真夜中、コンビニの駐車場で。このポッドキャストは、1つの場所を72時間にわたって定点観測する、
某、公共放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が、番組についての感想や愛を語ります。
今回は、冬の仙台、真夜中の肉まんスタンドで、という回なんですけれども、
これはもうタイトルの通り、仙台が舞台に、冬に熱々の肉まんを売っているスタンドに注目した回です。
仙台の中でも、その歓楽街みたいな、こう賑わう場所に、本当に真夜中に飲んだ後みたいな形で、
この肉まんを、とか、あんまんを、真夜中から早朝、朝まで売っている、このスタンドにどんな方が来ているのでしょうか、という回になっております。
では、山口さん、いかがだったでしょうか。
あの、我々のユニット、真夜中、コンビニの駐車場でとしてはですね。
はい。思いましたよね。
思いますよね。いきなり番組の外の話ですけど、はい。
真夜中回。
真夜中回ですよね。
今回の回はすごく、仙台の国分町ってね、今話していただいたみたいに、歌舞伎町というか、みたいな感じというか、仙台の歓楽街っていうところで、
なんかこんな場所あったんだなっていうのはすごいありましたし、あとやっぱり、こういう歓楽街のポツンと飲食店みたいなのって結構あるじゃないですか、何個かシリーズ。
で、例えば有名になって、72時間界隈で有名になっているかもしれないですけど、言うと北海道ですよね。北海道のサンドイッチ屋さんですよね。
札幌のね。
札幌の、ああいうのとか、いろいろある中で、結構そういう系譜というか繁華街のお店で、いろいろ繁華街だからこそお酒の飲み屋の帰りの人とか、
あと水商売系ですね、キャバクラとかホストとか、フィリピンバブとかそういういろんなところの人が来るっていうのがすごくなんか、結構昔の72時間って言うとあれですけど、
昔コロナ前によく見られていた72時間っぽい雰囲気がすごいあったなっていうのが、僕は見ていて印象としてあって、すごくそれが懐かしいなって思いながら、ああこういうテンション感いいなって思って見てましたね。
返ってきたって感じしますよね。
いやそうですよ。
僕はですね、これもう正しくこの過去の両作を反転させた回だなと思っていて、
あの札幌のサンドイッチもそうなんですけど、僕これ完全にサンプリング元はですね、完全にあの福井の真夏の氷屋さん。
あーなるほどね、はいはいはい。
あの回僕結構好きなんですけど、その回のね、本当に前回は福井という場所での繁華街、同じような歓楽街に夏にね、氷屋さんの無人販売所っていうのがあって、
当然水商売の方がお酒のために出す氷買いに来たりとか、夏祭りを控えた方々が町内会の人たちが氷買いに来るとかっていう会の真逆で、
この冬の寒い中に仙台の観楽街で煙シュンシュンってなるところに肉まん売ってるっていう、
いやーこれはやっぱりこう過去の両作をちゃんと拾っていくっていうところがいいなーと思って、
しかもやっぱりホラーねっていう感じでいいの撮れてるじゃないですか。
そう、ホラーねって感じありますよね。
だからやっぱりこう過去のレジェンド界を参考にするって大事だなって本当に思いましたね。
でもその中でもこの国文庁オリジナルルールとして接客を、接待を伴う営業は25時までですみたいな感じで、
でもとはいえこの肉まんスタンダードはずっと夜までやってるじゃないですか。
そこがその繁華街シリーズの中でも結構早く閉まっちゃう観楽街の中の肉まんスタンドで、なおかつ昼間も空いてるじゃないですか。
それが結構特殊というか、昼間に来る人と夜に来る人の顔が違ったっていうのがすごい面白いなって思いましたね。
あれって24時間営業ではないんですか。
ではないんじゃないですかね。
多分4時とか居酒屋タイムっていうか、居酒屋4時に閉まってランチ営業するみたいな感じなんじゃないですか。
それぐらい本当にこの場所を支えてるというか、最後の取り入れ感ちょっとあって、もちろんお店じゃないんで中には入れないんですけど、
やっぱりこんだけ寒い日に肉まんとかあんまんを頬張るのってそれだけですごいライフラインな感じするじゃないですか。
だからやっぱ結構いい、いや本当に支えてるなっていう感じしましたよね、昼も含めて。
めっちゃ思いますよね、なんかこの肉まんっていいじゃないですか。
なんかすごい大きい話ですけど言うのも。
350円今回はですけど、コンビニとかでも買えるじゃないですか、そういう肉まんって。
そういうのをやっぱ冬にちょっと食べると温まるし、本当に今言ってたみたいにライフラインですよね。
やっぱりなんか肉まんにエモい思い出とかあります?山口さん。
エモい思い出?エモい思い出は別にそんなにないですけど。
なんか半分こしたみたいなそういう話ですか?
