2024年のドキュメント振り返り
真夜中、コンビニの駐車場で。このポッドキャストは、1つの場所を72時間にわたって定点観測する、
某公共放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が、番組についての感想や愛を語ります。
今回は、年末スペシャル後編として、2024年のドキュメント72時間をたっぷりとふりかえっていきます。
前半では、本田、山口、それぞれのマイベスト10を発表しました。
後半は、7位以降をふりかえりつつ、今年の番組を総括していきます。
それでは、先週の続きからどうぞ。
面白いのはあれですかね。7位8位が全く一緒っていうね。
7位8位ね。
稲谷からのとっとりの流れ。
そうね。
稲谷からのとっとりは、正直、今回10位まで決めるときに6位までは明確にこの順位ですね。
7位8位、9位10位は、正直ほぼ一緒です。
11位、12位くらいまでほぼ一緒ですね。
さっきの出なかった新宿ドラッグストアとかもほぼ一緒です、並びとしては。
だから別に、こっちの方が良くて、こっちの方が悪いとか、そういうことでもあんまり、7位8位、9位10位以降はあんまり僕はない。
M-1みたいなもんですね。
ただ、稲谷ととっとりでいうと、この辺になってくると人だったりとか雰囲気だったりとかになってきて、
エジカラね。
エジカラで、やっぱり稲谷は少年探偵団ですよね。探偵団っていうか、
あれ?スタンドバイミーが虫を食べに来る少年団。
虫をわざわざここに食べに来るっていうことだったりとか、それがすごく印象的だった。
あの映画すごく良かったし、それまでの三直市場としてのフリもすごく効いてたし、
っていうところで上に来てるっていうのと、
とっとりはロケーションですよね。
あんなに海があって、お墓があってっていうので、
入りたい墓地ランキングナンバーワンなんで。
海辺の墓地は。
スピカイとしてはね。
スピカイとしては入りたい墓地ランキングね。
ナンバーワンとして入れてる。
何間違いはないかな正直。
自分も本当その通りで、稲田とかとっとり墓地とか本当に今山口さんの通りで、
僕はでもグッと引き込まれる何かのインタビューっていうのがあったかなと思っていて、
稲田に言えば、90歳で東京から引っ越してきたおばあちゃん。
山着市場で実際に株出しに来たりしていて、
90歳になって初めて稲田に戻ってきたっていう人が、
大丈夫ですよね。
小学校の時から戦前からやってましたみたいな。
戦前の記憶を頼りに農業をするっていうね。
安住ちゃん馬が引いてましたって。
その知識いらないいらないみたいな。
2024年にその知識で農業に挑もうとするおばあちゃん。
でもやっぱりそこは本当に淡々と動かないといけないんですよっていうことを前を見据えていっていくお話と、
そこから引いていく稲谷の景色みたいなのが相まって、
絵字からも含めてですけど、
すごいここにズンってやっぱ政権に通じていけたなって思うし、
とっとり墓地は基本的には墓地なので、
亡くなった方々との思いっていうのもあるので、
そこの絵も絡み合ってっていうところもあるんですけど、
とっとり墓地に関してはやっぱり全部モザイクかかったインターネットね。
あんまりいろいろ自分もあったので顔を出すっていうのもあるんですけど、
その墓地のところなので背景を映すだけでも個人特定されちゃうんですよ。
場所がね。
だから結局墓地全体その時のカットはディレクター以外の方全員に
すべてにモザイクがかかっているっていうあの田舎性っていうのがリアルな。
そこがリアルだなって思ったっていうのもあって、
そういう一個一個のパワーワード的なものが、
7890はパンチが入ってるから僕も入ってたって感じですね。
それで言うと長良川が入ってますけど、
僕は入って、僕はそれで札幌かな。
ローカル感と文化の変化
そこで9位で言うと。
札幌東流入ったってことですね。
僕は長良川は結構パーソナル天国の人ですよね。
基本的に川の流れ人類見た方がいいよみたいな。
そもそもね。
自分も岐阜に住んでたっていうのもあるし、
これね、岐阜の人ほど細かいの良さがわかんないですよ実は。
僕調べ。
見てもよくわかんなかったみたいなことを言われたりしたんですけど、
川がある生活がいかに人を豊かにするかっていうのを淡々と語っていた回で、
もちろん川の怖さ、めんどくささいっぱいあるけど、
それを言っても、
これから勉強会なんですっていう中高生とか、
大学生が歓迎会で水切りやってますとか、
あんな伸び伸びとした、
1位新宿ドラッグストアとの差分ですよ。
同じ番組とは思えない。
差分がね。
やっぱりここで伸び伸びと育つっていうことがいいんだなって。
稲田にも結局一緒で、都会の生活につかれてきたし、
そこは同じようにパーソナル天国としては、
もちろんそういうコミュニケーションが生まれる場みたいなのもあると思うんですけど、
単的に川と一体になって、
一人でもいいから、ぼーっと過ごす時間って、
過ごしてみないっていうものをすごく提供してきたというか、
それが分かっている人にしか、あれは多分企画が立てられないので。
三直市場との比較で言うと、
埼玉地方行っても思うんですけど、
東京の匂いがする店ってあるじゃないですか。
カフェとか人とか。
サウナ街の時も行ってませんでした?
