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はじめるを応援するポッドキャスト、START FM、おはようございます。関口舞です。
現在、Yコンビネーターに採択された株式会社テイラーの柴田陽さんと、Yコンビネーター特集をお届けしております。
陽さん、おはようございます。
おはようございます。柴田です。
ついに、Demo Day終わりましたね。
終わりました。これを収録している日の3日前に終わりました。
お疲れ様でした。
とは言っても、前のエピソードでもお伝えした通り、たった1分なので、当然セリフはまず完全に丸暗記ですね。
これはみんなそうするように言われているんですけど、1分間のスピーチを丸暗記して、
僕は非英語話者なんで、100回くらい練習しました。
順番が来て、Hi, I'm Yoh みたいな感じで1分間喋る。
で、終わったらもう終わりなんで。
なるほど。けどね、後々まで記憶に残る重要な瞬間だったというふうにツイートしていらっしゃいましたけれども。
これ実は裏側ではですね、いくつかのスラックチャンネルがこの日のために作られていて、
1つはグリーンルームっていう、要するに控室。
これは何番目で出番だよみたいなのをプロデューサーの人が急出してくるためのシリアスなやつで、
もう1つがお喋りする観客席っていうか楽屋みたいな、そういうスラックルームがあって、
みんなイエーイみたいな、ナイスピッチ、よかったよ、すごいよかったみたいなのをみんなで傷を舐め合うというか。
そういうことをする場で、一応だからオンラインなんですけど、そういう感じに用意されてて、
1日中そういうことをやっている。
時間帯がね、これ日本時間の深夜1時スタートで翌朝5時までみたいな感じなんで、
みんな早々に退散したんですけど、それでも全然知らない人っていうか同じバッジの人とかからすごいよかったねとか、
英語上手だねみたいなインド人から来たり。
めっちゃ嬉しいですね、それ。
いやいや、練習したからそれはそうでしょみたいなのがあるんですけど。
洋さんは何番目の発表だったんですか?
これですね、そもそも2日間あるんですね。
全部で250社ぐらいあるんで、1日110数社なんですけど、5番目だったんですよ。
え?
めっちゃ前の方で。
え?
これ良いのか悪いのかちょっと分からないんですけど、朝だから向こうは。
向こうは9時だ、僕の出番9時10分とか15分とかなんで。
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本当にこれ聞いてるの?みたいなのはあったんですけど。
まあでも最初の方だとね、みんながまだ飽きてないから。
そうそうそう、そういう意味では何か良かったのかなみたいな。
ちょっと良い方に解釈しようということで。
ちなみにこれはですね、順番は何でかは全然教えてくれないんですよ。
で、もう直前まで調整してるんで、何かしらあまり飽きさせないようにみたいな、
そういう演出の秘訣だと思うんですよね。
でも別にね、自分が5番目なのがどういう意味があったかって考えても、
事業成長するわけじゃないんで、別に気にしてないんですけど。
すごい前半でした。だから良かったのかな、緊張しないであまりすんだから。
まあ確かにドキドキしてる時間が短く済んだということですね。
そうですね。
でもやっぱり緊張しました?
えーとですね、一番緊張したのは45分前ぐらいが一番緊張して、
そこから先はもうひたすら、これいいのはオンラインだといいのはひたすら待機させられるんですよ。
でもここら辺はYCやっぱり出し物なんで、デモでっていう。
すごいだからね、1時間前にリハーサルっていうかマイクテストみたいなやつがあって、
で、そのまま待っとけみたいな。最初の出番の人はそのまま待っといてって言って。
だから30分ぐらいずっとズーム繋ぎっぱで、
その間僕ずっとやることもないんで、
1分間のピッチをし続けるみたいなのを30分間し続けてたんで、
自分の出番が来る頃には完全に101回目の1分間スピーチみたいになってたんで。
その瞬間は大して緊張しない。
でも観客意識しちゃうとすごい緊張するんで、
もう観客がいないものとしてズームのパネルを全部消して、
自分のメインストライドだけ見てやるようにしてました。
予算的にどうでした?うまくいきましたか?
うまくっていうか、別に噛まずにいけたんで。
練習通り?
はい。
何人ぐらいが参加してるかって分かるもんですか?
