社会保険労務士岡本雅行の
【こいつはもうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト】 略して【ダメポ】
この番組は、企業経営の中で必ず訪れる労務の悩みについて、 社会保険労務士の岡本雅行先生が具体例なども交えながら、
コミュニケーションと労務の視点で、解決策への考え方をお伝えしていく番組です。
中小企業の労務管理とSDGsを推進する、SunCha社会保険労務士事務所の提供でお送りいたします。
はい、今週も始まりました社会保険労務省岡本雅行の
【もうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト】 略して【ダメポ】第146回スタートです。
ナビゲーターのトーマス・J・トーマスです。岡本先生、よろしくお願いいたします。
はい、というわけで年の瀬がどんどん迫ってくる。来週はクリスマスもあるんですね。
そうですね、クリスマス。
クリスマスですよ。トーマス、子供が今1歳で、初めてのクリスマスみたいなところがあるんですけども、
サンタさんって必要なんですかね?
うん。え?
めんどくせえなって思ってて。最初からいないものとしてたらこの先用意しなくていいわけじゃないですか、サンタさん。
なるほど。
プレゼントをあげるにしても、サンタさんである必要はあるのかなって思ってて。
なるほどね。それはなかなか斬新な。確かにね。そうっすよね。
なかなか大変だし、なんかね、騙す感じになっちゃうし。
確かにね。
いろいろ考えちゃいましたね、なんか。
なるほどね。まあまだね。え?今まだ1歳?
1歳2ヶ月とかそんなもんですよ。
じゃあまだあれでしょうけどね。うん。なるほどね。悩ましいね。
確かに。
今度ちょっと番組に相談文ちゃんと送りますね、これね。テーマ違いすぎて怒られそうですけど。
いやいや、先輩の方々からいろんな結果が来るんじゃないですか。
ぜひリスナーの皆さんもちょっとサンタさん問題ご意見、LINEの方から送ってきてください。
ある意味でもその潮流に乗るというのは1つ楽な面もあったりとかしますよね。
ああそうか、楽な面もあるのか。
例えばそのね、これからもうちょっと大きくなってね、いろいろと世の中の他の子とかと交流するときにね。
そうですよね。トーマスも奥さんもね、その子もね。
いや、うちはサンタさんなんていないんだよっていう主張を。
なんでそんなこと言うんだみたいな。
確かに。空気めっちゃ悪くなりますよね、そんなの言ったら。
そことのこう葛藤というのは。
確かにだ。
出てきてしまうと思うので。
そういうの考えたらやらなきゃダメだよな。
そういうこと言っちゃダメよと言っても子どもはね、いやいや、いないんだよって言うでしょうし。
そういう教育者なら言うでしょうからね。
だからそこはね、それに乗って楽しむというのもありますし。
まあね、確かにね。
そうなんですよ。それはあるんですよ。
考えちゃうけどわかりました。また相談します。
サンタさん問題は子育ての上で非常に良いことだと思いますのでね。
そうですか。
はい。
というわけで、今日も相談がちゃんとした相談が届いてますのでご回答いただこうと思います。
今日の相談はこちらです。
飲食店を複数店経営しています。
この半年で3名の社員にバックられました。
バックられられました。
昨日まで働いていた人が急に会社に来なくなり連絡もできなくなりました。
シフトが回らなくなり、店長一人残った社員が本当に苦労しました。
以前も年に一人ぐらいは発生していたのですが、さすがに立て続けに3人はきつかったです。
人間不振というか、しばらくは何もやる気が起きませんでした。
一人一人を追いかける労力をかける気力も起きず、そもそも訴える術も方法もわかりません。
何とかできますかというご相談です。ありがとうございます。
ありがとうございます。
これは切実ですね。3名のバックられられ。
切実だと思います。
ちょっと笑っちゃいましたけど、ちょっと読んでて。
ご相談いただいているということは、ショックも少し癒されて。
じゃあどうしようかというふうに前向きに考えていただいていることだと思います。
でも確かにきついでしょうね。大変だったでしょうね。
当てにしてますからね。雇った以上はね。
そうだと思うんですよね。
この時期がまさに年末年始じゃなくてよかったなみたいな。
確かにちょっと早めにね。
何のあれにもなってませんけどね。そういう感想を持ちましたよね。
なるほどね。難しい問題ですよね。
雇いたいけどなかなか人は来てくれないみたいな形もありますからね。
なかなか採用はそういう面も考えると。
ですね。
本当に個別の状況にもよりますしね。
どういうルートで雇った方なのかとか。
どういう形だったのかということにもありますので。
訴えるかどうかという点に関しては、訴えようにしてもね。
そもそもその相手がどこにいるかとかがわからなければね。
確かに。
その対策もできませんしね。
当然その弁護士さんとスカウトになるとね、それなりの費用もかかったりしますから。
逆に言うと泣き寝入りという言葉がいいのかわかりませんけど。
そんなことしかないのかなっていうことで。
もうちょっと不責任な言い方になるかもしれませんけど、
この3方に関してはしょうがないなというふうに言い切っていただくというのが、
現実的な対応なのかなという気もしますよね。
この方もそうだと思いますけど。
