2024-07-04 17:25

071.職場のルールが曖昧になってきています。

職場のルールについてのご相談。

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今週の【ダメポ】は!?

都内で不動産屋を経営中の方からの会社のルールについてのご相談です。

社員は15名、主婦パートさんや業務委託の人たちを入れるとその倍くらいです。
駅前を中心に複数店舗展開しています。
人の入れ替えが多かった時期もあったので、社員の自主性を重んじる経営方針に変えました。
その成果か、コロナの少し前から社員の定着率は高まり、
この数年は家庭の理由で辞めたパートさん以外辞める人は出ていません。
このことは良いことだとは思うのですが、
「職場のルールがあるようでない。」「社員が好き勝手に仕事をする。」
こんな風潮が強まってきてしまったと感じています。
特にコロナの時期にテレワーク勤務を承認して以降、この傾向が加速しました。
スケジュール共有アプリに1週間のスケジュールを入れるルールになっています。
入力はされていますが、信憑性がない内容です。
「出社するといった時間に会社に来ていない。」
「連絡を取りたくても留守電になってタイムリーな折り返しもない。」
「テレワーク時に本当に仕事をしているのかよく分からない。」
等々、幸いにもこうしたことが業績に悪影響を与えることにはなっていませんが、
このままの状況では業績への影響も出てくると思います。
どうしたら良いのでしょうか?
岡本先生!!教えてください!!!

【今週のトピック】
・実はどの会社でもルールが曖昧になることは起こりがち!?
・ルールのアップデートが必要!!
・起きている問題の整理・洗い出しをしてみる。
・移動・出勤時間について。
・解釈が違う場合もあるので、一人で決めるのではなく話し合う!!


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【今週の労務の豆知識?】
今週は『BCPプラン』について。
これから台風の時期に突入していきます。
自然災害も増えている中で、
ビジネスを継続していくのにどんな対応をしていくのかを考え直す良い時期かもしれません。
この機会に一度考え直してみてはいかがでしょうか。


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宜しくお願い申し上げます。

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『もうダメだ…と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】は、1人でも多くの企業経営者のお役に立つ番組を目指しています。
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宜しくお願いいたします。

◉今週もお聴きいただきありがとうございます。

この番組は、SunCha(さんちゃ) 社会保険労務士事務所の提供でお送りいたしました。
それではまた、来週お会いしましょう。

サマリー

職場のルールが曖昧になっている中、テレワークの影響で社員の自主性が重視されている一方、仕事の進捗や信憑性に対する問題が浮上しています。相談者は、この状況が業績に悪影響を及ぼすのではないかと懸念しています。職場のルールが曖昧になってきており、管理者と社員の意見交換がその解決策と考えられています。労働法や会社内の認識を整えることで、ルール作りが進むことが期待されています。

