言語化の危うさについての議論
中田陸人と鈴木天空の 駄弁ラジオ。
みなさんこんにちは。
このラジオは、ライターの中田陸人と 教育学者の鈴木天空が
仕事や生活の中でのふとした気づきを ゆるーく雑談する番組です。
よろしくお願いします。
はい、天空さん。
最近、言語化言語化って言われるのって どう思いますか?
危ういね。危うい。
やっぱりですか。
中田くんはどう思ってた?
はい、まさに。
そっか、でもさ、中田くんこそ 言語化する仕事の人じゃん。
そういう天空さんこそ、学生に向けて 話すんですから。
そうだね、でもね、僕はね、もう辛いのよ。
天空さん。
辛い。辛い。
言語化の落とし穴って何だと思いますか?
もうやっぱもうさ、辛いんだよ。
辛いの。
だから言語化とかもう考えたくない。
天空さん、ちゃんと言語を作って 攻撃望むタイプですもんね。
なんで笑ってんの。
意外と。
なんで笑ってんの。
笑ってるじゃん。
だから辛いんだよ、今ね。辛くて苦しい。
感情論はね、もう置いといて。
では改めて言語化の落とし穴を 教えてほしいです、天空さん。
辛くて苦しいんだよ。学生の文章読むのもさ、もうだるい。
だるい。
ちょっと。
だるい。
大丈夫ですか?
大丈夫じゃない。きっと学生も辛いと思うんだよね。
天空さん。
それを差し当ててる僕。自分も好きじゃないことさ。
分裂しそう。助けて。助けて、もう。助けて。
なんでこの人が研究者か。
助けてくれ。
今まで論文通行書いてんのか。
助けて。
助けて、本当にもう辛い。
社会における言語化の評価と天空の挑戦
でも確かに社会の評価って未だに言語化ですよね。
なになになに?
何?ああ、説明が上手い人に評価が集まるっていうさ、羨ましいね。
学生からの評価もきつい。
学校教育の評価もそうですよ。
聞いてよ。
小学生も辛いか。
だよな、もうさ。
ちゃんと頭で分かっていても、クリエイティブで表出できないと評価されないっていう。
あ、そうなの。
てつやくんさん。
はいはい、何?
話を戻しますよ。
うーん、何?
今日は打弁どころか。
どこに戻す?
うちです。
そっか、そうだよね。
でもさ、中田くんがさ、僕の質を言語化してくれればいいんだよ。
そのためのこのストライドでしょ?
まあ、そうですね。
じゃあさ、やってみようよ。
やってみよう。
やってみようって。
何を?
だから、僕がなんかテーマとか言うから。
何をですか?
僕がテーマとか言うから、ざっくりなんか言って、それを言語化して。
いや、無茶ですよ。
言語化して。いや、できるって言うよ。
はいはい、じゃあね、コンビニとダイバーシティ。
コンビニとダイバーシティの言語化
え?え?コンビニ?
え?えっと。
どうぞ。
はい。
もはやコンビニは、現代資本主義のこの冷たい象徴ではなく、
はいはい。
まあ、様々な人々を緩やかに社会とつなげる、
ほうほう。
ちょっとした箱のようになっている。
その心が。
その心。
多様なサービスがあるじゃないですか。
うん、あるね。
目的に集まる人々がいて、マルチタスクをこなす店員さんがいて、
世の中の多様な事物が集積している。
集積。
人と人とのコミュニケーションもある。
で、その心は?
人がいて、高度な労働があって、人々の生活があって、消費があって。
あるね、コンビニね。コンビニの話、それ。
コミュニケーションこそ気迫だけども、その緩やかさを求めている人もまずに、
何の話これ。
多様性を保証した場所を。
あ、うんうんうん、はいはいはい。
さらに地域の実情に合わせた商品やサービスも店舗によってあるところがありますし。
ありがとうね、それ。すごいじゃん。ほんとそう思うよ。
そう、その通り。
そう思う。
そうですか?
正解のない社会と考察文化の言語化
そう思う。じゃあね、次はね、正解のない社会。
考察文化。
考察文化。
正解のない。
はいはいはい。先が見えない。正解がないことへの不安と、
今の社会ね。
承認欲求。
はいはい、SNS。
それが二重構造になっている。
お、その心は?
