『タイプロ』の視聴体験

どうする?なんか話題をガッツリやったほうがいいの?
タイプロ?

あっ、ちょっ、ケンゴ、タイプロ見てるっぽいことを𝕏から察してました。

タイプロは、なんか見ざるを得なくなってみたという感じはありますね。
すごく、僕の聞いている範囲のポッドキャストが、だいたいタイプロの話題を主するので。

あのー、まめキャスとか?

マメキャストは、そうですね、最近か。それよりもうちょい前かな。
あれ、えーっと、ゆとたんもそうだし。
はいはいはいはい。
あとダイニングFMだな、かずまさんと。

あー、かずまさんとかもタイプロ見てる。

そういうのがヌルヌル流れてきて、なんか放送を見てないのに、だいたいのあらすじや、なんか。

見どころとかね。

大事なところが、頭に入ってくる状態になって。

口風間交分。

その話題を。で、妻は普通に見てたんですよね。

あー、そうなんだ。

なのに僕の方が、日本の方が1週間ぐらい配信が早いんですけど。
それを見た人のポッドキャストでの感想が僕に入って、それがまだ妻の見るタイミングより早いんで。

いびつな構造してる。

結構なんかネタバレにならない回が落ちないといけないみたいなのも、僕は見てもないのにね。

なんなんだこれはと。

見てない人が見てる人にネタバレの配慮してるの面白い。
しかもちょっと面白い話題だったりするからどうしよう。

あれ見たんですか、結局。

結局それでちょっと足並みを揃え直そうというか。
聞いた情報でしか見てない。
映像一つも見てないんですよ。
視聴者の視点

そうだよね、たまに。

ステキフーマー以外の顔がわからないとかそういうレベルで。
あるよね、その流行り物ってね、僕にとってガンダムとか結構そうだからさ、長年。
なんか有名なセリフとかは知ってるけど、本編は見たことないみたいな、あるよね、周辺知識が構成されるやつ。
見てもないけどにんじんくんが見た映画全部僕なんか見た気分になってますからね。
普通でちょっと喋れるみたいな。
そっか、タイプロ見て、それでオールナイトも聞いてみたいな感じなんですか。

それはどっちかというとこっちの土俵に来たというか、オールナイト日本は聞き続けてる立場なので、
フォーマットというか、番組の作られ方には神話性というか親しみがすでにあるので、

そっちに来たなぐらいの感じで言ってたらすごくいい感じですね。
そこはホームの顔なの面白いね。

そうですね。でもまあそれのベースで、もともとそれまでに本編の方見ておいてよかったなっていうのがありましたね。

ああ、確かに。

楽しめなかった。

そっかそっか。タイプロなんかめちゃくちゃ盛り上がってますよね。

いいっすね。このぐらいのトレンドになる感じ。ただなんかっていうのはあんまり良くないけど。
僕、野々が見てないんですよ。妻はめちゃくちゃ見てるんですけど。

そうなんですね。あ、そっか。じゃあ妻さんは結構オーディション系はもともと見る人なんですか?それとも最近のだけですか?

あ、でも最近のもう一個前。ミハイ。

ああ、ニチプ。

ニチプでドハマリしてたんじゃないかな。
ニチプは知らない。

知らない。じゃあ2024年ぐらいで、1年ぐらい見てるって感じ?この1年ぐらい。

突然巻き込まれていって、なんか横ですごく僕は興味がないと思いながらその様子を見る人みたいな。

じゃあニチプからだとあれか。ニチプから野々がに流れてきた人に対する思い入れを持ちやすいパターンじゃないか、それは。

ああ、そういうのもあるんだ。
そうそうそうそう。
野々がは偶然なんていうか、ちゃんみながハマらないおかげで興味が出ないっていう感じですかね。
柄の悪い音楽の人みたいなイメージで止まっちゃってる。

ヒップホップ全般に対する偏見じゃない?
結構怖いというか。

特にミュージックビデオのサムネイルがわざと怖い方に振ってるのはあると思いますね。
そんな、その音をずっと聞き続けてたらちょっと気分悪くなりそうだなみたいな、すごいひどいこと言ってるけど。

面白い。

そういう感覚になるというか、そういう意味であんまりなんか気乗りしないアーティストの催し物を見るの意味ないなっていうのはあって。
あとはあれですね、オーディションものダメなんですよ。

あーそうなんですね。

タイププロがそれこそギリギリ耐えられたというか。

面白いねそれね。

なんていうか、みんな見てる人たちがオーディションをどこからどの視点で見てるのかちょっと怖いなっていうのがあって。
人様を落ちる落ちないを測って、それに頑張る様子を見るし、結果を得て悔しがる人や喜ぶ人を見る。
この視聴者たちは何様の世界なんだろうなっていうのがよく思うところで。
それを繰り返しみんなが見てる状態みたいなのって、箱庭を見たがる感じって言ったらいいんですかね。
ちょっと前のテラスハウスみたいな。