職場の現状と問題意識
社会保険労務士 岡本雅行の
【こいつはもうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト】 略して【ダメポ】。
この番組は、企業経営の中で必ず訪れる労務の悩みについて、 社会保険労務士の岡本雅行先生が具体例なども交えながら、
コミュニケーションと労務の視点で、解決策への考え方をお伝えしていく番組です。
中小企業の労務管理とSDGsを推進する、SunCha社会保険労務士事務所の提供でお送りいたします。
はい、今週も始まりました、社会保険労務士岡本雅行の
【もうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト】 略して【ダメポ】第71回です。
ナビゲーターのトーマス・J・トーマスと申します。よろしくお願いいたします。
そして岡本先生、今週もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
はい、お願いいたします。
この配信から7月4日の配信の予定なので、7月に入りますね。夏です。
夏ですね。
夏ですね。夏の予定ありますか、岡本先生は。
夏の予定ですか。夏、ね、なんかないです。今考えます。
これからですか、夏の予定は。
夏の予定、まだこれからですね。
まあね、まだ始まったばかりですからね。
暑いじゃないですか、もうね。
そうですね。
いやー、でもなんかどっかね、なんか涼しいとこ行きたいですね。
本当ですよね。
夏場は。
そう、涼しいところでね。
ね、秘書地とか。
ね、軽井沢とかいいな。
あー、いいっすね。
軽井沢もでも最近暑いっすよね。軽井沢で真夏日ですとか言うんですよね。
でもなんか基本的に暑くなってるんですよね、夏が。
うん、暑くなってると思います。
まあちょっと水分たくさん取って。
ね、そうです。
なんならどこにも出ずに家で冷房の中過ごすってのもありかもしれないですね。
それもありかもしれないですね。エコではないかもしれません。
でも冷房しないといけないですもんね。
冷房しないとですよ、さすがに。
そうですね。
ぜひ皆さまの夏の過ごし方もですね、概要欄にある岡本先生のLINE公式アカウントにちょろっと送っていただけると非常に我々励みになりますので、かまってください、私たち。
こういうことでビキコンやり方があるんだ、ということね。
そうですね、はい。
はい、というわけで今日も相談が届いてますので、岡本先生には答えていただこうと思います。
今日の相談はこちらです。
都内で不動産屋をやっています。
社員は15名。主婦パートさんや業務委託の人たちを入れるとその倍くらいです。
駅前を中心に複数店舗を展開しています。
人の入れ替えが多かった時期もあったので、社員の自主性を重んじる経営方針に変えました。
その成果か、コロナの少し前から社員の定着率は高まり、この数年は家庭の理由で辞めたパートさん以外、辞める人は出ていません。
このことは良いことだと思うのですが、職場のルールがあるようでない、社員が好き勝手に仕事をする、こんな風潮が強まってきてしまったと感じています。
特にコロナの時期にテレワーク勤務を承認して以降、この傾向が加速しました。
スケジュール共有アプリに1週間のスケジュールを入れるルールになっています。
入力はされていますが、信憑性がない内容です。
出社するといった時間に会社に来ていない、連絡を取りたくても留守でになってタイムリーな折り返しもない、テレワーク時に本当に仕事をしているのかがよくわからない等々。
幸いこうしたことが業績に悪影響を与える状況にはなっていませんが、このままの状況では業績への影響も出てくると思います。
どうしたらいいでしょうかということですね。
ルールのアップデートの必要性
ありがとうございます。
ありがとうございます。なるほど。
そうですね、辞める方が出ていないというのは素晴らしいことですね。
そうですね、本当ですね。
農産屋さんでひね返りの激しい業界といえば業界ですけどね、いいですね。
そうなんですね、農産業界。素晴らしいですけど、その分悩みが出てきてしまったと。
そうですね、なるほどね。
このご相談者さんは今あったような状況ですけど、やっぱりどの職場でもルールがちょっと曖昧になっちゃってるなっていう点はあると思いますし、
そこに問題意識を持つ時期というのは社長さんだと必ずあるのかなと思いますのでね、なかなか。
なるほどね。
多いお悩みの一つかなとは思いますね。
そうなんですね。
そうですね。
特にコロナ禍挟んでそのままになってたりとかもまだあるんですかね。
あると思いますよ、そういう意味で言うと。
コロナでどうしても研究対応的にテレワークを代表的にしたりとかっていうのがありましたので、
当然そのテレワークだけに限らず、多分ほとんどの会社さんがそれまでの働き方のルールとコロナを乗り切るために働くためのルールって何らかのものが変わったりとかしたことはあると思うんですよ。
それがそのままになってしまっている会社さんというのもこのご相談者さんのようにありますので、
アップデートができてないというんでしょうかね、ルールのアップデートをする必要性があるという。
そうですよね、コロナの時は緊急だったから無理くりなんか作りましたけどね。
そうですね。
