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2025-05-30 27:43

第185夜 『西柳ヶ瀬商店街、ネオンの灯らないシャッター街。』

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放送回:「岐阜・西柳ヶ瀬 “シャッター街”ブルース」(2025年4月18日)

サマリー

岐阜の西柳ヶ瀬商店街に密着した3日間の記録を通じて、多くの店舗がシャッターを下ろした商店街の現状を探ります。このエピソードでは、かつて賑わった街の衰退や再生の可能性について語られ、特に夜の風俗街としての歴史が強調されています。西柳ヶ瀬商店街はかつての賑わいを失い、シャッター街となっていますが、往時のネオンの光景や地域の人々の歴史がそこに存在します。再開発や文化の変遷を通じて、欲望と商業がどのように結びついていたのかが考察されます。西柳ヶ瀬商店街の現状について、ネオンの灯らないシャッター街としての問題点や人々の思いが語られます。商店街の歴史と未来の展望について、さまざまな視点から考察が行われています。

シャッター商店街の現状
真夜中、コンビニの駐車場で。このポッドキャストは、1つの場所を72時間にわたって定点観測する、
某公共放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が、番組についての感想や愛を語ります。
今回は、岐阜 西柳瀬 シャッター街ブルースということで、舞台はですね、普通の商店街ではなくて、
9割近くのお店がシャッターを下ろしている、いわゆるシャッター商店街に密着した3日間となっております。
そんなちょっと変わった3日間の模様を、本田さんいかがだったでしょうか。
はい。いやー、日本一のシャッター街に潜入しましたね。
これ、ちょっとその、いや普通だとやっぱりありえないというか、わかりやすくこういうのって、例えば長崎のね、軍艦島っていう場所、廃墟マニアに有名ですけど、
ああいうこうもうね、その炭鉱がなくなってしまって、取り残された島かつその建物たちみたいなものだったら、
まあこんな感じでちょっとまだ残ってるんだなーってわかるんですけど、あの岐阜駅の目の前ですよ、なんでこんなことになってるんだっていう場所を、
ちょっと自分も昔からそれ思ってたんですけど、まさかそこに3日間張り付くとはというか、
あの、英団なのか、島寄ってるのかわかんないぐらい。
面白いっすよねー。
あれだけでかい商店街でなかなか人に会わないっていうのも、めちゃめちゃ珍しくないです。
だって300メートルぐらいあるってね、書いてましたけどね。
いや、もうめっちゃでかいですよ。あの、実際あの、話の中でもあったかな、なんかあの、いや昔なんてこんな人ぶつかるぐらいだったよみたいな言ってたじゃないですか。
あの時のおじさんとディレクターの距離めっちゃ離れてたじゃないですか、っていうぐらい、あれめっちゃ大きいんですよ、規模的にアーケードとしては普通に、あのと幅の広さというか。
なのにあそこまで、だって9割それなのにシャッターってすごい状況じゃないですか。
すごいっすね。
それがまだ残ってるってこともまあすごいんですけど、
しかもね、途中その実際のシャッターの中開けたら、昔のそのキャバレーみたいなところが本当に明日にでも営業しそうな感じで残ってるとかね。
夜逃げしたから全部グラスとかボトルとか制服とか名刺とかそのままなんすよね。
そう全部。
あんなタイムマシーンが県庁所在地の駅の目の前にあるわけですからね。
いや本当ね、別にできるかあれじゃないですけど、お金あったらあそこ買ってなんかしたいなって思うぐらいいいですけどね。
