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2022-10-02 20:37

YC特集-17(最終回): YCを終えての振り返り

Mai
Mai
Host

通常より短くタイムリーなYC特集も本エピソードで最終回となります。次週より通常のエピソードに戻ります。

その17は、YCを振り返ります。

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START/FMは、"はじめる"を応援するPodcastです!連続起業家でエンジェル投資家の柴田陽と、起業家でラジオパーソナリティの関口舞が一緒にお届けします。

番組への質問はこちらからお寄せください。番組ハッシュタグ #STARTFM で感想お待ちしています!

00:07
始めるを応援するポッドキャスト、STARTFM。おはようございます、関口舞です。
現在、Yコンビネーターに採択された株式会社テイラーの柴田陽さんと、Yコンビネーター特集をお届けしております。今回が、Yコンビネーター特集最終回です。
イェーイ!おはようございます。
いやー、ついにYコンビネーター特集最終回でございますよ。
そうですね。STARTFM自体は続きますが、Yコンビネーターは前回デモで会を取り上げて、今回がYC総括会でおしまい。
なんか意外とあっという間だったような気がするんですけどね。
そうですね。ただ3ヶ月って言われてたんですけど、これ4ヶ月ですね、実際のプログラムは。
これ今、このYC特集自体も毎週1本出してますけど、今18エピソード目なので、4ヶ月分ですね。
ですね。いやー、振り返ってみてどうでしたか?
いやー、すっごい良かったですね、結論的には。
すっごい良かった。
これはマジでオススメです。
何が良かったですか?
そう思いますよね。
まあ、良さそうだなとは見ててめちゃめちゃ思ってますけど。
これですね、デモで近づく、あるいはデモで前後で急速にやってよかったなっていう度合いがめっちゃ上がりました。
それは何かっていうと、やっぱり来る問い合わせですね。
投資家だったり、主に投資家が問い合わせをしてくるんですけど、
っていうのはある村へデモでっていう時から、なので今から2週間前ぐらいから自分たちのプレゼンテーションが公開されていて、
それをYCの人たちが見て、YCの人たちっていうか、投資家とOBが見るんですけど、結構連絡来ますと。
その連絡の来る、連絡の類がYCに、だからこういう連絡が来るんだろうなって思えるものが結構あって。
例えばなんですけど、我々今業務システムの開発を10倍速にする開発基盤っていうのを作ってるんですけれども、
結構コアな技術、我々が使っている技術のコアスタックとして、
GraphQLっていう技術を使っていたり、あとはNoSQLデータベースであるMongoDBってやつを使ってたりするんですけど、
2つともですね、向こうから連絡が来て。
え、それは。
面白そうなことやってるねって言って。
あ、その使っている。
そうそうそう、GraphQL自体はApolloっていう会社がメインとなって開発している会社なんですけど、
03:00
Apollo自体も実はYコンビネーター出身の会社で、
ApolloのCEOとかCTOとメールが交換できるみたいな感じで、
ミーハー的にも嬉しいし、
すごい。
役に立ちそうっていうのだったり、Mongoとかも投資とかパートナーシップを検討するチームがあるんですけれども、
はい、そういうとこから連絡が来る。
すごい。
すげーってなる。
それはね、どんなに日本でやっててもなかなか見つけてもらえないですもんね、普通は。
感動ポイント2つあって、1つはもちろん今まいさんが言ったところですね、
ちゃんとその人たちのレーダーに引っかかるっていうのは、YCだから引っかかってるんだと思いますと。
で、もう1つが、その人たちよく見つけるなと思って。
別にこっち、何だろう、何の技術使ってるかとかって別に書いてないんですよ、どこにも。
ピッチの中にも当然入ってないんですけど。
あー、そっか。
そう、で、やっぱりよく見てるなっていうのをすごい思って。
グローバルの、グローバルのっていう言い方も変だな。
なんかその、世界は広いなっていう話なのか、やっぱりアメリカの投資家勉強してるなって話なのか、ちょっとどっちなのかわかんないんですけど、
目の付けどころが素晴らしいです。
ちょっと正直、日本、そういう意味ではそこの点において、やっぱり日本ちょっと、もうちょっと頑張らなきゃなっていうふうに思います。
えー、確かにそこまでちゃんと見てるっていうのは、しかも会社もすごいたくさんある中で、すごいですよね。
で、今ちょっとわかりやすいレベル2指揚げたんです。
