1. オッタントットのカウンターラジオ
  2. #42 食べ放題・バイキングにつ..
2025-12-18 36:48

#42 食べ放題・バイキングについて思う事色々あるわ〜

spotify youtube

Xでのめいさんのポストからテーマ頂きました!

①飲食業界の裏側

②消費者に思う事

③ビジネス的な潮流

3つの視点からお話ししています。


オッタントットのカウンターラジオ


この番組は福岡県糟屋郡篠栗町(かすやぐんささぐりまち)にあるオッタントットというビストロのオーナーシェフkojiが、カウンター越しに常連さんと会話している気分で話すラジオです!

お店のメニューや使っている食材、懇意にしている農家さんの話しなどライトな話題でお店を紹介しています!この番組を聴いてワインや洋食に興味を持ってもらえたら嬉しいです!

Xでの感想ポストは

#オッタントットのカウンターラジオ

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サマリー

このエピソードでは、ホテルバイキングに関する意見が述べられ、飲食業界の裏側や消費者の視点からの思いが探求されています。また、料理の質やホテル業界における課題についても触れられています。食べ放題やバイキングの魅力について、消費者が求める量と満足度の関係が考察されています。さらに、食材の質と飲食業界のビジネスモデルがどのように影響しあっているかが議論されています。食べ放題というビジネスモデルには、持続可能性やフードロスの問題があるとされています。消費者が求める満足度と企業のビジネス戦略の見直しが必要とされています。

