足立区のファミレスの特徴
真夜中、コンビニの駐車場で。このポッドキャストは、1つの場所を72時間にわたって定点観測する、
某、公共放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が、番組についての感想や愛を語ります。
今回は、東京足立区、いつものファミレスで、ということで、今回はそのままですね、
東京の足立区の住宅街にある、ファミレスが舞台なんですけど、ガストですね。
ガストのファミレスに、3日間来た方に、お話を伺うという、本当にシンプルな回でありました。
では今回、山口さんいかがだったでしょうか。
72時間って、場所に密着したりとか、もちろん基本ですけれども、そうなってくると、何か取っ掛かりってあるじゃないですか。
今日は、なんかシーサイドのドライブインなんだな、とか、ソードサイドの中華料理屋なんだな、とか、
足立区のガストっていうその、取っ掛かりの無さというか、匿名性の高さというか、なんかすごい試されてる気しますよね。
試されてますよね。
どの企画でどうなったんだっていうのはあって、
あまりにもこれまでの中でも、そこがわからないというか、
別に足立区って言われてもそれだけでもピンとくるわけでもないし、ファミレスっていうのもね、
あまりこれまでもファミレスってそんななかったような気はしていて、
で、近いのがあれば、あるとすればあれですかね、群馬石崎のフードコートの回みたいな、本当にイオンのフードコートっていう、
本当にそれだけっていう取っ掛かりがないって言ったら本当にその通り。
常連客の人間模様
今回ガストかっていうところとっていうのは結構意外でしたよね、中身が。
いやー、なんか今回は僕は誰をどう挙げていくかみたいな話ですけど、
25年通う常連のおじいちゃんですよね、毎朝食べに来る。
やっぱこの人が結構今回の回で言うと、まあキーパーソンというかっていうんじゃないかなと思いますよね。
あの25年毎日通っている常連さんからの、あの定年マジアのナイジェリア人男性からの娘さんと来ている妻に先立たれた寂しいお父さんからのみたいな、
この流れは来ましたよね。
そうですね、なんかやっぱファミレスってもうファミリーレストランじゃないんですよね、ファミリーのレストランじゃないんですよね、別にね、当たり前なんですけど。
そうですね、ランケットにインフラでしたね。
でもこれ本当にあって、本田さん飲食店とかこういうチェーン店でバイトしたことあります?
ないです。
僕は大学生の時にミスドやってたんですけど、ミスドも必ず毎朝来るこういうおじいちゃんとかおばあちゃんっているんですよ。
パン屋さんとかでもそうですもんね。
そうそう、で信じられないかもしれないんですけど、新人研修入ると最初にこのおじいちゃんはいつものしか言わないから何を頼むかっていうリストがバイトに配られるんですよ、まず。
そんな老舗の喫茶店みたいなことある?
いや思うじゃないですか、でもそういうことがチェーン店で行われてるんですよ、僕が学生の頃ですらそうだったから、もう多分今はもっとだと思うんですけど。
いやだって今回もすごかったですよ、対応が。
でも差し入れ持ってきてくれるとか。
で朝ね、声かけから、あれなんか会長とかがお忍びで入ってきたのかって言って、おはようとか言って、おはようございますとか言って、朝入って行ってね、それで一番奥の自分の席に座って、手慣れた手つきでタッチパネルで座ってね。
だからもう固定席も決まってるし、であれ多分タッチパネルがなければもういつものしか言わないおじいちゃんだったはずなんですよ。
そうですね、時代の波に生まれて。
時代の波に生まれてそうなってますけど、そういう人がいられる場所にガストっていうかチェーン店ってなってるというか、なんかチェーン店ってチェーンっていろんなどこにでもあるし、よく言われる議論として郊外ってどこの郊外も日本って同じになっちゃったよね、チェーン店のせいでみたいな、商店街があった方が多様だったよねみたいな話ってすごい無数にあるんですけど、
