その中でもですね、食品ロス、今ではフードロスとか言ったりしますね。
その食品ロスというものと、あとは食料自給率とかね、
そういったキーワードもあったんですけども、
その辺がちょっと思うことがあったというか考えることがあったので、
そのことについてですね、今回と次回にも別れるかな、
もしかしたらもう1回くらいいくかもしれないですけども、
その食品ロスについて、そして食料自給率というものについて、
それとそれを知った上で、僕らに何ができるんだろうかということと、
3回くらいに分けて話ができたらいいかなというふうに思います。
そしてですね、今回は食品ロスの話でしょうかなというふうに思っているんですが、
食品ロスっていうのは一体何なんだというところからですね、
ちょっと説明していきたいかなと思うんですけども、
食品ロスっていうのはですね、本来食べられる食品を廃棄することというふうになっております。
この辺は農林水産省のホームページを見て調べたんでですね、
気になった方は改めて見てもらうといいかなというふうに思うんですけども、
実はですね、この食品ロスというものですね、
もっと広く見るとですね、
食品廃棄物というものがあるんですね。
この食品廃棄物等というのはですね、
これは全ての食品の中での廃棄物ということですね。
これは何があるかというとですね、
食品加工をする上で原料、いわゆる量が減ること、
脱水したりとか乾燥させたりとかが代表的な例ですかね。
だったりとかそういったもので廃棄する分とか、
あとは有価物、価値のあるものという有価物という言い方しますが、
例えば大豆ミール、これは油を絞った後の大豆の絞りカスみたいなとかね、
あとはフスマって言われる小麦とかの肺がですよね、皮の部分。
こういったものが他に使い道はあるんですが、
これも一応含めた上での食品廃棄物というものがあるんですね。
その上でそういったものを除いて、
実際食べるものとして作られたものを廃棄したものが食品ロスということで。
だからちょっとややこしい、早速ややこしくなったので申し訳ないんですけども、
まず食品廃棄物等というものがありまして、
その中の食品ロスという括りになっているということですね。
令和5年度のデータが出ているんですけども、
食品廃棄物等というものが1年間、令和5年度で1426万トンという数字が出ております。
その中の食品ロスが464万トンということですね。
つまり本来食べられる食品であったものの中で、
年間で464万トン捨てているということになります。
すごいですね。
これはすごい量だなと思うんですけど、
あんまピンとこないですよね。
ピンとこないと思うんで、
じゃあ1人どれくらい捨てているんだよということなんですけど、
国民1人当たり、1年間で37キロ捨てているということになります。
これが1日に換算すると、1日に102グラムですね。
こうなってくるとちょっと心当たり出てきませんか。
人によるとは思いますけどね。
1日に102グラム、だいたいおにぎり1個分とか、
贅沢だけど焼肉屋さんでいうとだいたいお肉1人前分とか、
そういうイメージかな。
それぐらいを要は毎日捨てている、
それぐらいの数字になっているんですね。
どういった形で捨てられているかというと、
要は売れ残りとか、
事業者だったらね、販売しているところだったら売れ残りだったり、
あとは企画外であるとか、
返品されたとか、
あとは食べ残しですね、一番多いやすいのは。
こういう原因で捨てられているということですね。
この食品ロスの464万トンという数字なんですが、
この食品ロスも実は2つ分類が分けられています。
これが事業系食品ロスというのと家庭系食品ロスですね。
その字の通り、事業系というのは要は会社関係ですね。
僕らは外食産業というのも含めて会社関係が捨てているもの、
そして家庭で捨てられているものというふうに分けられているんですが、
この内訳が事業系食品ロスで231万トン、
そして家庭系食品ロスで233万トンということで、
家庭で捨てられている分の方が2万トン多いということになっております。
なんとなくイメージ的には事業系の方が多いと思いませんでしたか?
思ったでしょ?
