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2023-01-15 11:24

Creemaが連携する大学はチェンソーマンの母校

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日本最大級のハンドメイドマーケットプレイス「Creema」は2022年に東北芸術工科大学と連携協定を締結したのですが、その成果ともいえる関連学科がいよいよ今年の4月から開講します。より実践的な産学連携ができないかといった声からはじまり、いよいよその全貌が明らかになるわけですが、気になるカリキュラムは・・・。

・Creemaと連携する大学とは
・今回の提携の背景にあるもの
・産学連携した他社事例と今後の課題

工芸デザイン学科|東北芸術工科大学 受験生サイト
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GMOメイクショップ、学校教育関連事業者向けの無償教育支援プラン
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クリーマと大学が?日本最大級のハンドメイドマーケットプレイスクリーマは、2022年に東北芸術工科大学と連携協定を締結したんですが、その成果ともいえる関連学科がいよいよ今年の4月から開校をします。
より実践的な産学連携ができないかといった声から始まり、いよいよその全貌が明らかになるわけですが、気になる内容やカリキュラムは?
それでは早速学んでいきましょう。おはようございます。クリエイターのカグアです。いつもご視聴ありがとうございます。それでは今日のお品書き。
クリーマと連携する大学は?今回の提携の背景にあるもの。産学連携した他社事例と今後の課題です。
皆さん、クリーマが2022年に大学と提携したニュース覚えてますでしょうか?当時ですね、こちらの記事です。
2022年4月21日、東北芸術工科大学と包括連携協定を締結、新設学科工芸デザイン学科の授業と連動したものづくりによる地方創生を目指す株式会社クリーマ公式リリースより、ということですね。
クリーマはですね、かねてからいろんな地方創生のコラボってやってましたよね。PRタイムスでクリーマの公式リリースから移住とかですね、地方などで検索しますと、
2017年から地方とのコラボのイベントをたくさんやってるんですよね。その一環の一つかなということになります。
そして今回提携をした大学の新学科の公式サイトができていたので、ニュースとして取り上げたという形になります。
それではそちらの公式サイトを見てみましょう。
東北芸術工科大学新学科オープン2023公式サイトより、日本最大級のハンドメイドマーケットプレイスクリーマと授業で連携。
本学科ではクリーマと大学で初となる連携協定を締結し、授業の中で商品開発からマーケティング販売までの実践的な理解を深めます。
さらに地域産品のリブランディングや商品開発に取り組むことで、ものづくりによる地域創生を目指しますということなんですね。
こういった産学連携で地域創生という非常に耳づわれの良い言葉が並ぶわけですが、今日はその中身を少し掘り下げていきたいと思います。
東北芸術工科大学なんですが、私ちょっと存じ上げなかったんですが、山形県にある大学で、なんと卒業生に大物がもうワンサといるんですね。
ウィキペディアによりますと、今世界中で話題の漫画家の藤本辰樹さん、彼は東北芸術工科大学の美術科ヨーガコースの卒業生です。
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そしてテレビドラマ、昨年大いに話題になりました、あのサイレントありましたよね。
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あの監督である風間浩樹さん、こちらは東北芸術工科大学映像学科の卒業ということなんですよ。
卒業生にも名立たる記載がたくさんいるというような大学で、この大学がクリーマと包括提携をして事業を展開していくということでは、注目が集まっているのではないでしょうか。
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スピーカー 1
提携の背景なんですが、まずはクリーマ側から見てみましょう。
クリーマの公式ブログがありまして、そこにいろんな記事が投稿されていますが、ハッシュタグでジャンル分けがされているんですよね。
そこでPRタグ、いわゆる宣伝というタグがありまして、そこをクリックしますといろんな地域創生の企画が並ぶんですよね。
奈良県奥山と熊本ものづくり機構、京都ものづくり機構などなど、かつて定期的に話題になっていますクリエイターの移住計画、これもそのPRタグに含まれています。
ですので、クリーマ側としては地域との連携をすることでブランディングをしていくというような活動の一環と見られます。
東北芸術工科大学とのコラボに向けて、何回かにわたってクリーマでも記事が書かれています。
公式ブログ9月15日の記事、地域×芸術祭×大学、大学が地域を動かす芸術祭、東北最大級の芸大が考える次なる学びの形とは、というクリーマの公式ブログの中の記事がありまして、
この大学が地域でやっているアートのイベントなどのレポートをしていると、そういう記事が投稿されています。
興味深いのがこの記事の一番最後です。引用します。
本記事は、東北芸術工科大学様より委託を受け、株式会社クリーマが制作しています。
ということなんですね。ですからこれ、いわゆる案件なんですよね。
ですから、今回提携とは言いつつも、基本的にはその大学側のPRによる案件というふうに見ていいかなというふうに思います。
ですので、大学側としては都内の多くのクリエイターが注目しているクリーマというサイトで露出を増やすことによって、工芸デザインに興味がある人に届いて、
そしてたくさん人が集まればいいなという狙いがあるのかというふうに思われます。
それぞれの主役があるのはもちろんだとしても、実際応募した学生さんがすごいデザイナーさん、すごい卒業生になって、
そしていい作品ができれば、本当に三者がウインウインですから、いい面、悪い面両方あるかなというふうには思います。
ただ一方でクリーマとしては締結して、こうやってブランディング、そしてお客さんとしても案件をもらえるという意味では、実はもう目的はほぼほぼ達しちゃってるわけですよ。
