2024-07-18 16:42

073.売上目標が毎年上がり続けることへの反発

売上目標が毎年上がり続けることへの反発についてのご相談。

◉番組への相談や感想をお待ちしています。

番組では社会保険労務士の岡本雅行先生と直接繋がれるLINE公式アカウントを開設しています。
以下リンクより友達追加をしていただくことで、いつでも岡本先生に相談ができる環境を整えてください。
番組への相談や、番組で取り上げて欲しいテーマ、感想やファンレターもお待ちしております。
直接LINEからメッセージをお送りください。
お問合せ、お待ちしております。

◉岡本先生のブログも併せてお読みください。

今週の【ダメポ】は!?

生活関連雑貨販売業を営む方からの売上目標が毎年上がり続けることへの反発についてのご相談です。

都内で生活関連雑貨販売業を営んでいます。
念願だった新店である10店舗目の開店準備をしています。
お求めやすい価格帯の商品が多いので、各店業績は順調です。
コロナ期を除くと、毎年売り上げベースで2~5%の成長を続けています。
今年度も本当に頑張ってくれて目標をクリアしました。
ささやかですが、期末賞与も支給するつもりです。
来月から新年度を迎えるにあたり、来年度の経営計画を店長会議で発表しました。
その際、店長達の反応がいまひとつでした。
個別にヒアリングしてみると、
「毎年売上目標が上がり続けることに対して素直に受け止めることができない。」
「今年も頑張ったのに来年は今年以上の目標を実施しないといけないのか。」
「今後も毎年毎年、目標額が上がり続けるのだろうか。」
「達成し続けるのはとっても無理。疲れる。」
という意見がありました。
様々な経費は上がっていますし、
開店してからの期間が短く、現時点では損益分岐点売上に満たない店もあります。
会社全体としての利益を確保するためには、売上額を増やさねばなりません。
しかし、今のままではモチベーションの上がらない店長もいるようです。
どのように考え、どのようにすれば良いのでしょうか?
岡本先生!!教えてください!!!

【今週のトピック】
・社長がまだ伸びると感じているのならしっかりそこに目標を設定するべき!!
・社長の考え方をしっかりと店長に伝える。
・情報開示は段階的に!?
・伝え方が重要!!
・○○と○○を分けて考える!?


LINE公式アカウントに登録して、いつでも相談くださいね!!

【今週の労務の豆知識?】
今週は『社員台帳』について。
社員さんの情報のアップデートをこの時期にするのが良いのではなでしょうか。
労働基準法でも社員台帳の整備を会社がすることになっているのできちんとアップデートしましょう。


1人でも多くの社長さんのお役に立てる番組になるように、精いっぱい配信していきます。
宜しくお願い申し上げます。

Apple Podcastsで聴く
Spotifyで聴く

番組フォローを宜しくお願いいたします。

▼ お友達にもこのPodcastをご紹介ください。

『もうダメだ…と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】は、1人でも多くの企業経営者のお役に立つ番組を目指しています。
少しでも面白かった!と感じていただけましたら、以下のリンクを周りの方にもご紹介ください。
宜しくお願いいたします。

◉今週もお聴きいただきありがとうございます。

この番組は、SunCha(さんちゃ) 社会保険労務士事務所の提供でお送りいたしました。
それではまた、来週お会いしましょう。

サマリー

毎年の売上目標の上昇に対する店長たちの反発や疲れを議論します。その中で、社長が経営計画や目標設定の背景をどのように伝えるか、モチベーション向上のためのアプローチについて考察します。また、売上目標が継続的に上昇することへの反発が取り上げられ、店長たちのモチベーションを高める方法を検討します。さらに、社長の役割や社員教育の重要性が強調され、適切な育成や情報の整理が求められています。

