2025-07-10 25:37

123【ダメポ特別編】年金ってどうなるのですか その1

年金ってどうなるの?

国会で可決される見通しである年金法の改正法案について
岡本先生の視点でお話ししていきます。

ぜひ、最後までお聴きください。

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🎧『ダメポ』とは?

『ダメポ』とは、社会保険労務士の岡本雅行先生による、「こいつはもうダメだ…」と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャストの略称です。
番組では、企業経営の中で必ず訪れる労務の悩みや、人の悩みについて、社会保険労務士の岡本雅行先生が、具体例なども交えながら、コミュニケーションと労務の視点で、解決策への考え方をお伝えしていく番組です。中小企業の労務管理とSDGsを推進する SunCha 社会保険労務士事務所の提供でお送りいたします。

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🎧今週の『ダメポ』は?🎧

今週も社会保険労務士の岡本雅行先生が、労務や社内の人の問題について、専門知識を交えながら、わかりやすく解説します。
毎週、リスナーの方からのご相談や、お伝えしたいテーマについて語っています。ぜひ、最後までお聴きください。

【注目のトピック】
  • 人口が減っていく中で今までと同じ制度を維持することは難しい。
  • 誰が負担するかが問題。
  • 年金は3つのリスクに備える保険?
  • 老齢年金・障害年金・遺族年金
  • 年金(保険)は貯金でも投資でもない!
  • 老齢年金、生きている間はいつまででももらえる?!
  • 障害年金、遺族年金、ライフステージのあり方も以前と変わってきている。

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👤岡本 雅行プロフィール👤

社会保険労務士・健康経営エキスパートアドバイザーとして、「働く意欲がある方々が活躍できる社会」そして「未来に希望を持つ子どもたちがあふれる社会」をつくることが、私の使命だと考えています。少子高齢化が進む中で深刻化する労働力不足に対し、中小企業の人手不足解消に向けた実践的な支援やご提案を行っています。Sun cha(さんちゃ)社会保険労務士事務所の所長として、企業の持続的な成長を人の面からサポートし、誰もが笑顔で働ける社会の実現を目指して日々取り組んでおります。

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今週も最後までお聴きいただきありがとうございました。
この番組は、人生に花を咲かせるPODCAST番組をお届けするLifebloom.funの制作でお送りいたしました。

 

サマリー

このポッドキャストでは、年金制度の改正に関する考察を中心に、現在の日本が直面している人口減少社会を背景にした年金問題について議論されています。また、労務管理やコミュニケーションに関連する具体例を通じて、社長や企業経営者が直面する課題に対するアドバイスが提供されています。このエピソードでは、日本の年金制度について議論され、年金が実際に保険であることや、老齢、障害、遺族の3つのリスクに備えていることが説明されています。年金制度の理解を深めつつ、貯金や投資との違いについても考察されています。年金制度がライフステージの変化に合わせて進化していることが考察され、制度の背景にある理由についての理解が深められる必要性が強調されています。