いやいや別にそういうことでもないですけど、いやでもなんかそのまさしく今回も出てきましたけど、
なんか子供が親と一緒に買うっていうのもあるし、そういう中でその習い事とかの帰りに買ったりみたいな。
そういうちょっとした小腹を埋めるっていう位置づけで、なんか冬の寒い日に買って食べたなっていう思い出ってある人多かったりすると思うんですけど、
結構自分は結構そういう思い出もあって、特に自分は出身長崎なんで中華街とかもあるんでね。
そこで冬になったら肉まんとかもやっぱり出てるし、ああ塾の帰りに買ったなーみたいなのは結構エモい思い出としてあるので、
今回それを思い起こさせるような湯気の感じとかね、あのセーロと湯気っていうあのセットは映像としてもやっぱりいいなと思いましたけどね。
なんかそうですね僕はそのエモい思い出みたいのはもうファミチキとかなんでちょっとあんまりあれかもしれないんですけど、でも分かります言ってることは分かります。
いやーだってあの僕が住んでるところの近くに同じような肉まんスタンドがあるんですけど、あのエモすぎてめちゃめちゃ外国人の観光客の人が写真撮りに来てるんですよ。
で確実に多分なんか記事かなんかで紹介されていて、日本の人はほとんどいないんだけど海外の人がもうすごいこう列をなして写真撮ってたりするんですよ。
なんかすごく商店街の中のサイバーパンクな中にセーロと湯気みたいな、やっぱジャパンって感じするじゃないですか。
何なんでしょうね、中華街とかこういうとこに言ってもあるじゃないですか、肉まんスタンドとかって、じゃなくてこういう繁華街とか本当にその中華街みたいな雰囲気じゃなくて突然この肉まん売ってるところがあるみたいな感じがいいですよね、なんかポツンとある感じが。
まあなんか別に中華街じゃなくてもやっぱりこうそういうセーロでふかす文化って結構あったりするなーって思ってて、なんか結構いろんな場所にあるし、なんか需要は大きいんじゃないですかね。
しかもなんかシュウマイとかもあったじゃないですか。 あれのシュウマイもなんかすっごい大きくて、肉厚そうでめちゃ美味しそうだなと思ったんで、最近なんかよく見るかなーっていうのは自分の住んでる街とか見てても、なんか別に中華的なものをしてるわけでもなくあるかなと思ったんですけど。
なんかあれなんですかね、元祖タピオカ屋じゃないですけど、そういうなんか小さい店舗でも営業できるみたいなことあるんですかね。
まあ場所がそんなにいいし、冬とかになればそのセーロずっと蒸すだけで温めておけるんで、割と手軽だと思うんですけど、あんま関係ないかもしれないですけど、私2025年買ってよかったものランキング第一セーロなんで。
突然何の話ですか。 いやいや、セーロって偉大なんすよ、やっぱり。 何が偉大なんすかね。 いやいや本当に、よくここまで物を美味しくできる魔法の物ってこんなところにあったんだっていう感じで。
蒸すと。 蒸すと、やっぱり蒸すとね、全部美味しくなる。 へー。 ワイヤ肉まんウォイヤですよ。
だから本当にセーロってなんか今まで僕なんで買ってなかったんだろうって思うぐらい素晴らしい器具で、それがあれだけね、なんか5段も6段も重ねてたじゃないですか。
あれはいいなと思うのとあそこにあんなシュウマイとか肉まんとかあんまんとかあったら、そりゃうまいよなっていう感じでしたけどね。
なんか肉まんとかシュウマイとかに対してなんかちょっとプチ贅沢みたいな感じありません?
ないですかね。 ありますあります。だからちょっとしたご褒美感ってありますよね。 そうそうそう。だからなんかこう日常にすごく、もちろん全然別になんて言うんだろうな。
日常に食べるんだけどなんか天津系ってそのプラスアルファみたいな感じあるじゃないですか。それがメインディッシュっていうよりはなんかその例えばホイコーローがあってついでにシュウマイ食べるとかわかんないですけどね。
それはわかんないけど。 プラスアルファみたいな感じありません? 中華に引きずられすぎてる気がする。
なんて言うんだろうなプラスアルファ感がすごいあるので。 だから今回もめちゃめちゃねそのバーのお客さんみんなに差し入れしてたりとか。
それこそ観楽街なんで黒服のお兄さんとかが差し入れ買ってたりとかまあそういうちょっとご褒美感はすごい今回もありましたよね。
そうなんですよね。それがそのお客さんにプレゼントしますみたいな人もいたじゃないですか。 ああいましたね。 肉まん。
今くらい行くんだよって。 そうそうそう。でなんか15個買ってみんなに食べさせたいんですみたいな話とか飲み会の帰りに家族に食べさせたいんですとかなんかそういうのはすごいいいというかこうおもたせ的にも機能するからすごく嬉しいじゃないですか肉まんもらってシンプルに。
いやもうそうですね素晴らしいじゃないですか。
素晴らしいですよ。
いいなーと思ったし。
いやなんかねこういう結構来る人ってやっぱ一瞬じゃないですかその肉まんスタンド別にその。
