2023-12-14 16:42

042.育児休業取得中の社員が引っ越します?

育児休業中の女性社員に関するご相談。

◉番組への相談や感想をお待ちしています。

番組では社会保険労務士の岡本雅行先生と直接繋がれるLINE公式アカウントを開設しています。
以下リンクより友達追加をしていただくことで、いつでも岡本先生に相談ができる環境を整えてください。
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お問合せ、お待ちしております。

今週の【ダメポ】は!?

都内で人材関連事業を営む経営者の方からの育児休業中の女性社員に関するご相談です。

彼女は7月に子どもが生まれ、現在それに合わせて育児休業取得中です。
そんな彼女から「来年の1月からご主人の転勤に合わせて関西に引っ越す予定」との連絡があった。
優秀な社員なので「育児休業復帰後は当然当社で活躍してほしい」と考えていたのでとてもショックです。
引っ越しは間違いないことですが、なんとか彼女に継続勤務していただくことはできないでしょうか?
変な質問で申し訳ありませんがアドバイスいただけると助かります。

岡本先生!!!教えてください!!!

【今週のトピック】
・移転先での仕事はある?
・期待と業務をストレートかつ明確に伝える!!
・本音で確認を。
・お子さんは何人目??
・サポートも大事!!


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【今週の労務の豆知識?】
今週は『育児休業給付金』について。
国が育児をされている方を支える方針が出ています。
育児休業給付金の支給の割合が増えるニュースもありました。
育児休業給付金の中身が恐らく来年あたりから変わるかもしれません。
経営者として情報のチェックを。



1人でも多くの社長さんのお役に立てる番組になるように、精いっぱい配信していきます。
宜しくお願い申し上げます。

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『もうダメだ…と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】は、1人でも多くの企業経営者のお役に立つ番組を目指しています。
少しでも面白かった!と感じていただけましたら、以下のリンクを周りの方にもご紹介ください。
宜しくお願いいたします。

◉今週もお聴きいただきありがとうございます。

この番組は、SunCha(さんちゃ) 社会保険労務士事務所の提供でお送りいたしました。
それではまた、来週お会いしましょう。

サマリー

育児休業中の女性社員が配偶者の転勤に伴い関西に引っ越すことになります。その際、彼女の復帰を望む社長の心情が描かれています。この相談を通じて、育児休業やテレワーク、新たな業務の可能性について考察されます。また、育児休業を取得中の社員が引っ越す際の配慮や関係の維持が重要であることが議論されています。特に、社内でのサポートや女性社員の経験が重要な情報源となり、国の支援策にも注目されています。

