社会保険労務士岡本雅行の
【こいつはもうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト】 略して【ダメポ】
この番組は、企業経営の中で必ず訪れる労務の悩みについて 社会保険労務士の岡本雅行先生が具体例なども交えながら
コミュニケーションと労務の視点で解決策への考え方をお伝えしていく番組です。 中小企業の労務管理とSDGsを推進する
SunCha社会保険労務士事務所の提供でお送りいたします。
はい、今週も始まりました社会保険労務省岡本雅行の【もうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト】
略して【ダメポ】第123回です。ナビゲーターのトーマス・J・トーマスです。 岡本先生、今週もよろしくお願いいたします。
お願いします。 もう夏真っ盛りですね。7月10日の配信です。
収録自体はちょっと1ヶ月ぐらい前に撮ってるんですけども、ちょっとでもやっぱり暑くなってきてますね。
エアコン使い始めちゃってますよ。 エアコンどうなんすかね。暑すぎるのもあれですけど、そんなにエアコンが効かせてるのもどうなのかなって気もしちゃっていて。
ちょっと前まで27℃設定とか言ってたじゃないですか。 27℃暑いっすよね。暑いっすよね。ちょっと今無理ですよね。
なんかどんどん変わってくるんですけど、どうしたらいいのか。エアコンとの向き合い方。そんなことを最近考えてます。
知ってる人は教えてください。でもなんかつけた方がいいらしいですよ、やっぱり。 そうなんでしょうけどね。めっちゃ冷えません?エアコンつけると体。
そう。 なんか調子悪くなっちゃって。
そうなんですよね。だからね、私がお付き合いしてる方がおっしゃってたのは、寝れる時とかですよね。
エアコンつけてちゃんと暑い布団で寝なさいって言ってました。 あーなるほどね。
タオルケットはダメらしいです。はいちゃうから。で、冷え過ぎちゃう。 ちょっとなんか贅沢な気もしますけど、エアコン効かせて暑い布団で寝る。
まあだから暑いというかね。暑いというかタオルケットはダメらしいですよ。タオルケットもうすぐ生えちゃうじゃないですか。
だからそういうのじゃなくて、薄いっていうか、夏用のなんかそういう布団で寝た方がいいですよみたいなこと。
それ去年から試して、ちょっとうまくいきましたよ、そういう意味で。 エアコン嫌いだったんで、つけなかったんですよ、一昨年。
全然ダメで、夜中起きちゃうんですよね。だからやっぱり暑すぎて。
なんかね、生活しにくい夏になってますよ、世の中的に。 夏バテしないようにみなさん、頑張っていきましょう。
そんな中ですね、ダメポ今回はなんと特別編ということで、年金ですね、年金をテーマに。
なんかいいですね、年金のテーマにいって。 あんまり今までダメポでこういう回なかったんで、ちょっと年金が気になるところなんで聞きたい。
気になるところでどこまで答えられるかもわからないですが、勝手なこと話したいなと思ってますが。
お願いします、面白そう。 そうなんですよ。
いろいろとね、もちろんYouTubeとかでね、社会保険の虫の方もいろいろと話してたりとか、そういうのが得意な方もいらっしゃるので、詳しいところはそういうものも見ていただいたらなとは思いますが、
普段私がお客さんとかにお話をしているようなお話とかをちょっとしたいなと思っております。
さっきも言ったように、ちょうど今日の収録の日が年金法っていうのがあって、聞いてる方からしたら少し前に騒がれた国会に成立になりましたみたいなのがあって、それが成立される見通しになっている日なんですね。
で、たぶんこの放送が7月のいつでしたっけ、10日なんで。 10日の予定ですね。
ですよね。だから選挙の前なんで、いろいろとね、選挙になると年金が取り上げられたみたいな話もあるので、そういう情報も増えてくるだろうなと思いますので、
じゃあちょっとその年金に関して普段思っていることとかお話したいなと思って、今日と実は次回、2回に分けてですね。
めちゃくちゃスペシャルじゃないですか。 そう、スペシャルで夏ですからね。夏ですから。
ただ別に私は特定のいろんな法案の良し悪しとかそういうものを語りたいということではなくて、
次回はですね、どんな内容での改定になっているんですよとかっていうことはお話をしますので、多少私の思いがもちろん出てしまうとは思いますけど、
今日はむしろその前に、いろんな意見がもちろんあって当たり前ですよね。だし、意見がないと困るので。
