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2022-03-21 24:15

プロダクトローンチ前チェックリスト

Mai
Mai
Host

Maiさんが先日リリースしたyadorigiを振り返って、プロダクトをローンチするときにやるべきことリストについて話します。

START/FMは、"はじめる"を応援するPodcastです!連続起業家でエンジェル投資家の柴田陽と、起業家でTOKYOFMパーソナリティの関口舞が一緒にお届けします。

番組への質問はこちらからお寄せください。番組ハッシュタグ #STARTFM で感想お待ちしています!

00:08
はじめるを応援するポッドキャスト、START FM、おはようございます。
起業家で東京FMパーソナリティの関口舞です。
連続起業家でエンジェル投資家の柴田陽さんと、起業や独立を考えている方に役に立つ情報を楽しく語っていきます。
今日は、プロダクトをリリースするときのチェックリストについて語ります。
それではお楽しみください。
陽さん、おはようございます。
おはようございます。
ついにこのポッドキャストも先日で1周年を迎えました。
そうですよね。めっちゃ早いですね。
そうなんですよ。初回配信が2021年の2月22日で、今日、今収録している今日が2月28日なので、ちょうど1年くらいになります。
にゃんにゃんにゃんの日。
にゃんにゃんにゃんの日、確かに。
いやー、あっという間に1年。
そうですね。やってるとすごい楽しいなと思うので、引き続きやっていければなと思ってます。
思ってます。
皆さんのコメントもすごく励みになるので、ぜひ質問であったりコメントを送ってください。
送ってください。はい、お待ちしております。
さて、今日はですね、こんな質問にお答えしていきたいと思います。
ラジオネームたかあしさん、先日プロダクトリリース時のPRのお話がありましたが、改めてプロダクトをリリースする前にやっておくべきことをまとめて教えてもらえると助かります。
なるほど。
まいさんの止まり木サービスの話ですね。
そうですね、私が止まり木というサービスを先日リリースした時にお話したエピソードであったんですけど、まだ聞いてない方のためにさらっと先日のPRのお話というのをおさらいさせていただきますと、
プロダクトをリリースする前に興味を持っていただけそうなメディアさんをリストアップして、そこに事前に情報をリークして記事を書いてもらったり取材してもらったりするという話でした。
そうですね。
いやー、それだけでなかなか話題になるのも難しいご時世ですよね。
本当にね、そうなんですよ。これはもう、そこまでの流入は正直記事になったからといって、よっぽどその記事が相当特徴的だったりわずったりしない限りはあんまり見込めないと思いますね、正直。
これあと落とし穴としては、次回の年も込めてなんですけど、テッククランチとかって一般の人読んでないじゃないですか。
そこなんですよね。
だから、界隈では、界隈というのはスタートアップのお友達とかっていうのは、すごい話題になった感みたいなのが出て、
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これがまた、カンファレンスとか行くと、チヤホヤされる感が出るんですよね。
でも、ほとんど世間的には無名なままなんで、
バニティメトリックスと言いますけれども、そういうバニティ、バニティってどういう意味なんだろう?
虚栄のって意味?
なんか確か前言ってましたよね、たぶん虚栄とか。
虚栄心ですね、そうですね。
バニティなメトリックス指標の最たるものが、界隈での評判っていう。
ゼロ円。価値ゼロ円。
採用とかで多少なりともあれがあるかもしれないので、ゼロじゃないとは思うんですけど、
ただあんまりそこの世界での雰囲気を世間にもそのまま当てはめようと思うと、相当そこには返りがあるっていうのはありますよね。
そうなんですよね。それは置いておいて、記事になっただけだと、
あと昔って例えば日経新聞に乗るのってものすごい大変だったんだけど、最近やっぱり世の中がスタートアップに好意的だから、普通に日経新聞書いていただけるっていうね。
逆にだから相対的価値が低下してて、ふーんみたいな、いやすごいことなんですよ、すごいことなんですけど、日経に乗りました、ふーんっていう感じに。
だからPRというもの自体の宿命ですけど、何かこうTipsになって擦られすぎると価値が消耗するっていう、常に誰もやってないやつっていうのをやらなきゃいけないから、
ここでポッドキャストで、じゃあこういうことやったらいいと思いますってリストにしちゃったら、それはもうなんか、そのリストが知り渡れば渡るほどそのリストの価値が下がるっていうね、こういうなかなかTipsというのは難しいものですね。
まあ確かにそうですね。ただ結構日本だとまたその海外のみんながやってるって話になると思うんですけど、結構個人的にやってよかったなと思うのが、
