これだと思って。
一貫しなお君って自分の感覚、これだとかこれ面白いとか、興味に忠実になる。
だから前回の話で徳井君自身は僕結構運が多くてっていう風におっしゃってたんだけど、
多分その時の感覚と決断によるところはかなりあるなって今まで思う。
それでですね、サーフィン好きになったと。
私はその後に妊娠したので、お腹が大きくなるとサーフィンってやっぱりちょっとしんどいから離れちゃったんだけど、
実家近いのに、なお君はどんどんプロになっていくんじゃないかってぐらいサーフィンを始めて、
なんかちょっと不安、私は不安でちょっとこの人の人生変えてしまう。
まあやっぱり週3、4はやってたからね。
週3、4はそうだな。
心の癒しが多分、徳井君に必要はない。
心の癒しが必要だね。
太平洋が広がる。
今は火に焼けてるけど、当時全然焼けてなかったから。
真っ白でひょろひょろで。
写真が私とジョー君とかも来てて、よくジョー君も来てて、
よくジョー君も来てくれたなって思うんだけど、なお君もいて、
長野君もいて、すごい動揺でですね。
不安になるほどサーフィンはまってるっていうのが、
なお君が出した本がありまして、
2021年に作るためのAI、機械と創造性の果てしない物語。
これやっぱサブタイトル、お母さんの国語の先生っていうのがにじみ出てるなと思った。
これ私聞きたかったところがある。
果てしない物語ってところ、どこから来たんだろうなって思っててね。
もちろんあれですね。
ミハイル・エンデの、モモとか有名ですけど、
ネバーエンディングストーリー映画になった、
の原作、果てしない物語ですね。
そこから撮ってる。
本文の中にもちょっとだけ確か縁で引用してたりとかするんだけど。
この帯があるんだけど、
機械とのサーフィンを始めよう、
この文字が本のタイトルよりでかい。
これ帯が。
今聞いたことある。
何だって私これ最初見たらこっちがタイトルだった。
サーフィンの本だと思ってた。
ガンって来てほしいのはそっちだよね。
こっちじゃん、こっちじゃんって。
いやわかんない。
まあでもね。
機械とのサーフィンを始めようと、まさにAIDJと同じ話をしてる。
そっかー。
サーフィンあんまり上手くないけど、
サーフィンが面白いメタファーだなって思うのは、
上手くいくときといかないときももちろんあるんだけど、
波を見るときにさ、遠くを見て波を見るんでしょ。
でポコンって波が来て、
波入りみたいな。
波入りみたいな。
波入りみたいな。
いい波来るかもみたいな。
その辺をちょっと説明してもらえないんだけど。
波が来る前兆のような。
前兆とか、いい感じかとかそういうのは何でわかるの?サーフィン。
何だろうね。
まあでも見てるとポコって本当にうねりができて、
本当にその日によって波が来るかもしれないけど、
ポコって本当にうねりができて、
本当にその日によって全然環境というかコンディションが変わるから、
その日次第だけど、
しばらく待ってたら今日こういう感じかってなるので、
それでこれはこの辺で割れそうだな。
割れるっていうのは波がブレイクするっていうか崩れるっていう。
その崩れるちょうどいいタイミングのところになるべく行って、
一番波のパワーがあるところを目指してみたいな。
機械とのサーフィンっていうのは、
サーフィンってすごい面白いスポーツというか、
スポーツって言っていいのかわからないけど、
好意だなと思ってて、
基本的にうまくいくときとうまくいかないときみたいな話もあれだけど、
波に身を委ねるっていうか、
自分で全部コントロールしようと思ってガチガチにやると絶対ダメで、
結構力を抜いて波に委ねるみたいな、
そういうメンタリティのときの方が絶対うまくいって、
基本的には波がないと何もできないスポーツだし、
波に身を委ねて流されながらもどこかで主体的にターンしたりとか、
波を主体的に選んだりとか、
そういう主体性と受動性っていうか、
バランスをうまくとっていくスポーツだなと思っていて、
それがAIとの付き合いっていうことを考えたときにも、
すごく役に立つメタファーだなっていうふうに思っていて、
つまり、AIが出してくる答えを全部受け入れるっていうのはもちろんダメだし、
全部AIに任せるっていうのももちろんダメなんだけど、
自分が思った通りに全部AIを使ってやるんだっていうことじゃなくて、
例えば選挙区で言うと、
AIが出してくる変な選挙区とかもあえて受け入れてみて、
それがどこに自分を連れてってくれるのか、
どこに自分を連れてってくれるのかみたいなのを楽しむみたいな感覚のほうが、
AIとの付き合いってすごく面白くなるんじゃない?