ポッドキャストの概要
社会保険労務士岡本雅行の
【こいつはもうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト】 略して【ダメポ】
この番組は、企業経営の中で必ず訪れる労務の悩みについて 社会保険労務士の岡本雅行先生が具体例なども交えながら
コミュニケーションと労務の視点で解決策への考え方をお伝えしていく番組です。 中小企業の労務管理とSDGsを推進する
SunCha社会保険労務士事務所の提供でお送りいたします。
はい、今週も始まりました社会保険労務省岡本雅行の【もうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト】
略して【ダメポ】第123回です。ナビゲーターのトーマス・J・トーマスです。 岡本先生、今週もよろしくお願いいたします。
お願いします。 もう夏真っ盛りですね。7月10日の配信です。
収録自体はちょっと1ヶ月ぐらい前に撮ってるんですけども、ちょっとでもやっぱり暑くなってきてますね。
エアコン使い始めちゃってますよ。 エアコンどうなんすかね。暑すぎるのもあれですけど、そんなにエアコンが効かせてるのもどうなのかなって気もしちゃっていて。
ちょっと前まで27℃設定とか言ってたじゃないですか。 27℃暑いっすよね。暑いっすよね。ちょっと今無理ですよね。
なんかどんどん変わってくるんですけど、どうしたらいいのか。エアコンとの向き合い方。そんなことを最近考えてます。
知ってる人は教えてください。でもなんかつけた方がいいらしいですよ、やっぱり。 そうなんでしょうけどね。めっちゃ冷えません?エアコンつけると体。
そう。 なんか調子悪くなっちゃって。
そうなんですよね。だからね、私がお付き合いしてる方がおっしゃってたのは、寝れる時とかですよね。
エアコンつけてちゃんと暑い布団で寝なさいって言ってました。 あーなるほどね。
タオルケットはダメらしいです。はいちゃうから。で、冷え過ぎちゃう。 ちょっとなんか贅沢な気もしますけど、エアコン効かせて暑い布団で寝る。
まあだから暑いというかね。暑いというかタオルケットはダメらしいですよ。タオルケットもうすぐ生えちゃうじゃないですか。
だからそういうのじゃなくて、薄いっていうか、夏用のなんかそういう布団で寝た方がいいですよみたいなこと。
それ去年から試して、ちょっとうまくいきましたよ、そういう意味で。 エアコン嫌いだったんで、つけなかったんですよ、一昨年。
全然ダメで、夜中起きちゃうんですよね。だからやっぱり暑すぎて。
なんかね、生活しにくい夏になってますよ、世の中的に。 夏バテしないようにみなさん、頑張っていきましょう。
年金制度とその背景
そんな中ですね、ダメポ今回はなんと特別編ということで、年金ですね、年金をテーマに。
なんかいいですね、年金のテーマにいって。 あんまり今までダメポでこういう回なかったんで、ちょっと年金が気になるところなんで聞きたい。
気になるところでどこまで答えられるかもわからないですが、勝手なこと話したいなと思ってますが。
お願いします、面白そう。 そうなんですよ。
いろいろとね、もちろんYouTubeとかでね、社会保険の虫の方もいろいろと話してたりとか、そういうのが得意な方もいらっしゃるので、詳しいところはそういうものも見ていただいたらなとは思いますが、
普段私がお客さんとかにお話をしているようなお話とかをちょっとしたいなと思っております。
さっきも言ったように、ちょうど今日の収録の日が年金法っていうのがあって、聞いてる方からしたら少し前に騒がれた国会に成立になりましたみたいなのがあって、それが成立される見通しになっている日なんですね。
で、たぶんこの放送が7月のいつでしたっけ、10日なんで。 10日の予定ですね。
ですよね。だから選挙の前なんで、いろいろとね、選挙になると年金が取り上げられたみたいな話もあるので、そういう情報も増えてくるだろうなと思いますので、
じゃあちょっとその年金に関して普段思っていることとかお話したいなと思って、今日と実は次回、2回に分けてですね。
めちゃくちゃスペシャルじゃないですか。 そう、スペシャルで夏ですからね。夏ですから。
ただ別に私は特定のいろんな法案の良し悪しとかそういうものを語りたいということではなくて、
次回はですね、どんな内容での改定になっているんですよとかっていうことはお話をしますので、多少私の思いがもちろん出てしまうとは思いますけど、
今日はむしろその前に、いろんな意見がもちろんあって当たり前ですよね。だし、意見がないと困るので。
