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  2. S5 ep8 タイムリミットが来る..
2025-07-15 53:47

S5 ep8 タイムリミットが来る前に、調べて、集めて、世に送り出す ゲスト:Japan Craft 21創設理事 バイメル・スティーブエン(後編)

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日本の伝統工芸に関わる人々が直面している問題を見つけ出し解決することによって、工芸を21世紀に再生することを目的に2018年に創設されたNPO法人 Japan Craft 21。その創設者であるバイメル・スティーブエンさん。

最終回は、Japan Craft 21の現在の活動と、今後の展望、そこにかけるバイメルさんの想いについて、より詳しく伺っていきます。

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⁠パーソナリティ:岩田篤 蔡海 福原志保

サマリー

このエピソードでは、バイメル・スティーブエン氏がJapan Craft 21の活動を紹介し、工芸の重要性とメディアでの普及方法について議論しています。また、若手職人の育成や工芸作品の情報発信の必要性にも触れています。ジャパンクラフト21の取り組みと伝統工芸の未来に焦点を当てています。バイメル・スティーブエン氏はコンテストの応募プロセスやその価値について語り、後継者不足や文化の再生の重要性を強調しています。日本の伝統工芸の現状とその持続可能性についても、研究と調査の重要性が語られています。彼は伝統工芸の分野における課題や解決策を共有し、未来に向けた取り組みの必要性を強調しています。エピソードでは、Japan Craft 21の活動や地域づくりにおける共同作業の重要性について語られ、地元コミュニティにおける支援や助け合いの価値にも触れられています。

Japan Craft 21の紹介
Cra出しRADIOは、様々な手法で、物を生まれ変わらせるコレクティブ、ConCRAのメンバーが、工芸を軸に、物と人との関係、物を作ることについて、皆さんと一緒に考えていく番組です。
ConCRAの四方です。
文美です。
岩田です。そして、今回もこの方、お呼びしております。
バイメルです。よろしくお願いします。
Cra出しRADIO、頑張っていかなきゃいけないわけですけど、まだまだがメディアではありますけど、
成長中です。
この番組に、そもそもバイメルさんをお呼びしたのは、いろいろ元々、つながりがあって、
あと、本編で言ってなかったけど、前回のエピソードで出てた、クラフトリーダーに、
Cra出しRADIO的に言うと、須藤さん。
2回出てます。
須藤さんも、JAPAN CRAFT 21のクラフトリーダーと選ばれているというような、元々のご縁があって、お話をお聞きしているわけですけど、
やっぱりこの番組も工芸とカルチャーと言いながら、元々工芸に携わっていたり、関心があったりする人、そうじゃない人、
いろんな人に聞いて、関心を持ってもらえたらなというところがあるわけですけど、
そういうメディアだからこそ、バイメルさんの活動を機会に、その活動をご存じなかった方に知ってもらいたいというのがあるわけですよね。
なので、バイメルさんから、今この番組を聞いている方にお伝えしたいことを、このタイミングでちゃんと聞いておきたいなというか、
いわゆる告知をしてもらった方がいいなということで、ちょっといろいろあると思います。
まず、一番気になっていることは、伝達というか宣伝というか、どういう風にメッセージを伝えることができるかということ。
若手職人の育成
例えば、我々は塾をやっているんですね。その塾の生徒さんたちは仕事をしている大工さん。
だから彼らのために、わざわざ日曜日だけにするんです。仕事をしている人のために。
最近の若い大工さんは、木組とか骨組とか土壁など、習っている人が少ないです。
ですから、我々の塾は無料で、そういうコースは1年半で行っているけれども、なかなかそういう人たちに連絡する方法はちょっとないです。
最近の若い人はそんなに新聞を読まないし、我々TikTokはそんなに得意ではないし。
TikTokでこの活動を伝えてもね。
やりようはあるかもしれないですけど、というところですね。今おっしゃっているのは新町屋塾の話ですよね。
ですから、新町屋塾だけではなく、我々のクラフトリーダーの中に継承スタッフを探している人がいるんですよ。
あと我々も、弟子プログラム、継承スタッフプログラムをやっているし、
しょっちゅう若い職人さんになりたい人を探しているんですけど、どうやって宣伝するのかとすごい困っていたから、
一応、毎月のメールで、継承スタッフ募集掲示板をメールで出しているんです。
ですから、それに仕事の内容、分野、写真があって、そして若い人にアピールするために全国的に送っているけれども、まだまだ規模が小さいので、
聞いている人の中に、もし、我々の掲示板のメールを受けて、周りの人にちょっと共有してくれればありがたいです。
そして、聞いている人の中に、自分も継承スタッフを探しているなら、無料でいつでも投稿できるんですか?
