1. オッタントットのバックオフィス
  2. #4 漂白される都市について
2025-03-05 31:57

#4 漂白される都市について

木下斉さんのVoicyからネタを引っ張ってきています。↓


https://r.voicy.jp/wWK8AyP8mB7


再開発で新しいビルが建ち街は綺麗にはなるが、果たしてそこは面白い街なのだろうか?という問い。

結果オッタントットはiPhoneになれ!となりました(嘘)


オッタントットのバックオフィス


この番組は福岡県糟屋郡篠栗町(かすやぐんささぐりまち)にあるオッタントットというビストロのオーナーkojiが、日々の悩みや課題とそれらにどう対応していくのか、どんな工夫をしていくのかをお話しする番組です。

個人で飲食店を経営していくうえでの生々しい話しやちょっとディープな部分をお話ししています。


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サマリー

このエピソードでは、再開発による都市の漂白現象とその影響が考察されます。古い街並みが新しいビルに変わる中で、個性的な店舗が減少し、経済的な活性化が求められる状況が語られます。また、大名エリアや今泉、六本松などの地域における街の変化やカルチャーについても触れられています。中須の雑居ビルや個性的なお店の存在が地域活性化にどのように寄与しているかが考察され、都市のチェーン店と個人店の関係についても論じられます。特にナイトタイムエコノミーの重要性や交通インフラ、地域の魅力が都市の活性化に与える影響も強調されています。

漂白される都市の実態
オッタントットのバックオフィス。
はい、どうもお疲れ様です。
この放送は、福岡県の勝谷郡笹栗町というところにあるビストロ、
オッタントットの店主kojiが、なかなか表では喋れないお話をしていく番組となっております。
今日もよろしくお願いします。
ということでですね、今日はですね、ちょっとネタとしては、
ボイシーからですね、いつも聞いてるんですけども、
木下ひとしさんという、地域創生っていうのを専門にやってる方ですね。
この木下ひとしさんの放送を聞いて、ちょっといろいろ思うことあったので、
全然その話の内容まとまってないんですけど、
いろいろ考えながらね、ここでちょっと話しつつ、
整理できたらいいのかなというふうに思っています。
そんな感じですね。
元ネタの木下さんの放送がどういう内容だったかっていうと、
漂白される都市というタイトルですね。
これどういうことかっていうと、
古い街って、やっぱり再開発されていくわけじゃないですか。
古い建物が倒されて、倒されて?
壊されて、取り壊されてですね。
その土地に、今までの日本のやり方でいうと、
その土地に大きめな、ある程度まとめて取り壊して、
大きめなビルを建てると。
そういうやり方をしてきたわけなんですね。
だから古くなった商店街みたいなのも取り壊されてですね、
ちょっとしたビルになるみたいな話は、
皆さんも聞いたことあるのかなと思うんですけども、
今結構東京もそういう流れが来てるみたいで、
新宿とかかな。
僕は東京まともに行ったことないんで、
全然地理館、土地館とかもないですし、
新宿がどういう街かっていうのも、
ちょっとよくわかっていませんが、
今新宿がアルタとかね、笑っていいともやってアルタとか、
あの辺再開発されるんですかね。
結構雑居ビルとかいっぱいあって、
個人店みたいな、いろんな小さな店がたくさんあったんだけども、
それが取り壊されて、きれいなビルになって、
っていう感じかな。
それで要は、ちょっと個性のある個人のお店みたいなものが減っていって、
街としては面白くなくなっているよねと。
面白くない街になっているよねという指摘なんですよね。
ナイトタイムエコノミーの重要性
この放送に関して言うと、
面白くなくなったという話で終わるわけではなくて、
