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  2. S5 ep19 言葉の起源を辿ったら..
2025-09-30 46:21

S5 ep19 言葉の起源を辿ったら… 日本語という問題(前編)

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「モノと人との関係、モノを作ることについて考える」当番組としては、これまで正面から取り上げることがなかったかもしれない、質量を持たない「言葉」というモノについて。私たちが使っているこの日本語という言語について考えてみる連続エピソードです。

岩田個人の音楽制作に端を発する話題なので、岩田の音楽プロジェクト mesco. の最近作ったばかりのインスタアカウントのリンクも貼っておきます!まだ投稿スカスカです(汗)


【今回の話題の関連リンク】

mesco. (インスタグラム)

https://www.instagram.com/mesco.music

安田登: 和と輪

http://watowa.net

古代戦士ハニワット - 武富健治

https://comic-action.com/episode/13933686331608586241

ラーゲリより愛を込めて|映画.com

https://eiga.com/movie/95937/

華氏451

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%AF%E6%B0%8F451


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⁠パーソナリティ:岩田篤 蔡海 福原志保

サマリー

今回のエピソードでは、言葉への関心とその起源が探求されています。特に、日本語の特性や音楽との関わりについて考察され、様々な文化的背景が言葉に与える影響が議論されています。また、ハッピーエンドというバンドの影響や、日本語の文字の起源についても探求されており、安田昇さんのコラムが取り上げられ、古代からの言葉の由来や語源に関する新たな視点が提供されています。さらに、日本語の言葉の起源やその発展についても考察され、古事記や日本書紀の重要性や、言葉が日本の文化や思想に与えた影響が議論されています。日本語の起源を探る中で、言語が人々の関係や政治的状況に与える影響についても議論され、特に抑留中の言語習得や文学への影響が中心テーマとなっています。