最近結構そういうので盛り上がってるみたいですね。
実際中でも何でしたっけ、全員アートみたいなの。
ダンスパフォーマンスね。
空き家で貸し切ってやるとか、あと今そういう開いたそのシャッターの中開けてみてどうだみたいな、いわゆる軍艦島ツアーみたいなそういう物件ツアーとかも結構人気らしくて。
割とちょっと注目され始めてはいるんですけど、まあでもそれもマニアなので、やっぱなんか通常の商店街の土地の使われ方としては全く違うわけですよね。
なんかそれがすごいこんな状態で残ってるのもすごいし、今回ね、題名もいいじゃないですか、なんか西矢流せシャッター買いブルースっていうことで、なんかもうブルースもすごいBGMもふんだんに使われてて、
なんかこれこそ72時間だなっていうか人少ないなりに、めちゃめちゃもう絵がもうエモいからもう基本的には。
そうですね。
すごい良かったなあこの回。
なんかこう、今回のその西矢流せ商店街って、いわゆるこう普通の商店街じゃなくて、まあその風俗とか夜の商店街って感じですよね。夜のそのナイトの街というか、もともとそういう感じ、プラスもちろん普通の商店もあるけど、
それがなんか浄化作戦で、国体でしたっけ、国体かなんかの浄化作戦でだんだんそこの風俗店がなくなって、でそれとともにこういう商店自体もだんだんこう衰退していったっていう話ですよね。
商店街の歴史と衰退
もともと昭和からでいくとその繊維系の豚屋街っていうのが多く、またね岐阜駅の近くのところにあって、まあもう本当にそことセットで、要はそこにこう豚屋さんに買いに来た買い付けに全国から人が集まって、
まあもうそこで商談およびそういった夜のお店みたいなところで遊んで帰るっていうのがセットっていう街としてもうそこがセットで盛り上がっていった中で、まあ本当にそういう繊維業みたいな豚屋街みたいなのが衰退して、
いやーいいっすよね、そのね18歳未満立ち入り禁止のあれが入っててね、そういう店だったかなみたいなね。
そういう店だったんだなみたいなね、これだってもうこの西柳瀬のその場所が気になりすぎて調べましたもんね、やっぱ終わってからこのタイミング見てから。
でもやっぱり知らなかったですか?
知らない知らないです。
まあ僕は岐阜に住んでたんでね、もちろん。
そして僕も結構レトロマニアでもあるので、一回友達と中には入れないですけど、壁とか途端の写真を撮りに行こうっていうので、撮りに行きましたよあそこに、練り歩いて。
裏口とかの方にもあるとすごいもう本当に昭和を感じる風景がたくさんあって、その写真を友達と撮ったりとかしたこともあるんですけど、僕はねNHKマニアですから見逃さないですね。
しっかり全国放送で岐阜ヴィンテージ以降というですね、このドキュメント72時間の放送に合わせて、岐阜製作で作られたものが全国放送で再放送されていて。
やってましたね、はい。
欠かさずそれは録画してですね、チェックしてますんで、西柳瀬の72時間では語り尽くせなかった色々っていうのが全部あるんで、ぜひ見てほしいんですけど。内容的にはね、あれ見ました?それ。
いや見てないです。やってるのは知ってたんですけど見てないですよね。
あれね、多分山口さんこそ好きな内容でしたね。
本当に。
結構ビル出てきたじゃないですか、それこそああいう中が廃墟になってるみたいな。
いいですよね、シャッター開けるとね、1階が中国エステって書いてあってね。
そういうとこだったんだなみたいな感じですよね。
あれのね、本当になんかその老舗のキャバレーとかね、あとその豊野街の方にも行って、豊野街のその1階のなんかそういう事務所と上県住居みたいな、どっちも見て回るとかっていう。
でその屋上に行ったらなんか館舟を模した建物が造築で作られてて、ここで宴会してたのかなみたいなのとか。
