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インプレッションって何? クリエイターならば、創作活動に専念することは重要。それはもちろんです。
しかし、創作活動を継続するためには、ある程度、認知や売り上げも重要。 そんな時、鍵となるのがインプレッション。人の目に留まることです。
良い作品を作っていれば、インプレッション次第でバズることも。 探してみると、インプレッションの重要性が分かる事例がいくつもあって。
それでは早速学んでいきましょう。 おはようございます。クリエイターのカグアです。いつもご視聴ありがとうございます。
それでは今日のお品書き。 海外ローフォ書店が好転の事例。USJ復活の事例。無名の人でも使えるインプレッション激増技です。
今日はですね、SNSをやっている人ですとか、クリエイターの人、多くのインプレッションを獲得したいという人に向けた内容ですので、
ぜひ最後まで聞いてください。それではこちらの記事。 ギガジンの1月5日の記事で、電子書籍で失敗しアマゾンに惨敗したローフォ書店チェーンがリアル書店で売り上げを好転させた方法です。
海外の記事をウェブメディアのギガジンというところが翻訳して掲載しているニュースです。
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書店というのはバーンズ&ノーブルという書店で、海外では非常に有名なブランドです。日本で言うとキノクニアとかそれぐらい大手の書店と、リアル書店ではアマゾンと対抗してヌークという電子書籍端末も出すぐらいの、もう本当に超大手です。
ただやはり最近ですと、アマゾンにかなり押されてリアル店舗も売り上げを減らしていたと、日本でもその傾向はあるんですが、そういうような背景がある書店です。
ただこちらの記事によりますと、2019年にジェームス・ドーンとさんという方がCEOになって、それ以降リアル店舗の売り上げが増えたということなんですよ。
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その成功事例の秘密としていくつか行った施策が書いてあります。
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例えば出版社から広告料をもらわないですとか、お店のスタッフが、その分お店のスタッフが自分の裁量で書籍のレイアウトや売りたいものを考えるという権限を異常したということが、成功の秘訣として語られています。
ただこれ、こう聞くとですね、ああすごいな、やっぱり現場の価値力を生かすこと大事なんだなと思うかもしれませんが、一方でですね、こういう変化をそもそも見てくれる人がいたから、それが伝わったとも言えるわけですね。
バーンズ&ノーブルというのは、とにかく有名ブランドですから、誰しもが知っているお店であると、いろんなところに立地もあって、人も入りやすいと、ですから多くの人にそもそも目に触れる機会があったので、そういう変化も見てもらえて、
そして反応を見て売上ゾーンにつながったということも、やっぱり忘れちゃいけないと思うんですね。ですからブランド力があって、インプレッション力があると、やはりですね、試作の反応も出やすいということの一つかなと思います。
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そして日本の例ですと、こちら。USJ大人1人につき子供1人無料関西在住者対象。こちらはですね、2011年の朝日新聞の記事です。皆さん覚えてますでしょうか。USJがですね、今でこそ流勢を誇っていますが、当時はですね、本当に人が入らなかった時期もありまして、有名なマーケターの森岡さんという方が入られて改革をしたところ、V字回復をしたという成功事例が、
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各所でね、語られていると思うんですよ。ただですね、実はその背景に、こういうですね、インプレッションを獲得するために、とにかくお金を使わないで工夫したということも、実は背景としてあるということをお伝えしたいと思います。どういうことかというと、森岡さんの戦略の最終ゴールはハリーポッターだったんですね。
当時、ただそれ300億円のお金がかかると、じゃあそれまで何とか持ちこたえなくちゃいけない。だけれども集客をしなくちゃいけないという時に、いかにお金をかけずにインプレッションを獲得するかと、どんな良い施策をしても人の目に触れなければいけませんので、どうしたらいいかということを考えた時に、例えば当時の橋本知事と話をして、大人一人につき子供無料という施策をしたところ、まあやはりそれはね、橋本知事のブランド力やメディアが取り上げるブランド力、
なども相まって、それはもう拡散されますよね。それからあとは、世界一ギネスに乗るクリスマスツリーを作ったということも書籍に書かれています。これもですね、一つのエリアを何十億かけて作るのよりは、はるかに安くできる施策なわけですよ。でもギネスで世界一となると、メディアも多く取り上げてくれると、もちろんこれ私が世界一のツリーを作ってもダメなんですよ。
