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2022-12-27 10:14

作品をパクられないようにクリエイターはどうするべきか

東京都在住のフラワーケーキデザイナーである義山友紀(よしやま ゆき)さんは、自身がつくったフラワーケーキに酷似したデザインのケーキを販売されたとして、その悲しい気持ちをツイートしました。たしかに投稿で比較されたケーキはそっくりで、瞬く間に拡散。テレビでも取り上げられるなど話題になりましたが・・・。

・ケーキのデザイン盗用で企業が謝罪
・レシピに著作権はないが〇〇はある
・そういえば前にもあるスイーツが

デザイン酷似のケーキが販売された
https://bit.ly/3Ggibgi

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ひさしぶりにプールに行った。QOL上がりまくった。

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#パクリ #レシピ #著作権 #意匠権 #炎上 #海外スイーツ #デザイン模倣 #トレパク
#ニュース #ひとり語り #男性トーカー #ありがとうございます #豆知識 #クリエイター #クリエイターエコノミー #毎日配信 #クリエコニュース202212
00:00
スピーカー 2
これ、私の作品じゃないの?
スピーカー 1
東京都在住のフラワーケーキデザイナーである吉山由紀さん、
自身が作ったフラワーケーキに酷似したデザインとおぼしきケーキが販売されたとして、
その悲しい気持ちをツイートしていました。
スピーカー 2
確かに、その投稿を見ますと、比較されたケーキは非常にそっくりで、
スピーカー 1
その投稿は瞬く間に拡散しました。
テレビでも取り上げられるなど話題になりましたが。
それでは早速学んでいきましょう。
おはようございます。クリエイターのカグアです。
いつもご視聴ありがとうございます。
それでは今日のお品書き。
ケーキのデザイン登用で企業が謝罪。
レシピに著作権はないが〇〇はある。
そういえば前にもあるスイーツが。
スピーカー 2
今日はですね、先ほど間違えてエコーをつけたまま録音したので、
スピーカー 1
2回目の収録になりますので、
ちょっとテンションが微妙かもしれませんが、早速こちらの記事です。
マイドナニュース12月15日の記事です。
デザイン・告示のケーキが販売された。
スピーカー 2
色合い・花の形・配置そっくり。
スピーカー 1
思い入れ作品だからこそ悔しい。
フラワーケーキデザイナーに思いを聞いた。です。
確かに投稿された画像が記事にも紹介されていますが、
その画像を見る限り、まあそっくりです。
スピーカー 2
うん、そっくりです。
ご本人さんはパクリとまでは言いませんが、とは言っているものの、
もうこれはほぼほぼトレースと言っても過言ではないぐらい告示しています。
スピーカー 1
ですので、この方も投稿をして、その翌日に運営会社に問い合わせました。
スピーカー 2
そして調査をしますという返事をもらいました。
スピーカー 1
そして約1週間後ぐらいに告示していたということを認めたという説明を受けたとしています。
ただ、ご本人さんは謝罪を、電話で謝罪ぐらいあってもいいのにという風なこともとろしています。
そして企業の公式サイトには謝罪のリリースが発表されていて、
それを多くのメディアが現状報じているというところになっています。
スピーカー 2
フラワーケーキデザイナーの吉山由紀さんは、
東京でフラワーケーキとアイシングクッキーの教室を開き、
スピーカー 1
北海道でカフェのオーナーもしている方です。
スピーカー 2
今回の事案も生徒さんの方から、
スピーカー 1
先生の作品と似ているものが売られているということで知ったそうです。
いやー、なんても悲しい事案ですよね。
真似する側はどういう気持ちでこう真似するんでしょうね。
スピーカー 2
今回に関しては企業の側もはっきり認めていますので、
スピーカー 1
もう弁明の余地はないかと思います。
