社会保険労務士岡本雅行の
『こいつはもうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】。
この番組は、企業経営の中で必ず訪れる労務の悩みについて、社会保険労務士の岡本雅行先生が具体例なども交えながら、
コミュニケーションと労務の視点で、解決策への考え方をお伝えしていく番組です。
中小企業の労務管理とSDGsを推進するSunCha社会保険労務士事務所の提供でお送りいたします。
はい、今週も始まりました。社会保険労務士岡本雅行の
『もうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】第15回スタートさせていただきます。
コミュニケーターのトーマス・J・トーマスです。岡本先生、今週もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
お願いいたします。
岡本先生とのこの収録、もう第15回なわけですけども、もう3ヶ月が経ったってことですよね。3ヶ月、4ヶ月目?
そうですね。
毎回思うんですけど、岡本先生との収録、めちゃくちゃ早くて、サクサク取れていってしまうのすごいなと思う。
ありがとうございます。
あんまり悩んだりされないですもんね。
そうですね。
パッと聞いたらパッと返ってくるみたいな。
そうですね、はい。
普段からそんな感じですか?
そうですね。なんかあれですかね、芸能界デビューとかできるんですか?
芸能界狙ってんすか?
いやいや、狙ってませんけど、こういうトークとかで、掛け合いとかじゃないですかね。
コメンテーターとかね。
コメンテーターとかね。
なんかあるかもしれないですね。
なんか聞いてる方で、そういう業界の方いらっしゃったら。
そうですよね。
ぜひこれから聞いてほしいですね。
ワイドショーとかに出たらなんかあれですよね、朝のね。
結構前に出るの好きですよね。
そうですか?いや、そんなことも控えめなタイプですよ。
控えめではない気がしますけど。
控えめですよ、ねは。
ねはね。そうなんですか。
というふうにしておいてください。
わかりました。結構前の方に出てマイク持ってることが多いような気がしてますけどね。
それは気のせいかもしれない。
気のせいですよね。わかりました。
というわけで、もし皆様、岡本先生を何かメディアに出したりとかありましたらですね、
概要欄にある岡本先生のLINE公式アカウントからお問い合わせいただければ、
ご対応しますので、ぜひともよろしくお願いします。
ぜひよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、では今日の相談に移らせていただこうと思います。
本日の相談はこちらです。
社員数約30名。3店舗展開の自動車整備と中古車販売会社をやっています。
経営的には比較的順調で、現店長は全員が50代。
次の店長層の育成に注力したいと考えています。
営業成績は抜群な中堅社員がいます。
セールスマンとしては抜群の成績を残しており、
彼の存在は所属店舗にとって、会社にとって非常に大きな存在になっております。
マネジメント的な役割を担わせたことがないので、
管理者としてのポテンシャルは未知数ですが…。
彼自身の今後のキャリアや会社の将来を考えると、
管理者になってほしいとは思いますが、
恥ずかしながら今までの弊社での店長育成は失敗続きでした。
店長と言ってもプレイングマネージャーにせざるを得ないのも一因だと思います。
管理者として育成できずに、彼が辞めてしまうことになれば大きな損失となります。
かといって、プレイヤーのまま処遇を続けるのが良いのか分かりません。
今の店長はベテランだし、彼の入社時から上司なので問題は発生していませんが、
その店長がリタイアした後は、
彼よりも営業成績を残していない人が彼をマネジメントするようになってしまいます。
そうすると彼が反発するでしょうし、
彼をマネジメントする人も相当なスキルが必要になると思います。
このような状況、どうしたらいいかご意見をお聞かせくださいということです。
なるほど。
これはあれですね、全ての社長さんが一度は悩まれることですよね。
