2023-06-22 18:11

017.広告代理店の悩み「忙しいオーラを発信する上司」

将来の幹部候補についてのご相談。

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今週の【ダメポ】は!?

20年近く広告代理店を経営しており、そろそろリタイアを考えている方からのご相談。
将来の幹部候補のメンバーについて。
数字もしっかり残してくれているし、お客様との関係も良好で、
仕事には何も注文はない。
マネジメント面に関しても、
部下の面倒見はいい方で、相談を受ければ親身になって対応できる。
ただ、自分の業務状況を必要以上に話しているのが気になる。
悪気はないのだろうけれど、彼の忙しさだけが耳に入ってしまい
部下からすると、相談しにくいのでは?と危惧してる。
結果として、彼の業務を任せる部下も育たず、
忙しさも、状況も変わらないままで、
悪循環に陥っているように感じる。
こんな時、どう対応したらいい?
岡本先生!!!教えてください!!!

【今週のトピック】
・幹部が忙しいアピールしても意味ない。
・経営者側が指示するしかない!
・フォローも必要。
・現状をどう捉えている?
・人員増強も一つの手


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【今週の労務の豆知識?】
手続きをしている方との連携について!

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『もうダメだ…と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】は、1人でも多くの企業経営者のお役に立つ番組を目指しています。
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宜しくお願いいたします。

◉今週もお聴きいただきありがとうございます。

この番組は、SunCha(さんちゃ) 社会保険労務士事務所の提供でお送りいたしました。
それではまた、来週お会いしましょう。

サマリー

広告代理店でのマネジメントにおいて、幹部候補生は忙しそうな雰囲気を醸し出しており、そのため部下が相談しづらくなっています。岡本雅行先生は、経営者としてどのように対応すべきか、また業務分担の重要性について議論します。さらに、労務管理の視点から解決策を模索します。広告代理店の経営者は、忙しい雰囲気を持つ上司が相談者に与える影響について触れ、業務の効率化や人員増強の必要性について論じます。また、コロナ禍によって影響を受けた企業の状況や、その解決策として具体的なアプローチが提案されます。

