BOOTUP RADIOの紹介
BOOTUP RADIO、ポッドキャスターの伊藤です。 この番組は、ペライチ創業者でエンジェル投資家の橋田一秀さんと、
スタートアップを立ち上げる上での疑問や企業に関するトピックを取り上げ、 シード企業家や企業界部分の方に役立つ情報をお届けします。
おはようございます。 おはようございます。
伊藤さん、なんか今日はすごい良さげなホテルに泊まっていらっしゃいますけど、 どういう状況なの?
そうなんです。今、ちょっと良さげなホテルに泊まっています。 で、多分前回は空港で何か泊まってるみたいなところで終わってたと思うんですけど、
そういう感じじゃないですか。だってこれいつもね、だいたいあの伊藤さんと収録するの、 日本時間の月曜朝に収録してるんですけど、そっちって夜っすもんね。
夕方ぐらいか。 夕方、5時、6時ぐらいですね。 日曜日の夕方とかだもんね。
でですね、あのポッドキャストの回で、 市道、経済産業省がやっている市道っていうプログラムで、
もし知ってる人がいらっしゃったら声かけてください、みたいなリスナーの方でいらっしゃったっていう話をしてて、 実際市道の中にリスナーの方いらっしゃったんですけど、
いや、すげえな。すごいぞ、このブータンプレビュー。
オフ会も来てくださってたので、来るかと思ったんですよ。
知ってたんですよね。 そういうことね。はいはいはいはいはい。
あの、あれ写真送ってきた人かな?
あ、そうです。はい、まさに。
で、その人は別で、まあちょっと関係ないんですけど、 今はその市道に来てた人、もともと知人がいて、
その知人の方のホテルの部屋に今一緒に泊まらせていただいてるっていう感じです。
おお、すごいな。
で、その方はそうですね、それこそ橋田さんも投資してる、 USで女性起業家のスミナさんっていう方。
ああ、スミナさん。
はい、いらっしゃると思うんですけど、そこの会社にも少しエンジェル出資されてる弁護士さんで、
ご自身でもリーガルテックのスタートアップをやってるみたいな人で、
1年半くらい前からずっと、そうですね、1年半くらいに知らせていただいて、
で、今回、ビルじゃないわ、最近の経産省がパロアルトに建てた施設があるんですけど、
そこで最初ピッチするみたいな、1週間の初めにピッチするみたいな会があって、
で、そこでお会いして、で、今どこ泊まってんの?って聞かれて、
いや、今、サンドゼエアポート、あの空港泊まってますって言ってたら、
いや、打ち切らないよみたいな感じで、今は泊まらせていただいてるっていう感じ。
というのが近況です。
本当ありがたいですね。
なるほど。ということで、現在はそちらから収録をされているということで、
毎週ね、この収録の度に、近況がよくわかるっていうか、状況がいろいろ変わってて、
とりあえず、アメリカでサバイブしてますっていうのはよく伝わってきてるんで、ありがとうございます。
はい、ということでですね。
なんかちょっと小ネタで言うと、僕あのオフ会の時に作ったBoot Up Radioのステッカーが、
多分オフ会30人来てもらって、あれ100枚作ったと思うんで、70枚ぐらい余ってたんですよ。
で、結構配ったりしてて、あと多分30枚ぐらいですかね、あるんですけど、
スタートアップのイベントに行った時に、名刺交換するタイミングとかで、結構ポッドキャストの話をすることがあるんで、
その時に配ったりとかしてます。
で、結構なんか、特にこの前は、Fベンチャーズの東流網オフィスっていうのが東京にできたんですけど、
そこのオープンイベントでお話しさせてもらって、
で、やっぱりU25限定みたいな感じなんで、ほとんど学生の人とかなんですよ、来てる人たちが。
はいはいはい。
で、結構もうスタートアップについて、いろいろやっぱり知りたいみたいな人がすごく多かったんで、
もう全力でポッドキャストを聞いてくださいと言っていました。
ありがとうございます。
ぜひですね、そこでお会いした人、この放送を聞いてたら、ぜひまた質問とか送っていただければと思うんですけれども、
ということで、今日のこの流れで、今日の流れ、内容、伊藤さんお願いします。
はい、今日はもうお便りがたくさん来てるので、それをできるだけさばいていこうっていう、お伝えしていこうっていう回です。
いやー、前回言った回ありましたね、これ。
頼り来まくってますよ、これ。
いや、ほんとに、桜じゃないことを祈るばかりっていう。
