1. 田中健士郎の働き方ラジオ
  2. #164 自己表現とクリエイター..
2024-08-25 57:32

#164 自己表現とクリエイター(プロジェクションマッピング協会 代表石多未知行さんゲスト回)

  • ​ミチさんとの出会い
  • 逗子のイベントNight Wave
  • わかりやすさを追求するクリエイティブから個性を活かすクリエイティブへ
  • 1minute Projection Mapping Competition
  • クリエイターファーストの国際コンペ
  • 映像クリエイターの登竜門
  • 自己表現によって社会との向き合い方に誇りが持てるかどうかが大事
  • 子育てへの向き合い方
  • 海外ビジネスへの視点

サマリー

プロジェクションマッピング協会の石多未知行さんをゲストに迎え、自己表現やクリエイティブな働き方について語ります。彼の体験や活動を通じて、アートと働き方の関係や、個性的な表現の重要性を考察します。このエピソードでは、石多未知行さんがクリエイターの自己表現と技術の進化について言及します。特に、クリエイターが持つ多様なスキルや、日本のクリエイティブ文化の違い、国際大会の重要性についても触れられます。石多さんがゲストとして登場し、クリエイターの表現の重要性や国際大会の意義、自己表現の役割について話します。また、日本のクリエイティブ市場の可能性やグローバルな視点の必要性についても語られています。このエピソードでは、自己表現やコミュニケーションの重要性、特に国際的な文脈での価値観の違いについて掘り下げます。石多さんとの対話を通じて、アート、プロジェクションマッピング、そして会話の力がどのように人々の理解を深めるかについて考察されます。自己表現の重要性とクリエイターとしての成長について語られ、対話を通じて新たな発見が強調されます。石多さんの参加により、国際的なクリエイターとの交流の機会についても触れられています。

自己表現の重要性
働き方ラジオ始まります。株式会社セッション・クルー代表 働き方エヴァンジェリストの田中健士郎です。
このラジオは、誰もが自己表現をするように情熱を持って働く、 そんな世界を目指す仲間づくりをしていくポッドキャット番組になります。
皆さん、自己表現していますか?
はい、ということで今日はですね、ゲストとして 一般財団法人プロジェクションマッピング協会
カラーズクリエーション株式会社代表の石多未知行さんにお越しいただきました。
普段いつもみつさんと呼ばせていただいておりますが、 今日もみつさんでいきたいと思います。よろしくお願いします。
はい、ということで。
ついに。
はい、ついにお呼びできましたという感じなんですけど、 まず皆さんお気づきでしょうか。
今日はですね、外からリアル収録をしているんですけども、 ちょっと初めての体験でですね、
ちょっともしかしたらBGMや、場合によっては波の音が聞こえるかもしれないんですけども、
ここですね、寿司海岸の海の家ですね。
ハッピーゴーラッキーという、僕らがよく行きつけの地元でよく偶然会うのも含めてよく会う海の家で、
今日はちょっとモーニングを食べながら収録をするということをしております。
はい、いいですね。いい雰囲気でいい風。
いい風ですね。もう真夏の8月の中旬ど真ん中みたいな感じなんですけれども、
やっぱり朝、海、涼しいですね。日陰だと。
潮風が気持ちいい。ローカル対談だったね、今日は。
そう、今日は、やっぱ働き方ラジオって割とオンラインでやることが多いんですけども、
今日は完全にオフライン収録という感じで、周りの音も入りながら収録していきたいなという風に思っております。
クリエイティブな働き方
はい。
みつさんとは、そんな感じでですね、僕が住んでいる寿司の地元のお友達みたいな感じで、今はあるんですけども、
もともと出会いは、たぶん10年前ぐらい。
そうですね。
そうですね。
僕は寿司でメディアートフェスティバルをやっていたときに、けんしろくんに参加してもらって、そっからですよね。
そうですね。まさに今、このラジオでも自己表現、自己表現言ってますけれども、
実は10年前ぐらいから、働き方のヒントはアートにあるって自分の中で仮説を持って、いろんな人に相談をしに行ってたら、
僕が一番最初のキャリアって理工っていう大手の製造業の会社なんですけど、そこでいろいろ人をつないでいただいたときに出会った方が、
もともと寿司に住まれた方で、みつさんとメディアーツっていうアートフェスティバルの企画というか、裏側もいろいろ一緒にされてる方で、
その方経由でみつさんをつないでいただいて、そのときはまだ僕、寿司に住んでなかったんですけど。
住んでなかったね。なんか送り込まれた感じだった。
そうですね、その理工の先輩というか、大先輩なんですけど、相当送り込まれて、
なんかみちくんっていうのがいるから、行ってきたら、寿司面白いよきっとって言われて、
で、2年ぐらいです。最初のイベントをお手伝いして、
多分2014年だと思う。
2014年か。それこそ小学校のグラウンドで、大きなプロジェクションマッピングの国際コンペやったりとか、
小学校とか周りのコミュニティスペースにいろんなアートの展示、
特にメディアアートって言われると、デジタルも組み合わせたようなアート体験ができるみたいなところの展示をするところの裏側のスタッフみたいなのを、
数日間。
準備も入れると、
多分結構やったんですよ。
数ヶ月しないね。
なんか結構夜中まで。
そうですね。
なんか、
ブラック企業じゃないけど。
今日帰れませんみたいな、
あったような記憶が。
朝まで会議してたりとかもあったから。
そうそうそう。
なんか結構、
すごい楽しくて、
で、
なんか、
その先輩に、
もう済んじゃえば?みたいなこと言われるときに、
やはりかもって思っちゃって。
気づいたら済んでたもんね。
そうですね。
でもやっぱ済みますみたいな感じで、
途中から済みながら関わるっていう、
なんで僕は今、
カレコレ図書館に移住して、
もう10年なんですけど、
僕の移住するきっかけとなったのは、
まさにみつさんが主催されてた、
メディアーツっていうアートイベントだし、
そこで出会って、
あとはですね、
街中で会うっていう。
本当に小さい町だしね。
小さい町なので。
いろんな人と会える。
はい。
なんかいろんなところで会って、
みつさんのお子さんもまだ2、3歳ぐらいだった子が、
当時は2、3歳ぐらいかな。
3歳ぐらいですね。
今もう中学2年生。
いや、ほんとに。
ほんとに大きくなって、
もう立派な優秀な子になってて、
気づけばうちの子が生まれ、
そうだね。
いろいろ遊んでもらったりとか、
ほんといろんな思い出があるんですけど。
すっかり図書に馴染んで。
そうですね。
図書だから移住者も多いんでしょうね、実際。
長く住んでる人はもちろんいるけど、
僕も含めて、
