文学フリマ東京40の体験
真夜中、コンビニの駐車場で。このポッドキャストは、1つの場所を72時間にわたって定点観測する、某公共放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が、番組についての感想や愛を語ります。
今回は特別編として、先日5月11日に行われた文学フリマ東京40に、我々出店してきまして、その振り返りと、我々が作った本ですね、勝手にドキュメント72時間を語る人々vol.1について、ちょっとプチ感想会というか、振り返り会をやっていきたいと思っています。
ということで本田さんお願いします。
いやー、なんか1日、夢のような1日というか、気づけば終わってましたね。
いや、本当にありがたいことに、僕ら初めて初出店だったじゃないですか。
そうですね。
で、だから本作るのも初だし、こういう場にちゃんと2人で出るのって実は初ですよね。
なんかこうイベントみたいな感じ、ブース出してとかって初でしたね。
勝手に公開収録とか、そういうなんかこうあんまり、他の人がやるイベントにちゃんとブース構えて出すって多分初だったんで、正直ね、お客さん来てくれるんだろうかみたいなありましたよね。
リスナーというものが本当に存在するのかみたいなのはわかんないし、単純に作った本を手に取ってもらえるのかっていうのは全然わかんなくて、なんかぼーっと伝って何時間過ごしたりするのかなと思ってたんだけど。
いや本当ですよね。
結構皆さん立ち止まって話聞いてくれて、買ってくれた人もたくさんいて、ポッドキャストで聞いてくれる人もたくさん来てくれて、めちゃめちゃありがたい1日でしたね。
書籍制作とその価値
いやーありがたかったですよね、本当に。
聞いてますって言ってくれた人も結構いて、それも嬉しかったですし、あと意外とその、NHKの番組は知っててっていう結構多かったんで、僕らのポッドキャストの宣伝にもなったとか、
そうですね。
あ、なんかちょっと聞いてみますみたいな感じで、もちろんその本としても買ってくれた人もたくさんいたし、それをきっかけにちょっと聞いてみますねってくれた人もたくさんいて、そういう意味でもなんか出す価値あったなーと。
やっぱりなんか文繰り的な人たちっていうとなんかちょっとざっくりすぎるんですけど、こういうことに興味があるような人たちっていうところと僕らのポッドキャスト、なんか親和性も結構あるんだなっていうのも実感しました。
いやーなんかいいですよね、今回のその僕ら作ったこの本って、あんまりその、これ今終わったっていう回も終わったんで、今もう全部話すんですけど、そのポッドキャストの書籍化っていうのを、あんまりこういう番組ではもちろん言ってたんですけど、外対外的に言うときにはあんまり言わないように、文振りでも特に言わないようにしてたんですよね。
で、なんかそれはそう言っちゃうと、どうしてもポッドキャストのリスナーの方にしか届かない本になっちゃうから。
ファンブックみたいな。
そうそう、それは嫌だなと思ったんですよ。で、なんか僕らのその番組もそのスタンス実はやってて、72時間の番組について語ってるんだけど、相反するようなことを言うけれども、72時間の番組を見てない人も楽しめるように作ってるみたいなことと一緒で、
そこの間口はあんまり狭めたくないなっていうのはずっと思いながらこの本とか作ってたんですよね。
だから結構こう内側のあらすじちゃんと書いたりとか、その他にも結構対談の内容を過失してて、どういうところに主に過失してるかっていうと、描写のところとかをちょっと付け足したりとか、
実際本当に番組全く見てなくてもわかるようにかなり描写を追加したりとか、むしろいらないとこ引いたりとか、そういうところで調整してるっていうのが実はあるんですよ、細かいところで。
なかなかそのNHKオンデマンドとかに入ってないと見返せないものばっかりなので。
そうですそうです。
ちょっとそれは酷ですもんね。そんなオンデマンドザセットって言われましてもみたいな。
しかも勝手にやってるんだからこっちは。
勝手にやってるものをオンデマンドとセットで見てくださいって、いいんだけどそれはそれでなんかちょっとあまりにも不親切な本すぎるかなと思って、それも踏まえて割と本としても単体で読めて面白いみたいなことを目指したから、
今回その文振りに出てシンプルに僕らのポッドキャスト知らないでっていう人が手に取ってくれたっていうのはすごい純粋に嬉しかったなっていうのはありますよね。
本もやっぱポッドキャストとは違う良さに仕上がってるというか、結構人によってはやっぱりその耳で聞く方が入ってくる人と文字で読んだ方が入ってくる人っていう人もやっぱりいると思っていて、
