2024-03-28 14:19

057.【テレワーク】どうしようもない社員への対応策を教えてください。

テレワーク中働いてるか分からない社員についてのご相談。

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今週の【ダメポ】は!?

専門調査分析業の方からのテレワーク中働いてるか分からない社員についてのご相談です。

都内で専門調査分析業をしています。
社員数は7名。
半年前に採用したあるスタッフの取り扱いを悩んでいます。
弊社の業務は会社に出勤せずともできますので、
社員の利便性を考えてコロナ後もテレワークを継続しています。
経験豊富で一人で業務を完結できる社員がそろっているからだと思うのですが、
今までテレワークについて大きな問題を感じたこともなく、社員にも好評でした。
私としても今のままで良いと思っていました。
しかし、半年前に入社した社員の扱いに正直困っています。
簡単に辞めさせることはできないとは理解しているのですが、
可能ならばすぐにでも辞めさせたいです。
「本当に働いてるの?」という疑問が日々募っています。
毎日日報を付けてもらってはいますが、その内容がめちゃめちゃです。
他の人であったら1時間でできるであろう仕事に半日かけていることもしばしばです。
また、業務時間中に連絡しても1日以上レスポンスが無いのが普通です。
前述の通り、彼以外の社員にはテレワークを続けたいのですが、どうすれば良いのでしょうか?

岡本先生!!!教えてください!!!

【今週のトピック】
・テレワークを止めさせる!!
・雇用契約書はどうなってる??
・いきなりのテレワークだと社員も何をしていいのかわからない場合も。
・管理方法の強化!!
・単純なスキル不足の場合は…


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【今週の労務の豆知識?】
今週は『社会保険料』について。
介護保険料率が少し変わっています。
3月度の分から変わることになります。
対応がまだの場合は対応しましょう。


1人でも多くの社長さんのお役に立てる番組になるように、精いっぱい配信していきます。
宜しくお願い申し上げます。

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『もうダメだ…と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】は、1人でも多くの企業経営者のお役に立つ番組を目指しています。
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宜しくお願いいたします。

◉今週もお聴きいただきありがとうございます。

この番組は、SunCha(さんちゃ) 社会保険労務士事務所の提供でお送りいたしました。
それではまた、来週お会いしましょう。

サマリー

テレワークを続ける中小企業が新たに採用した社員の労働状況に悩んでいる様子が描かれています。労務管理やテレワークに関する問題を解決するための具体的な提案がなされており、特に雇用契約の見直しの重要性が強調されています。また、テレワークにおける社員の問題行動に対処する方法や業務改善についての議論が行われ、解雇に至るプロセスも検討されています。さらに、介護保険の制度変更についての情報も共有されています。