それで結構解像度低い話だなと思って、こういう中身のローカライズっていうか、接客も含めたサービスの体験のローカライズって多分異常に各チェーン店で行われてるんだなっていうのは、すごい今回の会も通して思いますし、僕が実際バイトしたときもそう思ってましたし、結構いろんな役にチェーン店行っても、よく細かいとこ見ると思うんですよね、やっぱね。
安心安全ですしね、メニューは。でね、その店長さんとかも、まあその喫茶店のオーナーとかでないにしろやっぱり定着していてくださって、本当に常連の顔も覚えてっていうことは、それがないと逆に売り上げとしても成り立たないだろうし、あれどうなんでしょうね。
あのおじいちゃんがもし寸前のタッチの下で来れてないときとかに、いきなりなんかズカズカと入ってきたやつとか、奥の席を待ったとき、まじで店員さんどんぐらいヒヤヒヤするんでしょうね。
いや、しますよ。
すると思いますよ、もう。
いや、その辺難しいじゃないですか、だってそのやっぱチェーン店だからこそ、あそこは常連さんがとかって言えないやつもね、だって。
っていう部分と、でももうここは絶対確実にあの方の席みたいになってるところとの、タッチパネルはやっぱ絶対そうじゃないですか。
いや、そうなんですね。
そんなのいいからいつものだよって感じなのに、これもう本当ごめんなさいタッチパネル式になっちゃってやってもらわないと、オーダー通らないんですよみたいな話がついてあったわけじゃないですか。
いや、ただですね、それをやっぱあのおじいちゃんわかってるから、開店前に一人並んでるんですよ。
そうそうそう。
そうなんですよ。
誰も並んでないですよ、開店前のガスト。
まあそうね、本当に深夜バスで早朝着いたときぐらいしか並ばないですからね。
そうですよ、すごいじゃないですか。
そう、あの本当にね、あのおじいちゃんに関しては物分かりが良くて、本当に並んでるし、タッチパネルもちゃんとやるし、みたいな。
関係性が良いということが絶対にわかる一幕でしたもんね。
そういうのもある一方で、その初日かなに出てくる、パンの製造を始めたんですみたいな、元デザイナーの女性出てくるじゃないですか。
で、その途中でビール飲みたいんですみたいな、頼むじゃないですか。
そういうなんか昼飲みの場としても授与されてるんだな、みたいなのも結構幅広くて面白いなっていうのは思いますよね。
時間帯関係なくアルコールを提供してる店って意外と少ないとかね。
そうですね。
そうなった時にやっぱりファミレスはそこは強いですから、まあそういう場所にもなってるし、まあそもそもやっぱりね、ランチ営業何時からなんかラストオーダー2時までとかになってる食堂も近いところで、
やっぱりお仕事の関係とかで昼ごはん変な時間になっちゃったっていう人とかにもやっぱり開かれてるっていうところも含めて、
だからファミレスがファミレスじゃないみたいな話でしたけど、本当にその通りで結構もうみんなのインフラになってるし、
まあだからね、さっきも言ったけど、途中その娘さんと週1回ここで食べてるんですっていうお父さんは、まあ奥さん先に出たれちゃって寂しいって言いながら、
まあそれも本当になんで普段会話がないだろうからっていうことで娘さんと絶対ここで会おうねってことになってるっていう、
なんかお茶の間じゃないけどなんかこう確認の場になってるんですよね、コミュニケーションというか。
で本当にあの寂しいって言った顔つきがマジで寂しそうで、いやーなんか俺もこうなっちゃうのかなとかね、
和定食と多様性
そういうことを思ったし、本当にいろんな人のいろんな人生のステージのそばにあるみたいなのがすごいあったんで、
後継としてやっぱりなんかしみじみ深いものがありましたよね。
そうですね、なんか開かれてるし、まあ値段もそんなに別に、まあなんかもはや安いとは言えないぐらいの価格にはなってはいるんですけど、
なんかまあね、安いって安いけどみたいなね、
値上げの値上げで安くはなくなってはいますね。
もうないみたいな感覚であるんだけど、まあ手間が省けるっていう感じかなどっちかっていうと。
いつものってやつですよね、だから。
それがね、需要できるからね、いいと思うんですけどね。
いやーそれも良かったな、あとやっぱさっきも言った通り定年間近のナイジェリア人男性、
