1. 勝手に”ドキュメント72時間”をしゃべるラジオ
  2. 第124夜 『ボートレース場前の..

放送回:「福岡 ボートレース場前の酒場にて」(2023年10月13日)

サマリー

夜の駐車場で行われているドキュメンタリーポッドキャストでは、福岡ボートレース場の近くにある酒場が舞台となっています。78歳の方がいかに若々しさを保っているかの秘訣は、ボートレース場で過ごす刺激的な日々のリズムと楽しみ方にあるのです。

ボートレース場前の酒場
真夜中、コンビニの駐車場で。このポッドキャストは、一つの場所を72時間にわたって定点観測する、某公共放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が、番組についての感想や愛を語ります。
今回は、福岡ボートレース場前の酒場にて、という回について話していきます。
タイトルの通り、まずボートレース場の目の前にある酒屋さんが、酒場が今回の舞台になっております。
集まる人は、もちろんボートレースを見に来た人、でもそれだけではなくて、意外とただ飲みに来ている人もいたりして、そんな色々な人が集う、酒屋さんの3日間になっております。
ということで、本田さんいかがでしょうか。
なんかね、まさしくみんなでお酒を飲みながらボートレースの中継を見てるんですけど、これがパブリックビューイングの元祖か、みたいな感じで。
こんなところに元祖があったか、みたいな感じで見てたんですけど。
こういう言い方難しいんですけど、ボートレースっていう、いわゆるギャンブルじゃないですか。
そのギャンブルを見る酒場で、みたいな回で、結構多分ドキュメント72時間好きな人の界隈は、ちょっと腕がなるというか、お、来たぞ、みたいな感じで結構見たと思うんですけど。
で、今回その福岡のボートレース近くの酒場っていうことだったんですけど、これなんか意外や意外、確かに、こういう場所での撮影って、モザイクが多かったりとかで、モザイクの方とか、酔っ払った方とか、おじいちゃんどこ行くのかな、みたいなとかってちょこちょこあったあったんですけど。
なんかこう、思ったよりみんなちゃんとしてなかったですかって。
そうっすよね。
これがなんか意外と面白いところで、やっぱこれがねちょっと、例えばナンバーの酒場とかだったらって思ったら、やっぱもうちょっと歯が欠けてる率高いんじゃないかとか、逆にそういうのを見たいという視聴者が多い中で、
なんか、割となんかちゃんとしてたな、みたいなところが結構面白かったですよね。でも、実際のボートレースが始まると、人が変わったかのようになんかドボンみたいなのがちょっと聞こえるんですよ。
そうですね。
結構ね、そこも差分に驚いたというか、お行儀よく飲むシーンと、ボートを見ながら、思いが乗りまくっている声を上げる時間と、その交互に見ていくのが意外と面白かったなっていうか、
他の回のずっと変な人が出続ける、みたいなそういう酒場の回と違うところが、そこもちょっとね、なんか福岡らしいなって自分は思ったところでしたね。
確かに単なる居酒屋じゃないっていうか、ボートレース場前みたいなところがあるから、みんな目的があるわけじゃないですか、ボートレース見に来るとか、そうだけじゃない人もいるんですけど、基本はボートレースの人が多くて、
っていうと、勝ち負けだし、結構みんなちゃんと新聞読んで予想してるじゃないですか、今回の回見ると。だから普通の居酒屋とかよりはデイスイしてる人がいないのかもしれないですね。
なんかね、こういうのって意外なんですよね。なんか普通、ギャンブルとかってわかんないですけど、なんかそんな明定した状態より、多分ちゃんとしてやった方が、なんか当たる率高いんじゃないかとかって思っちゃうんですけど、でも多分ちょっとそういうことを言うのは部粋なんだろうな、みたいなのが広がってるし、
なんかこのボートレースっていうこと自体も、なんか結構馴染みがある人、ある人ってない人って結構いるかなと思うんですけど、山口さんなんかボートレースとかって見に行ったこととかありますか?