桜かなって思った。
ほんとになんか、言ってる中すぐすげえ来てるから、今ぱっと見6件ぐらいわーっと来てて、
で、1ヶ月間何もお便り来なくて、直近まで。
で、前回の放送で言って、で、なんかめっちゃその後から、この1週間めっちゃ来てるみたいな状態になってます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。ということで、じゃあもうどんどんお便りさばき回ということで、
エンジェルとVCのメリデメ
皆さんすごくいい質問来てたんで、ちょっと1個ずつ答えていきましょう。
はい、じゃあ1つ目いきます。
はい、お願いします。
ラジオネーム、あくうかんさっぽうさんからです。
またなんかエッジの効いた名前ですね。ありがとうございます。
ありがとうございます。VCを入れずにエンジェルだけ、逆にエンジェルを入れずにVCだけでの資金調達のメリット、デメリットを教えてください。
あー、なるほど。
そうっすね、なんかあんまり細かく意識したことなかったんですけど、まずデメリットってメリットの裏返しみたいなとこあるんで、それぞれのメリットみたいな話で言うと、
一般的にVCって、なんて言うんですかね、そこそこの金額を入れてくれる人って思った方が良くて、
例えばVCだけど、じゃあシードラウンドで1000万円集めてますって言った時に、じゃあVCが1000万円全部出しますとかって言うことって普通だと思うんですけど、
VCが100万円出しますって多分あんまりないと思うんですよね。あんまない気がしてて、だからやっぱり金額の多化みたいな部分はあると思います。
VCであれば一定ちゃんとリターンを出す戦略を考えたりするんで、じゃあ今回は特に預かってるお金も1億円みたいなお金じゃなくて、
普通に最低でも、最近のVCだったらどれぐらいですかね、小さいファンドでも5億、10億とかっていう感じでやってる方が多いので、
そうすると1000万円とか100万円とか出しても何百社に投資しない、1000社に投資しなきゃいけなくなったりするんで、そうじゃなくてせっかくやるんであれば1000万円とかってショットで最低でもそれぐらいの金額出したりするっていうことが多いですよね。
っていう構造なんで、VCは基本的には少なくともお金はエンジェルよりは出してくれることが多いですね。
例外もありますよ、エンジェルでも何か知んないけど1億円出すエンジェルがいたりとかするんですけど、それはちょっと置いといて、
大抵のエンジェルは1人当たり数百万とか多いんで、VCだったらまとまったお金を入れてくれるっていうのが一番のメリットなんじゃないでしょうか。
逆にデミリットみたいな話で言うと、金額面で言うと、今金額軸で話をすると、僕の投資先でそんなにまだ集めたくないみたいな会社があったりしたんですよね。
いわゆるプレシードで創業直後ですと、創業直後だからバリエーション、企業価値もそんなに高くつけられなくて、例えば仮に2億円としましょうと。
VCからすると、例えばこのプレシードのときに2億円のバリエーションで2000万円出してリードを取りたいですって10%欲しいですって言ってきたとして、
企業価側の立場に立つと、まだそんなに2000万円もいらないし、1000万円ぐらいでいいんですよね、みたいなペースがありますと。
VCで1000万円、悪くないんですけど、5%のシェアをVCが取るかっていうと、取るVCもいるんですけど、結構周りのVC、シードVCの話聞いてると、少なくとも8%以上とか10%以上ぐらいは最初のラウンドで欲しいよね。
っていうVCさんがすごく多いかなという印象ですね。なので、例えばバリエーション2億で1000万とかもっと少ない金額、500万だけ集めてプロダクトラウンチまで行きたいですみたいなときって、あんまりVCがフィットしないことが多いですよね、金額が少なくていいとき。
そういうときは、エンジェルとか当たるといいのかなと思います。僕実際これ、僕の投資的であった事例です。そう言われました。なるほどって思ったんですけど。だから最初はVCじゃなくて、エンジェルだけで500万だけ、100万円かける5人で500万円ぐらい集めて、まずプロダクトラウンチまで行きますみたいな。
で、バリエーション上げてVCから調達しますみたいな。そうするとダイリューション、放出するパーセンテージが、結果少なくて済むと思ったからそうしたいっていう企業家の人もいましたね。金額軸で言うとそんな感じですよね。