20何年日本にいて、もう日本長いんですよってもうペラペラの日本語喋りながら、
なんか朝の朝食和定食みたいなやつ。
そうそう。
なんかあれが日本を表してるというか、
やっぱりちょっと前までは72時間とおなじみの技能実習のみんなが、
まあ少しでも安く切り詰めながら、
多国籍肉店で肉を買うみたいな世界だったわけじゃないですか。
そこがなんか、今日奥さんいないかなーみたいな感じで、
何十年も前から日本に来てるナイジェリア人の人が、
和定食食べてる姿みたいなのが、
これが今の日本であるみたいな。
高齢化社会は日本人だけではありませんみたいな。
そんな日本社会の、まあね本当に、でもそれはそれで良くて、
すごいゆったりとした、しみじみとした人膜でめちゃ良かったですけどね。
今回の会って、どういう会が似た会があるかなっていうと、
公害論、公害論というか、
国道の幸福論の話とか、国道沿いのお店とか、
そういう公害、まあ足立区って言うと公害でもないっちゃないんだけど、
公害っぽい感じというか、
足立区の社会的変化
中流層みたいのがまだ存在し得るというか、
ちょっと公害にしては若者が少なすぎて。
っていうなんか像な気がしてて、
だからちょっと外れた、それこそ群馬伊勢崎とかになると、
外国人グループがいますとか、
2010年代以降というか、
日本の風景みたいな感じ。
どちらかというと、あっちの方が本当の公害というかね。
昔の日本っぽい感じというか、
ナイジェリアの方もやっぱり日本ナイズしないと生きていけない時代というか、
生きな姿になった人ね。
っていうのはすごく、だからこそ、
多様性もありつつ、
懐かしさじゃないけど、ちょっと昔の感じっていうんですかね。
はなんかするなと思うんですよね。
なんだけど、画面切り替わると、
猫ちゃんロボットみたいなのが配禅してるのを見て、
2024年だ、みたいな思うっていう。
スチームパンクの世界ですよね、だからね。
っていう感じでしたね、今回の会話は。
そこがなんかやっぱりその、
その時代性みたいなものが来るものがやっぱりあって、
やっぱなんかこう、
僕らのファミレスといえば、
やっぱザ・サンメイ様なわけじゃないですか。
ザ・サンメイ様っていう、漫画原作のドラマシリーズとか、
コントとして、
本当に行く場所がない若者たちが、
時間を消費する象徴としての、
昔のその24時間も含めて、
深夜までタムロする場所、みたいな。
あの気だるげなイメージから一点、
コロナかというか、それよりも前からやっぱり24時間営業すること自体がもう、
ビジネスとして成り立たなくなって、
それでも遅いとはいえね、
深夜ぐらいには店が閉まり、また早朝には開き、みたいになっていて、
そこにその、
やっぱり僕が最初アダチクって聞いた時は、
そういう気だるけなザ・サンメイ様が繰り広げられるものだと期待してたんですよね。
でもそれが意図的なのかどうなのか、
全くなかったじゃないですか。
そうですね。
あのなんかこう、気だるげな、
やることがない若者たちの場、
みたいなものがなくなっていて、
どちらかというと、山井さんがずっと言ってるような、
ちょっと昭和の匂いもするような、
粋な場所として、
ちょっとハードボイルドな場所になってる、
みたいなところが、
面白いなあ、時代の流れを感じるなあって、
思っちゃいましたね。
ファミレスの役割の変容
なんかまあ、若者がタムロしなくなったんだと思うんですよね。
シンプルに街に。
それはなんか、すごく今回の会議で、
やっぱり本田さんと一緒で、
ファミレスってファミリーレストランって言うけど、
別に学生がタムロしたりとか、
学生だけじゃなくて20代とかね、
タムロしたりとか、
よく芸人がネタ書いてみたいなのあるじゃないですか。
そういう感じ。
じゃあ今回はなくて、
それってでも、
やっぱり居場所がなくて、
どうすればいいかっていうか、
部屋に一人でいるんだったら、
友達となんか喋りに、
24時間ガスト空いてるよって言って行くみたいな、
文化自体の喪失っていうものを、
すごく感じましたね。
アダチックでもなくなっちゃってるの?
