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社会保険労務士 岡本雅行の
『こいつはもうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】。
この番組は、企業経営の中で必ず訪れる労務の悩みについて、 社会保険労務士の岡本雅行先生が具体例なども交えながら、
コミュニケーションと労務の視点で、解決策への考え方をお伝えしていく番組です。
中小企業の労務管理とSDGsを推進する、SunCha社会保険労務士事務所の提供でお送りいたします。
はい、今週も始まりました。社会保険労務士岡本雅行の『もうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】第2回です。
ナビゲーターのトーマス・J・トーマスと申します。それでは岡本先生よろしくお願い申し上げます。
よろしくお願い致します。 第2回になりましたね。はい、どうですか?2回目。
いやー、もう早いですね。 早いです。それは早いですよ。まだ2週間目なんですから。
楽しみです。これからが。 楽しみですよね。はい、というわけで前回ですね、岡本先生の自己紹介とか、いろいろお話しさせていただいたんですけど、
岡本先生が社会保険労務士になったきっかけとか何かあったんですか? 試験に合格したからです。そうじゃなくて、何か目指したきっかけみたいな、何かないですか?
目指したきっかけですか。やっぱり私もキャリアとしてですね、元々コンサルタントをやってたので、私は一番最初に入った会社で、非常に成長させてもらったと言いましょうか。
バブル世代なんですね、私は。今を振り返ると思うんですけど、いわゆる世の中をなめていた、使えない学生だったと思うんです。
そういう人間が社会に出て、今こうして社会保険の務士をやれるまでに、とりあえず成長したというのは、一番最初に入った会社で鍛えられましたし、いろんな
当然上司とかお客様にも恵まれましたので、その中で育ってられたというか思ってますので、その時の私の思いからもそうですし、
あとは当然そのコンサルティング会社でしたので、いろんないい会社を見てきましたので、そういう会社で言うとやっぱり人が育つ環境っていうのを本当に作ってあげると言うと、人って相当環境によって変わるなというのは、
これは自分の実体験でもそうですし、いろんな会社さんを見てきても思いましたので、ですので私は何か資格を取りたいなと思った時にも、自然と人に対しての専門的な資格であるシャロウ氏の資格を取りたいなと思って。
なるほど。それで結構すんなり合格できるもんなんですか?
できる人はできますが、私は5回ほどチャレンジを。
すごいですね。でもそれだけ5回もチャレンジしても、受かりたい、取りたいと思った資格だったってことですよね。
そうですね。
素晴らしいですね。熱いですね。そこからシャロウ氏になり、憧れの職業ナンバーワンに社会保険の農務士を持ち上げるぞという思いで活動されている岡本先生ですもんね。
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はい、そうです。
そんな先生にですね、ぜひ皆様ご相談ありましたら送ってきていただきたいなと思うんですけども、早速ですね、今日のこの第2回から相談が届いておりますので、ぜひ岡本先生に相談を答えていただきたいなと思いますのでよろしくお願いします。
では今日の相談、読みます、読み上げます。では聞いてください。
ソフトウェア会社を経営しています。創業から4期が経ち、ありがたいことに順調に成長していると感じています。
徐々に創業期以外のメンバーも増え始めてきており、それに伴い弊社のナンバー2の人間の私生活のだらしなさについて頭を抱えるようになってきました。
彼は技術やスキルに関しては優秀で、社内でも評価はいいのですが、仕事に没頭すると寝ずの仕事も厭わないような性格で、役員でありながら朝方性格が弱く、
午前中の打ち合わせに参加しない、前から抑えていたはずのミーティングにも欠席をしてしまうことが日常茶飯時になってきてしまっています。
これまでは彼の人隣を知っている創業メンバー中心だったので、仕方ないかで済む話だったのですが、新しく入ってきたメンバーはそういう見方はしてくれません。
時間にルーズという印象を持たれてしまっています。このままでは、ルーズさが許される組織という誤ったメッセージが社内に広がってしかねないので、
直してほしいと思っているのですが、なかなかうまくいきません。注意したときは改善されるのですが、しばらくすると元に戻ってしまい、その繰り返しです。
ルーズな人を役員にしてしまった自分の落ち度ではあるのですが、最近は有給力も失せてしまい、関係性が悪化してしまっています。
このような場合の解決案として、岡本先生のご意見をお伺いできましたら幸いです。よろしくお願い申し上げますという相談です。長文でした。ちょっと考えました。
はい。ありがとうございます。
なるほど。悩んでいらっしゃるそうですね。
悩んでますね。どうしたらいいんですか、こういう場合は。
そうですね。まず、たぶんですね、お話をお聞かせいただくと、その役員の方も素晴らしい点だったりとか、仕事ができる点はたくさんあると思うんですね。