優秀な営業マンをどうしましょうというね。
そうです。ずっと営業マンでいいのかっていうのはそれはそうですよね、人によって。
どうして行こう、管理者にしたほうがいいのか、どうしたほうがいいのかなみたいな。
絶対ありますよね、そういうタイミング。
ありますあります。
そうなんですね、だから非常にありがとうございます。
こういうお問い合わせをいただいて、
多くの方々にお参考にしていただけるような答えができるかなというふうにちょっと思っておりますが。
できるかな、できますよね。
そうですね、そういう意味で言うと、
多分この社長さんもそうは思っていらっしゃると思うんですけど、
まずはとにかく管理者やってみなさいということで。
やらせちゃっていいわけですね。
やらせれたほうがいいと思います、そういう意味では。
だって、もちろん営業成績は抜群なわけですから、
多分やっぱり相当すごい人なんでしょうね、営業的にはね。
だからその成績がどうなっちゃうのっていうことが経営的にも多分気になると思いますし、
その成績ということだけじゃなくて、
ある意味他の営業の方に対しての影響力だったりとかっていうのもすごいある方だと思うんですね。
だからそういう方に対して会社がどう扱うのかっていうのは、
ある意味この社長が悩んでいらっしゃるというのは非常によくわかりますし、
そういう悩みをするっていうのは非常に経営者としてのセンスもいい方なのかなという気はしますよね。
だからきちんと考えて、いろんな影響力を考えてどうしたらいいのかなっていうことで、
ちょっと狭い考え方になってしまったりとか、
ちょっと石橋を叩きすぎてるみたいな感じになってるのかなっていう気もしますけどね。
そっか、やらせてみないとわからない部分もありますしね。
そうですね。もちろんだから、このご本人がどういうような思考性を持ってるかっていうのは、
非常にまずその中で判断する中で非常に大事な要素にはなるとは思いますけど、
ご本人がどうしても自分はそのマネージャーなんて嫌ですっていうことで、
固執するようなところだと、そこであまり圧迫を生んでもというふうに思いますので、
とは思いますが、ただそれも、やっぱり今最近よく聞く言葉でリスクリングとか、
リスクリングを聞きますね。
いう言葉がありますけど、要はこれから働いてる期間っていうのは、
当然どんどん長くなっていってるじゃないですか。
医学がこれだけ進歩し、健康で働ける時間が増えてますから、
その中で自分のスキルとか、自分の働ける分野っていうのも、
多分今までよりいろいろと考えられる時期になったと思うので、
そういう意味で言うと、多少さっきのお話で言うと、
多少固執をしたとしても、もっとやってみろよみたいなところで、
これは外務だから非常に無責任な言葉に聞こえるかもしれませんけど、
ダメだったら戻せばいいみたいなぐらいでやられてもいいのかなと思うので、
そういう意味で言うと、私としてのアドバイスはやっぱり、
ご本人が多少固執したとしても、一回やってみたらどうなのっていうふうにしてあげて、
彼にとってもマネジメントスキルがあったほうがいいというふうに思いますので、
そこをチャレンジさせてあげるっていうことは必要なのかなと思いますね。
そもそもそういう管理者にしなくてもよかったんじゃないかみたいな。
なるほど、確かに確かに。
話もあるかもしれませんしね。
それはやっぱり、ある意味、
会社の置かれてる状況だったりとか、環境だったりとか、
働いていらっしゃる方の執行性、どういう方がいらっしゃるかということによって、
もっと柔軟に変わっていくものだと思うので、
マネージャーとして、管理者の役割を期待すべきかということなんですけど、
その管理者って何なのっていうのは、改めて整理したほうがいいかもしれないですね。
なるほどね。
今、管理者になられてる方たちも、50代の方がメインということですけどね。
そこからもまた時代も変わってるでしょうし、
そうですね。
どういうあれなのかっていうのは、少し見直してみる時期なのかもしれない。
そうですね。
ですから、そう言っても管理者って何しないといけない人なのっていうのは、
人を育てられるかっていうことは、やっぱり管理者の一番の要素になるというふうには、
