2024-10-31 17:53

088.失恋ショックで精神的に不安定になった人への対応

精神的に不安定な社員についてのご相談。

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今週の【ダメポ】は!?

アクセサリーショップの経営者の方からの精神的に不安定な社員についてのご相談です。

都内で数店舗アクセサリーショップを経営しています。
昨年の春に高卒の新入社員として採用したスタッフについての相談です。
初めて採用した新卒社員でしたので、私だけでなく、店長や先輩社員もしっかりと教育してきました。
素直で一生懸命に働いてくれていて、それなりに成長していたのですが、
夏頃から体調不良での休みが多くなってきました。
最初は酷暑のせいかなとも思っていたのですが、どうやら最近失恋をしたらしく、
そのことが影響して精神的に不安定になっていたというのです。
また、こういう事態が発生して分かったことですが、
元々精神面では弱さがあり、緊張するような状況下では体調を崩しがちだったようです。
失恋ショックも癒えたのか、復帰後は普通の働き方に戻っているとのことですが、
精神的な弱さがあるのでしたら、いつまた再発するのか分からないし、
元々精神的な弱さがあるのでしたら尚更だと思います。
期待をしていたのに裏切られた印象です。
精神的な弱さがある社員を抱え続けるだけの余裕は会社にはありません。
一旦辞めてもらって、治療に専念してもらった方が良いかもと思います。

どのように考えたら良いのでしょうか?
岡本先生!!教えてください!!!

【今週のトピック】
・精神面に関してのご相談もあります!!
・病気であるならば何もできない。
・専門家の意見を聞き、会社は協力をする!!
・事実と推察を分けて考える!?
・専門家への相談はこうするべき!!


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【今週の労務の豆知識?】
今週は『健康』について。
インフルエンザの予防接種を受ける時期になってきました。
11月に予防接種を受けるのが良いみたいです。



1人でも多くの社長さんのお役に立てる番組になるように、精いっぱい配信していきます。
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『もうダメだ…と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】は、1人でも多くの企業経営者のお役に立つ番組を目指しています。
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宜しくお願いいたします。

◉今週もお聴きいただきありがとうございます。

この番組は、SunCha(さんちゃ) 社会保険労務士事務所の提供でお送りいたしました。
それではまた、来週お会いしましょう。

サマリー

失恋によって精神的に不安定になった若い社員に関する経営者の相談が取り上げられます。岡本雅行氏は、精神的疾患への対処法や環境の影響について考察し、専門家への相談の重要性を強調します。失恋のショックで精神的に不安定になった社員への対応には、専門家の助言や冷静な判断が必要です。また、企業の代表者も似た悩みを抱えているため、具体的なアドバイスが求められています。

