1. 勝手に”ドキュメント72時間”をしゃべるラジオ
  2. 第62夜 『野菜の自動販売機、..
放送回:「東京・練馬 野菜の自動販売機」(2022年6月24日放送)
00:00
真夜中コンビニの駐車場で
このポッドキャストは
一つの場所を72時間にわたって停電観測する
某公共放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が
番組についての感想や愛を語ります
今回は東京練馬野菜の自動販売機ということで
タイトルの通りですね
練馬の住宅街にある野菜の自動販売機が
舞台になってます
自動販売機って言うと
飲み物の自動販売機みたいなイメージですけど
そうじゃなくて
コインロッカー式で
お客さんがお金をコインロッカーに
それに預けるように入れると
100円とか200円とか入れると
そのコインロッカーが開いて野菜が出てくる
野菜の中に入って野菜が取れる
っていう仕組みになっている自動販売機が
練馬の住宅街で
それに密着した3日間ということになります
ということで
本田さんいかがだったでしょうか
いやーこれ羨ましいですよね
このロッカー
家の近くに欲しくないですか
いや欲しいですよ
欲しい欲しい
200円とか150円でキャベツ一束でしょ
すげー欲しいなぁ
こんなに野菜と近い生活みたいなのができるって
東京だと練馬まで行かないとないのかなって思う
なんかそのこれって結構
今回のところでよく出てきたのが
昔はものすごく働いていてとか
仕事柄とても都心にしている人が
結構その練馬の方に移り住んで
そうするとなんかこう野菜
農家さんの取れたてのものが
こうやってロッカーに入れられていて
なんかそのそうやって買うことで
日々のリズムを見ることができました
みたいな話が結構多かったなと思っていて
それぐらい東京の都心の方に住む生活っていうのを続けていると
なんていうか土のついた野菜みたいなものから
こんなにも遠慮くなってしまうのかなって
どうですか
これねその途中で東京の農地の4割が集まる練馬区っていう
そんな練馬ってそんな農地多かったんだみたいな
実はね
シンプルにそういう感想もあるんですけど
確かにこういうその
しかもこの自動販売機って24時間じゃないんですよね
実はね
これが結構僕やっぱポイントかなと思って
東京だと24時間やってるスーパーとか結構あるじゃないですか
でもなんかそれだとこの野菜
なんでこれ24時間やってないかっていうと
シンプルにここに夜買いに来る人はいないっていう
なんですけど
だからしなびちゃうから
こう一回冷蔵庫に引き上げてっていう話なんですけど
03:03
でもなんか東京の他の地区って
そもそも野菜はあんま買わないじゃないかな
特に一人暮らしとかはそういう人が多いんじゃなってて
よくその例えば最近物価が上がってますみたいな話言われて
野菜の値段がいくらになりましたみたいなの
よくニュースとかでやってたりするんですけど
正直その一人暮らしをしてる身としては
野菜の値段がいくら上がるかよりも
レトルトカレーの値段がいくら上がるかの方が
僕としては深刻なわけですよ
そうって言われますけど
それはカンビルの値段とか
そういう生活と野菜の距離感って
生活と食の距離感にすごい密接に結ぶ気がしていて
別に一人暮らししてる人が
野菜食べたくないわけじゃないじゃないですか
でも野菜は食べたいとか
食べなきゃいけないと思ってるんだけど
食べる習慣がなかったりとか
泥のついた野菜はいいなと思いつつも
接点が持てなかったりとか
でもこういう自動販売機みたいな
ちょっと面白いものがあると
近所にあるといいなって話しましたけど
あるとそれがきっかけになるというか
別に野菜ってそのまま食べられるやつもあるじゃないですか
レタスとかね
割と調理が簡単なものがいっぱいある
買って帰ろうとか
たぶんドレッシングかけ食べられるとかあるんで
そういうきっかけ作りとしては
実はすごく単身世帯にとってもいいのは思います
なんか本当に羨ましくて
特に朝にほうれん草を買いに来て
実は朝起きたらご飯炊けてなかったんで
子供が腹減ったっていうから
ラーメン作るんですけど
それに入れますって
なんか贅沢だなーっていうナレーションありましたけど
本当に贅沢だなと思っていて
朝から食べるラーメンに
ちょっとその新鮮なほうれん草を入れるっていう
そのリズムに刻まれている
それってなんか僕の中では土曜日の朝に
丁寧にコーヒーを入れるとか
ドリップコーヒー入れるとか
クロワッサンを食べるとかに近い何かがあると思って
実はそんなにオシャレじゃないと思うかもしれないけど
でもそれぐらいの丁寧さがあるし
そういう生活のリズム
ちょっとランニングの途中とね
ちょっと子供たちとの散歩の途中っていう
生活のリズムに繋がっていて
しかも当然その24時間入ってないと思ってましたけど
本当にその通りで
その街自体がそんなに深夜に野菜を買うっていう
リズムが発生しないっていう前提のもとに
もう成り立っているコインロッカーというか
自動販売機っているので
この街自体のそのリズムも含めて
06:02
すごく羨ましいものだなっていうのが
まず結構にそういう意味でも
練馬っていう土地ってすごく大事だし
結構これ日本の日本人の
なんか土地観に染み付いたものあると思うんですけど
それこそ練馬大根っていう言葉って知ってます?
