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  2. 第136夜 『巨大市民農園、大地..
放送回:「大地の恵み 巨大な市民農園で」(2024年1月19日)
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真夜中、コンビニの駐車場で。
このポッドキャストは、1つの場所を72時間にわたって定点観測する、
某、公共放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が、番組についての感想や愛を語ります。
今回は、大地の恵み、巨大な市民農園で、という回になっています。
舞台は、岡山市にある巨大な市民農園ということで、人々が月額で土地を借りて、
それぞれに野菜とか好きなものを育てている場所に密着した回になっています。
では、今回山口さんいかがだったでしょうか。
なんか意外と、72時間でありそうでなかった土いじりの魅力たっぷり回じゃないですか、今回。
確かにこれまでないですよね、土いじりそのものは。
意外とありそうでないじゃないですか。野菜自販機とか、不思議な形態のものを扱ってるんですけど、
こんなにストレートに農園で、しかも今回、もちろん野菜がおいしそうとかもあるんですけど、
それを育てる土いじりの魅力みたいなことが、すごい詰まってるのは、なかなか珍しい回だなというか、
意外とやってなかったんだなみたいなことですけど、すごい感じたのがまず、題材としてのポイントはそこですかね。
別に勝手なんですけど、勝手に告知とかが流れたときに、映像だけで僕本当に勝手に八王子とかだと思ってたんですよ。
そう、わかりますわかります。野菜自販機多分そうだ。
野菜自販機の流れで、練馬からさらに郊外に行きましたみたいな、勝手にそのイメージがあって、
わかるんですけど八王子とか千葉とかの郊外とか、そのイメージだったんですけど、あ、岡山なんだと思って。
そうですね。
実は岡山市からはそれなりに近いみたいな感じで、本当にみんなが訪れるっていう感じだったんですけど、やっぱり一言で言うと超贅沢じゃないですか。
いやそうですよ、本当に。
正直関東とか多分、他の都市でもなかなかあそこまで、こんなでかいってくらい巨大なんですよ、とにかく。
そうなんですよ、だからこの土いじりの魅力がたっぷり話せるんですよ、このね。
だって1800円とかで借りられる区画が結構大きいじゃないですか。
やっぱりわかりやすく言うと最強のサブスクですよね。
いやそうですよ、本当にそうですよ。だって1800円でそこで野菜が育てれば取り放題なわけですよ。
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最強ですよね。
当然いろいろ手入れもお金かかるとか、肥料とかもやらなきゃとかあるんですけど、でもやっぱりあれだけ土いじりみんなが楽しんでいて、最後にそれを食べれて、その場で焼いてバーベキューとかしてたじゃないですか。
っていうバーベキューしてもいいぐらいの広さと、そういう大らかさみたいなのと全部混じってて、じゃあもうあの場所借りるしかないじゃんみたいに見てたらなりましたよね、あれ。岡山に住んでたらもうあれ借りるしかないっしょみたいな。
1日目か2日目か、会社の出勤前に来た銀行員の男性がいて、黙々とニラを回収してるんですよね、自分で作ったニラを。
それを味噌汁の具にするんですよみたいな、すごいいい生活だなと思いましたよね。
だから、そういう出勤前にニラをとって味噌汁の具にして、それをやったことで畑が共通の話題になって、奥さんとの会話も増えみたいな。
土いじりってやっぱりいいことしかないんだなと思って、すごい思いましたけどね本当に。
確かにまず僕が一番見てこれはすごいと思ったのは、出てくる確かにご夫婦結構出てきますよね、ご夫婦が異常なほど仲良さそう。
そうなんですよね、本当にそこなんですよ、そこは本当にありますよね、だってもう極めつけは落ち葉をすごい大量に持ってきてる夫婦じゃないですか。
本当に良かったですね、あの二人。
そうですよ、畑20年くらいやっててみたいな。ほぼ毎日世話しに来てるってすごいですよね。
意外と居酒屋を経営してたりとか。
そうですよ。
すごい二人ともニコニコして、終わった後じゃねーっていう時に二人とも車に乗ってケイトラン帰ってくる姿とか、仲良さそうだなって。
やっぱあれは土いじりの感じが、どちらか一方のただの趣味とか楽しさじゃないからなんでしょうね。
二人の共通のものになってるっていうのはめっちゃ感じました。
やっぱガーデニングとの違いみたいなことですよね。
単に庭でガーデニング一人でやってるとか、奥さんがやってるとか旦那さんがやってるみたいなこと、盆盆栽やってるとかとかとちょっと違って、やっぱり言っても区画があって畑仕事するって結構一人じゃ大変じゃないですか。