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社会保険労務士 岡本雅行の
【こいつはもうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト】 略して【ダメポ】
この番組は、企業経営の中で必ず訪れる労務の悩みについて、 社会保険労務士の岡本雅行先生が具体例なども交えながら、
コミュニケーションと労務の視点で、解決策への考え方をお伝えしていく番組です。 中小企業の労務管理とSDGsを推進する
SunCha社会保険労務士事務所の提供でお送りいたします。
はい、今週も始まりました社会保険労務士 岡本雅行の【もうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト】 略して【ダメポ】第88回です。
ナビゲーターのトーマス・J・トーマスと申します。 岡本先生、今週もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いしまーす。
お願いいたしまーす。というわけで始まりました、88回。 いいですね、8が2つ並ぶと何か、演技が良さそうな数字、88回ですけれども。
まだあれですか、第100回の何かをやろうみたいな気持ちにはなってないですか? 岡本先生は。
まぁまぁまぁ、あれですね。
あと12回ほどで100回になりますからね。 12回ほどでね。
来年の話ですから、来年の話をすると鬼が笑いますから。 そうか、確かに。まだ来年の話はせずに行きましょうかね。
来年の話か、そうだな。
はい、というわけで88回。演技の良い感じでね、スタートしていただこうかなと思いますけれども。 いいですね、演技が末広がりですね。
末広がりでいきましょうよ、この番組も。
はい、そうです。
続いてきてますからね、とっても学びになると思いますので、ぜひ皆様もう1回、1回目からですね、遡って聞き直してみてください。
新たな気づきもたくさんあると思いますので、よろしくお願いいたします。
はい、というわけで今日も相談が届いておりますので、ご回答いただこうと思います。
今日の相談はこちらです。
相談内容の紹介
都内で数店舗アクセサリーショップを経営しています。
昨年春に高卒の新入社員として採用したスタッフについての相談です。
初めて採用した新卒社員でしたので、私だけでなく店長や先輩社員もしっかりと教育してきました。
素直で一生懸命に働いてくれていて、それなりに成長していたのですが、夏頃から体調不良での休みが多くなってきました。
最初は酷暑のせいかなと思っていたのですが、どうやら最近失恋をしたらしく、そのことが影響して精神的に不安定になっていたというのです。
また、こういう事態が発生してわかったことですが、もともと精神面で弱さがあり緊張するような状況下では体調を崩しがちだったようです。
失恋ショックも癒えたのか、復帰後は普通の働き方に戻っているとのことですが、
精神的な弱さがあるのでしたらいつまた再発するかわからないし、もともと精神的な弱さがあるのでしたらなおさらだと思います。
期待をしていたのに裏切られた印象です。精神的な弱さがある社員を抱え続けるだけの余裕は会社にはありません。
一旦辞めてもらって、資料に専念してもらった方がいいかもと思いますが、どうでしょうかという相談です。
なるほど。失恋ショック。
なるほどね。若いですね。
社員、ありがちですね。若い頃は失恋で結構凹んだことありましたね、トーマスも。
そうですか。プロポーズアドバイザー協会のトーマスさん。
プロポーズアドバイザー協会というのをやっているんですよ、トーマスは。恋愛とか結婚の素晴らしさみたいなものを語っているわけですけれども。
でも恋愛の振られて、3日くらい寝込んだことありますよ。
なるほどね。
失恋、若い頃はあると思う、こういうの。
そうですね。まさにトーマスさんおっしゃった通りなのかなというふうに思いますが、それだけで終わらせるわけにもいきません。
失恋が原因なのかは別にして、ちょくちょくいただくご相談はやっぱりその精神面に関してのご相談ですね。
社員さんがちょっと精神病なのかもしれませんとか、精神的な不安定な部分があります。
いろんな病気がありますので、そういうことに関して、今回は失恋があってということですけれども、何かのきっかけでそれがわかって、その方への対応をどうしましょうかねっていうのは、やっぱりたまにご相談いただくようなことにはなっております。
そういう意味でいうと、私がいつも答えさせていただいているのは、やっぱり病気だとするならば、当然我々には何もできないというか、我々が基本的な治す方向性を決めるというわけにはいかないので、
精神的な病だったとしても、きちんとその専門家の方にご相談をいただいて、その専門家の方がどういうような方針で、どういうようなことが必要でしょうということに基づいて、会社はそれに協力をするというのがやっぱり大前提だと思いますので。
ですので、何か本当にそういうような状況があるなとか、この人はちょっと懸念されるなとかいう場合には、やはりその先生、専門職員の方へのご相談をきちんとお勧めして、それに基づいて対処するというのが前提にはなると思います。
なるほどね。結構でもね、精神的に病んで給食中ですみたいな方がすごく多い気がしますよね。
そうなんです、そうなんです。多いので、それはやっぱりよく世の中的にも話題にはなっていることではあるので、対応は難しいし、こういうご相談にはなると思うんですね。