はい。1500人。1500社。
1500社。
マイエンジェル投資家スラッシュVCが1500エンティティ。
だから多分人数的には2000人ぐらいじゃないですかね。
1社複数人参加してる人もいるから。
すごーい。
すごーい。
めっちゃ効率いいんですよ。
確かに。
正直。
これは1500人にピッチするって無理じゃんっていう。
しかもYC、前回お伝えした通り別に、
あんまり見物人みたいな人はどんどん排除されていくんで。
そうですよね。ちゃんとアクティブに出資もしている選ばれた人たちしか。
少なくとも過去数年で1個以上出資したことある人しか出てないから、
効率はすごくいいです。
いいですね。
一方でピッチする方も200社もあるんで、
その中からどうやって目立つのかみたいな話はあるんですけど。
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国内からは当然私なんかもついにいいとか言って騒いでもしたけど、
国内の反響もちろんいっぱいあると思うんですけど、
グローバルで何らかの反響とかアプローチとかってありましたか?
ありました。
グローバルからも結構反響があって、
そもそもYCのこのデモデイの仕組みって、
この人と話したいなって言ったら話したいボタンを押す、
気になるボタンを押すっていうふうに前回お説明したと思うんですけど、
それがバンバン来ます。本当にバンバン。
いいな。
ただ我々は実はデモデイではそんなに調達する気なくて、
次また来年ぐらいシリーズAやろうかなっていうところで、
それのリードが集まればいいなっていうところが、
この投資の文脈で言うと目的なので、
大体の人にはお断りというか、
こういうメールを送るようにガイドされてるんです。
そういうメールを送ってるんですけど、
今はごめん、ちょっとお金間に合ってます。
次のラウンドの時に、
アップデートするリストに加えてほしいみたいな感じの返信をする。
なるほど。
そこで本当に興味なければ、
本当にエンジェル投資しかやりたくないんだよねっていう人は、
無視するか、いらないよって言ってくるし、
まだ結構次のステージでも全然ついていけるよっていう人は、
ぜひアップデートくださいっていうふうに言ってくる。
アメリカ人なので、
あんまり無意味に断るの悪いからアップデートしてくださいって言ってくる人はほとんどいないと思われるので、
そういう意味でリードを溜めていくっていう作戦をすることになっています。
なのでそれをしてましたということで。
なるほど、それだったらお互いにとっていいですね。
そうですね。
なので僕は1分も時間使わずにリストを溜めるみたいな感じのことができたので、
よかったなと思ってます。
めちゃめちゃいいなあ。
そこでね、僕はお金足りてるけど、
僕のポッドキャストの相方のマイ・セキグチは、
資金調達をしているようだよって。
そしたらみんなさーっていなくなるみたいな。
いやいや、そんなことはないと思うけどね。
結構やっぱりみんな、
おこやけしてくれる中にはもちろんグローバルの、
別に日本っていう文明と全く関係ない人もたくさんいるんですけれども、
なんか日本っていうマーケットに親近感みたいな持ってくれてる人っていうのは、
たくさんいるんだなっていうのを感じられて、
いや実は日本で働いてたんだよねとか、
まあ日本の大きな企業と一緒に仕事してたんだよねとか、
まあそういう感じで、
それはすごいよかったなと思います。
日本っていうもののアセット、
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ちょっとまあね、今後、
なんでしょう、日が陰りつつある国だとは思うんですけれども、
ここまでに貯めたアセット、遺産みたいなのがあるんじゃないかな、
これをうまく活かすいい時期なんじゃないかなっていうふうに思いました。
いいですね。
ちなみに担当の、ここまでパーソナルトレーナーのように寄り添ってくれた、
ニコラス、確かにまだワンワンしてないんですけど、
まあもちろんスラックメッセージとかではすごいよかったよっていう、
これはでもみんなに言ってると思うんで、
ありがとうっていう感じでありました。
ちなみにたくさんの会社がピッチしたわけですけど、
今回テッククランチさんがムーンショットを狙えそうな銘柄というのを紹介している記事があるわけですが、
どんな会社があったかっていうところから、
つまり記者の方の推しの会社みたいなのを紹介してるっていう状態なんですか?