もっとナイトタイムエコノミーを考えていかないとダメだよねという話なんですね。
ナイトタイムエコノミーに関しては、
そのまんまですね、夜の遅い時間の経済ということで、
例えばバーであったりとか、
あとは劇場とかライブハウスとか、
要は夜稼働しているお店というか、
お金を使える場所というかですね。
例えばライブハウスも、
ライブ終わって9時とか10時くらいで終わって、
その後また飲みに行ける場所とかがないと、
みんなそのまま帰っちゃったら結局経済あんま回ってないよねみたいなね。
そこで終わっちゃってるから、
その後やっぱ飲みに行きたいんですよね。
一緒に行った人とね、よかったねみたいな話しながらさ、
打ち上げみたいなことしたいですし。
で、なるとその後ね、夜中に帰る足も必要だということで、
交通の問題とかもあったりとか、
そういうのをいろいろ考えていかないとやっぱ、
せっかくインバウンドもたくさん来てるんで、
もったいないよねという話だったんですよね。
個人店舗の減少と都市の変化
僕が思ったのは、このナイトライブエコノミーも
結構いろいろ考えることはあるんですけども、
それよりも漂白される都市というところですね。
その古い建物がたくさん壊されて、
そこに綺麗なビルが建つと。
そうなるとビルの中って、
個人経営のお店、家みたいなお店って入れないんですよね。
家賃が高かったりとか、結構コストかかるので、
なかなか入るのが難しいと。
そうなるとどうなるかというと、
チェーン店ばっかりになるよね。
そうすると面白みがないよねという話なんですよね。
これはすごい心当たりがあってですね。
なんというか、
全然この放送聞かないは関係なくて、
前ね、野上ファンのしんちゃんと話してたときだった。
雑談みたいなことして話してたときだったんですけど、
この笹栗町もですね、ベッドダウンでして、
福岡市から例えば筑豊エリアの方、
飯塚とかあっち側に抜けるバイパスとかが通ってて、
ロードサイエンドのお店ですよね。
それこそチェーン店ですよ。
吉野屋だったりとか、
ちょっとジワですけど山小屋ラーメンがあったりとか、
あとはうどんの小麦屋とかね。
バイパス沿いにはそういう店が並んでたりするんですけどね。
また新しくバイパス沿いに、
ショッピングモールまではないけども、
ロードサイドにいろいろお店が入る場所、
商業施設というか、そういうのができたんですよね。
そこに何が入るのかというと、
すけさんうどんであったり、
トライアルというスーパーだ、
ピザハットというピザ屋さんとかね。
あとしまむらも入ってたかな。
そういった大企業ですよね。
そういったところが入ってくる。
またそういうのができてるけども、
チェーン店とかそういう大きい会社がやってるとこばっかりで、
全く面白みがないよねっていう話をしんちゃんとしてたんですよね。
それを思い出したのもあって、
まさにそうだよなっていうところですよね。
福岡市も今、天神ビッグバンって言って、
結構有名ですけどね、福岡市の高島市長がゴリゴリやってて。
僕はちなみに高島市長はかなり評価しているんですけど、
すげえなと思ってるんですが、
福岡市の天神エリアっていうところが、
ガンガン再開発はやっているんですよね。
そこはもともと都市部というか、
大きいビルが老朽化しているので、
それを取り壊して新しいビルを建てようということなので、
個人店がなくなってどうこうという話では全くないんですよね。
それはそれでいいと思っているし、
確かに老朽化したビルっていうのは危ないところとかもあるので、
あとは町の新陳代謝としてもやっぱり、
新しくどんどん変わっていくほうが、
特に天神エリアっていうのは都会なので、
商業の中心地になるので、福岡市の。
新陳代謝は大事だよなと思うし、
それを先頭に立ってゴリゴリ進めてる市長っていうのは、
すごいパワーもあるなというふうには思っているし、
