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[音楽]
真夜中コンビニの駐車場で
このポッドキャストは一つの場所を72時間にわたって停電観測する
某公共放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が
番組についての感想や愛を語ります
[音楽]
今回は新潟 翡翠探しの海岸でということで
ゴールデンウィーク中ですかね
日本海側の新潟県のとある海岸で
翡翠が探せる海があるということだそうです
当然どこを賢に落ちているというわけじゃなくて
ずっと探しててやっと見つかるか見つからないか
もしくはこれが翡翠だと思っていても
全然違うのがいっぱいあるというような中で
家族連れとかゴールデンウィークなのです
そういうところも含めて遠方からも探しに来る人がいると
そんなこの特殊な海岸の3日間に密着した回になっております
山口さんいかがでしたでしょうか
翡翠拾いに行きたいですよね
行きたいですね
拾いに行きたいですねこれね
行きたいですよね
翡翠探しの海岸でってタイトルで
翡翠拾える海岸なんですけど
拾えないんですよねまず
今回一回見てると見た方わかると思うんですけど
拾えないしそもそも拾った意思が翡翠かどうか分からないですよね
ほぼ見分けがつかない
それを知るためには休憩スペースにいる
謎の鑑定士の人に頼まないと翡翠かどうか分からないと
そんななんかRPGみたいなことあるって感じじゃないですか
そんな世界観がある
その隣にその翡翠取れなかった人のお土産として翡翠を売ってる人たちがいるわけですよね
そうそう
すごい世界ですよね
こんなって言ってもあれですけど
こんな特殊な世界がまだこの令和の日本にありますっていうところがすごいので
それを見に行きたいっていうのが行きたい理由の一つですよね
しかもこれその本当取れないわけじゃなくて
途中出てくるんですけど
観光バスの運転手の人とかは取れたら売りますって言って
5、6個まとめて20万になりましたとかって人いるわけじゃないですか
だから実際に取れてる人もいるわけですよ
そう
そこが夢あるところですよね
そう実はちょっとその夢もあるということで
本当に取れないのを無駄にしてる人ばっかりではなくて
ガチ勢がいるんですよね
そうガチ勢
ガチ勢にはしかも共通したメインの装備があって
お玉に棒をくっつけて
穴あきお玉みたいなやつで海水というか海岸水を拾って
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当然長時間腰を曲げて砂浜を探してても
腰が痛いからたぶん理由で棒をくっついたお玉をやったりとか
濡れないような海水ズボンみたいなのを履いた人っていうのが結構いて
それがどうやら共通装備らしいということで
ガチ勢の装備の横で何ていうか
同僚同士でキャッキャン風とか家族同士でっていう
エンジョイ勢みたいなところの
どっちもが同居しているっていう様がすごく面白いというか
いいですよねだってガチ勢は朝5時とかから探してますからね
見えないよね
見えますかとかってあんま見えないとこあって
意味あるのって話
3時とかからやってる人いましたからね
先生高校の初動の先生ね
これって実はというか
番組の中でも紹介されるんですけど
なんで撮れるかっていうと
源流の方には実は
天然記念物とかに指定されている
秘水峡みたいなのがあって
本当のね秘水峡があって
本当はそこで秘水が撮れるんだけど
もちろんそこは一般の人が入って撮っていいところじゃない
それがだんだん何千年というペースで
川から海岸に押し出される時に
紛れるような原石っていうのが
どうやら海岸に少し広がっていると
それを撮れるよっていうところなので
なんというかその
いわゆるゴールドラッシュではないわけですよね
そうなんですよね
もうすでにというかゴールドラッシュの時代は終わっているし
その場所自体は厳密にはゴールドラッシュの場所じゃないんだけど
なんかでもゴールドラッシュの気分が
日本で唯一味わえる場所みたいな
ところが雰囲気としてすごい出てるっていうのがいいんですよね
いやーレジャーとして最高ですよね
秘水峡の
あの潮干狩りとか
イメージしにくいけど潮干狩りと一緒ですよね
やってることは
土掘り返して貝探すのと一緒で
そこにある石拾ってこれが秘水かどうか見て
