聞きますね。練習の壁がなくなる問題。どういうことなんですか?
本当に練習の壁、岸田総理が最近よくお話しなさってますよね。
わかりやすく申し上げるつもりでわかりやすくなるかわからないですけど。
期待してますよ。
結局、税金ですよね。それはご本人が払う所得税ということもあり、
このご質問にもあったように、ご家族で考えた場合に、旦那様も含めて、
そのご家族で払う税金というふうに考えた場合と、
例えば、社会保険料ですね。健康保険と年金の保険料の負担というふうに考えた場合に、
練習の壁と言われているのは、その税金とか社会保険料で考えたら、
例えばある今までは一定の基準を働いていました。
じゃあちょっと頑張って、あともう少し何時間分かだけ働こうよって思って、
当然その分は、おわかりやすく言うと時給換算で考えたら、
その分の働いた分のお給料をもらえることになるわけですけど、
でもそれが1年間とかで考えた場合に、その税金だったりとか社会保険料とか考えてみると、
結局控除されてしまう金額が、その働いた分の金額とのバランスが微妙になって、
場合によっては見た目には控除額の方が大きくなってしまって、
だからせっかく働いたのに、なんと税金と社会保険料で取られちゃって、
手取りの収入は変わってないよみたいな。
なるほど。そういうことになってしまう。
なってしまう。それが何段階かあるっていうことですよね。
なるほどね。
それが練習の壁というふうに言われてるんですけど、分かりやすかったですかね。
なんかでも分かりましたよ。
働きそうになっちゃうんじゃないのっていう。
だから働くのを抑えて扶養に入っていたいという需要がある。
これ働いたってどうせ手取りで増えないんだったら同じじゃんみたいな。
なんで何時間もプラスで働かないといけないのみたいな話になっちゃってるんですから。
そりゃそうだ。そういうのは働きたくないですもんね。
そうですね。っていうのがあるんですね。
変な制度。
そうなんだ。一方で立場を申し上げさせて、特に社会保険料とかは、
見た目はその場でなくなっていますけど、色々と社会のために使われていることにもなるわけですし、
将来の自分の年金だったりとか、前期制度にも一部、もちろんその保険料は充当されているわけですから。
だから全くプラスがないということではないんですけど、ただそれは目に見えにくいですよね。
確かに。
当然まだまだ暑いですけど、この暑い中、プラスで働いたんだけど手取り代わらないよっていうのはやっぱりちょっとね、
そうですね。
感情的に言うと非常に分かる分もあるんで、だからちょっと変な制度というのは確かにあって、
そこは今後どうなっていくか分かりませんけれども、変えていこうというふうに今お国の方でも考えていらっしゃるというようなところだと思いますね。
なるほどね。これはどうなんですか。なくなっていきそうなんですか。
そうですね。おそらく今のままでは当然なくなっていくと思いますし、だからまさにこの方もあるように、本当にそうなんです。
これから冬にかけて、12月にかけてというのは、確定申告なさる方とか分かるかもしれませんし、
サラリーマンの方、正成されたりとかすると。だから1年間の中のことで考えるので、まさにこれからこの1年間、今例は5年ですね。
いくら稼いだのみたいなところで、ちょっと前半働きましたとか。あるいはこの方にも書いてあるように最低賃金が上がってますから、
当然その人もだって時給も上げている会社さんが多いですから、そうすると去年と同じだけ働いたとしても、壁が何段階かあるわけですけど、その勘弁に到達するところっていうのは早くなっていることになるので、
だからもうここから先はちょっと働かない方がいいですみたいなご判断をする方は多くなって、本当にこの社長さんのように何かご苦労してる方が多い。
この頃12月とかほとんど働いてませんみたいな。
めちゃめちゃ困りますね会社からしたら。
そうなんです困るんです。でも無限に言えない。現時点その今年で言ったら無限に働けとも言えないしという話になってしまうので、そこはもっと早めに変わっていってもらった方がいいかなと思いますけど、
そういう意味でいろいろと変わっていくんじゃないかなと思いますけどね。
何段階ってのはどれくらい段階があるんですか。
いくつかあるんですよ。まずはそのご自分で働いた場合のそれにその税金がかかる、いわゆる所得税がかかる段階というのは一番最初の段階で、
ちょっとその辺はアレなんですけど、それがあり、そこからどんどんかかっていくんですね。それまでは確かいろんなことの合算の全法のアレなんで言葉がスパッと行きませんけど、
稼いだとしても基本的に所得税とかかからないという段階があって、その段階が確か今106万だったと思いますけど、そこからどんどんもちろんかかっていくというのがあり、
一番私的には130万円の壁というのがあって、
130万円以上稼ぐ方というのは社会保険で自分、社会保険の保険者に何らかの形で自分で払わないといけないんですね、保険関係を、社会保険を。