外から入ってくる人は非常に多い町。
コロナ禍のときにもね、
どんどん住む人が増えてったけど、
東京からもほど近くて、
自然があって、
アートとコミュニティ
このローカルな雰囲気の中だけど、
そこそこセンスのいい人がたくさんいる。
そうですね。
確かに。
そこも移住する中で、
カルチャーがあるというか、
ただ便利だから来るっていうか、
むしろちょっと不便ですよね。
ショッピングモールとかないし、
チェーン店もそんなに多くあるわけじゃないし、
便利かというと便利じゃないんですけど、
この空気感とか文化が好きで、
みたいな感じの方が多くて、
割と僕は気が合うというか、
話が合う方が多いなっていうのは、
移住したときにもすごい思ったことですね。
それは思います。
僕もなんか、
僕はそれこそ18年目ぐらいになってるんですけど、
長い。
気づけばすごい人が近くにいるなとか、
もちろん芸能人みたいな人もいるし、
経営者とか、
それこそベンチャー経営の人も多い。
あとは僕の周りはクリエイターが多いんで、
ミュージシャンだったり写真家だったり、
建築家だったりとか、
結構そういう尖ったことやってる人が周りに多かったり、
この海の絵をやってる人も友達だし。
めちゃくちゃいいんですよね。
このハッピーゴーラッキー、
もし図書館に夏に来ることがあれば、
ぜひここに行ってほしい。
立ち寄りください。
勝手に宣伝してますけど。
本当にゴールデンウィークの海岸映画祭っていう映画祭があって、
秋には音楽祭もあるし、
結構イベントも多いですよね。
そうですね。
僕もイベントに関わって、
あとこの海岸でナイトウェーブっていう、
夜光らせるイベントをやったりもするし。
夜中に非常に広い範囲で、
波しぶきが青く光って、
非常に幻想的な夜の海イベント。
夜って基本、海って誰も人が来ないというか、
寄りつかれ、ちょっと怖い感じの場所なんですけども、
ナイトウェーブによって、
ちょっと出店も出たりとか、
ちょっとお祭りみたいな雰囲気が。
夜の海岸に何万人も、
花火大会以外でこんな人が集まるってなかなかない。
確かにいいですよね。
夏じゃないです。
ちょっと秋ぐらいですよね。
やっぱりなんか、
換算機に新しい観光資源を作りたいな、
地元で作れないかなっていうので、
開発を始めたのがナイトウェーブ。
ナイトウェーブ。
これもすごく、
海の波のある街ならではの、
新しい観光資源の。
よかったら見てほしいですね。
ナイトウェーブ、気になる方は、
みつさんプロデュースでやってるので、
ぜひ来ていただければと思います。
はい、ということで、
今日はですね、
みつさんの、
本当に、
僕、みつさんと会うときは、
なんていうんですかね、
家族ぐるみで。
そうだね、確かに。
普通に子どもたちも遊んでもらって、
みたいな感じなので、
意外とその本業で、
具体的にどういうことやってんのとかって。
フェイスブックとか見てるんですけども、
今日初めての方も多いと思うので、
あと今、
プロデュクションマッピング協会っていう、
財団法人と、
あとカラーズクリエーションっていう、
ハブ式会社、
2つがあるって話もあったので、
その辺りも。
他にもあるんですか。
他にもあるんですか。
ハブ式会社ナイトウェーブってやつ。
そのナイトウェーブをやったりとか。
なるほど。
肩書きはいろいろあるんですよね。
はいはいはい。
他の財団法人の理事やったりとかもしてるって。
自分が代表というよりも、
そうですね。
理事で入ってるみたいな。
本当に。
ちょっとこの放送が。
また海っぽいですね。
海っぽいね。
祭りを越えてちょっと待ちながら。
ここで雲見てんのが面白いんです。
だんだん雲の形が変わってて。
昼っぽい感じ。
向こうから風が来てる感じ。
だんだん動いてる。
あの辺の雲も、
風で流されたみたいな気がします。
ちょっと薄めのもやっとした雲から、
だんだんセキラウンっぽい感じ。
あの辺雨降ってそうだよね。
そうですよね。
今日めちゃくちゃ天気いいですね。
今日よかった。
はい、ということで。
海の放送も終わったところで。
いろんな方が来てやるんですけど、
メインはプロジェクションマッピング協会と、
カラーズプリエーションっていうクリエイティブプロダクションを
一緒にやってる感じですね。
そうですね。
昨日ログアウトあったときは、
まだプロジェクションマッピング協会だけでやってて、
そこでプロジェクションマッピング国際大会を
ずっとオーガナイズしたりして、
世界中のクリエイターを日本に招いたりとか、
そんなことをやってたんです。
そういったすごい素敵なクリエイターが
世界中から集まって、
どんどんネットワークしていくので、
そういったクリエイターの技術とか表現とかっていうのを、
どうやって社会にインストールしていくかなっていうのを考えていて、
アーティスティックな表現というか、
アーティスティックな表現をしている人って、
なかなか社会に住みつけづらいっていう部分があったりとか、
ちょっと尖りすぎちゃってるみたいなことがあったりするんだけど、
例えば日本って、
技術は必要なんだけど、
無個性化したいっていうところが、
日本のクリエイティブって実はあるなって、
個人的に思っていて、
そうだったんだけど、
徐々に個性が欲しくなってきたっていう、
変化も。
そうですよね。
そういったときに、
アーティストとか個性的な表現をしている人を、
むしろどんどん紹介していけるような仕組みだったり、
むしろ積極的にそういう人たちを使っていっていいんじゃないかなと思って、
カラーズクリエイションっていうクリエイティブプロダクションなんだけど、
そういう個性的な表現ができるクリエイターたちを集めて、
どんどんプロジェクトの中で一緒に仕事をしていくっていう、
ある種コミュニティ的な会社ではあります。
なので実際いろんなプロジェクションマッピングとか、
メディアートのショートとかをやっているけど、
そういったところに、
そういった個性のあるクリエイターをクライアントに直接紹介ができたり。
クライアントもこういう表現をやりたいんだっていうのを、
うちのカタログとかクリエイターのリストを見てもらうと、
この表現はうちに合いそうかもとか。
代理店とか、僕らが間に入って説明しなくても、
ちょっと相性が良さそうだなっていうところを紹介ができるっていう、
そういう仕組みがあって面白いな。
なるほど。
クリエイターの多様性
例えるなら、
芸能人のタレント事務所みたいな。
エージェント的な立ち回りではあります。
ちょっと間に入って、
マッチングをしたりとか、
場合によっては交渉もしたりとかして、
個人のクリエイターさんが活躍できるフィールドをどんどん広げていくみたいな。
まさに今そんな方向性でやってるんです。
クリエイターさんの分野っていうのは、
メディア、アート系だったりとか、
アートって言っても幅広くあるんですけど、
その辺りはどういう方が?