綺麗そうな石を取っとくみたいな感じですよね
でもほとんどのエンジョイでは
最終的にその日の多分終わりには
秘水を見つけたかどうか
そして見つけたやつが秘水だったかどうかっていうところには
もうほとんど興味を示してないんですよね
これが秘水かもしれない
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持ってったらその鑑定士の人に
これは違うねって言われて
あー違うかーみたいなリアクションをする
でもう一回探す
でだんだん探していくうちに
これは秘水ではないらしいが
なんか自分が見つけた特別なちょっと綺麗な石として
記憶に残る思い出に残るっていった形で
私だけの特別な石になっていくっていうのを
その記憶と思い出とちょっと特別な石を持って帰るっていうので
おそらく満足して帰っていて
本町天灯だけど本町天灯じゃないというか
秘水探しの真髄はそこにあるみたいなところが
見てると浮き彫りになっていくって感じがする
これあとやっぱ秘水探しいいのが
秘水探しレベルって普通みんなゼロなんですよ
秘水探したことないから
だけどこれ2日目に出てくるんですけど
石博士の子供出てくるじゃないですか
海に落ちている石が落ちてる海が好きっていう
不思議な子供が出てくるんですけど
その子供とかも秘水探しレベルすごい高いわけですよ
僕とかに比べば圧倒的に高いわけですよね
なんかその秘水探しって誰もあんまりやったことないからこそ
やっぱこうそういう本から得た知識とか
実際道具作ったノウハウとか
そこで頑張れば頑張る分だけ
秘水マニアになっていくっていう
探求したらもしかしたらリターンがあるかもというか
リターンを得られる確率が増えていくみたいな
希望がある感じがいいですよね
その何て言うんだろう
真のゴールドラッシュを目指すんであれば
当然現代社会においてはもっと他のゴールドがあるわけなので
そういうか何時間かけても
うまくいった時で20万とか言ってたら
それに相当な時間費やすわけじゃないですか
でも結局今の資本主義社会において言えば
コンビニでバイトした方が絶対
費やした時間分のお金は秘水探しより儲かると
そうですよ
だけど何かの間違いで
ものすごく素晴らしい秘水をゲットできる
かもしれないっていう夢とロマンによって
探す時間が苦痛じゃないというか
それは労働ではないか
常に可能性を探しているという作業というか
みたいなのが今の日本社会において
ここにしかないんではないかと思わせられる
仕掛けがあるんです
どう考えても交通費の方が高いじゃんみたいな人結構いますからね
そうですよ
滋賀から新潟来ました
絶対秘水じゃそれ払えないよみたいな
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そういうのありますからね
だけどそういうことじゃない
それはねわかります
公平性がいいっていうのが途中で出てきましたけど
栃木から来て車中泊200人に3泊してるっていう人が言ってましたけど
確かに言う通りで公平ですよね
あるよね
そうそう
スキルとかもちろん道具を持ってる持ってないっていうところはあるけれども
それも別に高いわけじゃないし
お玉買ってきて作りゃいい話だからできるし
そういうね公平だし可能性があってロマンがあっていい場所ですよね
やっぱここ僕がこの回でやっぱ気になったのは
官邸紙とその隣で売ってるブレスレット屋さんですよね
そうっすね
やっぱね
そうこうですよねやっぱり
あれはちょっとなんか令和にあの感じあるんだっていう感じですよね
そうあのなんていうか絶妙に怪しいんですよね
そう
絶妙にね
なんだけどでも官邸紙の人があそこにいますって言ったら
あの人に見せるしかないじゃないですか
秘衰かどうか知りたかったら
その人に秘衰じゃないって言われたら
秘衰じゃないのかって思っちゃうじゃないですか
本当か嘘かわかんないけどねそれはね
でもそう思わせるなんか雰囲気があるし
あの場所なんかちょっとこう屋根があってベンチがあるだけの休憩所みたいなとこにいるのも本当っぽいし
あれもいいですよね
あの変な話それこそその資本主義みたいな話だと思うんですけど
もうちょっと周りとかその場所を含めてサービスに置き換えられている可能性ってあったかなと思うんですよね
それこそそのいわゆるその何十分いくらとか入場制みたいになってて
