言語化の背景
みなさんこんにちは、おかべです。もと公務員でオンライン秘書をしています。
この放送は、私のオンライン秘書の仕事や、日頃思うことなどを配信しています。
今日の放送は、言語化の材料という話をしたいと思います。
私は言語化するのが比較的好きな方で、いろいろ思ったことを言葉にしたり文字にしたりしているんですけど、
それをやっている中で、自分以外の方とお話をしたり、文章を読んだりするときに、
いろいろと、この人はこういう考えで言語化しているんだなとか、こういう考えで言葉にしているんだなというふうに見ているんですけど、
先日、人とお話をしていて、言語化の解像度というか深さというかが、それぞれ人によって違うんだなというふうに感じたので、
その辺のお話をできたらなというふうに思います。
言語化をする深さが深いからといって、それが良いとか悪いとか、そういう話ではなくて、
仮に相手さんとか自分もそうですけど、何か言葉のもっと裏にあるもの、奥にあるものを伝えたいけど伝えきれていないとか、
そういうことも話をしていると感じてきて、そういう人に例えば私が話をしていて、
これってこういうことですか、もしかしてみたいな、そういう話をすると、そういうことですというふうに話してくださる人も中にはいて、
そういう人がそういう話は出てこなかったのは何でなんだろうとか、
ちゃんと思いはあるのにそこまで表現できていないというものにはどんな仕組みなんだろうというふうに考えていたんですけど、
それって結局例えて言うならば、りんごという存在を知らない人が初めてりんごを見たときにりんごを説明しようとすると、
なかなか赤くて丸くてちっちゃくてみたいなそんな話になっちゃうんでしょうけど、
りんごという存在をちゃんと認識していれば、私はりんごが好きですとか、そういうふうな話になっていくのかなって思ったんですね。
ちょっと伝わりにくいかもしれないんですけど、
要するにいろんな物事を経験したりしているかというレパートリーの量によるのかなって思ったんです。
話を人とするときに、例えば私は公務員だったので、公務員の仕事の内容とか、どんなことが組織の中で行われているのかとか、
そういうのはなんとなくイメージが湧くんですけど、
多分あまり公務員の方と接する機会がない人は、公務員に対するイメージで話をしてくるのかなというふうに思います。
例えば過去に公務員、役所の窓口ですごく長く待たされたとか、
書類を書いたけど何も見えずに突き返されたとか、書類が違うからとか、
そんな経験があったとすると、それでもう一つの公務員というもののイメージが出来上がっているのかなというふうに思います。
そうすると公務員という話をしていったとして、中には凄く書類を見て、
これ違いますよ、この書類じゃないので、こっちの書類に書いてもらっていいですかとか言われればまた違ったイメージがあったり、
そうすると役所の窓口対応での情報がストップするのではなくて、
今度は書類に対する中身の話になっていったりするのかなというふうに思うんですけど、
そんな感じで言語化をする時に色々経験だったり、知識がたくさんあればその中から選択して、
言葉だったり表現を選べるのかなというふうに感じました。
私は結構色々なことに興味があって、気になれば調べたりとか、現地に行ったりとかそういうことをしていて、
あとはその先まで考えてしまって、例えば何か公共施設とかに行けばこの施設はどのぐらいの予算がかかったんだろうとか、
どのぐらいの工期で作ったんだろうとか、あとは今の経営状況はどうなんだろうとか、
そういうことまで考えてしまうので、
そういったことから公共施設、例えば美術館であれば美術館に行って美術品を見るっていうのが普通の主目的なんでしょうけど、
自分はそうじゃなくて美術館の建物をまず外観だったり、現状それがメンテナンスされているのかなとか、
あとはその中の通路がどういうルートになっているんだろうとか、この動線は本当に効率的な見方ができるのだろうかとか、
あえて非効率に展示品を見せるようにして何か狙いがあるのだろうかとか、
そういうふうにいろんなことを考えてしまうんですけど、
それも過去に建物に興味があっていろいろ調べたりとか、何か気になっていたから、