もともとプロジェクションマッピングをやってた経緯もあって、
映像クリエイターが多いは多いんですけど、
映像クリエイターも実はメディアと領域にずっぽり入ってる感じで、
最近の表現ってコンピューターなしでは語れないようになってきていて、
あらゆる分野はそうだと思うんだけど、
そうしてくると一人のクリエイターがやれる領域は結構実は広くて、
映像クリエイターと言いつつメディアとやってたりとか、
プログラミングできたり、
インタラクティブなセンシングの技術を持ってたりとか、
人によっても音楽もやっちゃうとか、
造形もできてとか、
僕なんかも空間デザインとメディアとか映像っていうのももともとやってたし、
そういう領域をまたいでる人がかなり多い。
なので映像を中心にしながらも、
わりと幅の広いメディアと表現を出したり、
空間演出表現だったり、
そういう感じですよね。
結構あれなんですか、
昔よりもよりクリエイターがマルチスキルというか、
いろんなことができるようにもどんどんなってきているし。
間違いなくなってますね。
写真家とかも昔って写真撮って根が渡すし、
やる人で現像するまでして写真家としてやるっていうのがあったけど、
今は必ずフォトショップでレタッチやって、
レタッチ力がないといけないとか、
何だったら紙面のレイアウトまでやるみたいな人もいるぐらい、
やれる領域がそういうパソコンとか、
IT技術が進んできたことによって広がってきた。
割とみんなある程度広い分野をカバーできた方が、
仕事も仕事の一部分だけじゃなくて、
最初から最後まで付き合えるっていうのでは、
クリエイターとしてはいいんじゃないかなと思います。
日本と欧米のクリエイティブ文化の違い
部分的だけ切り売りするっていうよりも、
ちゃんと自分が最後までフィニッシュのところまで回っていられる。
そこに自分の個性も入れやすい。
全体に関わるからこそ。
先ほど、日本は割と無公正化する傾向があって、
それ変わってるみたいな話があったんですけど、
その辺もうちょっと聞いてみたいです。
無公正化っていうのは、やっぱり分かりやすい、
最終に分かる方法とか、そういうことですか?
やっぱり日本の場合は、
商業的な部分でクリエイターが使われる、
商業的な部分でクリエイターが使われることが非常に強いんで、
そうすると、クライアントさんとか代理店さんとかがコントロールしていくんで、
一般に分かりやすく伝えるっていうのが、
日本的なクリエイティブの在り方でいい。
なので、どっちかというとデザインが強い。
ビジネスに紐づく、売り上げをあげるための。
そうですね。
そこで分かりやすく伝えるっていうツールとして、
クリエイティブが非常に強く存在していて、
そこの中で、デザイナーとかクリエイターたちがいかに、
その中で分かりやすさの中で個性を出していくかっていうようなところを
求めているのが日本は多いかなと。
欧米とか、県食もアメリカ以外は多いけど、
ヨーロッパとかいると、個性の方から入っている部分が結構あるかなと思って。
ヨーロッパより感じますよね。
そういう個性的な部分から、逆に目を引いていったりとか、
企業のアイデンティティとして新しいことをやるっていうのを訴求するときに、
他と一緒のことをやらないっていう。
その辺が考え方として違うかなと。
日本の場合は分かりやすく、
失敗のない広告とかビジネスをしようっていうのが主流だと思うんですけど、
失敗よりも企業アイデンティティとかで、
打ち出すものをしっかり打ち出すっていうような、
欧米の考え方との違いからクリエイティブも影響を受けているかなっていうのは、
そう思うんですよね。
国際大会の意義
国際大会をやり始めたのも、
クリエイティブの個性を広げていかないと、
これからグローバルの中での日本人のクリエイティブってどんどん弱くなる。
10年前、僕はイギリスにいたんで、
そういったところで危機感を持ったっていうのもあって、
日本でクリエイティブの価値を作って発信していくところまで、
そのセットで国際大会をやりたいなと。
図書で始めたものが今東京で、
東京都と一緒に東京ライツで光のフェスティバルを立ち上げて、
そこの中で国際大会をやった。
今度9月で12回目を迎えるんですけど、
実際もう世界最大級って言えるくらいになって、
エントリー数も今年278人いて、
クラス数で56くらいかな。
そのエントリーがもらえるくらいになっていて、
それはもちろん1ミニットプロジェクションマッピングって、
短いプロジェクションマッピングで参加できるっていう参加しやすさと、
長年やってきて、クリエイターファーストでのイベントとしてずっとやってきたんで、
そういったところで世界的にも信頼を得ているっていうところがあるかな。
なるほど。
日本で国際大会をやるのも、
海外がいいとか日本がいいとかっていうことではなくて、
どっちにも良さがあって、
知る機会を作るのは重要だなって。
それはクリエイターにとってもそうだし、
一般の人にとっても世界にはこういう表現があるということを知るっていうのは、
なかなか日本にいると情報って日本の中の情報しか入ってこないんで、
それを積極的に世界の情報を日本に取り入れるっていうことをしていかないと、
先が広がっていかないなっていうのが。
そうですよね。
僕も図志の1ミニッツ、1分間、
いろんな世界中の方がコンペでプロデューションマッピングを披露するっていう場を、
10年前にもあのあたり、その後も小田原とかやってましたよね、東京も。
映像では結構見たりもしてるんですけど、
やっぱりこんな世界があるんだっていうか、
やっぱり本当に知らない世界が、
しかもこの1分という非常に短い中で皆さんが情熱を込めて、
準備してきたものを披露していく、なんていうんですかね、
なんかこう、主催者側がこういう表現してくださいねって言って作ってもらったっていうよりも、
もう本当にあれですよね、クリエイターファーストっていうのはまさに。
クリエイターの表現の場所として使ってもらうっていう感じなんですよ。
一応毎年テーマは設けていて、その時代に合ったテーマを僕ら作っていて、
去年はリンクっていうテーマで、今年はミラー、鏡っていうのをテーマにしていて、