無料って嬉しいよね。だいたいバイト募集とか、お金払わないといけない、広告費とかですね。
実際、この番組を聞いている方に、工芸系の今、学校に通われている10代とか20代の方もいらっしゃいますし、自分で広報をやっている方もいらっしゃるはずですので、
そういう方に使ってもらうと、多分すごくそれぞれの希望にマッチングするんじゃないかなと。
これは、JapanCraft21のサイトから、インフォのメールで。
インフォは、japancraft21.comに問い合わせしてくれれば、ちょっと簡単です。
わかりました。それはまた、メールアドレスを概要欄に書いておくので、直接そこからメールでメールマガくださいと、多分連絡してもらえれば大丈夫ですね。
一言メールすればいいだけなので、メルマガ登録してくださいと、一言だけからメールじゃなくて。
あと、実際に仕事を募集している方でしたら、そのことでちょっと説明して載せてあげます。
さっきちょっと見させていただいたんですけど、メルマガ、すごい情報量いっぱいあった。
いろんなお知らせがあったから、自分がクラフトを目指してなくても、ちょっと興味あるだけで、読み物としても面白そうだなって思った。
なんかあれ思い出した。昔の雑誌の後ろの方にあるメンバー募集とか。
こういう人たちいるんだってことを知るってきっかけになって面白そうだから、私は募集してないけど登録する。
そうそう、やりたいと思った。
ですから、やっぱり工芸士の中で、すごい力、合わせたらすごい力あるんです。
工芸展覧会の重要性
ジャパンクラフト21で、小さな規模で、我々メンバー36人で、いろんな分野で活躍している人たちですけど、お互いにサポートするようになったら、すごいですよ。
横のつながりができれば。
分野関係なく。こういうことなかなか日本にないです。
それですよ問題は。そこなんですよ。
なんでよく考えたらなかったんだろうね。
なんとか協会とかいうのは、バーティカルな縦の関係はあるかもしれないけど、
縦社会すぎた。
そこの関係っていうのは、なかなか分野を超えてつながりましょうっていうのがね、なかなかね。
なんか保険自体も終わりましたっていうことも。
自分の場所の秘密を守らなきゃいけないとか。
なんか特に変な話も聞くんですけど、
四国で和紙作ってる知り合いがいるんですけど、
高知で作ってる友達がいるんですけど、
彼は和紙のある道具が必要だった。
ちょっと産地の名前は言わないけども、ある産地でそれ作ってるけども、あるんですけども、
彼は違う産地ですから譲ってくれないと。
お金払っていいと。
でもその県がお金出したから要所に出してはいけない。
意味わかるけども、やっぱりその時代も突破してほしいです。
今もうみんな軒並みで亡くなってるから、
最後のアスプリンぐらい渡したらどうですかと。
死ぬ前のアスプリンぐらい。
結構あるあるなのかなと思うんだけど、
国からサポートとか県からサポートしてもらってるから。
活動範囲を規定するみたいな。
研究とかもそういうのある。
研究これをしますって申請したこと以外は、
その県がもらったお金でやっちゃダメってあるじゃない。
それにやっぱり結局縛られちゃうと、
ちょっと変わったこととか、
面白そうだなと思ったことを試すっていうのが
ちょっと難しいよなっていう仕組み。
それだから仕組みのエラーだから、
それを見直そうよっていう人は、
外から言う人はいると思う。
中から難しい仕組みから。
もちろん何でもかんでも、
お金の使い道をオッケーにしちゃダメだから、
そういうのは分かるんだけど、
ちょっといろんなルールの見方があってもいいなとは確かに思います。
そしてJapanCraft21のウェブサイト、
JapanCraft21.comというので、
メニューの上の方に工芸展覧会ショップリストって赤字で
メニューであるんですが、
情報がすごいいっぱいあって、
今やってる展覧会のギャラリーの場所だったり、
例えば、
一方堂さんさっき名前が何回か出てきたけど、
銀座エリアになって分かれてるんだよね。
東京でも銀座だと。
今ちょうど5月31日から。
銀座日本橋とか渋谷とか。
29日までやってると。
今ちょうど、
終わっちゃったけど、
ここ5月6月の展覧会の情報が載ってて、
明日7月ののせるのを準備して。
今日の週末が6月末。
現代美術だと、
今やってる展覧会とかのウェブサイトがあるけど、
工芸でまとまってるのってあんまり
実はないなと思って。
こういう情報を細かく出そうっていうのは、
どういった思いが?