そうそうそう。
近くに。
宿作る人とか。
その東京の匂いがする感じって、
それがいいとか悪いじゃなくて、
稲田にの方は東京の匂いがちょっとするんですよ。
それはやっぱり実際に出てきた方も東京から来てとか、
リモートワークしたいみたいなこととかね。
アクセスが良くてみたいな。
長良川はあんまりその感じがないというか、
本当にローカルな感じ。
ドットリ墓地もそうですけど、墓地なんでね。
より切り離されてるんですよね。
それの良さが出てる。
そういうことの良さはすごいありますね。
確かに長良川とかね。
アルバムみたいなもんね。
1から15のプレイリストみたいに、
今回作ったなっていうのが。
なるほどね。
そこのローカリティみたいなところで、
多分僕、札幌の投与配達を入れてるんですよ。
これはこのポッドキャストの本編でも喋って、
それこそ串さんも含めて喋ったと。
ゲスト会でした。
喋りましたけど、
あんまり72時間っぽくないフォーマットじゃないですか。
これっていうのは投与配達者についていって、
投与させていただいてるオタクの方に話を聞くみたいな。
家についていっていいですかね。
フォーマットとしてはね。
みたいな話をしていて。
投与入れていいですかね。
そういう過程で、ドライバーの人で野球をやってる。
普段は社会人野球やってるんだけど、
もやし買ってカップ麺でみたいな。
東京とか東京じゃないとかそういうことよりも、
あの札幌っていう土地を生きる人の物語だなっていうのがして、
結構良かったなと思って球員に入れてるっていうところですかね。
ガソリン界しっかりね。
和歌山のガソリンスタンド界しっかり。
当たり前ですけど燃料なんで、
その土地で生きる人っていうかね。
そういうのがじわじわ来る会。
そうなんですよね。
和歌山もそうだし、本当そういうこと多いんですよ。
そこだけに現れてるわけじゃなくて、
あとはなんだ、やっぱり結構あったよな。
あと琵琶湖とかね。
あ、ベンチ。
琵琶湖のあのベンチとか、
各地方の中でこういうパーソナル天国じゃないけど、
そうやって過ごしていくんだみたいなことが、
ちゃんと描かれてる会っていうか、
それがわかりやすい絵字からだけじゃなくて、
じんわり一瞬なぜここでみたいな。
札幌の東洋派たちも全然前後関係わかんないから、
そもそもそれなんだっけみたいなところが始まるんだけど、
結局いろいろこう密着していくとよくわかっていくみたいな。
そのなんか取材力が滲み出てるみたいな。
なんかだってね、赤羽根の駄菓子屋さんも、
ずっとあのやった面が当たらないサラリーマンの人とか出てきてたじゃないですか。
あれは特殊ですけどね。
そういうのもだってね、
あの人にとってはあそこはパーソナル天国なわけじゃん。
そうですね。
そう、そういうことも含めて、
なんかローカル感っていうところで、
でもそのローカル感とは一転して10位ですよ。
僕は10位ですけど、本山さん5位ね。
本山 5位ね。
パリのマンガ喫茶ね。
これはなんか5位にしたゆえんとしては。
本山 これはね、
まあ僕はパリ行ったからです。
そんな急にマウントを。
本山 急にマウント。
多分このパリマンガ喫茶に聖地巡礼したのは、
多分今のところまだ僕だけじゃないかなっていう。
まあそうですね。
本山 こんなタイミングよくパリ行く人もいないし、
わざわざあの場所に行く人もいないし、
店員さんと会話して出てましたよねみたいなことを
会話できるのは多分僕ぐらいなので。
それでっていうことではなく、
やっぱりね、
僕だから72時間じゃないかも。もしかしたら。
やっぱりこのマンガ喫茶を通じて、
いわゆるクールジャパンみたいなものが、
いかにも世界共通フォーマットになっているか。
日本すごいじゃなくて、
もうマンガアニメがすごいんです。
それはもう本当に同時代性を帯びてきていて、
日本の小学生もフランスの小学生も、
同時代で鬼滅の刃好き、
おしのこ好きみたいになってる時代なんですよ。
それを本当に映し出していったっていうところもあって、
これは多分みんな見た方がいいですっていう感じ。
不協会。
そうですね。
本編でも話しましたけど、