00:00
社会保険労務士岡本雅行の
【こいつはもうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト】 略して【ダメポ】
この番組は、企業経営の中で必ず訪れる労務の悩みについて、 社会保険労務士の岡本雅行先生が具体例なども交えながら、
コミュニケーションと労務の視点で、解決策への考え方をお伝えしていく番組です。 中小企業の労務管理とSDGsを推進する
SunCha社会保険労務士事務所の提供でお送りいたします。
はい、今週も始まりました社会保険労務士岡本雅行の【もうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト】 略して【ダメポ】第73回です。ナビゲーターのトーマス・J・トーマスです。
今週も岡本先生よろしくお願い致します。お願い致します。はい、というわけで始まりました。73回ですけれども。
もう7月も後半に差し掛かり、本当になんかもう夏本番ですよね。7月中旬後半。 ですねぇ。
はい。なんか、暑さ対策とかなんかありますかね。 それ僕も聞きたいです。そういう意味で言うと。具合悪くなりますよね。あまりに暑いと。
そうなんですよ。そうそうそう。 前も言ったかも。僕、冷房守り得意じゃないので、余計困っちゃうのあるんですよね。
困りますね。 うん、そうなんですよ。
薄着で過ごす感じですか、夏場は。 まあそうですね。と言いながらやっぱりだから、割となんかスーツ、ジャケット着たりとかしたりとかね、なんかしてることも多いので。
まあだからなんだろうな、なんか普通のビジネス版の仕様と、たまにこう休みの時とかですごいラフな格好になって、で、冷房聞いてるとこに入って体調崩すみたいな。そんなのがあるかもしれない。
今、あの結構お店、冷房聞きすぎてるなって感じるお店結構ありますからね。そういうところに入っちゃうとね。
まあそれは普段我々がこうだからスーツ着てるのが悪いんだっていうのかもしれませんしね。難しいですよね。
難しいですよね。 お店からしたらね。うん、なんかそれは非常に。スーツもでも大変だな。
ちょっとでもね、涼しい格好で過ごせるといいですもんね。はい、そうですね。電車とかも本当気をつけないと寒いですからね。ちょっとなんか羽織れるものも一つ持って。
そうなんです。弱冷房車の愛用車ですね。なんかやっぱり。そうなんですか。逆に弱冷房車がすごい混んじゃったりとかね、ありますよね。そうですね、ありますけどね。
で、なんか余計暑くなっちゃったりとかしてますけどね。難しい夏場は。ちょっと皆さんの対策、対処法ありましたらぜひLINEの方から教えてください。よろしくお願いします。お願いします。
では今日も相談が届いておりますのでご相談に答えていただこうと思います。今日の相談はこちらです。
店長たちの反発
都内で生活関連雑貨販売業を営んでおります。 念願だった10店舗目の新店の開店準備をしています。
求めやすい価格帯の商品が多いので各店業績は順調です。 コロナ禁を除くと毎年売上ベースで2から5%の成長を続けています。
来月からの新年度を迎えるにあたり、来年度の経営計画を店長会議で発表しました。 その際、店長たちの反応が芋一つでした。
個別にヒアリングしてみると、毎年売上目標が上がり続けることに対して素直に受け止めることができないとの意見が多かったのです。
今年度も本当に頑張ってくれて目標をクリアしました。 ささやかですが、期末商用も支給するつもりです。
今年も頑張ったのに、来年は今年以上の目標を実施しないといけないのか、今後も毎年毎年目標が上がり続けるのだろうか、達成し続けるのはとても疲れるという意見がありました。
様々な経営費は上がっていますし、開店してからの期間が短く、現時点では専域分岐店売り上げに満たない店もあります。
会社全体としての利益を確保するためには売り上げ額を増やさなければなりません。 でも今のままではモチベーションが上がらない店長もいるようです。
どのように考え、どのようにすれば良いのでしょうか、という相談です。
なるほど。 確かに売り上げ、毎年上がっていくとしんどいなっていう店長の気持ちも何かわかりますね。
わかりますよね。わかりますけど、まあ難しいテーマですね。これもね非常に重要なんですけどね。
まあでもね、そうなんですよね。今トマシさん言ったように、この方のご相談の中にもあったようにね、本当にこれどこまで続くんだよみたいなのっていうのはやっぱりこう
思いますよね。思う瞬間ってありますよね。だからそこはね、どう答えていいかっていう話で。
まあまあそのとは一概には言えないんですけどね。一概には言えない部分があるんですけど、
会社によってはやっぱり当然異なってしまうのでという話なんですけどね。
まあ業績順調っていうことなので、無責任な発言に聞こえるかもしれませんけど、社長としてはやっぱり今後もどんどん業績的にもというか売り上げ的にも、この少なくとも何年間か伸び続けていくだろうというような、
社長も本気でそう思ってるならそういう設定にしていくということが必要かと思いますので。