酒場の雰囲気と客層
ボートはないんですよね。
ないって。
なんか結構よく見たら、九州から大阪にかけてに結構集中しているんで、割とね、でもあるんですよ、関東も、なぜかその海がない群馬県にあったりするんですけど、でもね、なんかね、結構この福岡っていうのもちょっとポイントで、
結構福岡とか佐賀とか長崎あたりとか、もしくは中四国あたりとかで結構見られてて、自分もそういうところで育ったんで、なんか親とかなんか結構いろんな人が見たりとか楽しんでるのを見たことがあるんですけど、なんかね、意外とこう関東で行くとその大馬さんの競馬っていうところと微妙に違いがあるのかなと思って見てました。
なんかやってる人曰く、なんか賭け額がめちゃ小額で済むらしいんですよ、ボートレースって。詳しいことわかってないですけど。
なので、なんかこう貧乏人がやるギャンブルだって言われてるらしいんですけど、まあそれぐらい多分なんか簡単に賭ける、なんかワンコインで賭けれるみたいなところがすごいあるのかなと思って、今回のボートレース賭けてる人たちも結構なんか200円とかで賭けてますとかっていう人がいて、なんかワンコイン感がすごい強かった。
なんか出てくる人はあんまりこう流しみたいなことをやってなくて、流しって競馬用語なんですけど、三連単とか例えば買うじゃないですか。
一頭に一番最初に来る一着に例えば3番の馬が来ますみたいなのはもうこれは絶対来ると思うじゃないですか。で、そうした時に一頭の馬は3番に固定するんですよ。あとは全頭に100円で使うみたいな。
そうすると金額としてはそれこそ、まあそれだとちょっとあれなんです。一頭二頭まで固定すると残り例えば2000円弱みたいな100円で使うとなるじゃないですか。2000円弱の投資で1万円得るみたいなことになるわけですよ。
例えばね、三連単当たると。それを流すって言うんですけど、競馬だと基本的にみんな流すんですよ。流した方が当たるじゃないですか。買収率上がるし。本当に三連単で1枚しか買わないなんていう奴はいないわけですよ。ほとんど。
そうなんですね。
いないです。いないですよ。
日中的に賭けてる人はそういうなんていうか戦略的な賭け方をしてる?
そうそうそうそう。基本的に流し、確実に勝つ場が決まってて、人気モッツも含めて。固いとこ狙いに行くみたいだったら全然あるんですけど、三連単だけとか、むしろ三連服って言って一頭から三頭までの順位は関係なくて、組み合わせを当てるっていうのもあるんですけど、そっちに賭けるとか。
そういうのがあるんですけど、ボートレース場の今回出てくる人がすごいクロートみたいな人ばっかだったじゃないですか。見るからに。なんだけどみんなそういう割と200円でこの番号みたいな。途中出てきますけどその三連単当てる人出てくるじゃないですか。
はいはいはい。
あれとかめちゃくちゃすごくて、でもそういうのがあるからこそさっき本田さんで言ってたお金あんまかけないでみたいなことになるのかなと思いましたけどね。
そうなんですよね。ちょっとなかなか競馬の解説がすごすぎて、ギャンブルポッドキャストみたいになっちゃう。結構それ本当に重要なところというか、自分も感じたところで、最初にパブリックビューイングって言ったんですけど、これなんかすごい既視感あったのは、イギリスのパブとかそういうのと一緒だなってめっちゃ思ったんですよ。
結局イギリスのパブとかも飲み屋になってて、ビールとか飲んでみんな流れてるサッカーとか見てるんですよね。結構ヨーロッパとかだとサッカーとかロトとかで結構賭けたりするので、結構応援にも熱が入るみたいなところがあるんですけど、今回もそこに近くってギャンブルで一攫千金やってやるぞっていうよりは、
日常の楽しみの中でそれ賭けたら楽しいしみたいな感じで、賭けながらパブリックビューイング的に映像を見てみんなで楽しむとか、常連もいて当然飲むだけの目的の人もいて、そこが緩やかに交流しているみたいな感じがあって、
なんかすごくギャンブルのイメージが変わるというか、こういうスタイルというか、晴れではなく家の日常的なギャンブルってこういう感じなんだなっていうのが分かったかいっていう感じもあって、すごい緩やかなところがいい味を出してましたよね。
なんか本当そうですよね、特にこの居酒屋がすごい特徴的だなと思ったのが、意外と子供いるじゃないですか。
そうですよね、家族。
家族連れが来てて、息子連れてよく来てたんですとか、娘を育ててるんですとか、お父さんに連れられてきて今大きくなってみたいな、自分もやるようになってみたいな人も出てきたりとか、
なんかそういう家族で来るみたいなことが、あんまり閉じすぎてなく、あまりにもタバコもくもくで罵声感やばいとかさすがに連れていけないじゃないですか。
でも今回のウォートレース場前のこの居酒屋って、もつにひろですよ。もつにひろってそんなことないじゃないですか。
立ち飲み屋だけどそういう感じじゃないじゃないですか。
いや、もくもくしてるっていうよりはね、意外とみんなクリーンにご飯を食べながらっていう感じでしたよね。
