2024-03-14 16:46

055.アルバイトの戦力化はどこまで可能か??

アルバイトの戦力化についてのご相談。

◉番組への相談や感想をお待ちしています。

番組では社会保険労務士の岡本雅行先生と直接繋がれるLINE公式アカウントを開設しています。
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今週の【ダメポ】は!?

都内で飲食店を数店経営している方からのアルバイトの戦力化についてのご相談です。

コロナ後、良い人が採れないので正社員ではなくアルバイト中心で店を回せる体制づくりに注力してきました。
良いアルバイトメンバーがいることもあり、店を回すだけなら正社員がいなくても可能です。
現時点では正社員が店長です。
店長の仕事としてシフト制作や食材発注、販売促進やメニュー開発などがあります。
正社員として良い社員が採用できていない状況が続いていますので、
「今まで正社員が担当していた業務をアルバイトに実施してほしい!」と考え始めました。
先日、この話をアルバイトの中でも期待しているメンバー2-3人に話しましたが反応は薄かったです。
「アルバイトのやる仕事ではないですよね?」「そんな仕事を任せられても責任を取れません。」
というような反応で、ハードルは高いなぁと感じました。
アルバイトに責任のある仕事をしてもらうのは難しいのでしょうか?
そもそもアルバイトに責任を取らせることは労働法違反ですか?

どのように考えたら良いのでしょうか?

岡本先生!!!教えてください!!!

【今週のトピック】
・法律違反かどうか。
・全ての責任を社員に押し付けるのは無理!!
・責任問題について。
・店の文化を変えればいい!!
・アルバイト目線でどう思う??


LINE公式アカウントに登録して、いつでも相談くださいね!!

【今週の労務の豆知識?】
今週は『新入社員』について。
4月に新入社員を迎え入れる会社も多いと思うので、準備をしっかりとしましょう。
新しく人が入るのは、既存の組織をより活性化させるいい機会です。
会社によっては迎え入れる側の研修をやっているところもあります。


1人でも多くの社長さんのお役に立てる番組になるように、精いっぱい配信していきます。
宜しくお願い申し上げます。

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『もうダメだ…と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】は、1人でも多くの企業経営者のお役に立つ番組を目指しています。
少しでも面白かった!と感じていただけましたら、以下のリンクを周りの方にもご紹介ください。
宜しくお願いいたします。

◉今週もお聴きいただきありがとうございます。

この番組は、SunCha(さんちゃ) 社会保険労務士事務所の提供でお送りいたしました。
それではまた、来週お会いしましょう。

サマリー

アルバイト中心の店舗経営における労務管理の課題が議論されており、社長がアルバイトに責任ある仕事を任せる難しさが取り上げられています。労働法に反することはないものの、アルバイトの意識や教育の重要性が強調されており、制度変更の必要についても考察されています。アルバイトの責任感や職務の位置づけに対する考え方が語られ、より良い働き方の提案が行われています。また、新入社員の受け入れに関連する研修の重要性も指摘されており、組織活性化のための取り組みが提案されています。

