この番組でも何回も申し上げたように、今本当に日本は前回から人が減ってきてしまってるということであり、
でも、高齢化社会というのは一方で加速しているということがあるので、まさに介護問題というのはどの会社さんにも当てはまることになりますのでということですね。
前にもね、育児介護休業法が変わりますということで、2回ぐらいちょっとご説明の時間を設けたのもあると思いますけど、
介護の離職、両立支援といってね、介護とか育児をしながら仕事を続けやすい環境を作ってほしいなっていうのはやっぱり国としても非常に考えていることなので、
今回この4月に少し法律が変わったというのもあります。基本はその法律に書かれていることを特に今回改定になった内容がありますので、この後ご説明しますけど、
それをまずやっていただくということになるのかなというふうに思います。その上でよりプラスアルファで必要なことはしていきましょうということになるかなと思います。
まず、やっぱりですね、さっきトーマスも言いにくいっていうのもあると思いますし、そもそも介護に直面したときに、うちの会社ではどういう制度が使えるんだと。
休業の制度だったりとか、休暇の仕組み制度だったりとか、何があるんだろうなっていうことをきちんと社員さんに周知徹底をしていただきたいんですね。
やっぱり残念ながらと言うべきでしょうね、社員さんはそこまでご存じない方もまだまだ多いかなというふうに思いますね、そういう意味で言うと。
できてる会社さんとできてない会社さんの差が激しいんですけど、このテーマも。この番組でもよく休業規則とかを作って、社員さんにきちんと周知徹底していらっしゃるところもあれば、なかなかそこまでできてなくて作って、
社長の近くに置いてあるだけでみたいな形にもなってますので、同じようなことは、だいたいその休業規則と育児介護の休業に関しての決まりとして育児介護休業規定みたいなものは作られてると思うんですけど、それをどこまで周知していくかということは非常に大事なことになりますので、とにかく周知をしてくださいねっていうふうにありますので。
さっき申し上げた、今回の法改正の中でも、まず介護留職を防ぐための環境整備を会社さんできちんとしなさいねっていうのは義務化されてます。いくつかこういうことをしてくださいね、この中から一つ以上はやりましょうねということであって、その一番最初に研修の実施をしてくださいねということがやはり法律の中にも謳われてますので。
はい。だから、研修というのはどういう制度があってとか、あるいはその前提として国の法律ではこうなってますよとかいうこととか、そういう規則面に関してのものの研修も必要でしょうし、あとは実際に介護に直面した場合にどういう手続きをどこに行ってすればいいのかみたいなことを教えておいてあげるっていうのも必要かもしれませんので、
とにかくそういう内容でいろんな内容が考えられますけど、介護とかに関しての研修をまず実施しましょうっていうのは一つ前提として始めていただきたいことかなと思います。
研修を実施するということもそうなんですが、もう一つ介護に直面してからということじゃない、それは前の段階でちゃんと情報提供をしましょうねということも義務化されてますので、特に40歳から働いてる方は介護保険料というものを払わなければいけなくなるんですけど、お給料から転引されていくんですけど、
40歳になる少し前の段階で介護制度に関して、自分の会社の介護保険制度というか、介護でどんな制度があるかということをちゃんと情報提供しましょうねっていうことも義務化されてますので、そこはぜひ前提としてやってもらいたいなと思います。
本当に法律の改正というと、仕方なく法律が変わってるからやろうかみたいな発想になってしまいがちなところもあるんですけど、でもこれは本当に必要なことですし、背景を見ると本当にもっとプラスのというかしょうがないかというような形でやるんじゃなくて、
本当にさっきのような相談者のような方を助かないためにも重要なことなので積極的に取り組んでいってもらいたいなというふうに思いますね。
前向きに取り組みましょう。
あと、環境整備をしましょうということの一つの選択肢の中に、やっぱり相談窓口ですね。相談窓口を設置してくださいねっていうのもありますので、内容をその研修でもう1回いただいたとしても、実際に何すればいいのとかどうすればいいのっていうことを相談する窓口っていうのはやはり大事なので、それも社内に置きましょうということで。
従事業さんで社長さんが持ち対応できるならば、社長さんが窓口になっていただいてもいいかなと思いますね。
ご店舗、美容師さんとかですからね、多分、オーナーさんへの理解度とかオーナーさんとの距離っていうのも近いのかなと思いますので、今のご相談者の場合だったらオーナーさんご自身が、ご相談者の方ご自身が窓口としてなってもいいのかもしれませんしというふうには思いますけど、というとこですね。
これらは本当に法律に記載されていることですので、それをまずやっていくということは大前提としてやっていただきたいことになりますね。
ちょっと違う視点でお話をすると、もう一つは会社をより良くするというより大きなテーマにもなっていくんですけど、
休みを取りたいけど、休みを取れないとか取りづらいとか取ったら迷惑かかっちゃうとかですね、そういうお気持ちがなかなか起きるケースもあると思うんですね。
考えると、やっぱり休みを取りやすい環境ができているのか。
お買いをしないでいただきたい。何でもかんでも休んでいいということではないんですけど、個別の事情ということを反映して休みを取りやすい職場になっているかなということは、ちょっと確認いただく会社さんも多いのかなと思います。
