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はじめるを応援するポッドキャスト、START FM、おはようございます。起業家で東京FMパーソナリティの関口舞です。
連続起業家でエンジェル投資家の柴田陽さんと、起業家独立を考えている方に役に立つ情報を楽しく語っていきます。
今日は、ペトリザラの上で動く脳からのセカンドキャリアについて語ります。それではお楽しみください。
陽さん、おはようございます。
おはようございます。
なんか楽しそうで元気そうですけど、何か良いことあったんですか?
良いことじゃないんですけど、またヤバいニュースを見つけちゃって。
これなんですけど、人工の小さな脳みそ、ミニ脳がゲームをプレイした。
ヒューマンブレインプレイピンポンAIっていう、これ記事はギガ人の記事なんですけど。
今ちょっとリンクを確認しております。
ちょっとね、いかにもスタートFM好みの話題って感じですけれども、今皆さんに向けて読み上げさせていただきます。
実験室内で培養した人のミニ脳にゲームをプレイさせることに成功。
AIよりも早いわずか5分で習得。
オーストラリアとイギリスの研究チームがペトリザラの中で培養した人間の脳細胞に
卓球ゲームのポンの一人用モードをプレイさせることに成功したと発表しました。
たった5分で習得したとのことでしたが、
現行のAIが同じことを学ぼうとすると90分はかかるそうです。
キモ。
キモくないですか。これしか実際にプレイしてるムービーがあって、本当に5分で学習しちゃってるんですけど。
人間だって5分じゃできないですよね。
人間だったらできるんじゃないですか。
人間だったらできるんですか。でもゲーム習得するのってちょっと10分くらいかかんないのかな。
ポンは一瞬でできる。
ポンは一瞬なんだ。
この人でも前提知識ゼロ。目とかもないわけだから。
赤ちゃん以下ですもんね。
でもいかに真相学習仮説が正しいかっていうのを示してますよね。
すごいですよね。
意外にオルガノイドっていうんですけど、細胞臓器を機械につなげた、電子回路状の臓器みたいなやつ。
これはなぜか知らないけど、なぜか知らないけどっていうちゃんと医学的なロジックがあるんだと思うんですけど、
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そんな倫理問題みたいなことをとにかく言うことなく、結構ジャンジャン研究しているんですよね。先進国も含めて。
中国とかじゃなくて。
だからもうペトリザランの中に人間の脳を作ると。
これは関連記事にも書いてありますけど、目の細胞をさらにこれにくっつけて、光を認識することを確認したみたいな。
すごいこの関連記事のリンクも、皆さん後で概要欄に貼ったんで、見ていただきたいんですけど、なんか生き物みたいで、ちょっと不気味で、何でしょうね、このカービィの元みたいな見た目ですけれども、すごいですね。
そう、カービィの元みたいな見た目。
シンセシックバイオロジカルインテリジェンス。もうSF小説ですね、完全に。
コロナが何人だ、みたいな報道をやらないで、こういう報道をやればいいのに、そう思うんですけど。
これはもっと代々的に取り上げていただきたいんですよね。だから我々が取り上げるんですけれども。
すごい。
この真相学習なんですが、人間の脳って、シグナルが抽象化されて伝達されていって、それがまた跳ね返ってきて、それがすなわち思考であるっていう仮説に、僕最初触れた本があって、
この真相学習の話をすると必ず思い出す話なんですけど、昔ですね、すごい昔々に、僕が小学生の頃に、パームっていうガジェットがあって、
このPodcastのリスナーの年代的には半分ぐらいの方は知っているかなと思うんですけど、
元祖スマートフォンみたいな感じで、ペンで書き込むタイプの、もちろん白黒で液晶がついていて、日本だと東芝がザウルスみたいな、ザウスかな、そういう名前で出してた気がするんですけど、
そういう手のひら型の、スマートフォンぐらいの大きさの電子手帳というか、そういうデバイスですね。それの創業者のジェフ・ホーキンさんっていう人がいて、パームのですね。
その人が本を書いたんですね。オンインテリジェンスっていう、日本だと考える脳を考えるコンピューターっていう、古い本でもう絶版になっちゃってるんですけど、これにまさに、多分当時はただ仮説でしかないんですけど、このジェフ・ホーキンさんが、この人ってすごい脳の研究者なんですよ、もともと。
パームの前。脳の研究するお金欲しさにパームを起業したみたいなストーリーなんですね。なんだっけな。インテルの従業員だったんですけど、脳の研究する部門っていうのを立ち上げたいって言ってプレゼンしたんだけど、ダメだって言われて、じゃあ自分で金稼げばいいんだよねって言って、パームコンピューターを創業すると。