あれですね、
今、
四方さんが言ったように、
現代美術のいっぱいあるんです。
ただ、
工芸とかマスター工芸、
アーティスト工芸、
なかなかまとめた情報はないです。
そして、
まったく自分の考え方ですけど、
どこの国に行っても、
美術大学あるでしょ。
どこも南米のエクウェドルとか、
ヴォリビアとか、
アフリカの、
どこに行っても、
人がアブレ勉強したり、
ナチョコ勉強したり、
してるんですけども、
昨日持つ、
昨日持つヨーロビーの国は、
日本が一番でしょ。
工芸品は。
日本人の一番強い点、
どこの国に行っても、
ちょくちょくあるけど、
日本みたいにないですよ。
だから、日本の一番強い点は、
あるのに、
どうしてみんな、
現代アートのことばかり見てる。
現代アート、私も好きですけども、
どうして工芸の方を無視して、
現代アートばかり宣伝してるのか。
だから、あれ一つ。
もう一つは、
毎年、
4千万人ぐらい外国人が
日本に来てるのに、
どこで見ることができるかと、
分かってない。
だから、
どこで見ることができるかと、
分かってない。
一つの理由ですけども、
毎年、伝統工芸展が、
高島屋にありますね。
京都の高島屋。
東京の三越とか。
毎年行ってるんです。
毎年、
その会場に行けば、
西洋の、
西洋の顔してる人は、
私しかいない。
想像をつくっちゃつくという。
あんなにたくさんの、
立派な工芸品を作ってるのに、
外国人一人もいないです。
英語の案内出してなさそう。
そうだね。
そもそも英語案内してないんだね。
知りようがない。
その時、例えば、
京都の高島屋に、
市場通りに、
外国人ワンサカワンサカ、
歩いたりして、
上にみんな安い、
いろんなお土産の店に行ったり、
一番優れてるものの、
展示会が、
上にあるっていうのは、
誰も知らない。
すごいおかしい。
だからその展示会の、
オフィスを作り始めた。
この、
日本語でもあるし、
英語でも、
情報がどっちも載ってるから、
日本人にももちろん使えるけど、
日本に来るって、
私結構ね、連絡来るの。
市長さんめっちゃ使いそうですね。
しょっちゅう、しょっちゅう、
日本に来るんだけど、
なんか面白いの、
何かあるって。
結構ね、いちいち、
自分が作るの大変なんだよね。
これビッと終わるからさ。
リンコンくればいいね。
今後そうします。
これすごいいいなと思ったのが、
今やってるギャラリーの情報だけじゃなくて、
ショップとか、
これもね、どこが面白い、
素敵な工芸品が、
手に取れたり、
買えるかっていうのも、
全部地域で売って、
東京と京都で、
選抜されて書いてあるからね。
これはね、
すごい楽しい。
見てて、リスト。
かなりの数あるんで、
これ全部旅行中に、
1回で回るの無理だと思うけど。
でも4000万人の
インバウンドの方が、
1%でもこれ見てきたら、
もうどえらい人数ですからね。
アプリ作ったら
いいんじゃない?
無料の
ダメージ。
いいと思います。
これでアプリで、
地図があってさ、
そうすると、
このお店行った後に、
この順番で見て、
回れるなっていうのが、
海外の人もいきなり、
ジャパンクラフト21の紹介
駅名言われても、
頭にあそこねって分からないからさ、
クラウスターとか言っても、
え?どこ?ってなるじゃん。
そういう地図と、
この情報が、
一番理想ですね。
更新が簡単にしやすくできるので、
このリストをパってあげれば、
もうアップデートするようになる。
ということで、これ聞いている方で、
ソフトウェアエンジニアの人がいたら、
ちょっとお力を
お借りできないでしょうか。
結構みんな、
善意でボランティアで運営されている、
ジャパンクラフト21の
スタッフさんですけど。
ただ今、
言われていることは、
あれがあれば、ますます使えるし。
そんな我こそはの人もね、
コンタクトを取っていただいたら。
もったいないでしょ。
コンテストの応募プロセス
めちゃめちゃもったいないですね。
ここに載っているのを、
ほとんど私、
知らないのがいっぱいある。
東京でもね。
だって六本木とか、
そんな工芸扱っている店が、
結構あるんだなっていうのが。
ギラギラしたイメージしかない。
意外。
ちなみに、
今回が最終エピソードになるので、
今後の話とかも、
聞いていきたいなというところはあるんですけど、
バイメルさんはどんな風に構想されているか、
あるいは、
どんな風になって、
行ったらいいなと思われているかっていうのを、
聞いていきたいなと思うんですけど、
ちなみに、
コンテストは、
毎年、
スケジュール的には、
何月に、