映画が誰もフランスのものだと今は認知していないように。
別にマンガとかはまだ過労死でね。
日本にそういうプレイヤーが多かったりとか、
力を持っているヒット作が多いだけであって、
それだけの理由で今日本って認識されてるけど、
あと数年後どうなんだろうみたいのは、
実際だって今アニメとかもそうじゃないですか。
日本で放送されているアニメだけど、
結局中国のスタジオでほとんど作ってますとか、
日本でも海外の人がやってるアニメーション会社が
日本の映画を作ってるとか、
そういうの結構あったりするので、
それが当たり前になってくると、
このマンガ喫茶みたいなことは、
どんどん日本性が希薄していってるというか、
薄まってきてるって思うんですよね。
それはすごいいいことだと思うし、
それが確かに今回の10位のところは、
現れてたなっていうのは、
おしのことかめちゃローカルですからね。
あんな芸能事務所のなんとかとか。
ローカル中ローカルですからね。
だから本当に聖地巡礼で行ったんですけど、
漫画と同時代性
本当にもう日本の書店と変わらない面立ちですよ。
やっぱそうなんですね。
薬屋のお仕事でしたっけ?
一人ごと?
一人ごとが売られてて、
日本と全く一緒なんですよね。
ちゃんと充実会社とか並んでて、
え?こんなの?
幼稚園ウォーズとか坂本デイズとか、
すごいあれこれ日本の書店の面出しじゃん。
みたいなことが行われていて、
最先端だと思うんですけど、
パリの中の漫画シーンでもね。
だけどこれくらい同時代性になってきてるんだっていうのもあったし、
それを裏付けるのが、
コンゴ出身の若者が就活帰りに帰ってきて、
絶対彼を育てて決めてたのが、
ピリオドの独創漫画。
これはなぜかというと、
魂は別に人種とか関係ない。
彼が言うからすごい、
フランスであっても、
彼もマイノリティであったり、
正直人種差別とか、
窓の中で、
これは魂は同じだと思える。
っていうことを漫画を通じて、
彼が言ったらすごいわかるし。
そのパワーは、
漫画期間の中で一番印象的だとはわかるんですかね。
そうなんですよね。
中国の歌詞台どころとか、
他のエリアもそうなんですけど、
だんだん場所に寄らなくなってるっていうか、
閉じたガラパゴスみたいな概念が、
どんどん崩壊してきてるっていうか、
薄まってきてるじゃないですか。
それはネットも含めて、
同時接続っていうのはすごくやりやすくなっているし、
コンテンツの配送網とかも含めてですけどね。
そういうのによって、
パリで考えていること、
中国で考えていること、
日本で考えていること、
それこそ長良川のほとりで考えていることが、
リンクするみたいな時代になってきてるっていうのが、
より作品として、
ちゃんと現れてくるようになったっていうのが、
すごく特徴としては今回思いますかね。
都市と地方の文化
でも本当にそれだからこそ、
この出てる回も含めて、
初期の72時間作品のリスペクト回みたいなのが多いと思うんですよ。
リスペクト回なんだけど、
二番戦時で終わってないのは、
山木さんが言った通りで、
そもそも時代がもう10年以上経って、
そういう同時接続性だとか、
本当に平均化してきてる社会っていうのがあるから、
今を映し出してるから、
多分その当時の同じような回とまた違ってきてるっていうのがあって、
蕎麦屋とかもそうで、
ここには載ってないですけど、
鹿児島区の方とかね、
日本外フェリーとか。
秋田の真夜中の蕎麦屋では、
10年前だったら、
新橋で撮ってるんですよ。
どっちかっていうと、
これ結構ステレオタイプな話で言うと、
新橋で真夜中の蕎麦屋は撮り、
秋田だったらスナックとかは撮ってるんですよ。
すごいステレオタイプな話ですからね。
結局仕事も含めて、
あんまり大きく変わらない、
もともと変わらないんだけど、
均一化された地方って揶揄されるけど、
均一化されることによって、
みんな悩みだったり欲望が統一された結果、
こういう蕎麦屋だったりとか、
いわゆる文化みたいなものも、
ちゃんといろんなところに広まってきて、
同じような光景って揶揄されるけど、
でも別にその光景が広がるってことは、
人間が求めてるわけだから、
