2024-06-13

068.【アルバイトの評価制度】どうやって作ったらいいのか!?

アルバイトの評価制度についてのご相談。

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今週の【ダメポ】は!?

都内で5店舗の飲食店を経営しているの方からのアルバイトの評価制度についてのご相談です。

先日、今後もずっと続けてほしいと思っているアルバイトから
「どうやったら時給が上がるのか示してほしい」と要望がありました。
それからいろいろと評価制度の本を読んで勉強していますが、今一つしっくりきません。
悩みとしては、ざっと以下4点です。
①半年から1年で入れ替わる数人のアルバイトのために評価制度を作成する価値があるのか。
②評価項目が少なく、内容も分かりやすいものが良いが、
 本の言葉は難しすぎてうちのアルバイトではこなせないと感じる。
③評価項目を設定できたとしても時給を上げるのには限界がある。
④私自身は現場に出ないので評価を任せる必要があるが、店長による差が大きい。
どのように考えたら良いのでしょうか?
岡本先生!!教えてください!!

【今週のトピック】
・本の中の良いと思った部分だけやってみる。
・業績、数値に結び付く結果を評価する。
・シンプルなものを作り、トライ&エラーを繰り返す!!
・プラスを評価するやり方だけでなく、マイナスを起こさないことを評価するやり方もある!?
・社員ではなくお客様の声を反映させる「褒賞制度」


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【今週の労務の豆知識?】
今週は『夏休み』について。
夏の予定を立て始める時期になってきました。
今のうちから夏の休みの予定を共有し、誰がいつ居ないのか。
夏の業務に穴がないようにしましょう。


1人でも多くの社長さんのお役に立てる番組になるように、精いっぱい配信していきます。
宜しくお願い申し上げます。

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『もうダメだ…と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】は、1人でも多くの企業経営者のお役に立つ番組を目指しています。
少しでも面白かった!と感じていただけましたら、以下のリンクを周りの方にもご紹介ください。
宜しくお願いいたします。

◉今週もお聴きいただきありがとうございます。

この番組は、SunCha(さんちゃ) 社会保険労務士事務所の提供でお送りいたしました。
それではまた、来週お会いしましょう。

サマリー

アルバイトの評価制度の重要性と実践方法について議論されています。中小企業の社長向けに、具体的な評価項目の設定やその運用に関するアドバイスが提供されています。また、アルバイトの評価制度を整備する方法や考え方についても言及されています。具体的な評価基準や報酬制度を通じて、スタッフのモチベーション向上が提案されています。

