2023-05-11 16:05

011.雑貨店の悩み「販売員としては成果をあげてきたスタッフが、マネージャーには向いていなかった!?」

6店舗ある生活雑貨販売店の経営をしている方からのご相談。
接客スキル抜群でお客様からの評判もいい社員を1年前に新店の店長に抜擢。
初めての店長なので、素直で若いメンバーを集めたけれど、
1年間経っても単月黒字を達成できず、店舗の存続について決断しなければならない…
店長は自分の限界を感じ、
「自分は人と接するのが苦手!」「マネジメントは向いていない!」と
他の店長や部下にも漏らしているとのこと。
その店長に“辞めてもらうか”、“他の店舗に移動させるか”のどちらかを考えている。
どちらにしても、居場所をなくしてしまうので困っている。
どうすればいいですか??
岡本先生!!!教えてください!!!

【今週のトピック】
・マネジメントと販売のスキルは違う!
・経営の指標にどう影響している?
・言葉が一人歩きすると悪循環に…
・接客とマネジメントで通じる部分があるはず!
・教育を見直すのも重要◎


ぜひ、LINE公式アカウントに登録して、いつでも相談できる環境を作ってくださいね!!

【今週の労務の豆知識】
助成金の詳細情報について!

1人でも多くの社長さんのお役に立てる番組になるように、精いっぱい配信していきます。
宜しくお願い申し上げます。

Apple Podcastsで聴く
Spotifyで聴く

◉番組への相談や感想をお待ちしています。
以下のLINE公式アカウントへからのアクセスをお待ちしております。
番組で取り上げて、岡本先生が考え方のヒントをお伝えさせていただきます。

番組フォローを宜しくお願いいたします。

▼ お友達にもこのPodcastをご紹介ください。

『もうダメだ…と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】は、1人でも多くの企業経営者のお役に立つ番組を目指しています。
少しでも面白かった!と感じていただけましたら、以下のリンクを周りの方にもご紹介ください。
宜しくお願いいたします。

◉今週もお聴きいただきありがとうございます。

この番組は、SunCha(さんちゃ) 社会保険労務士事務所の提供でお送りいたしました。
それではまた、来週お会いしましょう。

サマリー

このエピソードでは、生活雑貨販売店の店長に関する悩みについて述べられています。接客スキルが高いスタッフがマネージャーとして十分な期待に応えられず、経営者はどのように対応するかを考えています。また、スタッフが販売員として好成績を収めているものの、マネジメントには向いていない可能性についても論じられています。特に、店長としての教育やサポートの重要性、さらにその店長のマネジメントが改善されることで店舗の成果が向上する可能性について触れられています。