ですから、これは当事者で私ではないので、申し上げること、できることなのかもしれないんですけど、ちょっと一歩、改めて冷静になってもいいかよくないですけど、一歩引いてみて、その方とご相談者の社長さんの関係を見つめ直していただきたいなと思いますし、
そのために今回のポッドキャストも役立てていただければなと思うんですね。
たぶん今、そういう意味で言うと、会社が順調に4期ですか、4期目になって順調に成長しているというのは素晴らしいと思いますし、
その4期の中で、当然その社長さんも感じていらっしゃるでしょうけど、その役員の方というのの貢献というのもすごいあったと思いますので、今まではもう本当に二人三脚でやってこられたと。
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たぶん社長さんはもっと次のステージを見られて、次のステージを見てというところで、そこから今の現状を見るといろんな思いが出てきてしまって、役員の方の悪い点がたくさん見えてきてしまっているという状況かと思うんですけども、
たぶんやっていらっしゃると思うんですけど、一つは次のステージになった時にその方がどんな活躍をしたら一番いいのかなっていうのを改めて整理をしていただいたらいいんじゃないかな。
社長さんが。
社長さんが、その役員の方の、今はどっちかというと悪いところに目が行ってしまうと、どうしても悪いことばかりが思い浮かんできてしまうとか、これは別に役員に対してのものではなくて、コミュニケーションの中であることだと思うんですけど、
なんかそんな状況になっているんじゃないかなという、そんな懸念というか推察がされますので、そこをちょっと見直していただくというのがいいのかなとは思いますね。
なるほどね。技術系の方とかだと、結構なんか昼夜逆転しちゃうイメージがすごくあるじゃないですか。
創業期だとお願いしてたメンバーでも、だんだん下にスタッフがついてくると立場も変わってくるというところで、やっぱりご本人も悩んでいる部分ってすごいあるのかなと。
おっしゃる通りだと思います。
なので本当に多分ご本人も悩んでいらっしゃるし、そのご相談者の社長さんに対しての期待に応えようという思いはもちろんありながら、一方でよく私がそういう役員の方と創業者の社長との間でのちょっとしたコミュニケーションの間に入らさせていただくときは、
社長の期待に応えたいなと思う一方で、いろんな思いがその方もあって、4年間これだけ貢献してきたのに最近社長冷たいなって思ってるかもしれませんし。
だからそういう意味で言うと、お互いに何か悪いところが目に入るようになってきてしまう。
そういう意味で言うと、やっていらっしゃるかもしれないんですけど、改めて今の社長がやりたいこととか、あるいはそこから見た場合にその役員の方に対して今どういう気持ちを持っているのか。
今ご相談の内容で書いていただいていることとかをストレートにその人に話していただきたいな。
で、割とそういう機会ってあるようでないっていうのが。
CVの仕事しているのに忙しいですからね。
だからそういう話を実際にいつしたんだろうな。
多分創業したての頃なんていうのは、本当にそういう話ばっかりだったりとか、飲みながらもそういう話をしたりとか、マイクこうやってくれこうやってくれとかあったんですけど、
多分4年目になって他のメンバーもできてくれば社長ももっと忙しくなるし、役員の方も忙しくなっていると思うので。
改めてそういう時間を一つ明確に持っていただいて、きちんとコミュニケーションをきちんとというか、そういう時間を持って本当に腹を割るというかね。
お互いの期待感であったりとか、現状どう思っているかということだったりとかっていうのを共有し合っていただくと、4年間一緒にやってきたメンバーでしたら絶対に変わっていただけるんじゃないかなっていう風に思います。
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なるほど。しっかりコミュニケーションをとってお話する時間をとって、その上でさらに何かやることというか考え方というか何かありますか。
そうですね。あとは今その方がどういう役職でどういう役割を果たしていらっしゃるかだと思うんですけれども、
その役割とか何をする方なのかということを、それは組織を固めていくという意味でも明確にしていただくというのも必要かなと思うんですね。
別に多分この社長さんが一番懸念していらっしゃるのは、ルーズな働き方、ルーズな面が目立つ組織になってしまうというところはもちろん嫌だと思いますので。
逆に言うと役員なんで、ある意味時間に限りなく働ける方でもあるんでね。これが社員さんだと当然残業の規制があったりとかということがありますし、
その働き方にもある面、気をつけていただかないといけないというのもありますけれども、役員の方はちょっと違うという面で考えれば、
じゃあその役員の方が逆に言うと朝が苦手ならば、朝は出てこなくてもいいような形の、例えばマネジメント体系にしてしまったりとか、
あるいはその方とのミーティングはもっと夜というかね、夕方ぐらいに出るとかっていう話もあるのかもしれませんし、
その辺のところってやはり会社が大きくなっていくか、あるいは会社が発展していくにしたがって、役割というのはもっと柔軟に見直していただいてもいいのかもしれないとは思います。
そういう場合って特別扱いされてるみたいな感じで、他のスタッフが見えちゃわないようにとかって気をつけた方がいいこととかありますか?