福岡の街とギャンブルのイメージ
そうそう、だからなんかいいのかもしれないですね。
まあ本当今回のところって、そういうウォートレースの酒場っていうところの部分もそうですけど、結構飯テロ的に小鉢のあての200円の小鉢とかってめちゃめちゃ美味しそうだったじゃないですか。ポテサラとか。
いいっすよね。
あとクジラとかアンゴ、キビナゴの刺身みたいなのとかって、フライとかって、ああいうのって200円で確かにちょっと食べて、少しお酒も飲んで帰ったらとか、子供連れだったらそれで好きなのいくつか選ばせてとかって、確かにちょっとした週末の午後を過ごすにちょうどいいじゃないですか。
そこはね、これなんか福岡のすごいところなんですけれど、ちょうど最初の冒頭のシーンであったんですけど、中心地の天神から塔15分ぐらいで行けるっていうこの福岡の港がですね、すごい近いんですよね。
結局福岡って空港も近いし、港も近いし、中心地にギュッてなってて、めちゃめちゃ便利なウォーカブルな都市なんですけど、そこの良さが出ていて、そこもボートレース場があるところも福岡港のところの近くで、
でもなんかそういう漁場で働く人とか、そういう市場で、魚市場で働く人だけが来るっていうことよりは、全然なんか普段みんなが住んでいる場所からもちょっと普通に歩いて寄れるし、当然そのボートレースがあるんで、ボートレースの人がたくさん来るしっていうところで、なんかこう福岡の街の延長線上にあるんですよね。
そこがやっぱりその場所としてうまく機能してるから、だからこそ夕方6時で終わっちゃうわけじゃないですか。
そうですよね。
そんなことあるっていう、なんかうまい具合に10時に始まって6時でシャッと終わって、まあ夕方ちょっとほろよい気分で帰ろうかとか、家族でご飯食べてまた晩ご飯に帰ろうかみたいな形でやってるのがすごい良い場所だなって思ったんですよね。
そうですよね。なんか本当に結構こういう、なんて言うんだろうな、やっぱギャンブルなんだけどそんなにこう思ってるようなギャンブル感がないっていうか。
わかりますね。人生を台無しにする感がないですね。
そう、会議的なっていうか、あるじゃないですか、藤原達也的なというか。
そうですね。命を懸けるみたいな。
そうそうそう。っていうところの、なんていうか、ある意味ゆとりだと思うんですよね。
確かに。
ここの、なんていうか、今回のこのボートレース場って、厳密に言うとボートレース場の中ってお酒売ってないし飲めないんですよね。
だからお酒を飲みながら見たいっていう人がボートレースの目の前なんだけど、この居酒屋に来てるわけなんですよ。
そうですね。
で、なんかそれもちょっとゆとりあると思うんですよね。そもそもその選択が。
だって別に、ボートレース見に来てる。ボートレースの前まで来てボートレース見ないんですから。
そうですね。
冷静に考えるとよくわかんないんですよ。
テレビで見てるだけなんで。
別に、家で見るよみたいな感じなんですよ。
でも、それがたぶん家で見ろよなんだけど、家で見ないでここに来てる理由っていうのはやっぱり、いろんな人がみんなで見てて、
後半も出てきますけど、三連単が当たった人とかがみんなに配ってたりしたじゃないですか。みんなのおかげで当たったからみたいな。
結構こういう行きつけのスナックとかそういう感じに近い感じですけど、
ボートレース場での刺激的な日々
なんかそういうコミュニティっていうか、あり得に言うとこの中にも出てきましたけど、第2の自宅じゃないけど、そういう感じもあるんだろうなと思いますけどね。
名古屋の喫茶店の会に近いアットホーム感がなぜかあった。
そうですね。
そういうところが。だから、来てて見てるお客さんとかで、俺こんな寄生暮らしたいなってちょっと思ったんですけどね。
ナンパをしていた78歳の男性が、その常連さんのお姉さんをくどいちゃうけど全く相手にされないおじいちゃんって言ったんですけど、
本当あのナレーションで年齢で78歳って出てきて、マジかっていうぐらい元気だったじゃないですか。
あなたを実際ボート見にシャカシャカ歩いてって買いに行くんですけど、服装もピンクのチェックシャツに蛍光ピンクの腕時計してたんですけど、
でもそれも別に下品なっていうより、謎のおじいちゃんのこだわりみたいなのが感じられ、本当78歳とは思えないシャカシャカ歩きで、その後ボート券買いに行って、それで当たらなくて船券捨てるみたいな。
なんか結構これなんか複雑な話なんですけど、すごい偏見だけを言うと、ギャンブルに来てる人って不健康そうじゃないですか。
いやまあありますよね、そういう。
お酒飲んでタバコ吸ってみたいな、すっごいステレオタイプみたいな話してますけど、でもなんかそういうイメージあるじゃないですか。
今回の話もそうだし、競馬場とかでもそうなんですけど、逆にそういう人たちの方がエネルギーが強い気がするんですよね。
それこそ72時間って言うとダービーの回とかね、日本ダービーの回とかすごい分かりやすいですけど、ダービーの始まる1週間くらい前からみんな並んでて、始まったらめっちゃダッシュしてみたいな。