CRA出しRADIOの振り返り
CRA出しRADIOは、様々な手法で物を生まれ変わらせるコレクティブ。
ConCRAのメンバーが、工芸を軸に、物と人との関係、物を作ることについて、皆さんと一緒に考えていく番組です。
ConCRAの岩田です。
海です。
しほです。
はい。
こんばんは。
こんにちは、こんばんは。
ちょっとね、反省してるんですよ。
何?
CRA出しRADIOの最近の状況に。
反省ポイントは?
前シーズンで、もっとフォロワー増やさなねっていう話で終わって、
話したんですけど、
Xのアカウントとか全然稼働させてなくて、僕担当者ですけど。
はいはいはい。
あと、今日も置いてますけど、一応タイムキープしてちょっと短めにやろうねって始めたシーズンですけど、
全然そうなってない。
ゲスト回はね、長くなってもいい。
いろいろいいお話聞けるんでいいですけどね。
短くいきましょう。
どっちが求められてるのかも分かんないですけどね。
でもフォロワーさんでも増えてはいますね、ありがたいことに。
1.5倍で聞いたらね、私ちょうどいいスピードだったってことが分かって。
言葉への関心の深化
1.5倍早いですね。
1.2がちょうど自然で、
てか私話し方めっちゃ遅いなと思って。
1.2倍がちょうど普通の人のスピードぐらいだって気づいて、
なんで皆さん1.2倍で聞いたらいいんじゃないかと思って。
言ってる意味は分かりますよね。
自分で振り返るとき大体そんぐらいで聞くもん。
それで自分でさ、普通のスピードだって思わないでしょ。
やっぱ思わないし、
リアルタイムで喋ってる時間間隔と聞いてる時の時間間隔が違うって思います。
自分で1.2倍がちょうど普通に自分が聞きやすいって気づいた。
だからあれだよね、しょうさんなんか人に呼ばれてさ、
親家で喋るときもちょいちょいあるじゃん。
みんなは1.0倍で聞いてるってことですよ。
そうだよ。申し訳ないね。
でもそのモードのときもうちょっと早くなった。
早いときもありますよね。
カジュアルだからね、私はね。
まあね、リラックスしてるかもしんない。
あとこの番組も3年半やってるんで、
すごっ。
なんかちょいちょい前もこの話したなみたいなことに、
まあそろそろなりがちな、これは多いかもしれないですけどね。
そんなに新鮮な生活してないからね。
でも前エピソード聞いてる人とかいないことはないと思うんですけど、
結構聞きますよ。ずっと聞いてますって方。
結構いるかな。
結構何人か聞きますよ。
そうするとやっぱり同じ話もできるな、などと思いつつ。
今日は最近ちょっとうみさんとしょうさんに頼りまくってたんで話題を。
とんでもないです。
僕のターンだなと思いつつ、
何もないといえば何もない生活を送っておりますが、
ちょっとと言いつつ、
なんかワンテーマでどうこうっていうよりは、
それこそ3年半くらだしラジオやってくる中で、
僕自身の関心の領域みたいなものが、
基本あんま変わってないところもあるし、
広がったりフォーカスされたりしたところがあったりするので、
その辺の話をぼやーっとしようかなと。
たぶんくらだしラジオがどういう考えをもとに、
テーマを決めたりゲストを呼んだりっていう、
ちょっとOSの仕様みたいなのが若干岩田さんの話から、興味範囲から聞けるか。
岩田さんちゃんと考えてそうだもん。私考えてないけど。
いや、難しいけど、僕考え…
結構お二人に油断任せてますけどね。
思いつかんから僕も。
何だろう、全体的なバランスは私考えてない。
岩田さん考えてる感じがするもん。
バランスかもしれないけど。
岩田さんが自覚がないのかもしれないですけどね。
テレビ局で言うと編成の人みたいな感じで、
枠とか杭を立てて、杭を立てる糸をなんとなく挿して、
間を埋めるような、そういう作業を僕やってるような。
私もそういう印象はあるし、
準備の時に資料をちゃんと作ってくれるじゃん、岩田さんは。
うみさんの資料の方がすごいですけどね。
文章が長いだけ。
いやいや、ちょっとそれ性格の違いですから。
心配じゃないです。
読んじゃうもん、あれ。読んじゃうっていうか、原稿だよ、あれ。もはや。
僕は本番がだいたい5割くらいの力しか出ないっていう勝手な僕の考えがあって、
120%くらい言いたいことをまな板の上に出しとこうって思うタイプだから、
それが圧縮されて喋ったらちょうどいいかなっていう感じで用意してるタイプです。
岩田さんにどうしてそういう印象を持ってるかっていうと、
なんかね、終わって聞き直して、
あとテキストを書くじゃないですか、紹介の概要欄。