そうですね。ですから、その中でもやっぱりどういうルールにするんだとか、逆に言うとその役員だけにそういうことが当てはまっているということがあまりよく見えないのでしたら、
実はこのご相談者の会社さんがどういう働き方のルールにしてるかというか、定時の就業時間にしていらっしゃるのか、
あるいは非常にフレックス的な形にしていらっしゃるのか、いろいろとあると思うんですけど、その辺のところを今一度明確にしていただいて、
で、それの中でじゃあうちの働き方はこうだよっていうことをして、その中で例えばもっと自由にフレックスでやれる社員さんもいるんですよっていうのを作ったりとか、
ただ、例えばソフトウェア会社さんでも最初に入ってあまりスキルがない方に最初にそういうふうにしてしまうと良くないというか、スキルがない方が自由に時間があってもアウトプットなしに時間だけが過ぎていくみたいなことがあるので、
そうするとちゃんと最初の人は定時の時間制になりますよと。でもこういうようなスキルを身につけたりとか、お客さんからこういう評価をいただいたらフレックスの制度も使えますよみたいな、
その辺のルールだったりとか、社内のルールとかというのは作り直していただくと良いのかもしれませんね。
なるほど。じゃあ結構社内のルールだったりを見直す時期に来てるような感じなんですね。
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そう思います、多分。ある意味創業期からはやはり3年ぐらいまでというのはもうルールも何もなしにガーッと走ってくるというのが当たり前だと思いますので、
そこで今東雅さんがおっしゃったように一度現状で次のステップを見直して、一番柔軟さも活かしながら、会社としての良さも活かしながらどういうルールが当てはまるのかというのは考えていただいたら良いと思いますし、
そこは社長氏に相談いただければ、いろんな条件というのは当然ありますけれども、多くの場合は社長様が一人で悩まれるようにもいろんな働き方、
もちろん合法的な働き方ということをご提示することもできると思います。
なるほど。だいたいこれぐらい、この相談者さんぐらいの会社の規模というか創業年数とかだと、社長氏さんって顧問でついてるものなんですか?
顧問でついてる場合、そうですね。ついてる場合とついてない場合もあるかもしれませんし、あとは顧問の中でも、
例えば私はそこはやりませんけれども、企業の計算だけをしていただいている顧問として、事業主さんからご紹介いただいてそこだけをやっているとか、そういういろんなパターンがありますので、
ただルールを、さっきトマさんおっしゃったように、ルールをきちんと作り直すというのは良いのかなと思いますし。
なるほど。そういうのもあれですか、岡本先生にLINEからちょっと相談したいんですけど、そういう時間を設けてもらったり。
そうですね、もちろん。個別に。
なるほど。じゃあぜひ悩みる社長さんは、岡本先生のLINE公式アカウントに登録していただいて。
登録していただいて、はい。
ちょっと有料な場合と無料な場合とあるかもしれないですけども、ご連絡いただければと思います。
そうですね。
そして皆様のお悩みがありましたら、今日みたいに岡本先生が経験からくるアドバイス、いろいろ出てきて、ちょっと僕もいろいろ感動する部分もあったんですけども、
面白い回答を聞けると思いますので、ぜひ皆様LINEの方からご相談いただければと思います。
最後にですね、岡本先生、ロームの豆知識を一ついただけるということなんですけど、何かありますか。
分かりました。3月になりまして、ご案内の方もいるかもしれませんけれども、健康保険の保険料率が若干変わっているはずですので、そのご案内が来ていると思いますので、
それで3月分のお給料から健康保険の保険料が変わっている場合が多いので、そこは注意をしていただいたらいいかと思います。
それは注意しなきゃいけないですね。豆知識ありがとうございます。こういうのもなんかいいですね。
ありがとうございます。
うっかりしてると忘れますもんね。
そうですね。
ありがとうございます。さあ、そんな番組になっております。第2回のダメっぽでしたが、もうフルネーム言うのやめました。ダメっぽでしたが、いかがでしたでしょうか。
ぜひですね、来週以降も聞いていただけたら嬉しいなと思っております。では、岡本先生、本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
今週も最後までお聞きいただきありがとうございました。
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些細なことでもお気軽にご連絡くださいませ。
それではまたお耳にかかりましょう。ごきげんよう、さようなら。
この番組は、プロデュース、ライフブルーム.ファン、ナレーション、伊豆野あずさ。提供、三茶社会保険労務士事務所がお送りいたしました。