ちょっと前はフォルナがあったので、コープっていうテーマだったりとか、
その時代を反映するテーマを設けるようにしていて、
そこの中でクリエイターが自由に表現をするっていうの。
本当はエントリー200とかもっともらうんですけど、
実際にそれを全部上映はできないので、
一時先行して、先行残ったショートリストのファイナリストの作品だけを大体18から20作品流すんですけど、
実はその先行に漏れた作品も、実は裏では全て上映をしていて、
必ず記録を取るようにして。
そうなんですね。
そういうのを全クリエイターにフィードバックをするようにしてるんで、
そういうのもクリエイターのために始めたフェスティバルなんで、
ちゃんとクリエイターに還元をするっていう。
プロジェクションワーピングって実際映してみて初めて結果が分かる表現なので、
映像だけでは実際判断ができないんで、
実際映すとこうなりましたよっていうのをちゃんとクリエイターにフィードバックして、
かつそれをポートフォリオとして使ってもらえるっていう。
せっかくクリエイターが自分たちの創造性と時間を使って作品作ってくれてるので、
最低限それぐらいは返さないといけないかなと思ってやってるんですよ。
そういうのが一応世界中のクリエイターから信頼してもらえている関係性だったりするんですよ。
なるほどなるほど。
なので本当に仮に選ばれ先行に落ちちゃったとしても、
あれですね、どういうところで最近は映してるんでしたっけ?
今は東京でやってるのはAmazing!が家にある、
生徒記念絵画館という素晴らしい西洋建築。
すごいですよね、あそこは。
あそこで今回4回目になるんですけど、本当に年々レベルが上がってきていて、
それこそそこの中の技術の進歩とかもAIが入ってきたりとか、面白い部分なんですよね。
クリエイターさんもあれだけのデカい日本の中でも結構有数な建物に自分の作品を映してみて、
クリエイターさんはそれを作ってる時は想像でというか、
データ化なんかでいろいろ作り込んで、
あとは映していただくまでどうなるかわからない。
一応初心者とかこれから始めたいっていう人でも始めやすいように、
実際プロジェクションマッピングをやる時に建物の3Dモデルを作ったりとか、
映像制作用の段取りするのってすごい大変なんですよ。
そういう段取りは全部こっち側で準備をしてきて、
そのもう出来上がった精度の高い3D CGと、
アフターエフェクトとかの2Dの映像制作のテンプレートがあるんで、
それに従ってやると、そもそもベーシックなスタートラインとしては、
非常に高いレベルからスタートができる。
そうなんですか。
他の海外のフェスティバルとかだと写真1枚あって、
それでこう作品作ってくださいとかっていうところもあったりする。
自分でもモデルをこう。
そっちからモデリングするとそれだけでも、
ひたすら1ヶ月ぐらいかかったりするようなものをスキップして、
どっちで用意しているんで、
クリエイターはそれに従って、
より自分の表現に注力してもらうっていうことをやってるんですよね。
なのでかなり汚染立てをしているし、
そのテンプレートデータを使うだけでも、
実はクリエイターにとってすごい勉強になるっていう。
確かに。
そういうのを世界中のクリエイターにシェアして、
関係人口をどんどん増やしていこうっていうのもあるんですよね。
なんか本当にある意味コミュニティ作りというか。
もう完全に今一つのコミュニティになっていて。
世界中に。
毎年300に迫るエントリーをもらえているっていうのが、
コミュニティになっているから成立することで、
そうですよね。
始めようと思って、そんなに集まる数字ではない。
だからその、なんていうんですかね、
ちょっとこう、コンペでも、
結果的にそうなったのもあるのかもしれないですけど、
ちょっとこう上から目線で、
お前らに来いよっていう、
上下の関係性もあると思うんですけど、
今話聞いてるとすごくこう、
主催者側も皆さんのところまで降りて、
一緒に作っていこうっていう、
それがすごいコミュニティっぽい。
ですね。
結構日本とか、世界中のコンペでもそうかもしれないですけど、
コンペで作品募集すると、
著作権を主催者に譲渡するって実はすごい多いんですよ。
そうなんですね。
うちの子供の海外コンクールの絵ですら、
著作権を主催者に譲渡しますっていうのを、
前提で参加させられるんですよね。
ちょっとそれってどうなんだろうって思っていて、
一応うちの大会は全てクリエイターに著作権は維持したまま、
ただし主催者側は使用権を、
まあ、
はい永久的にも出してもらうっていうふうな条件付けでやってるんですよ。
それもやっぱクリエイターから作った作品を、
応募に取り上げてしまうんですけども、
ちょっと違うかなっていうのもあって。
確かに。
クリエイターへの配慮
結構クリエイターさんがいろんなコンペ出したりすると、
ほとんどのものはそういうふうに書かれていて、
そういう仕事の都合上とか、
後々訴えられないようにとかっていうのは分かるは分かるんですけども、
もうちょっとクリエイターに優しいやり方っていうのもあるんじゃないかなと思いますね。
いやー、そうですよね。
ちょっとそういうものへのアンチテージじゃないですけれども、
でもやっぱりそういった場作りをしてるからこそ、
クリエイターさんにも、
このイベントがあったことで自分は一歩踏み出せたとか。
やっぱりそういうのも多そうですね。
そうですね。やっぱりそういうコメントをすごいたくさんもらっていて、
だから、実は海外とかだと、
コンペってクリエイターの表現とか実況を搾取しているっていうふうに考えてる人もいて、
たまにうちの大会にもそういうアンチコメントが来ることがあるんですけど、
そういったときにクリエイターが擁護してくれるんですよ。
この大会に限ってはそういうことは全くなくて、
私はクリエイターのためにやってくれてるんだっていう。
いやー、そうですよね。
実際、プロジェクションワッピング、本当に自分でこの規模の建物に
ドンとやろうと思ったら、プロジェクター用意して、
場作り調整していって、どんだけお金がかかるかっていう。