本当にあれです、海に眠るダイヤモンドみたいな話でした。
これなんかこの西山から調べたんですけど、銭湯があったらしいですね。
そうか、もう僕ごっちゃになってるんですけど、72時間じゃない方のヴィンテージ以降では銭湯が出てくるんですよ。
そうですよね、これすごい有名な銭湯らしいですね、明治から120年しかも2階にあるっていうね。
そう、それも当時そのやっぱり西山長瀬の起こりとしてはやっぱり裕閣らしいんですよ。
明治時代は裕閣っていうところから始まって、その裕閣のその大門のふもとにある銭湯屋さんっていうところがその老舗の銭湯ってことでスタートしていて、
当然その西山長瀬商店街としてやっぱりこう近代化される中でそのビルのところに移転されたらしいんですよ。
そこにも銭湯するんですけど、もう意味わかんないですよ、本当に雑居ビルの2階みたいなところに急にドアに男言うって書いてあるんですよ。
いやすごいですよ、だって2階に銭湯があるってあんまり聞かないですよね。すごいなと思って。
魅力と再生の可能性
ヴィンテージ以降の回は本当になんか僕もホクホクしながら見てたんですけど。
しかもあれですよね、そのNHKでやったかあれですけど、銭湯の真ん中が高くなってるんですよね。排水口が左右にあるんですよね。
そうそう。
それがその感染症予防でね。それもすごいなんか本当にこの街らしい銭湯のあり方というか、すごいなと思って。
バックヤードに大量の仕入れた赤間虫ドリンクが残されてたりとか。
ぽいな。
牛乳じゃなくて赤間虫ドリンクなんかいっていうね。いいですよね、そういうのが残ってるっていうのも見たし。
実際ね、結構72時間に出た人も出てるんですよ。
そうなんですね。
ヴィンテージ以降の方にも、その一番最後のスナックを運営されてる。
つよしですか?インスタグラマーのつよしじゃない。
つよしは出てない。つよしみたいなものを弾けるのは72時間では。
あゆのミュージックビデオを真似して、あゆにストーリー投稿されてバズった、つよし。
つよしね。
つよしじゃない。
かわいらしくインタビュー受けてたら、「おい、つよし!」って本名で呼ぶなよって言う。
つよしは、つよしを弾けるのが72時間。
だから投資で見てほしいんですよね。
つよしも出てこないし、僕がやっぱり一番いいなと思ったのは、清掃アルバイトのおじさん。
1月1万ちょっとのバイト代でね。
そう、バイトで商店街の床を履いてるんですよとかって言って、もう最終職だとこういうのが気楽でいいですからねみたいな。
なんかやたらオシャレだなこの人って思って、頭にかぶったハットを見たら、ステューシーのバケットハットかぶってるんですよ。
え、なんでこのおじいちゃんはステューシーのバケットハットかぶりながら清掃のアルバイトしてるのっていうね。
そういうプライドがあるんですよ。
だから若者に顎で使われるとかが気に食わないみたいでしたじゃないですか。
そういうことはあるんですよ、やっぱり。
こっちとらステューシーのバケットハットとかね、やっぱあれがいいんだよなとか、
まあああいう人たちがやっぱりマイクをめけられるっていうのが72時間らしさでね、今回もよかったですし。
西柳ヶ瀬のネオンと賑わい
あとやっぱネオンがね。
普段はもう今消えちゃってるけど、つけてくれたネオンですよね。
アーケードのその天井に本当に七色のネオンみたいなのが、
もう本当に商店街一帯が本当に夜の街みたいな、ダンスホールみたいな怪しい鈍い輝きを光るネオンが、
普段はついてないんだけど、72時間が来たのでせっかくなのでということでついて、なんかエモーショナルなね、スローモーションに入るんですけど。
普段72時間でスローモーション否定派の私が、もうこれはしょうがないと。
しょうがない?