実際僕も買い出しとかで車であちこち回ったりしてるし、
天神エリアなんかも通ったりしますけど、
やっぱ天神ほど再開発がゴリゴリやってて、
勢いあるなって感じる町は他にはないですよね。
同じ福岡市でも別のエリアに行くと、
そんなに元気だなって感じるところってそうそうないので、
それ自体はすごくいいことなのかなというふうに思いますね。
それはそれとして、
でもやっぱり僕も天神エリアとかも、
今ほとんど足運ぶことがなくて、
買い出しでそれは行きますけどドキドキ。
遊びに行くみたいなことはあんまりないなと。
あと博多ね。
博多駅周辺だと早々行くことないですね。
帰省する時とか電車で帰ったりするんで博多駅行ったりするし、
帰省から戻ってきた時にもめんどくさいから博多でご飯食べようかみたいなことはありますわ。
あるんですけど、わざわざ行きたいかっていうと、
なんかそうでもないなっていうふうに思うんですよね。
福岡市あたり、福岡市周辺、
僕の行動範囲内の話しかできないですし、
最近はちょっと僕もアンテナ張れてないというか、
もうだんだん田舎ものになってきているので、
今からいろいろとローカルの福岡市のエリアを行っていこうかなと思ってるんですが、
その辺のエリアに、
アシシーゲーム通ってるかっていうと全然そんなことなくて、
若い頃は結構行ってたけど、
今どうなってんだろうっていうのは正直わからないところではあるんですが、
僕のイメージで各エリアを話していこうかなって思ってるんですが、
天神とか、天神はもう本当ビルばっかりって感じですよね。
あと博多もそうですよね、博多駅周辺。
こういうところは大きいビルばっかりで、
そこにテナントで入ってるようなお店とかも、
あまり興味が湧かないというか、
観光客向けなお店であったり、
あとは若者向けのお店であったりとか、
そういうお店が多いので、
僕ら世代が行きたいお店っていうのはそうそうないかなと思っています。
わからないですよ、個人的な話ですからね、僕の意見ですけど。
僕が今すごくこのエリアいいよなって思ってるのは、
福岡市の南区の方のエリアがですね、
やっぱり憧れみたいなところがありますね。
具体的に言うと平尾とか高宮だったりとか、あの辺ですよね。
もうこれは完全にイメージなんですけど、
高宮とか平尾とかってやっぱり住宅街だと思うんですよね、
基本的な立ち付けとしては。
なのでマンションとかはあるだろうが、
個人店がまだ結構あるなっていうイメージですね。
個人店結構あるし、
わりと新しくできたとかっていうよりかは、
長くそのエリアで愛されているお店が多いというイメージなんですよね。
だから僕好きで定期的に行ってるお店なんかも結構あるし、
まだ行ってないけども行ってみたいなと思ってるお店もその辺にはあるし、
自分もその辺でやってみたいなっていう気持ちもあるしですね。
憧れの土地ですね。
憧れって言ったらちょっと大げさですけどね。
ちなみに母方の祖母の家がですね、
その辺は若しさっていうエリアなんですけども、
ここもゴリゴリの住宅地ですね。
この辺にはあんまりお店がないですが、
ちょっと要は西鉄沿線ですよね。
高宮とか平尾とかの駅の周りね。
大橋はどうかな。
大橋駅の周りっていうか、
そうですね。
でもなくはないかな。
あの辺もいい場所だなと思いますね。
それとね、あとは、
もうちょっと中央寄りというか、
春吉とか白金とか高佐後とかその辺りですね。
この辺も結構路地が入り組んでるようなエリアになってて、
大きいビルっていうよりかはもうほんとにね、
こじんまりとした小箱のお店が多いよなっていうイメージですね。
ただ若干春吉辺りもなんか若者向けの店が増えたなという感じで、
安くてお酒が飲めるみたいな、
その辺はいいのかもしれないが、
ちょっとクオリティがどうかなというお店がありましたよね。
大名エリアの変遷
ただ僕もほんとフラッと歩いただけなので、
もうちょっと路地に入るとね、