それ以外にもまあ、えーと、確かにこの人たちコンタクトしてきたら、そうだよなみたいな、こうインクやり結構あって。
えー。
いやー、よく見てますねっていうのが感想が結構、
驚きました、すごい驚いた。
これもちょっと前から感じていて、このポッドキャストでも話したかもしれないですけれども、
その投資家向けのピッチを作るときに、こんなこと別に投資家はみんなもう知ってるから書かなくていいよって言われて、
取っちゃったページが何枚かあるんですけど、今ERP業界で起きてるトレンドはこれ、みたいな。
で、これ取っちゃっていいの?本当?みたいなふうに思ってたんですけど、やっぱり投資家と話すとみんなすごく詳しいので、
詳しいというか勉強してるので、確かにそれなくてよかったな。
あー、じゃあやっぱ詳しいんだ。
そうですね、数が多いからみんなちょっとずつ差別化しないと、フォーカスを絞ってそこを掘るみたいな感じになっているので、
これちょうど別のとあるカンファレンスでこの例え使っちゃったんですけど、
日本って例えばミシュランレストラン、東京って世界で一番多いじゃないですか。
で、やっぱり同じお寿司出すにしろ天ぷら出すにしろ、そもそもお寿司と天ぷらっていうのはめちゃくちゃ狭まってて、和食っていうのの中のさらに小さいジャンルになっているし、
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その店何が強いのかっていうのを明確に打ち出さないと、やっぱり万全とお寿司屋さんやってもミシュラン星取れないじゃないですか。
そうですね、強豪が多い、確かに。
例えばマグロがすごいとか、そういう感じなんだろうなって思ってて、
ユター州のソルトレイクシティに日本食のレストラン出すときと銀座に出すときって当然求められるレベルも違うと思うし、
何かに特化しないと生きていけないじゃないですか、当然。
仕入れがすごい強いとか、そういう感じなんだろうなっていうのはすごい思って、
逆に言うと我が身もそうで、万全と業務システム早く作れますみたいな世界観だと、だから何なのっていう感じに、
USだとなるんだろうなっていう風に思って。
なるほど。
それだけ競争強度が高いがゆえに、そういう特化っていうのが起きてて、
そのジャンルでものすごい詳しい人っていうのがたくさんいる。
そういうのが分かって肌感として、それを知れてよかったなって思っていて、
正直言ってやってみないとこの感覚はまだ頭では理解できるかもしれないけど、
僕もそうかなって昔US行ってエンジェル投資家してたときに思ったんですけど、
これやっぱり数がすごい多いから何かしら特化しないとダメなんだろうなって思ったんですけど、
それがひしひしと分かったっていうのはすごい良かったなと思っています。
別に文語から投資の商談をセットされたみたいな自慢話っていうよりは、
そこのめちゃくちゃよく見てますねっていうのをむしろ脅威に感じたというか、
それが分かってよかったなっていうのが一番あります。
なるほど。ちなみに結構、私なんかは例えば日本国内でもコミュニティ、
企業家コミュニティ的なものがあったときに割と打ちのめされたみたいに思ったりすることが私の場合結構あるんですけど、
どうなんでしょう?洋産的にバイコンビデーターに参加して、
なんかちょっと打ちのめされた系の思いしたりっていうことってありましたか?
いくつかあるんですけれども、まず一番なんか共感されやすそうなところで言うと、
みんなすごい優秀で育児と経験何回かありますみたいなのははいて捨てるほどいるので、
別に珍しくもなんともないっていう、そういう形の打ちのめされ方っていうのもあると思います。
これは正直想定内だったので、まあだよねっていう感じですね。
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あとさっき前回のエピソードで言ったモメントゥーみたいなめちゃくちゃ進捗が先行ってる会社がある。
そこと同じバッチリ放り込まれるっていう意味で、それも頑張らなきゃなって思ったし、
まあやっぱり投資家目線で見ると、別に日本だからセールスサイクルゆっくりなのしょうがないよねみたいなのって、
投資家から見ると別にしょうがなくもなんともなくて、単にモメントに投資すればいいじゃんってだけの話になっちゃうので、
そういう意味ではそこは別に理由にも何にもならないよねっていう視点が獲得できたというか、
まあそれは欲もあり、ちょっと非常な部分もある、冷酷な現実もあるなというふうに思いましたと。
それ関連で一番自分の中で答えたっていうか、これはなるほど困ったなぐらいのノリの思ったことがあって、
これいくつかのVCから言われたんだけど、一番直接的に言われたのはコースラベンチャーズっていう、