聞いたことあります
聞いたことありますよね
だからこれって要は江戸時代とかは
当然練馬あたりって
江戸の周りのみたいな感じだったと思うんで
そこに結構大根が有名
江戸時代ぐらいから大根の栽培があっていて
江戸の食をその大根という点で練馬が支えていた
みたいなところがあるんですけど
なんかねこれの認識が
未だにあるらしくて
実は僕住んではないんですけど
練馬に住もうと思ってた時もあって
で地方から東京に移り住む時に
練馬に行くんですっていう話をしたら
練馬大根かあそこには大根しかないんでしょう
みたいな江戸時代の話でしょみたいなことを
結構でも一人じゃなく複数人に言われたっていうのがあって
結構その練馬のそういう面白さが
独特の土地観っていうのがあって
実際に未だにでもね
やっぱり野菜とか結構あって
今回の映像にあった通り
その住宅地の間に畑があって
そこで今大根は植わってないですけど
そのキャベツなりほうれん草なりっていうのが
あるっていうのが結構その東京都内でも
練馬ならではのやっぱり光景
で結構その農家の方が言ってたことが
すごくいいなと思っていて
いわゆるそれぐらいいわゆる住宅地
しかもその一応都内という中での
東京的な住宅地の中に
農家があるっていうある意味特殊な環境の中で
やっぱりあの農家があることによって
その住んでる人と農家の人っていうところに
つながりがやっぱりできてるのがあるなっていうのが
思うんですよね
だから農家の人もなんか
こんな畑でなんか作ってるんだみたいなことを
思ってもらえたら嬉しいっていう風に思ってたと思う
言ってたと思うんですけど
それぐらいすごい
いわゆる地産地消みたいなのにつながっている
練馬で作った野菜っていうのが
都内のスーパーに運ばれていくってことも
あるんでしょうけど
同じ土地に住んでいる横の
それこそ割っている
植えられているところから収穫されて
実際にあそこの自動販売機に入れられるっていうところを
家の窓から見ている人が
買いに行くるみたいなシステムっていうのが
流通的な意味も含めてかなり近いというか
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っていうのが実現しているっていう点で
やっぱりああいう自販機って
なんか大事なんだなっていう
ある意味思わされるというか
いやそう本当そうですね
その生産者とつなぐみたいな話じゃないですけど
それって何が重要なのか
大切かというか
印象を与えるインパクトを与えるかもしれない
僕らって極端な例で言うと
魚の切り身が泳いでると思ってるんですよ
野菜に関して言うと
どういうことかっていうと
レタスがどうやって畑に割ってるか
なんとなくわかるじゃないですか
ラディッシュってどう割ってるんだとか
玉ねぎってどう割ってるんだとか
玉ねぎの花は何だとかって言われると
その辺ぐらいが怪しくなってくるじゃないですか
レタスキャベツはわかるけどみたいな
なんかそれって魚の切り身が泳いでるっていうのと
っていう風にスーパーだけ見て
魚の切り身が水槽の中泳いでるんだよみたいな話
笑い話でありますけど
それとほぼ変わんないんですよ
僕らの認識って
それがやっぱり目の前で育ったりとか
実際その土からちょっと出てるとかね
玉ねぎが出てるとか
そういうのがあると
やっぱこう本当に育ったんだなって
売ってるじゃなくて作られたっていうか
そこって一緒なんだけど
僕らとしては一緒かもしれないけど
でもやっぱり売り物としてある商品と
作られた生産物って
やっぱ違うものじゃないですか
うんそうですよね
それはその家庭が見えたりとか
自動販売機によって
それが土が付いてるとかもそうだし
このいいなと思ったのは
これこの自動販売機に
手作業で農家の人が入れてるんですよ
だから朝一で入れてる時とかに
お客さん買いに来るわけですよね
すると今日は何が入ってるんだ
みたいな話をするわけですよ
この自動販売機って
毎回何が入ってるかと決まってるわけじゃなくて
取れたものを旬のものを入れてるっていう
ただそれだけなんで
だから入ってるものも違うし
そこでワンコミュニケーション生まれるわけですよね
それもすごい健康的というか
なんかいい風景っていうとベタですけど
なんかそのコミュニケーションこそ必要だし
自動販売機って言うと
ドライなように見えるんだけど
実はそうじゃない魅力
可能性を生み出してるなっていうのは
感じましたかね
本当に農家が八百屋やってるに近いというか
八百屋をやるほどの