社員に関する悩み
社会保険労務士岡本雅行の
【こいつはもうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト】 略して【ダメポ】。
この番組は、企業経営の中で必ず訪れる労務の悩みについて、 社会保険労務士の岡本雅行先生が具体例なども交えながら、
コミュニケーションと労務の視点で、解決策への考え方をお伝えしていく番組です。 中小企業の労務管理とSDGsを推進する
SunCha社会保険労務士事務所の提供でお送りいたします。 今週も始まりました社会保険労務士岡本雅行の【もうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト】
略して【ダメポ】第57回スタートさせていただきます。 ナビゲーターのトーマス・J・トーマスで、 岡本先生よろしくお願い致します。
お願いします。 お願い致します。 はい、57回ということで、今日で3月ラスト配信になるわけですけれども、
年度末は忙しいもんですか?社会保険労務士の先生は。 そこまであれですね、年度末ということでどうなるということではないですね。
あ、そんなに関係ないんですか? そうですね、はい。
なんか、私業の皆さんバタバタされてたようなイメージがあったので。 あー、はいはいはい。
Jリスさんは今非常にもうね、忙しいですよね。 学程申告とか3月決算の方の対応が入ってきますからね。
我々は今というよりも7月ですね、やっぱりの方がきれいに見れば忙しくなるんですね。
いろいろやっぱりあるんですね、それぞれの業界の忙しい時期というのが。
はい。 なるほどね。
ここから来月から年度が変わりますので。 そうですね。 皆さんね、ちょっと気を引き締めて良い年にしていきましょうということで。
今日も相談が届いておりますので、ご回答いただこうかなと思っております。 今日の相談はこちらです。
都内で専門調査分析業をしています。 社員数は7名。半年前に採用したあるスタッフの取り扱いを悩んでいます。
弊社の業務は会社に出勤せずともできますので、社員の利便性を考えてコロナ後もテレワークを継続しています。
経験豊富で一人で業務を完結できる社員が揃っているからだと思うのですが、今までテレワークについて大きな問題を感じたこともなく、
社員にも好評でした。私としても今のままでいいと思っていました。 しかし半年前に入社した社員の扱いに正直困っています。
簡単に辞めさせることはできないとは理解しているのですが、可能ならばすぐにでも辞めさせたいです。
本当に働いているの?という疑問が日々募っています。 毎日日報をつけてもらっていますが、その内容がめちゃめちゃです。
他の人だったら1時間でできるだろう仕事に半日かけていることもしばしばです。 また、業務時間中に連絡しても1日以上レスポンスがないのが普通です。
前述の通り、彼以外の社員にはテレワークを続けたいのですが、どうすればいいのでしょうか? ということですね。
労務管理の重要性
これは社長としてはちょっとイラついてきますね。そうですね。 イラついてきますよね。レスポンスはせめて返してほしいですよね。
そうですね。それはありますね。社長の気持ちはよくわかりますね。 なるほど。
解雇次第、どうすればいいのでしょうか?
そうですね。このダメポのテーマになるようなお相談いただきありがとうございます。 こいつはもうダメだと思う前に相談していただいて、もう思っちゃってますけどね。
そうですね。どうすればいいのか。
実はテレワークがコロナで一気に始まった頃に、やっぱりこういう状況は少し違いはあるにしても、こういうお相談って結構増えたんですね。
何してるかわからない社員がいるんです、みたいな。どうしたらいいでしょうかな、みたいな話があって。
最近だとテレワークに慣れてきたということもあり、またそのテレワークの比重を下げているということもあって、そういうご相談というのはあまり聞かなくなったという印象も持ってますけど。
会計施策として今申しましたように、一つはテレワークをやめさせるというのはありと思うんです。
ただ、半年ぐらい前に入られた社員さんということですので、その時の契約書がどうなっているかですね。雇用契約書がどうなっているかだったりとか。
あるいはこの会社でテレワーク規定を作っているならば、テレワーク規定がどうなっているかということにもよりますけど。
テレワークって一つの勤務場所の範疇に入るテーマですので、その雇用契約書にテレワーク限定ですというふうにあとっているとすると、
ちょっと後で申し上げますけども、プロセスを経ないといけませんけど、普通に会社で働く、もしくはテレワークみたいにしてるんだったら、会社で働きますということがあるので、あなたテレワークやめようということが全然可能ですね。
それ言えたらだいぶ解決しそうですね。
そうですね。ある意味、さっき申し上げたように、コロナでガーッとテレワークに移って、それがだんだんなくなってきて、テレワークに関しての疑問、こういう悩みが多くあったんですけど、
やっぱり目の前で仕事させるようになったら少し変わってきたんでっていうのも、実際に他の会社さんでもあることですので、
やはり本当に、さっきもトーマさんも言いましたように、やはりレスポンスぐらいしてもらいたいなっていうのは、ある意味、目の前で仕事をさせてたらレスポンスせざるを得ないという。
それはそうですよね。
それは全然ありな選択肢ですね。
社員としても、働いている側としても、入ったばっかりでまだよくわからない状態からいきなり手放しでテレワークさせられてても、何していいかわからないみたいなのもあるかもしれないですからね。
あると思いますね。そういう意味でいうと。特に中小企業さんだと、教育をするとか、自分の業務に追われてしまってということであって、なかなか他の方の部屋まで手が回りにくいっていうのはありがちな話なので。
なるほどね。
この会社だとそうなっている可能性はあるのかなと思うので、来ていただくというのは一番の、一番というわけではないですけどね、一つの選択肢として検討いただいたらいいのかなと思います。
確かに可能性ありますね。
そうですね。先ほど申し上げた、そういうことをやれるかどうか、スムーズに行えるかどうかというのも、今の雇用契約がどうなっているかということにもよるんですけど。