忙しいオーラの影響
社会保険労務士 岡本雅行の
『こいつはもうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】。
この番組は、企業経営の中で必ず訪れる労務の悩みについて、 社会保険労務士の岡本雅行先生が具体例なども交えながら、
コミュニケーションと労務の視点で、解決策への考え方をお伝えしていく番組です。
中小企業の労務管理とSDGsを推進する、SunCha社会保険労務士事務所の提供でお送りいたします。
はい、今週も始まりました、社会保険労務士岡本雅行の 『もうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】。
すいません、一回噛んじゃいましたね。第17回スタートさせていただきます。
ナビゲーターのトーマス・J・トーマスです。 岡本先生、今週もどうぞよろしくお願いいたします。
お願いいたします。
はい、始まりました、17回。今日はなんか珍しく岡本先生が私服で目の前に登場していただいて、なんかちょっと一瞬誰か分かんなかったんですけど。
あ、ほんとですか。
なんか今日はこの後、野球を見に行くようで。
はい、ちょっとはい、いろいろとございましたね。
いろいろとございましたね。いいですね。好きなんですもんね、野球観戦が。
はい。
なんか他趣味ですよね、結構。
そうですかね。
うん、なんかいろんなことに興味を持たれてやられてるイメージがありますけど。
はい。野球の話をすると仲となりますので。
たまにはなんかでもそういう会もあってもいいですよね。
それはもう全然OKです。
全然OK。一番好きな球団は?
内緒にしときます。
内緒なんですね、これは。
それはビジネス上ね。
ビジネス上とかなんですか?
ビジネス上ないですけどね、そうじゃない方はやっぱり、それで話したくもないみたいになられても。
もう少し親しくなったら教えてもらえるかもしれないですね。
そうですね。
なるほど。ちょっと皆さんぜひですね、岡本先生のLINE公式アカウントに登録していただいて、しつこく聞いていただけたら、そのうち答えてくれるかもしれないので、ぜひ好きな球団聞けるぐらい仲良くなってください。
お願いします。
はい、というわけで、今日のご相談に移らせていただこうと思います。
今日の相談です。広告代理店の方からのご相談ですね。
20年近く広告代理店を経営しており、そろそろリタイアを考え始めています。将来の幹部候補のメンバーについての相談です。
仕事については何の注文もありません。数値をしっかりと残してくれています。
お客様との関係も良好です。
マネジメント面も部下の面倒見は良い方だと思いますし、相談を受ければ親身になって対応できます。
ただ、部下からすれば相談しづらい雰囲気を醸し出していて、相談しにくいのではないかと危惧しています。
我が社を支える大きなプロジェクトのディレクションを複数こなしているので、実際に忙しいのですが、自分の業務状況を必要以上に話している点が気にかかります。
悪気はないのですが、聞いている方からすれば彼の忙しさだけが耳に入ってしまうと思います。
部下からの相談しにくい状況を自分で生み出してしまっています。
結果として、いつまでも彼は業務を任せる部下も育たず、忙しさが変わらないからより忙しくなるので状況は変わらずという悪循環に陥っているように感じています。
こんな時、どのように対応したら良いのでしょうかということです。
経営者の対応策
ですね。
ですね、今目が座ってましたけど大丈夫でしたか。
なかなか難しいあれですよね。
広告代理店の幹部候補の方が、なかなか部下の話を聞かず、自分の仕事の忙しさみたいなことだけ言っているように見えるというような感じですかね。
そうですね。忙しいんでしょうね、きっとね。
従事業さんですと、やっぱり管理者といっても、当然自分でも業務をしながら、いわゆるプレイングマネージャーみたいな方しかいらっしゃらないと思いますので、
その中で、特に代理店さんとかですと、いろんな二方面の調整が必要だったりとかあるんですかね。
なかなかそういう調整、一つの調整で全体のスケジュールが変わるとかあるんでしょうね、きっとね。
だからそういう面でも、どうしても任せると言ってもなかなか任せられないし、
で、実際に忙しくなってるしっていう中で。
でもなんか、あれでしょうね、どうなんですかね。
面倒見もいい方なんで、本来はということでしょうし、
多分この方自身も問題意識は感じてるから、あれなんじゃないですかね。
でもなんか、忙しいオーラを放っちゃってる方っていますよね、そんなここに。
いますね。
関わらずね。
何回も同じこと言う方がいません?
こんだけ忙しいんだよ、俺はみたいなのをアピールするのに。
そうですね。だからこの方がアピールしたいということではないんでしょうけど、
結果として部下を育てたいとか、部下に自分の業務をしてもらいたいということだったとしても、
それはその部下からすれば忙しいんだなっていうふうに捉えられちゃうんじゃないですか。
だからある意味、岸部になって忙しい感を別にアピールしても何のメリットもないという人はあれですけど、
個人的には一般社員の方がこんな忙しいんです、もっと認めてくださいみたいなのはありますけど、