恋愛リアリティーショー系ね。

リアリティーショーなのかな。
現実シミュレーションのちょっとまた違うやつだなっていうのがなんとなくこびりついてて、真剣に見づらいと言ったらいいんですかね。
どうしても番組として作る側の存在が気になってしまうとか。
という意味ではタイプロが都合がいいのが、もう明らかに作る都合側の存在が分かりやすいからっていうのはありますよね。

なるほどね。だから本音と建前が一致してるっていうのかね、そういう感じ?
なんていうか、諦めがつくっていうか。
そういう位置づけだったんです、ケンゴの中のタイプロって。面白いな。

100%ではないだろうけど、少なからず詩的なものが入ってたりとか。
あと、あんまり編集の質良くないじゃないですか。
質というか、明確な編集方針は感じる?見てて。
あと、映像の部分には何も文句ないんですけど、入れる字幕のテキストの位置が揃ってないとか一貫しない。

なるほどね。

なんていうか、なんだこれっていうぐらい。
Netflixで配信してんのに、どっかちっちゃい制作会社が作ったのかみたいな気分になるぐらい。
言葉を選ばなさすぎた。

前回のエピソードの時。

もっとできるでしょっていう感じは、Netflixでいろんなものを見て目が肥えさせられてるというか、
過ぎたせいだと思うんですけど。
どうしても日本の雑なテレビ番組を見た時のそれと似たものを感じさせられるのに結構、
うんっていう気分になるのがあるのと、あとは会社の存在ですよね。
会社自身の振る舞いっていうのがどう動くかを見る面白さで見てるって言ったらいいんですかね。

スタートエンターテインメントってこと?
そうですね。じゃあ俳優部から3人入れますってした時ってどういう仕組みかなってなるじゃないですか。
あれは、俳優部は不思議だったね。
漫画とかで、漫画が長く伸びてった時に出てくる謎の、
制作側の意図とその影響

なんていうの、そういう部署あったんだって後付けで出てくる感じ。

たぶん綺麗な見方をすると、どうしてもやっぱストーリー上は、
歌って踊る路線に戻りたかった人たちが社内に存在して、その人たちにチャンスが与えられました。
そしてチャレンジする人がいますが、一番表の筋書きには。
さらっとした会社。
筋書きだけど、会社の立場として見たら、
ヤバい素人入れられなかった時に通せる人間を準備しておこうって見えるんですよね。

タンポ、タンポとしてね。

社内人材を先に準備しておく質としてっていう部分もあるように感じないこともないんですよね。

あとあれどれぐらい、一時審査からいる人たちにどれぐらいあれ明かされてたのかなとか、
それはちょっと気になったな。
急にシードコーみたいな感じで出てきて。

フェアネスがどうなるかっていう感じですよね。

あんまりフェアネス気にしてもしょうがないと思いつつ、
それは気になってる。
どの時点で誰にどこまでの情報が伝えられてるんだろうなっていうのは、
気になって見てたな。
見てたなっていうかまだ、
あ、そっか僕、
あ、そっち1週間遅れ配信なんでしたっけ。

だから一番最後はまだですね。

そっか。

今日とか昨日?一番最後。

日本だと7時間前ぐらいです。
8時間前ぐらい。

それだけ見てないっていう状態ですね。

僕その1個前は見てないんだよ。
あと2話残ってるから、
僕のほうがちょっとビハインドがあるぐらいの状態かな。
そっかそっか。

基準が公開されてないことに言及する人が割と一定量いた気はするんですけど、
その公開されてないことがあの会社の存在そのもので、
なんていうか僕にはしっくりくるというか。

面白いねその解釈ね。

それでいいというか。
逆に公開して行われていたら全ての検証が行われてしまうだけだし、
そんな都合の悪いことはするはずないよねっていう感じはしますよね。

だから健康化すると最初からそういうもんだし、そう見てたよってことね。

やっぱいろいろ大変なことになった後の会社がどう振る舞っていくかとか、
そういうものでもあると思うので、
なんていうか、いいですよね。
現実を観測する意味で、
ある種ドキュメンタリーを見てるというか、
どうやっていく、どう再生を図るのかを見せられてる部分もあるし、
当人たちにはなんていうか、あんまり直接的に今からファンになるかっていうと、
なかなかSpotifyで曲流してくれないじゃないですか。

そうね、そういうのもあるよね。

なのでなかなか難しいというか、曲を気に入っても、
ある種何か壁にぶつからさせられてしまっている部分はあるので、
ファンにはなるというか、別に好ましいという意味ではすごくいい人たちなのはわかるし、
見てて面白いんですけどね。
なんだ、着地しなくなっちゃった。

いや、よかった。でもこれ聞けてよかったな。
なんか、そうそうそう。
見てるっぽいなとは感じたんだけど、
実際見てるかどうか確証がなかったので、
今日この話できるの楽しいな。

熱狂ができないけど面白いドキュメンタリーを見てる。