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始めるを応援するポッドキャスト、STARTFM。おはようございます。企業課でラジオパーソナリティの関口舞です。
テイラー株式会社の柴田陽さんと、企業や独立を考えている方に役に立つ情報を楽しく語っていきます。陽さん、おはようございます。
おはようございます。
えっと、なんか陽さんって全然ツイッターというかね、Xを多分見てないかなと思うんですけど。
見てません。
いや全然見てなくていいんですけど、先日ちょっと気になったツイートがあるので、それについて陽さんの見解を伺いたいなと思っております。
ある元企業家のエンジェル投資家の方のツイートなんですけれども、ぶっちゃけその投資のエンジェル投資の面談の際になるべく5分でプレゼンしてほしいということをおっしゃってたんですよ。
それを見て。
なんでかっていうと。
舞さんは。
これを見て、私はですね、まあなんて言うんでしょう、そんなと思ったんですよ。
どのポイントですか。
僕どっちかっていうとなんか。
エンジェル投資家の自分としてはわかるなっていう感じはするんですけど。
違うんですよ、目。
どこが逆になんかちょっと違うんじゃないっていう思わせる部分なんですか。
えっとですね、これめちゃめちゃお気持ちはわかりますが、ただなんか私結構ですね、VCの方とかを回ったときに、もうなんかサクッとで大丈夫ですとか言われたことがあって。
サクッとで大丈夫ですちょっと失礼。
失礼。
ですよね。
いやなんかそれ結構ショックだなみたいな。
なるほどね。
っていうのがまあ一つ。
なので短く喋ってほしい。
ぶっちゃけ5分喋ってイマイチな人はその後30分喋ろうが1時間喋ろうがどうせダメなんだろうからさっさとやってほしいのはすっごいわかるんですけど。
まずその早めにやれって言われるのが精神なんか結構。
まあそこでショックを受ける私も未熟者なんだと思いますが、シンプルになんかしょんぼりしちゃうっていう、まあそのこれ私のせいですけどそれが一つと、あとですね5分で投資したくなるようなプレゼンっていうのは、
もはや事業内容とか事業のこの市場はこうなってて今こういう背景があってとかではなくてですね、もうあの創業者の経歴がすごくいいとか、もしくはすでに結構売上が立ってて数字がいいとか、そういった場合じゃないと5分で投資決定って難しいんじゃないかなって、まあ私素人目線ですけどね、投資家やったことないんで。
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なんか素人目線ですけどそういうもんなんじゃないかと思ってて、そういうケース以外で5分で投資決定できるのって一体どういう状況なんだろうと。
めっちゃイラっとしてるじゃないですか。
違います違います違いますよ、いやなんかだってねこんにちは柴田陽ですみたいな初めましてつって、過去にこういう会社やってきてYコンビネーターでもこういうふうにやってて、なんかはいなんかで僕が起業します500万出しませんか、まあ500万とかね別に陽さんの場合は別にいらないと思いますけど、
それで向こうがまあそれってまあ例えば1分だとするじゃないですか、でそれは当然向こうもぜひぜひ出資したいですってなりますと。
いやならないでしょ。
でもなんかそれってなんか私が思うにそんなレベルの人ってじゃあそこ回る必要あるのかなとかです。
お前とか来ねえよと。
いや違う違うそんな違うんですよ、なんかどうしたらじゃあそのエンジェルに初めて回るような方で若かったりして経歴も別に過去の実績もまだないという前提だった時に、一体5分で何喋ったらいいのかが私全然わからなかったんですよ。
うん。
でこれは一体そのどういうふうにしたらいいんだろうかと。
これでもなんかちょっとなんだっけな多分セコイヤかファウンダーズファンドかそんな感じのちょっとそのティアワンベンチャーキャピタルのベンチャーキャピタリスト、キャピタリストは僕ちょっと知らなかったんですけどまあでもちゃんと芸歴の長いちゃんとしたキャピタリストの方がちょうど同じ話題をしてて。
最初の5分ぐらいで決めてる時が多い心の中ではっていう話をしてて。
何でそうなのかっていうのをちゃんとその人説明してくれてたんですけど動画のインタビューだったんですけど、世の中の世の中というか自分がやってる事業の業界とかカテゴリーとかって話だと思うんですけどの見る物事の見る枠組みっていうんですか。