本当に難しい対応であり、個別にはまたご相談いただければと思いますけど、
とにかくできるところから始めていきましょうというね、
そういうアドバイスしかできないのかなとは思いますけど。
なるほどね。
はい、それでおければということで。
やっぱりその採用のプロセスといっても、
本当に今の人たちの状況だと難しいのかもしれませんね。
やっと決断をどこでするのかみたいなことになるんですけど、
採用のプロセスを改めて見直していただくということと、
あとは入社してからの離職防止の取り組みだったりとかですね。
それがやはりもちろん当たり前ですけど、
限りになるかなとは思いますね。
なるほどね。
プロセスの見直しということでいくと、
こういうバックレーク性のある方っていうのは、
これも聞いた話ですけど、
そういう傾向があるみたいですので。
これは知り合いの経営者の方とかもよくおっしゃってる話。
なんとなくこういう経験を積み重ねると、
何かわかるようになってくるみたいなおっしゃる方もいらっしゃいますので。
そうですか。
ですのでね。
それを磨きましょうと言ってもどう磨くんだって話になるので、
私はアドバイスが必要がないんですけど、
プロセスを見直していただくっていうことは大事ですし、
ある意味別にこの社長さんがということではないんですけど、
やっぱり候補者の方を複数の人が見るみたいなことというのは、
有効になるのかなというふうには思いますね。
それが見極めにつながるというのは、
いろんな方の話を聞いてもあるのかなとは思いますので、
そんなやり方になっているのかということは、
整理していただいたらいいのかなと思いますね。
応募してきたその書類自体を、
少なくとも例えば、やっていらっしゃる方多いかもしれませんけど、
配属する店長さんにも見ていただくであったりとかね。
あるいはできるならば一次面接は多分やる方がいて、
社長さんがやっているのかわかりませんけど、
二次面接ぐらいの段階を入れて、
店長さんと少し話していただくとか、
そんなプロセスを入れるっていうのは、
やっぱりいいのかなと思いますよね。
今申し上げたように、現場でどんなバックル社員の傾向としては、
店長さんが一番切実に感じているかもしれないので、
そんなようなことも採用のプロセスに入れていただくことで、
有効に機能するかもしれないというのがありますよね。
面接で入れるということだけじゃなくて、
例えば本当に短時間でもいいんですけれども、
それはいろんな意味で別の効果もあると思いますけど、
店で働いていただく時間をちょっと設けて、
その上で最終判断をするみたいなものとか、
お互いに、やっぱり店でどんな仕事が起きているのかみたいなことを、
ちょっと働いて体験してみませんかみたいなプロセスを入れて、
上でご本人からしても、
自分でやれるのかやれないのかということの判断もできると思いますし、
雇う方からしても見極めができるかと思いますので、
そんな工夫というのはしていただいたらいいのかなというふうには思います。
雇い方、法律的にというか雇用的にというか、
今の働いてもらうということの延長になりますけど、
いわゆる使用期間というかならし期間的なものを定めておく、
契約とかも毎月更新するような雇用契約にしておくであったりとか、
ということはやっぱり必要かなと思いますし、
契約の仕方、入社したときのプロセスというのも、
考えていただいてもいいのかなと思います。
あと割とアレするのは、
アルバイトさんだとなかなかそこまでということで、
ハードルも高いかもしれませんけど、
契約社員、期間の定めのある契約にしろ、正社員にしろ、
正式に雇用しますと長期間働いていただく前提で雇用しますという場合には、
保証人的な方を求めるというか、
そういう活動も有効になると思います。
保証人って本来は何かその方に訴訟があったときに、
その保証人が保証しますよということですので、
それをすんなり出していただけるかどうかというのはアレですけど、
少なくともそんな働きかけはしていただくということは必要ですし、
何よりも、例えばご家族の情報では、
だいたい保証人手信族になっていただくということになるので、
ご家族の情報をきちんと取っておくというのは、
やっぱりいろんな意味で必要になりますので、
ご両親がご健在なのかとか、どこに住まれてるのかみたいなことは、
きちんと把握しておくことは大事ですし、
それはその方の家族の状況に何か変化があったときにも、
会社が少しその方のために介護とかそういう事態が発生するかもしれないので、
そういう状況を知っておくということはプラスになると思いますし、
あとはたまにあるのは、その方が何か病気になられてしまったりとかですね、
業務とは関係なく。このバックレではなくて、
休んでる理由が病気だっていうことが判明して、
ちょっと入院してるんですとかっていう場合に、
じゃあやっぱり親御さんとかに知らせてあげる必要とかあるかもしれない。
そういうのはありますからね。
少なくとも保証人とするかどうかは別にしても、
ご連絡は取れる親族の方というか。
それ必要っすね。
それはちゃんと把握するというプロセスにしておくっていうことは、
やっぱり重要じゃないかなと思いますね。
なんかちょっと抑止力にもなりそうですね。
家族に何かあったら連絡行くって。
そうです。もちろん。
最初の段階からそういうのを聞くというのはNGな行動になってしまいますけどね。
あんまりご家族の情報とかっていろんな情報が含まれることがあるので、