なんかやっぱり共通的な何かテーマ性を見出してる感じに
私は毎回捉えてて、
だから私たちが変画期を投げても、結局ちゃんとうまい具合にって勝手に思ってるから
安心して好きなテーマを提案できるっていうので、3年半続いてる気がする。
そう言っていただけると。
なんかさ、いやいやじゃなくて、こういう言う必要ないんですけど、楽しんでやるっていうのは
ネタないときつらいっちゃつらいけどね。
概要欄も最近結構サボってるんですけどね。
文章量めっちゃ短くしてるけど、
でもタイトルは結構ちゃんと一周聞き直して、
タイトルは頑張ってるかもしれない。
あれ絶対AIじゃ出せない。
たまに手伝ってもらいますけどね。
僕らコンクラの海の親みたいなファブカフェ京都マテリアルってあるんですけど、
あそこの人たちは岩田さんのタイトルに毎回関心してるような話は聞きますね。
いいですね毎回タイトル。
私もそう思います。
自分でスキルみたいな言い方すると、その能力があるみたいになるんですけど、
たぶん僕、曲書いたりするのは、
たぶん直接的に絵を描くのが大事だと思うんですけど、
自分で絵を描くのが大事だと思うんですけど、
自分で絵を描くのが大事だと思うんですけど、
たぶん僕、曲書いたりするのは、
たぶん直接的に影響してると思うんです。
すごいですよね。曲書くってね。
つまり詩も書くので。
ほんとほんと。
で、倉田紫ラジオは、
まあなんか物と人との関係とか言いつつ、
そんな話してない時もあるので、
全然あるね。
まあテーマないっちゃないんですけど、
あんまり僕の倉田紫ラジオ以外での活動の中での
中心テーマではありながら、
倉田紫ラジオであんまり話すこともないかなっていうところの話に
今日はなるかなと思ってるんですけど、
それが言葉なんですよね。
まさに今タイトルの話になったので、
ちょうど導入になった感じではあるんですけど、
言葉への関心は以前からあったけども、
それのどこに関心を向けたら
より自分の知りたいことが知れるのかっていうのが
なんとなく見えてきたみたいな感じが、
倉田紫ラジオをやりつつ、他のこともやりつつ、
ちょっと最近定まってきたというか、
これから40代に入って、
この先の人生で追い求めていくのはこの辺だなみたいな。
そんなこと言える人少ないと思うけどね。
そんなこと考えることはしてない。
音楽と日本語の関係
40代になってテーマがナローダウンしてくるとかね、
そんなに理想的な人生を送ってる自信ないですもんね、僕。
私広がるだけ、拡散してるだけだわ。
拡散しますけどね。
それの伏跡としては、
例えば倉田紫ラジオでやった話だと、
安彦さんの回とか、
あれで名文字とか人物とかっていう
日本の古代をテーマにした漫画の紹介というか、
漫画の紹介というかあれは
安彦さんの技術の紹介みたいな話でしたけど、
でもきっかけ的にそうなったよね。
結構デカいですよね、安彦さん結構で。
技術もそうだし、
安彦さん自体が学生運動にすごい身を投じてた人だから、
戦後の新しい思想的な秩序とか、
そういうのの中の中心的にいろいろ考えてた人ではあると思うんですよね。
あと、ごくごく最近のエピソードだと、
それこそこの間の橋下の話とか、
国宝の話とかの時に、
橋の下の海さんの話を受けて、
僕はアメリカ、日本で今現在音楽をやってる人で、
アメリカのことを無視できる人は誰もいないみたいな話をしたと思うんですよ。
だからこそアジアとはみたいなことに
テーマが帰っていくんだみたいな話。
あれは結局自分の話してるんですけど。
いや、そうですよね。
僕は日本語しか喋れないんですよ。
英会話アプリとかで頑張って英語を勉強したりしてるけど、
なんですけど、
英語の曲にばっかり影響を受けてるんですよね。
確かに英語の曲の影響は濃い感じする。
音楽的に。
岩田さんの音楽が、メスコの音楽?
歌詞の、
切り方がそんな感じがする。
日本語だともっとなんか、
なんていうのかな。
私これうまく説明できないわ。
なんかね、フランス語だとリーゾンって言って、
終わるシーンと次のシーンが混ざったりとか、
終わるボインと次の単語のシーンが混ざるのをリーゾンって言うんだけど、
それってやっぱり音楽的に、
連なってるから、
リズムがちょっと、
なんていうのかね、
ハングルだとパチンってやつだけど、リーゾンってやつ。
日本語で説明しづらい。
ないじゃん、日本語って。
ちょっとその説明に被せられてるのかどうかわからないけど、
日本語の特性って、
漢詩とかがなくて、
全知詩とかがないから、
音楽で言うと小説の一拍目にアクセントがきやすいというか、