フレームワークっていう言葉を使ってたんですけど。
今までと全然捉え方が違うその問題だったり業界だったりに対してで確かにそのレンズで見ると確かにそうだよねってなる。
そのレンズ確かに考えてなかった、いや思っても見なかったけど確かにそう捉えるとこの問題ってこういうふうに解決できるんじゃないかっていうことを思わせてくれる人であることが多いと。
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ほぼ全部その人が言うには私が投資したのはもう全部今から振り返ってみるとそういうものだ。
つまりすごく今までと違った、この業界の本質ってみんなこう言ってますけど実はこうなんですよって言って、それ聞いたことないけどでもよくよく聞いてみると確かに言ってることはあってるというかメイクセンスするっていうのが必ずあるみたいな話をしてて。
なるほどじゃあなんかあれか別にめちゃめちゃいい経歴だとかめっちゃ数字が出てるとかっていうのじゃなくてその視点は面白いねとかこの視点、この見方はなるほどって思う要素がその5分間とかの中にあるかどうかって話なんですかね。
そうですね、そういうことだと思います。
なるほど。
そういう5分でもわかるっていうケースがあるとしたらそういうケースかなっていうふうに思います。
なんかそれだったら結構わかるって感じしました。
そういう感じで見てくれてるんだったら全然納得感があるなということで悲しい気持ちが収まっていく。
でも実際なんかそのよくじゃあプレゼンテーションVC向けのプレゼンテーションでこれ個人的な経験なんですけどその30分ぐらいかけてプレゼンテーションを仮にちょっと自分が受けたときの本の話をするとその
おおむね二通りで30分中20分ぐらいはもうそれわかってるよっていう話とか関係なくないみたいな。
例えばこの市場ってこうなっててみたいなとかいいよみたいなとか例えばこういうことをするとこういうマネタイズの方法があってみたいなそれも考えたらわかんじゃんみたいな感じの20分間無駄話をされているっていうケースか逆にバイオみたいな話で全くわからん。
今こういうのが問題になっててって言われてもそれが本当なのかどうなのかわかんないっていうかそうなんですねみたいな感じになるケース。
それだとどっちにしても微妙ってことですよね。
いずれも無駄で後者は投資しないと思いますのでわかんないから自分がわかんないマーケット例えばそのケニアの農業のマーケットプレース農協の流通システムはこうなっててだからこういうサービスが必要とされていてその市場規模はこのぐらいでとか言われたとして
シードでそれを聞いた話を元に投資するかって言ったら検証の仕様がないので投資できないじゃないですか。
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そういうのわかんないですよね。
理由があるとしたらその人イケてそうみたいなとかこのアクセラルに入ってるからきっと大丈夫だろうみたいなそういうちょっとファウンダーベッドみたいな感じになっちゃう。
でもちろんそのある程度トラクションついてシリーズBとかCとかだったらそのKPAを見て投資することができるのでそれはマーケットのことをそんなに知らなくてもしかしたら投資する術はあるかもしれないけどちょっと今回話してるのはそれじゃないと思うんでいずれにせよ長い説明が必要な投資機会はシード投資としてはそもそも投資できないですと。
で逆に知ってる分野はその30分説明されても20分間は自分が知ってる話なんでその20分無駄じゃないですかと思いますと。
だから結局結果として5分とか10分で本当に相性のいい投資家とその投資してもらいたい人の会話だったらもしかしたら5分10分で全然大丈夫かもしれないなと思います。
なるほどなんかそう考えるとね結局そのなんて言うんでしょうこのツイート主の方もそうですし周りの方がおっしゃってたのもそうなんですけどなんかプレゼンそのものが30分とかなっちゃうともうなんか一方的に話を聞いて終わっちゃってただその5分10分で済ましてくれればそれをもとに質問したり議論したりっていうことができるからそっちの方が有益ですみたいな言っててそれはなんかめちゃめちゃそうだなとは思って。
今のを聞くと本当になんかそうですね長くて良くなることは何もないってことですね。