それはとですね、考察して構造化をして、全てにつながりを持たせることで、心理的に安心する。
安心。
そしてそれを見出したことを承認されたい。
承認。
そういう欲望。
欲望。
あ、もはやもうそういうゲームなんじゃないですか?
ゲーム?
そうなんだ。
グレートゲーム。
そう、もはやグレートゲーム。
グレート。
その言語化こそがグレート。
グレートで。
グレート。これ合ってます?
え?
グレート。合ってるというか、グレート。
日本人の国民性と曖昧さを許さない社会の言語化
でんくんさん。
グレート。
でんくんさんわかりました。
はいはい。
わかりましたよ。もう疲れましたね、言語化。
じゃあね、次はね。
よーくわかりました。
次、次まだある。
次はね。
もう勘弁してくださいよ。
日本人の国民性と曖昧さを許さない社会。
まあ、日本。日本はね、人間独特のドロドロしたコミュニティがある。
はいはいはい。昔ね。
それを基盤として、こう社会活動をしていきました、日本人は。
そうね、そうね。
えっとでね。
そうですね。
仕事とか地域とか学校でもそういうコミュニティがある。
ある。
で、その中に曖昧さがあって暗黙の了解があって、
それがね、ちょっと安心に結びついているような。
伝統的にね。
あれですよ、コミュニケーションの、というかその共同体のピラミッドの上の方にいる人ですよ。
はいはい。
で、その集団の空気が良くも悪くも作用していたのが昭和。
しかし今や社会が高度化して、そういう曖昧さとかね、許されなくなっている。
にもかかわらず、そのコミュニティのちょっと負の部分が残ってしまっていると。
そうね。
で、圧力が生じている。
それこそさっきのコンビニ。
おお。
コンビニのようにシステム化して、誰でも平等にお金があれば、
自立のことができるっていう、そういう場所にした方がね。
コンビニ論だ。
はい。
コンビニ論すごいね。
え、そうですか?
さすが中田くん。
言語化の危うさに関する天空の反論
でもね、僕もそう思ってたよ。
え?
それが言いたかった。
は?
でもね、一個だけね、違うところがあるよね。
違う?
違う。
違う?
違うんだよ。
何がですか?
言語っていうのはさ、人間のコードなわけでしょ?
今やAIのプロンプトもさ、人間の言語で書ける。
違うとかじゃないじゃないですか。
そうなるとさ、システムはさ、言語で設計できるようになるわけよ。
全然違う話。
そういう時代でしょ?
そういう風に言語がそこまでもう進化したから。
人の頭の言語化なんてね、そもそもね、なんでそんなことさせたりさ。
ということは?
え?
言語化してみて。
ということは?
コンビニこそ言語化の塊。
お!
え?
だから無理ですよ。
あー。
だって分かんないもん。
分かりませんよ。
ちょっと待てよ。
言語化が苦手な研究者の頭の中なんかね、なんで僕が読み取らなきゃいけないんですか?
そもそもこの変なゲームね。
待てよ待てよ。
てかそもそものテーマは。
それだよ。
それ。
は?
中田くん。
え?
コンビニこそ言語なんだよ。
生活、多様な人々、そのハブ的な役割を果たすシステム。
そのシステムを構築してここまで進化したこと自体さ。
言語の積み重ねによってね、中田くん。
言語化してよかったね。
なんですか?
言語化してよかったねつってんの。
いやでも。
え?
危うさもだからあるって。
ないね。
ない危うさ。
ない?
ないね。
いやだから。
言語化の曖昧さの良さと番組の締めくくり
それこそ曖昧さ、言語化の曖昧さの中にある安心とか。
行間をいい意味で読むとか。
その分かるってことを正義としないとかね。
そういう良さが言語化によって失われちゃうっていう。
よく分かりましたよ。
まだまだね、打弁は続きそうってことですね。
はい、そういうことですね。
まだほとんど言語化してない。
いやまだまだ言語化していきますよ。
じゃあ今日はこの辺でお知らせです。
はいはい。
もうね、今日終わり。
終わりでしょ。
はい。
お知らせです。
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番組の高評価もしていただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
はい、そういうわけで。
はい。
ここまでですか、てんくんさん。
もうここまでって言ってるでしょ。
はい。
ではお相手は中田リクトと。
鈴木てんくんでした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
いやちょっとね。
ありがとうございました。
はいはい。
打弁ラジオでした。