そう、これはそれはそうよと。
はいはいはい。
これは許すというか、これを待ってたっていう正しい使い方だと。
うん。
いうので、いやーいいネオンでしたけどね。
いやなんかそうね、今回の商店街ってもちろんですけど、その商店商店でやっぱ人が働いててね。
で、まあそれだけのにぎわいがあったってことじゃないですか。
はい。
で、なんかそういうのが別にこの西柳瀬だけじゃなくて、いろんな全国各地にあって、
それがなんか、今まあシャッター化しちゃってる部分ももちろんこの西柳瀬含めてありますけど、
なんか当たり前ですけど、そういう商店街があったことみたいなのがなんかすごいなっていうか、ちゃんとこうなんて言うんだろうな。
なんかこんな300mもアーケード作ってなんかよくやってたなみたいな気持ちはしますけどね。
なんか誰かが手を振ったわけじゃないじゃないですか、その開発。
商店街の歴史と人々の決断
もちろんアーケードやろうみたいなのは言ったんだけど、今の再開発みたいにディベロッパー誰かがいて、
でなんかもうこういう計画でこれやります、これやりますっていうのじゃなくて、
ボトムアップっていうかね、みんなで商店を盛り上げていくためにアーケードを作ろうってなったりして、でこうやって作って、
その中で今本田さんが話したみたいに、じゃあなんかネオンをやってスタープレイスっていう名前にしたらいいんじゃないかみたいなことが多分決められたわけですよ、その商店街の中で。
そういうことを思うと本当になんかいろんな人々の決定の歴史というか、判断の歴史、決断の歴史というかがなんか詰まって今に至ってるんだなみたいなのをマジマジと感じますよね。
まあでも商店街とかあんまりなんかこういうこと言うのもあるんですけど、ボトムアップっていうかまあ青年会とかですよね。
そうそうそう青年会とか、だから若い人がねみたいなね。
まあ若くないんだけどね。
青年会だからね。
青年会という名の中年というか、当時も含めてね。
いわゆる地元の名師的なものが声を旗を振ってみたいなとこなんで、あんまりディベロッパーとあんまり変わんないっちゃ変わんないというかいう部分あるかなと思うんですけど、
いずれにせよやっぱりなんかそういうのがね、地方が広がりきる前に何個か都市が集中してたからできた感じかなと思うんですよね。
もちろん高度経済成長とかそういうのの後押しとかあると思うんですけど、やっぱりなんか一人とかそこまで広がっていないというか、分散されてないというか、都市っていうのは交通の要所に作るものなんだっていうところがやっぱり大きくあるので、
結構この西原瀬とか岐阜とかがね、やっぱり珍しいと思うんですよね。ここまで交通の要所にありながら、なんか日本一のシャッター街になるぐらい、
あの人の流れはどこに消し飛んだのかみたいなものを思わせるのはすごくて、なんか田舎も昔は盛り上がってたとかじゃないわけじゃないですか。
だって今だって超交通の要所ですよ、岐阜だって。なのになんでこうなるのっていうのが、なんかすさまじさがあるなっていうのを思いましたね。
なんかその、再開発みたいなこととの、すごいずっと交渉展開みたいなのを持ってるのが、欲望に根差した再開発みたいなあり方っていうのを考えるんですよね、こういうのを見るとね。
でもなんか、それって別に、時代的な話とかももちろんあるし、そういうのがあって、なんかそういうのがあって、こういうのがあって、なんかそういうのは、なんかそういうのがあって、
やっぱなんか、再開発みたいなことを頭でどんどん考えていくと、やっぱこうなかなかその欲望と離れたものになっちゃうっていうか、なんか正しい思いがあるわけじゃないですか。
開発みたいなことを頭でどんどん考えていくと、なかなか欲望と離れたものになっちゃうっていうか、正しそうなものばかりになっちゃう気がすごいするんですよね。
それ別に今話してるみたいな性欲みたいな話とかだけじゃなくて、別に食欲とかでもいいと思うんですけど、
そういう人間の欲というか本質的なところに響く開発というか場の在り方みたいなことを、なんかちゃんと考えた方がいいんだろうなっていうのは、こういう商店街とかで言うとセットで言われる再開発みたいなこととかは常に思うんですよね。