ただ意見を持ったとしても、何て言うんですかね、前提として、たぶんこの前提は皆さんが共通に持っておかないといけないというか、
持っていただきたい前提の上でいろんな意見を持ってもらいたいなっていう、そんなお話をしたいなと思いますので、そんなスタンスで皆さんもご気楽に聞いていただいたらいいのかなと思います。
詳しく勉強している人にとってはもしかすると当たり前だよっていうことになってしまうかもしれませんけど、それはちょっと聞きながら、
暑い日、暑い夜、これを聞きながら眠りに落ちるみたいな話になるかもしれません。
眠れますかね、この話で。
どうでしょうね、知ってる人にとっては眠れる話になるかもしれません。
なるほどね、ちょっと楽しみですけど。
一つ目、だからまず年金法の改正というものが、そもそもどうしてこのタイミングでとか、っていうのは皆さんに共通で認識いただきたいっていうことはもちろん、
この番組でもいつも話してるんですけど、もう日本が人口減少社会に入っちゃってますねというのが大前提なんですよね、そういう意味で言うと。
だから、これはいろんな意見がもしかするとあると思う。ただそうは言っても、今も年金もらってる方もいらっしゃるし、今の年金の制度とか支給額とか支給率とか、いろんな言葉が出てくるんですけどね。
いくらもらえるとかあるんですけど、それと全く同じものを今後維持していくっていうのは難しいという、そういうスタンスは多分皆さん共通の認識を持っていただいた方がいいのかなっていうふうに。
結局、人口が減っていく、この番組でも何回も申し上げているように、働き手が減っていってしまうということで言うと、お金がどんどん減っていってしまうということになりますからね、そういう意味で言うとね。
年金、保険料、どういうふうに誰から取るかということは別にしても、その母数が減っていっちゃうんですから、それを維持するための保険料がもう減っていってしまうということで考えると、全く同じことを出し続けるっていうのは無理なんだろうなっていうことは、やっぱりその前提で、じゃあどうするのっていう話は考えていただいた方が建設的な議論もできるのかなとは思います。
とはいえ、今と全く同じ制度が維持できるんじゃないかみたいなスタンスの。とは多分、意見が最初から噛み合わなくなってしまうと思うので、そうではないほうがいいのかなっていうふうに思っているということです。
シンプルに言ってしまうと、誰が減っていく分をどう負担するんですかという話なのかなっていう。これは僕の表現かもしれませんけど、要は負担が増えっていう要素っていうのをね、何らかの形でどこまで増やすとか額とか大きさは別にしても、誰かがやっぱり負担をしないといけないということだと思いますので。
この前提っていうのはやっぱり当たり前かもしれませんけど、皆さん持っていただいた上で、いろんな情報とかにも接していただいたほうがいいのかなっていうふうには思います。
だからそういう前提で考えた場合に、じゃあ負担の仕方の話なんだなと思うと、いろんな意見がね、そのやり方っていうのはその意見とかいろんなアイディアが出てるみたいなので、そのよしよしっていうことは検討できるとは思うんですけど。
でも全く今と同じだけのものを、今と同じだけのお金をかけてっていうのは無理なんで、誰が負担するんだろうな。じゃあ今年金もらってる方々、例えば年金もらってる方々の年金の額を減らすとかっていうのは、今年金もらってる方々の負担が増えるということですしね。
貰ってるものが減っちゃうということだったら。あるいは、次回も話しますけれども、じゃあ今年金を払ってる方々のその料率をちょっと高めるっていうのは、今の若い人たちとか働いてる方々の負担が増えるっていうことなんで。
不公平な感じしちゃいますよね、そういうの言われると。 そうですね。その不公平な感じはもちろんそうなんですけど、どっかで結局全員が全員公平でっていうのはもうあり得ない世界なんだろうなっていうふうには思いますね。
めちゃくちゃ難しいですね。 だと思います。そういう意味で簡単な話ではないと思います。そういう意味で。だからこそいろんな意見があっていいと思いますしなんですけどね。
だから本当に、私とかが生まれた時代とかだともうどんどん人が増えていってるとかね、そういう時代だったわけですから、誰が我慢するみたいな言い方、言葉を今使っちゃいましたけど、そういう話ではなくて、将来どうやって受け取りましょうかとか、何に使いましょうみたいな話だったと思うんですけど、今はそうではなくなっちゃってるなっていうのが。