今回でいうと途中猪が登場したりするわけじゃないですか、猪にジャガイモを取られたとか。
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あの夫婦もすごい良かったっすもんね。
すごいそういう困難があるわけですよ、市民農園とはいえ。
だから一人ではもちろんできるんだけど、なかなか難しいみたいな。
二人で頑張ってやろうみたいな、共同作業としてすごい向いてるんだなと思うんですよね。
サブスクって言いましたけど、野割に必要な農工具とか借り出しが揃ってたりとか、ちょっとしたこと聞けるスタッフの人に聞けるとか、めちゃめちゃ初心者でも入りやすいというか、続けやすい動線も引かれてるし、
途中もありましたけど、野菜育て仲間みたいにどんどんなっていって、隣の人と結構会話していろいろ相談したりするって、それはみんないろんなところで畑やってるんで、それぞれの知見を共有できるわけじゃないですか。
近くに同じことやってる人がたくさんいるんで、そういうところも含めてサブスクとしては非常に続けやすい楽しい動線が引かれてるなと思って。
土いじりで2人仲良くやって、最終的にはそれ食べて、幸せすぎません?みたいなので。
いいんですよね。今回土いじりの魅力があって言いましたけど、やっぱり土いじりの魅力の果てにある野菜の美味しそうさっていうのもやばいじゃないですか。
単に体験として土いじり楽しいみたいなのだけじゃなくて、実利があるというか、美味しい野菜がとれるみたいなことが何よりも嬉しいし、それがすごくいい気がするんですよね。
ジャガーバターね。
はい、ジャガーバター。
掘り出してすぐアルミホイルで。
そういう最高じゃないですか。
ジャガーバターにしてとか、バーベキューとかもしてたし、最高で。
しかもそれを畑でやっぱり採ってるんで、自分たちの家族とかだけではまかないきれない、食べきれないわけじゃないですか。
量的にね。
途中出てくる人だと自分で食べるよりもスタッフに食うアルミが多いんだみたいな看護師の方とかそういうのいらっしゃいましたけど、そういうところからさっきの夫婦の会話もそうですけど、結局できた野菜を通して新しいコミュニケーションが生まれてるっていうのもすごいいいポイントだと思うんですよね。
また誰かに渡して、それがすごく本当に健康的というか、土いじりも含め全部健康的な姿というか、サイクルがすごいここで育まれてるなみたいな、めちゃくちゃ思いましたね。
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確かに昔職場とかで畑で採れた野菜とかゴーヤとかくれたりする人がいて、それってすごいコミュニケーションの発端になるし、もらって悪い気がしないというか、もうそれだけで本和化するんですよね。
そういうのがいいなっていうのは今回の回でも結構出てたし、それをその場で調理したりとか、友達今日初めて来たんですとかやったりとか、そういうのもあったじゃないですか。あそこに呼べるっていうのもすごいいいことだなって思っていて。
そうですね。
なかなかね、でもあれだけ揃ってる良い施設としての市民の応援じゃないと成り立たないかなと思うんですよね。多分場合によってはあそこでバーベキューとか本当は禁止だったりするところもあると思うんですよね。
危ないは危ないですからね。
危ないは危ないんで、そういう意味ではここが贅沢というか。
自分だけ敷地あるからね、っていうのはあるでしょうね。
その贅沢さ、だってその極めつけがラウベじゃないですか。
そう、ラウベですよ。
ラウベというドイツ語の小屋っていうのがあるんですけど、調べたんですけど、ラウベ付きはそれはそれで別らしいんですけどね。
でもそのラウベ付きを頼めば小屋がついてくるんで、そこに流し台があるっていうね。
わからないですよね、畑借りるのに小屋が必要っていう、自分の畑だったらまだなやがあるみたいな。
なんとなくわかりますけど、借りた畑で小屋がいるっていう、その贅沢さというか。
でもやっぱりそこに水道ついてて調理台もあって、ガスはないけどガスコンレンスとか持ち込めばっていうのもあって。
ここで暮らせるぐらいの感じの小屋があって、ここをさらに突き詰めていくと、やっぱりさっき言ってた人を呼べたりとか、どんどん自分の城、もうほんと土地借りてるようなもんだなっていうのはすごい。
やっぱりそれを突き詰め続けると、充電器を持ってきてパソコンで仕事をし、理科大の先生になるんじゃないですか。
理科大の先生ね、もう研究室にしてましたからね。
自分の研究室かのように学会ポスターを貼り。
ゲーミングチェアを置いて。
大学の荷物を全部持ってきて。
たぶん研究室のものを全部ここに持ってきたんでしょうね。
いや、そうですよ絶対。