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社会保険労務士 岡本雅行の
『こいつはもうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】。
この番組は、企業経営の中で必ず訪れる労務の悩みについて、
社会保険労務士の岡本雅行先生が具体例なども交えながら、
コミュニケーションと労務の視点で、解決策への考え方をお伝えしていく番組です。
中小企業の労務管理とSDGsを推進するSunCha社会保険労務士事務所の提供でお送りいたします。
はい、今週も始まりました社会保険労務省岡本雅行の
『もうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】第42回スタートさせていただきます。
ナビゲーターのトーマス・J・トーマスです。岡本先生、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
お願いします。先週からオンライン収録をしているわけですけれども、どうでしょう?
喋りやすい?喋りにくい?岡本先生、どう感じてますか?
はい、ちょっと戸惑ってます。
戸惑ってます。今までは対面で直接お会いして収録してたんですけれども、
今、それぞれの事務所からオンラインで画面越しに収録をしているような状態で、
少しキャッチボールがしにくくなってます。そんなことないですか?
そうかもしれない。何気ないあれはあるかもしれないですね。
若干タイムラグとかありますよね。
僕らの感覚もそうなんですけども、聞いてらっしゃるリスナーの皆様がどう感じているかがすごく大事かなと思いますので、
聞きにくくなったとか聞きやすくなったとか変わらないとかですね、
ぜひ概要欄に岡本先生の直接つながるLINE公式アカウントのリンクがありますので、
そちら友達登録していただきましてご意見いただけると、
番組制作上すごく助かりますので、ぜひぜひご回答いただけると嬉しいなと思ってますので、
ぜひLINEからアクセスをお願いします。番組への相談なんかもお待ちしております。
というわけで、今日の相談に移らせていただこうと思うんですけど、
今日の相談はこちらです。
女性社員の引っ越しの影響
都内で人材関連事業を経営しています。育児休業期間中の女性社員に関する相談です。
7月に子どもが生まれ、それに合わせて現在育児休業取得中です。
彼女から来年1月からご主人の転勤に合わせて関西に引っ越す予定だと連絡がありました。
優秀な社員なので、育児休業復帰後は当然当社で活躍してほしいと考えていただけにとてもショックです。
引っ越しは間違いないことですが、何とか復帰後に彼女の継続勤務していただくことはできないでしょうか。
変な質問で申し訳ありませんが、アドバイスいただけると助かります。
育児休職中の方が旦那さんの転勤で関西に引っ越すことが決まってしまったと。どうしようということですね。
社長さん的には、何とかこのまま続けていただきたい。関西に行っても。
そうですね。職場復帰していただくことはできないでしょうか。
そればかりはなんとも言えません。ご質問いただいたし、全くなかったかもしれません。
どういう業務をやっていらっしゃるかにもよるんですけどね。関西に行かれてこの方にやっていただく仕事があるのかということが、やっぱりスタートですよね。
確かに。
仕事がなければその段階で。これが育児休業を取っていらっしゃるという点で余計思いが募っていらっしゃるというのはあると思うんですけど、
普通の社員さんで配偶者の方の転勤に伴って東京で住んでいらっしゃったから関西に行きますというふうになった場合には、残念ながら読みいただかないといけないみたいなケースもありますからね。
確かに。
文面だけでは読めないところではありますけどね。
何らかのあてはあるからこういうご相談が来てるのかなというふうには思っていいんですかね。
そうですよね。全くなかったら考えられないですもんね。
テレワークの可能性
関西勤務。
これだけコロナの後でテレワークが盛んになってますので、そういう意味で言うとコロナ前の発想と全然違う発想で、この方にしていただくお仕事を作るというのは、いろんな可能性が探れると思いますので。
どういう業務をやっていらっしゃった方かはわかりませんけれども、人材関連といっても幅広いですけどね。
テレワークでやっていただけるような業務だったら、それはそれで全然継続ができると思いますしね。
逆に関西の開拓を、今まであまり足掛かりがないようなことだったら関西で支社ができたみたいなイメージで、この方により業務の発展を担っていただくことも可能なのかなと思いますので。
そこは社長さんとしても考えていらっしゃるでしょうけど、きちんと考えておくことが必要なのかなと思いますね。
なるほどね。これで関西支社が増えると思って、雇い続けることができたら一番いいですけどね。
そうですね。もちろんそういうことはお考えの上でしょうけれども、先ほどの何とか継続勤務してもらいたいということで言うと、会社としての期待というか、
どういう仕事をしてもらいたいということなのか、あるいはそれは多分、
普通に関西で仕事があって、そこに携わっている方がいればこういう質問にはならないと思うので、会社としても何らかの新しい要素というのはあると思うので、
そこまでお期待するんですよということを本当にストレートに伝えていただき、ストレートかつある程度明確に伝えていただいて、彼女がどうご判断するのかということがやはり大事なのかなとは思いますけどね。
なるほど。やっぱりそこも話し合いをしていくことが大事ということですね。
そうですね。そこは非常に大事なところなので、話し合いの前提として、まずは社長様にしっかりと考えていただくということがあるのかなと思いますし。
一方で、そういうことはないのかなとは思いますけれども、やはりきちんと曖昧さを残さないで期待を伝え、本来だったらどうなんだということに関しては、ご連絡をきちんとあらわって話し合う必要があるのかなと思いますし、
育児企業に入っている方というのは、いろんなパターンがありますけれども、「職場復帰したいですか?」というような質問をすると、
大体の人は、「復帰するつもりです。」というふうに答えられると思うんですね。それは変な言い方になるかもしれませんけど、職場なんか復帰しないで辞めるつもりの方も多分そう答えます。
そういう答える方もいます。
確かにそうでしょうね。
なぜかというと、今たぶん、育児企業給付金というのを受給なさっていると思うんですね。雇用保険から降りるものですけど、育児企業給付金というのは基本的には職場復帰をする方に対しての給付金ですので、
最初からもう育児企業明けには辞めますとか、育児企業中で辞めますということがわかっている方には、それは支給されませんので、会社さんとしてももちろんこの人は、
この社長の思う通りなんですけどね、育児企業後は復帰してもらいたいと思うし、そういう話になってますということじゃないと、給付されないものですので、
