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2022-05-16 20:51

検討中の起業アイディアに大手が参入!そんなときどうする?

Mai
Mai
Host

今回は、実際にあったエピソードから、起業アイディアを検討中に、大手が参入を発表してきたらどうする?というスタートアップあるあるなシーンについて議論します。

START/FMは、"はじめる"を応援するPodcastです!連続起業家でエンジェル投資家の柴田陽と、起業家でラジオパーソナリティの関口舞が一緒にお届けします。

番組への質問はこちらからお寄せください。番組ハッシュタグ #STARTFM で感想お待ちしています!

00:06
始めるを応援するポッドキャスト、STARTFM。おはようございます。起業家でラジオパーソナリティの関口舞です。
連続起業家でエンジェル投資家の柴田陽さんと、起業や独立を考えている方に役に立つ情報を楽しく語っていきます。
今日は、起業準備中に競合サービスを見つけてしまった場合について語ります。それではお楽しみください。
陽さん、おはようございます。
おはようございます。
そして全国の競合リサーチをしている皆さん、おはようございます。
競合リサーチをこの瞬間にしている人はあまり多くないと思うんですけど、どうしたんですか?
競合リサーチしてるってことですね、舞さんがね。
そうなんですよ。ちょっと最近悔しかったことがありまして。
はい。
まあ、とはいえね、もう本当にめちゃくちゃよくあることなんですけれども。
はいはいはい。
自分自身の体験を基にある分野のウェブサービスを作ろうと思ったんですね。
舞さんがですか?
はい。
おお、すげえじゃん。
それが、まあそのマーケットから見て云々とかではなくて、完全にこうおのれの経験ベースでこういうのあったらいいなというものを考えて、いろいろ考えて構想を練り、画面の繊維図まで作っていたところだったんですけれども。
そのタイミングで、ほとんど全く機能とかいろんなことが同じ。
で、ターゲットもめちゃめちゃ同じなサービスが海外にあることが判明しまして。
なるほど。
しかもそこが結構成長していて、20億円ぐらいの資金調達をしたところでということが分かりまして。
なるほど。
しかもそこが、日本でも2022年中に同じサービスというか、それを出す予定であると。
まあまあまあ。
そういった出来事がありました。
ありますよね、そういうことね。
ありますよね。
まあただ、ある意味ではそういったサービスの需要が一定、証明されている状態とも言えるので。
そうですね。
それを踏まえた上でもちろん、リリースしていくという選択肢もあれば、何も正面衝突しなくてもという考え方もあると思うんですね。
なるほど。じゃあこれ本当に、まいさんはどっちにするか悩んでいるってことですか?
ちょっと、別にこの件があるとないとに関わらず、いずれにしてもちょっと違う形で考えようかとは思ってるんですけど。
なるほど。
うんうんうん。
ただね、このサービスを考え始めたら、国内外でそれを似たようなやつを見つけるというのって本当によくあることだと思うので、
今日はこのスタートアップあるあるについて話していきたいと思います。
いやー、まあ僕もすごいそれよくあるんですけど。
03:01
うーん。
まあ一つはあれですよね。探してるとアンテナがすごいその分野に関して鋭くなるので、
なんかより見つけやすくなって見つかるっていうケースもありそうですよね。
本当にそのセレンデピティでその人がたまたま同じタイミングでめっちゃ偶然考え出してきたっていうことではなく、
インスタントにそういうサービスって何年かにいっぺんでてるんだけれども、
自分がよりそこを今見てるから引っかかりやすくなったみたいなことありそうですよね。
いやーそうですよね。まあ割とね、例えば引っ越しを考え始めたら急に道端の不動産屋さんに気づくみたいな。
ああそうですね。
うーん。
そうそうそうそう。レンズがね変わるから。
うんうんうんうん。
いやなんか僕もよくこういうサービスどう思うとかやろうとしてるんだよねって言うと、
なんかいやこの間別の人がそれやるって言ってたよみたいなすごいよく言われること多いんですけど。
あー。
でも多分それってこっちがその話したから向こうの中でそれが繋がったみたいなこと。
うんうん。
で、別にその急に境遇が増えたわけではないっていう感じがしてるんですけどね。
まあそうですよね。可視化されただけっていうか。
うーん。