スケジュールは、
応募の時間は、
5月の、
だいたい5日から、
6月の5日まで。
2ヶ月。
そして、
だいたい、
それは、
7月の終わり頃に、
一応、
セミファイナリストを発表する。
それから、
第二審査になる。
そしてまた、
もっと深く、
申請してもらう。
それから、
ファイナリストが選ばれます。
そこから、
ファイナリストは、
秋に、
Zoomで、
我々の審査員にインタビューされて、
それから、
12月の中頃、
発表する。
これから、
これを聞いていただいている方には、
今年の年末にかけて、
12月頃には、
今度の、
募集が。
今度の募集は、
来年の、
来年の5月。
今度のファイナリストが、
12月頃に発表される。
ただ、
我々、
今やっていることを、
ちょっとだけ、
見ていただけば、
参考になります。
来年のために、
どういう人が、
どうして、
今までの人が、
選ばれたか、
うちのホームページにも、
今までのクラフトリーダーの、
ことは書いてあるし、
作品も、
見せてあるし、
どうして買ったか、
参考になる。
本当に、
すっごくもったいないです。
500万円くらい、
一等賞で、
あと、
ファイナリストでも、
いろんなベネフィットもらえるから、
いつも、
30〜40日間、
応募していないです。
勝つ可能性も、
すごいある。
あと、
応募するのは、2000円だけです。
2000円で、
応募で、
申請できるし、
だから、
こんなチャンスあるのに、
やっぱり、
まだまだ、
知られていない人が多いです。
知らないっていうのもあるし、
応募という作業に、
ちょっと苦手な人も、
いるかもしれないね。
ですから、苦手な人のために、
一回の、
オンラインで、
説明会もあるし、書き方。
そして、
締め切りより、
一週間前まで、
出していただけば、
アドバイスあげます。
ちょっと情報足りないよ、とか。
そうそう、これちょっと弱いとか、
ちょっと意味分からないとか。
そうすると、
誰にも、
欲しい人に、
サービスしてくれる。
フェアですね。
それ、すごい手厚い。
あと、
最後に、
ファイナリストになって、
一応、
インタビューするんですね、
審査員。
インタビューする前に、
15分くらい、
自分のプレゼンテーションしなきゃいけないから。
でも、やっぱり、
一応、一人ずつ、
リハーサルしてる。
一応、
彼らが、
プレゼンテーションしてもらって、
それに対して、いろんなアドバイスしたり、
してるので、
だから、できるだけ、みんな、
みんな、勝ってほしい、
という気持ちで。
正直、それを知らなくて、
第2回目の時に、
クラフトソンで一緒になった吉見で、
須藤さんの応募、
一緒に手伝ってた覚えがあって、
それを知ってたら、
ちょっと、
一人でもできたかもしれない。
一人でも、
その時のタイミングがあるからね。
自分がやってることを、
やっぱり、
難しいじゃん。
どう伝えたらいいのかとか、
どこがユニークネスなのかとか、
客観的に見ること、
すごい難しいから、
だって、
自分のことを知らない人に、
自分のやってることを伝えるのに、
どこまで伝わってるかっていうのって、
なかなか聞く機会ないじゃん。
だから、できるだけ
サポートします。
一番問題は、
お腹。
どこの工芸の分野にも、
課題あるでしょ。
問題いっぱいあるでしょ。
だから、そればっかり喋る人は、
この世界で、
こうなってるから、こういう問題があって、
もう全部わかってるから、
そこまで何も言わなくてもいい。
自分のことを発揮しなさい。
説明しなさい。
だけでいいです。
やりたいことを説明してください。
15分しかないからね。
結局ね。
応募要項とかにも、
口すっぱく書いてあるから、
一般的なところはわかってます。
自分のやっている取り組みを、
構想を純正に。
具体的にやっていること、
考えていることと、
大事だと思っていることを、
言って。
ですから、
あることです。
間違いというのは、
優れている、
すでに、
かなり、
名前がある人じゃないとダメだ、
と思っている人がいるんですけど、
そんなことはないです。
若手の方でも全然。
そうですよ。
去年の一人の買った人は、
新潟の山で、
シナフ、
シナノフを、
シナノキから、
皮を取って、
糸にして、
全部プロセスして、
折って、
6千年前からやっている、
技法ですけれども、
その人も買ったんですよ。
花さんみたいな感じだね。
何とか紡ぎとかね、
全国にいろいろあるかの、
レアなケースの人だったんですけど。
それも、
初めてばっかりだけれども、
募集したってことですか?