社長自身がね、そこに何かクエスチョンがあったりとかね、何かよくわかんない、もう無理だと思うけれども、ちょっとそれじゃ会社慣れたっていかないから売り上げあげようって言っているっていうのは、それはもうおかしな話なので、
だったらもうちょっと違う。 それじゃ伝わらないですよね。 それじゃ伝わらないですしね、そういう経営を続けてても、もっと大変な時期が来ますから、そこは考えていただくっていうところがありなのかなと思いますね。
ありというか絶対に必要なことじゃないかなと思いますね。
で、社長自身がやっぱりもう少し売り上げを、結局本当にこれでありで、いつまで、さっきもありましたし言いましたし、いつまでこれ続けるのとか、うちのお店だったらいくらぐらいまでいくのみたいな話のね、
その辺を感覚値だけじゃなくて、社長はどう思ってるんだよっていうことをきちんとそれぞれの店長さんに対して説明してあげるっていうところは必要じゃないかなと思いますよね。
確かにその情報があると頑張れそうな気もしますね。
頑張れそうな気がします。じゃあ一緒にやっていこうっていう話になっていくかなと思いますのでね。
社長の伝え方
それは多分絶対にあるかなと思いますね。一つ大切なポイントとして。
で、あとはその流れで言うと社長の考え方を伝えましょうということなんですけど、これも年に1回の時だけに伝えるということでは難しくて、その段階を追ってそういう情報開示をしていかないといけないと思うんですけど、
さっきもあったように、多分こういう会社さんはあると思って、儲かってるお店はまだいいんですけど、当然新しいお店出してもすぐに儲かるわけじゃないので、儲かるところまでいかない状況はわかりますので、
トータルでお店ここで考えたら違うんだけど、会社全体としてはこれだけの売上必要なんで、継続して売上目標達成し続けてくださいねっていうのはあると思うんですね。
で、それがさっきの個店ごとの売上目標達成に社長がどう考えてるかということもそうですし、この会社さんに複数店舗上がる場合にはなんでそこまでのことが必要なのかということであって、一言で言ったらまだ儲かってないお店があるからそれに支えてねっていうことをどう伝えていくのかっていうことは、やっぱりそれは伝え方を考えて伝えていくっていうことは大事かなと思います。
なるほどなるほど。
じゃないと、なんかバラバラになっていったりとかね、あの店のために私たちは働いてるのみたいなおかしな話に行ってもと思いますので、でもあなたの最初の、それはもう疑い様ですよね、本当に疑い様だと思うので、どのお店も減ってきてるところであって、
やっぱり複数店舗してる会社さんっていうのは既存の店舗さんが新しい店舗さんを支えてる時期があってっていうことなので、自分が今のお店もそうだったんだよって話が一つだし、あとは全体的にじゃあそこで支えていただいて何年か経ってね、その支えられてる方のお店がそうならなくなったときにはどんなかいいことが待ってるというふうに社長は考えてるんですかみたいなことは伝えてあげる必要はあるかなと思います。
社長の伝え方がすごく重要になってきますね。
そうですね、伝え方であり、今のは結構会社の財務の状況とかをオープンにするということにもつながるので、さっき言ったように段階的に伝えていくということは必要になりますけどね。
というのは一つです。
それは必ずやっていただきたいことでありまして、あとは対個人という話で言うと、やっぱりそれをやり続けていくっていうことに関してモチベーションが上がらないというか、
モチベーションというかやる気がずっとならないとか、奮起したくなくなるっていうのと、そんなにやれるのっていうことで聞いた瞬間に一瞬えっと思うっていうのは多分分けて考えたほうがいいと思うんですよね。
たぶんここで言うと、店長会議の時にワッと出した時っていうのは、いきなりそれを言われているような状況だとすると、えっと思いますよねっていうのは、それは感情的にたぶんあると思うんです。
そうでしょうね。
それはそれとしてもちろん捉えていただければいいんですけど、ただそれがあまりにそんなことがずっと続きすぎて、いつまで経ってもモチベーションが上がらないっていうのはむしろ、もちろんこの社長おっしゃるように対策が必要だと思うんですけどね。
そう考えた場合にはやっぱりその目標になんで取り組むのかとか、その店長さんにとってどんな価値があるんだろうなみたいなことを、やっぱり個別に伝えていってあげるっていうことは必要なんじゃないかなと思いますね。
社長自身はたぶん、いつまでそんなこと続くんだろうとか、なんだろうっていうことはたぶん思ってないと思うんですよ。
いつまで。
それはだから、自分が主体的にやってるからそうなんであって、むしろ時間足りないぐらいで思ってると思うんですよ。もっともっと時間が欲しいとか、もっともっと売り上げらしいけど、全然たぶん一つの目標に関しても捉え方が違うと思うんですけど。
うちの会社いつまで目標を売り上げ目標を上げ続けていかないといけないのかなとか、毎年毎年上げないといけないのかなみたいな話はたぶんしてないと思うんですよね。
社長自身は。
社長は嫌ですよね。
売上目標と店長の価値観