ゼロ距離でその後野菜の世話できますからね。
あんな良い場所ないですよ。
やっぱりあの人だけ有機化学専門で農薬は使いたいっていう。
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あの人だけパワーワードが多くて、農薬をあえて使いたいとかいうのとか。
あともう最後ですよね。
食べ頃なのにそれを野菜を放置することで赤く綺麗に変わっていいんですよねとか。
野菜の枯れるまでの一生を見届けるっていう。
一人違うんですよね。
行き過ぎた趣味。
一人だけ実験してるんですよね。
やばいですよねあれ。
そういう楽しみも許されるというか、あそこならではの、そういうエクストリーム活用までOKみたいなとこあるじゃないですか。
そこも含めて良かったなとは思うんですけどね。
畑やってんのに収穫しないっていう。
あえてね。
あえて収穫しないみたいな自由も認められてるっていう。
すごい空間というか、それもそれこそ収穫しないで枯れちゃうとそこに虫が湧いたりとか、環境によってはそういうことが起きたりとかするから、
多分狭いとこだとあんまりそういうのって良くないというか、ちゃんとメンテナンスしなきゃみたいなことだと思うんですよね。
でもやっぱり広いから、それすらも許されるというか、その大らかさみたいなすごいあるなと思ったんですよね。
相当なんか、逆によくこれ成り立ってるなと思いますよね。
本当ですよね。
ここまで、結構僕も気になってこれネットとかで色々調べたんですけど、この場所。
結構至れり尽くせりな感じがあって。
だって最初引き渡しの時とか雑草を買ってトラクターで耕してから引き渡してくれるらしいですよ。
すぐ始められる感じなんですね。
そうそう。そんな至れり尽くせりなことあるっていう。
ってことは落ち葉ですき込む夫婦はさらにそれを土壌改良しようとしてたってことですか。
それ自体が楽しみになってるんですよね、絶対。
そうですよね。
色々試行錯誤してどう変わるのか。
去年よりも実りがいいのか味が変わるのかとかっていうのを1年1年楽しんでる感じがある。
当たり前ですけど、地位自理の良さってそういうのもあるわけじゃないですか。
アウトプットがどんどん長期間の中で分かってくるみたいな。
すぐ出て明日何かっていうことではない。
日々の微妙な違いみたいなのを見ていったり、それによって最終的には大きなアウトプットに繋がるみたいなところの達成感とかも含めて。
そこが分かりやすい土の維持の良さっていうか楽しさではありますけど、そこもあったんでね。
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自分とかも結構今この3年ぐらい味噌とか仕込んでるんですけど、味噌ってそこまで手入れが必要ではないんですけど、
1年間ぐらい熟成させる楽しさっていうのはあるんですよね。
ほとんどほったらかしとはいえ、そういう時間をかけて何かを作ってきて、
今年はこうだったなとか、去年はの方が美味しかったなとか、そういうのの楽しみみたいなのは味わったりしてるんで。
自分もこの回見て、将来土いじりをやることだけは決まっているって僕の心の中で強く確信がありましたね。
ここはさらに土いじりも安全なプランターとかじゃなくて、突然イノシシがやってくるみたいな不確定要素がゲームっぽいじゃないですか。
ゲーム感があるのがいいなと思うんですよね。
それで謎ですよね。あそこまで至れり尽くせりなのにイノシシがやってくるとか、岡山から30分の利便の良さみたいな感じで売ってるのにガンガンイノシシが出るっていう。
どっちなんだよっていうのが結構思いましたね。
でもそれを本当にやろうと思えば、周りにすごい柵を立てて絶対に入ってこないようにできるんですよ。
でもそれをあえてやってないからこそ、もちろんお金かかるとかね。
別に動物も意外と頭いいんで、一箇所だけ入ったりするから結局みたいなところはあるんですけど。
でもそういう単なるお金的な話だけじゃなくて、意外とそういう本当に畑を耕している感じっていうんですか。
シェア農園とはいえ自分の畑ぐらい責任を持って育てないといけない。
でもその責任の自分の費やした努力が突然来たイノシシによってゼロにさせられるみたいな。
そういうところも含めてあんまり綺麗に思い通りにいかない感じがハマる要因になるっていうか没頭することになるんだと思うんですよね。
それが繋がってると思うなとすごい思いますかね。
これを本当に運営がどこまで計算してるかっていうのは画面気になる感じがしてきましたね。
都会とかだと割と本当に管理されてるじゃないですか。
動物は入らないし、虫とかも基本的に例えばどっかで湧いちゃうと隣の人に被害出るから、基本的にはそれもなるべく湧かないようにとか見てたりするしっていう。