だってよく誘惑があるところは絶対繁華があるじゃないですか。歴史的に見ても。
江戸だってね、今それこそベラボやってますけど、完全にそういう話ですし。
だって両国からね、吉原があってみたいなで浅草があってみたいな感じじゃないですか。
だからそこに今回の西柳瀬で行くと、もちろんそのことの始まりというか、いわゆる性的な欲望っていうところから駆動してはいるけど、結局そこに文化がついてきてるっていうのがありありと後で見てわかることじゃないですか。
途中でも出てくるけど、三河圭一の柳瀬ブルースというのが当時流行って。
それがいい感じに差し込まれて、やっぱいい曲だなと思うし、そういうスナック文化みたいなのが花開いて、まだ残ってるその会員制のスナックではプロの生演奏でカラオケができると。
そんな贅沢なカラオケって他ないでしょって。東京でどうやって探すくらいの感じのそういうものもあるし。
本当に西柳瀬のキャバレーみたいなところで華やかなショーが日夜行われていたとか、そういうちゃんと文化として花開いて根付いてっていう。
今回はその夢の跡みたいになっていて、まさしくブルースみたいなんですけど、やっぱりそういうところから文化っていうのは紐づいていくんだよなっていうのが見ててありありとわかる回でしたよね。
そういう町だからこそウナギ屋さんが80年以上もやってるわけじゃないですか。
ウナギ屋さんの厨房も味があってよかったな。
そういう水商売の町っていうかそういう人がいたから、お姉ちゃんたちが連れてきて、おいしいもの食べさせてあげるよみたいなんで連れてくるとかね。
そういうのがあるから多分ウナギ屋さんとかがあってとか、お土産に持っていくとか。
そういうのも含めて欲望と文化みたいなことがすごくうまく結びついていたんだろうな。映画館もめっちゃあったみたいに言ってましたよね。
再開発と文化の未来
もう一つの方の番組の方では映画館をちょっとセットにして使うんですけど、これはまた味のある映画館でしたよ。
そうなんですね。
やっぱりそこも結局その演劇の舞台っていうところからスタートして映画に移っていったみたいな歴史があるらしくて、
基本的にはもうやっぱり全部その文化とセットで紐づいてるんだなっていうのが、その2つを見るとよくわかる。いい複読回でしたけどね。
なんかその途中でその空きビルを利用してイベントやってます、ダンスパフォーマンスやってますみたいなのあるじゃないですか。出てくるじゃないですか若者が。
それをなんかちょっと不思議そうな顔で自転車に乗ったお母さんが見るみたいなシーンあるじゃないですか。
それは文化だけが駆動しちゃってるんですよ。なんかその根付いてないっていうか、欲望が多分セットでついてきてないっていうか、文化の前後がないんですよね多分ね。
余白みたいな話が。だからなんかそれはよく結構あるんですよ。こういう商店街空いてるから結局空いてるところを安く使えるんだったら、
みんなで乗り込んでそこを塗り替えて楽しい場所にしちゃおうみたいなことはあるんですけど、なんかそれって本当にそういう文化で良かったんだっけっていうのは結構思うんですよね。
一時的なイベントにしかなり得ないんじゃないかっていうのはどうしても思っちゃうんですよね。
そこはやっぱり定着するものと風のように去っていくものといくつかあるから、それは定着は目指してない気がするんですけどね。
もちろん定着させたいと思ってるんだったらちょっと難しいかもしれないって話があるけど、
でもやっぱり一定そういう、今回のアートパフォーマンスで言えばそんな場所ってないわけじゃないですか。自由にできる場所っていうの。
なんかそれができる場所として、もう今このようになってしまっている西柳瀬においては簡単に開催することができるっていうそのハードルの低さみたいなところで、
いわゆるその課税的な形でフラッときてフラッと勝手に使って勝手に買えるみたいなものも、それはそれであるはずで、
ただそれだけだと続かんよねっていうところが多分この商店街の痛さでもあると思うんですけど。