それはもうしょうがないことだし、
それが2024年なのだっていう回は、
すごくこの蕎麦屋とか、
他の回も含めてですけど、
思いますねやっぱり。
逆に言うと、新橋の蕎麦屋みたいなものが、
なくなってきてることの方に、
ちょっとうって思うところがあって、
安達くんのファミレスもそうですよね。
放送界でも言いましたけど、
ザ・サンメン様みたいな、
若者の気だるげな空気みたいなものは、
もうないわけないですよね。
それは新橋の蕎麦屋みたいなところも、
もうお父さんは家にすぐ帰ってるわけですよ。
っていうのが、そっちの方にうっていうのがあって、
逆に飽きた蕎麦屋残ってて、
ありがとうみたいな感じであるから、
本当に最初に飽きた真夜中の蕎麦屋で、
やりますって言った時は、
もうちょっと、もう蕎麦はいいですみたいな。
もううどんやってからみたいなね。
うどんを蕎麦はやってるんで、
もういいですって思ったんですけど、
全然違うなっていうか、
また別の良さがあったっていうのがあったんで、
結構過去のリスペクト会っていうのは、
いい感じで効いてきてる、
2020年だったかなと思いますね。
競馬場とかね、いろいろありましたもんね。
競馬とかね。
あとは大阪コインランプリ。
あれはなんで大阪でやったのかよくわからなかったですけど。
でも今これ、
いやいやまだ、
アサクサンアンダーグラウンドじゃないですか?
僕は入ってないですけど。
入れてないの?
入れてないですよ。
よかったじゃん!
狙いすぎ?
狙いすぎなのもあるんですけど、
今の話にすごい繋がってきて、
みんな地方が均一化するから、
東京が変に尖ろうとしてる感じがするんですよ。
逆に。
東京って、もちろん歌舞伎町とかね、
いろいろあるんですよコンテンツ。
アサクサンもそうですけど。
でもそれが変に尖ろうとして、
いわゆるサイバーパンク的な世界観みたいなことを、
全面に押し出そうとするのって、
それこそさっきのパリの時に話した、
クールジャパンみたいなと同じ話なんじゃないの?
って思うわけですよ。
僕的には。
だからアサクサンアンダーグラウンドは、
もちろん場所も含めて、
区域感も含めて、
いいし、
あれはなんか、
ああいうもので別に作られた世界ではなく、
次足し次足しで作られてるんだけど、
でも、
ドライブイン眠らないと一緒ですからね。
ちょっと狙いすぎかなって感じですかね。
たぶん山口さんのその考え方が、
たぶん、
ちょっとまだ一周回りすぎてると思う。
ちょっと早い。
早い早い。
こういうのってまだ認識されてないし、
結局東京においても、
とはいえ、
じゃあ渋谷の宮下パンク見てくださいよ。
基本的にはその、
わかりやすい東京らしいっていうものが、
どんどんどんどん別に東京の中でも、
再生産されていく中で、
その再開発、再開発の隅っこで、
ギリギリ残ってるやつを、
もう今残しておかないとゾーンなんですよね。
そうっすね。
だからこれをたぶんやっていくと、
さっき山口さんが言った通り、
サイバーパンク芸人で押します、
みたいな、
尖ろうとしてるっていうのに見えてくるんだけど、
結局、
これね、
NHKの他の番組ですけど、
スコブル上がるビルっていうのがあって、
結構やっぱその、
いわゆるショーを支えていたビルみたいなのが、
どんどん解体されていく中で、
こういう場所がギリ残ってるよ、
本当にそれこそ新橋のビルとか、
池袋のサンシャインシティとか、
そういうのが一つ一つ今、
あの時のこういう思いで建てられて、
それがギリ残ってますみたいなのが、
一個一個一応停電観測される中で、
サクサアンダーグラウンドっていう、
これも別にそういう商店街として、
パッケージ切り取られてるわけじゃないのに、
あえて72時間してやってっていうところに、
一つちょっと価値は、
今2020年だからこそ、
これをやっとく価値があるかな、
価値観やるべきみたいな。
いや、わかります。
なんかそうなんだよな、
エキゾチック感っていうか、
日本っていうかアジアっていうかの感じを、
ちょっとなんか押し出しすぎてる。
ブレードランナーね。
ブレードランナー見を。