特に想像性の分野で。
そうだよね。作るためのAIっていうタイトルだからさ、
今聞いてて思ったのが、
AIって自然のものってあんまり考える人いないんじゃないかなと思うんだけど、
今までは少なかったかもしれないですよね。
だけどやっぱり今のサーフィンのメタファーを考えていると、
波がこう来るから自分も準備してパドル先にしときながら波に合わせていくっていう、
人間が自然のうねりに合わせていくっていう感じじゃない?
で、ナオ君がAIが涙に近いサーフィンの道具がAIなのかわからないけど、
何か大きなうねりみたいなものにちょっと合わせるといい感じに乗れるっていう喜び。
サーフィンの乗れたみたいな感覚っていうのを言っている。
あれスケボーともちょっと違いますよね。
スケボーは自分でプッシュした動力に乗ってるから、
どっちかっていうとタオパイパイが投げた柱に上に乗るみたいな小さなドラゴンボールみたいな。
いい例えだね。
いい例えかわかんないけど、
波に、だから自分じゃない力に乗ってるって感じがやっぱりするんですよね。
サーフィンとかっていうのは確かに。
でも完全に任せちゃうとただ溺れるだけだからっていう、
そこのバランスをどうとるかっていう。
カウンダーみたいな感じ?
捉えるっていうのはがっちり捉えるんじゃなくて、
両方押し合いながら、だから波も押してくるし、下から上に。
自分も押さないと乗れないじゃん波に。
ギュッて飛んでっちゃうから。
だんだん波が縮まっていくわけですけど、
バランスが取りにくくなっていくところの攻め際でね、
サーファーの人が最終的にはわちゃわちゃになるわけだけど、
それをギリギリまで引き伸ばして。
人生もそうかなと思ってて、
さっき偶然で成り立ってるって言ってたけど、
流されてる部分も結構あるし、でも主体的に選んでる部分もあるし、
そのバランスをどうとるかっていうのが、
楽しい人生の一個秘訣なのかなとかちょっと思ったりは、
最近はしてるけど。
そしてこの本ね、結構売れてるんすよ。
英語版も出て。
英語版、そう。
英語版もサーフィン。
サーフィンヒューマンクリエイティブっていう名前になってて。
21年でね。
その後にまた今度ですね、
2022年の次の年に今ちょっと、
いつ届くのかってずっと待ってたものがバイナルで、
なおくんのがあるんですけど。
あれだよね、そういえばコロナ禍で、
そうなんですよ。
注文して。
音は出来上がってるけど、
プレスが。
プレスが間に合わなかったのと、
ちょうどそのプレスを頼んでた会社が倒産しちゃって。
マジで?
そうで、なんかお待ちくださいって書いてたもんね。
そうそう。
いろいろあって、
でもやっと出来てみたいな。
これ自主レーベルって言うんですか?
そうなんですよ。
自分で作ったやつで。
その名前、タイトルが、
サラソンエントロピーです。
サーフ付いてるけど、
さらにここにエントロピーが入ってきちゃうからね。
付加逆成みたいな意味ですかね。
もう元に戻らない。
もうこの後どんどん、
もうこの後どうしちゃうなって思ったっていうタイトルでしたっていう。
これはね。
これはあれっすね。
最初のアルバムが出たのが2002年とか2003年とかで、
その後ちょこちょこ作ったりはしてたんですけど、
あんまりまとまって出来てなくて。
これは本当自分のいろんなAIを使った作曲の実験だったり、
音作りの実験みたいなやつを
ギュッとまとめたマシングで。
だから曲名の下にいろんな、
どういうAIを使ったかみたいなのが書いてあったりするんですけど。
これならではですよね。
得意君の。
これ具体的にAIを使った作曲のプロセスってどういう感じ?