全然ちょっと違う角度の話でアメリカで活動してて思うんですけどアメリカの営業特にこっちが営業を受ける場合特にというかこっちが営業を受けるケースでよくあるのがウェブから問い合わせするじゃないですかそのジェンダープライズプランコンタクトアスみたいになってるんでコンタクトするじゃないですか。
そうするとカレンダリとかそういうカレンダー系のツールでスロットをすぐ予約することができて例えばじゃあ明日の10時から15分間ディスカバリーコールみたいな名前の初回面談みたいな意味なんですけどが入りますと。
そこで出てくる人っていわゆるSDRと呼ばれてる人で僕問い合わせした人が本当のアカウントエグゼクティブその営業さんと喋る価値があるまともなリードかどうかっていうのをアセスする役なんですねこのSDRって人は。
そういうのがあるんですか。
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15分で大概。どんな背景なのとかどういう感じで問い合わせてきたのとかもし導入するとしたらどのぐらい急いでんのとかいわゆるバント情報的なものを聞いてきますと。
これでチームと話して適切なAEを紹介するよって何も言ってこないこともありますと。つまりそこがこいつのこのリードは価値低いなって取り味されたってことなんですけど。
じゃあもう営業してもらえないこともあるってことですね。
そうです。
面白い。
当然その場の人がこれ熱いリードだなと思ったらじゃあ今カレンダー見れるとか言ってじゃあ誰誰っていうクロエットの時間取るからちょっと待ってつってその場で次のアップをセットされます。
それも30分ですね。大抵。今度ちゃんとAEが出てきてSDRからこうこうこうと聞いてるけどもうちょっと詳しく教えてみたいな感じのやつをやってきますと。その営業さんが良さそうだねみたいな話になって。
この時点でまだ例えば製品のデモとかはちょっと今ソフトウェアの話をしてますけどAEが当たり障りのないというか比較的テンプレに沿った話をするんですね。
もちろん何パターンかあると思うんですけどこれでじゃあ本当にこいつ買いそうだぞみたいになったらじゃあセールスエンジニアとのコールセットするわつってそれでやっとセールスエンジニアがデモしてくれるっていう。
デモするまでに3回目でやっとデモ見れるみたいな感じになってて。トータルでここまで3回目でやっと1時間経過みたいな感じになってんですね。
なんか大変ですねあれですねだからそのサクッとどんなもんだのか調査しようぐらいの気持ちで。
日本だとなんかそのちゃんとしてる会社の製品に営業商談をお願いすると1時間アポ取られてでなんかゾロゾロの男にも来て。
いや本当ですよね。
会社紹介からスタートするじゃないですか。ちなみにそこからそこまで会社紹介とか一切されないんで。
いやそうなんですよね。
もちろんこっちは聞けば答えてくれると思いますけど事例とかは話してもらいますがなんか当社の本社日本橋にございましてみたいな話は一切ないですね。
どこに本社あるのかわからないみたいな感じの。
なんていうのかなそのだからご説明サクッと大丈夫です5分でとりあえずもう1回話すかどうか決めましょうみたいなのってもしかするとそのいわゆるシリコンバレーカルチャーというかアメリカカルチャーなのかもしれないんですけどなのかもしれないなという気もします。
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確かにねなんかそれ聞くと実際のところ5分喋ってお互いになしだったら。
そう無駄じゃん時間みたいな。
極端な話そのもうあのマッチングサービスの婚活とかでもまあ多分そうだんだろうと思うんですけどなんかもう1時間2時間飲みに行く必要はなくてなんかなんならこんにちはって言って5分お茶すればわかること。
そうもうこいつねえなみたいなわかるじゃないですか。
でそれを多分だけどそのそれとこれまたちょっとねその日米の違いで別に良い悪いの話じゃないんですけどアメリカのアポセットって大抵次のミーティングセットしましょうって言った時に日本だと早くても1週間後じゃないですか。
カレンダーが結構みんな埋まってるんですよね日本の人たちって。
まあ割とね確かに。
下手すると2週間後じゃないですかVCさんと初回面談終わってじゃあ他のチームと話してまた会いますねって言ってで次セットされるのって1週間後だったらめっちゃ早いなって感じするじゃないですか。