そこからなんかじわじわと世の中が戻っていくにあたって、なんかちょっと意識してないとアップデートできてないっていうのはありそうですよね。
ありますあります。
特にこの会社さんもそうかな、それなりに頑張っていらっしゃる会社さんとかだと、割とコロナのこともあったので頑張ろうということで頑張って、
お忙しくなったりとか業績的にも動きになったりとかでいうと、なかなかルールのアップデートとかって優先順位は少し落ちてしまうというか、
今日やらなければいけないかっていうとそういうものでもないので、じゃあ今日のやらなきゃいけないことはたくさんあったりとか、
もっと短期的にやっていけば業績に結びつくようなことにどうしてもね、時間を割く傾向は当然多くなりますのでね。
それはそうですよね。
はい、なってしまうっていうのはありますね、そういう意味だとね。
社員さんからしたらね、とにかくそこにあまり問題意識をね、問題意識を持つ方がいなければね、そういうものっていうのはそのままなってきてしまうので、
この社長さんのようにちょっとなんかね、緩みすぎてるかなみたいな、曖昧になりすぎてるかなっていうふうに感じてる社長さんってのはやっぱり多いですね。
なるほどね。
やっぱりその何が一番問題なのね、この方でしたらちょっとね、テレワークを傾向にということなんで、テレワークを導入したということで考えると、
それに伴って働き方のどこに問題意識を持ってるのかなっていうのも整理をいただいて、
その中でも多分さっきもね、何個か起きてる状況を報告というか書いていただいてましたけど、その全てが同じような比率で問題を持っていらっしゃることではないと思うんですね。
多分どれかが結構大きくて、他はそれにこういうこともあった、こういうこともあったみたいなところで書かれてると思いますし、
あるいはその一つの問題が解決されると、こういうこともあったっていうふうなものっていうのは少なくなっていくっていうのはあるのかもしれないですよね、そういうのもね。
なるほどね。そこの一番の問題になってる部分を一回洗い出してみる作業が必要ということですね。
そうですね。当たり前と言えば当たり前ですけれども、洗い出してみるっていうことですよね。
だから先ほどのアプリに入っている内容が非常に信憑性ない内容になっちゃってるっていうことだったら、
どこに信憑性がなくて困ったりとか、周りに迷惑かけてるようなものっていうのは何なのっていうね、出社時間にちゃんと会社に来てないみたいなのがあるんでしょうけど、
それがそうだとしたら、それはテレワークで自宅で仕事をしてるからそうなのか、その報告が悪いのか何なのかっていうことはあると思うので、
その辺は明確にしていただいたらいいのかなと思いますし。
で、今それをどう改善していこうかっていう話なんですけど、その際に多分お役立っていただけるかなっていうのは、
いろんな労働法関係での法律があったりとか、テレワークも盛んに導入してる方があったときに厚労省とか、
いろいろとそういうところでは、規定を作ったりとか、テレワーク導入するためにどういうことが必要ですよみたいな、そういう資料というかね、
労働法と就業時間の考え方
作られてますので、そういうものも参考にしていただくといいのかなと思います。
そういうようなものはホームページとかで調べていったらいいんでしょうか。
はい、例えばテレワークルールとかテレワーク厚生労働省と、もちろん普通にテレワーク叩いても問題意識をあれすると出てきますけど、
テレワーク厚労省とか定めると、厚生労働省がそのためにそういうホームページが結構充実して作られたりとかするので、
っていうのがありますし、とか、そもそも出社のルールとかでも、
遅刻、テレワークでもどこまで本当に細かく定めないといけないのかとか、
これを会社からしても、これをやってしまったらちょっと労働法違反になりますよ、みたいなところっていうのも改めてそういうところを見ていただくと整理できると思うので、
その辺を見ながらきちんと考えるみたいなところは必要になると思います。
この会社さんも多分あると思うんですけど、今僕、お相談を受けるのは、
移動とか出勤時間ってどう扱うんですかっていう話で、別に移動とか出勤っていうのはそこで業務を発生させてなかったら、
勤務時間ではないんですね。
いらっしゃる通勤どれだけ、例えば遠距離で通勤してる方もいらっしゃっても、通勤だとわかりやすいんですけどね、
一日時間かけて通ってる方もその時間は通勤時間なんで、労働時間ではないので、ということでありで、移動もそうなんですよね。
どっかに営業に行きますと、不動産屋さんなんでお客さんのとこに営業に行きますっていう風に言って、
移動してる時間っていうのは業務に従事してる時間ではないという風に法律上では規定されてますんで。
職場のルールと社員の意見
それを実際に例えば共有するだけでもちょっといろんなモヤモヤ感だったりとか、
でもそれはどうなんですかとかっていう話は結構解決するきっかけになることはあると思います。
なるほどね。知らないですね。それも勤務時間だと思って動いてたら変わってきますもんね。
変わってくると思いますしね。あと直行直棄をどう扱うかとかいう話もあったりとかしますけどね。
その辺の時間っていう概念の中でも代表的な移動時間とかは別に勤務時間じゃないんですよっていうような話になったりとかするものから、
じゃあこういう場合どうなんですかみたいな話になっていって、そこから日常的にその人が思ってる。
