滑字を読むんですか。
読みながら食べる。
え、じゃあそれ片手に本を持った状態で。
最近はKindleをお茶碗の左側にKindleを置くみたいな。
まあちょっとね、お世辞にもお行儀がいいとは言えないけど。
そうそうそう。小っちゃい頃から。
え、そうなんですか。それはあれなんですか。動画とかじゃなくて滑字とか。
動画もあるんだけど、動画も見てる時あります。最近は動画も見てる時もあるけど、
まあ多分動画だとちょっとトゥーマッチなんだと思うんですよ。
あー、そっかそっか。
情報量が。
それだと逆にご飯に集中ができなくなっちゃう。
番組にもよるんですけど、ドキュメンタリーみたいなね、ちょっとその、
あんまり集中して見てなくてもいいやつはいいかもしれないけど、
アクション映画とかだとちょっとトゥーマッチ。ご飯と組み合わせるとか。
そっかそっか。ちょうど滑字がバランスがいいってことなんですね。
まあ人によると思いますけどね、私の場合はっていう感じで。
だからドライブは、音楽だとちょっと負荷低すぎるんですよね。
まあなんか暇ですよね、正直。
運転と音楽だと足しても、必要な刺激量に達しない。
あと、人とドライブして、人と喋って音楽が流れてて運転してるみたいなのはちょうどいいんですけど。
確かにそれはちょうどいい。
でも多分助手席の人は結構暇なんじゃないかなといつも想像してるんですけど、
道路分がないから、運転分がないから。
確かにそういうのあるな。私逆にあれです。
ご飯食べてる時じゃないとYouTube動画が見れないっていう。
YouTubeだけを見てるのが、映像だけを見てるのが結構苦手で、
多分手元刺激がないとダメみたいな。ADHDみたいな感じですけど。
いやいや、僕も人とお茶飲んでると絶対手遊びしちゃうんで。
あ、よくね。でも洋さん収録しててもグニグニやってる時ありますよね。
特にZoomとかだと手元の。
そうですね。カフェだとストローの殻を折るとか。
グラスの水滴吹くとか。
やっちゃいますよね。そうなんですよね。
確かに。だから私はあれです。
もうご飯食べ終わると動画が見れなくなっちゃって、最後まで見れないっていう。
そうですね。そんな感じでですね。
ポッドキャストのいいところを、今回はながらぎきというところなんですけど。
いいですね。
話は変わるんですけど、日本に一時帰国している間に、せっかくだから晩泊行こうと思って。
日帰りで晩泊に、日帰りじゃないな。1日で晩泊に行ってきたんですね。
そうなんですね。
で、いくつかパビリオンを見て、その中にシグニチャーパビリオンの一つで、ダイアログシアターっていうやつがあるんですよ。
それを渡されて、それの裏に胃腸のマークがついている人は選ばれた人なんで前に来てくださいみたいな感じになって、
その中から選ばれて、即興するっていう。ちょっと下りそうじゃないですか。
本当ですよね。だって知らん人同士がいきなり。
しかも大人の入り口は何でしたかとかって。
みたいになっちゃいますよね。
そう、なっちゃいますよね。なっちゃうんだけど、
これやっぱね、この川瀬直美さんの映画って見たことありますかな。
ドキュメンタリーみたいな感じの手法の映画監督なんですよ。
ちょっとあんまり詳しくないんで、説明は自分で調べていただきたいんですけど、
めちゃくちゃね、上手なんですよ結局。結論から言うと。
面白かったんですか。
ドキュメンタリー 面白いっていうか、少なくとも成立してるんですよ。
成立するんですか。
ドキュメンタリー 見せものとして。
するんだ。
ドキュメンタリー テクニックがすごくて、一つは今言った配置ね。
一人は映像、一人はステージ。顔は見えないようになって。
話し手は後ろ向いてるんで、話し手はもう完全に対応に集中して、
オーディエンスを意識しないような配置になってるんですよ。
そうか確かに。後ろにお客さんがいるってことですよね。
ドキュメンタリー そこがポッドキャストにまず似てるなと思ったんですよ。
確かに確かに。
ドキュメンタリー 顔見えないじゃないですか。
この雑談バーは別の配置になってるんで、さっきからマイさんが外をチラチラ見てるんですけど。
すいません。皆さんお元気かなとか。
ドキュメンタリー あとね、照明とカメラアングル。
その映像の方がいるんですけど、この方が背景真っ黒なんですね。
真っ黒の中に浮かび上がってるみたいな。
で、カメラも正面じゃなくて、ちょっと斜め下みたいなとこからのアングルで、
本当にね、もう俳優さんみたいに見えるんですよ。