で、あとは他で言うと、VCだとやっぱりファンドの満期っていう制約事項があるんで、これよくこのPodcast聞いてる人は中出てきてる話ですけど、VCさんっていうのは人様のお金を預かって運用しています。
で、この運用期間というのが大体の場合10年とかに設定されていて、この10年が来ると満期を迎えるので現金化してLPさん、お金を出してくれた人、Limited Partnerさんにお金を返しないといけないと。
なので、例えばVCを入れるってなると、そこからカウントダウンがスタートするわけですよね。10年みたいな。もしくはVCがお金を入れてもらうファンドの残存期間がどれぐらいあるかっていうのを考えなきゃいけなくて、もうスタートから2年経ってたら残り8年ですみたいな話なんで、ファンドの残存期間が残り8年ですってなったら8年以内にエグジットしないといけないですよね。基本的にはという話になります。
なので、そこの砂時計が始まるよっていう話をちょっと意識しないといけないですね。デメリットというとあれですけど、とても息の長い事業をやる。エグジットまでむちゃくちゃ時間かかる。20年かかりますって言われたらちょっとVCとしてはどうかなっていう風になっちゃうんで、そういうデメリットというか注意事項というかが発生しますよということですかね。
あと、他なんですかね。まとめるとVCはそこそこお金出してくれるっていうのは間違いないんだけど、ファンドの残存期間っていうのを意識しなきゃいけないよねみたいなのがありますと。エンデルの場合はVCよりも通常金額が少ないことが多いです。
デメリットは何ですかね。反射とか反死とか気をつけてくださいとかそういう話ですかね。変な人株主入れちゃうと後々すごいめんどくさいんで。変なVCって正直反射とか反死みたいな人っていうのは基本的には存在しないですと。あんま聞いたことのないVC入れるときだけはちゃんと調べたほうがいいですけど。
エンジェルとVCのメリデメ
普通にVCやってるとちゃんと蘇生するの結構大変なんで。VCってなってる時点でそんなに変な人いないかなっていう感じです。ただエンジェルは本当に個人なのでぶっちゃけそういう変な人に当たっちゃう可能性もあるんでそこだけはめちゃくちゃ気をつけてくださいって感じですかね。
そうなった時のデメリットとしては上場とかエグジットとかそういうところで弊害が起きるとかあとは何ですかね。あと何かこれたまに気をつけた方がいいのは連絡取れなくなるみたいなやつですね。株主なのに連絡取れなくなる。例えばよく海外に行ってて連絡が取れないとかそういうのは聞いたことは一応ありますね。
連絡取れない。でもそれって別に投資してもらうときあんまりよくわかんないんで。ちゃんと連絡取れる人というか、そうですね。それどうやって判断するんだろうな。そういうの気をつけましょうぐらいしか多分言いようがないとは思います。初期においては。
ありがとうございます。
こんな感じでいいんですかね。
では次のお便りに進もうと思います。
2つ目です。ラジオネームシーザーさんからです。
株主が複数いてアドバイスが真逆なとき、どう株主間のコミュニケーションを取ればいいものかいつも悩んでいます。あと株主定例で進捗なくて話すことがないときはどうしたらいいですかとのことです。
分かりました。これもあるあるっすね。まず前半の話で言うと、株主複数いますアドバイスが真逆なとき。そうっすよね。あるんじゃないですかね。
僕もすごい自分で起業したときの特に初期の反省なんですけど、やっぱり結構株主のアドバイスって僕結構受け入れちゃうほうで、受け入れること自体は悪くないんですけど、経営の仕事って自分で決断して判断して決断して自分で実行することなんで、
それで言うと株主の意見がAとBがあったときに、やっぱり決めるのは自分たちなんですよね。だからちゃんと自分たちなりの意見を聞いた上で、自分たちとしてはこう思うんでこうしますっていうのを、
ちゃんと双方の株主にちゃんと伝えることなんじゃないですかね。例えば自分たちがAを選択したときに、Bって言ってる株主には僕たちはこうこうこう言うでAを選択しますってちゃんと伝えることしか多分ないと思いますね。
株主間のコミュニケーションっていう意味で言うと、これもよくあるあるで、そういうのが嫌なんで個別にミーティングしていますとかは結構手間がかかるんで、なるべくやめたほうがいいよっていう話を僕もしてますが、気を使うのがすごい分かりますと。