やっぱり当然コストはかけられないので
いろいろあるんで
だから自動販売機っていうことだと思うんですけど
それがさっきもおっしゃって
12:00
ドライに自動で売られているというよりは
割とアナログにロッカーにものを入れてて
今回はこれがあるのかってなっていて
そのキャベツも200円だと申し訳ないので
150円なんだけど
コインロッカーは100円しか入れないので
開けた先に50円をお釣りとして置いてみたいな
そういうアナログなところも含めて
なんかこう味を感じるというか
そのものがあって
これその練馬っていうところばっかり着目してるんですけど
これ実際地方にも
そう簡単にこういうものがあるわけじゃないなっていうのはあるんですね
これはなぜかというと
地方だと逆に言うとその農地が農地ででかすぎるとか
かなりもうそれが集約されていて
そのJAのなんとか広場に人が集まるので
農家はそこには当然届けるけれども
そんなに無人販売をしてるところもあんまり多くはない
当然その無人販売で100円置いてってくださいみたいな
昔ながらのところもあるんですけど
なんかそれはそれでちょっと味気ないというか
なんていうかもうそのいらないものが置かれていて
それを欲しい人が取るみたいなのに近いものがあるし
結構やっぱ車社会なので
近所の人っていうよりはなんかそのロードサイドで
取っていくみたいなところもあるので
練馬の今回のその野菜の自動販売機っていうのが
人々の生活の今日何食べるとか
この散歩の途中で何食べるかを決めるみたいなものと
その横にある農家のもう取れたての野菜が
アナログにそこに入れられていくっていう
この2つがすごく密接している
だからこそここにしかないんだなっていうのが結構
これね真似すればいいのにって思いますよね
思いますよね
結構難しいとかありますよね
そう意外とこれ見たことあるようで
見たことないなっていう
確かに
仕組みじゃないですか
このロッカー式みたいなのって
やっぱそのこれ映像でも出てくるんですけど
子供とかがやっぱその回して
取り出したりしてる絵が出てくるわけです
何度も
ガチャガチャみたいな感じです
たぶん子供からすると
ちょっと楽しさもありますよね
そうそうそう
ちょっと楽しいし
実際そのガチャガチャじゃないけど
行くまで何があるか分かんないし
なんかやっぱ面白さ
ガチャガチャ的面白さって
絶対他の地区でもやってもいいのになぁとは
ちょっと思うんですけどね
それこそ田舎
例えば田舎とか地方だったら
駅のとこに置いとくとかね
そうそう
だから地方都市のちょっと郊外のところの農家
みたいなところだとあり得るなっていうのはありますよね
これやった方がいいですよ
みんなっていうね
そうそうだから当然それをね
やってるところもあったりはすると思うんですけど
当然ね
15:00
自分が行ったところで行くと
いちごとかでそれなりに高価なものは
割とそういう感じの
見たことあるんですけどね
梨とかね
このデイリー野菜みたいなものが
人々生活圏の中にある
これのためにそこに行こうっていうことっていうよりは
やっぱり日々の
徒歩圏内とか
チャリ圏内みたいなところにあるよで買ってくか
とか子どもがちょっと回して買う
みたいなあるとかっていうこの距離感かって言って
昔はちょっとそういう似たようなやつで行くと
やっぱ豆腐屋さんとか
そういう機能あったんだろうなと思うんです
そういうのがスーパー的なものによって
全てなくなっていく中で
意外とこの野菜自販機なら行けるのではっていうのが
この回をちょっと見ていて思う
でもこれ思ったんですけど
これ野菜でも相当種類作ってますよね
この吉田さんでしたっけ
意外とね
こんなだって一軒の農家で
こんな何種類も野菜作ってるって
相当広いじゃないですかと思ってる
季節によってね
それもすごいなと思うんですけどね
そのやっぱり一つにした方が
一つっていうか正確に言うと
シーズンごと一つとかなんだろうけど
その偏りが出ちゃうから
何にしたら効率的じゃないですか
その出荷するとか
何で考えたらレタス畑とか
それとキャベツ畑みたいにした方が
でもこの種類作ってるってことは
割とこうアナログっていうか
バラバラだと思うんですよ
広いは広いだろうけど
そこもね生活に根差した農家っていうか
生産もちろん生産はするんだけども
食べるために作っているっていう感じがして
いいですよね
そういう意味ではやっぱりその面積的にも
やっぱ農地としてはやっぱそれなりに限られている
そうですね