嫌ですし、たぶんそうは全然思ってなくて、こういうふうに上がったらこういうことできるとか、それは私にとってもね、社員にとってもいいだろうし、私もワクワクするみたいな話で、
だからむしろ逆に言うと、もっとやりたいことたくさんあるっていう話になって、モチベーションを下げてる暇はないぐらいな感じでいらっしゃるとは思うんです。
だからそれと同じようなことが店長さんたちにもなっていただくためには、やっぱり店で働いてる時間とか店で売り上げ達成するっていうことが、会社にとっての価値だけじゃなくて、その店長さんにとってどんな価値があるんですかとか、
その店長さんは何やりたいと思ってるんですかとか、なんでうちの会社で働いてもらってるんですかとかっていうことを、やっぱり関連づけて捉えてあげたら、今のままの売上よりもまさにね、じゃあ売上伸び続けていった場合にはあなたがやりたい、お客さんともっといろんなお客さんと接するようになるよとかいう話ができたりとかね、
多分積極に喜ぶ感じていらっしゃる方って多い、いらっしゃるんだったら、もっといろんな方々といろんなお話できるようになるしっていう話があるかもしれないし、じゃあ楽しいだろうみたいな話あるかもしれないし、その店長さんの考え方とか価値観という言い方がいいのかもしれませんけど、捉えて考えると、
それと売上達成をし続けるっていう言葉、店長さんの価値観で言ったらどうやってらワクワク、その価値観に合わせると、なんで売上達成するほうがワクワクするんですかっていうことを整理して伝えてあげるっていうのがポイントかなと思います。そしたら変わりますよ。
相当変わりますね、それ。
相当変わると思うんです。本当にそんな人がたくさんいる。
各店長がワクワクしながら売上げ上げることに邁進できたら、めちゃくちゃ売上げ上がりそうですね。
めちゃくちゃ売上げ上がってくと思いますよ、そう見えてると。
へえ。
たぶん述べてる会社さんっていうのはそういう会社さんだと思いますからね。
なるほどね。
いやあ、そっか。やっぱ社長ってそういうことも全部含めて社長なわけですもんね。
そうですね。
いろいろなことをいろいろなスキルを身につけて、社長自身が成長していく必要があるということですね。
そうですね。
いやあ、なるほど。勉強になりましたね。
成長するのもそうですし、社長の考え方をたぶんもっと社員さんにしっかりと伝えていくっていうことは必要なのかなと思いますので。
ちょっと頑張ってみましょう、皆さま。
頑張っていきましょう。
はい、というわけでいかがでしょう。
今日の話を聞いていろいろ思われたこともあると思いますし、うちの会社の場合こうなんですけどとか細かい質問も湧いてきた方もいらっしゃるかもしれません。
ぜひですね、概要欄に岡本先生に通じるLINE公式アカウントの登録用のリンクが用意されておりますので、そちらポチッと押していただきまして、
友達追加を押していただいて、メッセージを送る形でどしどし番組へのメッセージお待ちしております。
はい、では番組の最後にロームの豆知識のコーナーです。岡本先生お願いします。
ありがとうございます。
今回はですね、社員さんの台帳というか社員さんの情報のアップデートをこの時期にするのがいいんじゃないんでしょうかというお話です。
何回か前に、もう労働保険とか社会保険関係の手続きは終わっていると思うので、それは自社でやられている場合もあればシャロシさんとかにやってもらっている回答もある。
それで一回その整理が、企画の先ですけど一旦整理はできているはずなので、このタイミングでそういう情報も含めて社員さんの台帳とかってきちんとアップデートできてるかなみたいなことを考えていただいてアップデートしておくといいかなと思います。
社員台帳を整理しましょうっていうのも一応ロード基準法上で会社が用意し整備しないといけないものなんでということの一つになってますので。
夏だと、業種にもよって変わりますけどね。2月と8月は売上がちょっと難しいとか、どうしても世の中が遊びに行かれたりとか、夏でこれだけ外に出たくないようなところだとちょっと余裕ができてしまうような業種の方々だったとすると、
普段だとなかなか手につけづらいことも取り組んでいただくというのもいいのかなと思いまして、社員台帳の整理っていうのはその一つであるのかなと思います。
なるほど、いいタイミングで聞けた気がします。ありがとうございます。
というわけで、社会保険労務省岡本正幸のもうダメだと思う前に聞いてほしい人に悩める社長のためのポッドキャスト、略してダメっぽ、第73回以上で終了とさせていただきます。今週も岡本先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
今週も最後までお聞きいただきありがとうございました。
番組概要欄にある三茶社会保険労務市事務所のLINE公式アカウントから、番組への相談や感想、扱ってほしいテーマなどをお送りください。
些細なことでもお気軽にご連絡くださいませ。
それではまたお耳にかかりましょう。
ごきげんよう、さようなら。
この番組は、プロデュース・ライフブルーム.ファン・ナレーション・伊豆野あずさ
提供 三茶社会保険労務市事務所がお送りいたしました。
16:42

コメント

スクロール