ベスト9っていうインスタグラムの1年のまとめサービスを2015年から出してるんですけど、それやっぱり海外で広めたいと思ったときに、海外のメディアさんに事前に連絡をして、海外のメディアさんに書いてもらったのは結構やっぱり、
アメリカとかにパイプが基本ないので、そっち経由でメディア見た人が使ってくれたりしたので、そこをできるのは結構ありがたいなと思いました。
それってどうやってやるんですか?
まず、日本でいうPRタイムズみたいなサイトであるPRWEBっていうサイトがあるんですけど、
プレスリリース配信サイトですよね。
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そうですね。そこに英語とフランス語で確かリリースを出したのと、あと名前を知っているような大手メディア、有名なメディアさんは自分らでリストアップして、
当時ベスト9で結構いろんなセレブの人たちのベスト9を勝手にその運営が作れる仕様になっていたので、
ジャスティン・ビーバーの今年の1年はこんなに素敵でしたとかですね。
そういうのをメディアさんに事前に送って、そしたら結構それが記事を書いてくれて、その記事がテレビで取り上げられてみたいな、
直接手が届かないアメリカとかフランスとかそういうところでメディアさんをうまく活用できるのはすごい良いなと思いました。
それってミシェル・オバマとかが使っている前にそれが起きたの?それともミシェル・オバマが使ったからそれが起きたの?
いや、使う前です。
へえ、すごいですね。
あれは頑張ったな。そこは地道にやる価値があるかなってちょっと思いますね。
地道さっていうのも大事なんですよね。
なんか陽さん、そういう広げるとかPRとか周りでやって良かったことや事例とかってありますか?
いや、だからもうそれはその時、そのタイミングに有効な施策であって、
今はもはや有効じゃないと思うんですよね。
なるほど。
やっぱりこう、あれ良いなってなってみんなやるので、
確かにね。
僕もそうしてますし。
そうすると、WBSに乗るとかも、
10年前は割と価値あったんですけど、
最近別にないとは言わないですが、
スタートアップみんな狙っているので狭き門になるし、
高感もあるしっていうところで、
これは自分で考える必要があるところかなって思いますね。
本当にそうなんですけどね。
なんかでも今聞いてくださっている方が使えそうなやつで、
なんか今までリリース前に事前にやって良かったことってないでしょうか?
そうですね。
そもそもこれはみんな勘違いするんですけど、
リリースって何回でもできるんですよ。
なんでしょうね。
リリースってみんな公開するの一回しかできないと思っていると思うんですけど、
これみんなよく見ると何回もしていて、
いかに何回もするかっていうのが大事かなと思います。
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だからそこの何だろうな、
どこの媒体にどう伝えるとかっていうタクティカルな話もあるんですけど、
それより当然一般のオーディエンスだったりメディアの人が気にしているのって、
新しい情報は何なんだっけっていうところなので、
それを作りに行くような、そもそもプロダクトのロードマップにする必要があるだろうなということで、
もしPRドリブンにしたかったら逆算してプロダクト作らないとねっていう話はあるのかなというふうに思います。
じゃあないと本当にワンストライク、一球で決めるみたいな感じになっちゃうので、
それが滑ってたまたまなんだろう、ロシアがウクライナに侵攻してニュースサイクルがぶっ壊れたタイミングでリリースしちゃったら、
もう1ミリも話題にならずに終わると思うので、
それで会社失敗なんですかっていうのってすごくリスク高すぎるので、
そういう一本足だ方はやめるべきで、
だから段階的にとか機能別にとかリリースっていうのは何回でもやるべきなのかなと。
一番簡単に使えるのが、リリースする対象を名目上ですけど分けていく。
最初は例えば正体のみでリリースすると。
実際は使えるんですけど広告とかしないで正体のみですって言って、
それで結構評判高まってきたり事例溜まってきたら今度一般向けですみたいな感じでやって。
それで例えば女性ばっかり使ってたら男性向けもオープンしましたって言って、
男性向けのフィーチャーとかLPとか作ってオープンしてみたいな感じで、
オーディエンスの段階を分けていくと、
メディアもそれに応じたメディアがそれぞれあるので、
みたいなが例えばトレンドに左右されずに使えるティップスとしては。
なるほど、ターゲットだったりとか公開範囲とかによって刻んで出していくってことですね。
本気でそうする必要なくて、
例えば招待制って言ってるけど本当に招待ないと無理なのみたいなのって別に誰も気にしないし、
招待制っていうこと自体、例えば会員制のレストランとかあると思うんですけど、
本当に入会届けみたいに書くんですかって言ったら会員に連れてこられたらいいよみたいになっていることがほとんどで、
つまり会員制とはみたいなところがあるじゃないですか。