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パーム自体はまあまあ成功したんですかね。まあまあ成功した気がします。確か当時としてはですね。
この人は本当は脳の研究したくて、その人がおそらくかなり彼の直感的理解をもとに、脳ってこういう仕組みなんじゃんっていう、こういうふうにコンピューターに反映させればこれと同じものを作れるんじゃんみたいなことを書いた本で、
これは本当ならすげーじゃんって僕思ってたんですけど、本当にそこから数年、10年近く経ってまさに機械学習みたいなのが出てきて、そうなってるじゃんっていう、ジェフ・フォーキンスすげーって話なんですけど。
すごい。この人の書いている本、これもう絶版になっちゃったんで、中古でしか売ってないんですけど。一応私中古でAmazonで買いましたよ。ありがとうございます。ちょろっと洋さんが言ってたんで、さらっと読んだんですけど、この人の熱意が半端ないなっていうところにまず感銘を受けて。
確かに本を勉強したくて、インテルで部門立ち上げようと思ったけどダメで、それからMITのAIの研究室に入ろうとしたんだけどそれもダメで、みたいな色々あって、だけどもう自分で起業して成功してやるぜみたいな経緯だったんですよね。そこに結構感銘を受けましたけれども。
その本で確かにそうなんだろうなと思ったエピソードがあって、人間って例えば体の五感で常に一瞬先を予測しているという仮説があって、それの証拠というか傍聴に、例えば暗闇でドアノブの自分の部屋。
自分の部屋とか自分のトイレとか自分の家のトイレとか。ドアノブの位置が例えば10センチ下に下がってたら気づくだろうと。あれってなるでしょって書いてあるんですよ。なんででもあれってなるんだろうってすごい不思議じゃないですか。
その位置なんて覚えてるわけないし、それは結局脳がここにドアノブあるはずっていう記憶をもとに手を伸ばしたんだけどそこにない。あれってなるっていうことだという話が書いてあるという仮説が提示されていて、つまりインプットを目とか手の位置とか神経からインプットが入ってくると脳の中に
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いわゆる深層学習の第何層とかってありますけれども、だんだん脳のシナプスを伝わって、かつそのシナプスを伝わったら跳ね返ってくると。波が反射してくるみたいにポンって入れてあげたら連鎖されて跳ね返ってきて。
跳ね返ってきたパターンでいろんな思考っていうのが成立しているんじゃねみたいな、そういう仮説なんですよね。自己連想記憶仮説っていうのを彼を提唱している話なんですけど。それはプログラミングっぽい話でもあるんですけれども。
最奇的な構造になっているっていうことですね。当時、僕今Amazonの履歴見たら2009年に読んでたんですけど、社会人2年目ぐらいですかね。マジすげーなこいつと思って。その頃でこの人はパームの人とかってあんまり記憶になくて。
その後このエピソードするためにググってみたら、最初なんかやっぱりこの企業家出身、パームが終わって人大さんに気づいたんで自分でレッドウッド神経科学研究所っていうのを設立して、完全にその施設研究所ですよね。自分の。
そこで研究をしてたんですけど、これは評価されないんですよね。アウトサイダーなので、アカデミアの世界から金持ちが何かやってるよみたいな。どう楽でしょうみたいな感じで。評価されない時代が延々続いてて。最近なんか最新のウィキペディアによると評価され始めてる。
で、なんか新しい本も書いたっぽいんですけど、まだ日本語になってないんで読んでないですけど。評価されるといいなと僕は思ってるんですけど、彼なんかすごい秀逸な仮説な気がする。
ちょっと詳しいことはわからんが、なんていうのは、その企業家のセカンドキャリアというか、彼の場合はその企業家が手段なのかもしれないんだけど、前世はなんかこういう生き方、この振れ幅ってすごいアメリカっぽいなとも思うし、なんかいいなみたいなのをちょっと思って。
確かにな。なんか夢がありますよね。
そう。この話を思い出すと、今度その企業家のセカンドキャリアみたいな話をすごい思うなと思って。
なんかあります?プラン。
私はね、このジェフさんと並んでこの話であれするのも企業家っていう軸であれしちゃうとだいぶ恐縮なんですけど、私の場合はもう完全に文芸の方でやりたいっていうのがあります。
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ですよね。