ホテルバイキングの話題
オッタントットのカウンターラジオ〜。
はい、どうもお疲れ様です。福岡県香世谷郡笹栗町というところで、
オッタントットというビストロをいただいておりますKojiです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
この番組はビストロ・オッタントットで起こっているあれこれをゆるりとお話しする番組です。
ということでですね、始まってきましたけども、
今回はですね、ちょっとXのポストでですね、きっかけいただきまして、
その件についてお話ししていこうかなという風に思ってるんですけども、
ちょっとワイン片手にね、やらせてもらおうかなという風に思ってますけども、
きっかけになったポストはですね、メイさんという方のポストだったんですけども、
ちょっと読みましょうかね。
テレビでホテルバイキングの特集やってるけど、
ホテルバイキングの特集は一度にたくさん食べられないので、
いっても美味しいもの食べられなさすぎて、
残念ばかり積み重なりそうななぁと思ってしまう。
メニュー豊富すぎませんか。すごいなぁ。
3軒はしごして食べ続けてるけど、
皆さん消化機能すごいんだろうなということで、
テレビでホテルバイキングの特集をやっていたっていうことのポストだったんですよね。
これについてちょっとね、いろいろ思うことあるなということで、
返信という形でね、ポストさせてもらったんですけども、
そうするとですね、意外とその話聞きたいなという声をですね、
数人の方からいただきましたので、
ちょっと喋ってみようかということで、
今回取り上げてみようかなというふうになっております。
ということでですね、今日はですね、
ホテルだけには限らないんですけども、
食べ放題というものについてですね、
お話ししていこうかなというふうに思っています。
飲食業界の裏側
これってですね、いくつかの視点で話ができるなというふうに思ってるんですよね。
ざっくり分けると3つかなと思って、
1つはですね、飲食業界の裏側というか、
僕の知る限りというか、聞いた話も含まれますけども、
飲食業界ってこんな風になってるんですよねっていうところと、
2つ目はですね、消費者さんに対しての思いというか、
僕もね、1本店を出れば消費者なので、
消費者がどう考えたらいいのかなっていうところの問いかけのようなもの、
それを視点。
3つ目はですね、これは飲食に限らないか、
ビジネス的な時代感というかですね、
これからどういう時代になっていくのかみたいな、
そういう話ができるのかなというふうに思っています。
ということで今日はこの3つの視点でね、
食べ放題というものについてちょっとお話ししていけたらいいかなというふうに思っております。
まずはですね、1つ目、飲食業界の裏側からの視点というか、
飲食業界の裏側ってこんな感じになってますよっていうことをですね、
言って怒られないかなと思いながら、
ちょっと話してみようかなというふうに思っています。
ちなみにですね、今日ちょっとホテルとかの話になるかなって思うんですが、
僕自身はですね、ホテルで働いたことはありません。
僕はホテル未経験ですね。
僕は未経験ですけど、やっぱりね知り合いの先輩とかに、
ホテル経験者というか、ホテルで働いてたよっていう人が
結構いるんですよね。何人かいて。
そういう人たちからいろんな話を聞いたんですけども、
その人たちから聞いた話を統合して、
ざっくりこんな感じですよっていうことをこれから話していきますね。
立場とかもいろいろなので、
一概には言えないということは正直あると思いますし、
僕の先輩たちなので、そんなめっちゃ年離れてるわけでもないですけどね。
10歳以内に収まっているような年の差の先輩の人たちの話なので、
時代感でいうと20年前とか、
それぐらいの感じになるかもしれないので、
今はだいぶね、もしかしたら変わっているかもしれませんが、
基本的にはそこまで大きな変化はないだろうという想定で
お話ししていきたいと思います。
先輩の中に数人ホテル経験者がいるんですが、
その中でもやっぱり料理長だったりとか、
中には総料理長だったりとか、
そういう料理の中で、料理人の中でのトップですよね。
そういう料理長とかの経験者の方も何人かいて、
そういう人たちから話を聞いたりしてきました、今までね。
そういう人たちの仕事って、
僕らがイメージするようなめちゃくちゃクリエイティブな料理を作るとか、
そっちじゃないんですよ、実は。
そっちじゃなくて、わりとパソコンとにらめっこしているというか、
数字の計算だったりとか、シフトとかもそうなのかな。
実はそういう事務作業の方が多いというお話でしたね。
これはやっぱりホテルっていう業態、独特なものというか、
普通のレストランだったら、料理長、シェフって言ったら、
本当にそのお店の顔、そのお店の料理の顔みたいな立場になると思うんですよ。