そんなもんなんで、物は異様というか。
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フィーチャーも一緒ですね。
今までもその機能できたけどよりそれがリッチになりました。
今までAI使ってたけどそれがより全面に出てきましたって言ったら、
AIの機能をリリースみたいにすればいいっていう。
なるほど。
だからそこのロードマップの作り方みたいなのはすごく考える余地があるのかなって思うのと、
あとあれですね、結局リリースで一番難しいのって、
本当に記事を見てユーザーがアクセスして登録したり買ってくれたりするっていうのを狙うのが一番難しいんですよね。
それこそスーパーボールのコインベースのCMじゃないですけど、
それを見て本当にユーザー増えるのとかって、
それすごくできたら理想的なんですけれども、
それって難しいので、日経新聞に乗りましたっていう事実を下げて、
例えばB向けに営業するみたいな。
はいはいはい。
なんかそういう風にやっていかなきゃいけない。
わらしべ長者的にやっていかなきゃいけないから、
○○っていう日経MJに乗りましたっていうのをもって、
WBSに営業に行くみたいな。
日経MJの方が当然乗りやすいので、
もちろんターゲットというか、流通関係の製品だったら、
専門家の方が当然絞られた話題を取り扱っているので、
乗りやすいじゃないですか。
それを使って日経デジタルマーケティングに乗っていって、
日経デジタルマーケティングに乗ったら、
それをもって東洋経済に行って、
東洋経済に乗ったらそれをもってテレビに行くみたいなとか。
そういう呪図つなぎ的な。
はいはいはい。
ということで、できるだけ点で捉えずに、線とか面で考えるっていうのが大事で、
よくやってましたよね。
BtoBtoCのサービス、ファンズもそうですし、スマホもそうだったので、
今回のこの機能はいかに業界史に乗るかみたいなところでフォーカスして、
PRの営業をすると、そっちの方が明らかに簡単なので、
朝の情報番組がめちゃくちゃ難しいです。
当たり前ですけど。
まあそうですよね。
競合している話題の数が広すぎて、
芸能人のゴシップとかと戦わなきゃいけないので。
本当にそうなんですよね。確かにな。
それはやっぱり、詳細によっては最初から無理ですよね。
あとは自分の会社のことを、例えば朝の情報番組に出したいっていう時に、
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1社とか1サービスだけ持っていくと、ただの宣伝になっちゃうけど、
3つ揃うとニュースになるとかっていう話があって。
そうですね。それは定番なんじゃないですかね。
そうですね。
お金が貯まるサービス5つみたいな風にパッケージして、
他社のサービスも含めて勝手に紹介した、
ピラニーみたいなやつを作って、その中にちゃんと入ってるみたいな。
ボーナス前だから、それを入れましょうみたいな感じの。
そうですね。
営業するっていうのは、これはでも最近みんなやってるんじゃない?
みんなやってるのかな。
逆にそうしないとね、全然話聞いてもらえないと思うんで、
もしやる場合は、他の会社のことも持ってって、みんなで仲良く出るっていうのが。
まあでもね、みんなやってますよね。
やってるでしょう。もちろんリソースのおかげ具合にもよると思いますけど。
しかし結構難しいのが、それで私の肌感覚ですけど、
テレビに出たからってアプリが直ちにダウンロードされるかというと、
なんかそれも結構怪しくて。
そうそう。確かにそれあって、きっとまたこれなんだろう、
ちょっとそんなタイミングないよみたいな話だと思うけど、
出方でめちゃくちゃ変わるんですよね。
これも前さんが最初に言ってた、どれだけ手間暇かけるかってことなんですけど、
出方で全然変わるんですよ。
同じ尺、同じ枠でも。
どういうふうに取り上げられるとか、
あとそもそもVTRがあるのかないのかとかですね。
VTRの中に画面が本当に映るかどうかとか。
VTRが終わった後どういうふうに、
例えばスタジオに話が戻ってくるとすると、
そこでどう扱われるかみたいな。
いくつかあるサービスの一つとしてのVTRなのか、
その何番目に登場するのかとか。
めちゃくちゃ大事なんです。当たり前なんですけど。
だからVTR3本アプリが紹介されて、
一番最後になっていて、スタジオに戻ってきた時に、
一番最後のVTRからの話の続きになって、
あれ良かったですよねみたいな。
そういえば私もこの間みたいな。
一番目に紹介されているのは、
いろいろあったうちの一つみたいに扱われるの。
スタジオに戻ってきたら、続いてニュースですみたいになったら、
意味ないんだよ。
とかでも全然違うんで。
本当はディレクターさんとかと仲良くなって、
コントロールはできないんですけどね。
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でもそばにいると多少、
例えばよくあるのが、スタジオに見学に行けると、