それもなんかね、例えば企業家の方でビジネス書を書いてる人とかは結構いらっしゃると思うんですけど、そういうのじゃなくて、完全に小説とかで今後頑張りたいなっていう感じですね。
あれを思いますね。無印良品とか生存グループの創業者って言えばいいんですかね。
津泉誠二さんっていう経営者、実業家。津泉家の2代目の次郎だから、誠二だから次男なのかな。ちょっとよくわかんないんですけど。
その人、小説家でちゃんと谷崎純一郎賞とか取ってるんですよね。
すごい。
ちょっとコネなのかなんか知らないですけど。
いやいやいや。
一応西部デパートがすごいイケてた時代とか、無印良品が一番わかりやすいですけど、なんかセンスあるんですよ、すごい。
哲学的というか。無印良品とかってアンチブランドみたいな感じじゃないですか。いわゆる消費社会。
確かに確かに。
ノーブランドという意味なので、そういう意味で、ある意味舞さん目指せるんじゃない?って。
でもね、そういう方がいらっしゃると、多分企業家だったりとかビジネスをやってる人だからこそ書ける小説もあるような気がするので、そういうところは参考になるかもしれないので、ぜひ読んでみたいと思いますけれども。
洋さんはどうなんでしょうか?セカンドキャリアっていうか、なんか考えあるんですか?
基本的にはなんか生涯、企業家でいたいんですけど、一方で、ビル・ゲイツみたいにたくさん財団作るぐらいお金があったらやりたいなって思ってるプランはいくつかあって。
お金にはなんないだろうなと。ビル・ゲイツ財団とかもそうだと思うんですけど、エボラ出血熱を撲滅するとかって、おそらくビジネスとしてやっぱり財産が合わない、すごく貧しい国の、かつ予防的な医療なので、お金にはなりませんよと。
ただ、やる価値あるよねっていう感じでやってるんだと思うんですけど。
そのノリでいくつかプランがあって、ちょっと変わるかもしれないんですけど、一つは、僕、ジャーナリズムにすごい興味があって。
興味があるというか、危機感があってですね。
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やっぱ、ビジネスモデル的にはすごい傷んでるじゃないですか。正直ニュースメディアっていう、テレビにせよ新聞にせよですね。
正直ビジネスの競争力としては破綻しちゃってると思うんですよね。
だから時間の問題で、あのモデルは難しくなっていくと思うんですけれども、難しくすでになってると思うし、新聞なんて毎年何十万部ってどんどん減っていってるからさ。
一方で、Twitterのフェイクニュースで喜んでる人は別にそれでいいと思うんですけど、そこを啓蒙したいっていう意図は特にないんですが、
一方で、欲しい情報を得たいと思った人が得られないっていうのは不幸な社会だなっていう、不幸な世界だなっていうふうに思うので、
そこをちゃんと機能するような状態にしたいなと。
それすごいありがたいですけど、どうやって?
育成だと思うんですけど、基本的にはジャーナリズムってスキルの部分が多分にあると思うので、スキルというかトレーニングですね。倫理観みたいなものを含めたトレーニングがあって、
日本においてはそれはほぼ、あまりジャーナリズムを教えてくれる学校みたいなのもたくさんあるわけじゃないので、
基本的には、いわゆる社内教育というか、日本企業お得意の会社に、まっさらな人が会社に入って、
いろんな会社の地方局とかですね、そういう経歴を経て内部的に育成されていくっていう、
いわゆる古き良き日本型人材育成能力開発モデルで、なんとか日本に多分何千人か来社いると思うんですけど、
それで過労死でその職能がプレザーブされているような感じなので、
漆塗り職人みたいな感じでほっとくと、もう今5人しかいないんだよねみたいな感じになると思いますと。
で、漆塗り職人は何が本物の漆塗りで、何が工業製品の漆塗りかがわかるからまだいいんだけど、
ジャーナリズムってはわかりにくいじゃん、境界が。だって僕らもさ、別にこれなんかポッドキャストで勝手に発信してるじゃないですか、その嘘か本当かわかんない話を。
だから境界線が受け取り側にしてみると、やっぱりわかんないと思うんだよね。ちゃんとした人なのかどうかっていうのが。
だからこそアメリカはもうカオスみたいな状況になっちゃってるわけで、その報道的な観点から言うとですね。
というのが、もうちょっと誰か200億くらいくれたらやりたいんだけど。
そしたら洋さんのジャーナリズム学校ってことですか。
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学校っていうか、学校がいいとは思ってないんですけど。
何らかの教育プログラム?