実は家庭で捨てられている方が多いというふうに出ているんですね。
この事業系食品ロスの中でもですね、
また細かく分類が4つに分けられていて、
要は業態というかどういう業種で捨てられているかみたいなことの分類なんですけど、
1つ目が食品製造業ですね。いわゆるメーカーというやつですね。
そして2つ目が食品卸売業ということで、間に入る業者さんですよね。
3つ目が食品小売業。これがいわゆるコンビニだったりスーパーだったりそういったところですね。
4つ目が外食産業ということで、我々飲食店ということになりますね。
これでも内訳が出ているんですが、
食品製造業、メーカーさんが108万トン、
そして食品卸売業が9万トン。少ないんですね。
当然そうかなと思います。
そして食品小売業、これが48万トン。
そして我らが外食産業は66万トンということで、
半分ぐらいは食品製造業、メーカーが廃棄しているということになるんですけども、
例えば野菜だったら野菜のヘタだったり皮だったり、
そういった分も含まれているのではないかとは思うんですけどね。
食品卸売業というのは結局仕入れて販売するということで流しているので、
あんまりここでよっぽどじゃない限りロスは出ないんじゃないかなと思うんですけど、
年間9万トン出ているということですね。
小売業なんかもスーパーコンビニさんイメージするとわかるかもしれませんが、
やっぱり賞味期限みたいなものがあると期限切れになると販売できないとかね、
そういったことはたくさんあると思うので、なかなか想像には耐えすぎるものかなと思いますね。
そして外食産業、我々は完全に食べ残しとかが多いかなと思いますね。
この辺をどう感じるかというのは人にもよるかなというふうに思いますが、
この数字自体をどうやって出しているんだって気になる方いると思います。
僕も実際どうやっているのって気になったんですけど、
これが事業系の食品ロスと家庭系食品ロスで、
管轄している象徴が違うということでややこしいんですよね。
事業系食品ロスというのは農水省が担当しておりまして、
食品リサイクル法というのがあるんですね。
この食品リサイクル法にのっとって、
例えばメーカーだったりとか、
食品ロスっていうのを多く出している業者さんっていうのは、
農水省に報告が義務付けられているらしいんですね。
だからどのくらいなのかな、月一なのか年間なのか知りませんけども、
大体今回これぐらいのものを廃棄しましたよっていうのを報告しているんですね。定期報告。
その報告を受けた分と、あとはアンケートというふうに書かれてましたね。
アンケートに対しての答えから農水省が試算した分があると。
家庭系の食品ロスに関しては、環境省が市区町村にアンケートを取っているということですね。
お宅らの自治体ではどうなんだい、何本ほど食品が捨てられてるんだいということなんですけど、
ゴミを多く、要は余分に出してるわけですよね。
食べれるものを食べりゃいいのに捨ててしまっているという状況なので、
処分するのにコストがかかっているっていうことですよね。
今ゴミ処理場の話しましたが、ここのスタッフさんの人件費みたいなのもコストですから、
そういったものがかかっているとか、あとは燃やすわけですよね、燃えるゴミなので。
そうなるとCO2が出て環境に負荷がかかるよとかそういった視点もあるでしょう。
やっぱりね我々日本人特にそうかなと思うんですが、
ご飯を残すということに対してすごく抵抗があるというか、
昔ね忍たまらん太郎というアニメ、今でもあってんのか。
学食の食堂のおばちゃんが、お残しは許しまへんでっていつも怒ってるんですけど、
あれってやっぱ各家庭で行われてることだよなって思って、
僕もやっぱ残すなとは言われてたなと、そういう記憶あるんですけどね。
やっぱりご飯を残してはいけないっていう倫理観みたいなものが、
日本人って根付いてるのかなって、他の国がどうなるかってあんまり知らないんですけど、
日本人は特にそういう倫理観根付いてますよね。
世界中で多分今言われていることっていうか、
世界中って言っていい?ちょっとおかしいか。
SDGsの中にいろいろ組み込まれているものの中の一つでもあるかなというふうに思うんですが、
倫理観なんですよねやっぱり。そこが大きいかなというふうに思います。
僕はその飲食店をやっている身なので、
この食品ロス、特に食べ残しですね。
ここは結構すごく敏感に感じるものもありますし、
あとはどうしても仕入れたはいいが、
ちょっと暇な日が続いてしまって、使わずに捨ててしまうみたいな、
腐れてしまうとか劣化してしまうとかいろいろ原因はあるんですけどね。
そういったこともあんまりないんですけどね。
さすがにあんまりないけども、やっぱり多少はあるということなんですよね。
それもすごく自分で捨てながら嫌だなというふうに思うんですが、
やっぱりどうしても僕らの場合は出てしまうんですね。
予想が外れるみたいなことがあるんで。
その辺をちょっと考えることがいろいろあるなというふうに思ったんですよね。
この食べ残しに関しては、
おったんとっとで言うと非常に少ないほうだなと思います。
特に印象としては夜は本当に少ないなというふうに思います。
ただランチの場合は結構気になることがあるな。
例えばハンバーグでもお肉は食べたが野菜は残しているとかやっぱりありますし、
サラダでも刃物の野菜は食べてるけども、
人参のラペだったりとかひよこ豆のフムスだったりとか、
そういったものだけ残しているみたいなものを見られますしね。
あとご飯を残すっていう方も結構いらっしゃるかなというふうに思いますね。
年配の方も多いんで、単純に量が多かったとかはあるのかもしれないんですが、
やっぱり気にしてくださる方だと、最初に注文のときに、