その人は、
何年前からやっているけれども、
経験あるけれども、
あんまり、
シナフっていうことは、
あまり知られていないから、
そんなに、
大きな規模でやっていないから、
可能性がないと、
思われる可能性あるけど、
逆にそういう人は、
優れていることをやっているんだったら、
その規模は関係なく。
その方も確か、
その土地で育ったというよりは、
外から来られて、
何年かそれを見て、
これはヤバいと思って、
別のことを考えて応募されたような経緯で来た。
そうですね。
10人ぐらいの、
78時代の人しかやっていなかったけれども、
その人が40歳ぐらいで、
そこに帰って、
弟子になって、
今、彼女も弟子ができた。
若い2人が、
何にもない、
山の中の、
40人しか住んでいない、
村です。
で、いきなり、
レセプションの国際会館という、
六本木の、
ちょっとギラギラしたところに来て、
結構ね、
あれがね、一大イベントですけどね。
だからすごいしね。
もしも賞を取れなかったとしても、
自分の、
あなたのこういうところは、
自分では、
そんなに大したことないと、
思っているかもしれないけど、
もう世界的、人類的に見たら、
すごく尊い、大事なことをやっているんだよって、
言われるだけでさ、
十分だから、
賞を取れなくてもいいから、
まず応募しろという。
そのやり取りが貴重だと思う。
あとですね、やっぱり、
自分の分野を、
21世紀のために、
再生するためのプロジェクト、
のコンテストで、
それだけ考える、
そのビジョンを、
自分のモヤモヤのビジョンを、
はっきりするのは、
一つの内側のプロセスでしょ。
だから、
21世紀にして、
そのプロジェクトについて描いて、
応募することだけでも、
やっぱり、
人間はもうそこに進歩すると思う。
伝統工芸の未来への危機感
だから、
21世紀ってついていたのか。
ジャパンクラフトだけでして、
なんで21世紀ってついているかというと、
その1世紀。
視野角のレンジですよね。
なるほどね。
今年のレセプションで、
バイメルさんの基調講演で、
あと3年ということを、
すごく強調されていました。
あれは、
それぐらい、
なんていうんですかね、
期限を設定しないと、
本当にヤバいって思いからなんですが、
ちょっとその3年という意味合いを、
ちょっと聞ければと思いました。
一応ですね、
1979年には、
伝統工芸の、
マスター工芸師、
アーツの作家さんと、
アーティストを含めて、
30万人ぐらい行ったんです。
日本に。
30万人全国的に。
そして、
今は、
それは何十年前だったけど、
今、1900、
違う、2025年、
今5万人。
30万人から5万人。
5万人も悪くはないけど、
ただ、
その5万人の中の、
たぶん半分以上は、
私の年です。
70代。
だから、
あと何年ぐらい仕事するか、
3年ぐらいかな、2,3年ぐらいかな。
あと3年したら、
2万人しか残れないぐらい。
というのは、
1979年から、
28年までの、
92%ぐらい減っちゃった。
なくなった。
だからそれも、
すごいですね。
怖いです。
あと、
さっき言ったけども、
政府によって、
伝統工芸の分野は、
243の分野あるんですけども、
我々の研究によって、
1954分野を見つけました。
北海道から沖縄まで。
ただその、
伝統工芸の危機
多くの分野は、
おじいさん、おばあさんしかやってないのが、
多いです。
あと3年したら、
1954分野が、
沖縄に
倒れて、
消えてしまうじゃないですか。
あとやっぱり、
サポートの分野、
道具作ったり、
素材を用意したり、
してる人も
なくなってるし、
だからあと3年ぐらいは、
3年うまくできなければ、
あと3年もほとんど、
少ししか残ってない。
だから、
いつまでも、
こういうチャンスあるというわけじゃない。
今は今じゃないとダメです。
逆に言えば、
もう3年ありますよと。
3年にはすごいことができるから、
3年間を、
うまく使いましょう。
そうだね。
水がどのくらいのこっぷに残ってるか、
っていう考えで。
半分入ってるよと。
半分しかないじゃないか。
半分入ってるよと。
どちらにしても、
ラストチャンスでは。
でもラストチャンスです。
限界省略の話聞いてるみたいだったな。
リサーチとその重要性
もうね、
世帯の終わりみたいだね。
ちなみに、
政府の統計でも、
補足できていない、
1900ナウという、
工芸の、
分野の数っていうのは、
全国各地を実際に、
巡ってリサーチして、
っていう感じなのか。
一応、
できるだけリサーチしたけども、
県村庁で、
コンタクトしたり、
残ってる工芸の、
それ聞いて、
1954分野ともの、
英語の説明、
日本語の説明、
写真と地図、
どこで作ってるかという地図を作って、
多分来月くらい、
オンラインに。
すげえ。
それはすごいですね。
ただ、3年前に、
リストもなかったんです。
伝統工芸の243つかなかったんです。