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社会保険労務士 岡本雅行の
『こいつはもうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】。
この番組は、企業経営の中で必ず訪れる労務の悩みについて、 社会保険労務士の岡本雅行先生が具体例なども交えながら、
コミュニケーションと労務の視点で解決策への考え方をお伝えしていく番組です。
中小企業の労務管理とSDGsを推進する SunCha社会保険労務士事務所の提供でお送りいたします。
はい、今週も始まりました社会保険労務士岡本雅行の 『もうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】第55回です。
ナビゲーターのトーマス・J・トーマスと申します。 岡本先生、今週もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いいたします。
岡本先生についてはですね、Googleなんかで SunCha社会保険労務士で検索すると出てまいりますので、 岡本先生についてもいろいろ見ていただけると嬉しいなと思っております。
はい、というわけで55回目、ダメポと略してますけども、 人に悩める社長のためのポッドキャストですので、社長の皆さんに聞いていただきたい。
そして社会保険労務士の岡本先生の視点から いろんな情報をお届けしていく番組になっております。
あってますよね、岡本先生。
あってます。もちろんです、もちろんです。
もちろん。なのでぜひ皆さん毎週聞いてください。 そしてこの番組のですね、評価をしていただきたいなと思っております。
皆さんどんなふうに聞いてますでしょうか。
この番組を聞いている各プラットフォーム上にですね、 評価をつけるところがあると思いますので、
欲しい3つとか欲しい5つとか。5つ付いたら嬉しいですけどね。
皆さんの率直な感想とか評価でお知らせいただけると、 今後の番組作りにも参考になりますので、よろしくお願いいたします。
コメントなんかもお待ちしております。
はい、お待ちしてます。
アルバイトと店舗運営
というわけで今日のテーマに移らせていただこうと思います。
今日のテーマはこちらです。
都内で飲食店を数店経営しています。
コロナ後、良い人が取れないので、 正社員ではなくアルバイト中心で店を回せる体制作りに注力してきました。
良いアルバイトメンバーがいることもあり、 店を回すだけならば正社員なしでも可能になっています。
現時点では正社員が店長です。
店長の仕事としてシフト制作や食材発注、 販売促進やメニュー開発等があります。
正社員として良い社員が採用できていない状況が続いていますので、
今まで正社員が担当していた業務を アルバイトに実施してほしいと考え始めました。
先日この話をアルバイトの中でも期待しているメンバー 2、3人に話しましたが反応は薄かったです。
アルバイトの私たちがやる仕事ではないですよね。
そんな仕事を任せられても責任を取れません。
というような反応でハードルは高いなぁと感じました。
アルバイト社員に責任ある仕事をしてもらうことは難しいのでしょうか。
そもそもアルバイトに責任を取らせることは労働法違反ですか? どう考えればいいか教えてくださいということです。
責任と労働法の理解
岡本先生、教えてください。
はい、わかりました。
なかなかあれですね。しっかり仕立てをなさっている感じですね。
アルバイトさんだけで店が回せているっていいですね。
いやでもすごいことですね。
本当ですよね。
それをより拡大していこうということですね。
最後に質問します。本来の仕事を知りたいのかよくわからないですけどね。
そんなことは全然ありませんので、どういう仕事を任せていたとしても、別に労働法違反になってしまうということはありません。
どういう仕事というのは、もちろん法律違反をするとか、そういうのはダメです。
労働法以前の問題ですね。
以前の問題ですけど、そういう仕事をさせるということに対しての制約は全然法律上はないので、そこは全然考えないでいただいていいんじゃないかなと思います。
一方で、あとその責任ということに関しても、ちょっと話がそれ勝ちになってしまうかもしれませんけど、
割とその責任を取らせるとかっていうことであるんですけど、
ところで会社は全部の責任を社員に取らせるっていうのは、それも無理ですから、そこは整理をしていただいたらいいかなと思います。
うまくいってるときは何も言わないで、それで会社利益を上げてるというふうに見なされるわけみたいなんですね。裁判とか。
で、じゃあ何かミスをしてそこで損害を会社がこむったから、じゃあその損害をこむったものを全部社員に賠償させるっていうことが可能かっていうと、
それは合わないですよね。うまくいってるときに社員が持ってたものはどうするんですかみたいな話になるんで。
非常にシンプルに誤解があるかもしれなくてわかりやすいような話をしましたけれども、
そんな考え方がありますので、会社として責任を取るということが全くゼロですんで、何か100万円の損害を与えたんで100万円を賠償しろよみたいなことというのは、それはなかなか認められませんということも覚えておいていただければいいのかなと。