そういう感じ、そう。
だから、なんとかかんとかで、
ダン、ダン、ダンっていう。
英語圏とか、
インダとか、
裏とかに、
ワンテンポなんか、
休符が入るというか、
そんな感じはあるしね。
それが江和田さんの歌い方に入ってるから、
日本語的に、
薄れるよね。
ああ、そういうのがあるんだ。
へえ。
すごい感性豊かですね、翔さん。
ありがとうございます。
でも、それこそ、
なんていうか、
一番こう、
ハッピーエンドと日本語の音楽
なんでしょうね、
英語の、
特にロックですよね。
ロックを日本に輸入するっていう時に、
どういう風に日本語に置き換えるかみたいな話で、
かなり、
頻繁に名前が上がる存在とした、
ハッピーエンドっていうバンドがいるんですけど、
60年代に。
で、
ハッピーエンドの風を集めてっていう曲は、
割とみんな知ってる曲かなと思うんですけど、
さっきの、
ボインとシーンの繋がりみたいなことで言うと、
風を集めてっていう曲の歌詞って、
デスマス調なんですけど、
今、歌詞がパッと出てこない。
なんとかしたいんですとかっていう。
食べたいんです。
そうそう。
たいんですっていう、
そのあいんっていうシーンが、
一つの音の中に入るみたいなことによって、
英語っぽいフローを、
かなり文体としては、
なんていうんですかね、
当時としてもちょっと、
ちょっと古い、
古い、
漢字の歌詞を、
ちゃんとリズムが立つ、
英語っぽいフローに乗せるみたいなことを、
工夫してやったみたいなこととかは、
普通にこう、
なんていうんですかね、
お勉強として、
僕も10代後半ぐらいの時に、
その辺のことを学んだりしてるので、
ちゃんとそこ通ってるのすごいね、
10代でね。
僕、
大学に入って、
大学に入って、
僕、
大学に入ってから、
ハッピーエンドのことを聞いたりしました。
まあまあ10代、
大学ですけどね、
大学1年とかに。
だから今聞いて何が違うかと思って、
ちょっと反応的な。
タイミング的にはみたいな反応ですけど。
たった数年の差じゃん。
確かにね。
知らなかったん、バンドのこと全然。
そもそも。
そうですね。
しょうさんとたまに行く、
きやまちのミッチミッチェルっていうバーがあるんですけど、
たまにハッピーエンド、
それこそ日本のと海外のと、
分けてかけたりとか聞いたりとか、
ちょうど最近しててね。
記憶に新しい話ですね。
ハッピーエンドとの比較みたいな。
そうだね。
京都来てからすごい意識してるようになった。
へえ、そんなことあるんだ。
だって、
行くとこかかるからさ、よく。
なんだろうってやっぱ思うじゃん。
あとうめくんがもともとレコードでアルバム持ってるから、
東京住んでるときから聞いてて、
そっか、このバンドこういう名前なんだって初めて知った。
曲は聞いたことあるけど、
バンド名知らなかったから意識してなくて。
カウントもね、
ハッピーエンド、ヒーフ、ミーヨーとかね、
そういう感じですもんね。
意識的ですよね。
でも、よくハッピーエンド主観みたいな言い方されて、
日本の音楽史、
20世紀後半以降の戦後の日本の音楽史の中で、
ハッピーエンドがちょっとパイオニアとして、
大きい存在として扱われすぎてるみたいな批判も
2010年代とか入ってから割と行われるようになってるんですけど、
別にいいそういう面もあるんじゃないかなって。
言ってろみたいな。
そういうこととかを10代の時から摂取してるので、
もともと関心はあったんですけど、
それがもうちょっと日本語っていうものはこれは何なんだっていうのが、
ヤセイコさんの漫画とか、
つまり日本語にはそもそも文字はなかったので、
それが最初漢字であて字をして、そこからカナが生まれてみたいなことが起こったのは、
おそらく2世紀、3世紀以降なんですよね。
というところで、面白いのがね、
割とそれをどう考えればいいんだろうっていうのに、
すごい道筋を教えてくれたというか、
一方的にただ読んでるだけなんですけど、
農学誌の安田昇さんっていう人がいるんですけど、
でたー。
何その言い方でたーって。
いやいや、犬王の回でも喋ったかなと思って。
安田昇さん。
安田昇さんが今年の1月から6月まで、
前期に日経の夕刊にコラムを毎週木曜日に書いてて、
それがめちゃめちゃ面白かったんですよ。
ご本人もね、ひょうひょうとした、
選ぶらないちょっと面白いキャラクターですけどね、
安田昇さん。
安田昇さんのそのツボに入った。
まだなかった。
まだなかったのも、
なんだろうな、
結構若い時のビートたけしの自学ネタみたいな、