複雑、難しい。 複雑で難しいことでは難しい。でもそれを皆さんちょっとね、ちゃんと考えていただきたいなっていうのはあります。 そうですね。向き合わなきゃいけない時期なんでしょうね。
そうですね。だからそういう意味で言うと、向き合い方もいろいろとあるし、選挙で言うならば各政党がどういう向き合い方をしてるかっていうことで、いろいろと公約に出てきたりとか、マスコミがいろいろと取り上げたりとかしてるっていうのは、やっぱり難しい問題だからだなっていう話だとは思います。
確かに。 余談ですけどね、これは私の本当の主見ですけど、それは本来だったらね、別に選挙の時じゃなくて、もっと考えないといけないことなんで、選挙の時だけ出てくるっていうのはちょっとね、なんか複雑な思いはありますけどね。
考えないといけないことなんですよね。常にこれから考えないといけないことか、なんでこのタイミングだけカット出てきて。そもそも政治の仕組みをちょっと考えた方がいいかもしれないですよね。それはあるかもしれないですね。難しい、いろいろ。
というのはまず、誰かが負担、今と全く同じっていうのは無理なんじゃないんでしょうかということであり、シンプルに言うならば、誰が負担を増やすんですかっていう、そういうスタンスでいろんな案を検討いただくという、その前提でですね、検討いただくっていうことが必要じゃないかなっていうことには、案をいただく方っていうのは少ないんじゃないかなと思います。
1つ目は、ちょっともうちょっと、それは当たり前の話かもしれませんので、もうちょっと知識的なお話になってしまうかもしれませんけど、今の年金制度ってどんなものなのっていうことについてお話をしたいなと思います。
今回の2つ目ですけどね。それは、年金は保険なんですよ。保険ってどういう仕組み、どういうことだと理解してます?トマさん。保険って何ですか。
何かが起こるかもしれないっていうところにお金をかけて、いざという時に助かるように、みたいな、引いておく、そういうやつ。そうですね、そういうやつですね、おっしゃる通りですね。何かが起こるかもしれないことのためにお金を出して、そのお金というのも一人で出すんじゃなくて何人もね、いろんな方々がたくさん出すことによって、
何か起こってしまった時に一人だけで蓄えるっていうことを、一人だけで出すんじゃなくて、みんなが制度として、みんなが出し上がってるお金を何かあった時のために使うっていうことであるし、あとは、例えば保険は、
保険に加入しましたっていう時に、次の日に何か起こっちゃいけないことが起きたとしても、その保険で約束されてるものは入ってきますから、それもやっぱりいいところですよね。本当に何かリスクに備えてるものなんですよっていうことなんですけど、今の日本の年金制度っていうものは実は3つのリスクに備えてて、
年を取ってしまって、特にリタイアした後とかになるんですけど、働いてる、リタイアする前と同じだけの収入が得られにくくなるっていうことのための、そうなった時のリスクとかね、その腐害がいろいろと出てくるかもしれないから、それに備えるっていう機能があって、それが一つ目です。
一番それをイメージしやすいですね、年金って。
そうですね。それがだから、今回もいろいろと一番取り立たされてるのはそこなので、言葉で言うと老齢年金って言われるんですけど。実は老齢年金保険っていう、制度上とか法律上で言うと保険っていう言葉がついてることが多いんですけど。
だからそれは年を取った時のために備える保険なんですよ。最初にあと何があるかっていう話をすると、障害を負ってしまうっていうことですね。何か頑張って働いてる方が事故にあってしまって、残念ながらそれまでと同じ働き方ができなくなってしまうであったりとか。
あるいはもちろん、もともと生まれながらに障害を負ってる方は、その方はそうでない方と同じような働き方っていうのはできないので、障害によってどうしてもその方の活気できる能力っていうのが限られてしまうので、そういうリスクに対して備えられるっていう部分があるということですね。
で、もう一個は、いわゆるこれは保険の本当に生命保険みたいなイメージになりますけど、一家の大黒柱というか八重森での働き手の方が亡くなってしまう。これイコールだから死亡保険みたいなことですよね。今で言ったらトーマスさんがね、お子様生まれてね、もうじきかわいい盛りだった。トーマスが亡くなってしまった場合に、お子さんとか奥さんが、配偶者の方が生きていくためにやっぱりお金が必要になるわけですから、それを手当てしましょうっていうことで。