いいお店がいっぱいあるんだろうなという感じはするんですが、
この辺りもやっぱちょっと散策してみるとかね、
飲み歩くとかわざわざ行ってみるの面白そうかなというふうに思ってはいますね。
あと大名エリアですね。
大名のエリアっていうのは、
なんだろうな、僕はもう最近ほぼ行かないんですよね。
やっぱり大名は若者の街なんですよね。
今もそうだと思う。
昔もね、僕は若い頃、20代の頃はやっぱりよく行っていたし、
やっぱ30代ぐらいになるとほとんど行かなくなるみたいな、
そういう場所かなというふうに思っていますね。
なので、僕みたいな40過ぎたおじさんがね、
わざわざ行くようなところでもないかなと思うんですが、
若者たちが元気にやっていれば、
なんかカルチャーが生まれていくような、
そういう街であればいいなと思うんですが。
ただやっぱ大名エリアも大きなビルっていうのは建ってはいないですよね。
西通りからちょっと入ったぐらいのところは、
昔に比べたらちょっとビルは増えてきたのかなと思いますけど。
ただ今古着が盛り上がってるみたいですね。
古着屋さんがすごく増えてるみたいで。
第3次古着ブームとか言ってたかな。
ちょっとよく知らないですが。
なんかそういう、昔ながらだよなと思いながらね。
そういうのはいいかなと思うんですけど。
やっぱ昔に比べると路面店、アパレル系も路面店っていうのはだいぶ減りましたし、
僕が若い頃だとね、
要はセレクトショップとしてはちょっと大規模な、
大規模って言い方もおかしいな。
大きな会社であるSHIPSとかジャーナルスタンダードとか、
ビームスもありましたけどね。
そういうセレクトショップの路面店もたくさんあったし、
あとはポールスミスだったり、今もあるのかな。
そういうブランドのオンリーショップみたいなのがたくさん並んでたし、
そういうのがだんだん減ってきたんじゃないのかなと思うんですね。
でもなんか地味に、
エアバギーとかね。
エアバギーって知らない人も多いかもしれない。
もしかしたら。
ベビーカーですね。ベビーカーのメーカーのショップとかがあったりとか。
だから若者向けだけでもないのかなという感じですね。
ちょっとよくわからない。
代名エリアなんかそういう感じですよね。
今泉と六本松の現状
あとは役員とか今泉ね。
この辺は昔から変わってないような気がしますね。
今泉あたりはちょっと雰囲気変わったかな。
ただやっぱりこの辺も大きなビルみたいなのはなくて、
小規模なお店っていうのはたくさんある気がしますね。
役員あたりだとちょっと洗練されてますよね。
おしゃれっていう感じですね。
今泉もだんだん、昔は大人の街っていう感じだったのが、
だんだん若者向けの街も増えていってっていう感じかな。
今はまたね、ちょっとわからないですけど、
入り戻しみたいなのがあるのかなと思うけど。
あとは六本松ね。六本松ってちょっと開発進んでますもんね。
開発進んでて、でも有名店みたいなのも移転してきたりとか、
移転じゃないな、新店舗が。
焼き鳥江戸はじめとかね。
ああいうとこも入ってきたりとか。
面白い店はできてきているようですね。
昔からある個人店なんかも残ってはいるようなので。
そうだな、でも再開発っていっても、
昔の旧大の跡地がそうなってるだけって考えると、
そうですね、古い建物とかまだ残ってるのかもしれないですね。
中須の独自性と課題
思ったのがね、やっぱ中須ですよね。
中須って雑居ビルね。長規模の雑居ビルが立ち並んでいて、
僕はあんまり足踏み入れないとこですけど、
ここは昔から変わってないのかもしれない。
ある意味ね、ビルとか本当ボロいんですよね。
僕は車で通るぐらいですけど、
もう大丈夫かなって思うぐらいボロいんですけど、
やっぱりこういうところには、
もちろん飲食店の高級店とかもありますし、
あとは大人のお店というかですね、
大人が遊ぶようなお店も結構ある。
西日本随地の歓楽街ですからね。
さっきの漂泊される都市っていうところで言うと、