美容師さんなんでね、美容師さんということですので、たぶんシフト制になっていると思うんですね。シフトで休みが決まったりとかね、そんなイメージですよね。だからそのシフトがどう組まれているんだみたいなね。
忙しい時期はちょっと休み取りづらいとかっていうのはわかりますけど、それが一年中ちょっと人手不足感が漂ってて、休み取りづらいとかですね。
休み取っても呼び出されるとかですね、休み取ってなんかちょっとこうね、当然そのシフトで決まっている休みはもちろん休んでもらってる会社はほとんどだと思いますけど、半募金以外はね。
でもなんかそれ以外に、いわゆる有給みたいなものはなかなか取れないんですみたいな状況の会社さんもまだあったりとかすると思うので。
そこにやっぱり切り口を入れといてもらわないと、普段の有給でさえ取りづらいのに、介護の離職の防止のためにはマックスで93日間を3回分けて取れるみたいなのがあるんですけど、
本当にそんな休みなんて絶対取れないよみたいに思ってしまってる方もね、いたりとかすると思うので、このご相談者の会社さんはどうかわかりませんけど、
いわゆるテーマとしては年次有給休暇っていうものをどこまで消化できてるんですかとか、消化しようと思ったら消化できるようになってるんですかとかっていうところは、
まずベースの会社としての活動として考えないと。有給もね、1年間で例えば10日の有給も年間通して取れないような雰囲気なのに、
介護で休業とかってちょっといいね、それこそさっきトマさんも言ってたように、介護って話しづらいですってみたいな雰囲気にもつながっていったりとか、
しかも休んだら周りの人に迷惑かかっちゃうみたいなことになると、やっぱり辞めないといけないのかなみたいなふうにね、そういうマインドになっていってしまう傾向があると思うので。
ちょっとね、この会社さんのところはわかりませんけど、でもまだまだ年次有給休暇の取得率が上がっていない会社さんっていうのもありますので、そういう会社さんはもちろんそういうところも一緒にやっといてもらわないと。
そうですね、しっかり考えなきゃいけないですね、これは。
はい、そうです。結局ね、そういう形で介護だったりとかね、あるいは育児ももちろんそうなんですけど、一時的に何かご家庭の事情とかご本人の事情で働きたいんだけれども、なかなか働くことができないとか働きに集中できないような環境になったときに、
その方がどういう行動をとるのか、それはやっぱり会社の制度がどこまで用意されてるかっていうことが非常にポイントになりますので、ぜひですね、そういう制度作りっていうことをしていっていただきたいなと思います。
そうですね、ぜひこの配信をきっかけに、これを聞いたきっかけに取り組んでいただけたらいいんじゃないでしょうかと思っております。
はい、思っております。
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はい、では番組の最後にロームのお豆知識のコーナーです。今日は何をお伝えいただけますでしょうか。
はい、6月ということでね、時期的にもうすぐ、もうすぐでもないですか、夏休みですね。
学校の休みと、会社の休みはまた違うです。
夏休みってどういうふうに取れますよとか、取るためにどんな手継ぎが必要ですよとか、その辺の内容っていうのはもしかすると再検討していただいてもいいのかもしれないなっていうふうに最近思うことが多くてですね。
だいたい、昔はね、お盆の時期に一斉に休みましょうみたいな形が多かったですけど、今は割と分散して取れてとか、そういう話の会社さんも結構増えてきたりとかしますので。
どういうタイミング、休みがあるのかないのかっていうことである前提でお話をしますけど、ある会社さんだとどういう単位で取れるんだったりとか、あるいは夏休みなんでいつからいつまで取れるんですかみたいな規定をしてる会社さんもあると思うんですけど。
休み何日取れるとか、どういう取り方ができるとか、いつからいつまでの間にできますとかっていう、そもそもどんな休みなんですかっていうことを見直してもいいのかもしれないなっていうふうに思いますよね。
だいぶ夏のイメージも変わってきてますからね。前はこうだったからこうとかね。そこにあまり縛られすぎても、やっぱり夏の一番暑い時期に休んだほうがいいんでっていう話もあるかもしれないけど。
若い子とかだとするとね、会社で冷房聞いてるという事務職的なことだと会社に行ったほうが涼しいんで、どうせだったら暑い中、暑い中だと何もやることないんでみたいになると、もっと早い時期から夏休み取らせてあげるみたいな話もあるかもしれませんし。
いろいろとそこは会社さんの状況とかによって、固定化することなく考えていただいてもいいのかなって思いますね。去年までずっとこうだったから今年もこうだよっていうのももちろんそれでいいと思いますけど、せっかくの機会なんでね。
フレキシブルに冷房してみるっていうのもいいんじゃないかなと思います。
いい刺激になりました。ありがとうございます。考えてみましょう。
はい、というわけで今日も最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
岡本正幸のモノダメだと思う前に聞いてほしい人に悩める社長のダメのポッドキャスト略してダメポ第118回この辺で締めさせていただきます。
岡本先生ありがとうございました。また来週もよろしくお願いいたします。さよなら。
お願いします。
今週も最後までお聞きいただきありがとうございました。
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それではまたお耳にかかりましょう。ご機嫌よう。さようなら。
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