ホテルももちろんそうだと思うんですが、
経営母体みたいな感じで考えると、
ホテルの中の一部門なんですよね、料理って。
だから料理長とはいえ、やっぱり上の、もっと上の経営側の方からはですね、
ちょっとコストかかりすぎなんじゃないのとか、
もっと売上あげなさいよとか、全然利益増えてないじゃないのとか、
もっと出しなさいよみたいなことをやっぱり言われるわけですよね。
昨年から客数減ってんじゃないのとかってね、
そういうことをいろいろ言われるわけですよ。
そうなるとやっぱりね、料理云々というよりかは、
どうやってコストを下げようかとか、どうやって利益を増やしていこうかとか、
やっぱりそういうふうに、そっちの方に頭を使わないといけない、
時間を使わないといけないような状況になってしまうんですよね。
なのでこうなるとやっぱりね、
料理に関するクリエイティブみたいなところはかなり制限されてしまうんですよね。
来るお客さんの数も多いわけですよね。キャパが広いというか。
うちみたいな小さな飲食店とは全然違っていて、
数十人とか数百人とかを騒がないといけないような状態になってくるので、
料理は既製品とかも結構使いますよね、もちろん。
そうなるとスタッフたちも割々クリエイティブを発揮したいみたいな感じでね、
すごいバリバリキャリーを積んで僕も独立するんだとか、
料理長になるんだとかいう思いを持ったスタッフたちだったとしてもですね、
どうしても営業中とかすごく作業的な仕事になってくるんですよね。
ピークの時なんかはすごく忙しかったりとかもするし、
もちろんその前の準備段階、仕込みの段階でもやっぱり大変だと思うし。
今はどうかちょっとわかんないですけどね、
昔だったら本当によく例えとして言ってましたけどね、
もっと奴隷みたいな感じだっていうことで、
朝一番早く来て若手はね、夜は一番最後に帰るみたいな、
もう本当に過酷な作業環境の中なんですよね。
なのでなかなか若手が定着していかないというか、
どんどん辞めていってしまうみたいな、
そういう状況もホテルとしてはどうしてもあるんですよね。
これは結構僕のイメージでもあるんですが、
割と多分ね、実際もそうだろうと思うんですけど、
長寿学校を卒業してくる子とかが多いと思うんですよね。
長寿学校ってある程度技術も多少は学ぶでしょうし、
どちらかというと衛生管理の方であったり、
職員編衛生だったりね、
あとは料理の歴史とかも勉強するのかな、分からないですけど、
そういったことを勉強しつつですね、
割と料理人の綺麗な部分っていうのを目指して学んでいるんですよね、もちろん。
過酷な部分とかってあんまり見ないんですよ。
もちろん夢を持ってやっているとは思うんですけども、
実際にお店とかホテルとかに入って研修期間みたいなのもあると思うんですよ。
僕が昔働いていたお店でも受け入れたりしていたので、
そういうふうに現場に入って研修みたいな時期もあるんですけど、
やっぱりそこでも時間の制限とかもあるし、
そんな調子学校から研修に来た子にめちゃくちゃ厳しく接するみたいなところってあんまりないと思うんですよね。
もしそういう人いたら多分受け入れてないと思うんですよ、邪魔だから。
なのでそこでも割と可愛がられは大げさですけど、
こんな感じだよって優しく接してもらえる、
その程度の経験をして、もちろんバイトしている子もいるでしょうからね、
アルバイトである程度現場感みたいなのはわかるかもしれないですが、
実際働いてみるとちょっと違ったりするんですよね。
そこで思い描いていた料理人像とちょっと違うなということで、
辞めていくみたいな子がやっぱり多いのかなというふうに思いますね。
実際僕も調子学校出た子たちと何人か一緒に仕事してきましたけど、
結構な確率で、結構な確率は大げさかな、言い過ぎかもしれないですけど、結構逃げますね。
ある日急に来ないとかね、やっぱりありました。
ありましたし、すごい舐めている子が多かったような印象はありますね。
もちろんちゃんとやっている子もいますよ、いるので、
そこは本当に一概に言えないところではありますが、
調子学校出て2,3年経った子に、他の同級生たちはどうしてるのって聞いたら、
やっぱり半分以上は飲食を辞めて他のことをやっているみたいな話ではありましたね。
割合的にもそのくらいじゃないかなとは思うんですけどね。
ちょっと話それましたけど、そんな感じで結構そんなことはありましたね。
若手っていうのは流出してしまうというか、スタッフも固定化してしまったりとかして、
固定化するとなかなかポジションの移動みたいなのがなくてですね、
日々同じことの繰り返しみたいなルーティンみたいになってきて、
やっぱりモチベーションがちょっと上がってこないみたいなこともあると。
そういう働く環境としてもあんまり良くないというか、
この辺がホテルっていうビジネスモデルの課題でもあるかもしれないですよね。