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社会保険労務士岡本雅行の
【こいつはもうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト】 略して【ダメポ】。
この番組は、企業経営の中で必ず訪れる労務の悩みについて、 社会保険労務士の岡本雅行先生が具体例なども交えながら、
コミュニケーションと労務の視点で解決策への考え方をお伝えしていく番組です。 中小企業の労務管理とSDGsを推進する
SunCha社会保険労務士事務所の提供でお送りいたします。
はい、今週も始まりました社会保険労務省岡本雅行の【もうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト】 略して【ダメポ】第68回スタートです。
ナビゲーターのトーマス・J・トーマスです。岡本先生今週もよろしくお願い致します。 お願いします。お願いします。はい、6月も2週目になってきましたね。
岡本先生は、この夏に向けて何か目標だったり、やってることとかなんかあったりしますか? 夏に向けてはやっぱりね、ちょっと健康を維持して、ちょっと去年ね、あの
体調を崩してしまったので、夏の時にですね。そうなんですよ。ちょっとそこが今年どう乗り切っていくのかというところがポイントですね。
ポイントですか。ちょっと健康的にいきたいですね。 そうなんです。やっぱり僕、あの前も言ったかも。冷房がね、ちょっとあまり好きじゃないので、
この時期はやっぱりね、冷房がガンガン入ってるようなところは結構あるじゃないですかね。まあ仕事からね、そういうところに出入りしたりとかしなきゃいけなかったりとかすると、ちょっとね、あの体調が良くなかったり。
電車乗ってるだけでも寒いとこありますもんね。 いやわかります。寒いんですよね。エアコンが。なんでそんな冷やすの?っていうとこいっぱいありますよね。そうなんですよ。
私とかは割とスーツ着てることが多い。スーツというかね、割とジャケットを羽織ったりとかすることが多いので。平日はそれでいい。でも休みになるとなんかすごいラフな格好でTシャツ一枚で普通に電車乗ってると寒すぎて、あ、やばいって思って、それの中でちょっと体調悪くなっちゃうみたいな。
ありますので、皆さんもね、ぜひご注意いただいて。 羽織るものをね、一枚バッグに入れときたいですよね。
そうですよね。そうしないとやっぱり。 そうですね。体調管理気をつけていきましょう。
はい。 というわけでじゃあ今日も相談が届いております。相談に答えていただこうと思います。今日の相談こちらです。
アルバイトの悩み
都内で5店舗の飲食店を経営しています。 アルバイトの評価制度について教えてもらいたいです。
先日アルバイト、彼女はよく働く子でずっとバイトしてほしいと思っています。どうやったら時給が上がるかを示してほしいという要望がありました。
それからいろいろと評価制度の本を読んだりして勉強していますが、今一つしっくりきません。
せいぜい数人のアルバイトしかも半年から1年で入れ替わるのために評価制度を作成する価値があるのか。
評価項目も少なく内容もわかりやすいものがいいが、本に載っている言葉は難しすぎてうちのアルバイトではこなせないと感じる。
評価項目を設定できたとしても時給を上げるのには限界がある。 私自身は現場に出ないので評価を任せる必要があるが店長による差が大きい。
ざっとこんな点が悩みどころです。どのようにすればいいのでしょうか。 ということです。
評価制度ですね。 そうか、こういうのも考えなきゃいけないですよね。
そうですね。どこかの時期で考えていただいたらいい項目ではありますよね。
ここにあるように、やっぱり働く方からしたら、時給っていつになったら上がるんですか?みたいなのが当然思う疑問だと思う。
そうですよね。
全然ないんだよ、やっぱり。僕とかも言われてみればそんなのなくて。
でも確かに半年か一年かあるのでそこまでしなくていいじゃないっていう気持ちもわかりますけど。
だからそういう点はよくマクドナルドさんとかはね、もうその辺すっごいしっかりしてますよね。
だからそこはすっごいアルバイトさんだったりとかね、正社員じゃない方で店が回っててるし、みたいなのがあるので。
そこまでね、まずは体力的にも難しいんであれですけど、そういう意味で言うと、どっかに書いてありましたけど、あった方がいいのかということで言うと、整備できるならば整備をしていただくということがやはりいいのかなと思うので、
ぜひご相談いただいたことをきっかけに、頑張って整備をしていっていただきたいなというふうには思いますね。
そうですね。難しそうでも考えるのが。
そうそうそう。おっしゃるようにね、本とか読むと結構迷うというのも実態としてあると思いますし、勉強家の方なんでしょうね、この社長さんもね。
読めば読むほど、いろんなことを取りなきゃいけなくなって、わけわかんなくなるしどうもしっくりこないなみたいなのはありますので。
まさにアルバイトさん向けのだったりとか、アルバイトでも数名向けのとか、非常にシンプルなものっていうのはあまりないので、本格となるとそこだけ書いてもね、他のことはこの人知らないのかみたいに思われちゃうと。
本としてはボリュームが足りないですもんね。