USJというブランド力があるところが、さらに世界一をやるから取り上げてくれるわけなので、前提としてはブランド力があることが前提なんですが、それでもコストパフォーマンスで言うと、こう言ってしまうと何ですか、ツリーを作るだけでメディアが取り上げてくれるわけですよ。でもそれをうまく利用したわけですよね。そうすることで、とにかく300億を貯まるまで人を集めて忍んで、そしてハリーポッターにつなげて復活を強化のものにしたということなんですね。
ですから、USJというブランドがあるところでもインプレッションをいかに安く獲得するかというのは、とにかく工夫しないといけないわけですが、そういう工夫をするとやっぱり成長軌道に乗れるんだなということを改めて感じさせてくれます。
さあ、こう聞きますと、インプレッションが大事なのはわかったけれども、いやぁ、無名の俺らにはそういう技は使えないだろうというふうに思う方もいらっしゃるかもしれません。そんな方にこんな事例をご紹介します。
小ヶ鳥さん、皆さん、こちらのYouTuberご存知でしょうか。いわゆるストレッチのYouTuberさんで、コロナの時に多くのストレッチYouTuberさん出てきたと思うんですけども、彼自身はコロナの前からやっていて、コロナでブレイクしたという方です。
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現在では100万人を超える超人気YouTuberになっています。ただ実はですね、私1回会ったことがあって、名刺交換した時は1万人ぐらいだったんですよ。
当時の動画もそれほど何万というバズはありましたけど、何十万というのが連発するほどではなかったんですよね。フォロワー数もそのぐらいですので、そんな感じだったんですよ。
ただですね、この企画をやった以降、インプレッションを瞬く間に獲得することになります。それがこちら。
美声が出せるストレッチ、プロボイストレーナーをストレッチしてみた。当時から有名YouTuberとして訓練していた白下さんというボイストレーナーの方がいらっしゃるんですけども、その方とコラボしてですね、瞬く間に認知を広めていったという事例があります。
当時としてはおそらくフォロワー数ものすごく差があったので、通常でしたらなかなか受け入れてもらえないコラボだと思うんですけども、まあそれをですね、攻略したというところが本当にすごいなぁと。
この企画なんですが、実はですね、コラボ企画ストレッチ100人斬りという企画の第一弾という形で白下さんを攻略して、フォロワー数に圧倒的な差があるんですけども、多くのフォロワーさんを持つ白下さんに登場できたことで、それ以降何人かの方のコラボ動画が出てくることになります。
ただ100人は確か言ってないんですよね。確かね、10人未満フェードアウトはしてるんですけど、でもまあいいんですよそれは、そういう細かいことはいいんですね。基本的にコラボというのはお互いのフォロワー数がある程度近いですとか、お互いのフォロワーさんの属性が似ているですとか、やっぱり両方にメリットがないとなかなか受けてもらえないものなんですけども、それでもですね、まあ攻略したガッツはすごいなというふうに思うんですよね。
もちろん白下さんにもおそらくメリットがあったからだと思うんですけども、それをそう思わせるプレゼン力があったんだろうなということは想像に固くありません。ですので私が強調したいのは、インプレッションを獲得する努力をするにしても、コントロール可能なものを努力しましょうということです。
インプレッションを増やす時に、例えばアルゴリズムを攻略してランキングの上位を目指すですとか、何かすごい作品を作って、これ誰か有名YouTuberさんが取り上げてくれないかなとか、バズを期待するというのって不確定要素が多すぎますよね。もちろんプロや企業であればお金を出して広告を買って自分でコントロールできるインプレッションを獲得するんですけども、まあそうじゃない場合はどうやってコントロールできるインプレッションを獲得するかといったら、もうやっぱりコラボ。
ですから基本的にはコラボというのはある程度フォロワー数が近い人がやることが多いんですけども、ただ小形さんのようにそれが全てではないんですよね。ですので、もちろん断られることはあるとは思うんですけど、でもそれは断られるだけの話なので、どんどんアタックするべきだと思うんですよね。
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逆に言うと、そういうことで自分で納得のできる意識的に増やせる。例えばイラストレーターさんの二次創作もある意味コラボと言えるかもしれませんよね。有名作品の移行効果、心理学ではハロー効果と言いますけども、移行効果とコラボして、まずは注目してもらって、そして名前を覚えてもらってフォローしてもらって、徐々にオリジナルの作品にもファンになってもらうという意味では二次創作も近いかもしれません。
いずれにせよ、コラボのように自分自身で何かコントロールできるインプレッション像の工夫をしてみてはいかがでしょうか。そうしますとストレスも限りなく少ないでしょうし、やりがいもきっと出てくるはずです。ですので、小片おれさんのように100人切りぺけぺけ企画というのもいいかもしれませんね。ぜひ皆さんもこんなインプレッション像の工夫があったよというのがあれば教えてください。
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