いやそうですよ。
すごいですよねこれ。
コンビニでタムロする人とかも、
あんまりいないじゃないですか、そもそも。
いないですね。
だいぶ見ないですね。
だいぶ見ないじゃないですか。
そのコンビニでタムロの、
ちょっと延長線上というか上位互換みたいなのが、
ファミレスでタムロだったわけですか。
そうですね。
まあまあまあ。
同じ系別にね、
いる人が悪いとかそういう話じゃなくて、
同じタムロする場所が違うだけの話で。
今回の回は、
それがすごく、
今ネットでYouTube見るとか、
そういう個人の趣味とか、
一人で完結できることが、
すごく感性的ですけど、
増えた結果、
リアルで人が、
祝祭の時でない限りは集まらなくなったんだなって、
いうのを感じたんですよね。
フェスには集まるとか、
なんかそういうパーティーには人は集まる。
けれども、食べるとか、
日常でダラダラ一緒に過ごすってことは、
確実になくなってんだなっていうのは思いますよね。
日々のね、
生活の中で、
そういうリズムがあった身としては、
やっぱりかなり悲しいものを感じるというか、
高校生の時に、
なんか勉強しに行ったりしてませんでした?友達と。
いや、知ってます知ってます。
そういうものがやっぱり、
一心も差し込まれなかったことにやっぱり、
その結構悲しさを覚えた回でもあるんですよね。
絶対だって勉強してる人とか、
勉強してるって、
いつドリンクバーで飲み物を混ぜて遊んでる、
みたいなコース出ないじゃないですか。
まさしくそれじゃないですか。
ど真ん中世代じゃないですか。
そこがなんか、
それがすごいなんかこう、
最果ての場所みたいなところがあるんですけど、
その足立区っていうなんか、
逆に言うと僕らが全くもう、
そこの世界観的なね、
ちょっと雑ですけど、
キサラズキャッツアイ的な、
ところの世界観の延長線上にあるものだと思い込んでたものが、
今やそうではないということにちょっとその、
驚きを覚え、
映し出される映像は全て、
粋な人たちの、
なんか悲哀みたいな感じになってるのが、
なんとも言えなかったです。
なんかね、本当にその、
あの本田さんも言ってましたけど、
インフラ化やっぱしてて、
途中その、デリバリーのシーンも挟まるじゃないですか。
ありましたね。
謎の生骨院に行き、
趣味がオペラの先生のオペラを聞くっていう、
不思議な時間が流れるじゃないですか。
カットしないという約束を守ったっていうね。
約束を守り、
映像は違う映像になるのに、
背景でオペラが流れる、生オペラが流れるみたいな。
あの人はね、もう録画してダビングした方がいいですよ。
映像をね。
いやそうです。NHKデビューしてるわけですから。
でもなんか、ああいうの見ても、
本当にインフラっていうか、
なんかこう、デリバリーも含めて、
本当に地域の職を支えてる。
さっきの最初の90歳おじいちゃんもそうだし、
この地域の職を支えるっていうものが、
もともとは若者文化みたいな、ファミリーレストランみたいな、
若者のものだったものが、もう上の世代も含めて、
みんなのインフラになってるっていうのが、
すごく、この2024年現在のファミレスの姿としてあるんだなと思いますし、
現在の飲食文化
なんか、僕あの去年かな、おととしぐらい、
おととしか、おととしは1ヶ月ぐらいほぼガストしか食べてなかった時期があって、
どんな時期か。
なんか行った地方が夜まで空いてる店がガストしかなくて、
それも完全にインフラですもんね。
しょうがなくその店しか空いてないから、
ガストだけを食べ続けるって1ヶ月ぐらい過ごしてたんですけど、
それとも大体のガストのメニュー食べるわけですよ。
メニューの端から端までみたいな。
ガストでうなじゅう食べたことないですよね。
ないですね。
ガストにうなじゅうってあるんですよ。
初めて知ったな。
初めて知りましたね。
ガストのうなじゅうはそこそこ美味しいんですよ。
普通にちゃんと美味しいんですよ。
本当にでもね、今やファミレスぐらいしかバリエーションのあるレストランってないですからね。
やっぱその端から、全部は食べてないですよさすがにね。
季節シーズンものもあるんで。
僕らの学生時代のガストのイメージってグリルオニオンチキンみたいなやつじゃないですか。
わかります?