そんな会社ちょっと嫌ですしね。 嫌ですしね、もちろん前提として嫌ですけど。
なんで、そういう意味でいうと責任を取れる取れないって、ある意味社員であったとしても責任は最終的にはどこまでも取らせるってことは難しいんでということもあるということは、
ちょっとご質問の趣旨とは違うかもしれませんけど、まずは申し上げたほうがいいのかなと思いましたね。
社内文化の変革
でですね、具体的にね、反応がなかなか薄くてね、たぶんね、ちょっと投げちゃったというか、ちょっとね、せっかくやるぞと思ってね、さらに改革を進めようと社長さんは思ったんでしょうね。
非常に素晴らしいんですけど、そこがね、ちょっと手花をくじかれちゃったんでというふうに考えました。
急に言われたらアルバイトの人もこういう反応になりそうですよね。 そうですね、多分そうなんじゃないかなと思うんです、そういう意味でいうと。
だから、今トモさんがおっしゃった通りのことを見尽きるのかなと思うんですけど、結局その、
店長がやる仕事とか、アルバイトの仕事とか、あるいはアルバイト、まあその仕事に伴って、そうは言っても責任感を持ってやってくれよということとか、ここまでやってくださいねとか、こういうことをしてくださいねって、まあそれを責任と称するならば、
その責任っていうのはもちろんありますし、守っていただかないといけないし、守っていただいた方がいい店ができるっていうのはあるんですけど、
ある意味それって、元はそのお店の中で出来上がってきたはずなんですよね。
店長の仕事も、これをしてもらいたいから店長の仕事なんだよっていうふうに誰かが言い始めてるからだと思うので、
だから誰かが言い始めたことなんで、また新しく言い始めればいいということになると思いますので。
当たり前ですけど、法律の決まりはありませんので、そこはもう当然に変えていくことができますので。
社内の文化みたいなことを新しく作っちゃうのは全然OK?
文化だったりとか役割を決め直しちゃったらいいと思うんですよね。
だからこの方の会社だと、多分コロナになったら正社員なくても店を回すだけはできるっていうような状況を作られたということですけど、
その前どのぐらいやっていらっしゃるのか分かりませんけど、正社員がいなくてもアルバイトだけでも回せる状況が作れてなかった時に、
このお店で働いていた方からすれば、これもアルバイトがやるんですか?みたいな反応になるかもしれないですよ。
全く同じことはこれからも起こしていくことができると思うので、今までこれは店長がやっていたけれども、アルバイトさんにやってもらうんだよって決めてやればいいという話になります。
そこにはもちろんいろんな努力とかね、それをやってもらうためのいろんな教育も必要でしょうし、
そういうふうにアプローチをやったりとか相談もしないといけないでしょうし、やらないことはないと思います。
なるほどね。でも確かに最初から決まったらそういうもんだと思ってやりますもんね。
そうですよ。最初から決まったらそういうもんだと思ってやるんで、最初から入った時と違うことだったんで、
今までそれって今まで、だからさっきの反応には今までこういうことですよねとかっていうね、今まではこうだったんだけどっていう思いが多分あると思うので、
それはもう変えるんだよっていう話になると思います。
そうなると、さっきもいきなり言われてもそういう反応になりますよねというふうに河野さんも言いましたけど、それと全く同じで、
たぶん、もしかするとこの反応に関しては、要はそこまでのことをやるんだったら、その後どういう要望が出てくるかわかりませんけどっていうなんかあるのかもしれないですね。
なるほどね。時給を上げてよとか。
そうですね。
そういうことですよね。
じゃあ正社員がやる仕事をやるんだったら今の仕事のままじゃよくわかんない、そんなん絶対やですよみたいな話。
当たり前といえば当たり前の話です。
たぶんそのここまではたぶん説明しないでとかね、なんとなく反応を知りたかったんでおっしゃっただけだと思って、
じゃあ時給いくらにしてあげるからとかいう話はしてないと思いますので、
永遠の割の得ないことなんでやらないといけないのって話もあるかもしれないし。
確かに。
あとはあれですね、店長さんの働きぶりに関して日頃から何か不満を持っている面のある方だと、
なんであの店長をフォローしないといけないんですかと。
なるほどね。
店長帰ってくださいっていうような思いが。
なるほどね。
どっかにあるかもしれなかったりすると思うので。
なるほど。
そういう要素の方がたぶんこういうコミュニケーションの場合には多いと思いますよね。
アルバイトの意識と働き方の改善
言葉の地面だけ捉えてたら全然見えてこないけど、深く見るとそういう思いが隠れている可能性があるということですね。
そう思います。その可能性の方が高いと思います。
だから責任という言葉に反応してしまうというのは当然ですし、反応しないといけない面もあるんですけど、
本当に責任をどう取ればいいのかということで考えている、そこまで考えている方は少ないのかなと思うので、
アルバイトさんだということもありますので、その方の生活の中でこのお店で働くということがどういう位置づけになっているかということですね。