多分そういうお立場とは違うんだろうなというふうには思いますのでね。
なるほどね。
部下からするとちょっとめんどくさいなって思われてるかもしれないですね、こういう方が。
そうですね。もっと教えてもらったらいい。
あれは何でしょうかね、どういう会社さんかどういう関係かはわかりませんけど、
お手伝いはしたいんだけれども、なかなかその取っ掛かりが部下からしても作れないというような状況に陥っちゃってるんじゃないかなというふうにも思いますね。
そうですね。
なるほどね。
どう対応していけばいいんでしょうね、経営者としては。
そうですね。
具体的な策はちょっとわからないのもあるんですけど、
少なくともこの対象の方だけ将来の幹部候補生だったりとか、あるいはその部下の方々、あるいは一般社員の方々で解決できる問題ではないのかなと思うんですね。
なるほどなるほど。
本当にその経営者の方がこうしなさいというふうに腹をくくっていただいて指示をする。
指示というのは一言で言うと業務分担上の指示になるのかなと思うんですけどね。
業務分担上の指示。
なので例えば相談しにくい状況を生み出し、忙しいから部下もなかなか相談しづらい、あるいはご本人からしても部下をもっと巻き込んで仕事をしてもらいたいんだけど、
もちろんその部下さんも仕事があるでしょうから、そういう意味で言うとね。
だしそこに踏み出すには、じゃあより余計忙しくなる瞬間があると思うんですね。
最初の段階では。
最初の段階ではっていうふうに考えると、多分任せておいてはいつまでたっても今の状況は変わらないっていうことになるので。
だからもう逆に言うと、この岸部候補生の方の一緒に、今は多分大きなプロジェクトのディレクションとか、メイン的な役割はこの方が果たして、
本当にサブ的なというか、あるいはサブのサブ的な業務を社内の他の方がやってるみたいな形なんだろうなと思いますけど、
そこの役割的なものを強制的に、メイン的な役割にもこの人を入れなさいということで、
最初多分混乱起きるかもしれませんけど、その混乱を覚悟の上で。
経営者からそうしなさいって指示を出してしまう。
本当に経営者の方のご決断がないと、多分この状況は変わらないでしょうね。
コミュニケーションの重要性
そういう場合ってどうなんですかね。経営幹部の候補の人に対してのフォローをしたりとかっていうのは経営者としては必要になってきますかね。
必要だと思いますね。そういう意味で言うと、もちろん忙しくなってしまうということもあると思うので、
それをきちんとフォローしていただいて、やっぱりその部下の方、将来の幹部候補生の方が現状をどう捉えていらっしゃるのかっていうのは、
やっぱりきちんと腹を割ってというか、共通認識を持っていただくのが必要かと思いますけど。
本人も多分何らかの問題意識が抱えていらっしゃると思うし、それを改善していこうという意欲も多分割りの方じゃないかなと思いますので。
なるほどね。その辺も含めて一回、経営者と候補生の方と一回腹を割ってお話しした上で、こういう業務分担でやってほしいんだっていうのを伝えた方がいいんですかね。
そうですね。もうやっと死んだというか、やりなさいと。やりなさいか、なるほど。
というところだと思いますね。あとは多少、表面的には話してる内容とか、何かありましたよね、ちょっと必要以上に自分の業務を話しすぎてしまっているという点もあると思うので、
そこに関しては本人は多分ね、そういう影響というのを気づかないで話してる可能性が多い、高いと思うので、そういうこともあるんじゃないのということで、社長さんの問題意識を伝えていただいて、
で、彼がどうご判断するのかっていうことになりますけど。ただ、そこはどうしてそうしてるのかということはある理由によるんでしょうけど、でも、たぶん根本的な役割分担とか忙しさだったりとかっていうのはあまり変わらなければ、そういうこと言わないようにしますって言っても。
そんなにそれは解決するかもしれないですね。でも、言うなよって言っても、その一時期は多分言わなくなるでしょうけど。また戻ってきちゃう。たぶんもう業務に追われてくるほど元の状況になると思うので、そっちに根本的なところに手を付けないと、結局表面的なと言うとあれですけどね。
なんかね、そういうの言いたくなっちゃう、そういう癖みたいなところもあるかもしれないですね。言われないと気づかないところもあるでしょうかね。ちゃんと話し合うのは大事かもしれないですね。そうですね。話し合うのは大事だとは思いますけど。
上司の影響と業務改善
だから、そういうことを言っていることによって、他からすればちょっと相談しにくいような雰囲気になっちゃってるんじゃないの?というふうに。そこにあまり気づいて課題としては思ってないければ、それは課題として思うんでしょうけど。
でも思ったけど、じゃあ言わなくなる、言わなくして。でも言わなくするというか、言う言わないというのは、一つの問題の事象に過ぎないと思うので、言葉を発しなくても相談しづらい雰囲気だったりとか、そういうことはあると思うので。もっと深い部分ですね。深い部分でやっぱり。
そうですね。せっかくこうしてご相談いただいてるんだったら、そこに踏み込んでいかれるということが必要なのかなと思いますけどね。