雑居ビルがたくさんあるところに個性的なお店があって、
そこに人が集まってくるんだよっていうところを考えると、
インバウンドのお客さんとかもかなり来てるはずですし、
確かにそういうところに集まってはいるよなっていうふうに思いますね。
だから中古ってやっぱ大事なのかなみたいなね、そういうふうに思いました。
今ちょっとだれだれ話しちゃったんですけども、
やっぱ天神博多っていうのは、
なんというか同じ店がありますよね。
さっきも言ったシップスとか、前大名にあったシップスとか、
ジャーナルスタンダードはどうなんだろう、見ないな。
あとはビームスとか、
あとはカシラっていう帽子屋さんとかもあったりとか。
大名ってそういうのがあったんですよ。
それ全部博多駅の駅ビル、阪急ビルに全部入っちゃってるんですよね。
なのでちょっと移ったというか、何なんだろうな。
ただその天神に行ってたのが博多で良くなった。
うちから行くと博多のほうが近いんで。
天神行こうかなってなってたのが博多で良いかってなっちゃった。
みたいなところは多少あるなっていうところなんですよね。
天神行くなら天神でもいいやっていうか、どっちでもいいやになっちゃったんですよね。
うちは近いから博多でいいんですが、
例えば西陣エリアとかだったら天神のほうが近いから天神でいいかみたいな。
どっちでもいいってなった。つまり個性がなくなったんじゃないかなっていうのは一つありますね。
だからなんかね、わざわざ行く理由みたいなのがなくなってきてるんだろうなと思っちゃうんですよ。
やっぱロードサイドね、笹栗町とかそうですけど、ロードサイドのお店なんかほとんどチェーン店で、
昔からやってた個人の飲食店さんなんかも代替わりなんかしていますけど、
やっぱりもう閉めてしまうお店もちらほらとあってですね、
なんだかちょっと寂しくなってきてはいますね。
ただやっぱりその分、自分自身がね、
僕自身がそういう個人のお店に行きたいなって思っているのと同様にですね、
そういうお店を求めている人っていうのも必ずいると思うんですよね。
そうなると、うちみたいなお店もエリアとして、
街中に行けば別に珍しい業態でもないかなと思うんですが、
その笹栗町っていうところで見たらですね、ちょっと異質なんですよね。
この場所でこういうやり方でお店やってるんだっていう。
Googleの口コミとか見てもね、ちょっと多いのが高いって書かれているのが多いんですよね。
ネガティブな意味で高いって書いてる人もいるんですが、
ポジティブにおいしかったって言ってる、くれてる人もですね、高いって言ってたりするんですよね。
高く感じるけど納得の味ですよとか、そういう言い方されてるんですよね。
たぶんね、エリアで見られてるんだと思うんですよね。
その笹栗町って考えたらこの値段高いよねって思われてるんだろうなっていうのは一つあって。
ちょっとうまくわかんないんですが、
まあまあとにかくちょっと町内ではですね、ある意味ちょっと尖った存在なのかなというふうに思ってるんですけど、
そこにはちょっと価値があるんじゃないのかなっていうふうにも思えてきたんですよね。
やっぱりどこにでもあるようなお店ではないというのは一つの価値ですし、
あとはやっぱりね、そこにわざわざ来たいと思ってもらえるような何かが必要ですよね。
やっぱり知ってもらうことっていうのもすごく大事だと思うし、
まずやっぱここにオッタントットがありますよ、こういうことをやってますよ。
そういうふうなアピールというか、それももちろん必要だと思うし。
来てもらった方に喜んでもらうというのは、これはもう絶対必要なことです。
また来たいと思ってもらえるような何かとか。
いろんな要素は必要にはなってくるんですけども、
やっぱりこの場所で尖ってること自体はやっぱり悪くはないんだろうなと。
これは価値となっていくんだろうなと、そういうふうに思ってはいますね。