そして企業がどんな感じで真似たというのかというものも記事に書かれています。引用します。
最終的なデザイン決定段階では会議のメンバーから、
さすがに告示しすぎではないかとの声もあったが、
大変お恥ずかしい話ながら発売の期日が迫っていたという内部事情などなどで
役員も承認したとしていると、商品は全て販売停止して廃棄。
SNS上の投稿も全て削除対応しているとのことです。
スピーカー 2
文書では謝罪を言っているんですけども、
03:00
スピーカー 2
ご本人さんには謝罪の言葉はなく報告のメールをもらっただけということで、
スピーカー 1
非常に対応も残念な感じにはなっています。
スピーカー 2
これね、企業の側はもっと真摯な対応あると思うんですけどね。
スピーカー 1
これだって、ご本人さんも拡散する前にまずは企業に言おうよっていうのはあるんですけど、
それでもですね、企業の側が悪いのはもう間違いないわけですよね。
これ対応としてはですね、なんか似てるんじゃないの。
え、マジですか。すいません。調べます。調べたら真似でした。ごめんなさい。
スピーカー 2
ほら、お前ら謝れって言って、社長が役員引き連れて謝りに行く。
それでもう終わりっていう話だと思うんですよ。
スピーカー 1
食品ですから、全部廃棄するんじゃなくて、子供食堂とかに配るとかいう風にして、
スピーカー 2
ここまで広がっちゃってるっていうのはやっぱり対応はよろしくないんじゃないかなという風には思います。
フラワーケーキを楽天で検索してみました。すると、まあたくさん出てくるもんですね。
スピーカー 1
実はフラワーケーキというのは一大ジャンルになっていまして、
ユキさん以外のフラワーケーキの作品もいっぱい出品されています。
ですから実際にユキさんもある程度似ているのはもう仕方ないという風にツイートで言っていて、
ただ今回に関しては配置や色やデザインなどほぼほぼ似ているということで
感化できなかったということらしいんですよね。
スピーカー 2
ですから企業の側が、じゃあなんでユキさんの作品を真似たのかって考えると、
スピーカー 1
なんとも個人だから大丈夫だろうとか、何かしらちょっとおごりがあったんじゃないかなという気もしないでもないです。
むしろユキさんに監修を頼んじゃえば、ビジネスとしては成功したんじゃないかっていう気さえしますよね。
スピーカー 2
これだけ一大ジャンルになっているわけですから、ただ企業の側も逆に言うとこれだけのジャンルになっていて、
スピーカー 1
レシピには著作権は存在しないという変な知識もあったのかもしれません。
そうしたところで、じゃあ出しても大丈夫かという判断をした役員がいちゃったのかなという風にも思います。
確かにレシピには著作権ありません。それはそうですよ。
やっぱりそれは、例えば食パンの著作権取られたら、みんな食パン作れなくなっちゃいますから、それはさすがによろしくないわけで、
じゃあどうやって守るかというと、遺書権という考え方があります。
特許庁にデザインを登録するんですね。そうしますと似たようなデザインはNGを出されるということで、遺書権という守り方があります。
スピーカー 2
契機で調べてみました。そうしましたら、画像を含む遺書登録というものは残念ながらゼロ件でした。
しかし、公知資料といって特許庁がデザインのオリジナリティを判断するときに、やっぱり参考にする情報というのがあるんですよね。
それに関してはカップケーキですとか、いくつかのケーキはやっぱり登録されていました。
ですから、ケーキについてのデザイン性というものはある程度認めている可能性が分かりましたので、守り方としてはそういう守り方があるんだろうなというのは思いました。
スピーカー 1
実際見てみたところ、確かに海外の、これを見たらあのお店のケーキだなというのが分かるぐらいのデザイン的に素敵なケーキでした。
06:07
スピーカー 1
ですので、自分の作品を守るというときに、やっぱりいろいろな作品がある中で、さらに自分らしいデザインというのはどういうものかなというのを作り込んでいくですとか、
さらに何かブランドを作っていくというところになるのかなというふうには思います。