そうですね。
他のデモデーの他の会社はどんな感じが面白そうだと思ったのか気になりますよね。
そうなんですよ。
実はYCのスラックでも誰がテッククランチを取り上げられるかって、
彼らにとってもやっぱり関心事で、それだけ影響力のあるメディアなので、
スラックの中でも飛び交ってました。
あ、俺取り上げられたみたいな。
いいですね。
主に今日時点でYCデモデー関連でテッククランチ、
もう今日本版がなくなったので米国版しかないんですけど、
テッククランチ.comがカバーしている記事っていくつかあるんですけど、
主に3つ、こういうのがイケてると思いましたっていうのは主に3つ出てて、
1本がDay1で良かったベスト10、記者がいいと思ったベスト10、
Day2で記者がいいと思ったベスト10、
で、あとなんかムーンショットって今まいさんが言った、
めちゃくちゃ難易度高そうだけど当たったらすごそうのでお気に入りリストっていう、
この3つの記事が出ていて、ここはもうリストになってるね。
これに載った人はハナタカダカみたいな感じになってます。
ちなみにこういうの気にすんだってパートナーからずっと言われてるんですけど、
気になっちゃいますよね。
僕がなんかそれの中で、
これ実はその同じバッチメイトでも全員分やっぱ見れるわけじゃないに役者もあるので、
気に合ったやつばっかり見てるんですけど、
自分もでもでやるからそれどころじゃないみたいな話もあって、
実はバッチメイトのそこまで目届いてないんですけど、
その中でも僕はなんかいいなと思ったところで言うと、
一つは日本人的には要注目だと思ったところとしては、
植物肉っていうか代替肉っていうんですかね。
インポッシブルバーガーとかああいうやつですね。
ビヨンドミートみたいなやつのシーフードバンっていう。
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もう洋さんがいかにも好きそうですね。
食料作りたいんですもんね。
食料作りたい。
これはその発酵プロセスを緻密にコントロールすることによって、
特定のタンパク質作りますよっていう人で、
今エビとサーモンがプロトタイプで開発されてるらしくて、
食べてみたいなってすごい思って。
確かに。
なんていう会社だろう。
NUMIです。NUMI。
NUMIシーフード。
何の意味かわかんないですけど。
CEOも女性の人なんですけど、
マッキンゼか元マッキンゼかなんかで。
マッキン感が。
とりあえず仲良くなって試食させてもらいたいなっていうのはすごい思って。
そうですね。連絡取ってないんですか?
まだ取ってないけど、でも来週SF行くから、
ちょっと会えたら食わせろって言おうかなと思ってます。
それめっちゃ気になる。
やばいこれ行っちゃったからには本当に会わない。
そうですよ。
はい。
いいですね。
あとはね、あとやっぱり、実はそのBOOMっていう超音速旅客機、
いわゆるコンコルドみたいなやつの再発明の会社ってYC出身です。
有名な、YCってそんなのにも出すんだねみたいな結構有名な会社なんですけど、
3年前くらいかな。
今回もありました。超音速旅客機スタートアップ。
すごい。
そう。わーって思った。
実は同じグループでリトリートで会ったんですけど、
それは宇宙船でどっちかっていうとロケットっていうか、
宇宙に宇宙軌道でニューヨークからロンドンみたいなやつをやるやつで、
なんて読むんだろう、ベロンタラ。
ベロンタラ。
V-E-L-O-N-T-R-Aっていう。
ちょっとビッチ聞けばいいのかな。
ビッチ聞けばいいのかな。ベロンタラっていうスタートアップがあるのと、
あとまた空飛ぶ系でこれとはちょっと対極的な、今度海の上を、
海の上スレスレを走ると、なんか知らないけどエネルギー効率がいいらしいんですね。
えーなんででしょう。
わかんない。なんでだろう。
まあ容力を安いのかな。ちょっと意味はわかんないですけど2倍。
まあ楽しそうですけどね。
航続距離が2倍になるみたいな話をしてて。
へー。
しかもまああれじゃないですか、安全じゃないですか。
確かに落ちてもまあ。
まあなんだろう、あれみたいな水中抑戦みたいなことなのかな、要するに。
その水中抑戦のさらに水に触れてない版みたいな感じ。
うわーそんなのまであるんだ。
シーフライトテクノロジーズっていう。
これはまあベイエリアももちろん海たくさんあるんでいいし、
まあ東京湾とかもまさにこれできてほしいなって僕は思いましたけど。
確かに。
そしたらあのゆりかもめがいらないじゃんみたいな。
確かに乗ってみたい。
っていう。
こういうのは応援したくなりますよねっていう。
まあだからその感情的にね。
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確かに夢いっぱいって感じでいいですよね。
少年の夢っぽい感じでいいですよね。
えーいいなー。
洋さんの同じその詰め替え仲間がいたじゃないですか。
はいはいはいはい。
発車いました。
そのピッチャー見ましたか?