まあ実際ね多分ほとんどの場合はそれが大きいと思うんですけど、なんか洋さんこういう思いしたことありますでしょうか?
めっちゃありますね。
うん。
例えばすでにこれファンズ5周年かなんかで話してると思うんですけど、ファンのエピソードで話してると思うんですけど、
ファンズも一回やろうとして作りかけて、でなんかYコンビネーターで同じアイデアが出てきたからやめて、
で日本でやるならありかなと思ってもう一回やり始めたみたいな経緯なので、実際まさに同じ状況になって。
でかつてもやることを選択したっていう感じですかね。
そうですね。あ、もともとはそのアメリカでも出そうと思ってて。
それ最初なんかアメリカでやったらいいかなと思ってて、まあアメリカで起業することを一時期考えていたので、
そのアメリカにいる間にそれ考えてちょっと準備しかけたら、たまたまその3月ぐらいだったんですけど、その月のYCデモデーで同じじゃんみたいなのが登場してきて、
でもやってる人もまあまあその分野の人だったんで、ちょっとこれ強そうやなと思って。
あんまり僕がやる優位性ないかなとアメリカでね思って一回やめたと。
なるほど。
まあだからそのやる国をちょっとね考えるっていうのは一つあると思うんですけど。
そうですね。まあその今まいさんがおっしゃってたように、
自分で何かローカルのサービス作ろうと思ったら海外でよりちょっと先に進んでる、何フェーズか先に進んでる会社があって、
それが日本上陸すると言っているっていうケースってよくあるんですけど、
06:01
これはですね僕は基本的には無視した方がいいかなと思ってて、無視っていうか。
なんかそういう他国の、ちなみにこれまいさんが今考えてるジャンルって何系のサービスなんですか?
メンタルヘルス系ですね。
いいですね。まいさんぽいですね。
だからよりそのヘルスケアとかニュアンスが結構重要なサービスのジャンルだとしてですね。
それだとよりそうなんですけど、なんか海外のサービスを日本で出した時に本当に同じ競合サービスになるのかっていう問題があるかなと思っていて。
例えばアメリカのバーベキューと日本の焼肉って同じですか?違いますか?ってどう思いますか?
いや結構違いますよね。
そうだよね。日本人的には違うよってなるじゃないですか。
確かにな。でも結構アメリカの人とかだと説明する時、ジャポニーズバーベキューとか言うんでしたっけ?焼肉のこと。
そうですね。コリアンバーベキューっていうことが多いですからね。
あーそうか。全然違うけどね。
じゃあサムギョプサルとバーベキューは一緒ですか?とか。ジンギスカンとバーベキューは一緒ですか?とか。
シュラスコとバーベキューって同じでしたっけ?とか。ちょっと肉焼き系が飽きたら、たっかんまりと水炊きって同じでしたっけ?とかって。
洋さんがなんでこんな次々思いつくんだろうっていうのがなんか今、すごいなと思っちゃったんですけど。
よくね、そういう大企業とかにスタートアップアイディアをプレゼンテーションに行くと、それありますよね?みたいな言ってくるんですよ。
あーそっか。
だからその時にちょっとイラッとして心の中で今のやつを思ってるっていう。たっかんまりと水炊き違ぇだろって思ってるっていう。
確かになかなかそうは言えないけどね。
でもなんかそれ今言わんとしてることは、その大企業の改造堂の話をしてるんじゃなくて、たっかんまりと水炊きって同じだと思う人っていうのを、日本の東京にいる人に聞いたらみんな違うよねって言うと思うんですよね。
はい。
で、韓国の人に聞いても違うよねって言うと思うんですけど、じゃあこれなんでしょう?メキシコの人に聞いたらどうですかね?と。
イタリアの人に聞いたらどうですかね?
あー。
ロシアの人に聞いたらどうですかね?って。
それぞれ同じだと思う人も、同じだと思う国もいるし、違うでしょっていう国もいると思うんですよ。
で、じゃあその2つの同じだと思う国と違うと思う国を分け隔ててるものって何ですか?と。
09:03
うん、確かに。
で、ないんですよ多分。何にもなくて、単にたっかんまりというものが、たっかんまりというスタイルで流行ったか、ことがあるかどうかだけだと思うんですよね。
確かに確かに。
例えばなんだろう、よく鶏肉を食べているとか関係ないと思うんですよ。
で、それはさっきあげた料理名全部に同じだと思うんですけど。
で、日本人から見ても、アルゼンチンのなんとかとメキシコのなんとか、僕らから見て同じに見えると。
でも向こうから人からすると全然違うでしょみたいな感じになってるってことで、たくさんあると思うんですよ。
いやー、絶対いっぱいありますね。
料理みたいな文化的なものとか本当にそうだと思うんですけど。