消費者の期待と現実
消費者さん、お客さんからすると、やっぱりホテルの料理は一流のものが出てくると。
ちゃんとしたものが出てくるってイメージを持っていらっしゃる方は多いですよね。
そういう人たちにとっては、ホテルの料理は一流のものが出てくる。
ちゃんとしたものが出てくるってイメージを持っていらっしゃる方多いかなと思うんですよ。
これって多分ね、年配の方に多いかなと、より多いのかなというふうに思います。
今の若い人たちがどう考えているのかはちょっと分からないですけども、
やっぱり年配の方とかはホテル振興というか、ホテルは一流だという思いがあると思いますし、
当然昔はそうだったと思うんですが、今、料理の面に関してはね、
他のことはちょっと分かりませんが、料理の面に関するとそれはちょっと幻想かなというふうに僕は思っています。
ホテル出身の先輩とかを何人か知っているので、あんまりこういうことを言いたくはないですし、
しかもディスっているわけでもないんですね。難しい言葉を選びながらというか難しいところでもあるんですが、
ホテルの料理が一流かというと今はそうではないと僕は感じています。
もちろん内装だったり、ホテルの内装だったり、調度品だったり、カトラリーとかとってみてもそうかもしれないし、
サービスだったり雰囲気だったりとか、そういうところは確かに一流というか、
僕みたいな個人店には用意できないぐらいのものを用意しているかもしれません。
実際そうですよね。何しろホテルって雰囲気はすごくいいですよね。
ホテル来たなってちょっとドキドキするというか、高揚感というか、やっぱり特別感はすごくあるかなって思うんですよ。
ただその料理に関して言うとですね、結構既製品も使っているし、要はその何だろうな、
手間をかけるとかいうよりかは効率よく出すとかの方が多分重視されているんじゃないかなって思うんですよね。
効率っていうのは時間的なものだったり手間だったりとかもあるし、コスト面での効率もあると思うんですよ。
これは考え方としてはわかるんですけど、例えば1万円のコースだったら前菜とかにはもうコストかけずに、
メインにドーンとコストかけようみたいなこともあるでしょうし、
食べ放題の裏側
だからすごくケチってるとかそういう話でもないとは思うんですが、
どうしても大量に調理するとかそういうことを考えると衛生面も含めてですけどね、
既製品に頼らざるを得ないみたいなところはどうしてもあるんだろうなと思います。
既製品もまあまあそんな変な味とかしないんですよね。
まあまあ美味しかったりするので、多分一般の方が食べてもわからないんじゃないかなというふうに思います。
僕はですね、昔働いてたお店で連れて行ってもらったんですが、
業者さんの食材の展示会みたいなのがあるんですよね。
あれ確か夏ぐらいにやってたと思うんですけど、おせち用の食材ですよね。
おせち用の食材の展示会みたいなのがあるんですけど、
よくおせちに入ってるあのメニューやらこのメニューはですね、既製品でかなりたくさんあるんですよね。
こんなもんあんなもん全部既製品なんだなって思った記憶がありますね。
本当に驚くべきことにですね、オムレツあるじゃないですか。
オムレツの中割ったらトロッと卵が出てくるみたいな。
あれも実は既製品であるんですよね。
こんなん聞いたらもう何が手作りなのかわかんないみたいになってくると思うんですけどね。
そんな感じなんですよね、ホテルどうしても。
やっぱりね、その辺考えるとクリエイティブっていう面とはちょっと程遠いものにあると思いますし、
今回話している内容についてはですね、
オムレツの中割ったらトロッと卵が出てくるみたいな。
こんなもんあんなもん全部既製品なんだなって思った記憶がありますね。
やっぱりね、その辺考えるとクリエイティブっていう面とはちょっと程遠いものにあると思いますし、
今回話している内容からすると特にバイキングですよね。
バイキングなんかだと既製品のラッシュですよね。
とにかく大量調理になりますので、パフォーマンスでね、
よくコックさんがオムレツはその場で焼いてるとか、
なんかそういうのは見かけますが、
それはパフォーマンスですよね。
ちゃんとやってますって感を出してるだけで。
出てきてるものはそんな大したものは出てきていなかったりしますね。
デザートなんか特にそうだと思いますよ。ほぼ既製品じゃないですかね。
冷凍のケーキとかも美味しいですからね。
僕は美味しいとあんまり感じないですが。
そんな感じでですね、バイキングっていうのはですね、
飲食業界の裏側をこうやって見ているものとしてはですね、
そんなに良いものではない。
たとえホテルであってもそんなに良いものではないなという風に
僕は感じています。実はね。
皆さんもほら、結婚式とかね、ホテル行った時とかに
料理でそんなにめっちゃ美味しいみたいな感動したことない。
そんな感じでですね、バイキングっていうのはですね、