ただ意見を持ったとしても、何て言うんですかね、前提として、たぶんこの前提は皆さんが共通に持っておかないといけないというか、
持っていただきたい前提の上でいろんな意見を持ってもらいたいなっていう、そんなお話をしたいなと思いますので、そんなスタンスで皆さんもご気楽に聞いていただいたらいいのかなと思います。
詳しく勉強している人にとってはもしかすると当たり前だよっていうことになってしまうかもしれませんけど、それはちょっと聞きながら、
暑い日、暑い夜、これを聞きながら眠りに落ちるみたいな話になるかもしれません。
眠れますかね、この話で。
どうでしょうね、知ってる人にとっては眠れる話になるかもしれません。
なるほどね、ちょっと楽しみですけど。
一つ目、だからまず年金法の改正というものが、そもそもどうしてこのタイミングでとか、っていうのは皆さんに共通で認識いただきたいっていうことはもちろん、
この番組でもいつも話してるんですけど、もう日本が人口減少社会に入っちゃってますねというのが大前提なんですよね、そういう意味で言うと。
だから、これはいろんな意見がもしかするとあると思う。ただそうは言っても、今も年金もらってる方もいらっしゃるし、今の年金の制度とか支給額とか支給率とか、いろんな言葉が出てくるんですけどね。
いくらもらえるとかあるんですけど、それと全く同じものを今後維持していくっていうのは難しいという、そういうスタンスは多分皆さん共通の認識を持っていただいた方がいいのかなっていうふうに。
結局、人口が減っていく、この番組でも何回も申し上げているように、働き手が減っていってしまうということで言うと、お金がどんどん減っていってしまうということになりますからね、そういう意味で言うとね。
年金、保険料、どういうふうに誰から取るかということは別にしても、その母数が減っていっちゃうんですから、それを維持するための保険料がもう減っていってしまうということで考えると、全く同じことを出し続けるっていうのは無理なんだろうなっていうことは、やっぱりその前提で、じゃあどうするのっていう話は考えていただいた方が建設的な議論もできるのかなとは思います。
とはいえ、今と全く同じ制度が維持できるんじゃないかみたいなスタンスの。とは多分、意見が最初から噛み合わなくなってしまうと思うので、そうではないほうがいいのかなっていうふうに思っているということです。
シンプルに言ってしまうと、誰が減っていく分をどう負担するんですかという話なのかなっていう。これは僕の表現かもしれませんけど、要は負担が増えっていう要素っていうのをね、何らかの形でどこまで増やすとか額とか大きさは別にしても、誰かがやっぱり負担をしないといけないということだと思いますので。
この前提っていうのはやっぱり当たり前かもしれませんけど、皆さん持っていただいた上で、いろんな情報とかにも接していただいたほうがいいのかなっていうふうには思います。
だからそういう前提で考えた場合に、じゃあ負担の仕方の話なんだなと思うと、いろんな意見がね、そのやり方っていうのはその意見とかいろんなアイディアが出てるみたいなので、そのよしよしっていうことは検討できるとは思うんですけど。
でも全く今と同じだけのものを、今と同じだけのお金をかけてっていうのは無理なんで、誰が負担するんだろうな。じゃあ今年金もらってる方々、例えば年金もらってる方々の年金の額を減らすとかっていうのは、今年金もらってる方々の負担が増えるということですしね。
貰ってるものが減っちゃうということだったら。あるいは、次回も話しますけれども、じゃあ今年金を払ってる方々のその料率をちょっと高めるっていうのは、今の若い人たちとか働いてる方々の負担が増えるっていうことなんで。
不公平な感じしちゃいますよね、そういうの言われると。 そうですね。その不公平な感じはもちろんそうなんですけど、どっかで結局全員が全員公平でっていうのはもうあり得ない世界なんだろうなっていうふうには思いますね。
未来に向けた考察
めちゃくちゃ難しいですね。 だと思います。そういう意味で簡単な話ではないと思います。そういう意味で。だからこそいろんな意見があっていいと思いますしなんですけどね。
だから本当に、私とかが生まれた時代とかだともうどんどん人が増えていってるとかね、そういう時代だったわけですから、誰が我慢するみたいな言い方、言葉を今使っちゃいましたけど、そういう話ではなくて、将来どうやって受け取りましょうかとか、何に使いましょうみたいな話だったと思うんですけど、今はそうではなくなっちゃってるなっていうのが。
複雑、難しい。 複雑で難しいことでは難しい。でもそれを皆さんちょっとね、ちゃんと考えていただきたいなっていうのはあります。 そうですね。向き合わなきゃいけない時期なんでしょうね。