で、何が言いたいかというと、サービスもニュアンスが大事なサービスは結構そういう可能性あるかなと思ってて。
箇条書きレベルにすると違いがほとんどわかんないんですけれども。
だからメディアとかで、こういうサービスが日本に上陸しますって言ったときに、本当に流行ったときに同じ。
それは水炊きになるとして流行るのか、たっかんまりとして流行るのかっていうのは、流行らないうちはわかんないですよね。
だからあんまりその時点で、その情報を参考にビジネスプランを変えるべきかっていうのは、僕はそんなに気にしなくていいんじゃないかなと思う派です。
なるほど、確かにね。
特に一時情報じゃなくて二次情報じゃないですか、それってメディアに書いてあったとか。
そうですね。
で、そうすると本当にその箇条書きレベルになるので、僕も本当に水炊きとたっかんまり何が違うのかよくわかってないんですけど。
確かに何か具体的に説明しようと思うとよくわかんないけど、味は結構違うような気がしますけど。
味違うかな。
なんか水炊き。
タレが違う。
タレがポン酢か、あれでもどっちもポン酢?違うか。
どっちもポン酢なんじゃんって僕も思うんですよね。
よりそのバリエーションがあるってこと?薬味の。結局ほらわかんないじゃん。箇条書きレベルでわかんないですよね。
確かに。
なので一時情報じゃない限りこの箇条書きレベルになっちゃうと思った方が良くって。
多分レシピでもわかんないと思うんだよな。
そうですね、材料もほぼ一緒な気がするし。
ちょっと違う。
薬膳みたいなものをたっかんまりは入れている?
出ているですよね、でもね。
確かに。
アイコンが青か赤かみたいな感じに見えちゃうと思うんですよね、箇条書きにしちゃうと。
確かにそうなってくるともはやね、どっちが良い悪いっていうかもう好みの問題みたいな。
でも競合してないじゃないですか、実際じゃあアザブ十番に水炊き屋出す時にたっかんまり屋の数数えますかって言ったら数えないじゃないですか。
12:05
確かに。
競合してないんですよ、みたいなことが乱暴に言うと起こりがちなので、
なんかあんまりその右往左往しなくていいのではないですか、ということを今ちょっと提唱しようとしたということです。
確かになるほど。
でも例えば洋さんのファンズさんの場合は、さすがにアメリカで同じようなのはやめといたってことですね。
まあそれももしかしたら別にやってたら違くなってた気もするんですけど。
まあわかんないですよね、それはね。
逆になんかその同じお客さん、同じ課題、同じ解決アプローチみたいなところで本当にかぶったとするじゃないですか。
例えば営業現場で、いやそれ他の提案も受けてるんだよねって言って。
まあ大体言ってることも一緒だよ、みたいな。
これはもう正面衝突してるので、こういう時はちゃんと差別化考えた方がいいかなというふうに思っていて。
こうなりやすそうな状況って、むしろ参入前のいろんな情報戦みたいなことではなく、
参入した後ですね、その水滝屋さんを開店した後に隣のブロックに水滝屋さんが出てくる。
という問題の方が、この問題が今言った同じお客さんに同じ課題を同じアプローチで解決しようとする人たちが出てくるっていう問題になりがちかなと。
これはまあ本格的な差別化の話になるので、それは考えなきゃいけないかなと。何が違うのか。
ただ結構今言った同じお客さん、同じ課題、同じ解決アプローチというのの何かが、
まだその二次情報段階だと同じようで見て実は違うっていうケースが結構多いのではないかと。
その3つとも全部揃ってるってことはあんまりない可能性があるんじゃないかなと思って。
確かに。
うん、いる。
うーん。
まあもちろんノイズにはなるんですよ、その調達する時とか採用する時に。
はい。
いや何よりと一緒ですよねって言われて、いやいや違くて、こういう理由で違うんだよ、うーんそんなもんすかねみたいな感じで、
ノイズにはなるんでちょっと面倒になって感じが、気重くなるのはよくわかるんですけど、
実際の視野にそんなに影響するような感じはしないかなと思います。
うーん。
それよりはその後から入ってくる完全パクリみたいなやつの方が、
あー。
考えるべき、その気にすべき競争相手としては大事なのではないかなと思います。
確かになー。
ちなみにさっきそのYコンの事例を色々見てみたいな話ありましたけど、
15:03
洋さんこういう事業アイデアを考えてバーッとリサーチする時、具体的にどういう風にやってますか?
僕あんまり競合リサーチしないですね。
うーん。
しないようにして、さっき挙げた理由でしないようにしていて、