いや、本当に一生できないことの可能性ばかりですよね。
やっぱりそこの体系の場を作っていくっていうのは、
どっかには必要だし、
それを自分たちで、僕らは責任を持ってやらなきゃなっていう使命感でやってるところもあるので、
そういう意味でやっぱりちゃんとクリエイターのことを考え続ける。
国際大会の影響
そうです。それがやっぱりクリエイターファーストという。
そうですね。
あれですよね、国も必ずしも経済的に豊かな国だけじゃないというか、
結構本当、南米だったりとかアジア、本当幅広いですよね。
なので、できればそういうクリエイターたちに実際にここに来てもらって、
実際に現場で見てもらうっていうのも。
それは良い経験になりますよね。
今年も海外のファイナルに残った人は日本まで招待をしていて、
ちょっと金額の上限を儲けつつも、日本までの渡航費を出して滞在してもらうので、
今年18組ですけど、たぶん17組くらいは日本に来てもらって、
毎回そこで日本を初めて知ったりとか、直接会話をしたりとか、
ちょっと観光行ったりとかすると、みんな日本大好きになって帰ってくれるので、
また来たいってみんな言うし。
嬉しいです。
何だったら毎年参加してくれる人たちは、やっぱり日本に来れるのを楽しみにして、
ファイナルに残る。
頑張って。
本当トップクリエイターがそういうモチベーションで入ってくれるんで。
最近はちょっとトップクリエイターが決まった顔ばっかりになるのは、
逆にまずいなっていう感じになって、
いかにして新しい人を入れていくかっていうのも課題ではあるんですけど。
皆さんがレベルどんどん上がっていっちゃうから。
同じ顔ばっかりが揃うとあれなんで、
新しい才能を発見していくのもこういうフェスティバルの使命だったりするんで。
実際、高校で初めて賞を取ったりとかグランプリになると、
その後、世界中のフェスティバルから呼ばれるようになったりとか、
日本のマーケットの未来
実際仕事もみんな増えるんで、
そういう実績としても大きいんですよね。
僕も日本人の方でもね、いらっしゃいますよね、世界に。
うちの大会でグランプリになってた、
ブライトグラフ。
もうそれ以降も、
残る機会に世界中の大会に出るようになってて。
すごいですよね。
でも今は本当に世界的な認知も高いし、
こないだの2021年はインドネシアの若手の20代のチームがグランプリになったんですけど、
本当に今世界中で活躍するようになって、それ以降。
まさに東流門ってこういうことだね。
東流門を作れる。
いやー、素晴らしいですね。
なるほど。
私なんかね、図書初でやったっていうのが。
図書初ですよね。
まさに。
ブライトグラフさんも最初は図書のコンペの最優秀賞でしたよね。
確か。
すごい覚えてます。
僕が手伝った時は2年目で、
去年の最優秀賞作品として紹介されてて、
ご本人ともお会いして、
お話しさせていただいたのがすごい覚えてますね。
当時はまだ副業でみたいな。
そうそうそう。
当時はまだ電子計算機メーカーにとめている。
似たような立場だなと思ったら、
どんどんすごいことになっちゃって。
そういうのもそうだし、
日本のクリエイティブが外でも通用するとか、
仕事する垣根として、
日本の中だけの仕事じゃなくて、
海外でも仕事ができるっていうのが
見えてくるっていうのもすごい大きいことだし、
これから日本のマーケットがAI含めて
どんどん限定的になってくると、
よりマーケットを外に見ていく必要はあると思うし、
クリエイティブなんてね、
特にそっちのセンスを広げていった方が可能性はあるんで、
日本の中で狭いマーケットを取り合うような仕事の仕方じゃなくて、
自分で合った場所とか、
自分の表現が合う国ってあると思うんで、
そういうところにマッチングしていくっていうのは
大事な感覚かなと。
実はこの働き方ラジオも、
そんなに始めた頃は、
表現とかアートっていうことを意識して始めたつもりはなかったんですけど、
働くっていうのは僕はずっとライフテーマみたいな感じで、
10年前から働き方がもっと変わるんじゃないかみたいなのを考えて、
図書にも移住してっていう感じだったんですけど、
今、働き方ラジオ4年続けて、
去年出てきたのが、
情熱を持って働くために何が一番大事なのかって思ったときに、
自己表現なんじゃないかと。
自己表現をするように情熱を持って働く。
誰もがそういった働き方ができるような世界を作る。
このポッドキャストは仲間作りをしているっていうふうに捉えて、
ゲストの方とかリスナーの方と、
そういう社会をもっと作れたらいいねっていう、
なんか割と思いを持って。
やってきたところで、
すごいミツさんの、
なんていうんですかね、
やっぱりミツさんのところに繋がってきたというか、
いろいろ回り回って、
やっぱり表現者というか、
この10年でも結構世の中変わってきた感じ。
すごい変わったよ。
そうですよね。
アートとかって10年前は違いましたよね。
全然違ったよね。
またちょっと違いましたよね。
だから図志でメディアートのフェスティバルをやってたのも、
ちょっと早すぎたかなと思ったんですけど、
今メディアートはすごい資料で一般化もしてきてるけど、
やっぱ当時ってまだアートフェスティバルっていうのが、
日本の中に乱立しているような状態の中で、
そこで僕は独自性のあるイベントをやりたいなと思ってやってたわけだけど、
やっぱりそこの捉え方も全然変わってきているし、
チームラボとかがその後どんどん優勢していって、
ああいうのが一つのアートジャンルとして確立されたっていうのも、
一つ大きいかなと思うけど、
僕らも表現やっていく上で、
その時代を見ながら表現は変えていかないといけないと思うんで、
さっきの本編の国際大会のテーマを設計するのもそうだけど、
自分たちの表現をどこにどう接続していくかって、
すごく重要だと思うし、
さっきの表現者っていうことでいうと、
クリエイターも経営者とかビジネスマンも、
社会に向かってどう向き合って表現をしていくかっていうことだなと思うんで、
表現者は自分の使っている絵だったり、映像だったり彫刻だったり、
そういったもので社会と向き合って接続点を作っていくし、
企業家とか経営者とかっていうのは、