そのレパートリーの中からこれってどうなんだろうっていうのがポッと出てくるんですよね。
なのでそうなるとその視点から思ったことを言葉にしたりとか、
あとは何かそれ以外にも気づいたことがあればまた考えてみたりとかで調べると、
またそれが深められていくみたいな、そんなサイクルをこれまでずっとしてきているんですけど、
そういうのがあるといろんな言葉の選び方も変わるし、
本当に内なる思い、伝えたい思いがちゃんと言葉にできるようにもなるのかな、
なんていうふうに考えました。
異なる視点の重要性
自分で調べるっていうのもやってはきているんですけど、
結構有効なのが人と話すだなと思っていて、
私の視点っていうのは私が思ったような見方しかできないので、
例えば目の前にコップがあったとして、コップを表から見るのは当たり前で、
それを裏から見ようとしなければ裏からは見えない。
ただ一方で私の正面に相手がいたとして、
その相手は常にコップの裏を見ているので、それが当たり前なんですけども、
お互いがその裏を見ようとしない限り裏は見えないんですけど、
その正面の人と話すことでコップの裏の話を当たり前のようにしてくれるんですよね。
そうなると私の気づかない視点、見ようとすれば見れるんですけど、
そこまで体を動かさないとその視点に行くことはできないので、
でもそこに行かずとも反対にいる人と正面にいる人と話をすることで、
そのコップの裏面がそこに行かずとも見れるっていう、
それもまた面白いなって私は思っていて。
だからそれって何かっていうと、人と話すことによって得た情報なんですよね。
要するに今の話って視点が自分と全く違かったり、多少のズレだったり、
そういういろんな角度からの思いを持っている人と話すことで、
自分の視点が動かずとも広がっていくっていう、それもまた面白くて。
なのでそういうのをこれまで自分はしてきたんだなっていうふうに
ちょっと振り返ったんですけど、本当に人と話したり、
話さなくても人と話を聞いていると、
この人は今この角度からこれを見てるんだなとか、
でももっとこっちの角度から見ればもっと考え方が変わる、
よくなるかは分からないですけど、
違う見方もできるのになーなんて思ったりして聞いていたりもしてるんですけど、
ただそれを見ようとするかしないかは私には変えることはできないので、
その相手の方がそれをどう認識して、
そこを行動に移すかどうかっていうところかなというふうに思います。
なのでいろんな角度から物事を見ると言語化する言葉の出てき方も変わってくるのかななんて
ちょっと思ったのでお話をしてみました。
ディスカッション会の案内
私は深掘りをしていくのが好きなので、
自分の今の言葉ももうちょっと深掘りするとまた違うのかなっていうふうに思っています。
よくあるのが、私は人を助けたいっていう思いはずっとあるんですけど、
じゃあなんで助けたいのとか、何をして助けたいのとか、
どんな人を助けたいのとか、
そういうことをもっと突き詰めていかないと、
ただ助けたいで終わっちゃうなって今は思っているので、
もうちょっとそこを深掘りして、
本当に私が人に提供できる価値を提供して、
それで笑顔が増えたらいいなっていうふうに思っています。
そんな感じで今日のお話は以上となります。
あと助けたいとか、いろんな視点を得るという意味でも最後お知らせになりますが、
ディスカッション会というのをやっております。
11月は23日の日曜日に福島市の会場で、
片付けに思うことなんでもというテーマで開催いたします。
あと12月は仙台の会場になりますが、
オンライン秘書・在宅ワークの働き方というテーマで
ディスカッション会を開催いたします。
こちらは東北のオンライン秘書さんが集まって、
オフ会みたいな形でできたらいいなって思いますし、
あとはオンライン秘書に興味のある方がご参加いただけたらなというふうに思っています。
あとこういった情報が、私概要欄のほうに公式LINEのリンクを貼ってますので、
そちらでも最新情報を発信してますので、
もしよろしければご登録いただけたらと思います。
ということで、今日の放送は以上となります。
最後まで聞いていただきましてありがとうございました。