その人がいる前で悪口とか言えないみたいなのがあって。
だからちょっとバカなふりして、
すごいぜひスタジオに見学に行かせてくださいって言って、
今日紹介されるサービスの何とかですって言って。
で、スタジオのカメラの後ろに立っているっていう。
そうするとね、基本的にはみんな好意的な。
あれ扱わないですねみたいなのは言わない。
まあ確かに。
みたいなそういう、こういうのって、
神は細部に宿ってるので。
確かに。あとはその、
例えば3つ揃えてサービスを紹介する資料を作るときに、
しれっと自分家のサービスを一番後ろに置いて、
なるべく話が一番盛り上がるようにその資料自体を工夫するとか、
そういう手もあったりするかもしれないですけれどもね。
そうですね。だからやること的には、
本当みんなやってると思うんですけど、
例えば月1回ちゃんとプレスリリース配信しようねとか、
アンケートリリースしようねとか、
比較まとめリリースしようねとか、
当然メディアキャラ版するよねとか、
メディアごとに記者の名前でこういう風な記事、
この間書いてましたけどすごい感動しました、
こういうのはどうですかみたいに工夫するとか、
インフルエンサー仕込むとかね、
いろいろあると思うんですけれども、
それはみんなやってるという前提のもとで、
ディテールに対する工夫みたいなところに
どれだけこだわれるかっていうところなのかなという感じはします。
こういうTipsってダンベル型になってるっていうか、
一見分かりやすい丸々、
例えば比較リリース作りましょうとか、
ちゃんとプレスリリース配信サービスは
2つ以上使いましょうとか、
それがいいのか悪いのか分からないけど、
っていうのってそこ自体もちろんTipsとしては
分かりやすいからいいんだけど、
それは大事じゃないというか、
みんなそれやればできちゃうからあんまり差別感にならなくて、
それより手前にあるプロダクトリリースを
どういうふうに設計するかっていうところ、
抽象的より高いところも大事だし、
一本一本のプレスリリースのタイトルの書き方みたいな
そのディテール、Tipsに落とし込めないようなディテール、
スタジオに一緒に行くとかね、が大事っていう話もあるし、
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すごい後ろの方、だからダンベル型になってるなと思うんですよ。
なるほどな。でもなんかさっき言ってた、
自分が今回やるリリースって、
この先はこの次、その次、その次はどうするんだっていうのを、
段階的にどうやって刻んでいくのかっていうのを、
最初からちゃんと計画しておくっていうのは、
かなり使えそうだなと思いました。
そうですね。
なかなか難しいですけどね。
バズらせるのが上手いなっていう人、何人かいるじゃないですか、企業家で。
その人たちってセンスなのかなって思っちゃうんですが、
あるいはその人たちって元々有名だよねみたいなふうに思っちゃうんですけど、
その人たちがやってることをよくよく見ると、
シア銅線でシア人の文言、OGPで出てくる文言を、
これABテストしてるんです、ちゃんと。
で、その科学されてて、結局そのバイラルするって、
結局そのバイラル係数が1を超えるかどうかっていうところだけが重要なので、
どうやったら1を超えるのかっていうのを、
すごい試行錯誤してやっていて、
かつそのちゃんと計測してやっていて、科学的に。
そうなんですよね。
なんか画像が入ってないとかって、
10歩ぐらい手前の話なんだろうなという感じがしますね。
なので、こういう論知を徹底して見分けること自体が、
もう一つの強力な武器になっているというか、
なんかすごく文句深いなというか、
ちゃんと上手い人って全然もっともっとやってるんだなっていうのを、
僕はそんな得意じゃないので、正直言ってよくわかんないんですけど。
そうですね、チェックリストに落ちるようなレベル感じゃねえなっていうのは、
いつも思いますけどね。
そういうバズらせ上級者の人たちのやってることを聞くと。
そのレベルになってくると相当大変だと思うんですけど、
ただ少なくとも、リリースは一度しかできないわけじゃないというところを念頭に置いていただいて、
なるべくその先どうやって刻んで、
何回も何回もリリースを継続的に出していくにはどうしたらいいかを、
最初からちゃんと計画するというところはね、
時代に限らず参考になるかと思うので、
ぜひぜひやってみていただければと思います。
スタートFMではあなたからの質問やメッセージを募集しています。
ポッドキャストの概要欄から送ってください。
そして最後まで聞いてくださったそこのあなた、チャンネル登録、高評価よろしくお願いします。
24:02
今回も聞いてくださりありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは素敵な一日をお過ごしください。
24:15

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