岩手県のリサーチ。
3年間でその数のリサーチって、
なかなかね、しかも、
組織的にやってるわけだからね。
多分もっとあると思いますよ。
だから、
それを、ただ、
何を作ってるか、
まず、それを知らないとだめですけども、
何人がやってるか、
あと、
若い人がやってるか、
売上は、
ステイナビリティもあるのか、
そういうことを
何も知らないでしょ。
京都の、
京都西人のことも、
かなり調べたけど、
今でも、あまり自信がない。
もうすごい複雑です。
ですから、
今の、
もっと深い研究が
始まってるんです。
複雑な
ところって、
例えば、西人の
ネットワークを
理解するのは、
やっぱり、
例えば、
1990年に、
1200
県の
折屋さんがあったんです。
今、100しかないと
発表しているのが
今あるんですけど、
ただ、
だから、
発表しているのは100県あるけど、
でも実際に
50しか実際に
動いてないです。
ヤフオクだけ残していない。
だから、
それをやっぱり、
よほど調べないと。
名前まだあるし、
事務所まだあるけれども、
何も覚えてない。
違う企業やってる。
不動産とか何か。
絵を貸したり、
いろんなことやってるかもしれませんけども、
それは、
自分たち歩いて、
尋ねて調べないと分かんないし、
教えてくれない。
教えてくれないところもあるし、
実体がつかめないところもある。
やっぱり、秘密的な情報もあるんでしょうね。
あまりパブリックなものもない。
だから、
そういうことは今から
チャレンジするんですけども。
でも、それでも
未来への具体策
分かんないってまんまに
気づいたら、
10件しかないですよ、
ってなるもんね。
そうですね。
それでもみんな
100はあると思ってるかもしれない。
ですから、そういう
1954分野は、
はっきり発表できれば、
そして、
どれが一番困っているかっていうことが
分かれば、
何か助けようと思ったら、すぐそれ見て、
あ、私はその分野は関係あるから、
それなんかできると。
いうことはできるでしょう。
今、何も分かってない。
例えば、
刺繍の針、
刺繍の針も、
手作りの針は、
世界の一番素晴らしい
刺繍のための針は、
日本で作っている。
今、
70代のおばあちゃんしか、
作っていない。
一人。
終わり?
どうすればいいんだ?
終わっちゃうじゃん。
あと10年ない?
ただ、そういうことを
この間何か
発表したことで、
誰か
福岡から
助けあげたいという声が出た。
どうなったかは
分からないけれども、
まず発表しました。
具体的な、
何だろう、
かしかししないといけないんだよね。
具体的にね。
ちょうど、
前の
万博の
工芸の話を
番組でしてて、
京都の伝統産業の
品目が
確か指定されているのが
50いくつ?
70くらいですかね。
それでも僕、
他の自治体よりは
多いなと思ってたんですよ。
だけど今の
バイメルさんたちの
千何百というリストアップを見て、
ちょっと今度ぎも抜かれてます。
そうか。
それは知るところから始めないといけないですね。
はい。
私たちも、
庭のツアーみたいに
知らないから
問題意識がなかったけど、
現状がどういうことか
っていうのを
まず知るっていうことだよね。
具体的に自分が
どんなアクションが取れるかっていうのは
分かんないけど、
知る。
それを周りに伝えていく
ってことでも
分かると思う。
だから
弟子を探したり、
弟子の
継承の仕事を
探したり、
塾の生徒を
探したり、
そういうこと、
情報は
すごく不足です。
全国的に。
だから、
全ての問題を
問題を見つけて、
戦略を考えて
行動する。だから、
我々はやる感じです。
これは社会学的な
考え
なんじゃないかと思った。
グーッと巻き戻って。
バックグラウンドが社会学の。
社会学ってそういうものの
システムというか、
社会っていう仕組みが
どういう
機能してきたか
どうやって機能するか
っていうことは、
現状を観察し、
問題を洗い出し、
具体的な問題を
解決する方法をいくつか
足して、
アタックして潰していく。
新町野塾の
僕の活動というか、
その
すごいポイントだなって
勝手に思ったのが、
もちろん無料で塾を
やるっていうことは、
そのための運営資金とかが
調達は必要なんですけど、
それはお金とリソースの
支援
なんですけど、それと同時に
その技術で
新築で町野が
建てられるための
法律についても、
行政と
掛け合ったりする部分がありますよね。
それが、むしろ
僕は社会学っぽいと思いましたね。
それはもう、
うちのパートナーも
ギオン・ナイト・コモテンが
すごい頑張ってたんですよ。
京都市、
毎週毎週行って
交渉したり、
6年間かかったけど、その条例を
全部書いてもらって、
6年前に町は建てられなかった。
残すものとしか
認識してなかった、町野って。
新築で町野を建てる
というイメージを持っている人
いるのかな?