やっぱりそれは全然違いますけどね。
どんな前提にしろ、たぶん今まで以上にアルバイトを私たちがやらないといけない仕事が増えるのかなっていう、もちろんそういうメッセージで、
それに対しての反応が現れているんだし、何か思っているものがあるんだったら変わるのかなという気がします。
そういうのももう少しヒアリングしてみてもいいのかもしれないですね。
そうですね。
どういう条件だったらやってもいいと思うとか、雑談ベースで。
はい、雑談ベースだったりとかっていうのもいいかもしれませんね。
こういうのを積み重ねていく。
ちゃんと一個ずつやっていったら、ちゃんと導入できそうな感じでしょう?
絶対できると思いますね。
そういう意味で言うと。
これからそういうお店がやはり求められていくかもしれませんしね。
なるほどね。
とは思いますね。
人材が少ない時代だからこそ、ちょっといろいろそういう働き方を変えていったりとか、
こういうことを考えるのはいいタイミングなのかもしれないですね。
いいタイミングだと思いますね。
なおかつね、そういういろいろな判断業務とか、
あるいは今まで店長がやっていたことも経験してあげるっていうことは、
アルバイトさんのどういう理由でとか、どんな人なのかにもよりますけど、
そういうことをやらせてもらったっていうことを非常によく感じていただけるというか、
単純な作業だけじゃなくてこんなところまでやれたんだっていうことを、
確かに。
いいこととして、学生のアルバイトさんとかだったとしてもね、
いい経験をさせてもらったなと思う方はいいらっしゃるかもしれません。
そういう方がね、卒業してすぐに入ってきてもらってもいいし、
その後ね、実際の社会に出て取りたくましくなって、
でもやっぱりアルバイトをした店で働いても、
それからもし狙えないみたいに戻ってきてて最高ですよね。
それめっちゃくちゃ嬉しいですね、そんなのあったら。
新入社員の受け入れと研修
めっちゃ嬉しいと思うんですよ。
確かにね、そんな経験できるアルバイトなかなかないですからね。
そうやってブランディングしていくのもありかもしれないですね。
会社の新しい角度が身についた気がします。
ありがとうございます。
はい、いかがでしょうか。
リスナーの皆さんも今日の回答を聞いてみて思ったことだったり、
さらに湧いてきた疑問だったり、質問だったり、相談だったりあると思いますので、
ぜひ番組の概要欄に岡本先生に直接通じるLINE公式アカウントの登録用リンクがありますので、
そちら登録していただいて、メッセージでズバズバ何でも声をかけちゃってください。よろしくお願いいたします。
では番組の最後にロームの豆知識をお願いいたします。
はい、ありがとうございます。
もう3月もいよいよ半ばですね。
4月、新入社員を迎え入れる会社さんも多いと思いますし、
当然やっていらっしゃることだと思いますけども、
新入社員さんを迎え入れられる新入社員さんをきちんと迎え入れないかということを、
そろそろきちんと整備する必要があるかなというふうに思いますね。
ちょっと1つご提案を申し上げたいのは、
これもやっていらっしゃる会社さんもあると思います。
迎え入れるということで、新入社員の方だけにスポットを当てるということじゃなくて、
実はその社員の方々が前に入ってくるというのは、
自動の組織をより活性化する非常に良い機会になるので、
会社さんによっては迎え入れる側の研修みたいなことをやっていらっしゃるところがあったり、
あるいは迎え入れる側としてこれを機にきちんと改めて徹底することは徹底させようみたいなことをする機会がある会社さんもありますけどね。
特に中小企業さんとかだと、
例えばどこか商工会社さんとかであったような、
他の集合研修で新入社員の方の研修に行っていただいて、
元気バリバリで帰ってきて挨拶をしないといけないって教えられたんで挨拶して入ってきたとしても、
誰も返事を返さないとかね、挨拶返さないとかね、既存の方々がね。
そういうようなことだとね、そういう社員がもうたちまち出来上がってしまうので、
そういうようなことを、新入社員を迎えるにあたってもやっぱり改めて、
受け入れる側としてちゃんとできてるんですか、違う側としてできてるんですか、みたいなことを見直さずっていうのは非常に大事かなと思います。
ちょっと盲点でしたね、受け入れ側の研修なんて。確かに大事。
大事だし大事です。
はい、ありがとうございました。
はい、というわけで、社会保険労務省岡本正之の
もうダメだと思う前に聞いてほしい人に悩める社長のためのポッドキャスト
略してダメポ、第55回以上で終了とさせていただきます。
今週も岡本先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
今週も最後までお聞きいただきありがとうございました。
番組概要欄にある三茶社会保険労務士事務所のLINE公式アカウントから
番組への相談や感想、扱ってほしいテーマなどをお送りください。
些細なことでもお気軽にご連絡くださいませ。
それではまたお耳にかかりましょう。ごきげんよう、さようなら。
16:46

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