かっこいい。
ドキュメンタリー やっぱり人のポートレートっていうか、
人のインタビュー映像ってやっぱりすごい難しいらしくて、
僕、前の会社ですごく一緒に働いた優秀な創業メンバーの方の一人で、
東京芸大のメディア映像の委員にいた方がいるんですけど、
その人が言ってたんですけど、やっぱりこだわり始めるとものすごい難しいらしいです。
どっから正面当てるかとかによって全然もう印象が変わっちゃう。
そうですよね。それによってなんかね、
重さっていうんですかね。ガチさみたいなのが。
ドキュメンタリー そう、たぶん。
ちょっとそれかっこいいと思ったんで、
どうせフォトキャストに映像を載せるならそういうのがいいなと思ったんですけど。
いいな、やりたい。
ドキュメンタリー それは置いといて。
あとやっぱりね、会話の切り取り方がすごいなと思って。
切り取り方。
ドキュメンタリー まずめっちゃ唐突に始まるんですよ。
これはもう完全に演出っていうか監督の技巧なんだと思うんですけど、
いきなりその映像側にいる人、自己紹介とか何にもされずにいきなり、
素人かどうかも言われないんですよ。
その映像側の人は。
自然説明も全然。
ドキュメンタリー 何にもなく、いきなりボンってついて。
うち片親やったんだけど、ある時、中学校の時、めっちゃタバコが吸いとるなって、
みたいながいきなり始まるんですよ。
なんかすごい、ちょっと没入感というかグッと引き込まれますね。
ドキュメンタリー それで会話も、親に反抗した時期みたいなのあったん?みたいな感じを振って、
そうすると、観客代表っていうか会場側の人が、
私の場合はお父さんやったかな?みたいな感じの話があって、
めっちゃ具体がすごくて。
そうかそうしないとね、結局どうもどうもこんにちはみたいな高橋ですみたいになっちゃいますね。
ドキュメンタリー 多分ね。だからそれがテクニックだなと思って。
しかも最後ブツって切れるんですよ。いきなりプラグ抜かれたみたいな感じで。
パッて終わるんですか?
ドキュメンタリー 途中で、喋ってる途中でバッて。
途中で終わっちゃうんですね。何分間くらいなんですか?
ドキュメンタリー 多分10分もないかな。
ドキュメンタリー その後いきなりめちゃくちゃメッセージ性高いインディーズ映画みたいな短編映画みたいなのが流れて、
ロックの中をローテーションで流してるらしいんだけど、で終わりみたいな。
すげーそれを見て、やっぱなんかそのポッドキャスト、なんか我々も機材がどうのとかやってるけど、
やっぱその本当にそういうね、ドキュメンタリーとか撮ってる人ってすごいなって思ったっていう。
すごい面白い。いやそういうのが絶対その立て付けというか、その構造がないとやっぱりその話は出てこない。
初対面の人にいきなりタバコ吸ってみたくなってとかそんなに言わないし。
ちなみになんですけど、さっきの会話の再現で気になったのが、
普通初対面の知らない人といきなり喋るってなったら当然大人同士敬語じゃないですか。
これ敬語ダメとかってルールなんですか?そんなわけじゃなくて。
ちょっとね、15分の間に多少インプットはされてると思うんですよ。
だからもう全然その、もうそこも多分演技指導みたいなすごい上手だと思うんだけど、
明らかに少なくともこの観客側の人は選ばれ方からして絶対素人なんですよ。
でも全然素人に聞こえないんですね。
演客地側の人は、僕最初俳優さんだと思ったんです。
というのはやっぱり、いわゆるチャンクアップ、チャンクダウンみたいなのをやってるんですよ。
もうちょっと具体的に言わせたいなと思ったら、ちょっと具体になるように誘導する質問とかをしてるんで。
そっち側の人はトレーニングされてるなと思ったんだけど、調べたらその人も素人らしいんですね。
もうちょっとインプット時間が長くて、トレーニングとか受けてたり、
そういうのに演客から応募するぐらいだから、そういうのが好きな人、半分クロートみたいな人かもしれないんだけど、
でもいずれにせよオフィシャル見解はその人は素人ですと。
だからもう本当にセットアップとテクニック。
いいなあ、そうすると出てこない、普通だったら出てこない話も出てくると思うし、
確かに言われてみると、それで本音をつい喋っちゃうとかも、ポッドキャスト的だなあとか。
そうですよね。ポッドキャストって、最近まいさんもポッドキャスト研究結構されて、いろんな人と会ってましたけど、
そうなんですよ。
最近のポッドキャストトレンド。
