徳井直生さんゲスト回の2回目では、AIとクリエイティブをテーマとした現在の活動へと繋がる、徳井さん自身のライフヒストリーを紐解きます。90年代から2020年代までの大きな時代のうねりも感じられるエピソードになりました。
【ゲストプロフィール】
Nao Tokui/徳井直生 @naotokui
「アートとテクノロジーを通じて人類の創造性を拡張する」をビジョンに掲げ、主にアートや音楽などのクリエイティブ領域においてAI利活用の可能性を広げる作品・ツールの制作や企業R&D案件を多数手掛ける。代表作品のAI DJ他これまでに発表した作品は国際的にも高く評価され、ニューヨークMoMAやロンドンのバービカン・センターなどで展示された。2021年1月、これまでの活動にもとづいて、AI技術と人間の関係性の未来像を提示した『創るためのAI - 機械と創造性のはてしない物語』を出版し2021年度大川出版賞を受賞。アーティスト/研究者/DJとして技術と創造性の交わる幅広い世界で活動を続ける。東京大学工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。
【今回の話題の関連リンク】
Qosmo
Neutone
ICC コレクション|《ガラパゴス》 [1997] カール・シムズ
https://www.ntticc.or.jp/ja/archive/works/galapagos/
ALIFE 2025, 6–10 Oct, Kyoto, Japan | Ciphers of Life
Max for Live
https://www.ableton.com/en/live/max-for-live/
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#concra でも感想お待ちしています!
【ConCra Information】
ConCra公式サイト
誰でも参加できる実験場 ConCra Collective(コンクラコレクティブ)
https://basic.motion-gallery.net/community/concra/
BGM: Cradasu | mesco.
https://youtu.be/OEbiFJKspjo?si=L0ADhS5pqqfntvyd
パーソナリティ:岩田篤 蔡海 福原志保
サマリー
このエピソードでは、徳井直生氏がAI技術やインターネットの初期の経験について語り、特にアイルトン・セナへの熱意がどのように彼の道を形作ったかを探ります。また、東京大学への進学とともに彼の興味がどのように変化していったかを振り返ります。音楽、アート、コンピュータサイエンスに対する情熱が語られ、特にDJ活動やメディアアートとの出会いが彼の人生に与えた影響について掘り下げられています。音速のセナや光速のインターネットといったテーマに加え、人工生命とその進化の仕組みについて興味深い議論が展開されます。特にA-Lifeやカール・シムスの作品が取り上げられ、進化を通じて生まれる新しい可能性について考察されます。今回のエピソードでは、アイルトン・セナのプロジェクトやAIに関する仕事の変遷、さらにコズモという会社の立ち上げについて語られます。徳井直生氏は音楽や広告、テクノロジーが交差する独自の視点を提供し、現在のAIの進展に至る道のりを詳しく述べています。音楽とプログラミングの交差点において、MAXやNateなどのソフトウェアがアートやインタラクティブなインスタレーションの創出にどう寄与しているかが語られ、特にコミュニティの力が新たな創作や技術の発展に寄与する様子が描かれています。