めっちゃ美味しいみたいな感動したことない。
そういう経験ないですかね、とかね。
あそこ行ったけどあんまり美味しくなかったよね、とかね。
そういうこと結構あるかなと思うんですけども、
そういうものなんですよね。
僕の視観もちょっと入っているので間違いには言いませんけど。
そういう飲食業界の裏側っていうのはそういう風になっています。
消費者の視点
2つ目の視点なんです。
消費者に対しての思いみたいなものもあるんですよね。
これメディアが悪いとも取れるんですけども、
そもそもそんなにたくさん食べたいですか?
そもそもそんなにたくさん食べたいですか?
これまず疑問なんですよ。
そんなに食べたいですか?と。
それだったら全然いいんですが、
僕個人的には知ってもらうと、
そんなにたくさんは食べたくないんですよ。
若い時はいいんですけども、
僕もやっぱり44に近いですからね。
そうなるとやっぱり消化に負担がかかるなとか思うと、
あんまりたくさん食べたくはないんですよ。
食べたくても普通にお腹いっぱいになるしですね。
だから食べ放題って本当にお得っていうところを
一回考えてほしいなというふうに思います。
太りやすくないですか?40過ぎたらね。
安いからといって、
必要以上のカロリーを摂取して、
それって本当にお得なんでしょうか?と。
お金と食べる量で考えたらお得なのかもしれないですが、
カロリーめっちゃ摂取してさ、
翌日ちょっと抑えたいなと思ったのに、
知り合い、例えば会社の上司に
ちょっとうなぎ食べに行かない?とか言われて、
あーうなぎかーみたいな、
昨日食べ過ぎたしなーとかって考えるとかさ、
ちょっと嫌じゃない?
例え下手じゃない?
例え下手だなってごめんなさい。
必要以上のカロリーを摂取することって別にね、
それ自体って別にお得じゃないじゃないですか。
イコールお得とはならないですよね。
やっぱりそれよりかは、
うなぎを食べる?こっちの方が満足度っていう意味でもね、
高いんじゃないかなっていうふうに思うんですよ。
安いからっていってたくさん食べて、
お腹いっぱいでふーっていう満足度と、
うなぎって言っちゃったけども、
ちょっと高いかもしれないが、
うなぎを食べてですね、
一口食べたくないくらいに思いながらも、
でも美味しいもの食べたっていう時のその満足感と、
どっちが満足度高いですかっていう話なんですよね。
僕だったら美味しいものを適量食べるっていう方が、
満足度も高いですよね。
で、罪悪感は低いですよね。
これはすごく健全だなっていうふうに思いますよ。
僕はですね、
週1回くらいは買い出しに車で回ることがあるんですよね。
ランチのない日にね。
買い出し回ってる途中にですね、
どっかでお昼ご飯を食べるっていうのを
楽しみにしていたりするんですよ。
マダムがどっかで探して見つけてきたお店とかっていう
たまに新規開拓とかもするんですけども、
なんていうかですね、
行ってみて美味しかった美味しくなかったかとは
また別の軸でですね、
なんか食べた後の満腹感がすごいとか、
シンプルに量が多くて食べきれないとか、
そういうお店はですね、リピート率低いですね。
もういいかなって思っちゃうんですよね。
だからそんなにお腹いっぱいにしたくないんですよ。
要はランチ食べて、
お腹いっぱいになるのは嫌なんですよね。
そこまで食べたくはないんですよ。
太りたくないとかもあるけど、
普通にその満腹感が苦しいんですよね。
ハーフサイズというか、
例えば僕が沖縄そばよく食べに行くんですけども、
ここ本当に美味しくていいんですよ。
ただ麺がですね、半分と普通と2倍とか選べるんですよね。
なんならこのハーフみたいなものを積極的に選んだりしますね。
とか言いながら、
ちなみに沖縄そば屋さんでは僕は普通を食べちゃうんですよ。
これはお腹いっぱいになるなとは分かってるけど、
それでも食べたいって思える美味しさなので、
食べてるとかありますね。
カレーとかもご飯少なめにしたりとかありますよね。
それは糖質控えてるとかそういうのもあるんですけど、
それより何より、
満腹感に嫌気をさせているというか、
そこを求めてないなというか、
味の方、そっちの満足度を求めているようなところがありますね。
なので同じ価格だったら、
適量美味しいものを食べるとかの方がいいと思いますし、
たとえ安くてもですね、
必要以上に食べる意味って何でしょうかと、
そこはやっぱり問いたいところではあります。
僕らの時代って、
僕が子供の頃からそうだと思うんですけど、
結構食べ物ってもう余ってましたよね。
僕の父親の若い頃とか子供の頃とかって、
親父が言うにはですね、
やっぱり食べるものが満足にはなかったと。
満足にないからその辺になってる牡蠣を取ったりとか、
芋掘って食べたりとかしてたらしいんですよね。
そういう時代だったらね、
たくさん食べないといけないとか、
生きるためにたくさん食べるみたいなのはわかるんですよ。