でもなんか一応その代わりもう既に選定された秘衰がどこかにちょっと埋め込まれてるみたいなもので
まあ持って帰ってもいいですよとかそういうのがあったりとか
もしくは周りにそのもっとその秘衰ブレスレット屋さんみたいな
いやそうっすよね
もうちょっとなんかオフィシャルみたいなやつとか
なんかあの秘衰ゆるキャラみたいなのとかいうのがバーって連なってるかというと
結構そのドローンとかで引いた絵とかが出てくるんですけど
割と普通に何もない感じなんというか寂しい感じ
そうですね
高速道路というか有料道路っぽいとこのインターンすぐ下みたいな感じになってて
そこにはその鑑定士とブレスレット売ってるおばさんだけがいるみたいなその世界観が
今も存在するんだっていうところのバランスに活性です
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本当なんかあの
乳の子探しみたいなことで
乳の子探しって今も別にやってる人いないじゃないですか
ちょっと伝わんない人もいるかもしれない
乳の子ってそのあのなんていうの太った蛇みたいな
幻の蛇みたいな
未確認生物
要は乳の子見つけたら何億あげますみたいなのが
その一時期ね90年代とか10年代
10年代もギリギリあったかなくらいの感じで
ブームになったんですよね
それってその乳の子見つけたら何億みたいな何千万みたいな検証品かかったりとかして
みんなつい最近そのなんか乳の子ブームとはみたいなやつを見たんで
この話してるんですけど
やっぱあれはその山々にみんな乳の子探しに行ってたわけですよ
当時の映像とか見るとすごい数の人が
本当そう
だからその最初のモチベーションとしてはこの翡翠探しみたいなのと一緒で
一匹見つければ何千万みたいな気持ちで行ったんだけど
乳の子が何で捨たれちゃったかっていうとやっぱそのメディアが煽り立てすぎて
もちろんその山の問題もあるけど
そのもともともないことを言うと見つからなかったからだと思うんですよ
乳の子が捨たれた理由って
翡翠探しは翡翠はたまに見つかるんですよ
やっぱり小さな成功体験なんですよ翡翠の方が
だから今も続いてるし
石間もすごい有名な場所じゃないですか
これ途中でも出てきますけど
息子が読んでる石の本の中で知ったみたいな
で来てる家族とかいたじゃないですか
石間に家の間では有名だけど普通の人は知らない場所みたいな
そういうマイナー性もあって
その乳の子みたいな感じで山あって稲荷子捨たれるとかじゃなくて
あれもだって乳の子探しによって環境山が破壊されたりして大変だったらしくてあれも
結構あれも洪災がすごいらしいんですけど
翡翠探しも別にそんなに荒れることもなく
映像を見る限りはですけどね
そういう今後もこうひっそりと
翡翠を求めて探しに来る人が
世の中に集まるような場所であり続けてほしいなと思いますね
そのだから乳の子ってゴールドラッシュ的な夢の
やっぱエクストリームな例だったと思うんですよね
ここで言うと逆に翡翠峡っていう翡翠が取れるところ
源流のところに行くと
そういうそこに何というかちょっともう完全に犯罪ですけど
隠れてでも密流に行くみたいなぐらいのやっぱエクストリーム感が土に残ってあると思うんですよね
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この片谷今回の翡翠探しって
なんか変な話
多分そこで実際には翡翠いくとか取ってるでしょうし
元のところでね
そういう資本化される宝石としてなっていく翡翠とは違って
本当にこうもう人間では押し上がれない長い時間の中で
海に押し出された
もう捨てひすいみたいな
そうですよね
だから基本的な価値はもうほぼない
その取る労力も含めてみたいなものを別に探してもいいですよみたいになってる
それを結構たくさんの人間が真面目に探しながら
それぞれの意味を得ていくっていう
壮大なストーリーがあるなっていうのがあって
それをちょっと考えるだけで面白いっていうか
それが存在していて
それこそ土の子みたいにエクストリームじゃなく
残っていってるっていうのがすごく面白いなと思うんですよ
なんかこれ探してきてる人って
翡翠が好きなわけじゃなくて
宝石としての翡翠がね好きなわけじゃなくて
翡翠探しが好きなんですよね
ここ結構ポイントですよね
翡翠を探している時間というか