商店街が昔のようにすごいにぎわってみたいなのになるってもうないじゃないですか。ほとんどの確率でというか。かなり難しいじゃないですか。
この岐阜においては特にもないでしょうね。
じゃあなんかそういう時にこの場所がどう畳んでいくのか、文化も含めて、こうやって今日本で言うと人口が減ってきてみたいな話がありますけど、
こういう文化とか暮らしの畳み方みたいなことをすごく考えさせられる回だなとは本当に思いますかね。
商店街の現状
やっぱり別にこういう今やっている人も、例えばうなぎ屋さんの途中で出てきますけど、今回出てこなかったですけど、
例えば息子とかがいてその人に継がせるのかとかね、マスターとかがやってましたけどその人も後でこのお店をずっと残したいと思っているのかも、
自分の代だけど終わらせるのかみたいなこととかもやっぱり移ってはいないけど考えさせられるし、
無料案内所をやってる男性も出てくるわけじゃないですか、昼に便利屋で夜に無料案内所っていうなんかテレ東のドラマみたいな。
ちょっと待ってください、僕その話したかったんですけど、そんな流さないでくださいよ、彼がいるんだから。
彼はいいですよ。
彼なんてもうなんかよろずや銀ちゃん地で行くみたいな感じじゃなかったですか。
小田切城がやってるタイプのやつですよね、ドラマでね。
昼は便利屋でみたいな、夜は無料案内所だけど絶対無料案内所へ人来てねえだろみたいな感じなのに、系列の店が畳むまでは明かりを灯すみたいな。
いいっすよねあれもね。
翌日ね便利屋として現れて作業服を着て商店街を歩いていく背中ってあれがいいんですよ。
うなぎ屋の店主だってあの人商店街の理事長ですからね。
ヴィンテージ以降ではそういう風にルビーが振られていたので、理事会のこの人理事長なんだみたいな。
発覚するんですね。
うん、そういうのがわかるんですけど。
でも結局残念ながら人では100年ぐらいしか持たないので、人の歴史ってすごい続いてるとは思うんですけど、
実際個人としてのものが続いていけるのって大体100年しか持たないので、今回の商店街で言えば基本的に100年で終えると思うんですよね。
いわゆる戦後っていうのが2040年頃に多分45年頃に100年を迎えるわけで、それが大体の寿命だとは思いますし、絶対に残さなきゃいけないわけでもないんですけど、
今回は謎に残ってしまってるんですよね。
多分そこにはいろいろ行政的な問題とか、おそらくそういう不動産会社の人とかも結構出てたんですけど、
もうやっぱり当期の状況で誰が持ち主かわかんなくなってるとか、でも一応オーナーはいてとか、どっちもオーナーとかが出てくるじゃないですか。
そうですね。
っていうところの中でなぜか残ってしまってる。
普通だったら全部スクラップ&ビルドされるはずなのに、残ってしまってるっていうところが今現状なのであって、
あまり誰も残そうとは思ってないというか、行政的であったり、所有の問題とかがあればまたこれは100年の中でリセットされていくだろうな。
ぜひこれは本当にブルースとして非常に成り立っているので、この回は本当に見てほしいなと思っている回なので、
めちゃめちゃ味がありますので、72時間らしさを存分に味わってほしいなというふうに思います。
商店街の未来
はい。
はい、では今回は以上となりますが、最後に告知をお願いします。
僕らのポッドキャストが本になりまして、タイトルは勝手にドキュメント72時間を語る人々vol.1ということで、
これまで僕らもそうなんですけど、ゲストの方々と一緒に話してきた全部で9本のエピソードが入った本です。
全部で112ページかな。
ブンフリー東京で5月11日に最速で発売をしたんですけれども、買い逃したという方はオンラインでも販売しておりますので、
ぜひそちらもチェックいただければと思っております。
はい。
ぜひお買い求めください。
はい。
ということで、今回は以上となります。
はい。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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