ブレードランナー下町人情。
そうそう。
架空の日本みたいな。
がちょっと出すぎてるなっていう感じがしたかな、
ってとこでランク外って感じですね。
だから僕で言うと、
割と僕の会は結構その日常会というか、
誰かの日常みたいなのが結構多いかもしれないですね。
今触れてないのだとマンモソ団地とかも、
花見川団地っていうね、
あそこの千葉のところのすごい、
めちゃくちゃ世帯数が多くて、
その団地の中に商店街もあって、
暮らす人々の物語っていうところですけど、
普通に何が起こるわけでもないじゃないですか、
マンモソ団地の話って。
団地だから昔からよくあるような商店街みたいなのもあって、
肉屋さんと1日1人客が来るか来ないかの御服屋さんがあり、
そのマンションの隅っこの方には、
子どもたちが秘密基地を作りみたいな。
人々はバスに乗られ、
駅まで向かって毎日バスの中で通勤するみたいな、
そういうエクストリームなアサクスアンダーグラウンド、
真逆の世界線だと思うんですよね。
真逆の世界線が地方の方に広がってるっていうか、
ちょっと郊外のところに、
地方までは行かないけど、
郊外の方に広がってるっていうのが、
そこに都会の人が癒しを求めて、
住んでる人もいるわけじゃないですか、団地。
今回もこの会場で描かれて、
ここはやっぱり誰かいたりするし、
都会よりも安心する気がするっていうのを言ったりするっていうのが、
すごく観光パックとして見られる東京ではない、
都会ではない、
東京のリアルさっていうものが、
逆に郊外だからこそ見えるっていうのがあって、
このマンモス団地の会は、
ここは4位にしてるっていうところです。
団地のリアルさ
アサクスアンダーグラウンドと、
マジで真逆みたいな世界線。
この辺がやっぱり僕と山口さんの思想の違い、
これまで見てきたものの違いというか、
正直マンモス団地って飽きてるんですよ。
生まれてからずっと知ってます、この世界みたいな。
その世界で生きてるってことだよね。
別に団地出身じゃないけど、
だから今団地を懐かしむっていう人も多いから、
そういう意味でも、
元々団地的な世界に住んでた人も、
これに情景を思うっていうのも分かるんだけど、
知ってます、みたいな感じになって。
確かにアサクスアンダーグラウンド的な、
下町人情がいいということっていうよりは、
やっぱり膨大な都市の中で夢を追う人だったりとか、
働く人たちが結構無造作な動きの中で、
出来上がったものみたいなものへの、
憧れというか敬意というか、
特異な店舗の紹介
凄まじさみたいなものを結構買っているんで、
僕らって昔上野の地下で寝てましたよみたいな、
おじいちゃんのこと出てくるわけだったよね。
その辺の凄みに、
やっぱりエグゾチックさを。
僕は外国人みたいなもんだよ。
東京なんで。
ネオシティ東京なんで。
上ってきてるからね。
ネオシティだわーみたいなことを、
うーんって感じる僕と、
それに飽きてる山口さんというか、
山口さんの地球のところの方が、
大枠でいくとこの先の世界。
いわば多分、
死ぬであり回帰していく部分なんですよね。
浅草アンダグラウンドは多分、
消えゆくものへの旅情みたいな。
消えゆくっていうか、
テーマパーク化していっちゃうと思うんだよね。
意味が消えていくっていうか、
形は残るかもしれないけど、
本音でやってる人たちがいなくなっていくっていうか、
大人帝国化していっちゃうっていうか、
本当にああいう感じ、
懐かしいランドみたいな感じになっちゃう、
っていうことだと思うんだ。
それがあって、
アンダーグラウンドよりも、
マンモス団地っていうので入れてる。
山口さんが今年の1位から、
バンドのハッピーエンドみたいな。
パライソンみたいな、
パーサル天国ってマジでやってましたけど、
そういうセットリストだなと思って、
昭和シティポップみたいな。
風を集めてる感じだね。
風集めてるね、これ多分。
風の声が聞こえるみたいな。
今やってますね、多分ね。
確かにそういう回、
集めてるな、多分今年。
好みがね、お互いに非常に、
結構色濃く被ってる部分も、
まあまあ多いと思う。
これだって触れなかった回で言うと、
どうですか?