00:00
社会保険労務士岡本雅行の
『こいつはもうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】。
この番組は、企業経営の中で必ず訪れる労務の悩みについて、社会保険労務士の岡本雅行先生が具体例なども交えながら、
コミュニケーションと労務の視点で、解決策への考え方をお伝えしていく番組です。
中小企業の労務管理とSDGsを推進するSunCha社会保険労務士事務所の提供でお送りいたします。
はい、今週も始まりました社会保険労務士岡本雅行の
『もうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】第11回スタートさせていただきます。
ナビゲーターのトーマス・J・トーマスです。岡本先生よろしくお願いいたします。
トーマス よろしくお願いします。
なんか毎週こう全部言ったりダメポにしたりちょっとすみません、僕の情緒が不安定でいつも変わってしまうんですけど。
トーマス いいですね、今週は全部来たと思いました。
どうなんでしょうね、リスナーの皆さん、番組の最初にタイトルコールがあって、
来ての僕がこれ全部言うのってちょっとうざいかなと思ったりしてるんですけど、
その辺の感想もいただきたいです、リスナーの皆さん。
概要欄に岡本先生のLINE公式アカウントがあって、
それメッセージを送っていただけると、僕も一応見れるようになってるんで、
トーマスに対する苦情とかも全部載せてもらえると、ちょっとチャラいんだよとかそういうのも入れていただけると嬉しいので。
トーマス トーマス頑張れってみんな思ってると思うんですけどね。
そうですか。
トーマス 言えたぞ。
応援してもらってたら嬉しいですけどね。
トーマス それが一つの楽しみになってるタイプか。
いいですね、それだったら嬉しいですけどね。
ちょっと思うところあったらぜひぜひどんどん寄せてほしいのでお願いします。
トーマス お願いします。みんなでいい番組に仕上げていきたいですね。
お願いします。
トーマス よろしくお願いしますというわけで、本日も岡本先生に回答をお願いしたいと思うんですけれども、相談が来ております。こちらです。
店長の悩み
私は生活雑貨販売店の経営をしています。当社には6店舗あり、従業員数はパートを含めて40人程度です。
1年前に接客スキルが抜群で、お客様からの評判も高かった社員を新店の店長に抜擢しました。
初めての店長であったため、素直な若いメンバーを集めましたが、実績が上がりません。
1年間経っても単月黒字を達成できず、店舗の存続について決断しなければなりません。
店長は自分の限界を感じ、自分がマネジメントに向いていないと認識しているようで、
自分は人と接するのが苦手、マネジメントは向いていないという発言を他の店長や部下にも漏らしているようです。
私たちは店長を辞めてもらうか、他の店舗に移動させるかのどちらかを考えていますが、
どちらにしても彼女の居場所がなくなってしまうため困っています。どうしたら良いでしょうかということです。
なるほど。そうですね。このぐらいの規模ですと、一度店長に抜擢した人もね。
なかなかね、広角みたいに見えちゃいますよね。
そうですよね。どうするんだって悩みますよね。
悩みますよね。やっぱり販売が上手い人と管理する人では才能がちょっと違うんですよね。
そうですね。よく言われますね。やっぱりマネジメントが上手い方。
マネジメントするスキルと販売するスキルっていうのはちょっと違いますよみたいに言われることも多いですけれどもね。
どう考えたらいいんでしょうか。
そうですね。ただ、私的にはまだちょっと結論を出すには早いのかなっていうふうに思いますし。
毎年か。
そうですね。この店舗の収益のモデルがどんなあれかはわからないんですけど、
通常単月黒字までどのぐらいかかるのかであったりとか、
あるいはそのお客様が増えているのか、どこに本当にこの方、店長さんの課題に、
もちろん課題に起因するところはどういうところなのかっていうのは分析はしていらっしゃるでしょうけど、
客数が増えているのか、あるいは来ていただいているお客様に購入いただいてないのか、
改善のアプローチ
あるいはそのリピートのお客さんがいないのかみたいな経営の指標というのは多分取っていらっしゃると思うので、
その経営の指標にこの店長のマネジメントがどう影響しているのかっていうところによってですね、
多分どういうことを今後やっていけばというのも全然変わってくると思いますので、
そこはやっぱり整理をしていただきたいなというふうに思いますよね。
そういうものなんですね。なるほどね。
そうですね。ですので、それがまず一つあるのと、
あと、多分社長さんとしても悩み始めた時期にご相談いただいたので、
非常にありがたいなというふうに私も今感じておりますし、
ちょっと先ほどのご相談の中で、
そうですね、本当に多分店長も苦しんで苦しんで、
相談のタイミングが非常に良かったのかなというのは、