あとは、ちょっとここに書いてないですけど、よくあるのが、リード株主、つまり株をいっぱい持っている株主の方がもちろん意見が強かったりするんで、そういう人たちとしっかりコミュニケーションすることっていうのはありますかね。
とはいえ、株の量関係なく自分たちが最終的にどうしたいかを意見を聞いた上で判断すればいいんで、言葉雑に言うと所詮株主なんで、ここで言う株主っていうのは親会社みたいなもんじゃなくて、いわゆるマイノリティ。
例えば、シード機においては自分たちが80%持っていて、株主Aが15%、株主Bが5%みたいなのが普通だと思うんですけど、これ別に自分たち8割持ってるんで、意見は言われるけど、別に押し通せるわけじゃないですか、自分たちの意見を。
なので、誠実にコミュニケーションしましょうっていうのは大事なんですけど、決めるのは自分たちなんで、しっかり自分たちで決めて、株主から一定のイエスをちゃんといただく必要があるんじゃないかなと思います。ノーって言われたとしても、僕たちはこう思ってるんで、こうですっていうのをちゃんと貫くっていうのも大事なんじゃないでしょうか。
おだしょー 株主定例で進捗なくて話すことないとき。いや進捗ないときってあるんですか。それが一番疑問。株主定例ってだいたい毎週やってる会社もあれば、シード機なんかハンズオンVCみたいなところ入ってるシード機の会社って毎週定例やってたりするんですけど、大体月1とかが多いですかね。
で、週次で定例やってたとしても、1週間やって進捗ないっていうのは多分ありえないと思うんですよ。もう1週間休んでましたとか、それは年末年始でしたとか別にいいんだけどそれはそれで。でも普通に仕事してて1週間何もないっていうことはありえないので、まずやったことと、やったことあったことをちゃんと説明しましょうっていうことだと思います。
で、おそらくこの文面から読み取るに進捗ないって言ってるのは、いやないわけないんだけど、ないと言ってるのは、例えばKPIとか数字的な進捗がないとかだと思うんですよね。何もやってないわけないんですよ。
で、じゃあ先週から売り上げも何も変わってないですみたいな、これは別にあり得る話ですと。例えばなんかデイリーで売り上がるものじゃないもの、例えばその月次で売り上げが立つ法人向けのプロダクトとか。そういうのがあれば別に先週と今週で売り上げは変わんないとかっていうのは普通にあるわけですよね。
なので、それはいいんですけど、じゃあ何か今週何やったのとか。で、何が分かったのとかどうするのとかっていうのが報告すべき事項なんじゃないでしょうかねって思ってます。
話すことが。で、ちなみにもうちょっとなんかTips的な話で言うと、じゃあ今週あんまりネタないですとはいえ今週あんまりネタないですねみたいな、はいっていうのは多分あると思うんですよね。多分それを聞きたいのかなって思うんですけど。
で、そういう時はなんか議論したいネタとかを用意しておいて、なんかちょっと時間あるんでこの話聞いてもいいですかとか、これちょっと意見聞きたいんですけどみたいなネタを複数個用意しておくっていうのがいいんじゃないですかね。
緊急度は低いけど、こういうのってどう考えたらいいですかねとかっていうのを株主を、僕いつも株主使い倒せって言ってます。使い倒せって言ってますけど、なんかはい、あの株主の知見なり経験を質問することによってインストールしてもらったらいいんじゃないでしょうかと思ってます。
それをリストアップしておくみたいのはやっておけばいいんじゃないですかね。例えばですけど、次のフェーズまで行った時に採用とか組織作りどうやってやるんですかねとかって別に聞きゃいいじゃないですか、そういうのとか。なんか別に急ぎじゃないけど、なんか3ヶ月後とか半年後に資金調達考えてますとかだったらもうもう考え始めてないといけないテーマだと思うんですよね。
なのでそういう時間がもしあれば、なんかそういうテーマで話しておくとかイメージを開いておくとか、なんかアクションのプランを用意しておくとかっていうのがいいんじゃないでしょうか。株主を使い倒してください。
起業初期の参入障壁
ではもう一つぐらいいきますかね。はい、では3つ目です。ラジオネーム、バーバパパさんからです。質問させてください。ピッチで大企業が参入してきたらとか、あなたの事業の参入障壁はとか聞かれるのですが、正直まだ起業したばかりで納得させられるものがないです。こういう時ってどう話せばいいんですかね。