だからそういう意味ではこれまでちょっと届かなかった文字で読んでそこで味わうっていう体験が今回の本でついにできるようになったというか、
私も読んでもすごい楽しい読み物として仕上がってるっていうか、そういうものになっていたので、やっぱその本にする価値っていうのも本当にあったなっていうのもやってみて思いました。
いやこれね本当に僕らもう3年、4年くらい4年目かな。
4年やったんですよ。
とかなんですけど、なんかこれ編集とかも僕がやったりしてましたけど、見てるやっぱもう昔話したことって忘れてるじゃないですか大体。
なんかだから文字起こしとかをやっぱりして、それ2人でしてみて、読み直すとすげえいいこと言ってるなって思うんですけど、自分で言ってるんだけど。
いやーこれねちょっといろんな役割があるんですけど、山口さんそういうの覚えてないじゃないですか。
覚えてないです。
でも僕は覚えてるんですよ。だから意外と今回あれですよね、2人でやったエピソードとかって僕チョイスのものが結構入ってるんですけど、
ポストカードと交流の重要性
これはやっぱり覚えてる中で、もちろんその回も面白いんですけど、僕らの話もすごい良かったっていうのをなんか思い出しながら選んでるんですよ。
だからなんかそういう意味ではなんかやっぱり聞き返すと、やっぱいいこと言ってんなーみたいなのがそのまま本になってるって、結構パンチライン増し増しでしたね。
なんかいいこと言ってたと思いましたよ自分で編集しながら。
自画自賛的なね。
編集して思ったし、改めて本になってチェックも含めて読み返して、すごい良いこと言ってる、なんかもっと聞かれればいいのになとか思いながら自分で。
で、そのでは見本とかが届いて、では爆売れすればいいのになと思ってたわけですよ僕は、その本を読みながら。でね、文学不利まま初めて出させていただいて、では見事完売ということで。
初版完売でした。
初版完売で、はい。
憲法の除けば大体80ぐらいですか?はあの場で売れてますもんね。
そうですね。
ありがたい話です。
ありがたい限りですよ。
今回本当にそのゲストの方に出ていただいた回も全て収録してということでやっていて、やっぱりなんかそのどちらのポッドキャスターのゲストで出ていただく方々経由で結構来ましたとか買いに来ましたって言ってくださる方もいて、
そこもめちゃめちゃありがたいな、なんか僕らがこの2,3年ぐらいね、東中野雑談っていうお店で結構いろいろこう活動しながらっていうところがあって、いろんなご縁ができたじゃないですか。
それが広がっていってる感じもすごいして、なんか僕の中で感無量というか、ありがたいなーって思いました。
その活動の集大成がありますよね。
そうそうそうそう。
この本やっぱりちょっとその作りが結構特殊で、僕の作り手の気持ちとしてはポッドキャスターっていうふうに閉じずに、もっと広い人にいろんな人に見てもらいたいっていう作りがあるんですよ。
でもなんか宣伝上の効果とか、あとはそういうお客さんを既に持ってる人に一緒に読んでほしいとか、広がりみたいなこと、主に広報みたいな目線も含めて、あと番組のことをもっと知ってほしい。
それをさらに違う角度から捉えてほしいとか、そんないろんな理由から今回いろんなポッドキャスターの方にお声掛けしてるじゃないですか。
で、そうすると実はポッドキャスターにあんまり閉じたくない本を作ってるはずなんだけど、なんか日本でもあんまり見たことがないぐらいポッドキャスターの人がゲスト出演している自費出版の本みたいな不思議な作りになってるんですよね。
これポッドキャスター代行グラボ本にもなってるって。
そうなんですよ。
超経由というか、そんなのない、そのコラボを72時間というフォーマットを使ってやっているという。
だって、しかも自分のポッドキャストの話をしてくださいじゃなくて、終始72時間の話だけ終わるっていう、いいのか悪いのかわかんないけど。
いや、これ発明ですからね、このコラボ会思いついた時から。
僕らこの本も発明ですよね、正直ね。
うん、発明ですね。
この72時間を語るポッドキャストっていうこのフォーマットもそうだし、今回の本も結構そういう意味で、いい意味でポッドキャストとかそういう界隈というか業界というか、そういうとこに閉じすぎず、でも別にその業界の人も入れるし、他の単にNHK見てる人も入れるしっていう、そういういい意味で接点が作れたなっていうのはすごいこの本作って思ったし、