玉出とか触れてないですよね。
スーパー玉出ね、大阪の24時間。
スーパーとかもだし、
あと迷ったのは、
ガソリンスタンドでは結構、
了解というかね。
僕これ今話題出てないので、
迷ったので言うと、
わらび餅迷いましたよ結構。
マジですか?
福岡のね、
わらび餅の流し屋台っていうのも、
まず企画として、
なんだそれ?って感じじゃないですか。
わらび餅自体が福岡で、
それ知ってたんですよ。
これも地域性、なんだこれにならないかね。
それだって長崎だから知ってるから。
長崎っていうか、
わらび餅屋台はちょこちょこあるんですよね。
あったんですよ。
知らないからそれ。
なに?ってなったっていうね。
なになになに?っていうので、
そろそろ悩んだっていうところもあるかな。
でもわらび餅も、
結構このセットリストっぽいよね。
この世界観ではある。
今年でもね、これいつもね、
マイベストって言ってるんで、
実際は小さい本県で、
放送まだされてないんですけど、
視聴者ランキングとして、
ということでいくと、
どうだろうな。
秋田のそばには結構入るかなと思う。
秋田でもね、1位とかの可能性あると思う。
1位はあるだろうし、
あとはべっぷの歌詞もかなり強いかなと思うんですよね。
でもね、こんなに上、
僕2位に入れてますけど、
世の中ランキング的には、
たぶんね、3位以内には入らないと思うかな。
でもどう?やっぱり人のね、
意気込みとかあるやつは、
やっぱり上位に行きやすいので、
あると思うんですけどね。
えじからもそうですし、
一瞬でわかるっていうか、
べっぷみんな知ってるし。
イメージがしやすいって結構重要ですよね。
場所を言われて、
こんな感じの風景なのねみたいな。
北系ってやっぱ強いじゃないですか。
札幌って言われるとパッと雪国になったりとか、
逆に夏だと緑みたいな、
自然のイメージがパッと来るから、
やっぱ強い印象には残りやすいですよね。
じゃあ1位予想しましょうか。
1位、でもそば屋。
俺もそば屋だと思うんだよな、今年は。
そば屋が来るんじゃない?
僕はそば屋かべっぷだと思ってるけどな。
いや、今年はそば屋ですね、僕も。
これはちょっと、
何回かやってみましたけど、
初めて意見が一致しましたね。
視聴者投票1位。
視聴者投票の予想とかって一致してましたっけ?
一回もしてないけど、
2人で見解が一致したことはない。
多分そば屋かな。
そば屋は僕は付け足しになっちゃうんですけど、
そば屋が良かったのってもう1つあって、
そういう意気地にもあんま入ってない。
実は。
これ入りそうな回だし、
そういうのが見え隠れはするんだけど、
真正面に大病がどうのこうのとか、
誰々を亡くしてどうとかっていうのは、
なぜか入ってない。
そこも謎の多効化にあふれていて、
本当に四国の世界みたいな、
お互い本当に天国みたいなところは、
実は。
この名前だけでいくとそういうのあり?