本当にお客さんのところとかで被った時によりちゃんと見るようにはしてるんですけど、
うーん。
むしろ競合、あんまり自分がすでに何かあるところに入っていったことがないっていう理由もあるかもしれないですけど、
例えば建築現場管理サースが流行ってるから、僕も建築現場サースアプリ作ろっつって入っていく場合は当然先行研究した方がいいと思うんですけど、
あんまりそういう参入の仕方したことがないのでわかんないっていうのもあるんですけど、
あんまり競合見てなくて、むしろ隣の業界とかでうまくいってるやつがどうやってうまくいったんだろうとか、
自分たちが一個前の世代で成功したサービスってどうやって成功したんだっけの研究は結構するんですけど、
成功事例の研究ですね。競合他社というよりは。
へー。
成功事例研究はめちゃくちゃやった方がいいと思いますよ。パターン認識して、なるほどこれが肝なんだっていうのがわかるので。
なんかオンブに抱っこで恐縮なんですけど、その研究ってどうやってやってますか。
うまくいってそうな会社を見つけるまず、そこにいる人に話を聞く。
あるいはそれに直接知り合いでなければ近い人に出資してる人とか、
あんまりスタートアップ界隈じゃない場合は、ビザスクで聞くってのをよくやってますね。
ビザスクはマジで、あんなサービス存在していいんですかね。結構情報ダダ漏れサービスなんで、みんなペラペラ喋りますよ。本当に大手の人とか。
いいですね。
いいのかな。
まあこっちからしてみたらいいですねっていう。
そうですね。ビザスクの開示資料を見ればわかるんですけど、上位の取引先全員コンサルティング会社ですけどね。
みんなそうやってるんですよね。本当にペラペラ喋るんで。
あ、めっちゃ情報収集的にはありがたいですね。
まあそうですね。ベンチマークする側はありがたいですね。される側はちょっとたまったもんじゃないと思いますけど。
本当ですね。
しょうがないですね。そういうちょっとゆるゆる従業員を採用してるのが悪いんですけど。
まあ確かに。
なんかでもあれですよね。これは本当に私だけじゃないと願いたいんですが。
18:01
なんかこう今までそのサービスについて考えていなかった人生の時間の方が長かったにも関わらず。
もちろん。
急にこれをやろうって、まあ何ヶ月なり数日なり数週間なり考えて、その瞬間にいろんな他のサービスも見えてきて、なんか焦ってドキドキしませんか。
それもまいさんぽいっすね。
いやわかりますわかります。僕もちょっと好きじゃないんですけど、その気分は。
すごい強豪見つけちゃった時の気分みたいな、あんまり僕もいい気分しないんですけど。
一方でそれがアイディアに価値がないと言われるゆえんかなとも思っていて。
はいはい。
結局その時点で集まってる情報ってめちゃくちゃ氷山の一角なので。
なんかやってみて集まった情報じゃないかったら、まああんま正直参考にならないんですよね。
なのでまあ土俵を決めるタイミングではいいのかもしれないんですけど、まあ土俵を1回決めちゃったらなんかあんまり気にしない方がいいかなと。
むしろそのお客さんと喋ったほうがいいかなっていう風に、これよく言われているアドバイスですけど、
強豪を色々調べるよりはお客さんと喋った方がいいっていう風に思いますけどね。
なるほど。
例えば機能を決める時に、強豪A社はこの機能がある、強豪B社はこの機能がある。
なので我々もこの機能の優先順位にすべきだっていうのが、まあ割とよく大企業とかで行われがちなロードマップの作り方なんですけど。
はい。
なんか特にスタートアップだとそれはあんまり意味なくって、むしろお客さんと喋ってお客さんが本当に抱えているペインをいかに解決できるかということのみを考える方が、
効率が良いですね。
どの道その網羅的に相場な的にやっても勝てないので、という。
確かに。なるほど。
じゃあね、もし今何かやろうとしているサービスの似たようなやつがあって、ちょっと心がザワザワしている方々も、私も含めて是非勇気を出して、
お客さんと向き合ってサービス開発を頑張っていきましょう。
スタートFMではあなたからの質問やメッセージを募集しています。
ポッドキャストの概要欄から送ってください。
そして最後まで聞いてくださったそこのあなた、チャンネル登録高評価よろしくお願いします。
今回も聞いてくださりありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは素敵な一日をお過ごしください。
20:51

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