これあるあるですね。ピッチなんで、審査員も審査員とかそのワンオンのピッチだったとしても聞きますよね。これってリクルートやってこないですかとかめっちゃ聞きますよね。正直まだ起業したばかりで納得させられるものがないです。別にそうなんじゃないですかねって思うし、僕もそうでしたって感じなんですけど。
これって何か何聞きたいかっていうと、ちゃんと考えてますっていうことを聞きたい質問なんで、例えば大企業が参入してきたらの話で言うと、例えばピッチを聞いてて、なんかこれめっちゃリクルートやりそうだなとか、なんかめっちゃこれ同じく参入障壁ないみたいな思った時に、それはなんか大企業やってきてお金使ったらお金バーンって投下されたらリソースが消えちゃうんですね。
投下されたらリソースが少ないスタートアップ負けるやんみたいな話。っていうのは、別にこれ結構どんな事業をやってても起こることなんで、なんかこれはでもやっぱ考えてないとダメなんじゃないですかねっていう話だと思います。今納得させられなかったとしても常に考え続けてる必要があるし、それを意識して事業を進める必要が絶対にあるんですよね。
なので、今時点では分かりませんっていうのは、始めたてなんでしょうがないかもしんないんですけど、常に意識しましょうねという意図だと思います。これ考えてないとダメだと思いますね。
実際そういう場合に直面した時になんて話せばいいんですかねって言われると、思いついてないならないんですけど、全く思いついてないんだったらその事業は結構ヤバい気もしますし。
これよくある返しとしては、個々こういう理由でリクルートはやってきませんの話で言うと、今ここだけ見てる市場でリクルートが参入するにはそんなに大きくない市場なんで、リクルートはとりあえず数年は入ってきませんみたいな返しをよくするパターンとしてよくあるパターンなんですけど。
だけどさ、結局スタートアップやるってなって、急成長する会社を作るっていう風なピッチをするんであれば、別に今すぐリクルート入って、今気づいてないからとか、今すぐリクルート入ってこないって言うんだけど、100億円、1000億円の事業を狙えるってことになれば、数年後にリクルート入ってきますよね。
そしたらそこまでにどんなモートを築いておくんでしたっけっていうのは絶対僕も聞きますよね。聞いたら絶対聞くんで。それは実績がなくていいんで、今こう考えてますっていうのをちゃんと意見として伝えるっていうのはすごく大事なことっすね。
それが別に正解である必要は、まずやってないか分からないんで、正解である必要は全くないです。それを元に株主と株主候補の方、ピッチとかでちゃんと議論できればいいのかなと思います。
ピッチコンテストとかであんまり議論ができるっていう状況じゃない時っていうのは、なるべく美しく返した方がいいに決まってるんですけど、でも、例えばワンオンで壁打ちしてくださいとか資金投資してくださいみたいなやつの時って、やっぱりそこでちゃんと相手の人と議論をできるまず下地が必要ですと。だから、今こう考えてるんですけどどう思いますかねってちゃんと返すでもいいと思うんですよね。
でも、それが一切ノーアイデアですっていうのは議論のスタート地点にも多分立ってないんで、それは少なくとも考えておいてほしいなって思います。
はい。ありがとうございます。
はい。もう1個ぐらいいきますか。
はい。ではもう1ついきます。4つ目のお便りです。ラジオネーム、ヤクドシの女さんからです。
はい。
初お便りです。海外のサービスを真似して起業する時はどういう点に気をつけるべきでしょうか。
はい。ありがとうございます。海外のサービスを真似して起業するとき、これもよくあると思います。何ならペラ市もそうじゃないですかっていう感じで、ペラ市ってサービスをやってたんですけど、ペラ市って創業当時は1ページのペラ1枚のウェブサイトを簡単に作れますというやつで、そもそも海外にありました。
類似サービスとの比較
類似サービスいくつかあって、まんまその1枚ペラを作れるサービスもあったし、もっと歴史をひも解くとクラウドでホームページを作れるサービス、当時でいうと今でもありますけどWixとか世界最強のプラットフォームがありますし、あったんですよね。もちろん参考にしています。