人を育てるというところを、この経営幹部の人に教えていくというか、お伝えしていくというか。そうですね。
そういうアプローチなんですかね。そうですね。この人の関わり方だったりとか、からの業務の進め方を見直したり。そうですね。
もちろんその業務の進め方ということで言うならば、いろんな便利なツールは出てますから、いわゆるDX化と言われてるものですけどね。業務フローをパソコン上にやることで人の手を返さないようにするだったりとか。
あるいはアウトソーシングできるような、高校代理店さんのディレクション業務っていうとそのディレクションなんで、アウトソーシングしてるところをディレクションしてるんで、アウトソーシングというのはなかなかあれかもしれませんけどね。
その辺の余地があるならば、それは多少なりともこの方というかこの会社さんの業務的な余裕につながると思うので。
そういうことはもちろん検討はしていただくというのはプラスにはなると思いますけどね。なるほどね。そういうことなんですね。
はい、ありがとうございます。そうですね。あとは、結局、他の会社さんでもそうだと思うんですけど、やはりコロナが非常に大きな企業業績に対しての影響を与えてたりとか、先の見えない状況を生み出してたというのは事実だと思いますので。
ありと多くのというか、人員増強とかいうことをあまり取り組まれてない、取り組む見通しが立たなかった会社さんっていうのも多いのかなという印象があるので、この会社さんがどうかはわかりませんけどね。
そういう意味でいうと、非常に多分皆さん忙しい状況だと思うので、その忙しさというものを緩和をするという意味でも、もしその人員増強をする予知とか個性があるならば、そこに舵を切るということも、直接のご相談いただいた直接のテーマの解決にどこまで結びつくかは別ですけど、そういうものというのはやはり必要になってくるのかなと思うんですよね。
そうですね。そろそろちょっと採用とか積極的にやってなかったコロナ禍、やってなかったような会社さんでもそろそろ復活させていくのも確かにありかもしれないですね。
なるほどね。どうでしょうか。この辺の回答でこの方のお悩みが解決されていたらいいなと思うのですが、岡本先生のご意見聞いて、実は本当はこういう細かいところがあるんだよとか、もっとこういうところを聞きたかったんだけどとか、いろいろ湧いてくるものもあるかと思いますので、そういう場合は概要欄に岡本先生のLINE公式アカウントがございますので、そこに友達登録をピッとしていただいて、追加の質問だったりとか、
労働保険と手続きの重要性
うちの会社はこうなんですよとか、いろんな思いを投げかけていただけたら嬉しいなと思っています。番組への感想も嬉しいですよね。待っておりますので、ぜひぜひ送ってください。というわけで、番組の最後にロームの豆知識をいつも聞いてるんですけど、今週はどんなことを教えてくれますか。
今週は前にも申し上げたかと思いますけど、6月の今、もう中旬になってますので、労働保険の労働局からもう緑の封筒がだいぶ前に送られてきてると思うので、その年度更新の時期であり、社会保険に関しても3点基礎届というのを出す時期に来てますので、その手続きを忘れないようにしてくださいということがあります。
前から申し上げてる通りであって、手続きとかはお支払いさんだったりとか税理士さんがしていただいてると思いますし、どういうふうにお支払いをしてるかにもよる、一旦労働保険に関しては労働保険料を納めていただかないといけない時期ですので、それをきちんと納めていただくということも、手続きをしていただいてる方との連携を取っていただいて、ちゃんと納めていただくということを忘れないようにしていただいたらと思いますので。
たまーに、たまーに、ほんとにたまーに、これ払い忘れてましたみたいなお話もありますので。
なるほど。うっかりしがちなところもありますからね。こういうふうに毎週言ってもらえるのは嬉しいですよね。
そうしていただいて、ちょっとうっかりしちゃうと、後でも払うって別に何もないですけど、びっくりしますので、お互いに。
なるほど。いつもありがとうございます豆知識を。ありがとうございました。では今週もいかがだったでしょうか。ぜひ皆様のご意見などもあると思いますので、LINE公式アカウントの方からですね、感想とかご意見とか、ご自身の相談だったりとか、いつでも送ってきていただけるようによろしくお願いいたします。
というわけで、岡本正幸先生のダメっぽ第17回以上で終了とさせていただきます。今週もありがとうございました。
ありがとうございました。
今週も最後までお聞きいただきありがとうございました。
番組概要欄にある三茶社会保健労務市事務所のLINE公式アカウントから、番組への相談や感想、扱ってほしいテーマなどをお送りください。
些細なことでもお気軽にご連絡くださいませ。
それではまたお耳にかかりましょう。ごきげんよう。さようなら。
この番組は、プロデュース・ライフブルーム.ファン ナレーション 伊豆野あずさ 提供 三茶社会保健労務市事務所がお送りいたしました。
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