ある意味その契約を、テレワーク限定になっているからといって、じゃあすぐ辞めさせようということではなくて、だったら辞めさせる前にその契約を変えるというのは手段の一つになりますので。
もし今、テレワーク限定で雇っている方だったとしても、来てもらおうというふうに契約を変更するのは可能です。
ほうほうほう。後から変えちゃうパターンも。
後から変えるのも、ただそれは一方的に変えるというのはさすがに許されないので、社長の職権内容みたいな話になりますので、きちんと合意をした上で変えていくというのは可能ですし。
あるいはその時の話として、こういう理由をきちんとご説明いただいてですね。あるいは本当に期待したパフォーマンスが果たせてないんだったら、そのパフォーマンスを果たしてもらうためにも、だから未来はテレワークをやらさせないということでなくてもいいと思うので、
とにかくこの3ヶ月間とか3年間ぐらいは、契約がいつまであるのかあれですけども、一旦出社してくださいねっていうことで契約を交わし直すっていうのも全然ありだと思います。
解決策の提案
なるほどね。確かに。なんか明るい未来が見えそうですね。
そうですね。そこに抵抗するというか、嫌がる方もいらっしゃる話も聞きますけどね。
でもそれは繰り返しになってしまいますけど、最初にどういう約束で入社していただいているかというものが本社でもやりますということだったら、本社で働くということも合意した上で入社をしているはずなので、入社をしていることになるんだ契約上は。
そこはある面強く言ってもらっていいなという。テレワークは社員の権利というか絶対に行使できる権利というわけではないので、そういう意味で言うと。
その前提に立っていただくと少しは思いも変わるのかなというふうに思いますね。
なるほどね。いいですね。これで解決しそうですかね。
速攻でどうなるかという。多分繰り返しになっちゃいますけど、目に見えないところで仕事をしているがゆえでのいろんな問題点っていうのはたくさん発生すると思うので、目に見えるところに変えてしまうというのが一番効果があることかとは思いますね。そういう意味では。
結局続ける中でも要はどう管理をしていくかとか、もうちょっとね、要は管理を強化するような方向性に走るわけですけど、走ることになるんですよね。もしテレワークを続けていただく中でこの課題を改善しようと思うと。でもそれってやっぱり限界がありますからね。
だから、よくね、本当にズームつなぎっぱなしで会社のみんながつないでる画面でカメラオンにしてるような会社さんもありますけど、それだとしてもそれはそれでまたね、そのための労力は社長からしたらかけないといけないし、あとは何かここに書かれてましたけど、本当にスキル的なところが少し不足をしてるんだったら、スキルをどう高めていくかということも考えないといけないと思うんですね。
他の方だともう1日間できるものを半日かけるっていうのは何が問題なのかということでね。
まああれですけど、本当はできるんだけどあまり仕事してないっていう方が解決は図りやすいですよね。
本当に他の人が1時間できるものを4時間かかっちゃってるスキルしかないんだと余計悩ましくなるんで。
確かに確かに。頭かかりますね、それは。
頭かかっちゃいますけどね。そういうことも含めてやっぱり来ていただくということで話をして、その中で次どうしていきますかということを考えることが必要かなと思うんですね。
なるほどね。じゃあそういうアプローチを取って。
そうですね。
業務改善していったらいいですね。
いずれにしろ解雇をさせるというふうに考えた場合にも、この社長さんもご認識していただいているように、すぐに解雇させるっていうことは基本的には難しいので、
やっぱり問題行動を特定してその問題行動を改善をしていただくっていうステップが必要になって、
それがそういうことをしたんだけれども何も変わらないんで解雇しますみたいなことはやはりしていかないといけないので、
今まで申し上げてたことはその流れにもきちんとやれば当てはまるかなと思いますので、
それがどうしてもダメだったら次の段階に進むというのはありかと思いますけど、まだその判断をするには早いのかなっていう印象は受けますね。
なるほどね、そういうことなんですね。
介護保険の制度変更
どうでしょうか、今日の岡本先生の回答を聞いてですね、もっとこういうとこ詳しく聞きたかっただったりとか、
この回答を聞いてここちょっと疑問に思ったんだけどとか、いろいろ皆さんの中で湧いている疑問質問などあるかもしれませんので、
ぜひそういう方は番組の概要欄に岡本先生に通じるLINE公式アカウントの登録用のリンクがありますので、
そちらに友達登録をポチッとしていただいて、ぜひLINEのメッセージを送る形で、
岡本先生にコンタクトをぜひ取ってみていただけたらと思います。
相談に関してはこの番組でも取り扱わせていただきます。
はい、では番組の最後にロームの豆知識をお願いいたします。
もう3月もこれ最終週ですかね。
そうですね。
なので皆さん対応していらっしゃると、前もどこかで申し上げたかもしれませんけど、
社会保険の両立が一部変わってるんですね。
今回介護保険の対象の方の、大体多くの県とかだと介護保険両立が少し変わってますので、
それはその3月度の分から変わることになるので、
そこはもしまだやってなければ、やってない会社さん少ないと思うんですけれども、
変えておいていただいた方が、変えるのが必須だと思いますので、
ぜひご準備の方お願いしますということです。
ありがとうございます。準備していきましょう。
はい、というわけで、社会保険労務士岡本正之の
もうダメだと思う前に聞いてほしい人に悩める社長のためのポッドキャスト、
略してダメポ第57回、以上で終了とさせていただきます。
岡本先生、今週もありがとうございました。
ありがとうございました。
今週も最後までお聞きいただきありがとうございました。
番組概要欄にある三茶社会保険労務士事務所のLINE公式アカウントから、
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些細なことでもお気軽にご連絡くださいませ。
それではまたお耳にかかりましょう。
ごきげんよう、さようなら。
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