何を気をつけるかっていうところで言うと、パクリを良しとするかしないかみたいなポリシーもあったりするんですけど、これ昔インキュメントファンドのフォンマさんが言ってた、パートナーのフォンマさんが言ってたんですけど、これ僕ずっと覚えてて10年以上前に言われたんです。僕に対してというか何かの会のときに言ってたんですけど、海外サービスとほとんど同じものを日本でやって起業するっていうのは、彼はそれはそれでありだと思いますって言ってました。
僕もそう思ってて。なぜかっていうと、これ絶対日本で全く同じサービスを全く同じに立ち上げても同じように伸びないからです。どういうことかっていうと、そもそも例えばアメリカで流行ってるサービス持ってきましたってよくあるパターンだと思うんですけど、別に日本人とアメリカ人違いますし、市場の大きさも違いますし、言語もカルチャーも違うんで、全く同じものを全く同じようなUIで持ってきても流行るかっていうと分からないですっていう感じですね。
ただ一方でアメリカで流行ってたりとか売れてたりするものっていうのは、日本でも売れる可能性が高かったり受け入れられる可能性も高いと思うので、そのまま持ってきても一旦はいいと思います。
一方で何が違うかっていうと、ペライチンのときもそうだったんですけど、まずペライチンに対してのWixみたいな話を当時からしてた話をすると、海外で日本人と海外、例えば英語圏を想定しましょうか、の人とUIデザインの
何つったんだあれ。そもそもUIが違ったりする。例えばアメリカのサービスとか、伊藤さんは結構アメリカのサービスを触ってると思うんですけど、別に世界中の人がiPhoneを使ってたりはしますけども、全然違うテイストのときとかUIのときもあるじゃないですか。
おだしょー そうですね。
おだしょー だからアメリカで流行ってるもそのまま受け入れてもっていうのと、あとはデザインのテイスト。ペライチンの場合はホームページのテンプレートみたいなものを、当時はWixとかあと人類ってサービスとかもすごいベンチマークしちゃうんですけど、なんていうかテンプレートのデザインがすごい日本人が使わなそうなものだったっていうのが大きかったですね。
おだしょー なんで、これじゃ日本人使わないよねって当時のローカライズの甘さ、今はもっと良くなってると思うんですけど、そこをついてクラウドでウェブサイト、1ページのウェブサイトを簡単に作れます。日本人が使いそうなテンプレートをたくさん用意して、これ日本人がすごい使いやすいじゃんっていうのと、もう一個はサポートとかをちゃんとやるみたいな、日本人がすっかりサポートするみたいなやつとか、
おだしょー 日本の、ペライチでやったのは結構泥臭く、草の根戦略みたいなのめっちゃあったんですけど、コミュニティをしっかり作るとか、ユーザーコミュニティをしっかり作るとか、これは海外の会社入ってきても絶対負けないっていうところを作りに行ったっていうのがありましたね。
まとめると気をつけるべき点は、全然そのまま持ってきていいんですけど、さっきの本間さんの話は何かっていうと、結果やる人によって変わるって話なんですよ。やる人とか市場によって変わっちゃうんで、そのまま持ってきた結果、全然日本にローカライズされて変わるっていう風な感じですね。
なので、あんまり気にしなくていいんじゃないですかねっていう。丸パクして、一旦丸パクして持ってきて、チューニングしてるうちに変わるんで、まあいいんじゃないですかっていう感じです。なので気をつけるべき点はそういったローカライズのところとか、日本の市場だったらこれどういう点で受け入れられる、もしくは受け入れられないのかっていうのをちゃんと明確にした上で、そこ仮説をちゃんと持って検証しに行くっていうことなんじゃないでしょうか。
はい、ありがとうございます。
はい、こんな感じですかね。
そうですね、あと2つぐらい今届いてるんですけど、この残りの2つは次回以降お答えしていこうかなと思います。
はい、Boot App Radioは今日いろいろお便りお答えしたわけですけど、すごくお便りを待っています。
すごく待ってます。
はい、番組の概要欄にお便りを送るフォームがあるので、リンクがあるのでそこからぜひ送信してください。どんな質問でも大丈夫です。
はい、こんな感じでどんどん答えます。
はい、それでは本日の収録を終了します。ありがとうございました。
ありがとうございました。