本としてはボリューム足りないんで、なかなかそういうシンプルなものっていうのはないんですね、実態としてないと思います。
ただ逆に言うと、むしろ本当に私こういう社長さんとかにアドバイスさせてもらってるのは、本とか読んでいただいて、ここはいいなっていうふうに思ったところだけでも取り入れてもいいんじゃないかなっていうふうには思いますので。
だからまさにおっしゃってたように非常にシンプルであって、多分始めるとしたら、評価制度がうちはあるんだっていうことが明確に伝えられて、それだけでもまた今よりも違うと思いますし、
もっとこれやれば時期が上がるんだ、頑張ろうみたいな、そういうようなモチベーションを起こしてもらえたらいいので、その2つのために何が必要なのかなっていうふうに思っていただいたら、ある程度定めたほうがいいことっていうのも決まってくるのかなと思いますし。
おっしゃってるようにアドバイスさんに、じゃあ3、4枚の評価制度があってみたいなので、やっても多分そんなのは定着しないでしょうから、1枚だけあるでもいいかもしれないし、っていうふうには本当にシンプルな項目にしていくのはベストじゃないかなと思いますね、そういう意味で。
あとは評価制度っていうと、社員さんの何を評価するんですかっていうことで、評価する項目にもいくつかあるんですよみたいなことは大抵の本を見ても書かれてると思うんですけど、それはよく書かれてるのは行政機器的な数値に結びつくような、この人はどれだけの数値の結果を残せたんですかっていうことを評価する項目としては必要ですねっていうことがあり、
シンプルな運用方法
あとはそれをやるにあたって本当にどういうスキルを持ってるんですかみたいなね、私とかだったら例えばどれだけの知識を、法律の知識を持ってるんですかっていうことはやはり結果を事務所の経営を安定させるために法律知識っていうことが前提になるんで、その人の法律知識をちゃんと確認してそこを評価しましょうっていう話だったりとか。
あとはもっとシンプルにその仕事に対しての取り組み性だったりとか、周りの人と協調してやっていけるのかとか、あるいは挨拶をきちんとできるのかみたいなそういう態度的な要素を評価しましょうみたいな、最低でもその3つくらいっていうのは大体の本には当然こういう点を評価したほうがいいですっていうふうに書かれてる項目ではありますので、
ただそれを全部評価対象にできればいいですけど、そこでしっくりこないんだったら、もうしっくりくることだけ評価してもいいと思うんですよね。特にアルバイトさんとかで考えたら。だからさっき申し上げた中で言うと、じゃあ本当に毎日朝挨拶できてるんですかとか、ニッコリとマクドナルドさんのスマイルじゃないですけど笑顔がちゃんとあるんですかみたいなものだけでも、もう最低限それだけを項目にして、これができたらあなたプラスになるよみたいなことで評価する。
そういう意味で評価していってあげるっていうのもいいのかもしれませんね。
ほんとシンプルですね。
シンプルで考えて、逆に言うと小規模な会社さんで言うと小規模な形で始めて、どの評価制度の本にも絶対書いてあると思いますけど、評価制度って一度作ったら終わりじゃなくて、トライアンドエラーを組み返していくということが必須なので、もう小さく始めてどんどんやりっくりをしていっていただくということでもいいので、
シンプルにちっちゃいところから始めていくっていうことがいいんじゃないかなっていうふうに思いますね。
なるほど。始められそうな気がしてきましたね。
本当ですか。
それぐらいだと。
あとは、時給を上げるということに関しても、どうですかね。できない、やってもらっちゃ困ることをやらないことを、例えば免許でも違反をずっとしなかったらゴールド免許がもらえるじゃないですか。
というのと同じように、プラスの面を評価しようと思うときちんと見なきゃいけないとかありますけど、やってもらったことがない、スピード違反がないんですよとか交通違反がないんですよっていうことが何ヶ月間かあったらあなたゴールド免許でしょってなるように、うちの店でもこういうことはやってもらっちゃ困るよ、これらのことを一年何もやらなかったらそれはそれでメリットとして考えてあげるよみたいな。
そういうやり方っていうのもあると思いますね。評価の項目になりますけどね、今のお話に関しては。
なるほどなるほど。その考え方でもいいわけだ。
その考え方でもいいと思います。
それが社長の考え方にマッチする部分があるので、そこから始まりっていうのも面白いですよね。
そうすると最低限の接客のレベルとかね、実際にこれやってもらっちゃ困るっていうことが、やらないようにっていうことは意識できると思いますので。
それこそ遅刻がないとかね、ちゃんとシフト通り守ってくれてるみたいなものっていうのは、ある意味それは勤怠記録をつけてれば必ずわかるはずのことなので、評価のための行動をあまり起こさないでも評価できる項目っていうのは眠ってると思うので、会社の中に。
アルバイトの評価制度の考察
プラスアルファの評価しようと思うと、それはそれでやっぱりここの書いてあるように、社長が一人一人のアルバイトの働きぶりをわからないとすると評価しようがないっていうのはわかるんで、それは社長に全部現場に入ってくださってたら無理な話になっちゃうんで。
だったらそういう意味で言うと、当たり前に今でもデータが集まってるようなことを評価してあげるっていうのもありえるかなと思いますし。