どこまでできるのかわかんないんですけどね。
これ全く別なんですけどもね。
山口周さん、これもボイシーだったかな。
ちょっと喋ってた中の話で面白いのがあったんですけども。
昔、スマホが出る以前のいわゆる柄系ですね。
柄系の性能を日本の各メーカーが競っていた時ありましたよね。
僕ら世代の方はまだ覚えてるかなと思うんですけど。
あの頃って、1g軽いですとか、そんなことばっかり追い求めていたんですね、各社が。
斬新なデザインみたいなのってあんまなくて。
強いて言えば、NECでしたっけ。パカパカってね、二通りの携帯。
あれが最終的に主流になっていったところはあるんですが。
結局各社が同じようなデザインで、うちのがちょっと軽いですよみたいなことを言っていたんですよね。
その後iPhoneみたいなのがパーンと出てきた時に、たった数年でゲームチェンジされたというか、かささらわれたわけなんですが。
その頃の携帯作ってた日本の各社が無能だったかっていうとそんなことはなくて、
めちゃくちゃ優秀なエンジニアたちが開発をしていたし、めちゃくちゃ優秀なマーケターたちが頑張ってマーケティングして売っていたと。
それは紛れもない事実なんですが、iPhoneに負けた原因っていうのも、優秀なマーケターたちがめちゃくちゃ頑張ったからだという話なんですよね。
どういうことなのかというと、要はマーケターなんでですね。
マーケティングする場合は市場調査だったりとか、どういうのが売れるとか、こういう機能をみんなが欲してるとか、そういうことを考えて開発して売っていくわけなんですけど、みんな優秀なんですよね。
みんな優秀だから、分析とかがめっちゃ上手くて頑張っちゃうもんだから、みんな同じ答えに行き着くんですよね。
各社がこういうのが売れるって、同じ答えに行き着く。
同じことをやっていた結果、iPhoneに結局奪われてしまったと。
全然違うものが来て奪われちゃったと。そういうことになるということなんですよね。
なので、需要もそうだな。難しいなこれ。
これも結局チェーン店ばっかりになるっていうところに近い気がしていて。
チェーン店と個人店のダイナミクス
チェーン店って結局ニーズがあるからチェーン店って増えているし、やっぱあったら行くじゃないですか。
そこに吉野屋あったら、ちょっと時間ないから吉野屋で行くかみたいな。なるじゃないですか。
需要はあるんですよね。需要はあるんだけど、全部がそれになったときに、みんなそれをちゃんと求めているのかってところなんですよね。
全部がそれになったら当たり前になっちゃって求めないと。
そこに尖ったお店、例えばどんなんだっけ。ちょっとわかんないですけど。
チェーン店がやれないようなやつですよね。わかんない。
うちみたいな個人店がそこにあったとしてね。
そしたらやっぱり私はこっちの方がいいやって思う人が一定数出てくるはずなんですよね。
チェーン店って言っても面白くないしなみたいな。
だからiPhoneになれってことですね。
おったんだったらiPhoneにならないといけないんだ。そういうことです。
ちょっと答え出ましたね。
そんなわけはないんですが。
でも本当はみんなどんなのが欲しいのみたいな。
だからあれなんだろうな。
マーケットインじゃなくて本当にプロダクトアウトになってくるんだろうと。
もともとある程度市場があって、これを作ればある程度売れるよっていうものを作るんじゃなくて、
こんなの作ってみたんですけどどうでしょうっていうのをやっていかないといけないのかもしれないですね。
それはただ奇抜な料理とかそういうことでは多分なくて。
ちょっとした尖りというか、ちょっとここ普通じゃないねと思われる何かというか。
100人に嫌われても30人ぐらいに好かれるみたいな。
それぐらいのバランスでやっていけたらいいのかもしれないですね。
ちょっとわかりませんが、おったんだったら頑張ってiPhoneになりたいと思います。
最初の木下さんのボイシーなんですが、