さて、スイーツの騒動ということでは、私はティラミスのことを思い出しました。
スピーカー 2
ネトラボの2019年1月の記事です。
スピーカー 1
三浦商兵器用のティラミス専門店ヒーローズを巡り物議。人気店ティラミスヒーローとコンセプトが告示です。
この事件を覚えている方も多いんではないでしょうか。
シンガポールに本拠を構えるティラミスの人気スイーツがありまして、ティラミスヒーローという名前なんですが、
スピーカー 2
なんとそのティラミスヒーローを日本の全く関係ない企業が勝手に商標登録をし、
そして日本ではヒーローズという名前で商品自体もほぼほぼ似ている感じのデザインで売り出し、
スピーカー 1
そして有名タレントさんを起用してPRするという展開をしました。
案の定ネットでは炎上をしまして、原宿にリアル店舗を構えていたんですけども、閉店にまで追い込まれるという事態になりました。
その海外のスイーツを日本の企業がやるとなんでこういう事になっちゃうんでしょうね。
残念ながらその本家のティラミスヒーローは商標を取られてしまいましたから、
スピーカー 2
日本ではティラミススターという名前で現在も展開しています。
スピーカー 1
ただそのティラミススターもですね、海外のイラストレーターさんから私のイラストに似ているということを実はツイッターで言われています。
スピーカー 2
実際イラストレーターさんはインスピレーションを得たということで認めているんですね。
スピーカー 1
何が何だかという感じですよね。
スピーカー 2
ですからSNS前世時代にクリエイターがどうやって自分の作品を守るか、
スピーカー 1
自分の我が子のような思い入れのある作品をどうやって守るかというのは本当に常に考えなきゃいけないんだなという気がします。
スピーカー 2
そういう意味ではまた今のご時世、確かに全くゼロから作品を作るっていうのも一方で難しいですよね。
何かしらでものを見ちゃってますから、どっかしらでインスピレーションを得ている可能性ってあるんですよね。
そういう意味では作る工程とかもどんどん公開したり、こういうものを参考にするっていうのを堂々と言ったり、
やっぱりプロセスをしっかりクリアにしておくことが何だかんだ自分の作品を守ることに繋がるんじゃないかなという気がします。
それでもし間違っていれば誰かが指摘してくれるでしょうし、
スピーカー 1
そのプロセス自体に間違いがなければある意味ごめんなさいで済む可能性もありますよね。
堂々と何かを参考にしたということを言えない人もいるかもしれません。
スピーカー 2
でもそれは多分正しい知識を持てば出せると思うんですね。
09:02
スピーカー 2
例えば著作権に関する知識ですとか商標に関する知識ですとかデザインに関する知識、
スピーカー 1
そういったものを正しい知識を持っていればこれは例えばパブリックドメインだから真似してもいいんですよというふうに言えるでしょうし、
スピーカー 2
ただそれをオープンにしないとパブリックドメインだから私はフリーで使ってますよ言っていきなり公開しちゃうと、
スピーカー 1
あれこれ何かのパクリじゃんって誰かに言われちゃうんですよね。
スピーカー 2
でももちろんそれは言いがかりではあるんですけど、
スピーカー 1
そういうのにケチがつくって言うのも嫌じゃないですか。
ですからもう作ってる段階からこういうふうにこれを参考に私はしてますよって言っちゃう方がやっぱり何かいいんじゃないかなという気はします。
SNS時代の創作活動、皆さん私と一緒に考えていきましょう。
クリエイターエコノミーニュースでは、
カグアが毎日クリエイターエコノミーに関するニュースをブックマークしていく中で心揺さぶられたものをご紹介しています。
毎日の収録配信、週に1回の無料のニュースレター、2つの媒体で紹介しています。
いやーでも今日の話はね、いろんな裏話をちょっと話したい心境ではあるんで、来年はやっぱりメンバーシップやろうかな。
はい、というわけで今日も最後までご視聴ありがとうございました。
いってらっしゃーい。
10:14

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