わかりますよ。
ハンバーグなんとかポテトみたいなやつとか。
ダブルハンバーグとかね。
チーズハンバーグとかそういうんじゃないですか。
でも今はそういうんじゃなくて、
やっぱ各社、ガスト他もそうですけど、和定食とかしかも原塩とかにやっぱ力を入れてるんですよ。
だからもう高齢者とかを明らかにターゲットにしてて、
僕らが思っていたかつて食べていたパワー系ランチみたいなものでは全くなくなってるんですよね。
それはめっちゃ思いましたね。
皆さん食べてるものがなんかうどんとか。
そうそうそうそう。
可愛らしいものを皆さん食べていたので。
だからこれはもう完全にドライブインとツインになってますよね。
僕ら世代のそれこそ30代ぐらいの認識だと、
足立区のファミレスの変遷
ガストとかサエゼリアとかオートやとかってやっぱ違うじゃないですか。それぞれ。
特色があるじゃないですか。
ガストは今言っといてハンバーグとかお肉かなみたいな。
ガストはね、だいぶ変わりましたよね。
あるじゃないですか。
なんとなくオートやは和食かみたいなのがあるけど、
多分今で言うとあんま変わんないんですよ正直。
その辺のガストとオートやで言うと。
もちろんメニューの細かい違いもちろんありますけど、
大枠の捉え方が僕らが捉えてるよりも近くなってると思うんですよね。
だから逆に言うとドライブインで持ち込み定食みたいなのが、
逆にエンターテインメントとして受け取られ、
福島の中学生が見つけて歩きでやってくるわけじゃないですか。
別の回ですけど。
そういうことが起こり得るんだと思うんですよね。
逆にね、中学生の彼らの意を認めるのはドライブインで。
逆にこのファミレスは和定食とかうどんとか、
そういう気のおけない食べ物みたいな形に、
住み分けが行われてるんだろうな。
確かに今回見ててそれも思いましたよね。食べてるものって。
すごいなんかね、街のマルチタレントみたいになってるんですよ多分ね。
こういういつどのシーンでも朝もそうだし、
お酒飲みたくてもいけるし、ないと困るし。
夜もいいし、みたいな。
それがなんか、すごい変遷として時代を捉えてきていると思いますし、
ガスト一つでもそういうとこが見えるのが、
最初ね、引っかかりのない足立区のガストっていう回でしたけど、
見えてくる、丁寧に読み解いていくと見えるとこなのかなっていうのは思いますよね。
外食産業の未来
なるほど。
足立区のファミレスっていった時に、
いつのっていうことによって全く見えるものが変わるっていうことがわかるというか。
そもそもね、ファミレスっていうファミリー時代のできた時のね、
ロイヤルホストンみたいな高級志向の家族で外食養食だっていう、
あの多幸感の時代がファミレスだっていう人も絶対いるでしょうし、
そこから僕らね、いわゆる90年代、ゼロ年代みたいな座三名様の、
気だるげな若者の溜まり場っていうイメージもあって、
で、今は和定食な世界なわけですね。
原演ですね。
原演和定食の。
原演と猫ちゃんロボットの。
昼からハッピーアワーでビールが飲めるっておなじみのみたいな。
そうです。
そういう意味では、これってね、メタ的ですけど、
この2024年のベスト10に入ってくる最後の枠になるじゃないですか。
いいフィナーレだなって思いますよね。
72時間らしい。
そうですね。
こういう変化を結構予想できないですからね、まず。
確かに。
そう、だって僕らが子供の時は当然のようにやっぱ、
ドラえもんの途中に流れるココスの包み焼きハンバーグみたいなCMを見て、
包み焼きハンバーグ食べたいみたいに思ってたわけじゃないですか。
憧れのね。
憧れの包み焼きハンバーグだったわけですよ、ココスの。
で、それがなんか、自分もそうですけど大人になるにつれて、
そうやって食べる場所というか、になり、
で、今はインフラになるみたいになかなか多分予想もできなかったし、
じゃあなんかこの次の10年どうなっているの?みたいなのも、
なんか本当にこういう外食産業を取り巻く環境って、
全く読めないなっていうのが、
改めて思いますよね。
そうですね、だから裏を返すとやっぱりそのドライブイン的な個人焦点が、
自分を貫いてやっている中で、
チェーン店っていうのがいかにその時代に合わせて、
ちゃんと形を変えることで、
その生き残りじゃないけれども、ニーズに合わせてきたっていうのが、
すごいある意味よくわかるというか、チェーン店だからこそ、
いろいろな変化ができるのであって、みたいなところの、
どっちがいいとかっていうことよりは、
なんかこういうものなんだなって思わされましたね。
確かにチェーン店こそ一番街に溶け込もうとしているのかもしれないですね。
やっぱり一番真摯にその時代と向き合って寝てるんですよ、時代と。
それは確かにそうっすね。
なるほどな。
ちょっとこれは人にある意味勧めづらいんですけど、
できれば見てほしい回ですね。
2024年を表す。
足立区のガストに密着した回なんだけど、
何が起きるの?みたいな感じですけど。
伝わらないけどね。
何が起きるんですか、それみたいな感じですけど。
でもいつものファミレスでですからね、今回。
そうですね。
そういうタイトルも含めて、おすすめというか、
見ていただいた方が、2024年間もそうだし、この何か数年間というか数十年間を
ディケイドみたいなね。
振り返られる回かなと思いますね。
というところで今回は以上となります。
ありがとうございました。
ありがとうございました。