本当にそれこそ大地とつながってるみたいな雰囲気もあるし
石をそれやって何というか苦労して
やっと見つけたものに対する愛着とか
それこそ最後らへんに翡翠飲みながらビールいけますよとか
言ってくるじゃないですか
あれは翡翠なら当然何でもいいわけじゃなくて
あれは当然自分が長い時間をかけて探して
ある時に見つけることができた
自分だけの翡翠だからこそそれでビールが飲めるんですよね
そういう仕掛けがしてあるっていうのが
今回の翡翠探しの妙みたいなところだなって
本当そうですね
翡翠探したいですよこれは
探したい
これはねやっぱ探したくなりますよねこれ見ると
翡翠探しの会が本当に冒頭の方でも同僚で来てて
一人が言い出して怪しいと思ったみたいな
あったと思うんですけど
ただ単純に翡翠探しの海岸があるらしいよ行こうって
マジちょっとやばいなって
セリフだけ取ったらねそうですよね
ただ多分これは確実に行った人にしか分からない
何かがそこにあるっていうのが
如実に伝わってくるなっていうのがあります
すごいいい場所ですよねこれは
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やっぱでもそれに取り憑かれると
朝3時から探しちゃったりするんだろうなっていうのは
分かりますよね
気持ちが何て言うんだろうな
一気に最初から聞くと
なんで真っ暗なのやってんだろうって思うんですけど
そう考えていくと
3時から探したくなる気持ちも分からないではないですよね
それこそのガチ勢の人も含めて
結構その趣味というか
心のメンテナンスとしてやってる感じもすごくあって
途中当然アニメーターの方が
少し心を病んでしまって
ちょっと回復というか
もうかねてじゃないけど
自分の中での思考を
ひすい探してますみたいなところがあったと思うんですけど
そこも含めて結構
いわゆる現代社会につかれて
スピリチュアル的な意味ではなくて
ひすいを探すという
何も労働ではないんだけど
だけど自分だけの時間で自分だけの思考・作法があって
すごく今の苦しい世の中に効くんでしょうね
だから朝から探しても
辛くないっていうか
そうやって日々を続けられるみたいなところがあった
手触り感みたいなのがありますからね
当然ねそこは
ひすいを探すっていう
海につかるとか
砂利を踏むとか
そういうその
やっぱその手触り感みたいなものは
それこそアニメーターの話は対照的ですよね
アニメってやっぱその手触り感
手触りは実際ないわけじゃないですか映像だから
それがやっぱこの手触り感みたいなものを通すことで
アニメでは得られない手触り感によって
回復していくみたいなのは
全然わかる話だし
本当そうです
実際その手触り感は重要だから
だからこそねアウトドアとか最近流行ってきたりしてるのも
多分そういう話があったりするわけじゃないですか
結局アニメも
手触り感が出せないアニメだからこそ
手触り感の重要性を知って
手触り感をどうアニメで出していくのか
みたいなことだと思うんですけど
それを多分
辛くてきつい彼に言っても
実感が湧かないだろうし
なんかこう
そういう言葉だけでは伝わらないものが
別に誰から勧められたわけでもない
悲しい探しっていうことによって
少し多分
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わかっていくのかなわからないけど
そういった出会いがあるっていうのは
いいことだなっていうところなので
これ難しいですよね
そうやればいいっていう
誰かのアドバイスでそうなるものでもなくて
自分自身がそうやって
偶発的に悲しい探しと出会うっていうことによって
回復していくのかわからないけど
そういう物語になっていくっていうのが
非常に面白いですよね
なんかこういうその
やっぱロマンがあることっていいですよね
殺菌とか
特偽埋蔵菌とかね
なんか土の子とか別に何でもいいんですけど
なんかそういうやっぱロマンがあることと
その手触り感みたいなのが
いいバランスでこう掻き漁ってるんですよね
これ多分悲しい探しで
特偽埋蔵菌はやっぱ凡能度がちょっと高い
そうですね儲け体感が強すぎるからね
やっぱり
みたいな感じだなと思いますね
ですからね
はい
こんな感じですか
はい
はいじゃあ今回は以上となります
はい
ありがとうございました
ありがとうございました
はい
はい
♪