それはまあ必要かなって思うんです。
でも僕らって現代ってもう余ってるじゃないですか。
フードロスがとか言われてる時代なので、
この間もちょっとフードロスの話しましたけど、
要は食べ物余ってるんですよね。
今の若い子とかもそうだけど、
そんなに量を食べないですよね。
そういう時代感とかもあると思うんですけども、
必要以上に食べる意味ってじゃあ今ありますかって言うと、
ないと思うんですよ。
でもね、美味しいから食べちゃうとかわかんなくはないんですけどね。
ただその食べ放題とか言ってね、
あれもこれもって欲張って食べるとかがちょっと違うんじゃなかろうかと、
若干思っているということですね。
だから僕が消費者に対してちょっと考えてほしいなっていうのは、
そういうところですよね。
たくさん食べる意味ありますかっていうところですね。
ビジネスの限界
3つ目の視点、ビジネス的な時代感みたいなところなんですけど、
要は大量生産、大量消費っていうのの限界というか、
これが正解だっていうのはもう幻想なのかなっていうふうに思っていますね。
大量生産、大量消費っていうのはですね、
人口ボーナス期というか、
人口がバーンと増えていっている時にはそれでいいんですよね。
人口が増えていっている時にはそれでいいんですよね。
人口が増えていっている時にはそれでいいんですよ。
それが正解だったんですよね。
たくさん作って安く売ればたくさん消費されて、
それでどんどん回っていくと。それで経済成長していくと。
そういう形だったので、人口が爆増している時とかはそれで良かったんですよね。
今って人口減っているんですよね。
減っているし、これから先も減っていくんですよ。
これはもう決まっていることなので、統計上ですね。
急に人って増えないので、この先も人口は減っていきます。
そんな中にたくさん物を作ったってもうたくさん売れないわけですよね。
たくさん作るとたくさん余っちゃうっていうことになるということなんですよ。
この先はですね、そもそも作る人が減るっていうことも出てきますね。
大量に作りたいと思っても大量に作ることができないみたいなことも
あちこちで多分起きていることだと思います。
製造業なんかそうかもしれないですね。
食べ放題というものに関して言うと、
シンプルに人口が減っている時期ですよ。
そうするとお客さんが減るっていうことだから、つまり売り上げが減りますよ。
売り上げ減るからどうするっていう話になってきて、
いっぱい準備しても余っちゃうから仕込み減らそうかと。
今まで100色用意してた分を80色にしようかと。
そうやって仕込みを減らそうかと。
そういうふうになると。
そうやっていくと、100色売って成り立つような計算をしていたのに
20色しか売れなくなった。
そうなると利益がその20色分減っちゃうっていうことになるんですよね。
そうなるとバランス的に固定費の負担が大きいなと。
家賃だったりとか人件費とかもそうですよね。
そっちの負担がちょっとでかいぞと。
そっち減らさないといけないよねということで、
人件費減らす?もしくは食材費減らす?っていう話になるわけですよね。
人件費減らすとスタッフのモチベーション下がってスタッフ辞めちゃうとかがあります。
食材費を減らすっていうことは要は食材のクオリティを落とすとかいう話になってきますよね。
ってなるとやっぱりもうそもそもお店のクオリティが下がってしまうと。
ってなるとますますお客さんは離れていくよと。
そしたらだいたい食べ放題のお店とかってたくさんお客さん入れてどんどん回すっていうビジネスモデルなので、
お店の規模的にも結構大きめの店舗を借りてるはずなんですよね。
食べ放題のビジネスモデルの課題
じゃあその大規模な店舗をこのまま維持できますかと。
だんだん維持できなくなってくるんですよね。
そうすると撤退とかいう話になってくる。
つまりもう大量生産大量消費。
この場合でいうと食べ放題っていうビジネスモデルですね。
これ回らないビジネスモデルだと思うんですよね。
もちろん上手にやったら回るかもしれない。
とにかく人口が減ったとしてもお客さんを入れ続ければ回るわけですからね。
強いところは回せるかもしれないんですが、
基本的にはちょっと無理ゲーになってくるようなビジネスモデルだと僕は思っています。
なので会社というか企業としても
このビジネスモデルっていうのをもう考え直さないといけないような時期にはなっている。
もうすでになってると思うんですよね。
何年も前からこれやばいよねってなってると思うんですけども、
未だにメディアを見るとですね、
ここはもう安くてお得ですみたいな情報がすごく多いし、
それって一般の消費者さんが求めてる情報だとは思うんですよ。
だとは思うんですが、メディアにしてもそうだし、やってる企業もそうだし、
そこってもうあんまり未来ないっていうのを認めて
ちょっと方向転換した方がいいんじゃないかなと