個人で考えると、辞めるつもりでいる方だったとしても、どうせだったら全部もらえるだけもらった上で辞めようというふうにお考えになる方というのはもちろんいらっしゃるので、
この方がそうかというのは全然わかりませんけど、そういう考えもあるんだということで、変な情報になってしまってるかもしれませんけど、本当に本音で話し合っていただかないといけないので、
社長にはこう言っておいてね。育児企業給付金というのは良い給付金ですし、非常に必要な給付金だと思いますしね。なんですが、やっぱりもらってる方からの人からしたら、
それがなくなってしまうというのは非常に不安になるから、というふうになりますので、そこはきちんと確認をするということだし、本音で確認するということだし、ここまでやってもらいたいということを明確にするということは大事じゃないかなと思いますね。
本音の話し合いの重要性
なるほど。本当に本音で話し合う必要があるんでしょうけど、なかなかそこまで深いところまで話せないですもんね。期待だけでまだ続けてくれるんだと思って、新しい仕事を用意したけど実は続けなかったなんて一番最悪ですもんね。
そうですね。そうなってしまいますからね。あとはやっぱり、そうは言っても、この方が女性社員さんが何人目の子さんでかということによっても多分変わるんでしょうけど、例えば最初のお子様だった場合には、彼女自身、お子さんを育てながら職場復帰するということはそれなりにいろいろとご苦労もあるだろうことで考えますと、
今、復帰前にやられてた業務に戻るとしても、そこにいろんなハードルが出てきて、それをクリアするということで、非常に頑張らないといけない方という、いろいろとご苦労なさる方もいらっしゃるので、
その辺からもね、本音であり、ある程度本当にどういう働き方になるっていうことがイメージしていただいた上で、お互い意思決定をしていただくということが、その辺が曖昧なままで終わってしまうと、どうなるにしてもお互いのいい状況にはならないんじゃないかなというふうに思いますね。
なるほどね。結構、育児休業っていろいろ考えること多いんですね。
そうですね。多いですね。そういう意味で言うと。あとはご主人のご協力がどういうことなのかとかというのも、やはりあったりしますね。
やっぱり、関西に行かれるということで、関西に行った場合に、その地域で何かお話できる方がいらっしゃるのかどうなのかっていうのも、やっぱり大事ですよね。
なるほど。本当に状況によりますからね。
そうですね。
もう含めて、結構深い話をお互いにできる関係を作れているかどうかもすごく大事になるのかもしれないですね。
あとは、今のような形で本当にフォローをしていくということが大事になると思うんですけれども、その際にはやっぱり社長さんを一人でフォローということではなくて、
同僚の方だったりとか、あるいは育児をなさったことのある女性だったりとかのご経験っていうのが非常にお役に立てる情報としてあると思うので、
そういう方もね、ある程度の方向性が決まったらなるかもしれませんけど、交えていただいた上でお話をするみたいなことっていうのは有効なのかなというふうに思います。
そうすると、もし関西であまり縁がなくご主人のお仕事の関係で、ご主人のお仕事の関係の方がいるにしても、女性社員さんからするとあまり馴染みがないということだと、会社との繋がりを保っておくっていうのは、それで安心かもしれないですよね。
周りの女性社員さんとの関係もできてるわけですし、育児に関していろいろと聞けるような方がいらっしゃったりすると、そういう面も、雇用を働くということの継続だけじゃなくて、そういう点での安心感というのも与える可能性はあるのかなと思います。
なるほど。一回そういう前例というか、そういう環境を会社内で作れたら、今後のためにもすごく良さそうですね。
はい、すごいいいと思います。そういう意味で言うと。
しっかりいいタイミングと思って取り組んでいただけるといいのかもしれないですね。
そうですね。そうしていただいたらいいのかなと思います。
ありがとうございます。いかがでしょうか。もっとこういうところを聞きたかったんだけどとか、うちの会社の場合もちょっとこういうことがあってさとか、いろいろ思われたこともあるかもしれません。
ぜひ番組の概要欄にある岡本先生に通じるLINE公式アカウントに登録いただいて、いろいろ相談、質問、悩み、ご意見などなど、ファンレター、何でも送っていただいて大丈夫ですので、LINEの方からご登録をよろしくお願いいたします。
国の支援策
では番組の最後にですね、ロームの豆知識をお願いいたします。
はい、ありがとうございます。前回に引き続き豆知識というまでの知識ではなく情報提供なんですけど、やはりまさに今回ご相談があったように、これもつい先日なんですけどね、
お国の方でも、やはり育児をなさっている方を国として支えていきましょうという、そういう方針が出ているように。今も、今回も何回も申し上げた、育児休業給付金の支給の割合が多くなるというようなニュースが出てましたので、
そういうことに関しては、これはあれですよね、本当に、なかなか普通ですと、そういう情報ってね、いろんな情報が入ってくる中で、特に社長さんとか経営者の方っていろんな情報を取りに行かないといけないと思うんですけど、
国がやろうと思っていることであり、今回のご相談のように社員さんが直面したときには非常に有効になるので、そういう情報のウォッチというのは継続して、ぜひやっていただきたいなと思います。育児休業給付金の中身が、おそらく来年あたりから変わってくると思いますので。
チェックしなきゃいけないわけですね。
そうですね。それは経営者としてチェックをする習慣を持っておいていただいたらいいのかなと思います。
いいですね。岡本先生みたいな人が近くにいて、いつもそういうのを教えてくれるとすごくありがたいですね。
そうですね。LINEに登録いただいたら、この番組を聞いていただいたら。
ぜひ皆さま、そうですよ。この番組聞いて、LINEに登録して、そういう情報がすぐ取れるようにしておいてください。よろしくお願いします。
というわけで、社会保険労務省岡本正之のもうダメだと思う前に聞いてほしい人に悩める社長のためのポッドキャスト、略してダメポ第42回以上で終了とさせていただきます。
岡本先生、今週もありがとうございました。
ありがとうございました。
今週も最後までお聞きいただきありがとうございました。
番組概要欄にある三茶社会保険労務士事務所のLINE公式アカウントから、番組への相談や感想、扱ってほしいテーマなどをお送りください。
些細なことでもお気軽にご連絡くださいませ。
それではまたお耳にかかりましょう。ごきげんよう、さようなら。
この番組は、プロデュース、ライフブルーム.ファン、ナレーション、伊豆野あずさ、提供、三茶社会保険労務士事務所がお送りいたしました。
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