社会の中でのビジネスを通じてだけど、
ビデオを作って、社会のソーシャルイノベーションというか、
ソリューションを作っていく。
そういうイシューはそれぞれあると思うけど、
向き合い方だし、その向き合い方に誇りが持てるかどうかというのが、
すごい重要なんですよね。
僕は、本当に社会と向き合うというのが多分ポイントだと思っていて、
ただこう、アート志向だからみんなアーティストの真似をしましょうっていう、
簡単な話でもなくて、僕が言いたいのも多分そういうことじゃなくて、
アーティストもビジネスマン、特に会社の代表とかも、
みんな自分の表現をすることと、
それを持って社会と向き合うっていうことを通じて、
自己表現と働くをつなげているっていう、
同じなんだっていう。
本当そうだと思う。
最終的にはみんないい世界、幸せな日々を過ごしたいと思ってるし、
そのために自分が何かできるか。
特に子供とか生まれると、そういう感情ってすごく強くなると思うけど、
やっぱりそういった自分を含めた人たちが、
どういい世界を享受していけるかって考えるのはすごく重要だと思うし、
特に日本人はそういう感覚を持っている部分は強いと思うんで、
本当に今こそそういう日本的な感覚での社会的なイシューとかを、
しっかりアイディネスとして出していけっていう。
それができればグローバルなスケールに落とし込めると、
日本のビジネスとしてのチャンスもどんどん広がるだろうなって思うしね。
マーケティングするときも、やっぱり日本だけのマーケットではなくて、
海外含めて考えられる時代になると思うので、
そこにシフトすると本当に面白いんだろうなって。
そうですね。
ジェイン・シロク君、手伝ってもらったということだけど、
日本人って英語とか海外に対しての壁がすごい高いじゃないですか。
壁を持ちがちですし。
あれはすごいもったいないなって。
それもそうか。
ジェイン・シロク君は僕の英語とか聞いてると思うけど、
あの程度の英語でガシガシこの人いくなって思ってるかもしれないけど、
でもその程度のビジネス英語じゃなくても、
日常会話でも全然海外の人とやりとりができるっていうのをみんな知らないんで、
それももったいないなって。
英語をそもそも母国語としてる人のほうが少ない。
みんな意外と片言なんですよ。
お互いの片言をぶつけ合うことが海外で使う英語であることのほうが多くて。
一人づらさがまたコミュニケーションになってきて、
なんて言ったの?みたいな。
インド人の人とか一人づらいし、アメリカ、イギリスでも全然違うし。
そうなんですよ。僕、アメリカ行って、ネイティブの国だと思って行くわけで、
シリコンバレーで働こうって言ったら、全然ネイティブいないというか、
もはやネイティブという概念がないんですけど、
彼らからしたら、インド系の英語がもう自分たちのネイティブだから、
ドドドドドって言われて、全然わからないと思って。
ほとんどわかんなくなるよね。
そういう、でもね、チャイニーズ系の英語もあれば、
自分が日本できれいな英語と信じてたものって何だったかっていう。
もうスラングバリバリだからね。
いや、ほんとそうなんですよ。
それわかんなかったら、日常会話がそもそも成立しないっていう。
そうなんですよね。だから、もうなんか別にできなくてもいいやっていう、
マインドに。
そうですね。
で、そういった中で、
自分なりの表現とか、内側から来る個性なのか、そういうのを持って、
それを社会にぶつけていくっていう姿勢のほうが、
何か求められてることをやろうっていう感じよりも、
国際的な場でも対等に取れる可能性はあるんですかね。
僕もイギリスに行ったときに、日本人はそもそも喋らないっていうか、
何考えてるかわかんないって思われてる。
で、みんな言ってたんですよね。
やっぱそれは遠慮するのもあるし、転送したりとかももちろんあるんだけど、
コミュニケーションの重要性
怖がってしまって、そもそもコミュニケーション拒絶してるって思われてる。
で、何考えてるかわかんないって思われちゃうんで、
そういうのを僕が下手くそな英語でバンバン喋ってたら、
ミチは日本人ぽくないよねって言われて、
日本人ぽいってそうなんだって。
そう思われてるんですよね。
コミュニケーション取りたい、
欧米人特にコミュニケーション取ることが好きな人が多いので、
上手い下手じゃないんですよね。
そうですよね。
やっぱそこで人間味が初めてわかって、
結局仕事するときも、英語が上手な人と仕事したいわけじゃなくて、
この人素敵だなとか、
この人と仕事したいなと思って仕事することは結構多いので、
そう考えたときに、
コミュニケーションを拒絶する人とはビジネスしないよなっていうか、
まずはやっぱり人と人としてどう付き合えるかとか、
そういう関係性を作れる能力とか、心を開けるかとか、
そういったところのスキルのほうが重要なのかなっていう。
そうですね。
AIがこれから発達していくと、
本当に任せられる部分が増えてきて、
むしろ人間的な部分をどんだけ持てるかで、
いや、ほんとそうなんですよね。
そういう時代の変わり方っていうのも相当あるかなと。
なんていうんですかね、結構こう問題をどう解決するかの答えは、
もうAIで聞くの結構悪いですね。
そうですね。
それこそその意味を作るとか意義を作るとか、
モチベーションの部分ですよね。
そうなんですよね。そこに、本当だからなぜ自分は働くのかとか、
何に意志を持つのかのほうがよっぽど重要な時代になってきてるので。
それを見つけるのも結構ね、将来自分何になりたいかとか、
自分の子供に言ってもそんなのわかんないよって感じになりがちだから。
いや、そうですよね。
それを見つけることの難しさもあるかもしれないけど、
見つけなさいっていうのもちょっとおかしな話かなっていうのは思いつつも、
それ自然と見つかっていくことかもしれないし、
見つかるためのきっかけをどんだけ持てるかっていう。
そうですね。
子供とかにはなるべくいろんな体験してもらったりとか。
いろんな体験と、そこに結構ね、僕も海外の経験は大きかったので、
僕は大学ぐらいからでしたけど、
やっぱりその、自分の知ってる世の中が全てじゃないっていうことを知ることが