だから社会保険で自分で払わないといけないというのはご主人の扶養に入るということができなくなっちゃうんです。
それが130万円。
130万円です。年収130万円以上の方っていうのはそこが無理になってしまうので、
だから会社で、ただ会社としても社会保険料負担っていうのがあるんで、別にそれは今ちょっと非常にご本人的には悩ましいところになってしまうんですけど、
会社で社会保険に入らないっていうのはまたちょっと違う基準があるんですし、
その方の働き方が一般的には就労4分の3以上、正社員と言われてる方の4分の3以上働く方は必ず加入させないといけませんよっていうことですけど、
でも例えばその基準に満たされてなくて、でもそこまでのお金稼いじゃってるって人に関しては別に会社はその人を社会保険に入れなきゃいけないっていう義務がないんで、
ただそのご本人の不要にはなっていられなくなるんで、
そうすると結局自分で年金とか国民健康系に入るっていう話になっちゃうんです。
それもなんか馬鹿らしい感じがしますしね。
手続きとか考えると難しいですしね。
だから130万円の壁というのは非常に大きなものがありますよね。
だから今国のほうどうなるかというと結局そのいろんな段階の壁を少しずつ撤廃していくのか、
あるいは今申しましたようにその社会保険料負担っていうのはもちろんご本人の負担だけじゃなくて会社の負担も発生するわけですから、
その辺のところ少し補助金とかそういうもので一時期手当てしようかみたいなことをいろいろと考えていらっしゃると思うんですけど。
でもこれからどうなっていくかまだ全然わかんない状態ってことですかね。
そうですね。何らかの手当てを打たれるでしょうけど。
やっぱりよく言われることですけど、今の特に社会保険の制度っていうのは少し前の世の中の状態に合わせて作られたものですから、
その時とだいぶ世の中の状態が変わってますから、そこは多分改善をしていただいたほうがいいかなとは思いますね。
どういうふうにしていくのかっていうのはよくわからないと思いますけど。
そりゃそうですよね。
なるほど。これから日本のどんどん労働力が減っていくとかよく聞きますけれども、そんな中で。
そうなんです。なのでやっぱり働く意思のある方とか、今パートであったりとかご主人の扶養で働いているという方でも、
この問題だけで働く時間を抑えてしまうというのは国全体で見たら非常にマイナスというかもったいないことだと思うので、
そこを取っ払ってもっとある程度の一定の時間を働いていただきやすくするというのは、それは政治家さん頑張ってくださいねという話になります。
政治家さん頑張ってほしいですね。
なるほどね。130万いろいろ出てきましたけど。
あとは、今トーマスさんも言いましたように、この流れというか人口減少社会ですから、
今働いている意思はある方なんだけど、何かそういう制約で働くを制限している方にもっともっと働いてもらいたいというのは国の意向としても絶対あると思うんですね。
それが一番、国からしたら短期的に働きかけをすることによって、その成果が見えやすいところじゃないですか。
もう既に働く意欲はあるわけですから。だからその流れというのは多分これからもずっと続くと思うんですね。
だからこの年収の壁がどう撤廃されていくかわかりませんけれども、そういう方向性というのは絶対になっていくでしょうし、
あとは文章にもあったように最低賃金を上げましょうというのはもちろんあるわけですから。
だからそういう意味からもやっぱりパートさんが多い会社さんでの働き方とかっていうのは、いろいろと柔軟に見直していただくということは必要かと思いますし、
ある程度小規模でやっていらっしゃったりとか、これからいろいろと伸びる余地がある会社さんの方がやっぱりやりやすいのかなという気はしますね。
一番ご苦労なさってるというのは例えば業界で言ったら、スーパーさんとかそういう女性のパートさんとか主婦のパートさんがすごい一定比率頑張っていらっしゃって、
でもそれがある程度本当に今の企業とかスーパーさん自身を支える今の仕組みになっちゃってると。
そうすると何時間っていうこともその方々もなかなか変えられないですよね。
全体のスーパー全体の収益っていうものは今の人件費だったりとか社会保険度とかの中で計算されてるわけですから、
というふうに考えるとそこは多分すごい決断だしすごいご苦労してるんじゃないかなと思うし、
そういう現状の収益向上とかっていうものがまだまだより改善の余地があったりとか、
まさに今伸びていらっしゃる会社さんですよっていうところだったら、
別に今のパートさんの働き方で今の賃金になってるというものをあまり固定的に考えない余地というのも多いのかなみたいに思うんですよね。
もっと柔軟に考えて。
極論言うと確か130万の後突破していくと、今度ご主人、家族で見た場合に、