これはありがちなお話であって、特に皆さんに是非とも意識をしてもらいたいんですけど、
この店長さんが他の店長さんにちょっとムラし始めてる言葉ですよね。
自分は苦手だと。
人と接するのが苦手だと。
人っていうのはもちろん社員さんのことを言ってるんでしょうけど、
そのマネジメントが超苦手だという話だと思うんですけど、
そういう苦しんでいる中で厚言をしているとか、
ちょっと悩みを漏らしていらっしゃる言葉というものっていうのを、
組織を運営していく上で、その言葉が一人歩くしないように注意していただきたいなっていうのもあるんですね。
この対象の店長さんが非常に悩まれて、他の店長さんにも、
私ちょっとやっぱり店長無理なのだったりとか、
私ってやっぱり人と接するのって苦手なのっていうことを言っていらっしゃると思うんですね。
一人歩くするっていうのはどういうことかっていうと、
それを聞かれた店長さんが、特に女性の多いような職場のようなイメージもあるので、
あの店長ちょっと人と接するの苦手だって言ってたよみたいな話で悩んでるのねみたいな、
その店長さんも悪気がなく言ってるんでしょうけど悩んでるんだよねって言うと、
それを聞いた人は、そうなんだ、あの店長人と接するの苦手なんだっていうような感じで、
このご相談者の相手の店長のイメージが、
人と接するのが苦手な店長っていうイメージが社内で出来上がっていっちゃうと思うんですね。
そうするとどうなるかっていうと、その人を見るときに、
この人と接するのが苦手な店長さんなんだっていうふうに思って接すると、
そういう情報が目に飛び込んでくると思うんですよ。
そうすると、それを見た人は、やっぱりね、ちょっとこの人人と接するの苦手なのかもしれないねみたいになっていき、
それを例えばその店長さんに、ここ直した方がいいわよみたいに、
その周りの店長さんが思いで言ったとしても、言われた方からすれば、
やっぱ自分は人と接するの苦手なんだみたいな。
そういうメッセージばっかり届いちゃって、よくなくなっちゃうと。
それを承知して、私はそういう言葉が一人歩きしないようにしてくださいねっていうのはあったんですけど。
それは確かに嫌ですね。
嫌なんですけどありがちですね。
なるほど。
やっぱり我々の世の中、言葉がやっぱり未来を作ってる部分がありますので、
言葉っていうのは非常に大事ですので。
面白い、それは。
はい。ですので、そこが注意をしていってあげないといけないのかなと思いますし、
最初にお聞きいただいたように、マネジメントをするということと販売をするということは、
ちょっと違う要素とかがあって、得て不得てみたいなものはあるのは事実だと思うんですけど、
要は経験値がどこまでできてるかによって、得て不得てっていうのも多分変わってくると思いますし、
根本となる人と接するということに関しては、多分同じだと思うんですね。
なるほど。それまで接客してたわけですもんね。
そうですね。接客してたわけですし、接客で成果を上げてた人は、
人と接するのは苦手なわけないんですよ。
なるほど、確かに。
言われてみれば皆さんそう気づくんですけど、
でもこれがマネジメントっていうことだったりとかに入って、
そこに対して私、人と接するのが苦手なのっていうふうに思うと、
あ、彼女はやっぱり接するのが苦手だからマネジメント苦手なんだっていうようなイメージが、
さっきのあれじゃなくて、引き上がっちゃうんですね。
確かに。
でもその人、販売価格すごいんだったら、絶対に人と接するのが苦手な人は販売には向いてないし、
そういう意味で言うと、成果は上げてないはずなんで、
だからそういう意味からも、その概念っていうのは多分間違いなんですね。
マネジメントについて、まだ1年しかやってないから、知らないってことね。
知らなかったりとか、経験がなかったりということだと思いますので、
そういう意味で言うと、そこの本当にどういう点を気にしてあげたらいいのかだったりとか、
いうことをきちんと教えていってあげたら、販売で成果を上げてるし、
特に接客業で成果を上げてる方っていうのは、対お客様に対していろんな気遣いができたりとかすることを、
そのスタッフの方に対して気遣いしていってあげたらいいことだと思いますので、絶対に共通する部分があると思いますのでね。
たしかにまだ1年ですからね。
そうですね。
もうちょっと教えてあげてもいいかもしれないですね。
そうですね。
時間を使って。
今、トマさんもおっしゃったように、多分マネジメントの経験が少ないんでしたら、
マネジメントの重要性
当然店長さんに抜擢したら、店長さんとしての教育もしてあげてるとは思うんですけど、
それをもう一度見直してみるであったりとか、
多分1年ぐらいですからね、こういうことをやらなきゃいけないんだと分かりつつ、
いろいろともがきながら、やっと、特にお客様商売ですと1年の移り変わりがある中で、
多分1年目必死にやっていらっしゃって、これから2年目どうしようかっていうことだと思うので、
やっぱりまだまだ諦めるというか、結論を出すには早いと思いますので、