多分これは多くの方々がご賛同いただけるし、そういうところにはなると思うんですけど、
逆に言うと、そういうことだったらもうやってるよっていうことなのかもしれませんし、
この方も、役職がついてないにしても、周りの方々を巻き込んで、
そういうことはいい影響を与えてるかもしれませんしね。
じゃあ今のままでいいんだよみたいな話になるかもしれませんし。
会社さんによって、そうは言っても、もっと数値管理的なものであったりとか、
経営的なものでも身につけてほしいみたいなものはあるかもしれませんし、
というのはわからないですね。
なるほどね。難しいですね。
こういうふうに聞いてみて、初めてそういうふうに考えるんだというか、
そういうのも思いつくというか、わかってきますけど、
ただ自分で悩んでるうちって、どうしたらいいのかとか、
言語化がうまくできてないだけで、伝わってないだけっていうのも結構あるでしょうし。
そうですね。それはあると思いますよね。
そういう意味で言うと、本当に先ほど申し上げたように、
私は今おっしゃってるように言語化のお手伝いをさせていただいたりとか、
この会社さんで管理者っていうのはこういう役割なんじゃないんでしょうか、
っていうお話をさせていただいたりとかっていうのは得意としているところ。
ちょっと人の意見とか人の頭を使うことで、結構解決の道筋が見えてくる感じがしますね。
そうですね。そういう楽しい時間を過ごせると思うんですね。
ありがとうございます。ぜひ今日の相談者さんも岡本先生に、
もうちょっと具体的に相談してみていただけたら、
さらに広げてくるかなと思いますので、
LINEの方からお問い合わせいただければと思いますし、
本日の配信を聞いている皆様も、
似たような悩みだったり、もっと全然違う悩みだったり、
今日の回答に対してもっとこう思うんだよとか、もっとうちはこうなんだとか、
いろいろあると思いますので、そういったものもですね、
岡本先生のLINE公式アカウントから結構積極的にコミュニケーションを取っていただいて、
ぜひお待ちしています。
番組内でも取り預けますし、個別の面談とかしてみても、
まだ何か見えてくるものもあると思いますので、
ぜひぜひ番組と仲良くなっていただけたら嬉しいなと思っております。
というわけで、今週の豆知識のコーナーに移ろうと思うんですけども、
今週はどんなことを教えていただけるんでしょうか。
今週はですね、教えるというほどのものでもないんですけど、
もう6月ですので暑くなり、
ちょっと夏休みをどうするのかみたいなことをね、
皆さん考え始める時期じゃないかなと思うんですね。
それはやっぱり会社として今の仕組みがあったりとか、
最近よく増えてるのはお盆の時期に固定して夏休みを取るんじゃなくて、
6月から9月までの間で取るようにしましょうみたいな会社さんもあったりとかするし、
あるいはそういうことを入れたいなって思ってる会社さんもあるかもしれませんので、
夏休みのあり方的なものとか取り方とか、
それは改めて考えるというか整理をして、
今のところを変えるんだったら変えるだし。
あとはご案内かもしれませんけど、
夕休を使って夏休みを取るみたいな部分もあると思いますし、
今ね、10日以上夕休が発生する人は1年のうちに5日以上は会社で取得させないといけないというルールも走ってますのでね。
だから夏休みに合わせて夕休を取ってもらうとかっていうのは結構大事なポイントになってくるので、
そこはうまくやっていらっしゃる会社さんは大丈夫だと思いますけれども、
夏休みっていうみんなが休む、あれ休みたいみたいなところに合わせて、
より休み方とかを考えたりとかいうのは有効な時期じゃないかなと思いますので。
なるほど。ちょうど今からだったらまだ間に合いますもんね。
そうですね。
2週目ぐらいなのか。
ちょっと遅くなりすぎる。今更言われてもどこも行けないよみたいな話にもなりますから。
いいタイミングかもしれないですね。
そうですね。
夏休みについて。
夏休みについていろいろと考えていただいてもいいのかなと思います。
ありがとうございます。
というわけで、社会保険労務省岡本正之のもうダメだと思う前に聞いてほしい人に悩める社長のためのポッドキャスト、