ただ、これはちょっと語弊が得る言い方になるし、なんて言い方をしてるんだというふうに思う方もいらっしゃると思うんですけど、私は人のそもそも持っていらっしゃる生命力だったりとかというものはすごいものだなというふうに思っている前提で、ちょっと今からの発言も聞いていただきたいんですけど、
そういう意味で言うと、やっぱり精神的な弱さとかそれが病気なのかどうなのかっていうのは、逆に言うと環境が作っていってしまう要因っていうのも多いと思うんですね。
ですので、精神的に弱い、あなた精神的に弱いでしょう、精神的に弱いからっていうような形で周りが扱っていると、だんだん自分もそう思えてくるし、その方もそうなってしまうっていうのはあると思うので、
そこの見極めっていうのは非常に難しいですし、本当にいろいろと考えないといけないことですし、そもそもそういうどうやったら対応したらいいでしょうかっていうところから、
お知り合いのいわゆる専門家の方とかカウンセラーの方とか産業員の方とか保健師の方にご相談をするっていうことが大事なのかなというふうに思います。
事実と推察の分別
で、その際に、私も勉強して教えていただいた点でよくお聞きするのは、起きている事実というかその方が起こしてしまった事実と、
それと、それって精神的なものなんじゃないのという推察というのを分けて考える必要があると思うんですね、きちんと。
事実と推察を分けて考える。
多分その精神が病んでしまってですとか、病み始めていて、何かやはり病気に近いような形になっている方というのは、何らかの普段と違うような行動が起きてしまったりとか、
それで職場の中でトラブルになったりとか、そういう事象があると思うんですね。
だからどういう事象がありましたということは、まず事象として事実として捉えていただく必要があると思うんです。
例えば、今まで非常に集中力よく行動できてた方なんですけれども、ちょっと集中力が全然なくなってしまって、
もう何かボーッとしていることが多くて、声かけても気づかないことが多いんですみたいなものっていうのはもう事実じゃないですか。
あるいは今までと全く同じ会話をしてるんだけれど、何か非常に同じ言葉をかけたとしても、挨拶をしたとしても、何か全然反応が返ってこなくて、
前に挨拶かけてるんだけど、うつむきがちでしか返事をしないとかっていうのも事実じゃないですか。
そういう問題だなと思う事実っていうのが多分現れると思うんですね。
だから病気じゃないかなっていう判断をすると思うんです。
ある意味、先ほどそういう点でご相談っていうのは、やっぱりその汚染物化の方にご相談する時にも、
いや、もともとはそういうことがなかった方が最近こんなような行動を取るようになってきたんですけど、
この原因ってどんなことだと考えられますかみたいな相談の仕方をしないと、相手の先生もよくわからない。
何の判断をしていいかわからないということもあるので、だからそういうことをきちんと把握するというのはいろんな意味で重要になると思います。
このご相談の方の場合で言うと、最初にトーマスさんも言ったように、失恋でショックなんです。
それは失恋のショックになるんで、ただそれは病気かというとショックかということになって、
年を取ればいい思い出になるかもしれない。言い方があれかもしれませんけれどもね、そういうことかもしれませんので。
逆に言うと、本当にもっと詳しい事象とかがあるんでしたらまた別途ご相談をいただきたいですけれども、
先ほどご相談をいただいた文面の中からだけで考えると、この方に関しての事実っていうのは、
何日か体調を崩して会社を休んだっていうことだけが事実ですよね。
それ以外は何も起きてないというふうに判断できると思うんですよ。
何日か会社を休んだっていうことに関して、それって本当に失恋だったんですかってまさに国書かもしれないしみたいな話があって、
そこの裏付けっていうのは取れてないというか取れてるかもしれないです。取れた上でご相談になっているのかもしれませんけど、
果たして本当に精神的なものでどこまで影響があったのかっていうこともあるし、精神的なものが影響だったとしても、
トモさんも言ったように3日ぐらい寝込みましたよみたいな話があって、
それって病気だから失恋のショックって病気なのかというと多分病気ではないという判断がされることが多いと思うんですけど、
っていうふうに考えていただくと、多分対処の仕方っていうのも変わってくるのかなというふうに思うんですね。
そういうことって割と職場でその方を大事に思ったりとか、あるいは期待をしてくればしてくるほど、
起こってしまった現象に関して、精神的なものが結構弱いですっていうふうにお聞きして、
この方も実は前から緊張すると体調を崩すみたいなことが後からわかりましたみたいなことであるんですけど、
でもそういう方もいらっしゃいますからね。ただ、この例えば1年ぐらい働いてきてる中にも緊張してる時ってあったはずなんですよ。
その時は別に何も起きてなかった。それで何か問題を起こしてるんだったらやはりそこは何か、その行動をなくすための治療ということが必要かもしれませんけど、
失恋ショックへの対応
頑張ってきていただいて、頑張っていただいてその方なりに克服してきてたりとか、ある意味こういう言い方をするとあれかもしれませんけど、
ご本人の方がよっぽど緊張すると体調が悪くなるっていうことの付き合い方は長けていらっしゃると思うので、
それで今までずっと生きてきてたわけですし、逆に言うとこの事態が発覚するまでは会社でもそこに関しては発覚していなかったというのは、