大学側も生徒さんが入ってしまえば、そこから先は学生次第となりかねませんよね。
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そういう意味では私自身、今後の大学の活動に注目しています。
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と言いますのも私自身、実は2008年にある都内のネットショッププロバイダーと実はコラボをしまして、こういう産学連携をやったことがあるんですね。
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スピーカー 1
そしてある高校に話をつけて、そして私自身商業出版のテキストも書き、そしてそのECプラットフォームのマニュアルも作り、そして素材も、こういう授業のためにはこういう素材を用意するというデータも用意し、
そしてプラットフォーム側は講師、生徒、それぞれのテストアカウント、DVDなどを用意するなど、本当に手厚くやった経験が過去にあります。
ただ、そこまでやってもね、授業なのでやらされてるっていうのがどうしても出ちゃうので、すごい作品、すごいショップとかそういうのはなかなか出ないんですよね。
私自身も非常勤講師の仲間がいて、大学で電子書籍を作る授業などもしている知り合いもいますが、やっぱりね、苦労する話の方が多いんですよね。
すごい作品が出たというよりは苦労する話の方が多いんですよ。
ですから、大学のさらにアピールになるようなすごい作品が出るかは、本当に教育次第かなというふうには思います。
ただ一方で、他社の事例でこんな事例もあります。
2020年3月の小竹芸能の記事です。
声の活躍の場は、さらに広がりよ。
小竹芸能UUUMの業務提携により、小竹芸能声優アカデミーUUUMの音声配信ソーシャルアプリRECを活用した声優育成授業開始と。
これ皆さん覚えてますでしょうか。
かつてRECという音声配信アプリがあり、現在はスタンドFMが授業を引き取ったというアプリがありますが、
その当時、声優のたまごさんのチャンネルがどんどんできてきてたんですよ。
本当に毎日のように新しい声優のたまごさんの番組が出てきていて、かなり盛り上がっていたんですよね。
このREC自体も声優好きの聞き船さんが集まるみたいな、そういうブランディングが徐々にされていった音声配信アプリだったんですよね。
ただ残念ながらUUUM母体の方が業績悪化もあってか、RECを手放すということを決断しましたので立ち消えてしまったんですが、
これはね、うまくいった事例だと思うんですよね。
やっぱりその声優さん、基本的には喋ることがお好きだということでは、やっぱりうまくマッチした例だと思うんですよね。
ただ学校がじゃあすごいこれを推奨したか、もしくはフォロワー何十人以上獲得したら評価10とか、そういう仕組み作りまでしたかというのは見えないんですけども、
ただ結果としてはアプリが盛り上がっていましたので非常に成功したんじゃないかなと思います。
というように立て付け次第ではうまくいく例もあるんですが、ただやっぱりほとんどの場合はやらされてるって風になってしまうので、
どこまでクリーマー、それから大学が立て付けを考えるかに注目したいと思います。
スピーカー 2
逆に言いますと失敗をするとですね、ともするとスキャンダルにもなりかねないことにもなるので気をつけなきゃいけないんですよね。
スピーカー 1
そう簡単な話ではないんですよ。クリーマーでショップを作るということは、作品を投稿するということは物流も当然考えなくちゃいけませんし、
アフターサポートも考えなくちゃいけませんので、そういうところではまあやっぱり通常のビジネスと変わりない目で見られるわけじゃないですか。
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だからそこまで本当にできるのかなどなどですね、何十人も学生さんがいると本当にその売り物に値するのが出るのかどうかっていうところもね、やっぱり難しいところなんですよね。
そういったクオリティコントロールと学生のモチベーション、それから仕組み作りとしてどうバランスをとっていくかというところが本当に数取り難しいんですよ。
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ただし学生の実践に100%任せてしまいますと、こういう悲しい事故もかつてありました。
スピーカー 1
2016年11月の記事です。東京新宿の明治神宮外苑で開催されていた東京デザインウィーク2016。
スピーカー 2
ここである展示物から火の手が上がり、そして一人の男の子が命を亡くしてしまったという事件を覚えてますでしょうか。
これ本当に悲しい事件でしたよね。
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やっぱりね、もちろん学生を信頼することは大事なんですけども、やっぱり最終的には管理責任が学校にはありますので、このイベントの立ち付けは私も詳しくは知らないんですけども、
このイベントの立ち付けが学生募集とかするのではなくて、ただ少なくともですね、一般に触れるところは当然ですね、セキュリティやクオリティが求められるそういう緊張感が必要とされることは間違いありませんので、
今回のクリーマと大学の提携、そしてその結果としてどういう作品が出品されるかなどなど、もしくは出品されないかもしれないですよね。
テストアカウントでのみ出品をして先生が評価をして終わりとなるかもしれません。
スピーカー 2
ですのでそこも含めて注目したいんですが、それぞれの思惑でそれぞれがブランディングをして終わりということにならないことを祈りつつ、一方でそれを巧みに利用して注目を集める力強いクリエイターが出ることも願ってやみません。
皆さんはクリエイターと教育、どんなふうに感じていますか?
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スピーカー 2
いやー先日買ってきた芸者のコーヒー、コーヒーの芸者、美味しいですね。ぜひ皆さんも。
スピーカー 1
というわけで皆さん、いってらっしゃーい。
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