そういう登場、そんな感じだった。
なかなか入れ歯を忘れたっていうのを、
あんな明るく、食べにくいんだよねとか言って、
だけどちょっと特別に、
あれは歌って言っていいのか?
自歌のことかしら。
自歌をしてくれたら、
全然関係ないよって思ってびっくりしたっていうのが、
より面白かった。
僕らが安田昇さんのやつでやったのは、
好きな57号を書いて、
安田昇さんが渋滞で歌うっていう。
紙に好きな言葉を書いて、
その5と7の言葉を自分で好きなのを選んで、
シャッフルされるんだよね。
オノマトペとかをあえて僕すごいやってみたような気がする。
でもちょっとお戻しします。
そっかそっか。
でもお二人はそういう体験をされているので、
いいな、羨ましいな。
岩田さん絶対行ってほしかった、あの時。
貴重だった。
岩田さんこそ絡んでほしい。
その時に結構3Dとかの本出してたりとか。
プログラミングの誕生とか出してたでしょ。
その前高校の教師とかやってたとか。
らしい。
子供の時に飛行機自作したとか。
飛行機とか。
ハングライダーみたいなやつを。
なんかすげえ人なんですけどね。
最初は3Dのが意外だと思ったけど、
よく考えたら体の重心とか体の回転とかにめっちゃ興味があるっぽいなって思ったんだよね。
歯が関係ないっていうのも、
体が楽器的な全体で歌ってるって感じ。
3Dで質感っていうか重さの感じっていうのを、
一回ちょっと外の目線で見てみたいから始めたのかなってなんとなく思って、
そしたらしっくりきたっていうか。
安田昇さんのコラム
あとはあれですよね、
指定と脇の話と、
あとは基本的に無限能っていう死後の世界と繋ぐような、
舞台設定の中でメタ認知みたいな話をしてたような気がしますね。
3Dとか。
無重力の世界の中の重力っていうか、
あれもすごい重い服着てやってるけど、
いかにその重力をコントロールしたり、
わざと音を立てたり軽く見せたりとか、
やっぱり考えると、
ああいう筋を通っている感じがいいなって。
さっき岩田さんがテーマ性がありますねって、
勝手に私も思ってるのはそういうことで、
音楽やったり、
倉出しやったりとか、
一見バラバラでもないけど、
すごい興味が広いですねって言われそうだけど、
いろんなことを手に出しても、
結局今日のシーンってあるんだろうかっていう、
その話をしている。
とにかく安田さんの話は本当に面白いんですけど、
その半年間やってたコラボレーションの中でも、
特に言葉に関しての話で言うと、
やっぱり、
古事域の話とかしてるものの話とかも、
そうじゃなくて普通になんか非禁な、
最近の出来事みたいなことの話題の中でも、
その日本語の中の、
大陸から入ってきた言葉と、
それよりもっと古い語源のものっていうのを、
かなりかみ分けて、
この言葉の語源は、
まったく違うんですけど、
この言葉の語源は、
まったく大陸のものとは違う、
大きく言えば縄文的な、
南方民族的なものみたいなものと、
かみ分けた説明をすごく上手にされる方なので、
そこかと思って、
掘るべきは、みたいなところがあって、
僕は、
音楽のための詩を書くっていうことはしても、
詩単体で書くってことはないんですよ。
そういうタイプなんですね。
ストックしたりはするけど、
なんか見たり感じたりしたことを、
スマホのメモ帳に書いてみたりするけど、
それを言葉だけで完結した作品にしよう、
みたいなことは思ったことがないんですけど、
単歌とか俳句とか苦手だったんですよね。
ずっと苦手意識があって、
わからんなって感覚があったんですけど、
言葉の由来とその影響
安田さんの話とかを読んだり、
安彦さんの漫画とかを通して、
小敷とかの辺のことを知っていくと、
なんかね、単歌とか、
ちょっとおもろいなってなってきてるんですよね。
僕、源氏物語とかもちゃんと読んだことないし、
僕もないですね。
ここにあるけどね。
本持ってきてくれたしね。
今日別にこれの話するっていう、
この本の話をしますじゃなくて、
家にある本棚から適当に引っ張ってきたやつを、
大量に持ってきてるんですけど。
あんまり見たことない本ばっかりやってる。
源氏物語と小敷はわかるけどさ。
多分これ、もう十何冊ありますけど、
多分岩田さんの中で補助線っていうか、
マインドマップがね、
引かれてるんでしょうね、それぞれにね。
ハニクットって何これ。
古代戦、ハニワットか、ハニワット。
これは漫画ですね。
ハニワと道具が戦うというか、
戦うことで払う、清めるみたいな話なんですけど。
面白い。
ハニワットめっちゃおもろいです。
関係ないようである話なんで話すんですけど、