そうですね。だからそういう意味で言うと、向き合い方もいろいろとあるし、選挙で言うならば各政党がどういう向き合い方をしてるかっていうことで、いろいろと公約に出てきたりとか、マスコミがいろいろと取り上げたりとかしてるっていうのは、やっぱり難しい問題だからだなっていう話だとは思います。
確かに。 余談ですけどね、これは私の本当の主見ですけど、それは本来だったらね、別に選挙の時じゃなくて、もっと考えないといけないことなんで、選挙の時だけ出てくるっていうのはちょっとね、なんか複雑な思いはありますけどね。
考えないといけないことなんですよね。常にこれから考えないといけないことか、なんでこのタイミングだけカット出てきて。そもそも政治の仕組みをちょっと考えた方がいいかもしれないですよね。それはあるかもしれないですね。難しい、いろいろ。
というのはまず、誰かが負担、今と全く同じっていうのは無理なんじゃないんでしょうかということであり、シンプルに言うならば、誰が負担を増やすんですかっていう、そういうスタンスでいろんな案を検討いただくという、その前提でですね、検討いただくっていうことが必要じゃないかなっていうことには、案をいただく方っていうのは少ないんじゃないかなと思います。
1つ目は、ちょっともうちょっと、それは当たり前の話かもしれませんので、もうちょっと知識的なお話になってしまうかもしれませんけど、今の年金制度ってどんなものなのっていうことについてお話をしたいなと思います。
今回の2つ目ですけどね。それは、年金は保険なんですよ。保険ってどういう仕組み、どういうことだと理解してます?トマさん。保険って何ですか。
何かが起こるかもしれないっていうところにお金をかけて、いざという時に助かるように、みたいな、引いておく、そういうやつ。そうですね、そういうやつですね、おっしゃる通りですね。何かが起こるかもしれないことのためにお金を出して、そのお金というのも一人で出すんじゃなくて何人もね、いろんな方々がたくさん出すことによって、
何か起こってしまった時に一人だけで蓄えるっていうことを、一人だけで出すんじゃなくて、みんなが制度として、みんなが出し上がってるお金を何かあった時のために使うっていうことであるし、あとは、例えば保険は、
保険に加入しましたっていう時に、次の日に何か起こっちゃいけないことが起きたとしても、その保険で約束されてるものは入ってきますから、それもやっぱりいいところですよね。本当に何かリスクに備えてるものなんですよっていうことなんですけど、今の日本の年金制度っていうものは実は3つのリスクに備えてて、
年を取ってしまって、特にリタイアした後とかになるんですけど、働いてる、リタイアする前と同じだけの収入が得られにくくなるっていうことのための、そうなった時のリスクとかね、その腐害がいろいろと出てくるかもしれないから、それに備えるっていう機能があって、それが一つ目です。
一番それをイメージしやすいですね、年金って。
そうですね。それがだから、今回もいろいろと一番取り立たされてるのはそこなので、言葉で言うと老齢年金って言われるんですけど。実は老齢年金保険っていう、制度上とか法律上で言うと保険っていう言葉がついてることが多いんですけど。
だからそれは年を取った時のために備える保険なんですよ。最初にあと何があるかっていう話をすると、障害を負ってしまうっていうことですね。何か頑張って働いてる方が事故にあってしまって、残念ながらそれまでと同じ働き方ができなくなってしまうであったりとか。
あるいはもちろん、もともと生まれながらに障害を負ってる方は、その方はそうでない方と同じような働き方っていうのはできないので、障害によってどうしてもその方の活気できる能力っていうのが限られてしまうので、そういうリスクに対して備えられるっていう部分があるということですね。
で、もう一個は、いわゆるこれは保険の本当に生命保険みたいなイメージになりますけど、一家の大黒柱というか八重森での働き手の方が亡くなってしまう。これイコールだから死亡保険みたいなことですよね。今で言ったらトーマスさんがね、お子様生まれてね、もうじきかわいい盛りだった。トーマスが亡くなってしまった場合に、お子さんとか奥さんが、配偶者の方が生きていくためにやっぱりお金が必要になるわけですから、それを手当てしましょうっていうことで。
その3つのこと。今の最後のは遺族年金っていうふうに言われるものですけど。だから、それぞれリスクに備えてるものが年金なんですよっていうことが、まず3つリスクがあるんですよっていうことであって。だから、一般の生命保険で言ったら、特約がいっぱい付いてる、3つ付いてるような、そんなものが今の日本の公的年金制度だっていうことは。