だから、それも問題です。
誰でも
京都で町野を建てられないと
すごい強い
意識が持っている。
でも、もうできるよということが
今言っておかないといけない。
だから、今日も
お願いしました。
それが非常に重要な話です。
だから、今建っている町野を
直すというのも
もちろん選択肢で
まだもちろんあるが、
それより新しく建てた方が
実は値段的にも
コストも
下がる部分も
あるんですよね。
誰でも
作ることができないです。
やっぱり技法は
非常に限られている人
でしか
作れないけども
非常に
大変なことで
直すのは
ほとんどどこの工程でも
できるんです。
構造的なものを
直すというのは
やっぱり
木組み、あと
木組みが直せるのは
すごい技術が
かかるんですよ。
土壁の中に入っている
ああいう竹の
そういう
骨を
合わすことも
ほとんどの
町や
リフォームしている町や
ちょっとこうなっている
やっぱり
真っ直ぐするのは
すごい
お金かかるイメージしかない。
傾いているのも
受け入れるイメージで
我々一般人はいますよ。
もはや傾いているのがいいんだって
聞かせるしかない。
だからやっぱり
新しく作ったら
ちゃんとした真っ直ぐの
最初から
自分の土台を作るでしょ。
自分の家を買って
これから
自分の世代とか
次の世代にも
何十年って残るもんね。
やっぱり
200年くらいは
いつも
メンテナンスしていけば
200、300年くらい大丈夫です。
今の普通の家の
建て方って建てたら
30年
アウスメーカーの寿命が
売れないもんね。
建てるしかないからね。
そうですね。
今までのチョイスはなかったです。
建て売りしか
その中の
工場で作った
建材が。
あるしかなかったです。
でも今は本物の家を
建てることができる。
町や。
だからもう一個重要なポイントが
確かあって
建てたい人が
家族いてやると
さらにちょっと
上がる。
一箇所で
もし一軒だけ建つのは
もちろん
ある程度はお金かかるけど
例えば
5軒を
同時に作ると
だいたい2、30%ぐらい安くなる。
これはネットの
力を使ったらいいんじゃないかな。
よく最近
マッサージとか
中国とかでよくある
サービスなんだけど
みんなで買うの
一緒にクーポンを。
使うのは別に
同時じゃなくていいんだけど
期間だけ使える
この期間からこの期間まで
クーポンを扱えてみんなで買う。
クーポンを5人とかで
買うと何パーセントオフ
っていう。結局
別にその人たち知らなくても
クーポンを買って期間決まってるから
地域づくりの共同作業
お店は
ちゃんとお金が入るじゃん。
その時の期間って
決めてれば使ってもらう。
私たちも
気軽。
その期間だけ
期間で申し込みすれば
建てる。
申し込みしようっていう。
仕組み作れそうだよね。
ドミニアムじゃないけど共有する。
あとは何だろう
最近よくやってる
ネットでの
みんなで幕開け
とかさ
レディフォーとか
クラウドファンディング
も似たような仕組みだと思う。
ですから
待ちが欲しい人を
集めればずっと場所を決めて
そして
一度に
例えば駐車場とか買って
駐車場に
5軒でも10軒でも建てられる
とこあるから
あれと似てる
マンションを
コーポレート
なんだっけ
コーポラティブハウス
近い
長屋的な
長屋にできるから
壁を共同にできるから安くなるみたいな
経済的な部分が起きる
やっぱり街や
長屋と
やっぱり一つずつ
ちゃんと
大黒柱とか
全部ついてるから
一つずつすごい
強くて
風によって
強くて
長屋で作ると全然変わるじゃないですか
よくは言えないけど
多分きっと
郵送とか
運んだりするのが
同じエリアにあるから
リミットがあるみたいな
あとちょっと表面も
ちょっと構成を出すための
ちょっとだけ変えれば
面白いでしょ
だからやっぱり
土台作るのは
一緒に作れる
そして
一番骨組みを作るのは
全部
ここまでちょっと切って
あそこで組み合わせることができる
だからやっぱり
自分のスタッフは行ったり来たり
行ったり来たりするよりも
みんな一箇所で仕事する
作業効率
効率
ちょっと
それやりたいな
やりたいな
まず土地だよね
ですから
我々の
ギオンナイトコンテンは
その骨組み
木組みの専門にして
そして例えば
床入れたり壁入れたり
そんな木組みが
必要ない仕事は
他のコンテンもできる
だから骨組みの
一応難しいことだけにしても