確かに。
USだとね2日後か3日後なんですよ。
いいですね。
カレンダーが空いてんすよだから埋めてないんですよね。
埋めてないってか逆に埋まんないというか2週間後とか。
そっかそっか。
1個1個短いから。
2週間後とかもね予定を入れてくることあるんですけど次のアップを決めよう2週間後でいいって2週間後決めるんですけどコロコロ変えるんですよ。
2週間先の予定とかってお互いそんなに決まってないよねみたいな感じの好きな人も僕の周りのいわゆるシーコンバレーの感じからすると結構変わる2週間先の予定を。
でカレンダーがやっぱりその2日3日先でも空いてることが多いなと思います。
いいですね。
だからなんかその細かく頻度高いみたいな感じになってるんですよ。
短い方がいいのか。
そっかそっか。
いやーなんかねこの一通りの話を聞いた結果なんかその言い方でもすごい難しいと思うんですけどね。
なんか頑張って準備してきてはいじゃあなるべく早く喋ってくださいみたいな言い方をされたら。
なんか急かされてる感じになりますよね。
この時間無駄だと思われてるのかしらとか。
そこでそういうふうにまあその捉えなくてもいいんだなって思いました。
そうですよね。
いやーでも難しいですよねなんか別に悪気あって言ってるんじゃないと思うんですよそういう人たちもね。
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まあでも言い方はねありますよね。
手短にちょっとざっくり一旦教えてもらえれば大丈夫ですよみたいなフランクで ok みたいな意味なのか。
なんか電話にすればいいと思うんですよ最初。
なんか例えば紹介されて共通の知り合いとかから紹介されてぜひ今度ピッチャーしてくださいみたいな言われるとするじゃないですか。
そのもしこれが同じことが言いたいんだったら今日今からクイックに電話できますかって返信すれば済む話かなと思ってて。
それでこんにちはこんにちはつってあの忙しいと思うからちょっとざっくりあの例えばさ例えばですけどねいろんな言い訳できると思うんですよそれって。
そのより適切な担当者当てたいからちょっと簡単に説明してもらっていいですかとか言えばいいだけの話でそしたら5分で説明してくれるじゃないですか。
クイックに電話しましょうって言われた経緯なんで。
そもそものそのクイックな。
違うなと思ったら正直に後ほどメールかなんかでなんかいろいろ聞いたけどうちの当時ステージと違うと思うんでまたこういう風な感じになったら来てくださいねとか言えばいいだけの話じゃないですかって思うんですよ。
だから単にこうコミュニケーションってやっぱコミュニケーションっていうかねそのフレーミングっていうんだと思うんですけどそういうのって。
そのクイックに電話して誰が適切かちょっと振り分けますよというフレーミングで会えば5分でも全然なんかすごいクイックに話聞いてくれたみたいな感想になるし。
ピッチするぞって来てちょっとサクッと大丈夫ですって言われるとなんかそのえみたいなめっちゃ用意してきたのにみたいな気持ちになるっていうフレーミングのクイッチがあるんじゃないかなと。
そうですねフレーミングとあとなんかわざわざ来社させてオフラインでわざわざ会って5分で帰れだとちょっとびっくりすると思うんですけど。
なんか例えばね明日10分なら時間取れますとか言ってコールが入って例えば5分でやってもらうとかだったら全然なんかなるほどというかそういうのもあるかもしれないですね。
そうですね。
いいですね結果的に5分で必ずしも経歴が超ピカピカだったり数字が出てたりという場合じゃなくても5分でも投資したいというふうに思われることは可能である。
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じゃあそこら辺もねもしなんかできそうだったらそういう会もやっていけたらなと思います。
スタートFMではあなたからの質問やメッセージを募集しています。
ポッドキャストの概要欄から送ってください。
そして最後まで聞いてくださったそこのあなたチャンネル登録高評価よろしくお願いします。
今回も聞いてくださりありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは素敵な1日をお過ごしください。