最近ですね、フービーっていうポッドキャストスタジオというか事務所、会社を経営されている西山直哉さんのスタジオにちょっと遊びに行かせていただいて、
ちょっとね、コテンラジオにも登場してましたよね。
そうですね、コテンラジオにも登場されてて、編集とかをずっとやられてたりとか、いろんな番組作ってる方なんですけど、
お話をしたところ、やっぱり最近始められたやつで3時間とかの長尺を。
じゃああれみたいな、ジョー・ローガン・ポッドキャストみたいなやつですね。
を日本で始めて、まだ多分そこまで長いやつ日本そんななさそう。
聞いたことない。
なんかその、うかがっててなるほどと思ったのが、さすがにインタビューものっぽいんですけど、経営者の方とか。
3時間も喋ってるとどんどんどんどん本音が出てくるっていう。
最初って多分まあ取られてるなとか、ってことを意識しちゃうと思うんですけどつい緊張したりとか。
だんだんもうわけわかんなくなってきて、飲み会かのような空気になってくるみたいな。
確かにね。3時間話してると忘れちゃうよね、その設定というか。
そうなんですよね。それすごいいいなと思ったんですよね。
なんかそういうの私もできないかなとかちょっと思ったりして。
っていうのと、あと結構そのトレンドとして聞いてたのが、やはりそのポッドキャストの課題としては発見されづらいっていうことがあるじゃないですか。
ありますね。
このスタートFMも皆さんどうやって見つけてくれてるんだろうみたいな感じなんですけど、結構最近はこうやってビデオポッドキャストを撮って、それをTikTokに切り出して出すっていう。
もっと見たい人はここから聞けるよっていうのを割とトレンドとして出てきてるみたいです。
なるほどね。ビデオ大事ですよね今ね。めっちゃSpotifyとかもビデオ優遇アルゴリズムになってますよね。
そうなんですよね。なのでちょっと頑張って今回も映像を撮り、前回もちょっと編集したりして出して。
私がちょっと編集したんですけど。
ありがとうございます。
ありがとうございます。なんかもうちょっと褒められたいなってちょうど思ったっていう。
見てないから。
見てくれてないという感じなんですけど。
結構そうするとなんか面白いなと思ったのが、その日本語、話者が日本語で配信してるけどSpotifyの切り抜きに英語の字幕をちょっとつけると外国の人も見てくれてコメントしてくれるっていう。
確かにね。インスタとかTikTokとかね普通に東南アジアのコンテンツがめっちゃ上がってきますもんね。
そうなんですよね。その辺も頑張っていきたいなとは思っているところですね。
一方でなんかポッドキャストの良さって、メトリックス少ないじゃないですか。
そうなんですよね。
結局これがあるから僕はなんかその今のポッドキャスト的な雰囲気があるのかなと思ってて。
というのはやっぱり計測できると改善できちゃうんですよね。逆に言えば継続できないものは改善できないっていう話があって。
だからそのウェブメディアが始まったらみんなクリックベイトみたいな記事になったみたいな歴史的経緯があるじゃないですか。
確かに。
でやっぱりあとSNSとかもインスタとかだからあれですよね。
Likesを表示するのやめた。あるからみんなそれを何ていうのかなそれに最適化しようとすると。
やっぱり人間というかいろんなプレイヤーが最適化すると結局いつか同じのになるじゃないですか。
だんだんみんながハックし続けて正解ができちゃうから。
正解になるから正解が出てくるとどんどん同じになって。要するに郊外の労働サイドチェーン店みたいな感じになって。
確かに。
どこ行っても同じみたいな。
そうするとビジネスとしてはそれを送って、むしろビジネスって計測できないことをやっちゃダメだと思うんですけど
アートとして考えるとアートって逆に計測できちゃいけないじゃないですか。
確かに確かに。
計測できると最適化されて正解ができちゃうけどアートからどんどん離れていっちゃうから。
やっぱりそこの最適、一定程度アートが残るから縮小均衡しないっていうかがあるのかなと思ってて
だからあんまりSpotify独り勝ちになると、Shopifyの中でメトリックスどんどん取れるようになってくるから
あんまりそういう風なところになって結局みんな同じになっちゃうのはすごい嫌だなっていうのはめっちゃ思ってます。
何だっけ名前Spotifyがちょっと前に再生回数を出すことにするしないでなんか揉めてたの知ってます?
今なんか多いのは出てません?