そういうのもありながらに聞こえるんですけど、
あんまない。
そこって時間の流れが違う感じっていうか、
朝が来るまでは無敵じゃないけれども、
入ってからずっと、
真夜中営業だし、
朝が来てここを出るまでは、
どうせここにいなきゃいけないみたいな人もいるわけじゃないですか。
飲みに来てとかね。
そういうのがいるから、
ずっと飲んでる誕生日の人がいてるじゃないですか。
私が主役みたいに助けかけて。
助けかけてね。
そういう人とかも含めて、
確かに多効感もありましたね。
全体的に。
そこを含めて1位行くんじゃないかな。
放送の特徴と余白
と思いますね。
それは別に納得するっていうか。
これ1位は行くと思うな。
ドラッグストは行ってくんないな。
ドラッグストはね、
8位か9位くらいだと思うな。
マニアックだよね。
それもだってチェーン店じゃないですか。
チェーン店のウェルシアでしたっけ。
新宿のウェルシアですけど、
それもやっぱり足立区のファミレスとかと一緒で、
チェーン店ローカライズっていうか、
ローカライズっていうか、
来る人の場所を表してる感じですね。
人並み押し寄せって感じかな。
その感じはありますかね。
でも1位は蕎麦屋じゃないですか。
蕎麦屋です。
あとね、
意外と良かったけど言えなかったっていうやつでいくと、
岡山の大地の恵み巨大な市民農園。
これぐらいは結構良かったよ。
大学教授が小屋みたいなところにパソコンを入れて、
ポータブル電源を入れて、
研究室になってた。
あれも含めて非常に豊かなサブスクだなっていうか。
いいですね。
あれも現代的っていうか、
僕のハッピーエンドセットリストには入んない感じですね。
稲田へとちょっと迷ったんですけどね。
稲田への方がハッピーエンド感あるんですよね。
分かります。
今回の特徴、放送の特徴でいうと、
24時間みたいなところが、
やっぱり真夜中とか24時間やってるっていうのが、
しかも、何て言うんだろうな。
必要だから24時間やってるんですけど、
本当に24時間必要ではないっていうか、
何て言うんだろうな。
心のインブラみたいな。
あることはすごく重要だし、
別に深夜とかたまでとか分かりやすいですけど、
スーパーやってたらいくしみたいな感じではあるんだけど、
事業仕分けされたら消えちゃうやつ。
そうそう。
そういう感じ。
の、24時間って、
やっぱり余白が多いんですよ。
秋田のそば屋とかめっちゃ分かりやすくて、
パラパラ人が来るとか、
マンモス団地のときも、
深夜に全部閉まったシャッター街のとこで、
大学生に出くわすわけじゃないですか。
いいですね。
あれも、
バイクマンが撮ってますみたいな。
湘南に憧れてますみたいな。
そういうことを言ったりとか、
ああいうのもすごいリアルじゃないですか。
深夜って、夜ってやっぱり余白がすごくある時間だから、
その余白さみたいなことが、
今回24時間を、
そういう事業仕分けされちゃうような業態のところに密着したからこそ、
描けたっていうのが、
今回割と僕が、
こういう、
余白界隈みたいに服中というか、
そういう、
余白中だね。
余白中な感じの、
サウナもそうだしね。
物になってるのは、
時間を急いでここにいるみたいなことよりは、
結構ゆとりがある絵もそうですし、
タイパーコスパーのアンチは多いですね。
っていうのが、
今回は場所も含めて、
そういう特徴が、
この選んだのだけじゃなくて、
全体としてあったかなっていうのは、
すごく思いますかね。
ドキュメント72時間の意義
まあ明らかにでも、
それはやっぱり、
狙ってるって言ったらおかしいですけど、
そういう思いが積み重なっていって、
この1年間になったとか、
やっぱり、
なんですかね、
ドキュメント72時間以外の、
この世の中においては、
本当に、
いわゆる、
グローバル地獄なわけですよね。
グローバル地獄だし、
不適切なことがあるが、
なぜか流行語みたいになったりとかっていう、
そういう、
がんじがらめ。
事業仕分けで言うと、
利益あることだけやりなさい、
っていうのがすごく強い。
であるのに、
要はその世の中的には、
あ、今日も出せそうなっていうところの、
ギャップでがんじがらめになってるじゃないですか。
それに、
結構対抗しようとするとっていうか、
そうなってくとやっぱり、
こういうセットになっちゃうねっていう、
これは、
NHKで、
1年間毎週流すっていうことの、
強みというか、
浮き上がるものになってきてるかなって。
72時間をやる意味みたいなところだと思うんですよね。
時代に対して、
違う価値観を提示するっていうか、
毎週何本ね、
そういうのを出せるか。
やっぱそういう余白みたいなことが、
今世の中には足りないし、
それはでもしょうがないんですよ。
だっていろんなことが早くなってるし、
決めなきゃいけないこともあるし、
みたいなのでしょうがないんだけれども、
ただやっぱこういう余白みたいな感じとか、
ちょっと今回放送時間も早まったじゃないですか。
72時間自体はね。
早まったことで、
2024年の振り返り
よりこういうことをやる意味が増したっていうか、
これを別に深夜にやるのは、
深夜にそういうね、
深夜テレビ的なゆるい感じでいいと思うんですけど、
それが10時にこういうことをやるっていうのの意味はすごく、
僕は今回の、
今年のやつをバーッと振り返ると思うところですね。
確かに。
その10時になったのって、
賛否両論多分あると思うんですけど、
そういう意味では非常にあるべき、
チューニングではあるかと思うんでね。
わかりやすくね、
去年やった大阪ショーアパートとか、
福岡のボートレース場前の酒場みたいな。
歯のない人たちとかね。
現状スリッパとかね。
あれでもいいけど、
10時にやるって言うんだったら別にそれだけじゃない。
ところで何を見せていくかっていうのはあるし、
それで格闘していく後もあって、
やっぱりさっき言った通り、
大阪のコインランドリーはなぜ?みたいになったりとか、
あと私が眼鏡をかける理由って、
ほぼなんで赤札堂に行くのかみたいな話になってされちゃった。
気象神社とかもそうだし、
全てがパンチがちゃんと入るわけじゃないところがあって。
そこがリアルだなって。
この上位で1位から15位ぐらいまで上がってくるのは、
本当にそれが色濃く出てる回。
みたいな感じ。
わかります。
そうなんですよね。
1位から10位まで振り返ってきましたけれども、
僕らの配信的には、
今年は何本くらいやったんですかね?