私はこうだと思ったんです。こんなことしてましたよみたいなこともあるかもしれませんので。
なんか移動して遠くの営業に行く人も行かない人もあって、それうちは残業つけられて、遠くから帰ってきたよとそのまま直棄しても、
結構高速時間が多いのに残業つけられてないのはっていうような思いを持ってる方もいるわけですけど。
でもそもそも遠くに帰ったとしても、それは働いてる時間じゃないんで、残業してる人はないんだよっていうふうに言ってあげると、え、そうだったんですかみたいな話になって。
なるほどなるほど。
それなりに何らかの行動を起こしてるっていうのは多分こういうことだろうとか、こういう自分はこう解釈してますっていう考え方があってのことで起こしてる場合が多いんで、いろんな行動とか。
なんかそうやって話し合っていくと、いろいろそこからルールが生まれたりとか、いろいろしていきそうですもんね。
そうですそうです。生まれてくると思います。それは絶対にあると思います。
そういうのはお近くのシャロシさんとかにご相談していただきながら、職場のルール決めをしていきましょうっていうことをしたらいいんじゃないかなと思います。
もちろんさっきも言ったように話し合っていくっていうことで言うと、管理者の方とか現場の社員さんも巻き込んで検討していくっていうことが大事じゃないかなと思います。
なるほど。社長一人で考えるのじゃなくて。
社長一人で考えるのじゃなくて絶対に巻き込んで考えていくんだと思います。
まあそりゃそうですよね。
なるほど。なんかちょっと解決策が見えてきた気がします。
はい。ありがとうございます。
素晴らしいです。
何事もやっぱり話し合っていくのも大事ですね。社員がどういうふうに考えてそういう行動をとっているのかっていうのも聞いてみないとわからないですもんね。
そうですね。ルールとかだとやっぱり根拠になるのは何なのかっていう話の中で、働き方ということで言うと労働法があったりとか、
さっき申し上げたようなところにいろいろなページに置いておけば、これ自体はこう決まってますよっていうのが載ってる場合があるので、
それを釈指定義に押し付けるということではないんですけど、これ自体はこうなってるんだけど、うちではどうしたらいいと思うみたいな話をすると議論も進みやすいのかなと思います。
確かに。それって言っても会社内の認識を揃えていく作業として取り組んでいただけたらいいんじゃないでしょうかと。
ありがとうございます。今日の回答を聞いてですね、うちの会社の場合はこうなんだとか、もう少しここのところ詳しく聞きたいんだけどとか、いろいろ湧いてきた感情あると思いますので、
ぜひ概要欄に岡本先生に通じるLINE公式アカウントのURLが用意されてますので、そちら友達登録をピッとしていただいて、
BCPプランの準備
メッセージを送る形で相談だったり質問だったり番組への感想をお待ちしておりますので、どしどしお送りください。
では番組の最後にロームのマメ知識のコーナーです。岡本先生お願いします。
ありがとうございます。前もお話ししたこともあるように記憶しているので、いわゆるBCPプランというか何かビジネスを継続させていくためにはどんな準備をするんですかっていうことを改めて、
ノトで簡単に地震があって以降も、国立の方で何回も地震が起こったりとかしてるじゃないですか。
そうですね。
そういう面でいうと、それ以外の地域にいらっしゃる方も情報からやはり打ち抜いて、もしそういうことが起きた場合にどうすればいいのかみたいなことは、やっぱりちゃんと整理をしとく必要が必ずあるのかなと思うので、
ちょっとそれは本当に、まだ取り組んでない方は本当に、もちろん社員さんの安否確認をどうしていこうかっていうところから始まると思いますけど、それをどうしていきましょうかとか、これから台風の時期も来たりとかしますから、
あとはそういう予測が出たときに、ビシビタはちょっと違いますけどね、例えば台風とかギリラ豪雨があったりとか、なんかあったときに支度を指示するのかどうするのかみたいなところも整理をしといていただくといい時期なのかもしれないなと思います。
確かに。これから多そうですからね、台風とかギリラ豪雨は。
そうですね。
ちょっとこれをきっかけに考えていただけたらいいですね。
はい、ぜひぜひそうしていただけたらいいと思います。
はい、ありがとうございます。というわけで、今週もご視聴ありがとうございました。社会保険老虫岡本正幸のもうダメだと思う前に聞いてほしい人に悩める社長のためのポッドキャスト、略してダメポ第71回以上で終了とさせていただきます。今週も岡本先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
今週も最後までお聞きいただきありがとうございました。
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些細なことでもお気軽にご連絡くださいませ。
それではまたお耳にかかりましょう。ご機嫌よう、さようなら。
この番組は、プロデュース・ライフブルーム.ファン・ナレーション・伊豆野あずさ提供。三茶社会保険老虫事務所がお送りいたしました。
17:25

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