まあそれなりに知名度の高いアメリカのベンチャーキャピタルのパートナーがミーティングの時に言ってたんですけど、
テイラーの話をして、いいね、すごいわかるわかる、このジャンルすごい良いと思いますと。
で、ところでなんで君たちは日本でやってるんだい?みたいな話をして、
それは僕が都知見があって営業しやすいからです、みたいな。
で、日本でのトラクションを使ってグローバルやろうと思ってますって言ったら、
でもさ、日本の企業ってきっと意思決定するの遅いじゃん?
だから営業のサイクル時間かかるよね、きっとみたいな。
それって時間の無駄じゃないの?だって結局USやりたいんでしょ?
結局そのUSマーケット取るってのがあなたの仮説というか、提示してる未来なんでしょ?ビジョンなんでしょ?と。
なるほど。
で、だったらその日本に費やすその1秒1秒全部無駄じゃない?みたいなROI低いよ?みたいなことを言ってきてて。
へえ。
いや、おっしゃる通りなんですよね、まずその結論から言うと。
そうか。
論理的じゃないじゃん?だってそのUS、最終的なUSをやってグローバルプロダクトになるっていうのはビジョンですと。
うーん。
そうだよねと。それはすごい。だったら投資したいよと。で、今ちょっと日本で実験してます。
へえ。
それなんか数字通らないよね?みたいな話で。
で、これなんでこういうのが起こるかとですね、結局コースラベンチャーズってUSほぼイコールグローバルに対して投資をしているベンチャーキャピタルなので、
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これだからポートフォリオ理論的に言うと、別に日本っていう地域のリスクは取りたくないんですよね。
あーなるほど、そっか。
日本の経済が上がった下がったってことによってパフォーマンスがアップダウンするっていうことは、彼らの投資戦略上はむしろリスクコンポーネントなんですよね。
で、多分世界中のベンチャーキャピタルを見るとこういうふうに思ってる人たちが多分95%ぐらい。
そっか。
で、中にちょっとだけこれは日本のVCも含めて、日本っていうマーケットが美味しい。
例えばまだまだオンラインのEC化率が低いとか、企業のツールの生産性が低いから、
ここのこれがそのグローバル並みにギャップが生まれることによって日本では追加的なアルファ、追加的な収益機会が生まれるんだっていう仮説のもと、
日本をよりオーバーウェイトしている投資家っていうのは当然あるんですよ。
例えば日本のシリーズCとかDでよく登場するDSTグローバルとかタイボーンとか、そういう会社は、あとセコやチャイナとかですね、そういう会社は日本をオーバーウェイトしてるんだと思うし、
当然日本にいるVCっていうのはMLPが日本企業ってこともあって、日本に対して投資するっていうことに一定の投資戦略上の意味が付与されているケース。
で、こういう会社ってグローバルに見るとめちゃくちゃマイノリティーなので。
そっかー、改めて考えるとやっぱそうですよね。
本当はそうじゃないところの投資プールにアクセスした方がいいんですよ。
へー、そっかー。
でもそうするとさっきの質問が降ってくるんで、やっぱりこれはUUUMってなっちゃうんですよね、実際問題は。
そうですねって言って、じゃあもう本当に日本全捨てしますって言うと、逆に僕らの特殊性がいきないじゃんっていうか強みがゼロな状態で、
それやるならスタンフォードの人がやった方がいいじゃんみたいな結論になっちゃうんで。
それはそれでそうですよね。大変ですよね。
そうっていうのは言い訳にしか過ぎないんですよ、投資家から見ると。
まあそっかー。
投資家の視点から見ると、だったらスタンフォードの人に投資するわ、以上。
じゃあこのミーティング終わり、ブチってなっちゃうんで。
確かに。
そこはいやいやいや、僕らもう勝てるんですよ、なんですけど。
結構ここはですね、構造的にやっぱり難しさっていうか、はい、ちょっとすげー考えさせられましたね。
えー、なんか今の質問に対して、私、例えばそのミーティングに出席してたら、
あー確かになるほど、うーんってなっちゃうと思うんですけど、どう返したんですか?
いや分かったよって言いましたよ。
あー。
そうだよねって言って、あなたの言ってる通りだと思うわって言いましたけど。
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なるほど。
だからできるだけ早くUS行こうと思ってるんだよ。
あー。
ふんみたいな。
そういう感じで言ったんですね。
そう言わざるを得ないじゃん、だって。
へー、なんかちなみにUSという話がいっぱい出ていますし、あとテッククランチのテイラーのカバレッジ記事にですね、
2023年をめどに米国進出を検討しているというふうに書かれているようなんですけれども。