最近ね、自宅の階段の横の壁に本棚を自作して、
作ったんですよ。
木材買ってきて、
もはや置く場所がどんどんなくなってきて。
写真こんな感じなんですけど、階段の。
いいですね、ライティングもちゃんと。
ちゃんと掃除ができる人しかできない。
埃溜まりますね、多分ね。
本棚自作したのは、
シンプルに本棚埋まってきて、
言葉の発展と文化
リアルに積んどくっていう状態になってきたんで、
これは嫌だなと思って、
本を置くスペースを増やさないとだと思って作ったんですけど、
階段横に本棚を作ったのが、
ちょっと自分でも想像していたより良かったのが、
通るんですよね、毎日ね。
通ったら背拍子見えるんですよね。
階段に座って読み始めるみたいな。
時間が過ぎる。
羨ましいな、そういうの。
最近わかったのは、
薄々わかってたけど、
全然通読する必要ない、本は。
小説とかは別かもしれないけど、
とりあえず背拍子見て気になった時に読むっていう内容が一番入ってくるし、
なんなら古事記とか日本書紀とかの辺のことを、
色々調べようと思ったら、
証拠がなさすぎるんで、とにかくこの時代の日本は。
だいたいこういうことなんじゃねえみたいな。
こういうことなんじゃねえは全員違うんですよ、仮説が。
安彦さんの漫画もそうで、
あれは全然スタンダードな仮説でもなんでもなく、
かなり創作的にその辺の古事記の記述とかを繋いで、
こうだったんじゃないみたいなことをやってる。
あれだけを読んで、
日本の2世紀3世紀頃ってこうだったんだよみたいな風に、
考え固めちゃうのは危険というかすごいもったいないっていうので、
とにかく政治思想的に苦手かもみたいな人の本とかも置いといて、
とりあえず比較して読むみたいなことを階段横に置いておくと、
日常的にできる。
言葉の役割と記憶
おもろ。だからそういう苦手な人の背拍子がウインクしてくるのを祀ってるんですね。
とかすごい地図と写真でよくわかる古事記みたいな、
めっちゃ入門書っぽいやつとか。
いやーなんか兵庫県、関西パビリオンの兵庫県館が淡路島かな。
筆を垂らした最初にできたのが淡路島とか言ってて、
一番日本のオリジネーター的なレペゼンでしたね。
日本ができたのは宇宙からだって。
俺らが一番最初は。
堂々と言ってた。
そういうのおもろいなって思います。
見えるのすごいよね。
危機の解釈ですよね。だから一つの。
そうですね。普通に読めばそういうことになりますね。淡路島から。
そういうことを最近は中心的に考えつつ。
おもしろいね。
言葉。だからあれですよね。
日本で言うと言葉で状況が確認できるようになったので、
文献が残っているのは奈良地帯からですよね。
奈良地帯じゃないわ。
多分、例えば漢の和の名の国王の金銀とかは、
あれは中国の皇帝からもらったものなので、厳密には日本のものじゃないし、
日本の漢字とかが残されている現物で言うと、多分若竹の道剣とか。
ああいうのが、それこそ3世紀、4世紀くらい。
4世紀ってことはないか。3世紀くらいかな。なんだと思うんですけどね。
言うても古事記、それで言うとだいぶ新しいんで。
だいぶ新しいですよね。
8世紀とかなんで、最終的に書かれきって。
しかも万葉仮名っていう漢字を日本語に当てて書く書き方で書いてますよね。
平仮名とかがまだない時代です。
あと、倉田氏ラジオで話したことで言うと、
常さんの回の振り返りで、もとおりのりながらの話とかもしてたことがあったんですけど、
もとおりのりながって当時古事記っていうのが全然全く知られてなかったところで、
30年くらいかけて古事記全部翻訳して世に出した人なんですけど。
江戸時代ですかね。
もとおりのりながらのスタンスとしては、ここに書いてあることは全部神聖な言葉やから、
基本的にここに書いてあることは本当というか、っていう立場で古事記を翻訳してるんですけど。
聖典とかバイブルのように扱ってるっていうところかな。
でも言ったように、せいぜい8世紀くらいの結構政治的にはいろいろ固まってる時代に書かれたもので、
政治的な思惑も当然ある。そこで歪んで書かれたことみたいなものとかもおそらくある。
みたいなことは結構戦前は言えなかったんですよね。
それ言っちゃうと普通に捕まっちゃうレベルの。
憲兵が来ちゃいそうですよね。
戦後になってからそういういろんな立場の意見を言われ始めて、みたいなものが。
僕だから今本当にいろんなもの拾い読みしてるだけで、興味が向いてるっていうだけで、何もここで説明できないんですけど。