その3つのこと。今の最後のは遺族年金っていうふうに言われるものですけど。だから、それぞれリスクに備えてるものが年金なんですよっていうことが、まず3つリスクがあるんですよっていうことであって。だから、一般の生命保険で言ったら、特約がいっぱい付いてる、3つ付いてるような、そんなものが今の日本の公的年金制度だっていうことは。
持っておいていただきたいなって思います。
ちょっと思います。だから非常に難しい問題ではあるし、その保険料の試算っていうのはもちろん重要な要素ではあるんですけれども、それを考えるときに、単純にこれが貯金だったりとか投資だったりとかだったら、毎年いくら支払ってそれがいくら返ってくるっていうことのシンプルな話だけですので、それだけで検討してもいいのかなと思うんですけど、ちょっと違う要素が年金っていうものにはあるんじゃないかなっていうふうに思いますということですね。
というのはもう2つ目であり、あとはもう一つは今の延長にもなりますけど、だからやっぱり何かあるときに備えるっていうことで言うと、やっぱりライフステージというかそれぞれの人生でどんなことがあるかっていうことに対して、いろんな特約がついてるというふうに申しましたけど、今の日本の年金制度も障害リスクっていうのは基本的には20歳から、保険料とか払ってる方は20歳以降で障害になった場合にはもらえたりとかするわけです。
さっき言った遺族年金ですね、稼ぎ手の方が亡くなっちゃった時っていうのは結局配偶者の方ができた場合にはもらえたりとかするわけですからっていうことであり、老齢年金っていうのは基本的にはリタイアした後にもらうとなっていうことで言うと、異なるライフステージの何かあったら困ることに対して備えてるなっていうこともありますし、この異なるライフステージのライフステージのあり方自体も以前と比べればだいぶ変わってるしっていうこともあるので。
その辺もやっぱりちゃんと整理をしていただいた上で、これは次回ちょっとお話をすることですけど、今回実は遺族年金の支給内容が結構変わってるんですけど、ネットで見たりとかするといろんな意見があるんですね。
とはいえ、本当に以前と同じようなパートナーとの役割分担だったりとかっていうことをしてる方がどのぐらいいらっしゃるんですかっていうことだと考えるとそこも結構変わってたりとかするので。
だから少なくとも私たちが子供の頃はうちもそうでしたけど、父親がいて母親は家庭を支えてるみたいな状況だったときに年金制度っていうのはできてきてる部分がありましたけど、そこがだいぶ変わってきちゃってますので。
そういうだから、ライフステージがどうなってるんだろうなとか、そういうものっていうことに合わせて年金制度っていうのも変わってるんだなっていうことまでちょっと思いを馳せていただきたいなっていうのはあります。
数字の比較だけでとどめてしまうのではなくて、その数字がなんでそういう制度になってるんだろうなっていうこともぜひ考えていただきたいなって思いますということですね。
すごい、なんか全然そんなに考えたことなかったんで、すごい色々勉強になりました。
ありがとうございます。
刺激的でした今日の内容は。
本当ですか?ありがとうございます。
次回、今回どんな話が出てますかっていうことはお話をしたいなと思っております。
なるほどね。楽しみにしてます。ぜひ教えていただいて、解説をお願いします。
というわけで今日も最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
番組の最後にロームの満滅意識のコーナーです。
これは毎回毎回言ってることなんですけど、実は7月10日っていうのはほとんどの方々はやってると思いますけど、
労働保険の年度更新というものは手続きは基本的には終わってて、今日までに保険料も払ってくださいねっていう期限が今日までになってますので、
忘れることなくように、特に我々みたいな社会保険の主に事務作業とかを委託をなさっている事業主さんは、
マセロシーはもちろん書類作って、保険のいくらまで捨てるというところからお伝えするまでやっていると思うんですけど、
たまに払ってなくて過ぎちゃってる方も実は私の知ってる方というか、私のお客様でもいたりとかしましたので、
今年はそこを結構ちゃんと払いましたっていうことをちゃんとしてますので、
皆さんもそういうことがないようにと思いますので、お願いいたしますということでございます。
はい、今日もありがとうございました。