ナイトタイムエコノミー、この辺もちょっと気になる話題ではあるんですよね。
ささぐり町も夜のコンテンツっていうのがほんと少なくて。
夜、オッタントットにお客さん呼びたいなと思っても、オッタントットに呼ばないといけないんですよね。
単独なんですよ。わざわざここに来てくださいになるんですよね。
それも大事なんだろうけども、例えばさっき言ったような劇場があるとか言うとね、
劇場で感激した後、終わった後はオッタントットで食事してくださいとか、
そういうことができたりとか、近くにバーでもあれば、
バーありますけどね、あるけどちょっと歩いて距離があったりとか、
その後どうやって帰るんだとかもなるので、
やっぱり駅の近くとかね、こういう場所にバーがあったりとかすると、
ここでオッタントットでご飯食べた後はそこのバーに流れて、
その後電車ですぐ帰れますよとか、
そういう収入っていうかですね、他に見るものとか行くとこがあって、
その中の一つとしてコンテンツとしてオッタントットがあるみたいなのだと、
もうちょっと人も呼びやすいのかなというふうには、
もうこれは前から思っていることなんですよね。
やっぱりそこには交通の問題もありますし、
今ね、笹栗駅前もタクシーあんま待機してないんですよね。
電車で帰ってきた地元の人たちも結構駅前でタクシー待ちしてることとかあるんですよ。
こういう現実を見るとですね、
本当にウーバーとか東南アジアのグラブとか、
そういうの普及してないかなっていうのはめちゃくちゃ思うんですけど、
この辺がなかなか規制緩和が進まないというか、うまくいかないところですよね。
笹栗のタクシーめちゃくちゃ評判悪いんですよ、また。
でも他に会社がないから、そこ独占してるから選べないんですよね、皆さんね。
僕は言うことじゃないんですけど、本当にすこぶる評判悪いんですよ。
だから僕はあんま紹介したくないしですね、
そんなのだったらウーバーの方が全然いいんじゃないのって思ったりしていますね。
この辺は余難でしたが、
そういうふうにね、ナイトタイムエコノミー、
これかなりの金額が動いてるらしいんですよね、
ロンドンだったりとかパリだったりとか、東京も実際そうなんでしょうけども、
今だから大阪でIR、カジノとかがある福岡施設ですね、これを作ろうとしてますけども、
その後やっぱりね、街に出てお金を落としてほしいですよね。
カジノで儲かったお金は街に落とす。
そういうふうになれば本当にいいことですよね。
治安云々とかそういうことも含めて考えなければいけないことではありますけども。
そんな感じでいろいろ考えることがあったなという、
日下ひとちさんのボイシー、そして山口秀さんのボイシーだったなという話でした。
ナイトタイムエコノミーの展望
ちょっと長くなりましてすみません。
こんな感じであんまり表で話さないようなことをここで話して、
全然表に出しているという、ちょっと矛盾しておりますが、
なかなか聞けない話になるかなと思います。
個人飲食店がどんなことを考えてお店をやっているかみたいなところが知ってもらえたら、
面白いと思う人には面白いコンテンツなのかもしれないですね。
こんな感じでぼちぼちやっていきたいと思います。
では今日も最後まで聞いてくださってありがとうございます。
よければですね、Xでハッシュタグおったんとっとのバックオフィスをつけて、
感想を呟いてもらうと見に行きますのでお願いします。
あと概要欄の方にお便りフォームもありますので、
そちらから番組の感想だったりとか、この辺どう考えてますかみたいな、
ネタの提供ですね。そういったこともしてもらえると嬉しいなと思います。
ということで、おったんとっとのバックオフィス、最後まで聞いてくださりありがとうございます。
またお会いしましょう。バイバイ。
31:57

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