持っておいていただきたいなって思います。
保険としての年金
なるほど。言われるまで保険っていうイメージなかったんですけど、言われてみたらそうですね。
そうなんです、そうなんです。だから、今おっしゃったように、もう一つは、保険は貯金じゃないんですよね。
これも多分前提として考えていただいたらいいかなと思うし、特に老齢年金とかの話をする時っていうのは、貯金ではないし、投資ではないんですよっていうことを考えておいてもらった方がいいなっていうふうに思います。
それはどういうことかっていうと、多分今回もいろんな次回お話をする、老齢年金の額の引き上げをどうするのかっていうのが改正法案の一つに入ってるんですけど、それの時の試算をする時によく出てくるのは、受け取る期間がどのぐらいの期間があっていくら受け取れます。
それまでにいくら保険料を払いますみたいなものがあって、その比較が出るんですよね。だから得するんですよとか損するんですよとか。もちろんそれは大事な要素なので、検討する時には検討していただきたいことなんですけど、でもそもそもの一番の機能は、
それはだから貯金みたいな話だと、いくら支払っていくらもらえるっていうことを単純にそれだけで比較をするっていうことはいいかなと思うんですね。でも実は老齢年金、年を取った後もらえる年金っていうのは、今の日本の年金制度っていうのはいつまででももらえるんですよ、生きてる限り。
だから試算で言ったら、例えば結構あるのは65歳から85歳までの期間で行った場合に、こんな試算になりますよっていうものが出てくるんですけど。でもその試算の人が、じゃあ自分はそうだとは思ってよしよしを考えました。でもあなたが実際85歳になったらその翌年死にたいんですかって話だって。
死にたくないと思うんですよ。ずーっと生きていたいんですっていう時ももらえますので、給付の額っていうのが。だから割と、費用の支払いといくらもらえますみたいなことの議論の時に、もちろんその議論は大事な議論なんですよ。どれだけ効果的なあれになるかっていう。効果的なんですけど、ただそこだけで見ていただくっていうのも、なんかちょっと違うんじゃないかなっていう。
思います。どんどん寿命も伸びてますしね。自分も伸びてますしね。だからそういう意味で言うと、本当に保険って一方で、例えばですけど、地震保険とかかけてる方いらっしゃると思うんですよ。あれもだからだいたいうちもかけてますけど、1年ごとに払いますよね。
地震保険で、1年経って保険料払って、この間地震が来ませんでしたっていう時の保険料に対しての捉え方って、すっげー損したなーって思う人もいるかもしれませんけど。でも、たぶん僕とはどちらかっていうと、まあこの試験になっちゃいますけど、どちらかっていうと、何もなくてよかったなって思うんですね。
それはそうですね。ちょっともったいないなとは思いますけどね。
もったいないなとは思いますけど、そのもったいないなって思う気持ちとかも、ちょっと本当にその試算の時は、検討していただいてもいいのかな。だから65歳から85歳までの試算で厳密に、じゃあ何パーセントしかもらえないんで、これはダメだみたいに思ってる方が、でもそれ以下ずっと85歳まで生きられて、ああよかったなと。もっとその時ピンピン元気で生きられてるんだったら嬉しいことじゃないですか。
その間何もなかったっていうことに関して嬉しいことなんで、嬉しいことのために保険料をかけてたんだよっていうような、そんな視点も入れて考えていただいたらいいんじゃないかなっていうふうには。
それは確かに言えてますね。
ライフステージと年金
ちょっと思います。だから非常に難しい問題ではあるし、その保険料の試算っていうのはもちろん重要な要素ではあるんですけれども、それを考えるときに、単純にこれが貯金だったりとか投資だったりとかだったら、毎年いくら支払ってそれがいくら返ってくるっていうことのシンプルな話だけですので、それだけで検討してもいいのかなと思うんですけど、ちょっと違う要素が年金っていうものにはあるんじゃないかなっていうふうに思いますということですね。
というのはもう2つ目であり、あとはもう一つは今の延長にもなりますけど、だからやっぱり何かあるときに備えるっていうことで言うと、やっぱりライフステージというかそれぞれの人生でどんなことがあるかっていうことに対して、いろんな特約がついてるというふうに申しましたけど、今の日本の年金制度も障害リスクっていうのは基本的には20歳から、保険料とか払ってる方は20歳以降で障害になった場合にはもらえたりとかするわけです。