休日、見に来れない日はスタッフが代わりに巡回してますとか、そういうサービスもやっぱりあったりするところはありますけど、とはいえここの感じを見てると別にそういうのなさそうじゃないですか。
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もう割とストレートに畑を土地を貸してるみたいな感じですよね。
引いた時の絵とかがね、これで一つの集落やんっていうぐらい。
そうですよね。
ラウベの小屋が。
いい味出してますよね。
これ本当どっからどこまでが市民農園なんだみたいな。
こんなことはないですよね。ないし、これ変な話、これここよりっていうのも変ですけど、田舎とも増してくるとないんですよ。市民農園みたいなところが。
要するに今回でもあったんですけど、普段プログラミングをやってて、割と当然ですけど、勤め人みたいな人がやってるっていうのが多かったじゃないですか。
でも結構地方部になってくると、家に畑あるのが普通なんですけどっていう人も多かったりするんで、なぜここに場所借りないといけないんでしょうみたいな。
土地は私ありますみたいな人が多くなってくると、この市民農園のニーズが足りなくなってくるというか。
ここまで土でかいのをここに越しられる岡山からのアクセスというか、それも結構絶妙なんだろうなと思いましたけど。
土いじりを趣味でやるみたいなことが、割とデスクワーカーの特性というか、別に畑仕事やってる人だけじゃなくて、肉体労働とかを普段やっている人が、別に漁業とかも含めてですけど、
そういうのをやっている人がわざわざ休みの日に土いじりをすごい積極的にやりたくなるかっていうと、それよりは普段運動不足だからちょっと体を動かすついでにやりたいみたいなこととか、自然とふり合ってないからやりたいみたいな、都会的な欲求ですもんね。
こういうシェア農園とか農業サービスみたいなやつって、それがなんかすごい微妙な、大野さん言ったみたいに岡山との距離があるから微妙な関係で成り立っているっていうのは絶妙にあると思いますね。
だからね、冒頭最初に勝手に八王子だと思ってたみたいな、そこと繋がるんですけど、よく見たら八王子でも無理なぐらい、この規模感。
めちゃくちゃでかくて。
こんなでかい土地さすがに、関東だと郊外でもすげえ壺炭化しそうだから、これは無理だろうなみたいなのがあって。
安いんですよね、これね。
そうそうそうそう。
やっぱり。
それも本当に大きいと思います。
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気軽に始めやすいし。
月1000円、2000円って本当に年間でいくと大した金額じゃないから、本当に土地借りてる感じがあっていいですよね。
それが失敗してもいい感じするじゃないですか。
それも大きい気がして、あとはやっぱり土地いじりってスパンが長いみたいなのも重要だと思うんですよね。
20年やってるみたいなご夫婦いましたけど、やっぱりサブスクって最初本田さん言ってましたけど、1ヶ月借りてやめるかみたいなことありえないわけじゃないですか。
何も育たないみたいな、1ヶ月だけ借りてやめるみたいな。
サブスクで言うと1ヶ月無料期間みたいな、それだけ来てやめるみたいな。
そういうことは多分土地いじりできなくて、少なくとも1年、半年とか1年とか収穫するまでは絶対やらなきゃいけないし、半年とか1年やるともう次の1年も更新してるみたいな。
そういうのめり込む魔力みたいなものがあるような気はすごいしますし、世話をし続けたくなる魅力みたいなのもきっと20年やってる人も出てましたし、すごくあるんだろうなっていうのは思いましたね。
そうですよね。だからこそ自分が今後土地いじりをやることだけは確信してるんですけど、なぜ今やってないかってそこが理由ですよね。
そうですよね。
これはその土地に根付くというかある程度長期間住んでるというか、そういう腰を据えた人がやってみるかとかだし、本当に正直平日とか週末とかも含めてそれなりの時間割かなきゃいけないんで、
犬飼うのとかと一緒で、変に旅行とかもそんなに簡単にはいけなくなるだろうしとか、そういうところもあるので逆に自分はまだやれてないみたいなところもあるので、多分人生でそういうタイミングは来ると思うんで、でもタイミングが来た時に始めるっていう感じですかね。
そうですね、老後の楽しみシーンスじゃないですか。
そう、だからやることだけはわかってるって感じですかね。
コーヒー屋をやりたいとかそういうのと一緒ですね。老後の楽しみシリーズ。
全部決まってきましたね。
はい。
というところですかね。
はい。
はい、では今回は以上となります。
はい。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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