それで判断するっていうのはもちろんNGになってしまうんですけど、
この人はいい人だと思って入社を決めていただいた方は、
今申し上げたような理由で、
ご家族とかご親族の情報はちゃんと教えておいてくださいっていうのは、
それはある意味有効なことですし、
その後いろんな意味で役立つことなので、
きちんと理由を説明すればご納得いただけるかと思います。
あとは本当にいろんなご事情があるので、
どういった場合でも家族には連絡取りたくないんですとかっていう方もいらっしゃるのは事実なんで、
それはそれで把握しておけば、じゃあどうしようみたいな話で、
本当にね、それこそ急に病気になっちゃう。
あるいはコツ事故に遭われちゃうみたいな話ってあったりとか、
そういったときには誰にだけでも連絡した方がいいみたいな感じで、
聞いといていただくっていうことは必要だと思うし、
本当にバックレた場合はその方にちょっと連絡をしてご相談をするとか、
バックレ方にもよりますからね。
バックレたというのは事実で会社に来なくなったっていうことなんですけど、
ある意味本当にこの方もそういうことは書いてないのでそうではなかったんだろうなと思う。
何かあったかわからないってやっぱり不安ですよね。
そうですよね、本当に。
何か事故に巻き込まれちゃってるかもしれないみたいな話もあると思うので、
そういうことのためにもやっぱりご親族、連絡が取れるご親族との対応っていうのはやっぱり付けとかないといけないので。
なるほどね。
そういう意味からちゃんと情報は把握しておいてもらったらいいのかなと思いますね。
なるほど。ちょっといろいろやれることはありそうですね。
そうですね、あると思います。
あとはやっぱり離職防止というか、本当に日常のコミュニケーションをね。
これはもう本当に現場レベルでの話になると思いますけど、
みたいな話っていうのはやっぱり日常の中で、ある意味店長さんとかの会話の中で何となく把握してくることがあると思うので、
そういう会社としての生徒としてのプロセスと日常のコミュニケーションを交わす中で、
きちんと把握しておくっていうことは大事になるので、
ぜひ緻密な努力になりますけど、頑張っていただきたいなと思います。
そうですね、頑張ってください。ありがとうございます。
はい、というわけで今日の配信の聞いた感想や質問や相談など、
ぜひLINE公式アカウントのほうにメッセージを送ってください。
概要欄に登録用のリンクがありますので、まずは友達追加をしていただいて送ってきていただくと。
皆さまの普通に相談も募集しておりまして、
今日みたいに岡本先生が回答してくださいますので、ぜひ気軽に送ってきてください。
ちょっと深刻な悩みとかであれば、個別対応にさせていただく可能性もありますが、
番組で紹介できるものは紹介させていただこうと思っております。
あと岡本先生が毎月、2ヶ月に1回やっている、木須月にやっている
人手不足を考える会というオンラインのイベントがございまして、
こちらはどなたでもご参加できる形で、人手不足について、
今日のテーマもすごくいいテーマだなと思ったんですけども、
こういったお悩みを持っている方なんかがご参加いただくと、
ちょっとした学びになったりする会になっております。
参加費かかりませんので、ぜひよろしければ人手不足を考える会ご参加ください。
こちらもLINEからご案内しておりますので、LINE登録をお待ちしております。
というわけで、M-LOGの豆知識のコーナーになりますが、
今日は何をお伝えいただけますでしょうか。
前、何回か前にもあったね、やはりその今、
冬になると感染症がというかね、風邪とかインフルエンザとかありますので、
そんな風邪ひいてる。
その備えというのはやはりきちんとね、
もちろん個々人が健康に留意してくださいというのもありますしね、
あとは今回のご相談者の飲食店の場合とかだとね、
やっぱり本当にそういう方が複数出てしまった時にどうしましょうみたいなものっていうのは、
事前にね、想定できる範囲で想定しておくといいのかもしれないですよね。
急遽ね、インフルエンザの社員さんが出ちゃいましたみたいな時にね、
店長さんだけで慌てる、その店舗の店長さんだけで慌てるのとね、
じゃあ事前にちょっと話し合っておいてみたいな話とかね、
社員さんとかご家族の中でのその辺の情報とかっていうのを、
なんかちょっと共有しておくみたいなのが必要じゃないかなと思います。
やったほうがいいそれは。
やったほうがいいと思います。
感染症対策、ぜひ考えてみてください。
はい、と思いますので。
というわけで今日も最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
社会保険の無償化をもとむすゆきの、もうダメだと思う前に聞いてほしい。
辞める社長のためのポッドキャスト略してダメっぽ、第146回この辺で締めさせていただきます。
また来週もよろしくお願いいたします。
岡本先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
今週も最後までお聞きいただきありがとうございました。
番組概要欄にあるファンチャ社会保険労務士事務所のLINE公式アカウントから、
番組への相談や感想、扱ってほしいテーマなどをお送りください。
些細なことでもお気軽にご連絡くださいませ。
それではまたお耳にかかりましょう。
ごきげんよう、さようなら。