別にそれはある意味現状のレベルであるならば病気というふうに診断をするまでのものでもないし、
病気としてみなして何か措置を差し伸べるっていうことの対象でもないというふうにも捉えられるかなと思うんですね。
なるほどなるほど。
そこで何かあまりに過度に決めつけてしまってとか、だから少なくともその事象を見て、
この人やっぱり精神的に弱いからちょっと会社で今後やっていくのは難しいかなっていう判断は少なくとも時期少々過ぎるのかなと思いますし、
だったら今まで1年間働いてきてたんでしょっていう話になりますよ。
いやーでも会社からしたらちょっと不安になりますよね。
不安になるのは不安になると思います。
社員を抱えておく余裕はないしなみたいな。
ないしっていうのはもちろんわかるんですよ。
社長さんのお気持ちは非常によくわかりますし、精神に対しては本当にどう対応していいか私もわからない部分もたくさんありますし、
やはり専門家の方に相談しないといけないなっていう思いがあるからこそ余計不安になってしまうと思うんですけど。
でも逆に言うとある意味少なくともこの1年間ですね、そういう形で何もなかったのかどうかわかります。
あったならばまた別ですけど、あまり今になって初めてわかったみたいなことだとすると、
それはもしかするとご本人の方が対処の仕方わかっててということかもしれませんので、
そこを何か精神的に弱いからこの子はうんぬんみたいな決めつけっていうのはしない方がいいと思うし、
それをするにはもっといろんな、先ほど申し上げた事実の蓄積というのが必要だと思いますし、
その事実をもって専門家の方にご相談いただいた上で対処をしていただくということがやはり必要じゃないかなというふうに思いますので。
なるほどね。でも確かに精神的に弱い子だと思って見てたらそういうふうにも見えてくるし。
そう、それってありますよ。
この子は期待できる子だと思ってたらそういうふうにも見えてくるし、そういうのもありますからね。
ちょっと一旦冷静になって対応していくといいかもしれないですね。
ある意味、若い人ですからまさに成長していっていただかないといけなくて、
なおさら多分こういうゲスっていうのはあるのは、じゃあもっと責任のある仕事に就いてもらおうと思いましたみたいなことがきっかけで、
ちょっと緊張する場面が会社の中で多くなると、そこに対して対応できなくなってみたいな話があるかもしれませんけど、
それは何か新たな責任に対してどう自分その方が対応するかっていうのも一つの成長のステップじゃないですか。
それが何か体調の変化に現れる方と、精神の変化に現れる方、いろんな方がいらっしゃると思うので、
それは私自身も振り返ってみれば、嫌だなと思って嫌だなって、そういう何か新たな役割を与えるっていうことは新たなストレス要因になるんで、
そのストレスはある程度乗り越えていっていただくっていうこともやはり必要だと思うので、
乗り越えていくときに、さっきトマスが言ったように、この子精神的に弱いかなっていうような目で見ながら乗り越えようと思ってもらっちゃうと、
ちょっと道を誤るのかなって思いますね。
予防接種の重要性
おだしょー ありがとうございます。
何か多分似たような社員さんを抱えていらっしゃる社長さんもたくさんいらっしゃると思いますので、
ぜひうちの場合こうなんだけどとか、いろいろな相談お待ちしておりますので、
ぜひ率直なところ、概要欄のLINE公式アカウントのリンクがありますので、
そちら友達登録をしぽっと押していただきまして、メッセージを送る形でお相談お待ちしております。
おだしょー お待ちしております。
おだしょー では番組の最後にロームの豆知識のコーナーです。
おだしょー ありがとうございます。
早くもう11月なんですけど、また健康に関してのあれですけれども、
インフルエンザの予防接種というものがそろそろ受ける時期ですよというふうに言われているかと思います。
やはりワクチンが有効に働くまでには一定の期間が必要になるというらしいので、
1月、2月とか再流行期、一番有効する時に有効に働かせようと思うと、
インフルエンザの予防接種を受けようという方に関しては、
受けていただくんだったら11月が一番いいですよみたいなお話もあるみたいですので、
そこに関してはそういう情報も提供いただいて、予防接種をお勧めするとか、
受けるんだったらこの時期にどうぞということは言っていただいていいのかなと思いますということでございます。
おだしょー ありがとうございます。
おだしょー ありがとうございます。
おだしょー というわけで、今週も最後までお聞きいただきありがとうございました。
おだしょー ありがとうございました。
社会保険労務省岡本正之のもうダメだと思う前に聞いてほしい人に悩める社長のための
ポッドキャスト略してダメポ第88回でした。
岡本先生、今週もありがとうございました。バイバイ。
岡本 ありがとうございました。
おだしょー また来週も聞いてください。
岡本 聞いてください。
今週も最後までお聞きいただきありがとうございました。
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些細なことでもお気軽にご連絡くださいませ。
それではまたお耳にかかりましょう。
ごきげんよう。さようなら。
17:53

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