っていうのとか、こういうボートレースもそうだけど、一揆一揆みたいな感情の起伏めっちゃ捨てるじゃないですか。
そうですね、本当に。
だって言っても200円なわけですよ。
例えば自分かけてるの。
でもそれはかけてる金額っていうよりも得れる金額であって、
これが当たったら。
そうそう、1万6千円とかなるじゃないですか。
それにやっぱかけてるから、その中起伏ですよね感情の。
そうですね。
そういうのが定期的にあることがここにいるおじいちゃんたちの若さの秘訣っていうか。
刺激がね。
そうそう、刺激がやっぱ必要なんだなとは思いますよね、やっぱり。
本当いいんですよね。
最後ら辺に当たった時に常連さんがそうやって振る舞ってた時に、
700円のセキトバは香りがええなとか言ってましたね。
いっさいっさ。
何百円もかけて負けたりしてるのに、700円のセキトバ普段飲まずにこういう時に当たって買ったら、
香りがええなっていう幸せを得れるあの感じ。
700円か普段ちょっといっぱいお酒とかワインとかに使っちゃうなみたいな値段を。
彼らは200円のワンカップ自販機があるわけじゃないですか。
日本酒の本当にワンカップ分。
悪いですよね。
ボートレース場での楽しみ方と若々しさ
ワンコインというか200円入れたら自動で出てくるっていうワンカップだけを飲んでるから。
700円のセキトバはやっぱり高級なわけですね。
それが楽しいと思えるというか、誰かが当たったらそういう振る舞いがあって、
スムーズに普通に考えれば経済的に勝ったら自分で確保すればいいものをそういう風に使っちゃうというか、
当たったらその場で飲み屋さんなんで横断振る舞いできるというか、
そういう流れって確かに一瞬不健康ではあるし、
それで全てを開示みたいなことになってしまったら終わりなんだけれども、
こういう日々の潤いや生活のリズム的に刺激があるのはやっぱり長い目で見るといいことなのかもしれないなっていうのが。
その辺も一回冷静になってちゃんと解体して考えなきゃいけないなと思ってて、
それこそちょっと前もニュースになって見てる人いるかあれですけど、
老人ホームとかでも最近よくパチンコが導入されてるんですよね。
なんでパチンコとか麻雀とか導入されてて、
なんで導入されてるかっていうと、
頭の体操とかそういうこともありつつもやっぱりそういうやることだったりとか、
感情とか、頭の体操というか頭でちゃんと考えるみたいなことですよね。
そういうことをすることがやっぱり若さだったりとか認知機能みたいなことの低下を抑えるというか、
繋がってるらしいっていうのがどうやらそこでは言われてて、
だから老人ホームにパチンコが導入されてるみたいなのがあるんですけど、
実はそうやってこれまで不健康だと思われていた者たちっていうのが、
今回のこの話もそうですけど、やたら元気な人たちを見てると思いますよね。
それだけでやっぱり周りにいる人も若者たちも元気をもらうみたいなとこありますしね。
そうですね。結構若い人も意外と多くて、あと夫婦とかね。
多くて、みんな楽しそうでしたよね。
場所自体を楽しんでいる感じというか、冒頭に書けるか書けないかは全然どうでもよくて、
書けてない人もその雰囲気が楽しいとか、常連さんと話すのが楽しいっていう女性の方とかもいましたし、
そういう活力をもらってる感じっていうのもあって、
そういう別途するという、まさしく別途なんですけど、
別途する感じっていうのが、やっぱり一つの無限に続く日常っていうよりは、やっぱりいいのかなっていうのがあって、
土日すごい盛り上がってて、今回のシルクって最後の月曜日だったじゃないですか。
月曜日の打って変わって、常連のおじいだけがしっぽりとやってるっていう。
あの絵もすごい良かったじゃないですか。
さすがにね、やっぱり土日は結構働いてる人というか、若い人も来て賑わってっていうところから、
月曜日の1週間が始まったっていうところで、いきなり飲みに来て、いきなり書けてるよっていう人たちがいるんですけど、
そこだけ言うと、あんまり良くないことにも聞こえるんですけど、
でもそれがたぶん、彼らの日常の生活のリズムというか、になってるんですよね。
だからそこもすごく面白いところだなって思いました。
そうですね。良いですよね。ああいう余生の過ごし方っていうか、良いですよね。
そうですね。自分もやっぱりあの飲み屋行ってみたいなと思ったし、
余生にはああいう日常というか、ああいうことをやってると、僕もちゃんとシャカシャカ78歳まで歩けるように。
逆に健康で元気になるにはね、そういうのが必要かもしれないですね。
そうなのかなって思って、1つ良いヒントを得たような気がしてましたからね。
そうですね。はい。
ということで、今回は以上となります。
はい。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
22:29

コメント

スクロール