でも毎週やってますからね。
180回くらいやってますけど、
今年からゲスト会が始まって、
あれナンバリングしてないんで、
あれも含めて。
ゲスト会とかも、
こうやって2人で喋る以外のもので、
やっぱり外部性があっていいですね。
世界が広がります。
面白いですよね。
12時間って結局やっぱり、
正解もないし、
すごくオープンな終わり方なんで、
それを誰がどう受け取るかって、
すごく自由だし、
その人それぞれの、
これまでの人生とストーリーと繋がってくるから、
感想が全く違うんですよ正直。
そうなんですよね。
だからそれを聞いていくと、
なるほどなっていう、
新たな発見みたいなのが、
すごくある番組だなって思って、
ゲスト会って、
最初の方はね、
くしぃさんとか、
ちゃんと見ている人をね。
人に持ち寄ってもらって、
いいっすよねって話もあったんですけど、
途中からね、
全然見たこともない。
知り合いの方、
ポッドキャスターの方とか、
中心に来てもらって、
細かいこと見てほしいなという、
提案をして見てもらって、
それについて喋る。
これがね、
いいフォーマットなんですよ。
自分でね、
誰にも褒められないからね。
自分で褒めるスタイル。
自分たちで褒めるスタイルですけど。
やってますけどね。
これがね、
見たことないっていう人、
結構いらっしゃったんですけど、
これ見て、
すごいみたいな、
本当に思ってくれて、
話もすごいそこで広がって、
ただゲストの人に来てもらって、
お話を聞くこと以上に、
よりやっぱり出る。
いいっすよね。
いい話の種なんですよね。
そうですね。
なのでなってましたよ。
そう、だからそういうことを、
来年以降もね、
ぜんぜんゲスト回がまた、
やっていきたいと思いますよね。
そうですそうです。
20日間、
ファンじゃなくて。
そうそうそうそう。
どれだけ見てるかとか関係ない。
そうそうそうそう。
なんかね、
すごい見てる人が偉いみたいなのって、
嫌じゃないですか。
はいはいはい。
実際すごい見てるんですよ、
僕らはね。
そこに偉さは別にない。
そうそうそうそう。
でもなんか僕らが、
見すぎちゃってるから、
その、
トリック落としちゃってる目線とかって、
やっぱあるじゃないですか。
絶対的に。
そこをなんか、
拾えるようにして、
拾えるようにしていくと、
よりこう、
多様になっていくっていうか、
面白くなっていくと思うなと思うんですよ。
そういうね、
なんか、
世界が広がっていく、
視点とかが広がっていくっていうのを、
結構ね、
僕らもこれやり始めて、
3年くらい経ってきましたから、
そうね。
ちょっと改めてね、
広げる方向を、
またね。
やっていくのがいいんじゃないか。
確かに。
逆にこの、
これまでの、
今年のね、
点、
振り返ってもそれぐらい、
初心に戻りつつでも、
新しい、
そうですね。
またそれを来年も、
やっていければとは、
思っていますかね。
はい。
だいぶ話しましたか。
はい。
ということで、
年末のスペシャルは、
以上となります。
リスナーの視点の重要性
はい。
2024年、
皆さんお二人、
ありがとうございました。
また、
2025年も、
よろしくお願いいたします。
はい、
お願いします。
ありがとうございました。
ありがとうございました。