別に、どっちも別に僕ら両方の面があるから、NHK出たりするのもあるし、東中野にいてイベントやったりするのもあるしっていう、そこがすごく良くできた本だなっていうのは、自分で作ってもそうだし、改めて振り返ってめっちゃ思いますね。
普段あんまりちゃんと言わないですけど、そういう越境性みたいなのって結構大事にしてるじゃないですか。
めちゃめちゃしてますよね。
それをなんかすごく、実はすごい体現できた本だった一部。しかもそれがそういう自己満足で終わらずに、本当にいろんな人に手に取ってもらえたというところ込みで、値ってこれボリューム1になっちゃった。
これね、TwitterXの方で感想みたいなの募集してますみたいので、このエピソードの概要欄っていうのにも感想フォームみたいなの作ったんで貼っとくんですけど、早速いくつか感想が来てて。
読んでくれた人。
一つ目、ちょっと紹介抜粋でさせてもらいますけど、普段ポッドキャストで拝聴させていただいていますが、聞いたことを覚えるのが苦手なので、こうやって書き起こしの本になることで、あの時こういうことを言ってたんだと理解できたので、とてもありがたいと感じました。
で、通販で購入しました。これは通販で購入いただいたんですね。ポストカードの写真も大変かっこよかったですと。撮影はどなたがされたんでしょうかっていう質問も来てますけど。
実はね、ポストカードの販売というのも当日してたんですよね。
そうなんですよ。本を作るだけには飽きたらずね。
グッズを作りました。
僕ら初めてのグッズが、僕らが普通に何の企画でもなく単にプライベートで行ったところの聖地の写真を売るっていう。
72時間のね、ロケになった場所という聖地を行って、ここ来たなと思って記念に撮った写真のスナップが、余るにも72時間愛をこう自分でも感じるため、このままポストカードにしたら面白いんじゃないかということで、このままポストカードにするんですね。
本当にもう全然、これはもう逆に全然番組知らない人から見たらマジで何の写真かわかんないっていう、逆に振り切ってる企画ですよね。
あんまり売れなかったからね、ポストカード。
あんまり売れないけど、すごい好きな人が来て、これ何でしょうかみたいなクイズ大会みたいになってましたよね。
すごい良い呼び水にはなってましたよね。
コミュニケーションツールっていうか、今めっちゃなってたんで、あれ全部で9種類でしたっけ。
全種類大人買いをしてくれるクシーさんという人いましたよ。
ゲストで出てもらったね。
文フリ出店の感想
まだこのポストカードも在庫がありますので、またそれはちょっとどこかのイベントでまた売ったりするかなとは思ってます。
もう一個お便りご紹介できればと思うんですけど、これがさっきの越境戦みたいな話ですけど、
先日の文学振り間東京にてタイトルに惹かれ購入し、先ほど独領しました。
深い洞察力の数々、優しい眼差し、とても読み応えがあり面白かったです。
ボリューム2も期待しています。
ドキュメント72時間は、23時代にやってた頃によく見ていました。
最後まで見てしまうと寝るのが遅くなり、明日の仕事に響くのに登場する方々の生き様が味わい深く途中でやめられない、そんな危険な番組でした。
それなのに不思議と22時代に変更してからは何かと慌ただしく全く見えなくなってしまいました。
次回からは久しぶりに見ようと思います。
録画予約しておきますと。
ポッドキャストも聞きますね、という。
ポッドキャスト聞いてない人がですね、この感想。
あまりにもいい感想じゃないですか。
もう本当にこういう風にしてポッドキャストとか本も読んでほしいなって思う願いをそのまま。
この最初に紹介した感想もこの後の感想も、僕らの両方ともそういう風に読んでほしいと思ってた方なんですよね。
いやーすごい素晴らしい感想ですよ本当に。
もちろん11時代から10時代になって、本当にその通りでやっぱり忙しくなるし、ゴールデンタイムですからそこは。
いろいろ忙しくなった中であー見れなくなって、でもなんかやっぱりその録画するほどじゃないと。
テレビの前にかぶりつくほどじゃないっていうやっぱりその、そのなんか絶妙な立ち位置があると。
そういった人に改めて録画してみようと思ってもらえるか。
いやーいいですよ。でもね今回もやっぱ多かったですよね。
そのすごい本当にそのコアにファンで毎回絶対見てるんですっていう方ももちろんいらっしゃれば、なんか昔見てたんですけどとかすっごいたまに見ててみたいな人が結構いたじゃないですか。
いました。
その人たちにやっぱりどういう回覚えてますかって僕ら聞いてたんですよね。文振りで。
聞くとみんな回が違うんです、いう回が。
あー確かに。