立ち寄るっていうか。
そうそうそう長くいるわけじゃないしちらっと来てでそんでもう帰るみたいな感じ。
2000個売れてるらしくね3日間ね。
やっぱ途中途中で来るだけだからその前後の物語がちゃんとあるじゃないですか。
やっぱ肉まん食べに来ようみたいなのってね誰かを思ってとか誰かと来るとかねそういうのは結構多かったっていうのも特に特徴的なんですけど。
僕はね最後に出てきたあの本当に東日本大震災で好きな人が亡くなってっていうことで湯気を見ると温かみを感じるんですみたいな人とかも。
なんかこういう単に友達と来るとか夜家族のために買っていくとかそういうのだけじゃなくてその肉まん自体のこうなんていうんですか。
あったかさがそういうとこまですごい包み込んでくれるっていうか。
これはね湯気がいい仕事をしているというか。
今回はなんかそういう湯気の仕事とかちゃんと寝られてていいなと思って。
僕は個人的に一番これこれだよなと思ったのはあの、
寒楽街なんで寒楽街の街の様子とか映し出されるんですけど、あのワンカットだけあのタコハイボールの大きい看板で田中南のでかい看板があるんですけど、
絶妙に田中南にはピントが映ってないので田中南だとはわかんないようにして。
NHK的に。
NHK的にはねあのその既存のね広告を映すわけにはいかないので。
でも明らかにもうそのタコハイだということはわかるんですよ。
タコハイということはつまりあの田中南であると。
そしてそのもうなんかこう寒楽街にぴったりな看板とその雰囲気をちょっとこうピント合わずに映すみたいな息だなと思って。
なんか全てに息を感じましたね今回の回は。
なんかこう途中であの飲み会の帰りでそのお土産を持って帰るっていう男性が結構その国分町ずっと昔から見てるんですみたいな人がその国分町がすごい変わったみたいな話してたんですよね途中で。
であの僕もなんか出張とか行くと国分町ってたまに行ったりしてたんですけど、なんか正直全然その変わった感じは僕はわかってなくて。
ただコロナ以降行ってないからかもしれないんですけど、なんかあんまりその街の変化って僕には見えなかったけど、やっぱ長く来てる人から見ると確かに言われてみればねお店とかを減ってるのかもしれないけれども、やっぱ通ってるからこそ見えるところはすごくあるんだなっていうのはなんか自分が気づけてなかったからこそ改めて思いましたね。
どれぐらいのスパンってね変わったっておっしゃってるのかにももちろんよるとは思うんだけど、結構やっぱり今地方都市のいろいろな場所は10年で様変わりしてますからねやっぱり。
そうなんですよね。
仙台であってもっていうのはあるんじゃないですかねやっぱり。
なんかそんな中でねこのお店がこの34年やっててみたいな、34年すごいですよね先輩ですよ先輩、僕ら。
そうそうそれがなんかでもなんかここの風景ってそんなにもちろんそのねいろいろ変わってきてる部分はあると思うんですけど、なんか34年の逆にこうできた当時とかどうだったのかみたいなのも気になりましたけどね変わってなかったのか。
ほんとに賑わってたでしょ。
やっぱ賑わってたんですかね。
いや絶対に賑わってたと思いますよ。
基本的にやっぱりもう各地方都市都市の寒楽街っていうのはやっぱりバブルを境にだいぶ厳しい状況。
まあそうですよね。
なので30年前とはやっぱりもう全然違うでしょうし。
そこからねやっぱり特にこと仙台においては大震災があってっていうのもあるしさらにコロナがあってっていうこう割と苦難は続いてるでしょうからね。
違うんじゃないかなと思うし。だから出てた方々もなんかそういうねなんか乗り越えてきた強さみたいな真の強さみたいなのはあってだからこそその人への優しさみたいなのがあるのかなと思ったんですけどね。
なんかこうスナックのままとかもいいじゃないですか。
いやいいですよね。
深く考えないのが秘訣と悩んだら切りないからとかって言ってて。
いや本当そうだなみたいな子供がいてねまあそういう夜の仕事してたらこう時間とかが合わないとかやっぱりいろいろある中でまあそれでもまあ考えずにやっていくんだよっていう日々の感じがやっぱり顔に現れてるっていうのかなっていうのがすごいあったし。
そこでねこう子供を保育園にね預けてみたいな話もするじゃないですかね。
夜預けてみたいな。
真夜中の保育園がここにもあるんだなっていうね。
ナカスでナカスの真夜中の保育園に密着した回もありましたけど。
仙台にもあるんだなっていうのが。
あのママキョンキョンに似てましたね。
美魔女ですよね。
恋の強豪2の。
似てましたね。
完全にスナックでもてもてだった。
すごいなと思って。
いいですよね。
なんかそういうこうなんていうんですかねあのああいう歓楽街だからこその人の感じってあるじゃないですか。
ちょっと大人っていうか大人っていうのはつまり人生の酸いも甘いもみたいなところをちょっと悟ったような形というか。