなどをお送りください。
些細なことでもお気軽にご連絡くださいませ。
それではまたお耳にかかりましょう。ご機嫌よう。さようなら。
この番組は、プロデュース・ライフブルーム.ファン
ナレーション・伊豆野あずさ
提供・三茶社会保険労務士事務所がお送りいたしました。