結構大事だなっていう。
僕もイギリスに1年行った経験は相当でかくて、
やっぱ同じ島国なのに、なんでこんな日本とイギリス違うんだろうっていう。
彼らがぽろっとつぶやいたことが世界的なニュースになったりとか、平気でするし、
ランキング付けとかイギリス人平気でするけど、大したリサーチもしてなくて、
それが世界のランキングだってオフィシャルにアナウンスされてしまうっていう。
僕もVJとか当時やってた。
そこでVJランキングとか見ると、日本人が全然入ってなくて、
僕はイギリスのランキングしているVJたちの支援だったんだけど、
お前より全然いいVJ、日本にたくさんいるんだけどとかって思って見てたんですね。
この違いなんだろうっていう、言ったもん勝ちの世界というか、言い切っちゃう世界という、
面白い。
そのイギリスの強さっていうのは、彼ら常に上に立っている意識がある。
逆に日本は周りをうかがって正しい情報だけ流さないといけないっていう、
ある種の脅迫関連があるから、ずっとアウトプットし続けられないっていう。
そこは僕もイギリスに行って、非常に日本と海外の価値観の違いを痛感して、
だから今そういうことをやっているってのもあるんですけど。
そうですよね。違いを知って初めて、じゃあ自分はどうしたいんだっけとか、
問いが生まれてきて、問いに向き合い続けると、自分の意思とか思想とか価値観がちょっとずつ、
対話力とその重要性
生まれ始める。
っていうことなのかなって思って。
それはすごいあるね。だから本当にそういう日本の中で、いの中のカーズならずに、
そうなんですよね。
いろんな国の人と交流したり話を聞くんです。やっぱりテレビの受け売りでしか情報判断できないっていうのも、
すごい危険だなと思うし、そういうこと簡単に情報統制されてしまう国営院になっちゃうっていうのも、
リスキーだなと思うし、やっぱり自分の目と耳と肌で感じた情報ほどリアルなものないから、
そういったところをキャッチアップできる能力だったり、機会を持つっていうのはすごい重要になってきている。
そうですね。
フェイクニュースもすごい今多いし。
いや本当、オンライン、ネットもね、なんかどんどんひどい感じがする。
そう、そう、そう。
SNS、信じてたSNSがなんかおかしなこと。
混在しちゃってるから。
おかしいですよね。
僕も今、都庁でプロジェクションマッピングのベースとかプロデュースもしてるから、やっぱりX情報でも結構いろんな政治絡み含めて、
いろんな投稿があったけど、やっぱり見てない人がほとんどなんですよね。
そうなんです。
見てる人は言わないし、それをまたメディアが勝手に拾って、あたかも真実であることのように報道しているっていうのを見て、
全然ここには客観性ってないんだなと思ったし、
いったもの勝ちで特にネガティブなほうが勝ってしまうっていう。
分かりやすいですからね。対立構造を生んだりとか。
うん。
なんためがそういう、その子に行きがちですよね、日本は。
なんかこうね、避難すると自分が上のほうにいて正しいことしてるんだっていう錯覚を与えてしまうメディアだから、
それが炎上すればするほどパワーを持ってしまうっていう。
なんかね、そこが結びつき始めちゃってて。
怖い。
SNSの炎上とマスメディアが結託し始めてちょっと。
これやばい状況です。
ちょっとなんか、もうあんまり子供になんかいい影響はないなっていう。
自分たちぐらいはもう冷静に見れるし、あれですけど。
そうですね。
ほんと子供のなんかには何ができるかなって考えるとき、
割と僕は海外にたくさん行かせようって旅行なり、
僕はちょっと移住とかも今考えてますけど、
マルチカルチャルなマレーシアとかだったら逆にね、
イスラム教系の方が結構多かったりとか、
一番理解しづらいというか。
難しいです。
一番なんか情報がない世界。
ないんですよ。
それすごいいいんじゃないかなって。
そっちの人たちの当たり前はもう全然こっちの当たり前とは違うって思われそうです。
そういうのに触れて苦労もするだろうけど、
そこで初めて自分の見機ができる。
そうですね。
ほんと疑うっていう感覚もすごい重要だなと思ってて、
アートとかアート思考っていうのも実は疑う感覚ってすごい重要で、
なんかその世の中で起こっているものがそれ本当なのとか、
自分には違和感があるとか、
そういう感覚を素直に受け止めて、
やっぱそのさっきの問いを立てるじゃないけど、
やっぱ本当にそれが正しいのかどうかって考えるっていうのがすごい重要なスキルになってきてるから。
なんかちょっと仕事の話とはまた違うかもしれない。
いやいやでも、子育ても含めてなんかあれですけど、
最後にあれですね、今後みつさんが進んでいく道というか、
結構やっぱ海外がまた広がっていくのか、
そのあたりのところだけ最後にお聞きできますか。
まさに海外の仕事を今増やしたいなと思っていて、
日本は日本でもちろん仕事はやっていくんですけど、
やっぱ外側の可能性を今探りたいなと思っているので、
海外で日本の表現をインストールしていったりとか、
海外に必要な表現とか価値って何かなっていうのを、
今見ていきたいなと思っているんで、
多分そこにいろんな国にカスタムしやすいのって、
多分日本人の感覚の良さがあるんじゃないかなと思ってて、
日本人的なバランス感覚とか、受け入れるマインドとか、
そういうのってすごく今重要なセンスとしてあるなと思って。
確かに。柔軟さはある。
むちゃくちゃ柔軟にね。
ラーメンもカレーも全部日本が日本の人に合うようにするし、
逆も多分できるはずなんで、
海外行ったら海外のカルチャーとか、
その国の人のセンスに合うものに落とし込むっていうのも
日本人はできるんじゃないかと。
そういうクリエイティブなところでもチューニングしていけると、
より日本人が外で仕事をする期間で増えていくと思うし、
本当はさっきパズルの話にしたけど、
適材適所に人を入れていくっていうことは、
これからの日本の人材的なマーケティングとしても
ありなんじゃないかなという気はしてるんで。
僕もまだ自分が一番ハマっている位置にいるとは思ってなくて、
もうちょっとよりいい働き方だったり、