あれなんですか。歌詞を書くっていうところから、日本語のアリオとかその歴史についての興味が岩田さんが持ってるってことが分かりつつ、
もうちょっと聞きたいなって思うのが、
例えば古墳時代とか、日本の遺跡とかいっぱいあるんですけど、言葉がない時代ですよね。
政治と言葉
言葉というか残ってる文献がない時代というか、5世紀とか6世紀とかって。
そういうところを想像するのに、岩田さんの言葉に対する興味とその辺の世界観をどう、うまく言えないな。
言葉で確認できない世界を、言葉の興味を広げて突っ込んでいくのかっていうのが分からないというか、うまく言えないな。
でもね、昔から歌詞を書くときに、結構昔から注意してたのが、漢語はあまり使わないってことは意識してたんですよ。
漢語?
つまり四字熟語みたいな言葉。
聞きぱつ。
みたいな。
これ別に、だからいいとか悪いとかっていう話ではなく、単純に自分ルールなんですけど、熟語みたいなものってめちゃめちゃ意味がそこに圧縮されてるじゃないですか。
意味が強すぎて、そういう言葉一つ、その単語がポンとそこに彫り込まれてるけど、意味性が強すぎて。
めっちゃわかりますよ。
圧縮ファイルみたいなもんなんで、それがあるとちょっとそこだけ意味がギュッと詰まって、強く感じられてしまって、音楽の方が負けるというか。
だから同じようなことをラッパーとかお笑い芸人の人たちが頑張ってやってることも、同様に僕もすごい興味があるというか。
あそこで漢語というか漢字の四字熟語を言ったら、すごいコンマ何秒とかで伝えたいことが伝わんないじゃないですか。
なので、その交互で発話してやる、その分からせ方って言ったらちょっと押し付けかもしれませんけど、
なんか言葉が浸透するってことをめちゃめちゃ考えてる人たちだなと思ってて、確かになとは思います。
そうだから、よくよく考えたら結構漢語を使わないようにみたいなのを昔から意識してたところに、
安田さんの話を見たら、もっとさらに、いわゆるヤマト言葉とかって言われるものの中の、
ヤマト言葉って名前の通り、ヤマトって朝廷の名前なんで、それよりもっと前の人たちがいた。
絵見誌って本とかもここにありましたけど、そういうとこまで見たいなっていう気持ちです。
面白い。
その言葉ない前ってどうやって記録とかいろいろしてたの?
えっとね、今でも多分あると思うんですけど、
例えば、これショーさんが関わってる学生向けのショーで撮ってた中国人留学生の作品でしたけど、
苗族っていう中国の少数民族の言語を持たない人たちを、
彼らはどういう風にして物を伝達するのかっていうのだと、歌がすごい重要ですみたいな。
歌をゲームにする作品だったんですけど、歌のモチーフを集めたりとかして、
だから忘れられた歌を思い出そうみたいな。
だから文献がないから歌で伝えていくしかない。
歌ってその時点で言葉じゃないの?
言葉だよ。残ってないっていうだけです。
書き文字がないって話?
書き文字がないので、韻とかリズムみたいなものでちゃんと記憶させるために歌になるっていう。
歌の方が覚えやすいからか。
多分あれもそうですよ。インドのアリア人が入ってきた時のベイダっていう、
その口語で伝達して、それをきっちり鉄道鉄道美純情を分からせていくっていうか。
むしろ書くよりも間違いがないみたいな。
そうそう。あれも多分口語の話です。
書いてたらコピーしてる時に文字読みます。
でも頭からずっと歌として歌ったら、なんか違う、この後歌詞違ったぞみたいな。
あれも多分口語というか、発話することで伝わるやつですね。
関西パビリオンで2回目した時にさ、ロシアとかでさ、
どこだっけな。ロシアじゃないか。
やばい、名前忘れちゃった。
ロシア。
ウクライナ。
戦争中に日本に帰れなくなった。
シベリアの翼龍者。
その人たちが。
引き上げたところが京都のマイズルの港だったんですね。
こっそり持ってた紙とか木の皮を剥いで、
墨か何かで筆作って書いてたけど、やっぱり取り上げられちゃうから。
でもたまたま奇跡的に残って持って帰ってきたやつとかもあるんだけど。
結局その時は面白いなって言っちゃう。
なんでそんな徹底的に紙と言葉を奪ったのかっていうのがすごい気になって。
娘がこの映画見たいって言ってテレビ3人で見た。
ニノの映画だね。
ニノの映画のタイトルを覚えてない。
伊予島からの。
伊予島じゃなくて、それこそシベリア翼龍の人の話。
あるんですか、シベリア翼龍。
あれだっけな、せっかくだから思い出したいの。
それちょうど見て、たまたま関西パビリオンでその展示があったから、
まさにそれだというので気になっちゃって。
答え見つけてないんだけど。
ラーゲレより愛を込めてだ。