さっき言った遺族年金ですね、稼ぎ手の方が亡くなっちゃった時っていうのは結局配偶者の方ができた場合にはもらえたりとかするわけですからっていうことであり、老齢年金っていうのは基本的にはリタイアした後にもらうとなっていうことで言うと、異なるライフステージの何かあったら困ることに対して備えてるなっていうこともありますし、この異なるライフステージのライフステージのあり方自体も以前と比べればだいぶ変わってるしっていうこともあるので。
その辺もやっぱりちゃんと整理をしていただいた上で、これは次回ちょっとお話をすることですけど、今回実は遺族年金の支給内容が結構変わってるんですけど、ネットで見たりとかするといろんな意見があるんですね。
とはいえ、本当に以前と同じようなパートナーとの役割分担だったりとかっていうことをしてる方がどのぐらいいらっしゃるんですかっていうことだと考えるとそこも結構変わってたりとかするので。
だから少なくとも私たちが子供の頃はうちもそうでしたけど、父親がいて母親は家庭を支えてるみたいな状況だったときに年金制度っていうのはできてきてる部分がありましたけど、そこがだいぶ変わってきちゃってますので。
そういうだから、ライフステージがどうなってるんだろうなとか、そういうものっていうことに合わせて年金制度っていうのも変わってるんだなっていうことまでちょっと思いを馳せていただきたいなっていうのはあります。
数字の比較だけでとどめてしまうのではなくて、その数字がなんでそういう制度になってるんだろうなっていうこともぜひ考えていただきたいなって思いますということですね。
すごい、なんか全然そんなに考えたことなかったんで、すごい色々勉強になりました。
ありがとうございます。
刺激的でした今日の内容は。
本当ですか?ありがとうございます。
次回、今回どんな話が出てますかっていうことはお話をしたいなと思っております。
なるほどね。楽しみにしてます。ぜひ教えていただいて、解説をお願いします。
というわけで今日も最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
番組の最後にロームの満滅意識のコーナーです。
これは毎回毎回言ってることなんですけど、実は7月10日っていうのはほとんどの方々はやってると思いますけど、
労働保険の年度更新というものは手続きは基本的には終わってて、今日までに保険料も払ってくださいねっていう期限が今日までになってますので、
忘れることなくように、特に我々みたいな社会保険の主に事務作業とかを委託をなさっている事業主さんは、
マセロシーはもちろん書類作って、保険のいくらまで捨てるというところからお伝えするまでやっていると思うんですけど、
たまに払ってなくて過ぎちゃってる方も実は私の知ってる方というか、私のお客様でもいたりとかしましたので、
今年はそこを結構ちゃんと払いましたっていうことをちゃんとしてますので、
皆さんもそういうことがないようにと思いますので、お願いいたしますということでございます。
はい、今日もありがとうございました。
イベントの紹介
ぜひ概要欄に岡本先生のLINE公式アカウントのリンクがありますので、そちらをご登録をお願いいたします。
今月もう来週かな、人手不足を考える会という岡本先生のイベントもあるんですよね。
そうですね。はい、そうですそうです。
オンラインのイベントでどなたでもご参加いただけますので、よろしければそういったものもご参加いただきたいなと思ってます。
LINEの方からもご案内をおそらく行くと思いますので、ぜひご参加お願いいたします。
というわけで、社会保険労務省岡本正幸のもうダメだと思う前に聞いてほしい一人の夢の社長のためのポッドキャスト、略してダメポ第123回、この辺で締めさせていただきます。
また来週も聞いてください、岡本先生。ありがとうございました。
ありがとうございました。
今週も最後までお聞きいただきありがとうございました。
番組概要欄にある三茶社会保険労務士事務所のLINE公式アカウントから、
番組への相談や感想、扱ってほしいテーマなどをお送りください。
些細なことでもお気軽にご連絡くださいませ。
それではまたお耳にかかりましょう。ごきげんよう、さようなら。
この番組はプロデュース、ライフブルーム.ファン、ナレーション、伊豆野あずさ、提供、三茶社会保険労務士事務所がお送りいたしました。
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