その家族としてご主人が不要の税法の控除、不要家族のなんとかなんとか、特別不要なんとかっていう、
僕もそういうことわかんないですけど、いわゆる不要の家族がいらっしゃるよっていうことで控除できる金額があるんです。
それがどんどん減ってっちゃうんですね。
ただそうは言っても確か200万とか200万円以上になっていくと、もうそこからはプラスになるんですよ。
結局だってお金は稼ぐわけですから。
考えると会社の中で本当に200万以上稼げる、パートさんであったとしても稼げる職をどう作っていくのかっていうのは。
なるほど。もっとじゃあ稼いでもらっちゃうっていうのも。
稼いでもらっちゃうっていうのはいいけど、だから100何万の壁とかって、要は130万から200万までの間の、
そこが非常に大きな問題であり、本人からしたら非常にいろんなことを考えないといけないんで、
ご苦労もたくさんあるんですけど、そこをひゅっと飛び越えちゃって、
例えば300万ぐらい今と同じ時間の働き方で稼げるようなことができたらですよ。
なかなか簡単にはできないと思う。できたらみんなそれやってくれよ、会社も伸びるみたいな話になっていけるんじゃないかなと思うので、
そんなことはしてもらおうぐらいのかな。
なるほど。いろいろ発想の転換も必要そうですけども、そんな考え方もできると。
そうですね。
本当に会社さんの業態だったりとか規模だったりとか、状況によっていろいろ取れる策は変わってくるんですね。
変わってきます。変わってます。まさにおっしゃるように。
そうは言っても先ほど申し上げたように、いまも既にパート3の比率が多くて、
不要の範囲で働いている方の比率が多くて、その人件比率の中でのシミュレーションでの計画で何十年も進んできている会社さんというのは、なかなかそれをね。
確かに。
じゃあ一気に売っていらっしゃる商品も一般の生活者の方に売っていらっしゃるんだったら、
いきなり2倍値上げしましょうと思う商品でなかなかできない。
今値上げのあれがあるんでも、今値上げしている部分って原材料費の高騰の部分なんで、
結局仕入れが上がった分値上げをしているだけなんで、スーパーさんにとっては儲けが少ないみたいな話になっちゃってるんで、
じゃあその以上の分値上げできますかって言うと難しいところもあるんで、そういう業態さんは非常にご苦労なさるだろうなと思います。
なるほどね。
そうじゃない業態さんとかにぜひ頑張っていただいて。
なるほど。
こういうのもザックバラにはLINEの方から個別相談とか申し込んでいただいて、
岡本先生と詳しく話をすることで解決してくる部分もあると思うので、
そうですね。
もっと何かコンタクトしてほしいですね。
はい、ぜひぜひコンタクトしていただいたら。
ポッドキャストだけではなかなか全てはカバーできていないと思うので、
ぜひ概要欄に岡本さんにつながるLINE公式アカウントがありますので、そこからお問い合わせいただけたら幸いでございます。
というところで、じゃあ今日のロームの豆知識に移っていきましょうか。
今日のロームの豆知識は今もテーマとして出てきましたけど、
実は社会保険に会社として加入をしないといけない要件というのが決まっておりまして、
会社として加入しないといけないというか、
会社の中でこういう人を加入させないといけないという要件は決まっていて、
それがですね、ちょっと口頭だけで言うだけだとなかなか伝わらないし難しいと思うので、
そこは省略させてもらうんですけど、
実は今は、確か従業員数101人以上の企業で、
昔に比べるとその101人というのは結構下がってきてるんですね。
確か何年か前までは300人以上の企業である基準の働き方をしてる人には、
全員加入させないといけませんよっていう要件があったんです。
ある要件って確か4つぐらいあるんです。
この要件に満たす働き方をしてる人は、社会保険に加入させてくださいっていうのがあって、
それが確か300名以上だった都市機関もあり、
それが今101名以上になってるんですけど、
今度ですね、2024年10月以降は、
その基準が従業員数51人以上の企業に適用されるんです。
だから割と中小企業さんでも適用される要件は多くなってきてしまうので、
その中でその4要件に満たす方がどの程度いらっしゃるかっていうことによっては、
また会社才能って違うでしょうし、
あるいは51人以上の企業さんもだったとしても、
もうほとんどほぼ全員社会保険に入ってる会社さんもいらっしゃるでしょうし、
あるいは今のように不要で働いてる方が多いっていう会社さんもいらっしゃると思うので、
こうした会社さんはちょっと来年2024年10月以降は、
51名企業の方々にも、
51人以上の規模の会社さんで働いていらっしゃる一定の要件を満たす会社員さんに対しては、
今までは社会保険を加入させる必要はなかったんですけど、
これからは必要になりましょうということがございますので、
そこはちょっと注意をしていただきながら動いておりますね。