ちょっと考えやすくなってきました。
そうですね。割とそういう形で、今できるものとか、別に本に書いてあって、本に書くとこういう項目を評価した方がいい、こういう項目を評価した方がいい、こういう項目を評価した方がいいってたくさん書いてあって、それはもちろん確かに評価できれば評価した方がいいんですけど、評価するにも結構つくろうしたりとか、今のうちの会社では評価できないなっていう項目は逆に全部省いていっちゃってもいいのかなと思います。
あとは、守るべきことを何ヶ月間か守るだけで時給を上げちゃっていくことだけだと物足りないなっていうような場合だと、よくあるのは、評価自体を社員さんが評価するということじゃなくてもいいと思うので、例えばお客様の声とかをね、それは評価制度というよりも報酬制度に近くなるのかもしれませんけど、アルバムさんだったらそんなのでもいいかもしれないですよね。
なんかね、この人は、よく店でアルケートとか求められると、今日の一番の笑顔だったら書いてくださいみたいな項目があったりとかする。居酒屋さんとかありません?僕がよく居酒屋さんです。
それで書かれたら、何回そういうのがあったら、報酬でいくらアップさせてあげるよみたいな。
おもしろい。
それは別に店長が評価する必要もないし、お客さんが評価してくれることなんで、集める仕組みさえ作れば、それは別の店のアンケートとかやっていらっしゃるかもしれないので、そこに乗っけて、それで評価してあげたらいいのかなと。
でもそういう評価制度だと頑張ってくれそうですもんね。
アルバイトさんたちも。
そうですね。と思いますね、そういう意味で言うと。だからシンプルに今あるものにちょっと加えるだけでデータであったりとか評価、なんでこの評価したんですかっていうことは言えるようなものっていうのは、たぶん考えていただいたら眠ってると思うので、それを使って作っていただいたらいいんじゃないかなと思います。
難しく考えすぎてたなと思いました。
評価制度の実践
そうですね。もっとシンプルに。本読んでいくとどんどん難しい前提で書かれてますから、難しい制度はやっぱり導入しないと。各方からしたらね、になるので。
これ評価制度作ったら、作っただけじゃなくて、スタッフみんなにこういう基準だよっていうのをちゃんと伝えて。
そうですね。
ってことですよね。評価する仕組みを作って、みんなに頑張ってもらうということですもんね。
そうしていただいたらいいと思います。
勉強になりました。
トライアンドエラーでとりあえずシンプルに作ってみて、そこから成長させていくようなイメージで動かしていけばいいんでしょうね。
ありがとうございます。
リスナーの皆さんも今日の回答を聞いて思ったことだったり、もうちょっとここんとこ詳しく教えてくださいとか、こういう場合どうすればいいですかとか、いろいろ湧いてきた疑問、質問、感想などあると思いますので、
ぜひ概要欄にある岡本先生に通じるLINE公式アカウントに友達登録をピッとしていただきまして、メッセージを送る形で何でもかんでも送ってきてください。お待ちしております。
はい、では番組の最後にロームの豆知識のコーナーです。岡本先生お願いします。
ありがとうございます。先ほども6月になって夏になって暑くなりますみたいな話ですけど、これ前にも申し上げたかもしれませんけど、そろそろ社員さんだと夏休みの予定どうしようかなみたいなことを考え始める時期だと思うんですね。
今夏休みもいろいろな取り方が変わってると思うんですね。一斉で休みを取る会社さんもちろんあるし、個別に休みを取る会社さんもあったりとかしますので、
申し上げたかもしれませんけど、そういう夏の間の休みの予定とかをそろそろ共有をしていただいて、それをし始めていい時期じゃないかなと思いますので。
前回も有給の問い合わせがあった時に、ちょっと脱線して申し上げましたけど、有給の取得状況っていうの、いつこの人有給で休むんですよっていうのはできれば共有した方がいいですよっていう話をしました。
夏休みなんていうのは、有給とは別に夏休み取れるんですよっていう会社さんも最近増えてると思いますし、あとはやっぱりお盆の時期に一斉に取るんじゃなくて、いつの時期に取ったらいいですよっていうふうに分散して取れるようにしてる会社さんもあると思うので、
それらも含めて、やってる会社さんもあると思いますけど、まだない会社さんは、今年は誰々様いつ取りたいですっていうふうなものができるだけ早く共有できるようにしてあげたらいいのかなと思います。
おだしょー ありがとうございます。
というわけで、社会保険労務省岡本正之のもうダメだと思う前に聞いてほしい人に悩める社長のためのポッドキャスト、略してダメポ第68回以上で終了とさせていただきます。岡本先生、今週もありがとうございました。
ありがとうございました。
今週も最後までお聞きいただきありがとうございました。
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些細なことでもお気軽にご連絡くださいませ。
それでは、またお耳にかかりましょう。
ごきげんよう、さようなら。
この番組は、プロデュース・ライフブルーム.ファン・ナレーション・伊豆野アズサ提供
三茶社会保険労務市事務所がお送りいたしました。

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