えーとですね、いくつか見て、
その中で一番進んでて僕がちょっと内心これすげーなまずいなって思ってた。
ラテンアメリカのメンタルヘルスケアをする福利厚生スタートアップみたいな。
本当にMRRで何か数千万みたいなこと言ってるんですよね。
えーすご。
そうそうだからそれすごいもういいじゃんこれみたいな。
もういいじゃん。
でやっぱりその会社はテックランチのそのトップ10に乗ってましたね。
そのフェイバレッツに。
あー。
良かったなと思って。
あー。
そうなかったらちょっとじゃあ何が乗るんだろうみたいな感じになっちゃうんですけど。
確かに。
はい。
えー。
まあそうMOMENTって会社なんですけどね。
そうなんですねー。
すごい洋さん的になんかあれですね話聞いてるとちょっとお祭り騒ぎっぽい感じっていうか楽しそうですね。
楽しいと思いますね。
やっぱSARSは面白くないからあんまりやっぱ乗んないっすね。
あのなんだろうこのエピソードこのポッドキャストでもうちの同じグループで一番すごそうみたいな言ってたそのもともとICのパートナーがやってるヘルスケアのヘッドレス電子カルテの会社とかも全然どこにも言及されてなかったんで。
あー。
なんかそういう話じゃないのかなってまだ記事に乗ることと必ずしもなんかポテンシャルがあることって多分違うんだろうなと思ってます。
ちなみに僕らも乗ってないです。
なるほどでもすごいいいですねこれあれですもんねもう日本の前はこのテッククランチのこういう記事が日本語訳されて日本メディアのテッククランチに載ってましたけども今回そういうのがないっていうことなので。
いや本当そうですねもうだから結構テッククランチ自身もUSのテッククランチもそのトップ10の記事とかも有料記事になっちゃってるんですよね。
あー。
はいだから結構昔とやっぱりスタートアップをカバーするというかまあメディア全メディアというもの自体の業界環境と競争環境はかなり変わってきたんだろうなと思っていて
全部やっぱりサブスクリプションにどんどん移っているのでテッククランチもその有料版がありますし今シーコンバレーで最も威力のある威力っていうかスクープとかを一番出しているザインフォメーションっていうメディアは有料のみのメディアなので
そういう形にどんどんシフトしてきているなぁって感じがしてて日本でTCジャパンがなくなるのもちょっとやむを得ないなっていう感じはすごくしますね。
なのでそういう意味では情報格差ってどんどん広がっていくんだろうなっていうふうに思っています。
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確かにただそういった中でねこのポッドキャストでYコンビネーターのデモデーのことをたっぷりご紹介できてよかったです。
はい。
もうYコンビネーター自体がプログラムが一旦終わった?
そうですねあと2週間ぐらいでもうあとはかなりラップアップフェーズに入っているので
今週なんか反省会とか振り返りみたいなやつがあって
あと打ち上げみたいなやつが
そうですね4日連続ぐらいで手を返しなおか別の括りの打ち上げが設定されていてそれで終わり。
いいなー打ち上げだけ参加したい。
そんな感じなのでぜひ次回このスタートFMのYコンビネーター特集の最終回をお届けしていきたいと思います。
次回でYCカバー会おしまいということでお付き合いいただきましてありがとうございます。
もう一話だけお付き合いください。
ありがとうございます。
スタートFMではあなたからの質問やメッセージを引き続き募集しています。
ポッドキャストの概要欄から送ってください。
そして最後まで聞いてくださったそこのあなたチャンネル登録高評価よろしくお願いします。
今回も聞いてくださりありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは素敵な1日をお過ごしください。