それがめっちゃ面白かったなと思って。
マジで本当に過去のクラシックな回上げてくる人とかもいましたもんね。
あ、その回を今言うんだみたいな。
めっちゃもうこれほぼ10年前ですけどみたいな回とかね上がってましたよね。それでも覚えてるんですかね。
それが本当にたまたまつけてその人に刺さったんだなっていうのがまさにこの本でやったことじゃないですけど、そういうなんか刺さり方が人によって違うみたいな話の、なんかすごいなんかなんていうの、証明できたじゃないけど、確かにそういうことなんだなっていうのはめちゃくちゃ文振りもそうだし今回の本作ってみて思いましたね。
もっとそんな感想を聞きたい。
いや本当ですね。ちょっと僕らがボリューム2を作る気持ちを作るためにもって言うと変ですけど。
いやそうなんですよ。
まず先に言っておきますけど、突然半年後にボリューム2出すかそんななんかなんていうの早いスパンではさすがに出せないんで、またゆっくりとは思うんですけど、ただボリューム1って言ってるんで、2は作りたいとは思いますよ。
今後の展望と感想募集
やっぱりボリューム1ももっとまだまだ広くいろんな人の手に届いてほしいなって思いますよね。
そうですね。一応その初版というか、最初に刷った部分は全部文振り含めてそこで完売になったんですけど、その分増殺というかですかね、1.5版ぐらいの感じで増殺かけてますんで、在庫はまだまだあります。
なのでこれからいろんなイベントとかでももちろん売っていくこういう機会をまた設けられればと思いますし、でもねそういうことよりも今すぐ買いたいと。
そうです。
そういう方はですね、オンラインでも配送をやっておりますので、この概要欄というかですね、リンクが貼ってあると思いますんで、そちらからもしくはXから見て、1300円ですかね、税込みでになってますので、ぜひ手に取っていただけると僕らが喜びますし、ボリューム2を作ろうという気持ちになります。
一緒に繋がりますね。
もし読んだ方は同じく多分概要欄に貼っておくと思うんですけど、感想を送っていただけると、本当に一言全然でもいいので、それいただけるとボリューム2作るときの参考にしますし、どういうことをやってほしいとか、別に今回本当に全く決まってないんで、
ボリューム2別に今回みたいな同じ対談本にするかどうかすらも決まってないんで、そういうとこも含めてどういうことがしてほしいとか、それはこの番組についてもそうですし、なんかあればぜひもらえると、僕ら絶対目を通しますので嬉しいなと思ってます。
ぜひお気軽に。
うん。
本当になんか、やっぱこれ片肘張って読む本ではないですし。
いやでもちゃんと僕は初めに書きましたよ。
初めにを読んで、ちょっと本を閉じないでください。
なんですかすごい本気の初めになるんですけどね。
急になんかこう、え、これ片肘張るの?って思わせておいて、普段の僕らのこの感じが始まるので、ちょっとそこの詐欺感はあるんですけど、それはそれで味なので、
でも結構ね、あれですよ、初めにをパラ読みして買うのを決めてくれた人も結構いましたからね。
やっぱね、僕らが文学クリマーに出たところのブースが秘書みたいに並びに出てたじゃないですか。
ちょっとなんか秘書っぽいことちゃんと書いとかなきゃいけないかなと思って、ちょっとあの文章を知ったっていうのは実は裏側ではあるんですけど。
確かにやっぱそういう脚相だったかもしれないですね。
そうですね、結構ねゴリゴリに秘書っぽくドキュメントのアジオ二次元について書くとああなりますっていうだけで、別にそれこそ僕らの番組でやってるみたいにいろんな角度で書けるんで、そういうことはやると面白いかなっていう感じですかね。
はい、とにかくこれね、読んだ方がいいっていうのは当たり前なんですけど、僕らが言うのは。
昨日お便りにもあった通り、文字にすると立ち会われるものっていうのがある。メッセージってこれなんだって立ち現れるものがあるんで、ちょっとそれを読み取ってほしいなっていうのが本当に今回僕の思いです。
そうですね、オンラインでも販売してますが、オンライン販売はですね、僕らが普通に放送して送ってますんで、それが大変だなと思ったら突然販売が終了する可能性もあるんで、お早めに購入いただけるといいかなと思ってます。
大丈夫です、無限に山口さんが放送発送します。
僕はちょっと疲れたら突然終わるかもしれないんで、お早めに是非。ということで、こんなちょっと緩め特別回というか振り返り回は以上となります。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございました。