2023-05-18 15:31

012.ソフトウェア開発会社の悩み「職人肌の管理者」

社員数15名で順調なソフトウェア開発会社の経営をしている方からのご相談。
1年前、組織拡大に伴い、異業種から管理者を雇った(Kくん)は、
期待通りの活躍をしてくれており、チームをまとめて成果をあげている。
メンバーからの評判も良く、チームも活性化されてきている。
その一方で、
元からいる職人肌タイプの管理者(Mくん)が目立たなくなってきている。
管理には向いておらず、専門職としての働き方を選びたいとのこと。
しかし、専門職的なキャリアパス設計は現時点ではできておらず、
管理的役割を果たせない人に今の報酬レベルを支払うのは難しい。
どう考えたらいい?
岡本先生!!!教えてください!!!

【今週のトピック】
・一生勤められるキャリアパスの作るのも良いのでは?
・Kさんと比較するのではなく、Mさんのパフォーマンスを見てみよう。
・“職人タイプ”という言葉が一人歩きしないように注意。
・会社の目指すところに合わせつつ多種多様なグループを。
・3人での管理者の会議を開催しよう。


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◉今週もお聴きいただきありがとうございます。

この番組は、SunCha(さんちゃ) 社会保険労務士事務所の提供でお送りいたしました。
それではまた、来週お会いしましょう。

サマリー

ソフトウェア開発会社の経営者は、異業種から雇った管理者のK君と元の管理者のM君の役割の違いやチームの活性化について悩んでいます。M君は職人肌で管理には向いていないと自認し、K君に任せた方が組織が活性化できるのではないかと考えています。しかし、管理的役割を果たせないM君の報酬問題にも直面しています。ソフトウェア開発会社における職人肌の管理者のマネジメントスタイルが語られ、MさんとKさんの役割に注目が集まります。彼らがどのように組織を進化させるかについて議論が展開されます。

ポッドキャストの開始と相談内容
社会保険労務士岡本雅行の
『こいつはもうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】。
この番組は、企業経営の中で必ず訪れる労務の悩みについて、社会保険労務士の岡本雅行先生が具体例なども交えながら、
コミュニケーションと労務の視点で、解決策への考え方をお伝えしていく番組です。
中小企業の労務管理とSDGsを推進する、SunCha社会保険労務士事務所の提供でお送りいたします。
今週も始まりました、社会保険労務士岡本雅行の
『もうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】第12回です。
ナビゲーターのトーマス・J・トーマスです。岡本先生、よろしくお願いいたします。
今日は全部言いましたけども、もうダメだと思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト。
フルネームで岡本先生言ったことありますか、これ、どこかで。
一番最初言ってやめました、もう。もう任せました、そこはトーマスに。
なんかこう、人に宣伝するときとかは。
ダメポで。
ダメポで言ってますか。そうか、ダメポ。
ダメポ、可愛くていいですけどね。
みなさんにも馴染んでもらえてたらいいですけどね、ダメポ。
そうですね。
流行語を目指してますので。
はい、そうなんです、そうなんです。
ぜひぜひみなさん。
今一つですかね、ちょっとね。
今一つですか。
まだ今のペースではあるんですけどね。
そうですね。
もうちょっと拡散していただかないと。
爆発的に、結構面白くないですか。
毎週、僕こう対談させてもらってて、すげえいい回答出てるなと。
そうですか、ありがとうございます。
ワクワクしていただいて。
そういうリスナーの方がいらっしゃるといいんですよね。
全社長に聞いて欲しいですね。
そうですよね、はい、ぜひぜひどんどん宣伝してもらって。
ぜひ広まって欲しいな。
友達の社長さんにもぜひ広めていただきたいですね。
番組の概要欄に岡本先生のLINE公式アカウントのURLがありますので、そのURLをですね、紹介して欲しいんですよね。
ぜひぜひみなさん、周りにいる社長さんにダメっぽいよって言って、ロームのことで悩んだらこれ聞いたらいいよって言って宣伝してもらえたら嬉しいので、ぜひともよろしくお願いいたします。
お願いします。
はい、というわけで今日の相談に移らせていただこうと思います。
今日の相談はこちらです。
ソフトウェア会社を経営しています。
社員数15名、会社は順調に成長しています。
1年前、組織拡大に伴い、異業種から管理者を雇いました。
K君は期待通りの活躍をしてくれており、チームをまとめて成果を上げています。
メンバーからの評判も良く、チームが活性化してきていると感じています。
その一方で、元からいる管理者M君が目立たなくなってきています。
彼は元々どちらかというと職人肌タイプで、管理には向いていなかったと思っています。
チームも球体全とした感じが漂っており、先日この点をM君に伝えてみたところ、
確かに自分にはKさんのようなスキルはない。
元々は職人タイプ、人をマネジメントできるタイプではない。
いっそのこと、Kさんに全ての組織を管理してもらった方がいいのでは。
自分は専門職としての働き方を選びたい。
うちのような企業にはそういうキャリアパスもあった方がいいのではないかというような話をされてしまいました。
M君の言うことは最もだし、K君に全てを任せた方が組織が活性化できるかもしれないと思うようになっています。
でも専門職的なキャリアパス設計は現時点ではできていません。
管理的役割を果たせない人にM君の報酬レベルを支払うことは難しい。
どう考えたらいいのでしょうかということです。
K君とM君の役割の違い
なるほど。
M君とK君が出てきてちょっとあれでしたけど。
もともといたスタッフさんがM君。
そうですね。
管理者。
職人肌っていうね、そういう表現を使ってますからね。
業種から新しく1年前に雇ったのがK君。
K君はすごくチームをまとめてくれている感があるけれども、M君の方は職人肌タイプで、
なかなかちょっとそういうチームを率いたりするのが向いていなそうだと。
キャリアパス考えてもいいんじゃないかというような提案をされて。
そうですね。
どうしたらいいでしょうかということですね。
そうですね。
なるほどね。
あれですよね、たぶん何でしょうね。
何でしたっけ、何話か前に期待してやっとった方が期待通りの成果をあげるって少ないでしょっていう。
この会社さんはまさに少ない例を挙げていらっしゃるんで。
いい会社ですよね。
他の社長さんからすれば非常にいいんじゃないかって。
でもその社長さんでまたやっぱり新しい悩みが立ててきてるってことなんですね。
そうですね。
なるほど。
なるほどなるほどね。
そうですね。
M君もね、やっぱりさすがに社長が元々管理職にしてあっただけで。
まあまあできる方なんでしょうね。
そうですよね、自分もある程度ね。
それがいいか悪いかは別にしてね、それなりの分析をしていらっしゃいますしね。
でもやっぱり確かにね、向いてるか向いてないかとか、あるいはそういう思考性で考えれば、
前も言ったようにそこにあまりとらわれすぎちゃうとあれですけど、
個人のね、じゃあ自分は管理者にちょっとなりたくないんですみたいな方をね、
無理に管理者にするということじゃないパスもあってもいいのかもしれないので。
確かに確かに。
だからそういうようなね、ソフトウェアを開設していらっしゃる会社さんだとそういう社員さんも何となく多いような印象もありますので、
そういう方向けのキャリアパスとかそういう方だったとしても、
実証その会社で勤められるようなものを作ったらいいんじゃないでしょうかっていうのは、
非常に会社のためとかね、自分の将来のことを持っての表現なんで。
確かにね。
多分このMさんもいい方なんでしょうね。
能力のある方なのかなと思いますね、きっとね。
なんかこのMさんの気持ちもわかる気もしますけどね、
もともといてやってたところに新しく入ってきたやつが、
やべぇ俺より優秀かもしれないって思っちゃうと、
ちょっとなんかちょっとそれ向いてない、もともと向いてなかったんだしみたいな言いたくなっちゃう気持ちがわからずもないというか。
いろんな複雑な気持ちはあるかもしれないですよね。
そうですね。だからあれですかね、やっぱりその、
そうですね、いろんな視点からいろんなことはできると思うんですけど、今の話聞いてても。
Mさんのパフォーマンスっていうのはどうなってるのっていうのは、
ちょっと改めて明確にした方がいいのかなと思う。
やっぱり当然今おっしゃったように優秀なKさんが期待どおりの活躍をしているので、
Mさんは実際にどうなのと。
Kさんと比べるとっていう表現にどうしてもなっちゃうし、
人ですからね、彼と比べてっていうふうになりますけど、
でも比べなかったとしたら今Mさんはどういうマネジメントをしてるんですかっていうのは整理をして、
改めて、Kさんとの比較ではなくて、
Mさんがどういうことなんだろうなっていうのは整理をしてあげたらいいのかなと思いますよね。
ですので、もしかするとどこかに球体前とした感じが漂ってるというような表現も確かありましたけど、
でももしかすると結果を残してるかもしれませんし、
あるいは改めて整理してみたらいい面がたくさん見えてきて、
どうしてもKさんとの比較で見ると同じようなことをやってるように見えるんだけど、
キャリアパスと考え方の整理
でも会社は成果をあげればいいだけですので、そのやり方だったりとかっていうのは整理をしてあげてもいいのかなっていうふうには思いましたね。
あとは何回か前でしょうか、あったように、やっぱり言葉が一人歩きしないようにというのは同じで、
職人タイプというのはね、確かにそういう方とか今までそういう経験が少ない、
要はマネジメントな経験だったりとか、人と接することの経験が少ない方というのがいらっしゃるんで、
その方を今後どういうキャリアを歩んでいっていただくかっていうのはその方の志向性だったりとか、
会社としての期待で考えていけばいいですけど、職人タイプだから職人タイプなんだっていうのは、
それは会社でそういう人を作ろうと思った瞬間にどんどんできていきますから。
だから別にそれは自由なんでね。
前も申し上げたような。
職人タイプばっかり増えても困りますもんね。
そうですね。困るかもしれないし困らないかもしれないしっていうのはありますので、
ただ、そう言っておきながらちょっとわかりやすい表現にしたいがためにあえて職人タイプっていう言葉を使いますけど、
確かに職人タイプ的な、今皆さん聞いている方が職人タイプだなっていうようなイメージをしている社員さんが多い会社さんっていうのも業種的にありますし、
そういう会社さんが多い子が成果を上げている会社さんもありますので、だから良い悪いではなくてということなんですけど、
逆に言うとこの会社さんももしかすると職人タイプの方々が集まっていて成果が上がる会社さんかもしれないので、
職人肌の管理者のマネジメント
しかするとそういう方々のマネジメントは職人タイプの方がやった方が上手くいくのかもしれないなっていうのもありますのでね。
確かにそれは面白いですね。
とは思いますので、多分Mさんですか、土地から入ってこられた方が非常に優れた方なんでしょうね。
だからその優れた方のマネジメントでまとめあげるでもいいかもしれませんし、
逆に言うとMさんですね、求めていた方のマネジメントを重視していくというか、そういう方がマネジメントしていってもいいのかもしれませんので、
それは別にMさんに専門職になってもらうというか管理職を辞めてもらうということではなくて、
Mさん的なマネジメントの仕方をするそういう組織もありつつ、計算的なマネジメントをする組織もありつつっていう方が会社としてのダイナミックスと言いましょうか、
ダイナミックないろんなね、多様性みたいなものっていうのはあるのかもしれないなと思いますんでね。