そこに対して的確なサポート、指導をしてあげるっていうことが絶対に重要かなと思いますね。
なるほどね。
それには多分他の店長さんを、この方の指導役というとあれですけどね、
つけてあげて、ペアとして組んでもらって、
そういうことをしてあげるみたいなのっていうのは非常に有効かもしれないですね。
なるほどね。せっかくスタッフさんもこれまで作られてきてる仕組みもあるわけですからね。
それをうまく活用してお伝えしていけば。
そうですね。あとは今おっしゃったこれまで作ってこられてる仕組みというので、
やっぱり店長さんの何をやらないといけないかとか、
どういう視点で評価されるんだよみたいな、そういう基準みたいなものっていうのは、
整理ができてないんだったらやっぱり整理をしてあげて、
それでそれをさっきの他の店長さんが指導してあげるでもいいかもしれませんし、
自分で何を見直せばいいのかっていうのが明確になると思います。
なるほどね。すぐに移動させるというのを考えずに、
せっかく優秀なスタッフさんなわけですから、そこで目をつぶし合わずに、もうちょっと耐えて。
もうちょっと耐えてというかね。
もちろんその前提、その耐えてという店長さんの評価ということなのかもしれませんし、
あるいはそうですね、これだけではわからないんですけど、新しいお店ですからね、
そのお店がうまくいってない要素っていうのはマネジメントの要素なのか、
もっと他のところにある可能性もありますのでね。
ちょっと立地的に今までやってきたことと同じことだけをしているのでは、
成果が上がらないとか。
だからお客様も来ていらっしゃって、でも来ていらっしゃるんだけれども、
買っていただけるお客様の、そこの率が非常に低いとかだと当然接客の問題なんで、
接客の問題は多分お店の雰囲気とかスタッフの雰囲気とかの話になるんで、
そこに問題が明確にあるんでしたら、多分店長さんがマネジメント変えて、
社員がもっと変わっていけばすごい変わっていくでしょうけど、
そうじゃないところにあるとすると、果たしてそのお店の黒字化しないのは店長さんのせいなのっていうと。
もう少し細かく分析してみるのもありかもしれないですね。
分析してあげた方がいいのかなっていう気はしますね。
なんか雇っているのも若いメンバーが多いみたいですもんね。
そうですね。
他にも原因がある可能性がある。
そうですね。
なるほど。ちょっといろいろ見るところありそうですね。
そうですね。
面白いな。
そういうところはいろいろと言っていただいたらね。
私ももともとはそういうコンサルティング的なこともやってましたので、
多少は視点整理ぐらいはできると思います。
そうなんですか。
ぜひぜひちょっともっと詳しく聞きたいっていう場合は、
LINE公式アカウントから直接見てくださいって岡本さんに送っていただいてね。
それでちょっと見ていただくのもありかもしれないですね。
と思います。
他にももっとこういうところを聞きたいとかリスナーの皆さんありましたら、
積極的に番組の方にLINE公式アカウントから相談なり質問なり送ってきてください。
女性菌についての情報
お待ちしております。
お待ちしております。
というわけで番組の最後にロームの豆知識をお願いいたします。
はい。ロームの豆知識今回は1ヶ月くらい前かな。
最初、もっと前から申し上げたかもしれませんけど、
女性菌についてなんですけど、
その時も申し上げたんですけど、女性菌って国の年度で動きますので、
4月にいろいろと新しい女性菌だったりとか、
今まであったものも要件が変わったりとかしてまして、
実は今収録してるのは4月中旬くらいなんですけど、
こんな風に変わりますよみたいなものが出てたりとかするのもいくつもあるんですね。
それがたぶん1ヶ月くらい経って、まさに今この放送を聞いていただいてる時だと、
より詳細な情報が出てきてると思うので、もう一度チェックをしていただくと、
わりと4月からこれ変わりますよとか、こんな女性菌出ますよっていうものの詳細情報が
そろそろ出てるんじゃないかなと思いますので。
ちょっと調べてみてほしいですね。
そうですね。改めてチェックいただいたらいいのかなと思います。
使えるのがあったらいいですもんね。
はい。
はい。ありがとうございます。
というわけで、今週の放送いかがだったでしょうか。
もうダメだと思う前に聞いてほしい人に悩める社長のためのポッドキャスト第11回以上で終了とさせていただきます。
岡本先生、ありがとうございました。
ありがとうございました。
今週も最後までお聞きいただきありがとうございました。
番組概要欄にある三茶社会保健労務事務所のLINE公式アカウントから、
番組への相談や感想、扱ってほしいテーマなどをお送りください。
些細なことでもお気軽にご連絡くださいませ。
それではまたお耳にかかりましょう。
ごきげんよう。さようなら。
この番組は、プロデュース・ライフブルーム.ファン
ナレーション・伊津野あずさ
提供・三茶社会保健労務事務所がお送りいたしました。
16:05

コメント

スクロール