個人的には思っているというところですね。
あとフードロスの問題なんかもありますから、
食べ放題って多分恐ろしくフードロス出てると思うんですよね。
結構やっちゃう人多いと思うんですけど、
食べきれない量を取って結局残しちゃうみたいな。
そういうことないですかね。
とかそういう人を見たことないですか。
多分あると思うんですけども、
あれ全部フードロスになってしまうということなので、
倫理的にもこれどうなんだということは思ってしまうなと思います。
いろいろ話してきましたけども、
要は食べ放題っていうものの裏側を見ると、
そもそもあんまり良い料理っていうのは出てこないよということと、
あとはそもそもそんな食べ放題というものがあっても
そういうことと、あとはそもそもそんなにたくさん食べたいですかと、
必要以上に食べる意味ってありますかっていうのも
消費者側には問いたい部分がありますし、
あとビジネス的にもね、
もうちょっとそのビジネス無理じゃないですかっていうことも思っているしと、
そういうことをいろいろ思ったよっていうお話でございました。
新しいコミュニティの形成
この銘さんのXのポストに他の方がつけているコメントで、
同じお金出すんだったら寿司とかうなぎ食べたいですとかって言っててですね、
銘さんも同じようなことを考えましたっていう感じで言ってたんですが、
もうまさにそれなんですよね。
僕が言いたいのもそこですね。
たくさん食べるとかよりかは、
美味しいものを満足いく程度の量で食べた方が満足となる。
高くないですかっていうことをね、
今日はお話ししたかったということでした。
最後にちょっとお知らせさせてください。
最近ちょくちょく言っておりますが、
Roomというサービスが始まっておりまして、
こちらでね、ゆるむ部屋という、
おったんととのカウンターラジオの部屋みたいなものをですね、
作っております。
これちょっと解説した回もあるんですけど、
ちょっとね、まだ誤解されているところもあるなと思うので、
また簡単にお話したいんですけど、
コミュニティと言いながらなんだろうな、
コミュニティなんですよね。
おったんととのカウンターラジオの部室みたいな感じで、
そこに入ってきて、
カウンターラジオの話じゃなくてもいいんですけど、
リスナー同士でお話ししましょうよっていう場所がRoomなんですね。
有料のメンバーシップなんかもあるんですが、
それは一部の機能でしかありません。
だからお金が発生するっていうのは、
本当にRoomの中の一部の機能なので、
全然無料で皆さんで楽しむことっていうのは全然できますので、
まずはですね、
ちょっと入ってきてみていただきたいなというふうに思っています。
まず入らないとわからないと思うんですよね。
僕もなかなか説明下手なので。
最初にお金の話をしてしまったものなので、
お金に関して拒否反応を示すみたいな人も中にはいると思うんですよ。
僕も周りにそういう人いるので、
そういう人もいるなというふうに思っているんですよ。
お金が先走っちゃってないかなというふうに思ったので、
一旦ここでまた言わせてもらっているんですが、
本当に別にお金を払わないといけないわけではなくてですね、
ダントッドのカウンターラジオのリスナーさんたちが
ワイワイできる場所ということで用意したということになっていますので、
本当にあまり警戒せずですね、
一旦気軽に入ってもらいたいと思います。
なかなかメンバーさんが増えていきませんので、
人が入ってこないことには盛り上げにかけるというかですね、
チャットも全然シーンとしていますし、
僕は投稿を少しずつは増やしていっているんですけども、
もうちょっとワイワイしたいなというふうに思っているので、
もしよかったら概要欄にリンクを貼っていますので、
そこから皆さんにお問い合わせください。
そしてオリジナルビールのユルムですね。
地味に売れておりますが、
ベースで買えますので、こちらもリンク貼っております。
宜しくお願いします。
在庫がある分になるのでね、
後々買えなかったということにならないようにね、
早めに年末の準備にもよろしくお願いします。
それでは、ありがとうございました。
今日はその辺にしておこうかなというふうに思っております。
ということで、今回のおったんとっとのカウンターラジオいかがだったでしょうか。
珍しくXからきっかけいただきまして、
そういうテーマでお話しさせてもらいました。
番組への感想お便りは、
Xでハッシュタグおかん、ひらがなのお、カタカナのかんでおかんですね。
こちらでポストするか、番組概要欄のメールフォームからどしどしお送りください。
ここまでのお相手はおったんとっと店主の麹でした。
それではまたお会いしましょう。
バイバイ。
36:48

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