でもその中でもただの効率を
求めるというよりは
結構その暮らしに根差した作り方なのをしてるな
だから結構その
分からないですよ
当然その練馬っていう土地柄って
よくわかんないですけど
皆さんがその来た人が
何ですかこう
なんていうんですか
住みたい町ランキングで上位だからとか
住みたかったからではなく
割と多分その自分の生活のスタイルで
必要に駆られて住んでみたっていう感じがする中で
その割にみんなここに来てる人たちは
その悪くない顔をしてるというか
要は熱望して住んだ町ではないけれども
本当に住めば都の状態で
なんかいい町じゃんみたいな顔をしているっていうのが
すごい印象的だったなって思う
そこをその形作ってるのが
この自販機みたいなところが
18:00
ちょっと象徴してるんじゃないかなっていうのは思います
なんかこういうその
町における一つの
なんていうんだろう
ギミックっていうか
うん
こう仕掛けというか面白い場所
でこう
日常の中に一ヶ所あるだけで
だいぶ生活が変わるなぁと思ってて
ドキュメント72時間で言うと
水汲み場とかそうじゃないですか
小金井でしたっけ
小金井の水汲み場
小金井の水汲み場とかもそうで
あれもその水汲む場所っていう
水道その会でも言ったんですけど
別に水道ひねれば水は出るわけじゃないですか
日本は
なんだけど水汲み場でやっぱり
水を汲みにくる人がたくさんいるわけで
そこで水を汲みにくるっていう行為が
価値を生んでるっていう話ですけど
これもねなんかその
野菜何があるか分かんないからこそ
ここに来て
でしかも子供とかと一緒に来てたりね
ランニングガイリーに立ち寄るとかね
そういうその今本田さんが言ったみたいに
迫られてというか別にこれ目当てで
引っ越してきた人は誰もいない
って言ったらあれだけど
別にいないと思うんですよ
野菜自販機あるから
練馬来たみたいな人そんなにいなくて
でもやっぱこういうのがあることによって
ちょっと帰りに寄ってみようとか
そのね日常の中にこう隙間が生まれるというか
そういう余裕が生まれるというか
別にそれはなんか5分かもしれないし
10分かもしれないけれども
なんかちょっとそういうその日常の生活で
自分の意図しないものがちょっと入る
ランダムな野菜で
それこそランニングガイリーによる
男性は見たことない野菜買って
どうやって調理するかわからなくて
奥さんに怒られるみたいな話も
この回出てきますけど
みたいななんかね
それぐらいのそのちょっとした冒険だったりとか
知らないもので出会えるみたいなのがあって
自動販売機も水汲み場もそうですよ
こういうのがあると豊かになるって言うとね
そのありがちな表現だけど
でもその通りだなと
だからまあ普通に言えば
例えばスーパー行くとか
そういうもので
そのいわゆる効率の良い対策っていうものは
送れるはずなんだけど
そうじゃないアナログであったりとか
まあそういう自分で決めれないというか
その絶対この野菜があるわけじゃないっていう
そのランダム性みたいなものがあった方が
人は意外と生き生きとリズム感を感じているっていう
なんかこの回を見ると
やっぱり見えてくるものがあるっていうのが
一番大きいですよね
それは思います
欲しいんですよ
最初の話に戻ると
だから最初の話に戻ると
そうなんか的なものがね
必ずしも野菜じゃなくていいんだけど
そうそう
なんかこう的な今日ちょっと覗いてみるかなとか
今日はこれなんだみたいなやつが
21:01
なんか欲しくなってくるんですよ
あの1000円入れると何が出てくるか分からない
お宝自動販売機じゃダメなんですよね
あるじゃないですか
それとはちょっと違うんですよね
じゃなくて野菜自動販売機みたいなね
それぐらいのなんか一応
食べてたりとかね
役に立つというか
日々の生活に役に立つ
水汲みはなんかエッセンシャルすぎて
ちょっとなんかあれなんですけど
野菜とかね
種類もねやっぱり色々あるので
そうそうそう
そういうのはいいですね
これもね
さっき途中も出ましたけど
みかん専門店とかじゃないってのがやっぱポイントですよね
そうそうそうそう
いちご専門店とかじゃなくて
ちょっと贅沢感がね出ちゃうというか
そこはぜひ我々の住んでいる町にも作ってください
ってことやっぱり
はい
じゃあ以上となります
ありがとうございました
ありがとうございました
ご視聴ありがとうございました
22:10

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