仕事のポジションとかってのもあるのかなと思うので、
それはもうずっと探し続けながら、
一番いい状態を目指したいなと。
海外に行ったときのミツさんの爆発すらなんか見えますね。
多様性といったら簡単ですけど、
本当に文化が違う中で、
それを受け入れながらやっていくのがミツさんのめちゃくちゃ強みな気がします。
そうですよね。
何か配立したりとかしないし、
一旦受け入れるという。
それって国際コラボレーションみたいなのがすごい重要なんだろうなと思っていて、
もちろんね、
アート分野とか、まだアジアとか多分そこまで、
これまでは盛り上がってない部分もあったと思うんですけど、
ここから出てきますよね。
めちゃくちゃ出ると思うんですね。
中国もすごいパワフルになってるし、
インドも人口も含めて勢いがすでにある国だし。
多分これまで以上にAIも加速していくと、
社会の動きも本当にどこでどうなるかわからない。
そうなった時に柔軟であることが非常に重要だと思うんで、
やっぱりこうじゃいけないって思い込みすぎることが、
すごい危険な時代になってるんで、
やっぱりその時その時で自分でちゃんと判断をして、
収入ができるかっていうのは、
そこの柔らかさがしなやかさがないと怖いなって。
しなやかさと寛容さが。
そうですね。
多分そのためにはいろんな経験しておく必要があって、
やっぱり一つのフィールドとか一つの価値観の中だけにいると、
その柔軟さってどんどん失われていくから、
やっぱりいろんなところで見聞きをしたりとか、
いろんな人との会話をするってすごく大事なんですよね。
僕もその海外の人といろんな話をしながら、
やっぱり今の自分もできてきてると思うし、
世界にその多様性って言われるいろんな価値観があって、
右の人が正しいって言ってるものが左の人は悪だっていうような、
世界が普通に存在するんで、
それをどっちがいい悪いではないんだけど、
やっぱり対話をすることの重要性ってすごくあるんで、
うちの国際大会の審査で審査員に点数つけてもらって、
そっから議論はするんですけど、
点数が高いからそれが優勝ってしないんですよ。
もうそれだけで決めたり。
決めないんですね。
多選決で決めてしまうと本当数の量だけで、
誰も納得のいかない結果になってしまうことがあるんで、
基本的には点数の差があったとしても議論はつくずっていうふうにしていて、
やっぱりそのことに対して反対する人の意見は必ず聞く。
賛成というかそれを推したい人の意見も当然聞いて、
議論をしながらそれぞれの言ってることとか言い分をみんなが理解をしていって、
最終的に落としどころを見極めていく。
多分ディスタッションの本質は本当にそこにあって、
どっちが正しい悪いではなくて、
そこのチューニングをしながらみんながいい場所を決めていくっていうのが、
すごく大事かなっていう。
そのための対話力がやっぱり日本人に欠けてるところがあるんで。
対話力、そうですね。
なるほど。
対話とかディスタッションを喧嘩だとと勘違いしちゃうところがあるんで。
相互理解みたいな感じですね。
自己表現の重要性
理解し合えない存在同士が理解し合うっていうプロセスみたいに。
今のイクラインとロシアンもそうかもしれないけど、
対話をどっちかに拒否してしまうと、それ以上は進まなくなってしまう。
確かに。
僕は個人的にはポッドキャストをめちゃくちゃ推奨してる。
これすごい良くて、
やっぱりただ世間話を飲みに行くとかとまたちょっと違う、
対話モードでお話ができて、
一応メディアっていうことで、いろいろな方に出演いただくっていう形も取れるんで、
みんなやったらいいんじゃないかなと。
そう、俺もやろうかな。
結構いいですよ。気軽にスマホ一個あれば別にできますし、
オンラインでもしてきて。
それこそ海外の人の意見とか聞くのも面白かったよね。
確かに。ちょっと働き方ラジオのネクストジェネレーションがついに。
いいじゃないですか。
やりそうですね。
やりそうだね。
ほんと始めた頃ほんと一人でスマホに向かって、
なんかそれこそ、
なんか、ただリモートワークのコツとか。
なるほど。
わかりやすい、脳が喋ってみたいなこといろいろやって、
いろいろな中で自分の問いみたいなものが出てきて、
誰かに見つけてみてて、
対話の形に入ったのもほんと後半の2年くらい。
そうだったね。
ほんとにこれやらなきゃわからなかったし、
確かに。
ほんとに3年前とかは、
やっぱり経営者とお話しするハードルみたいなのを自分の中で結構感じて、
勝手に感じていて、
なんか自分とは遠い存在なんじゃないかとか、
恐れ多いと思ってたんですけど、
そんなのないんだなっていうのがだんだんわかってきたりして、
自分も自分の会社を作るっていうのは、
国際クリエイターとの交流
これはただ表現の一つの形だなっていうので、
今来てるんで。
いいね、ちょっと国際企画をやりましょうか。
じゃあちょっと国際、
いやほんとこれはライフテーマでもあり、
なんかこれから日本に行こうと非常に大事なところだと思うんで。
今度国際大会、
14カ国のクリエイターが日本に集まるんで、
それだけでも14種類の話を聞けます。
いろいろ話聞いてみたいですね。
ヨーロッパもアジアも、今回南米からも来るんで。
いいですね。
ほんとそういうのもともと好きで。
そうだよね。
10年ぶりに海外に移住も含めて、
だいぶローカル、日本の価値みたいなものに一旦フォーカスしてやってきたからこそ、
もう一回海外って今ちょうど、
確かに。
行ったり来たり。
10年ごとくらい、学生時代から最初のキャリアは海外とかやって、
国内ガーッとやって、
今次また海外って感じにちょっと見えてきてるんで。
確かに。
ぜひいろいろとご一緒させていただければ。
お願いします。
ぜひぜひ。
ということで、今日は石田光幸さんにゲストにお越しいただきました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
図書会館からお届けしました。
ありがとうございます。
今回もお聞きいただきありがとうございました。
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