はい。
あの、陽さん、完全にその場合は向こうに移住しちゃうんでしょうか?
僕個人がですか?ちょっと移住するかどうかは置いておいてですね。
はい。
えーと、USはやろうと思ってます。
うん。
やろうと思ってるっていうか、USでやろうと思っています。
USマーケットでやろうという気持ちになりました。YCを経て。さっきみたいな話をして。
おー。
はい。
おー。
正直日本、ちょっとこう言うとまたいろいろ角が立つんですけど、USでダメだったら日本でやればいいじゃんっていうことをいろんな投資家が言ってて。
あー、なるほど。
まあ、それもそうだねっていう。
うんうん。
その通りって思ったんで、はい。そのつもりです。
へー。
まあ、より正確に言うとちょっとゴートゥーマーケットが違うだけで、実は僕らのプロダクト、結構グローバルでも通用するなっていう手応えがあってですね。
はい。
これまあ、USいけるなっていう感じがしています。
お。
で、さっき言ったいろんな人たちと話したり、さっきのモンゴとかの話しましたけど、そういう人たちと話したり、結構それ以外にもサービス使わせてよっていうインクアイリも結構来てて、日本からいつも来なかったですけどグローバルからたくさん来ていて。
かつまあ、USはね、自分でシステム開発できる会社が多いので、日本だとやっぱりどうしてもその実装まで含めて支援してあげないと日本の会社に売れないですけど、エンタープライズシステムの場合は。
アメリカはセルサービスで売れるかなっていう感じもあるので。
へー。
はい、USいけると思います。
なのでちょっと同時にというか、別にそのあんまりグローバル、USだから日本だからっていうことではなく、一つの製品で両方サービスできるという目算が立ったので、それで行こうと思っています。
なので23年からUSで使えるようにしようというのを目標にやっています。
おー。ますます楽しみになってきますね。
言うのはね、自由だから。
まあまあ、なんか今回結構Yコンビネーターにこのポッドキャスト聞いて応募したいとか、参加チャレンジしてみたくなりましたみたいな声をいろんなところからいただいたんですけど、結構。
嬉しい嬉しい。
めっちゃ嬉しい。今までも割とどうしたらいいかって話は紹介してきたと思うんですけど、この全体を通して量産的にまだ言ってなかったこととかでなんかアドバイスとかあったらお願いします。
18:02
はい、まず応募サイトを開いたことがあるでしょうか。
ほとんどの人は出さそう。
開いてみると無料で登録できて、別に登録したからって何か拘束が発生するわけではないので、そこを見ると意外に埋められそうなフォームで成り立っているので、なんでこれやってるのとか他とどう違うのみたいなシンプルな質問が書いてあって、それを考えること自体はいずれにせよ聞かれると思うので。
そうだと思うし、今後実は日本だけでスタートアップやるにしてもグローバルの人たちと話していかなきゃいけないっていう状況はどうせ訪れると思っていますと。
日本のスタートアップエコシステムが成熟してグローバルのエコシステムに接続しつつあるので、それはIPOとかレータステージのベンチャー調達を見ても分かるし、PayDのディールとか見ても分かると思うんですけど、すごいそういう風になってきているので、書いておくこと自体は全然損がないと思うから応募フォームをね。
だからそこをとりあえずやると。そこまで終わってたら僕全然見てもいいんで、見せていただけるなら見ますよっていう。
お、洋さんが見てくれる。
見たから何なんだって話あるんですよ。
いやでもめちゃめちゃありがたいですよそれ。
そうですね、少なくともなんとなくレベル感は把握できたんで。
というわけなので皆さん、ぜひ一度、私もアクセスしたことなかったですけど。
ホラーな。
ホラーっていうね、方がほとんどだと思うので、まずアクセスしてみて、書いてみて、で書き上がったら、もしかしたら洋さんにチェックしてもらえるかもしれないということで、まずは登録してみてはいかがでしょうか。
お願いします。
ということでYコンビネーター特集はこれにて終了でございます。
はい。
次回からは通常回をお届けしていきたいと思います。
スタートFMではあなたからの質問やメッセージを募集しています。
ポッドキャストの概要欄から送ってください。
そして最後まで聞いてくださったそこのあなた、チャンネル登録高評価よろしくお願いします。
今回も聞いてくださりありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは素敵な一日をお過ごしください。
20:37

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