曲によって違うんですけど、
単純なのはリズムの生成とかに、
MIDIの生成ですけど、
ARを使ったっていうのと、
あとA1の曲は
音の識別モデルみたいなのを使ってて、
ちょっと説明すると、
YouTubeから、
でもさっき、前回、
そのAIDJの知見とかを優先さんとかに導入したりとか、
そういう話聞くと、マネタイゾーすごい頑張ってるなとか思いながら聞いてはいたけど。
それも全然偶然でこっちから持ち込んだんじゃなくて、
優先の人がたまたまセンスが良くて声かけてくれて、
お金になったっていうかビジネスになったって感じで。
尊敬しますね。
全然苦労してます。
そこが日本の企業としての大変なところじゃん。
お客さんが自分から欲しいものが分からない人が多くてさ、
結局それを教えてってところからスタートじゃん。
一応ウェブ会社で働いてた時に、
すげえ一番困ったのが、
賞を取りたいんですっていう。
それがなんか判断とか取りたいんですとか言われるほど辛い。
取るにはちゃんと企業の理念だったり、
こういうのを伝えたい、こういうメッセージや遊びをしたいっていうのが、
はっきりと中の人が分かってないと賞取れませんって言ったんだけどね。
表現処方だけの話だから。
そこちゃんとパチッと合わないといけないんだけど、
そこから教育会っていうのを、
私ドイツの会社で日本の支社で働いてたんだけど、
全員日本語喋れないんですよ。私だけなんだよね。
多分コズモに究極行くとそうなっていくんだろうなって。
日本語喋れないのにナオ君だけだと全員が。
でも少なくとも表情として喋ってるけど、
アートワークっていう、それこそ営利を目的にしない活動と、
会社組織っていうのを経営と、会社組織であるからには、
ある程度はその営利っていうか、やりくりをしないといけないし、
スタッフたちに報酬をしないといけない、
絶妙なバランスを喧騒しながらどうにかやってるようなことをおっしゃるけど。
聞きたいのが、日本に興味があるっていうのは想像できるんだけど、
AIの開発をするにあたって、
日本語的なとか、日本の考え、和的な考えとかって、
関係性が出るのかなと。
なるほど、はいはいはい。
話は昔になるけど、
ちょっと浦川君がいる時代にコズモに打ち合わせしたことがあったんだけど、
彼がLLMとか今みたいにGPTが出てくる前に、
単価をベースにして日本語らしいものって何なのかって
コズモで研究してたような企画として。
浦川くんって、うちにいた研究者で、
朝日新聞にその後移って、朝日新聞に移って、
単価とAIみたいなのをやってて、本を書いたりとかもしてるけどね。
あれがいわゆる日本的な研究じゃない?
そういうことじゃない?
多分ICCで見たかもしれない作品。
意識の辞書とかやってたね。
単価的なっていうのもあるんだけど、
日本語って主語がなくても成立する言葉だから、
穴埋めが多いなと思ってて、いつも。
コミュニケーションに。
勝手に想像してるのが10倍くらい考えなきゃいけないから、
それだって膨大な、同じ音でだけでコンテクション的に考えなきゃいけない。
橋とか橋が同じですとか、ややこしいじゃん。
そういうのってAIの解析的にはあるのかなってちょっと思ったりした。
よく言われるのは、アミニズムの伝統とか、
物に魂が宿るみたいな話とか、
あとドラマとか、
AIに対して割とポジティブなっていうか、
感覚を持っている人が多いよねみたいな話は昔からある。
徳井さんが、AIとの対話みたいなものをサーフィンに例えるっていうところで、
今の話と、
サーフィンに関しては、
AIとの対話みたいなものをサーフィンに例えるっていうところで、
今の話と、あとマネタイズって話でちょっと思ったんですけど、
言ったら人工的な自然を作るみたいな感じじゃないですか、AIって。
それって最終的に人はそこにお金を払うのかっていうことは、
なんかすごい謎だなって思うんですけど、
ニュートンとかがやってるのとは別軸の、
違う方向性のテキストを入力したら、
曲1個というか無限にできちゃいますみたいなものって、
ただでBGM作るみたいなことをしようと思ったらめっちゃ便利だけど、
それ誰がお金払うのっていう、
多分研究とか開発にはめちゃくちゃお金かかるのに、
それに別にお金払いたくないよなって思ったりしちゃうんですけど。
いや、その通りだと思います。
僕も個人的にはそんなにスノーとかテキスト入れた音楽できるみたいなのに興味はないんですけど、
たぶん需要はやっぱりあって、
今言ったみたいにBGMみたいなのを作る人とか、
それこそCMのための音楽を週に何個も作らないといけないみたいな人とか、
そういう人は結構使うだろうなっていうのはありますし、
実際、たぶんすでにかなり使われていて、
ちょうど先週ぐらいにレポート出てましたけど、
今1ヶ月にSpotifyではなくてDeezerっていうヨーロッパで人気のある、
Spotifyみたいなサービスですけど、
Deezerに毎月アップロードされる曲の30%はスノーとかUDで丸っと生成された曲らしいんですよね。
