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おはようございます。Kabeyuchi先生、かなやなおこです。
本題に入る前にお知らせです。
ただいまですね、8月の23日金曜日夜9時からですね、
古典と年金のセミナー、タイトルはですね、
真夏の夜の知的夜会、古典と年金の月見酒ということで、
なんかお酒をしっぽり飲むみたいな雰囲気ですよ。
雰囲気で、古典と年金について楽しく遊ぶように学べたらいいなという
セミナーをお申し込み募集しておりますので、
ぜひぜひお申し込みいただけると本当に嬉しいです。
めちゃくちゃ嬉しいです。よろしくお願いします。
一応締め切りは、7月の28日の23時59分までとなっておりますので、
ぜひこの機会にお申し込みいただけるととっても嬉しいです。
はい、ということで本題に入っていきたいと思います。
はい、最近話題になっている遺族厚生年金。
これの検討案というのが最近出されていて、
結構Xでもワイワイしているなという印象があります。
この遺族厚生年金ってまず何かと言いますと、
簡単に言うと、厚生年金に入っている会社員などが亡くなった時に、
その家族、主に配偶者の方などがもらえる年金のことを
遺族厚生年金と言います。
でもね、実はこの年金って結構今の状態って不公平なんですよね。
どういった不公平かというと、男女格差ですよね。
例えばなんですけれども、子供がいない夫婦っていらっしゃると思うんです。
子供がいない夫婦の場合、例えば旦那さんがお亡くなりになりました。
その奥様が30歳未満の方の場合だったらですね、
年金は5年間しかもらえないです。
30歳以上であれば、別に5年間って縛りはないですよ。
30歳未満の奥様の場合は、5年間しかもらえないという規定がまず1つあります。
2つ目の規定としては、例えば当働きの夫婦でした。
お子さんはいません。
例えば旦那さんが50歳の時に奥様が亡くなりました。
その奥様の遺族年金を旦那さんはもらえるかといったらもらえないんですね。
なぜかというと、55歳未満の旦那さんはもらえないという規定があるからです。
もらえるのはあくまでも、奥様が亡くなった時点で旦那さんが55歳以上であった場合。
この場合しかもらえないんです。
これ結構ひどくないですか。
実際ね、遺族厚生年金じゃないんですけれども、
これで栽培になった例ってあるんですよね。不公平ちゃうかって。
でもそれは不公平ではないですっていうことに判決でなったことが一とあるんですよね。
なんでこういうふうに男性は、例えば奥様が亡くなったら男性に年齢制限があるのかとか、
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そういった規定があるのかっていうことなんですけれども、
これってね、男性が稼げる。
稼げるというのかな。
男性は生活維持能力があるっていうふうに法律では認められているけれども、
女性にはそういう能力がないですよっていうふうに考え方が元になっているから、
こういう男女の格差、
その厚生年金に入っている会社員が亡くなった時の年齢が男女によって違いがあるっていうのがあるんですよね。
ただ今の時代に正直そぐわないなぁと思ってます。
だから私としてはね、男性55歳以上からもらえるっていうのを撤廃して、
男性も年齢制限なくもらえたらいいのかなっていうふうに私は思っていたんですが、
そこで今回新しい案が出てきたんですね。
この男女格差をどうにかするということでね。
その案というのが、子供がいない夫婦で配偶者が亡くなった時に、
60歳未満だったら男女関係なく一律5年間支給っていう案なんですよね。
一見平等になって嘘に見えますよね。
あ、平等になったやん、男女格差なく。
でもほんまこれって平等なんですかね。
だって実はね、男女の格差ってね、結構いろいろまだまだ大きいんですよね。
例えば、女性の賃金ありますよね。
正社員の場合なんですけれども、男性の約78%しかありません。
とね、統計に出てるんですけれども。
だからそもそも女性の正社員で働いている女性の賃金は、男性の約78%というのが統計で出ていて、
で、2つ目としては家事や育児って、まだまだ女性が主にやっていることが多いですよね。
それで3つ目は、正社員じゃない既婚女性ってたくさんいるんですよね。
細かい数字は省きますけれども、私も非正規雇用です。
フルタイムじゃないですしね、パートタイムで働いている方って、既婚女性の30%以上働いています。
正社員でそもそも78%の格差があるんやったら、パートなんてどんどん格差ありまくりでしょう。
こんな状況でいきなり年金だけ男女一律にしちゃって大丈夫なのかなって私は思います。
確かに男性にとったら55歳未満であっても、5年間支給してもらえるというので、良くなっている部分もあると思うんです。
でも女性にとったら、例えば大黒柱の旦那さんが亡くなりました。
パートの主婦とするじゃないですか、パートの主婦で。
それでそのパートの主婦で、次は自分が大黒柱としてやっていかなあかん。
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家事も自分でやっていかなあかんっていう中でね。
例えば、お子様の5年齢が45歳とか50歳だったら、そこから正社員って結構ね、人生ハードモードだなっていう印象が私に浮かびましたね。
だからね、もちろん男女平等、男女と違いをつけるっていうのをなくしていくっていうのは大事なことだと思うんですよ。
大事なことだと思うんですけど、それをやる前にまず他の面での男女格差を縮めること、少しでも格差をなくすことが私は大事なんじゃないかなと思います。
例えば給与の差を小さくしたりとか、家事とか育児の負担を男女関係なくできるだけ公平にしていくような。
まずそこからだと思うんですよね。
私はこう思うんですけども、皆さんこの話聞いてどう思われますかね。
本当にこの男女一律60歳未満、配偶者がなくなれば一律5年間支給、これは遺族後生年金だけの話ですからね。
遺族後生年金、本当にこれって公平なんかなあ。
それともやっぱり私みたいにちょっと時期早ない。
どう思われましたか。
こういう話ってね、やっぱり私たちの将来に関わる本当に大切なことだと思います。
だからみんなで考えて意見を出し合っていけたらいいなって思っております。
今日はね、ちょっと遺族後生年金っていうちょっと堅苦しい話になってしまったんですけども、皆さんの周りでもぜひお話ししてみてくださいね。
それでは最後までお聞きくださりありがとうございます。
本日もご機嫌な一日となりますように、金谷菜穂子でした。
いってらっしゃい。