なるほどね、確かに。なのでやっぱりMさんの新たなキャリアパスも可能性としては考えながらも、
でも今の現状のままのチームでもいいかもしれないし、会社の目指すところに合わせつつ。
そうですね、会社の目指すところに合わせつつ、おっしゃるように今は、
というかたぶん計算が入ってくる前はM君もマネジメントをしていたし、マネジメントをしつつ自分でもある程度の作業もするとかということで、
そのような給料をもらってたんで、今はじゃあそのK君が来たからM君はマネジメントしないっていう方向性にちょっと引っ張られてるような気がするんで、
そうじゃなくて、最初にも言ったようにM君のマネジメントでも成果が変わってるんだったら、それはそれに残しておいてあげればいいし、今の給料を払っていってあげればいいしとは思いますし。
Mさん、本人の自分は向いてないんじゃないかっていう気持ちをうまく払拭してあげる方法とかもあるんですかね。
そうですね。それはですね、たぶんさっきもトモさんも言ったように、本当に将来この会社をどうしていこうかねみたいなところをやっぱり話し合っていただくことだと思うんです。
せっかくKさんという方も入ってこられたんで、社長とKさんとMさんが3人で、たぶんマネジメント管理者の会議みたいな形になると思うんですけど、
組織の進化とチームワーク
たぶん会議はなさってると思うんですね、何らかの形で。その会議の内容でそういうことを検討していくとかっていうふうにしていただいたらいいのかなって思いますね。
KさんとMさんでうまいことお互いを高め合うようないいチームワークができてきたら一番理想的ですね。
なるほど。
だから、たぶんそういう目的を持たせて、その管理者の会議、例えばどういう名前について、たぶん絶対やってると思うんですよね、部長会議だったりとかそういうのはしてて、
もちろん奥の会社さんでその業績の管理だったりとか、いろいろとその社長の伝達事項だったりとかを解決するとか、そのための会議は持たれてると思うんですけど、
この3人でやっていらっしゃると思うんですよ、たぶんこの会社さんも。その会議の中身を少し今トーマスさんがおっしゃったように、お互いの良さを活かしてマネジメントをしていく。
あるいはそれをやることによって結果として会社が伸びるような組織作りだったりとか、マネジメントの仕方であったりとかっていうのはどうしたらいいのかなとか。
あるいはもしかすると、Kさんは非常に上手くいってるっていうことで上手くいっていらっしゃるんでしょうけど、Kさんもそういう視点から見た場合にやっぱりM君のここの聴取を活かして、M君なりのマネジメントをしてもらいたいっていう要望もあるかもしれないんで、
3人でマネジメントの仕方からどういう組織があったらいいかとか、そんなことを議論し合っていっていただいたら、なんかいい会社が出来上がっていくような気がしますよね。
ちょっとワクワクしますね。そういうふうに考えていくと。いいほうに回っていったらいいですね。
そうですね。
ぜひぜひ今日の回答を聞いて、もうちょっとこういうところが気になるとか、ここちょっと違うんですけどとか、いろいろありましたらLINEのほうからご連絡ください。
他のリスナーの方も今のを聞いて思いついた相談だったりとか、実は私これの困ってるんですみたいなのがありましたら、それもLINE公式アカウントのほうから送っていただきますと、番組のほうで取り上げさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
というわけで本日の番組の最後に、ロームの豆知識をお願いいたします。
今回はもうそろそろ沸騰が届き始めているかと思いますけど、労働保険法の年度更新というのは皆さんご存知のとおりに、6月、7月、7月10日までですね、6月1日から7月10日までの間にやらなければいけない作業としてございますので、そのご準備のほうを進めていただければなと思いますので、よろしくお願いします。
わかりました。さすがですね、毎週この豆知識が出てくる岡本先生すごいなぁといつも思いながら聞いております。毎週ありがとうございます。
ありがとうございません。ありがとうございます。
というわけで、もうダメだと思う前に聞いてほしい、人に悩める社長のためのポッドキャスト略してダメっぽ第12回以上で終了とさせていただきます。岡本先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
今週も最後までお聞きいただきありがとうございました。
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些細なことでもお気軽にご連絡くださいませ。
それではまたお耳にかかりましょう。ごきげんよう。さようなら。
この番組は、プロデュース、ライフブルーム.ファン、ナレーション、伊豆野あずさ。提供、三茶社会保険労務士事務所がお送りいたしました。
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