みんなよく言うのは、別に2つみんなよく言うことがあって、
そういうのアップロードされるかもしれないけど誰も聴かないでしょとかって言うんですよ。
聴いたとしても別にその曲が良ければいいんじゃないかなって。
誰も聴かないとかって、AIだろうが人間だろうがみたいなので、
結構怖いなと思うのは、Deezerは実はAIの曲を弾いて、
ラベルつけてるんで、本当にひどいやつを弾いてたりとかして、
Spotifyとかは全然そういうのしてなくて、
最近話題になってたSpotifyの召喚集として、
ちょっとSpotifyの悪口みたいに、これSpotifyで公開されるみたいな。
いろんな、Spotifyと言わずいろんなプラットフォームで。
でも本当にSpotifyが、これ本になってるんで、その本に書いてることを僕言ってるだけですけど、
いろんなストック音源、いわゆるフリー音源みたいに日本で言われますけど、
ああいうところから安く買い取った曲を人気プレイリストとかに入れるっていうのをやってるんですよ。
勉強するための音楽とか、寝るための音楽みたいなのって実はすごい再生数が多くて、
一番人気のあるプレイリストとかってだいたいそういうやつで、
例えば勉強するための音楽とかって誰が作った曲かとかあんまり気にしない人がいるでしょ。
なのに何百万再生ってされる。
で、今まではそういう音楽を作ってたアーティストの人がいるんだけど、
Spotifyはそのストック音源、フリー音源を買ってきて入れてるから。
まるまる自分のところの財布に入ってくると。
そう。っていうのをずっとやってたらしくて。
で、プレイリストを作る人は何パーセント以上をそういう音楽、ストック音源を入れないといけないみたいな。
社内でダッシュボードになってて。
おー、それは。
それを見たからやってたっていうのがすっぱ抜かれてて。
ムードミュージックかなっていう本で、すごい面白い本なんでぜひ読んでほしいんですけど。
めちゃくちゃ面白い話だ。
で、それが多分AIになるだろうなと思ってて。
っていうかストック音源を作る人たちがAIを使うだろうから。
だから実は知らない間にそういうAI生成の音楽をすでに聴いてるかもしれないし、
なんならSUNOとかRudioって勝手に著作ブーツを学習して作ってるわけですよね、そういうサービスを。
今はまあいろんなレコード会社から訴えられたりとかするけど。
で、人間、音楽を聴ける時間って限られてるから、
そういうAI生成の曲が増えれば増えるほど人間のアーティストが。
淘汰される。
そう、淘汰したいSpotifyとかのロイヤリティって安いのに勝手に自分の曲を学習して作ったサービスで
自分の曲がどんどん聴かれなくなるっていう非常にひどい状態になる。
だからリリースしてSpotifyにアップロードしてるアーティスト自体が学習のネタにされちゃってる問題ですよね。
まあ、さすがにSpotifyが学習してるわけ、今のところは学習してないけど将来的にそうなるかも。
できるよね。そういうツールが増える。そもそも。
それで簡単にそういうツールみんな作るから大きな企業もあんまりお金をかけずにまた開発できるみたいな。
クラダシアラジオでずっと同じようなことを話してますけど、
例えば自動生成されるものの精度がむちゃむちゃ上がってほとんど全ての人が自動生成された精度の上がったものと付き合わなきゃいけなくなり
多くの人が人間性って何?ってもう一回考え直そうとしてるじゃないですか。
音楽なんかそういうのがめちゃめちゃ分かりやすいなって今トクイクの話聞いてても思ったし。
だから誰がお金払うんだろうって話で言うとそれこそそういうスノとかを使って大量に曲を作って
いわゆるBotって言われますけどソフトウェアでスクリプトでどんどんSpotifyとかにアップロードして
一曲一曲聴かれる回数はほんと少ないかもしれないけど多少それが何百万曲もあったらそれなりの額になるわけですよね。
そういう形でそういうスノとかにお金が流れていくみたいな。
でもそれって誰も幸せにならない。
なんかさ、曲似てこないの?
え?間違いない。
みんなが聴いたことあるなみたいな子守歌みたいな。
子供の時に聴きながら育ったんだが人間作ってないとか。
それも長期的に見るとあるかもしれないし
短期的に言うとやっぱり今のLLMとか言語モデルとかスノとかもそうですけど
基本的には次に来る単語だったりとか次に来る音を予測するモデルになっているから
基本的には平均値を出すわけ。
だから学習データの中にあるパターンをちょっと変えて再生産するみたいなことだから
だから今流行っている曲とか今ある音楽のスタイルにどんどん
少なくともスノとかで生成する曲は寄っていくし
さらに今これから育っていく世代、うちの娘とか今ちょうど2歳ですけど
これからやっぱり世の中にどんどんAI生成の曲とかが増えていったら
まだ僕らは人間が作った曲を大量に聞いて育っているから
今のAI生成の音楽に対していろいろ思うところはあったりするけど
小さい時からAI生成の音に慣れ親しんで育った子は
その違いとかもしかしたら聞き取れないかもしれないし