そう、教育っていうか、そういう人が世の中にちゃんと出ていくようなプログラムです。
それは一種類、一種類じゃないと思うんですけど。
でも本当に漆塗り職人とか将棋の駒職人みたいになると思うんだよ。
確かにな。しかも本当にそれね、読者からするとわかんないから、結構それは危機感がありますよね。
自分がね、体調悪い時にその体調悪くて、何かのニュースで情報を得ようと思ったらそのニュースがフェイクニュースだったりとか、割とこう深刻だったり。
深刻だし。
それこそそのね、これもそのあんまり言うとコンスピラシーシオリーみたいになっちゃうんだけど、何て言うの、そういうのって。
外国のよその国家によるなんか扇動みたいな、情報戦的な。
まさに中国とかロシアがアメリカに対してやっているような、何て言うの、日本語なんかありますよね。
何だっけな、あれですよね。
要するにデマというか、とかにもすごい弱くなるからね。
でもやっぱり人間でその情報を元に判断するしかないから、情報自体がダメだったら、いわゆるそのガーベイジインガーベイジアウトになっちゃうから、どんなに頭いい人でもね。
それは不幸な話だなと思って。
さっきでもいくつかあるって言ってたじゃないですか。
はい。
他にはどんなのがあるんですか、プランは。
他には、育てたい欲求はあるんですけど、植物とか。
植物。
食料とかを。
食料を育てたい。
お話しした通り、僕が幼少期に一番影響を受けた書籍はロビンソン・クルーソーなので、ロビンソン・ヒョウリュウキなので、あれが好きなんですよ、基本的に。
食料を育てるみたいなのがすごい好きで。
それこそ合成生物学を使って、めちゃくちゃ効率の良い養殖場を作るみたいなのをすごくしたいですよね。
これは事業としてもしかしてできるのかもしれないけど。
そうですね、確かに。
海好きだし。
いいじゃないですか。海のそばに住んで、養殖場を育てた。
楽しそうでしょ。楽しいでしょ。
魚だか何かがいっぱい育って。
そうね。通年うまいハモンみたいな。
いいですね。すごいいいじゃないですか。それも大変やっていただけるとありがたいんですけど。
そうですね。合成生物学で通年うまいハモンを作ればいいのかな。
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それは本当に事業として、もし本当にできるんだったら。
儲からなそうだな。
ハモンばっかりだとちょっと。
ホタテとかだったら儲かるんだけど。
ホタテだったら確かに頻繁に食べられるからいいかもしれないですけど。いいですね。他に何かあるんですか。
いやもう出てこないですよ。
いくつかって言ってたから3、4個あるのかと思って。
たくさんあるんですけどね。
本当はたくさんあるんですよね。
考えすぎるとやりたくなっちゃうから考えないようにしてるんですよ。
そうなんですか。でもいいですね。こうやって。
もし200億あったらとかって考えると本当に自分がやりたいこととか本当に好きなことが出てくるような気がするので。
そうするともしかしたら200億がなくてもできることのアイディアがその中に眠ってるかもしれない気がして今。
そうなんですよ。それがね僕みたいな機能多い人間からするとすごい危険な思想で。
いやまさにまさにそのよくあるアドバイスとしてね。今やったらいいじゃんと別にその待たずにと。
僕もよく言ってるんですけど人には。それを言い出すとねキリが本当になくなっちゃうから。
ただでさえ授業多くて困ってる。
いや本当ですよね。ただでさえ色々やってるからこれ以上ね忙しくなっても大変だと思うんですよ。
そうですね。もうポッドキャスト止まりにしておきたいというところです。
そうですね。ぜひお聞きいただいている皆さんももし200億あったら何がしたいかとかを考えてみると楽しいんじゃないでしょうか。
いや楽しいと思うよそれは。考えるのはねただだから。
考えるのはただなんでぜひやってみていただいて面白いこと思いついたら送ってください。
ぜひお願いします。
スタートFMではあなたからの質問やメッセージを募集しています。ポッドキャストの概要欄から送ってください。
そして最後まで聞いてくださったそこのあなたチャンネル登録高評価よろしくお願いします。
今回も聞いてくださりありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは素敵な一日をお過ごしください。