なんかタイトル聞いたことある。
2022年のやつ。
あんまりネタバレしたらあれだし、あれだしなんだけど。
基本的に衣装みたいなものを残したかったんだけど、家族に。
でもどうしても残せなかったらやっぱり見つかっちゃったりとかして。
衣装は亡くなった人は紙に書いてるんだけど、結局それも全部取り上げられちゃって。
仲間たちが頑張って丸暗記を、この部分は俺がやる。
このページは俺が覚えるって言ってて。
でも最終的に全員そこに生き延びて、家族に時間差で断言的に届けるっていう。
実話を映画にしてるんですか?
歌詞5、タイトル、数字が思い出せないんですけど、
SF映画の小説で、映画にもなってるんですけど、
作家の名前も忘れてた。
歌詞、中華のカニ。
741かな。
トリフォーじゃなくて、
なんか惜しい。
フランス人が書いた映画。
ブラッドベリーだ。作者はレイ・ブラッドベリー。
映画はフランス人。
文章の話なんですけど、
どんどん政府が本を完全に禁止して、
言語と人間の関係
4と1しかあってなかった。
世の中、世界から本がなくなってしまうけど、
人々は本を残したいっていう気はあって、
それを、この人はこの本のこの部分みたいな、
これ一番最後ですけど、
人が本になるみたいな話。
それで語り継ぐようになるみたいな。
それ、字で言ってる感じですね。
そうだね。実際の話だったんだもんね。
その、二の…
二のラゲルより愛を込めてみようが。
もうユーネクストとかアマプラで普通に見れる映画ですね。
最初、本当の話って聞いてみてたけど、
それ本当に自分の話なんだろうなって思ったら、
意外や結構あったっていうか、
みんなが言葉を書き残すことはダメって言われてるから。
あと、敷地律っていうか、
たまたま抑留された人の中では、
ろくに字も読み書きできない人もいるわけなんだよね。
そういう人も頑張って覚える。
そうそう。それも出てくる。
そういう人も出てくるの。
その人は読み書きできないけど、
北海道の田舎で育てて。
亡くなった方に教えてもらって、
その人、亡くなったからロシア語もできたの。
たまたま文学部かなんかで。
満鉄の職員とかやってた人ですね。
通訳としてはすごい、最初重宝されるんだけど、
何年いたんだっけ、結局全部で。
15年くらいですか。戦後。
戦後。
そこまでいたらさすがにロシア語みんな覚えろやってちょっと思っちゃったんだけど。
普通にさ、収容所の人が使うロシア語なんてたくさん知れてるんじゃないの。
そう、でもさすがに毎日同じこと言われてたらさ、どういう意味か分かるでしょ。
抑留で15年?
多分15年言い過ぎかな、10年くらいかな。
11年か。
どっちにしても3年以上いたら覚えるじゃんか。
でも覚えさせないようにしてた可能性はありますね。
そうだよね、それはあると思う。
それ覚えちゃうといろいろ都合が悪いじゃないですか。
こっちの状況ばれちゃうし。
モンモンにさせといた方がいいですよね。
通訳一人でいいみたいになってたから超補佐してたんだけど、
結局その彼の元上司的な人がロシア語を覚えちゃうんだよね。
だいたい真ん中にいる人って重宝されるから、いろんな条件とかも飲まなきゃいけなくなるけど、
結局2人になったらお前使いもんなんないからって言ってボコボコにされるんですけど、
というところも含め、結局言葉ができるっていうことって、
なんだかんだ変な政治的なこともやるから書いたり読んだりしちゃダメよっていうことだったのかなっていう。
文化と文学の影響
倉田足ラジオ、物と人との関係について毎回言ってますけど、
物と言葉について、人と言葉の関係についてしゃべる回ですね。
ということで40分ちょうど。
今日はちゃんとこのくらいの時間で収めましょう。
ちょっと来週もここから引き継いで話したいんですけど、
今もうちょっと話足りないなというか、この辺さらっておきたいなと思っているのが、
もう一つ僕結構今刺激を受けているのが、
米津玄師と藤井和ですよね。
わかんないです。もうちょっと聞きたい。
というところまでにしとこう。
時間予告ですね。
というわけで来週も火曜日の0時に配信しますので、
Spotifyなどでフォローして聞きください。
ハッシュタグはCONCRAで絡んでくださいませ。
フォームもあります。
うちはつんどくの本こんな風に保管してますっていうアイディアあったら教えてください。
というわけで来週もお願いします。
ありがとうございました。
46:21

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