だいぶ
すごいスピードができる
マジで興味あった
なんか普通に今
もうなんか
ラジオの収録じゃない
気分になってきた
共同
その話聞いては思ってきたのは
継ぐ人がいないから
ダメなんだよ
っていうのは事実そうだけど
工夫の仕方って
あるよねっていう話だと
全部問題を
自分だけで
持って抱えなくて
いいんだよっていう
日本人苦手じゃん
助けてっていう
でもなんか昔の
町屋の世界の中で
みんなすごい手伝いあったり
サポートし合って
そういうコミュニティも
とても強かったでしょ
ですからそれまた
町屋をちゃんと建てば
システム最初からあれば
みんな
そういうこともできる
子育て助けてほしかったから
家を買うっていうことの
概念が
戦後のどっかのタイミングで
個人でローン組んで
マイホームを建てるんだっていう
ハウスメーカーに頼んでっていう
のが固定化されちゃってるところは
今のあれだと
ただ建てるというよりは町づくりとか
そういうのに近い発想
子育てのことまで
できるかどうか分からないけど
うちの近所も
いろんな郷土で
いろんなことやったりして
ゴミ集めとか
あと何か
あったらみんな見てるでしょ
何か変な人来たら
みんな見てるから
人安心でしょ
その雰囲気が
また町屋タウンを作れば
友達がいらっしゃる
町屋セコムって言ってたじゃん
誰かが見てる
長期間
いないなって
気づくから
その時に変な人がごちょごちょやってたら
何ですかって声かけたりするから
町屋セコムって思ってた
東京にいる時
そんなこと考えませんか
マンション住んでての
斜め上の人がどんな人かって
知らないもんな
挨拶自体はちょっと
嫌う性格かもしれないからね
東京も
そういうライフスタイルも
いいとか悪いとか
ただやっぱり寂しいなと
思ったりするね
年取っていくとだんだん
見えてくるけど
体力が自分がなくなってくると
自分の家の周り
をどう豊かに
過ごしやすくするか
お出かけしたとしても
車乗って
遠出とか難しくなった時に
自分の見える
半径
お散歩してても
声かけ合ったり
人の家の庭の
花を楽しんだりとか
我々は実は
家を建てることは
ほとんど出来上がったけど
二軒目が建て始めてる
二条駅の
ちょっと北の方に
丸田町と二条の間に
100年前の家を
持ってる
凄い
材木屋さんが
建てた
大正時代に建てた
凄い立派な家
毎月ツアーやったりして
100年前の
作りとか
新しい町の現場に
連れてきて
毎月やってる
それはどこで
応募出来るんですか?
インフォアットジャパン
まずはメールマガに
登録
倉田氏ラジオ聞いてる人は
一人残らず登録する
概要欄に
リンク貼っといて
ピンってメール送れるように
しときましょう
今日の
三つのエピソードで
ピンときた方は
概要欄の
インフォアット
ジャパンクラフト21.comに
連絡してください
といったところで
良いお時間になってまいりましたので
長時間
お時間頂いて
ありがとうございました
見乗りが多い部分も
ありつつ
課題意識みたいなのが
過去と未来の周知
めちゃめちゃアップデートして
目がバーって開かされた
お話できて良かったですけど
僕らも全然
知らないなと思ったし
僕らも全然知らないなと思ったし
知るっていうことが
まず一歩目として
すごい大事だなっていう
回であることを思うと
倉田氏ラジオを
もっと聴いてもらえればな
というのはますます
思うところなので
今聴いてる方は
お友達や
ご家族や
仕事仲間や
何か工芸に
関心がありそうだなっていう人に
番組の聴取促進
この番組のことも
ジャパンクラフト21のことも
伝えて頂きたいな
と思います
フォロー頂くときも
番組は毎週
これからも続けていきますので
手続き
お引き伸ばしなく
我々と
それこそ絡むには
ハッシュタグ
CONCRA
フォームにも
書いて頂きたいんですけど
とりあえずまずは
今日皆さんこの番組聴き終わった
瞬間に
ジャパンクラフト21
.comに
メルマガ登録して下さい
じゃあ
今後も色々
お話お聞きしたいなというのも
我々も思ってますし
とりあえず街や見学させて頂きたいと思います
ありがとうございます
ぜひぜひ
引き続きよろしくお願いします
ありがとうございました
53:47

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