ご飯は半分でいいからとか言ってくれるとか、
あとは実際持ってきた時点で、見た時点で、
こんなにいらない、ちょっと半分ぐらいに減らしてくれるって言ったりとか、
お年寄りはそういった方も結構多かったりはするんですけど、
言えない方もいらっしゃるのかなと思いますが、
ご飯が残ってくることも結構あるのかなと思いますね。
あとはパスタとかもね、ソースの具になってる分っていうのが結構残っているとかってあるかな。
麺は食べたものの具材になっているものがちょっと残ってるなとか気になったりとか、
あとはシンプルにトマトソースのパスタとか言っても、
ソースが残っていたりとかっていうのはあって、
それも立派な食品ロスなんですよね。
だからソースが余った時用にフォカッチャーをサービスしていたりとかもするんですけど、
そのソースをパンでぬぐうということに対しても、
抵抗がある方もいらっしゃるのかなと思うし、
なんか行儀が悪いと思う方ももしかしたらいるのかもしれないし、
そういう習慣がないのでわからないというか、
パンはパンで食べてしまって、
ソースが余ってもしょうがないよねみたいな感じなのかもしれないし、
それはわかりませんけども、
やっぱり何らかこういろんな形で食品のロスというのはですね、
結構出てしまっているなという印象はあるんですよね。
また自分で食材、お客さんに出したものではなくて、
食材として仕入れたものの中で、
どうしても使い切れずに捨ててしまうみたいなことっていうのは、
ほぼないなとは思うんですが、
あるとしたらでも何かな、
ほとんどのもの、特にお肉、お魚に関しては使い回しができるというか、
例えばカルパッチョ用に仕入れていたお魚、生魚、鮮魚ですね。
これは生食できないようになる前、もちろんなる前なんですけども、
火を入れるとかね、パスタソースに加工してしまうとか、
あとはしばらく使う予定がないとかだったら冷凍してしまうとか、
いろいろやれるので、そういう中で、
お肉、お魚がロスになることっていうのは正直ほぼないんじゃないかなと。
それはもう食べ残しがほぼかなというふうに思いますね。
ただね、野菜が一番難しくて、冷凍ができない場合があるというか、
加熱すれば大体できるんですが、
結構その事業系の食品ロスが多いんじゃないかと思ったんですが、
意外と家庭で捨てられている方が多いという結果が出ていると。
まあ試算ですけどね。
その食品ロスというのが1人に換算したらどうなのかというと、
年間で37キロ、それをまた1日に換算すると1日102グラム、
おにぎり1個分だったりとかそれぐらいを1人毎日捨て続けているという状況であるということなんですよね。
なんかつい最近話題になっていたみたいで、
僕ちょっとリアルタイムでは追えなくて、
後でちょっと気になったんで調べてみたところなんですけど、
マクドナルドさんですね、マクドナルドのハッピーセットで、
ポケモンのカードか何かだったんですかね、そのおもちゃが。
それを求めて、店売屋みたいな人たち、特に外国人が多かったみたいなことも書いてありましたけどね、
大量に注文して、おもちゃだけを抜き取って、
実際のハンバーガーとか食べれる部分はそのまま放置しているとか捨てていっているとか、
そういったことがあったということなんですけども、
こういうことがあるとやっぱり、処分コストだとか環境負荷だとかそういったことよりも、
何よりも倫理観なのかなというふうに思いますよね。
絶対あってはいけないことだなと思うし、
これに関してはマクドナルド側も何らか対処をした方がいいんじゃないかなとも思いますし、
非常に難しい問題ですけどね。
何かそのものを店売するということ自体、僕はあんまり否定的ではないタイプというか、
受給がマッチしていれば、欲しい人がその金額に納得するのであれば、
売り買いが成立するというのは当たり前のことかなというふうにも思っているので、
別にいいんじゃないというところなんですが、
こういうことになってくると、悪い部分がすごく出てしまってますよね。
資本主義社会というか、非常に良くない部分が如実に出てしまっていて、
あとはここは倫理観に任せるしかないんじゃないかと思っていて、
そういうことがあって、店売されているそのおもちゃを、
あなたは高額で買いますかというところですね。
そういうのでいいんだ。
そもそも子供向けに作られているハッピーセットなので、
子供からおもちゃを奪っているような状況ですよね。
そしてそれを高額で転売しているみたいな。
その状況っていいんだっけっていうのを、
もうちょっと疑問に思ってもらっているというかですね。
売れなければそういうことは起こらないわけですから。
売れると思っているからやっぱりそういうことをするわけで。
だからこれはもう、
消費者が考えるべきことっていうのもたくさんあるなと思うし、
もちろん事業者側も販売する側もいろいろ考えることはあると思うんですよ。
今回の転売の話にしてもね、
マクドナルドも対応する必要はあると思うし、
例えば、分かんないよ。
メルカリなのか何か分かんないですけど、
マクドナルドに関しては、
マクドナルドに関しては、
例えば、分かんないよ。
もちろんその転売やなんかはね、
そういうふうにぐだにするような食べ物を無駄にするようなことまでして、
転売するべきではないと思うし、
ほかにもいろんな国の手術や、
そういうふうに、
消費者側は知らないとか、
私だけでなく、
どのくらいの規模でこういうのが適用されているのか分かると思う。
それに対して、
して旋回するべきではないと思うし なんかねもうちょっといろいろ考えていきたいなぁなんて本当
思いましたよね まあいいやとりあえず今回は食品ロスについてちょっとね